JPH07105116B2 - 記録媒体の再生装置 - Google Patents
記録媒体の再生装置Info
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- JPH07105116B2 JPH07105116B2 JP1259427A JP25942789A JPH07105116B2 JP H07105116 B2 JPH07105116 B2 JP H07105116B2 JP 1259427 A JP1259427 A JP 1259427A JP 25942789 A JP25942789 A JP 25942789A JP H07105116 B2 JPH07105116 B2 JP H07105116B2
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Description
【発明の詳細な説明】 概要 読取素子からの出力を比較回路でレベル弁別して2値信
号に再現するにあたつて、比較回路の出力の時間平均値
のレベルを変化し、弁別レベルとして該比較回路に入力
する。これによつて読取素子からの出力の2値信号への
対応の非対称性を補正する。
号に再現するにあたつて、比較回路の出力の時間平均値
のレベルを変化し、弁別レベルとして該比較回路に入力
する。これによつて読取素子からの出力の2値信号への
対応の非対称性を補正する。
また読取素子からの出力の包絡線検波を行い、前記包絡
線の振幅が小さくなつたときには、前記弁別レベルを小
さくする。これによつて、記録媒体への塵の付着や振動
等による短時間の読取りレベル変動に対しても、比較回
路の弁別レベルを追従させ、前記補正の精度をさらに向
上する。
線の振幅が小さくなつたときには、前記弁別レベルを小
さくする。これによつて、記録媒体への塵の付着や振動
等による短時間の読取りレベル変動に対しても、比較回
路の弁別レベルを追従させ、前記補正の精度をさらに向
上する。
産業上の利用分野 本発明は、コンパクトデイスクなどの記録媒体の再生装
置に関し、さらに詳しくは、いわゆるアシンメトリコン
トロールに関する。
置に関し、さらに詳しくは、いわゆるアシンメトリコン
トロールに関する。
従来の技術 第4図は、典型的な従来技術のコンパクトデイスクプレ
ーヤ1の電気的構成を示すブロツク図である。光学ピツ
クアツプ2の発光ダイオード3から放射されたレーザ光
は、コンパクトデイスク4の記録面で反射されて、光学
ピツクアツプ2のフオトダイオード5で受光される。フ
オトダイオード5の出力は、増幅回路6から、コンデン
サ7と抵抗8とで構成されるハイパスフイルタ9を介し
て、比較回路10の非反転入力端子に入力される。
ーヤ1の電気的構成を示すブロツク図である。光学ピツ
クアツプ2の発光ダイオード3から放射されたレーザ光
は、コンパクトデイスク4の記録面で反射されて、光学
ピツクアツプ2のフオトダイオード5で受光される。フ
オトダイオード5の出力は、増幅回路6から、コンデン
サ7と抵抗8とで構成されるハイパスフイルタ9を介し
て、比較回路10の非反転入力端子に入力される。
比較回路10でデジタル信号に復元された読取信号は、デ
ジタル/アナログ変換回路11でアナログ音響信号に変換
されて、出力端子tL,tRに導出される。比較回路10から
の出力はまた、バツフア12を介して、オートアシンメト
リコントロール回路13に入力される。
ジタル/アナログ変換回路11でアナログ音響信号に変換
されて、出力端子tL,tRに導出される。比較回路10から
の出力はまた、バツフア12を介して、オートアシンメト
リコントロール回路13に入力される。
オートアシンメトリコントロール回路13は、抵抗14とコ
ンデンサ15とから成るローパスフイルタ16と、増幅回路
17とで構成されており、前記バツフア12からの出力はロ
ーパスフイルタ16を介して増幅回路17に与えられ、こう
して比較回路10の出力の時間平均値が求められる。この
増幅回路17からの出力は、閾値として前記比較回路10の
反転入力端子に入力される。
ンデンサ15とから成るローパスフイルタ16と、増幅回路
17とで構成されており、前記バツフア12からの出力はロ
ーパスフイルタ16を介して増幅回路17に与えられ、こう
して比較回路10の出力の時間平均値が求められる。この
増幅回路17からの出力は、閾値として前記比較回路10の
反転入力端子に入力される。
一般に、コンパクトデイスク4に記録される記録信号
は、第5図(1)で示されるように、パルス幅W1と、パ
ルス間隔W2との時間平均値が等しくなるように作成され
ている。すなわち、アシンメトリが零となるように作成
されている。したがつてこの記録信号を、光学ピツクア
ツプ2によつてそのままアシンメトリ零で読取つた場合
には、第5図(2)で示される出力を得ることができ、
比較回路10からは第5図(3)で示される原信号と等し
い出力波形を得ることができる。
は、第5図(1)で示されるように、パルス幅W1と、パ
ルス間隔W2との時間平均値が等しくなるように作成され
ている。すなわち、アシンメトリが零となるように作成
されている。したがつてこの記録信号を、光学ピツクア
ツプ2によつてそのままアシンメトリ零で読取つた場合
には、第5図(2)で示される出力を得ることができ、
比較回路10からは第5図(3)で示される原信号と等し
い出力波形を得ることができる。
しかしながら、コンパクトデイスク4の成型時の誤差や
光学ピツクアツプ2の読取り誤差などによつて、光学ピ
ツクアツプ2からの出力にはアシンメトリが生じてしま
い、比較回路10からの出力は第5図(5)で示されるよ
うになる。
光学ピツクアツプ2の読取り誤差などによつて、光学ピ
ツクアツプ2からの出力にはアシンメトリが生じてしま
い、比較回路10からの出力は第5図(5)で示されるよ
うになる。
この第5図(5)で示される出力から明らかなように、
アシンメトリがあるときには、再生出力波形は原波形と
は異なつたものとなつてしまう。このため、オートアシ
ンメトリコントロール回路13は、比較回路10からの出力
のハイレベルとローレベルとの時間平均値に基づいて、
比較回路10に与える基準電圧を、第5図(4)において
参照符1で示される値から、参照符l2で示される値に
変換する。これによつて、比較回路10からの出力は第5
図(3)で示されるように、前記原波形とほぼ一致した
ものとなる。
アシンメトリがあるときには、再生出力波形は原波形と
は異なつたものとなつてしまう。このため、オートアシ
ンメトリコントロール回路13は、比較回路10からの出力
のハイレベルとローレベルとの時間平均値に基づいて、
比較回路10に与える基準電圧を、第5図(4)において
参照符1で示される値から、参照符l2で示される値に
変換する。これによつて、比較回路10からの出力は第5
図(3)で示されるように、前記原波形とほぼ一致した
ものとなる。
発明が解決しようとする課題 しかしながらオートアシンメトリコントロール回路13
は、比較回路10の出力を、数10〜数100msecの比較的長
時間の平均に基づいて閾値を変化するため、アシンメト
リがあるときには、振動やコンパクトデイスク4の表面
の汚れなどによる数100μsec〜数msecの短い周期のレベ
ル変動に追従できない。
は、比較回路10の出力を、数10〜数100msecの比較的長
時間の平均に基づいて閾値を変化するため、アシンメト
リがあるときには、振動やコンパクトデイスク4の表面
の汚れなどによる数100μsec〜数msecの短い周期のレベ
ル変動に追従できない。
すなわち、アシンメトリが零であるときには、第6図
(1)において参照符号l3で示される読取信号の包絡線
に対して、閾値は参照符l4で示されるように包絡線波形
のレベルの中央値に設定されるため、ハイパスフイルタ
9で直流成分を除去するだけで、閾値は第6図(2)で
示されるように、参照符l5で示される包絡線のレベルの
中央位置である零となり、レベル変動に追従することが
できる。
(1)において参照符号l3で示される読取信号の包絡線
に対して、閾値は参照符l4で示されるように包絡線波形
のレベルの中央値に設定されるため、ハイパスフイルタ
9で直流成分を除去するだけで、閾値は第6図(2)で
示されるように、参照符l5で示される包絡線のレベルの
中央位置である零となり、レベル変動に追従することが
できる。
これに対して、アシンメトリが零でないときには、第7
図(1)において参照符l7で示される包絡線に対して、
閾値は参照符l8で示されるように前記中央値とは異なる
レベルに設定される。したがつて、直流成分を除去する
と第7図(2)で示されるようになり、参照符l9で示さ
れる包絡線に対し、閾値が参照符10で示されるように
包絡線波形と交差してしまうな場合が生じる。こうし
て、前記第5図(5)で示されるようなパルス幅歪みが
発生し、読取誤差が生じてしまう。
図(1)において参照符l7で示される包絡線に対して、
閾値は参照符l8で示されるように前記中央値とは異なる
レベルに設定される。したがつて、直流成分を除去する
と第7図(2)で示されるようになり、参照符l9で示さ
れる包絡線に対し、閾値が参照符10で示されるように
包絡線波形と交差してしまうな場合が生じる。こうし
て、前記第5図(5)で示されるようなパルス幅歪みが
発生し、読取誤差が生じてしまう。
本発明の目的は、短時間の読取レベル変動に対しても、
読取素子で読取つた記録媒体の情報の2値信号への対応
の非対称性を確実に補正し、読取誤差を低減することが
できる記録媒体の再生装置を提供することである。
読取素子で読取つた記録媒体の情報の2値信号への対応
の非対称性を確実に補正し、読取誤差を低減することが
できる記録媒体の再生装置を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、記録媒体の記録内容を読取る読取素子と、 前記読取素子の出力の直流成分を除去するハイパスフイ
ルタと、 一対の入力端子を有し、一方の入力端子に前記ハイパス
フイルタの出力が与えられ、他方の入力端子に与えられ
る弁別レベルとの差に対応した2値信号を導出する比較
回路と、 比較回路の出力の時間平均値を得るための時定数回路
と、 時定数回路の出力のレベルを変化して、比較回路の前記
他方の入力端子に弁別レベルとして出力する弁別レベル
変化回路と、 前記読取素子の出力の包絡線検波を行う検波回路と、 検波回路の出力に応答し、前記包絡線の振幅が小さくな
つたとき、前記弁別レベル変化回路から出力される弁別
レベルを小さくする減衰回路とを含むことを特徴とする
記録媒体の発生装置である。
ルタと、 一対の入力端子を有し、一方の入力端子に前記ハイパス
フイルタの出力が与えられ、他方の入力端子に与えられ
る弁別レベルとの差に対応した2値信号を導出する比較
回路と、 比較回路の出力の時間平均値を得るための時定数回路
と、 時定数回路の出力のレベルを変化して、比較回路の前記
他方の入力端子に弁別レベルとして出力する弁別レベル
変化回路と、 前記読取素子の出力の包絡線検波を行う検波回路と、 検波回路の出力に応答し、前記包絡線の振幅が小さくな
つたとき、前記弁別レベル変化回路から出力される弁別
レベルを小さくする減衰回路とを含むことを特徴とする
記録媒体の発生装置である。
作用 本発明に従えば、記録媒体の記録内容は読取素子によつ
て読取られ、該読取素子からの読取信号は、ハイパスフ
イルタで直流成分が除去された後、比較回路の一方の入
力端子に与えられる。この比較回路の他方の入力端子に
は、時定数回路から導出される該比較回路の出力の時間
平均値に対応したレベルを有する出力が、弁別レベル変
化回路で変化された後、弁別レベルとして入力される。
て読取られ、該読取素子からの読取信号は、ハイパスフ
イルタで直流成分が除去された後、比較回路の一方の入
力端子に与えられる。この比較回路の他方の入力端子に
は、時定数回路から導出される該比較回路の出力の時間
平均値に対応したレベルを有する出力が、弁別レベル変
化回路で変化された後、弁別レベルとして入力される。
一方、前記読取信号はまた検波回路に与えられており、
この検波回路で包絡線検波される。また前記弁別レベル
変化回路からの出力は、減衰回路を介して前記比較回路
の他方の入力端子に与えられており、減衰回路は前記検
波回路からの出力に応答し、包絡線の振幅が小さくなつ
たときに前記弁別レベルを小さくする。
この検波回路で包絡線検波される。また前記弁別レベル
変化回路からの出力は、減衰回路を介して前記比較回路
の他方の入力端子に与えられており、減衰回路は前記検
波回路からの出力に応答し、包絡線の振幅が小さくなつ
たときに前記弁別レベルを小さくする。
したがつて、読取素子からの読取信号の2値信号への対
応の非対称性を補正するにあたつて、読取素子からの信
号レベルの比較的長時間のレベル変動は、弁別レベル変
化回路による弁別レベルの変化で補正され、また振動や
記録媒体への汚れの付着などによる比較的短時間の信号
レベルの低下は、低減回路による弁別レベルの減衰によ
つて補正される。
応の非対称性を補正するにあたつて、読取素子からの信
号レベルの比較的長時間のレベル変動は、弁別レベル変
化回路による弁別レベルの変化で補正され、また振動や
記録媒体への汚れの付着などによる比較的短時間の信号
レベルの低下は、低減回路による弁別レベルの減衰によ
つて補正される。
実施例 第1図は、本発明の一実施例のコンパクトデイスクプレ
ーヤ21の電気的構成を示すブロツク図である。光学ピツ
クアツプ22の発光ダイオード23から放射されたレーザ光
は、コンパクトデイスク24の記録面で反射されて、読取
素子である光学ピツクアツプ22のフオトダイオード25で
受光される。フオトダイオード25からの出力は、増幅回
路26から、コンデンサ27を抵抗28とで構成されるハイパ
スフイルタ29を介して、比較回路30の非反転入力端子に
入力される。
ーヤ21の電気的構成を示すブロツク図である。光学ピツ
クアツプ22の発光ダイオード23から放射されたレーザ光
は、コンパクトデイスク24の記録面で反射されて、読取
素子である光学ピツクアツプ22のフオトダイオード25で
受光される。フオトダイオード25からの出力は、増幅回
路26から、コンデンサ27を抵抗28とで構成されるハイパ
スフイルタ29を介して、比較回路30の非反転入力端子に
入力される。
比較回路30でデジタル信号に復元された読取信号は、デ
ジタル/アナログ変換回路31でアナログ音響信号に変換
されて、出力端子TL,TRに導出される。比較回路30から
の出力はまた、バツフア32を介して、弁別レベル変換回
路であるオートアシンメトリコントロール回路33に入力
される。
ジタル/アナログ変換回路31でアナログ音響信号に変換
されて、出力端子TL,TRに導出される。比較回路30から
の出力はまた、バツフア32を介して、弁別レベル変換回
路であるオートアシンメトリコントロール回路33に入力
される。
オートアシンメトリコントロール回路33は、抵抗34とコ
ンデンサ35とから成り、時定数回路であるローパスフイ
ルタ36と、増幅回路37とで構成されている。前記バツフ
ア32からの出力は、ローパスフイルタ36を介して増幅回
路37に与えられ、こうして比較回路30の出力の時間平均
値が求められる。この増幅回路37からの出力は、弁別レ
ベルである閾値として、減衰回路であるゲイン可変回路
38を介して、前記比較回路30の反転入力端子に入力され
る。これによつて、読取信号の振幅に対応した閾値が設
定され、アシンメトリが零となるように補正が行われ
る。
ンデンサ35とから成り、時定数回路であるローパスフイ
ルタ36と、増幅回路37とで構成されている。前記バツフ
ア32からの出力は、ローパスフイルタ36を介して増幅回
路37に与えられ、こうして比較回路30の出力の時間平均
値が求められる。この増幅回路37からの出力は、弁別レ
ベルである閾値として、減衰回路であるゲイン可変回路
38を介して、前記比較回路30の反転入力端子に入力され
る。これによつて、読取信号の振幅に対応した閾値が設
定され、アシンメトリが零となるように補正が行われ
る。
増幅回路26の出力はまた、検波回路41に入力される。こ
の検波回路41は、上側検波部42と、下側検波部43と、減
衰回路44とを含んで構成される。
の検波回路41は、上側検波部42と、下側検波部43と、減
衰回路44とを含んで構成される。
上側検波部42は、ダイオード42aと、抵抗42bと、コンデ
ンサ42cとから成り、前記増幅回路26の出力の正極側の
包絡線検波を行い、減算回路44の非反転入力端子に入力
する。
ンサ42cとから成り、前記増幅回路26の出力の正極側の
包絡線検波を行い、減算回路44の非反転入力端子に入力
する。
また下側検波部43は、前記ダイオード42aとは逆極性に
接続されるダイオード43aと、抵抗43bと、コンデンサ43
cとから成り、増幅回路26の出力の負極側の包絡線検波
を行い、減算回路44の反転入力端子に入力する。
接続されるダイオード43aと、抵抗43bと、コンデンサ43
cとから成り、増幅回路26の出力の負極側の包絡線検波
を行い、減算回路44の反転入力端子に入力する。
減算回路44の減算結果は、ゲイン制御信号として、前記
ゲイン可変回路38に与えられる。ゲイン可変回路38は、
前記ゲイン制御信号に基づいて、オートアシンメトリコ
ントロール回路33からの出力に、最大値が1である減衰
率を乗算し、こうして前記閾値のレベルが変化される。
ゲイン可変回路38に与えられる。ゲイン可変回路38は、
前記ゲイン制御信号に基づいて、オートアシンメトリコ
ントロール回路33からの出力に、最大値が1である減衰
率を乗算し、こうして前記閾値のレベルが変化される。
上述のように構成されたコンパクトデイスクプレーヤ21
において、増幅回路26を介するフオトダイオード25から
の読取信号には、第2図(1)において参照符51で示さ
れるようなコンパクトデイスク24の汚れによる急激な落
込みや、参照符52で示される該コンパクトデイスクプレ
ーヤ21の振動などによるレベル変動が生じることがあ
る。この読取信号は、ハイパスフイルタ29で直流成分が
除去され、したがつて第2図(2)で示されるようにな
り、比較回路30の非反転入力端子に入力される。
において、増幅回路26を介するフオトダイオード25から
の読取信号には、第2図(1)において参照符51で示さ
れるようなコンパクトデイスク24の汚れによる急激な落
込みや、参照符52で示される該コンパクトデイスクプレ
ーヤ21の振動などによるレベル変動が生じることがあ
る。この読取信号は、ハイパスフイルタ29で直流成分が
除去され、したがつて第2図(2)で示されるようにな
り、比較回路30の非反転入力端子に入力される。
一方、前記増幅回路26からの出力は、検波回路41の上側
検波部42で包絡線検波され、減算回路44の非反転入力端
子には第2図(3)で示される信号が入力され、またこ
の減算回路44の反転入力端子には、下側検波部43で包絡
線検波された第2図(4)で示される信号が入力され
る。
検波部42で包絡線検波され、減算回路44の非反転入力端
子には第2図(3)で示される信号が入力され、またこ
の減算回路44の反転入力端子には、下側検波部43で包絡
線検波された第2図(4)で示される信号が入力され
る。
したがつて減算回路44からは、第2図(5)で示される
ゲイン制御信号が導出される。これによつて、オートア
シンメトリコントロール回路33からの出力に対して、増
幅回路26からの出力に落込みが検出されないときには1
のゲインが乗算され、落込みが検出されたときにはその
落込み量に対応した減衰率が乗算されて、比較回路30の
閾値が変化される。
ゲイン制御信号が導出される。これによつて、オートア
シンメトリコントロール回路33からの出力に対して、増
幅回路26からの出力に落込みが検出されないときには1
のゲインが乗算され、落込みが検出されたときにはその
落込み量に対応した減衰率が乗算されて、比較回路30の
閾値が変化される。
したがつて、オートアシンメトコントロール回路33によ
る追従が不可能な短時間のレベル変動に対しても、第2
図(1)において参照符11で示され、また第2図
(2)において参照符12で示されるフオトダイオード
25の読取信号の包絡線波形に対して、第2図(1)にお
いて参照符l3で示され、また第2図(2)において参照
符14で示されるような正しい閾値を設定することがで
き、パルス幅歪みの発生を抑えて、コンパクトデイスク
24に記録されている情報の読取誤差を低減することがで
きる。
る追従が不可能な短時間のレベル変動に対しても、第2
図(1)において参照符11で示され、また第2図
(2)において参照符12で示されるフオトダイオード
25の読取信号の包絡線波形に対して、第2図(1)にお
いて参照符l3で示され、また第2図(2)において参照
符14で示されるような正しい閾値を設定することがで
き、パルス幅歪みの発生を抑えて、コンパクトデイスク
24に記録されている情報の読取誤差を低減することがで
きる。
第3図は本発明の他の実施例のコンパクトデイスクプレ
ーヤ61の電気的構成を示すブロツク図であり、この実施
例は前述の実施例に類似し、対応する部分には同一の参
照符を付す。この実施例では、検波回路62にはハイパス
フイルタ29からの出力が入力されており、したがつて該
検波回路62は、上側検波部63と、バツフア64とから構成
されており、構成が簡略化されている。
ーヤ61の電気的構成を示すブロツク図であり、この実施
例は前述の実施例に類似し、対応する部分には同一の参
照符を付す。この実施例では、検波回路62にはハイパス
フイルタ29からの出力が入力されており、したがつて該
検波回路62は、上側検波部63と、バツフア64とから構成
されており、構成が簡略化されている。
なお上述の実施例では、オートアシンメトリコントロー
ル回路33からの出力をゲイン可変回路38で減衰するよう
にしたけれども、本発明の他の実施例として、検波回路
41、62からの出力に基づいて、オートアシンメトリコン
トロール回路33内の増幅回路37のゲインを変化するよう
にして、このゲイン可変回路38を削除するようにしても
よい。また本発明は、コンパクトデイスクに限らず、ビ
デオデイスクや磁気デイスクに用いられてもよい。
ル回路33からの出力をゲイン可変回路38で減衰するよう
にしたけれども、本発明の他の実施例として、検波回路
41、62からの出力に基づいて、オートアシンメトリコン
トロール回路33内の増幅回路37のゲインを変化するよう
にして、このゲイン可変回路38を削除するようにしても
よい。また本発明は、コンパクトデイスクに限らず、ビ
デオデイスクや磁気デイスクに用いられてもよい。
発明の効果 以上のように本発明によれば、読取素子からの出力を比
較回路でレベル弁別して2値信号に再現するにあたつ
て、比較回路の出力の時間平均値のレベルを変化して弁
別レベルとして該比較回路に入力し、また読取素子から
の出力の包絡線検波を行い、前記包絡線の振幅が小さく
なつたときには、前記弁別レベルを小さくするようにし
たので、記録媒体への塵の付着や振動等による短時間の
読取りレベル変動に対しても、比較回路の弁別レベルを
追従させ、読取素子からの出力の2値信号への対応の非
対称性を確実に補正し、読取誤差を低減することができ
る。
較回路でレベル弁別して2値信号に再現するにあたつ
て、比較回路の出力の時間平均値のレベルを変化して弁
別レベルとして該比較回路に入力し、また読取素子から
の出力の包絡線検波を行い、前記包絡線の振幅が小さく
なつたときには、前記弁別レベルを小さくするようにし
たので、記録媒体への塵の付着や振動等による短時間の
読取りレベル変動に対しても、比較回路の弁別レベルを
追従させ、読取素子からの出力の2値信号への対応の非
対称性を確実に補正し、読取誤差を低減することができ
る。
第1図は本発明の一実施例のコンパクトデイスクプレー
ヤ21の電気的構成を示すブロツク図、第2図はアシンメ
トリコントロール動作を説明するための波形図、第3図
は本発明の他の実施例のコンパクトデイスクプレーヤ61
の電気的構成を示すブロツク図、第4図は従来技術のコ
ンパクトデイスクプレーヤ1のブロツク図、第5図〜第
7図は従来技術のアシンメトリコントロール動作を説明
するための波形図である。 21,61……コンパクトデイスクプレーヤ、22……光学ピ
ツクアツプ、25……フオトダイオード、29……ハイパス
フイルタ、30……比較回路、33……オートアシンメトリ
コントロール回路、38……ゲイン可変回路、41,62……
検波回路
ヤ21の電気的構成を示すブロツク図、第2図はアシンメ
トリコントロール動作を説明するための波形図、第3図
は本発明の他の実施例のコンパクトデイスクプレーヤ61
の電気的構成を示すブロツク図、第4図は従来技術のコ
ンパクトデイスクプレーヤ1のブロツク図、第5図〜第
7図は従来技術のアシンメトリコントロール動作を説明
するための波形図である。 21,61……コンパクトデイスクプレーヤ、22……光学ピ
ツクアツプ、25……フオトダイオード、29……ハイパス
フイルタ、30……比較回路、33……オートアシンメトリ
コントロール回路、38……ゲイン可変回路、41,62……
検波回路
Claims (1)
- 【請求項1】記録媒体の記録内容を読取る読取素子と、 前記読取素子の出力の直流成分を除去するハイパスフイ
ルタと、 一対の入力端子を有し、一方の入力端子に前記ハイパス
フイルタの出力が与えられ、他方の入力端子に与えられ
る弁別レベルとの差に対応した2値信号を導出する比較
回路と、 比較回路の出力の時間平均値を得るための時定数回路
と、 時定数回路の出力のレベルを変化して、比較回路の前記
他方の入力端子に弁別レベルとして出力する弁別レベル
変化回路と、 前記読取素子の出力の包絡線検波を行う検波回路と、 検波回路の出力に応答し、前記包絡線の振幅が小さくな
つたとき、前記弁別レベル変化回路から出力される弁別
レベルを小さくする減衰回路とを含むことを特徴とする
記録媒体の再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1259427A JPH07105116B2 (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | 記録媒体の再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1259427A JPH07105116B2 (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | 記録媒体の再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03120673A JPH03120673A (ja) | 1991-05-22 |
JPH07105116B2 true JPH07105116B2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=17333947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1259427A Expired - Fee Related JPH07105116B2 (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | 記録媒体の再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07105116B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5894468A (en) * | 1994-05-06 | 1999-04-13 | Discovision Associates | Data recovery with differentiation and partial integration stages to eliminate noises and DC offset level |
US5790495A (en) | 1994-05-06 | 1998-08-04 | Discovision Associates | Data generator assembly for retrieving stored data by comparing threshold signal with preprocessed signal having DC component |
JP2016007337A (ja) * | 2014-06-24 | 2016-01-18 | ローム株式会社 | 脈波センサ |
-
1989
- 1989-10-03 JP JP1259427A patent/JPH07105116B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03120673A (ja) | 1991-05-22 |
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |