JP2574217Y2 - 電動操作による断路装置 - Google Patents

電動操作による断路装置

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JP2574217Y2 JP1992008060U JP806092U JP2574217Y2 JP 2574217 Y2 JP2574217 Y2 JP 2574217Y2 JP 1992008060 U JP1992008060 U JP 1992008060U JP 806092 U JP806092 U JP 806092U JP 2574217 Y2 JP2574217 Y2 JP 2574217Y2
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和博 内田
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電動操作による断路装
置に関し特に手動ハンドル操作用の鎖錠回路を備えた電
力用の断路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガス絶縁開閉装置に使用される電力用断
路装置の操作方式には電動操作方式と電動ばね操作方式
がある。
【0003】電動操作方式は、図4に示すように、モー
タMにより歯車列1を介して駆動用ねじ2を回転させ、
これに螺合している駆動用ナット3を移行させ、この両
側のローラフォロア31に駆動伝達用レバー5の一対の
爪51,52を係合させて、駆動用レバー5の軸9に連
結されているSF6ガス室中の操作レバー11を回転さ
せ、リンク12を介して断路器DSの可動コンタクト1
3を図の左右に移動させて、投入又は開極する。なお、
図中14,15は固定コンタクト、19はストッパー、
21は仕切壁を示している。
【0004】投入又は開極の操作は、モータMの正転又
は逆転運転制御することで行われるが、この種の操作機
構には手動によっても投入又は開極できるように手動操
作機構が備えられている。手動操作は手動ハンドル22
を歯車列1の中間の歯車の軸に嵌合固定して、この手動
ハンドル22を手動で回転して駆動歯車2を回転させて
行うが、手動操作は断路器が完全に投入又は開極してい
るときにのみ可能となるように鎖錠装置を備えている。
23はその鎖錠装置で、上記の条件が整ったとき可動杆
24を引込め、整わないときは突出して手動ハンドル2
2の鍔22aが当接して手動ハンドル22の先端が中間
歯車に係合できないか、または引き抜きができないよう
に構成されている。LSC,LSDはリミットスイッチ
で、後述する鎖錠装置23の動作を制御する鎖錠用のリ
ミットスイッチLS1,LS2とモータMをオン・オフ制
御するモータ制御用のリミットスイッチLS3,LS4
ら成る。
【0005】図5は鎖錠装置23の制御回路で、鎖錠用
リミットスイッチLS1又はLS2のいずれか閉成してい
るときに手動ハンドル鎖錠用コイル89LKが動作し、
図4の鎖錠装置23を励磁して可動杆24を引込めて手
動ハンドル22が中間歯車への挿入、離脱が可能とな
る。
【0006】図6は、モータMの制御回路で、操作回路
(A)とモータ駆動回路(B)から成り、同図において
リミットスイッチLS3は断路器の閉路位置完了用、ま
たLS4は開路完了用のリミットスイッチを示す。図6
において89Cは閉路用電磁接触器で、a接点89Ca
1,89Ca2およびb接点89Cb1,89Cb2を有
し、また89Dは開路用電磁接触器で、a接点89Da
1,89Da2およびb接点89Db1,89Db2を有す
る。89MはモータMの電機子巻線、89MFは界磁巻
線を示し、MCCBはモータ保護用配線遮断器を示して
いる。
【0007】次に図7のタイムチャートに基づいて動作
を説明すると、断路器が開極の状態では、図7に示すよ
うにリミットスイッチLS3が閉成された状態になって
いるので、端子Cに投入指令信号を与えると、閉路用電
磁接触器89Cが付勢されて動作し、そのa接点89C
1を閉じて自己保持回路を形成し、同時に89Ca2
閉じてモータMの電機子巻線89M、界磁巻線89MF
に電流を流し、モータMを回転させ、図4の断路器の可
動コンタクト13を移動させる。可動コンタクト13は
図7(b)のように、移動し、その途中において(a)
のように固定コンタクトと閉成するが、閉成後も若干移
動する。この移動を完了したとき、リミットスイッチL
3は開路し、モータMの電機子巻線89Mおよび界磁
巻線89MFへの電流が遮断されてモータMの回転が停
止し断路器の投入が完了する。
【0008】この投入状態から、開極する場合は、端子
Dに開極指令信号を与え、開路用電磁接触器89Dを付
勢してそのa接点89Da2を閉じてモータMを前とは
逆方向に回転させ、図7の前述と逆の順序で可動コンタ
クト13を固定コンタクトから引き離す。なお、b接点
の89Cb1,89Cb2および89Db1,89Db
2は、インタロック用の接点を示している。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】電力用断路器において
は、断路器の閉路状態では通電特性上から、可動コンタ
クト13と両固定コンタクト14,15間の閉路位置が
完全な投入位置になければならず、また、開路状態で
は、可動コンタクト13と開極した固定コンタクト15
間の耐電性能上からその位置が問題となる。この位置決
めは、SF6ガス中部内の操作レバー11に設けたスト
ッパー19によって行われる。手動ハンドル鎖錠用のリ
ミットスイッチLS1,LS2の接点動作位置も、このス
トッパーの位置に合わせる必要があり、またこの調整は
かなり厳重に行う必要がある。この調整は、仕切壁21
があることもあって、組立作業が非常に繁雑となり時間
を要した。
【0010】以上の点に鑑み、本考案は上記手動ハンド
ル鎖錠用のリミットスイッチの調整をする必要のない比
の種の断路装置を得ることを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案における上記課題
を解決するための手段は、断路器の投入、又は開極時に
夫々閉路する手動ハンドル鎖錠用リミットスイッチを有
し、該リミットスイッチの閉成を条件に手動ハンドル鎖
錠用コイルを付勢して手動操作を可能とする鎖錠用制御
回路と、断路器の投入、又は開極時に夫々閉成する閉路
位置用および開路位置用リミットスイッチを有するとと
もに、これら閉路位置用および開路位置用リミットスイ
ッチの閉成を条件に、投入指令又は開極指令信号により
動作する開路用および閉路用電磁接触器とから成り、こ
れら開路用および閉路用電磁接触器の動作により断路器
操作用の駆動モータを正転又は逆転制御させるモータ制
御回路とを備えた電動操作による断路装置において、前
記閉路位置用および開路位置用のリミットスイッチを、
a接点とb接点とを連動して切替えるc接点となし、前
記手動ハンドル鎖錠用コイルは、並列接続した前記b接
点を介して制御電源に接続したことを特徴とする。
【0012】
【作用】本考案は上述のように構成しているので、断路
器が完全に開極又は投入されているときは、閉路位置用
又は開路位置用のリミットスイッチのいずれかのb接点
が閉成されているので、手動ハンドル鎖錠用コイルが付
勢されて鎖錠装置の鎖錠を解錠して手動ハンドルによる
手動操作が可能となり、またモータ制御回路は従来と同
様、投入指令又は開極指令で前記リミットスイッチのa
接点の閉成を条件に閉路用又は開路用の電磁接触器が動
作して駆動用モータを正転又は逆転制御して断路器の開
極又は投入が行われる。
【0013】
【実施例】以下、本考案を図面に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。
【0014】図1は本考案の一実施例を示す制御回路図
で、図6(A)の操作回路に相当する。なお、モータ駆
動回路は図6(B)と同じであり、また共通点が多いの
で、図5および図6と同一名称又は同一機能の部分に
は、これらと同一符号を付して説明を省略する。
【0015】しかして、本考案は、従来のモータ制御用
リミットスイッチLS3,LS4にc接点(a接点とb接
点を連動又はa接点とb接点とが一方の可動接点部を共
有した切替接点)を有するリミットスイッチを使用す
る。即ち、図1に示すように、リミットスイッチCLS
1およびCLS2は夫々a接点Sa1およびSa2とこれに
連動するb接点Sb1およびSb2を有する。手動ハンド
ル鎖錠用コイル89LKは、これら両b接点Sb1およ
びSb2を並列接続して制御電源P,Nに接続する。a
接点Sa1およびSa2は図6(A)と同様に夫々閉路用
および開路用の電磁接触器89Cおよび89Dに接続さ
れ、夫々インタロックb接点89Dbおよび89Cbを
介して端子CおよびDと制御電源N端子に接続される。
【0016】図2は本考案のリミットスイッチのタイム
チャートを示す。両リミットスイッチCLS1,CLS2
は、a接点が開いているときはb接点は閉じ、またa接
点が閉じたときは開くのでそのリミットスイッチのタイ
ムチャートは図2のようになる。即ち、断路器が完全に
開極又は投入されているときはいずれか一方のb接点が
閉じているので、手動ハンドル鎖錠用コイル89LKが
付勢されて、図4の鎖錠装置23は動作し、その可動機
24が引込んでいるので、手動ハンドル22の中間歯車
への嵌合又は離脱ができ、完全閉路位置又は完全開路位
置にないときは嵌合又は離脱ができない。また、閉路位
置完了用および開路位置完了用のリミットスイッチCL
1,CLS2は従来と同じ位置に取付けられているの
で、従来のような手動ハンドル鎖錠用リミットスイッチ
の調整が不要となる。
【0017】なお、上記の実施例においては、リミット
スイッチCLS1およびCLS2は従来同様駆動伝達用レ
バー5の揺動する両側に設けた場合について説明した
が、図3のように、レバー5の頭部揺動部にリンク5
1,レバー52および半円状のカム53を連結し、カム
53の外周部にリミットスイッチCLS1,CLS2を設
けてもよい。
【0018】
【考案の効果】本考案は以上のように、モータ制御用リ
ミットスイッチにC接点を有するリミットスイッチを使
用したので、図5に使用されている手動ハンドル鎖錠用
リミットスイッチLS1,LS2が不必要となり、しかも
このリミットスイッチが不要となることによって、リミ
ットスイッチの閉路位置の調整も不要となるので、組立
工数が減り、更に断路装置の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の制御回路図。
【図2】本考案の動作説明用タイムチャート。
【図3】本考案の他の実施例のリミットスイッチ部構成
図。
【図4】電動操作方式の説明図。
【図5】従来の鎖錠用制御回路図。
【図6】従来のモータ制御回路図。
【図7】従来の動作説明用タイムチャート。
【符号の説明】
CLS1,CLS2…c接点を有するリミットスイッチ、
Sa1,Sa2…a接点、Sb1,Sb2…b接点、89C
…閉路用電磁接触器、89D…開路用電磁接触器、89
LK…手動ハンドル鎖錠用コイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 33/36 H01H 33/46

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断路器の投入、又は開極時に夫々閉路す
    る手動ハンドル鎖錠用のリミットスイッチを有し、該リ
    ミットスイッチの閉成を条件に手動ハンドル鎖錠用コイ
    ルを付勢して手動操作を可能とする鎖錠用制御回路と、
    断路器の投入、又は開極時に夫々閉成する閉路位置用お
    よび開路位置用リミットスイッチを有するとともに、こ
    れら閉路位置用および開路位置用リミットスイッチの閉
    成を条件に、投入指令又は開極指令信号により動作する
    開路用および閉路用電磁接触器とから成り、これら開路
    用および閉路用電磁接触器の動作により断路器操作用の
    駆動モータを正転又は逆転制御させるモータ制御回路と
    を備えた電動操作による断路装置において、 前記閉路位置および開路位置用のリミットスイッチをa
    接点とb接点とを連動して切替えるc接点となし、前記
    手動ハンドル鎖錠用コイルは並列接続した前記b接点を
    介して制御電源に接続したことを特徴とする電動操作に
    よる断路装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60230313A (ja) * 1984-04-26 1985-11-15 三菱電機株式会社 開閉器制御装置
JPS61214316A (ja) * 1985-03-18 1986-09-24 三菱電機株式会社 エネルギ−蓄勢制御装置
JPH03214526A (ja) * 1990-01-19 1991-09-19 Toshiba Corp 開閉器のロック装置

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