JP2572870B2 - 車両のシート - Google Patents

車両のシート

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は車両のシートに関する。更に詳しくはシート
後方にベッドを設けたシングルキャブのトラックに適す
るシートに関するものである。
[従来の技術] シングルキャブのトラックの中は乗員が横になって休
息又は仮眠することができるように、シートの後方にベ
ッドを設けたものがある。しかしベッドを設けても、短
時間の休憩時のように乗員がベッドに横にわって休息す
る余裕がないときには、乗員はシート上で休息せざるを
得ない。
一般に、この種のシートは、シートバックの基端がシ
ートクッションの後端に枢支され、このシートバックの
枢支点の位置がベッドの上面より低い位置にある。この
ため、シートバックを後方に倒そうとしても、ベッドが
シートバックの回転を規制し、乗員が楽な姿勢で休息す
ることができない。
従来、この点を解決するために、シートクッションの
高さ調整装置付きシートでは、乗員が短時間の休憩時に
シートクッションを最高位まで上昇させてシートバック
の枢支点の位置を高め、シートバックの後方への回転角
度を極力大きくしている。
また、シート後方のベッドを折畳み可能に構成し、短
時間の休憩時にはベッドを折畳んでシートバックを後方
に大きく倒して乗員が休息できるようにすることが試み
られいる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記高さ調整装置を備えたシートはその調整
範囲が40mm程度しかないため、シートクッションを最高
位にしてもシートバックの枢支点の位置がなおベッドの
上面より低い位置にある。また折畳み式ベッドを後方に
備えたシートはベッドを折畳むとベッドがシートバック
の枢支点から離れるものの、折畳んだベッドの上面が高
くなる。
このため、いずれの場合にも、シートバックを後方に
回転させる角度はある程度大きくとれるが、シートバッ
クが水平になるまでシートバックを回転させることはで
きない不具合があった。特に折畳み式ベッドでは乗員が
重いベッドを折畳まなければならない問題点があった。
本発明の目的は、簡単な操作で乗員がシート上で楽な
姿勢で休息又は仮眠することができる車両のシートを提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための構成を、実施例に対応する
第1図及び第6図に基づいて説明する。
本発明は、ベッド15の前方に設けられたシートクッシ
ョン11と、基端がシートクッション11の後端に枢支され
たシートバック12と、シートバック12を所望の角度で一
時的に固定するロック手段41と、シートクッション11の
底部とフロアパネル30との間に設けられシートバック12
を枢支したシートクッション11を昇降し所望の位置で保
持するシート昇降装置14とを備え、シート昇降装置14は
シートクッション11の底部に配設された一対の上部レー
ル16と、フロアパネル30に固着されたベース28に配設さ
れ上部レール16に対向する下部レール18と、一端が上部
レール16及び下部レール18に枢着され他端が下部レール
18及び上部レール16に往復動可能に係合し交差角度の変
化により上部レール16の高さを変更し得るように配設さ
れた一対の交差リンク23と、上部レール16と下部レール
18の間に設けられ圧縮空気の給排により伸縮する空気ば
ね26とを備えた車両のシートの改良である。
その特徴ある構成は、ロック手段41が上部レール16に
係合するリンク23他端に連結されシートバック12の固定
を解除可能なレバー41bを有し、上部レール16に設けら
れたストッパ27がリンク23他端を上部レール16に固定可
能に構成され、シートバック12の枢支点が空気ばね26に
圧縮空気が供給されてベッド15上面より高い位置に達し
たときにストッパ27がリンク23他端を固定しかつレバー
41bがシートバック12の固定を解除するように構成され
たところにある。
[作 用] シート昇降装置14によりシートバック12の枢支点をベ
ッド15の上面より高い位置に上昇させると、ストッパ27
がリンク23の他端を固定し、かつレバー41bがシートバ
ック12の固定を解除するので、シートバック12を後方に
回転させてベッド15上に水平に倒すことができる。
[実施例] 次に本発明の一実施例を図面に基づいて詳しく説明す
る。
第1図〜第9図に示すように、10はシングルキャブの
トラックのシートであって、シート10はシートクッショ
ン11とシートバック12と第1ロック手段41と第2ロック
手段42とシート昇降装置14とを備える。またシート10の
後方にはベッド15が設けられる。
シートバック12の一方の側面の基端には第1プレート
31の一端が固着され、その他方の側面の基端には第2プ
レート32の一端が固着される。シートクッション11の一
方の側面の後端にはシートバック12の第1枢支軸21が固
着され、その他方の側面の後端にはシートバック12の第
2枢支軸22が固着される。枢支軸21にはプレート31の他
端が枢支され、枢支軸22にはプレート32の他端が枢支さ
れる。またプレート31の他端の外周には多数の係止溝31
aが形成され、プレート32の他端の外周には単一の係止
溝32aが形成される。更に図示しないが、枢支軸21及び2
2にはシートバック12を前方に回転させるように付勢す
るばねが配設される。
第1ロック手段41は主として走行状態においてシート
バック12の傾斜角度を所望の位置にロックするためのも
ので枢支軸21の近傍に設けられる。第1図及び第2図に
示すように、ロっク手段41はシートクッション11に固着
されたピン41aと、このピン41aに枢支されたほぼく字状
のレバー41bとを備える。レバー41bはほぼ中央部に前記
係止溝31aに係止可能な爪41dと、基端にこの爪41dを外
すための操作部41eと、先端に孔を有する。爪41dはレバ
ー41bとシートクッション11の間に張設されたばね41cに
より係止溝31aに係止するようになっている。
第2ロック手段42は第1図に示すように水平に倒した
シートバック12をロックするためのもので、枢支軸22の
近傍に設けられる。第7図及び第8図に示すように、ロ
ック手段42はシートクッション11に固着されたピン42a
と、このピン42aに枢支されたほぼJ字状のレバー42bと
を備える。レバー42bは先端に前記係止溝32aに係止可能
な爪42dと、基端にこの爪42dを外すための操作部42eを
有する。爪42dはレバー42bとシートクッション11の間に
張設されたばね42cにより係止溝32aに係止するようにな
っている。
シート昇降装置14はこの例ではシート用エアサスペン
ションであり、上部レール16と下部レール18と交差リン
ク23と空気ばね26とストッパ27とを備える。上部レール
16、下部レール18及び交差リンク23はシート10の左右両
側に一対ずつ配設されているが、ここでは左側を代表し
て説明する。第1図及び第2図に詳しく示すように、上
部レール16及び下部レール18は軽量C形チャンネル材に
て形成される。上部レール16はシートクッション11の底
部に車両の進行方向に平行に配設され、下部レール18は
フロアパネル30に固着されたベース28に上部レール16に
対向して配設される。
交差リンク23は交差するリンク23a及び23bにより構成
され、両リンク23a及び23bはそれぞれ中央でピン29によ
り枢支される。リンク23aの一端は上部レール16に、リ
ンク23bの一端は下部レール18の前端にそれぞれ枢着さ
れる。リンク23bの他端にはローラ軸33が、またリンク2
3aの他端にはローラ軸34がそれぞれ固着される。ローラ
軸33及び34にはそれぞれローラ33a及び34aが回転可能に
取付けられ、上部レール16の後部の内上面と下部レール
18の後部の内底面を転動するように構成される(第1図
及び第2図)。ローラ33a及び34aがレール16及び18内を
転動して交差リンク23の交差角度を変化させることによ
り、上部レール16の高さを変更できるようになってい
る。
空気ばね26は第6図に示すように、気密性を有し、外
周面に蛇腹が形成された円筒状の袋であって、圧縮空気
の給排により上下に伸縮するように構成される。空気ば
ね26の上端は一対の上部レール16に架設された上部ブラ
ケット37に取付けられ、その下端は一対の下部レール18
に架設された下部ブラケット38に取付けられる。空気ば
ね26の上部には圧縮空気の給排口26aが設けられる。カ
ム39は第1突部39aと第2突部39bを有し、リンク23aに
取付けられる。
第1エアバルブ51はリンク23bに取付けられ、ピン51a
とピン51bと排気口51cとポート51dとポート51eを有す
る。ピン51aとピン51bはカム39の突部39a,39bにそれぞ
れ対向して設けられる。リンク23bの下部レール18に対
する角度が小さいときには、ピン51aは突部39aに当接
し、その角度が大きくなると、ピン51aは突部39aから離
れて、ピン51bが突部39bに当接するようになっている。
突部39aによりピン51aが押されるとポート51dとポート5
1eが連通し、突部39bによりピン51bが押されるとポート
51eと排気口51cが連通するように構成される。
第2エアバルブ52はポート52aとポート52bとポート52
cとを有する3ポート2位置切換えのスプリングリター
ン式電磁弁であり、図示しないスイッチをオンにすると
ポート52bとポート52cが連通し、オフにすると図示する
ようにポート52aとポート52cが連通する。ポート51dと
ポート52bはコンプレッサ49に接続され、ポート52cは空
気ばね26の給排口26aに接続される。またポート51eはポ
ート52aに接続される。カム39の突部39bの外形は圧縮空
気の供給により空気ばね26が伸張するときには、ピン51
bを押し続けるように形成される。
ストッパ27は第9図に詳しく示すようにほぼC字状に
形成され、上側鍵状部27aと下側鍵状部27bと第1係止部
27cと第2係止部27dとを有する。上部レール16には上部
凹溝16aと下部凹溝16bと上部長孔16cと下部長孔16dが形
成され、ストッパ27は凹溝16a及び16bに挿入された後、
カバー43を凹溝16a,16bにそれぞれ取付けることによ
り、上部レール16からの脱落が防止される。
上側鍵状部27aはストッパ27が最も下がった状態で、
ローラ33aの前方向の転動を阻止して上部レール16の上
昇を防止するように構成される(第3図)。上部レール
16の凹溝16aに係止部27cを係止した状態で、上下の鍵状
部27a,27bがそれぞれ長孔16c,16dから抜け出るように構
成される(第4図)。凹溝16aに係止部27dを係止し(第
5図)、下側鍵状部27bにローラ33aを収納した状態で、
シートバック12の枢支点、即ち第1枢支軸21及び第2枢
支軸22がベッド15の上面より高い位置に達するように構
成される(第1図)。
ロック手段41のロックを解除するために、そのレバー
41bの先端とローラ軸33がケーブル47及びバー44を介し
て連結される。即ち上部レール16の後部外側面には長孔
16eが開けられ、この長孔16eより外方に前記ローラ軸33
が突出する。ローラ軸33にはバー44の一端が固着され、
バー44の他端には孔44aが開けられる。上部レール16の
後端近傍にはブラケット45を介してチューブ46が固着さ
れる。ケーブル47はチューブ46とバー44の孔44aに挿通
され、その一端はレバー41bの先端の孔に取付けられ、
その他端には孔44aより大径の円板48が取付けられる。
ケーブル47はローラ33がストッパ27の下側鍵状部27bに
収納されたときに、レバー41bの爪41dをプレート31の係
止溝31aから引離すように構成される(第1図及び第2
図)。
このように構成されたシート10の使用方法を説明す
る。
シートバック12を水平に倒してシート10上で休息する
ときには、乗員はストッパ27を引上げ係止部27cを上部
レール16の凹溝16aに係止させ(第4図)、エアバルブ5
2の図示しないスイッチをオンにする。このとき、圧縮
空気はエアバルブ51を通らずに空気ばね26に供給され、
空気ばね26が上部ブラケット37を押上げて、ローラ33a
が第4図の実線矢印の方向に転動する。これにより、バ
ー44がケーブル47を介してレバー41bの先端を第2図の
実線矢印の方向に回転させるので、爪41dは係止溝31aか
ら外れ、シートバック12は図示しないばねにより前方に
回転する。
空気ばね26の伸張により、ローラ33aが転動を続け、
ストッパ27の側面に当接したときに、ストッパ27を更に
引上げその係止部27dを凹溝16aに係止させると(第5
図)、ローラ33aはストッパ27の下側鍵状部27bに収納さ
れて一時的に固定される。乗員が図示しないばねの付勢
力に抗してシートバック12を枢支軸21及び22を中心に水
平になるまで後方に回転させると、爪42dが係止溝32aに
係止する(第8図)。この結果、シートバック12が水平
に保持されるので(第1図)、乗員はシート10上で楽な
姿勢で休息し、又は仮眠することができる。
トラックの運転を再開するときには、乗員がロック手
段42の操作部42eを引上げて係止溝32aから爪42dを外す
と、シートバック12は図示しないばねにより前方に回転
して起立する(第7図)。この状態でストッパ27を押下
げて、係止部27cを上部レール16の凹溝16aに係止させ
(第4図)、同時にエアバルブ52の図示しないスイッチ
をオフにすると、空気ばね26の圧縮空気はエアバルブ51
の排気口51cから排出し、空気ばね26は縮小する。その
後はシート昇降装置14はリンク23bの傾斜角度によりピ
ン51a又は51bがカム39に押し込まれ、公知のシート用エ
アサスペンションとなる。
上部ブラケット37が下降しローラ33aが第4図の破線
矢印の方向に移動すると、ケーブル47が弛緩する。ロッ
ク手段41のばね41cがレバー41bの先端を第1図の実線矢
印の方向に回転させるので、爪41dは係止溝31aに係止す
る。この結果、乗員はロック手段41の操作部41eを操作
してシートバック12を運転しやすい傾斜角度に固定して
トラックの運転を再開することができる(第2図)。
なお、本実施例ではローラ軸33と第1ロック手段41の
先端とをバー44とケーブル47を介して連結し、更に第2
ロック手段42を設けたが、必ずしもローラ軸33と第1ロ
ック手段41の先端は連結しなくても、また第2ロック手
段42は設けなくてもよい。この場合、ローラ33をストッ
パ27の下部鍵状部27bに収納して一時的に固定した後
に、第1ロック手段41の爪41dを操作部41eを操作するこ
とにより、係止溝31aから外してシートバック12を後方
に回転させ、シートバック12が水平になったときに再び
操作部41eを操作して爪41dを係止溝31aに係止させる。
このように構成すれば、第1ロック手段41に第2ロック
手段の機能を兼備させることができる。
また、本実施例ではシート昇降装置としてシート用エ
アサスペンションを挙げたが、これに限らずシート高さ
調整装置でもよい。この場合、シート高さ調整範囲を大
きくとることができるように本実施例と同様のリンク機
構等を用い、シートバックの枢支点をベッドの上面より
高い位置に保持可能に構成すればよい。
更に、本実施例ではシート用エアサスペンションだけ
を備えたシートを挙げたが、これは一例であってシート
用エアサスペンションとシート高さ調整装置との両方を
備えたシートでもよい。この場合、どちらの場合でシー
トバックの枢支点をベッドの上面より高い位置に保持可
能にしてもよい。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、シート昇降装置
が空気ばねにより昇降する上部レールと下部レールと交
差リンクとを有し、シートバックの固定を解除するレバ
ーを上部レールに往復動可能に係合する交差リンクの端
部に連結し、更にシートバックの枢支点をベッドの上面
より高い位置に上昇したときにロック手段の固定が自動
的に解除されるように構成したので、シート昇降装置に
よりシートバックの枢支点をベッドの上面より高い位置
に上昇させると、シートバックを後方に回転させてベッ
ド上に水平に倒すことができる。この結果、簡単な操作
で乗員はシート上で楽な姿勢で休息又は仮眠することが
できる。
また第2ロック手段によりシートバックをベッド上に
水平に保持可能に構成すれば、シートの使い勝手が更に
向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の車両のシートのシートバッ
クを水平に保持した状態を示す側面図。 第2図はそのシートバックを起立させた通常のシート使
用状態を示す側面図。 第3図は第2図のB部拡大断面図。 第4図はそのストッパを引上げた状態を示す拡大断面
図。 第5図は第1図のA部拡大断面図。 第6図はその空気ばねを含む要部側面図。 第7図はその第2ロック手段がシートバックの固定を解
除した状態を示す要部拡大側面図。 第8図はその第2ロック手段がシートバックを水平に固
定した状態を示す要部拡大側面図。 第9図はそのストッパの分解斜視図。 10:シート、 11:シートクッション、 12:シートバック、 14:シート昇降装置、 15:ベッド、 16:上部レール、 18:下部レール、 23:交差リンク、 26:空気ばね、 27:ストッパ、 28:ベース、 30:フロアパネル、 41:第1ロック手段、 41b:レバー、 42:第2ロック手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベッド(15)の前方に設けられたシートク
    ッション(11)と、基端が前記シートクッション(11)
    の後端に枢支されたシートバック(12)と、前記シート
    バック(12)を所望の角度で一時的に固定するロック手
    段(41)と、前記シートクッション(11)の底部とフロ
    アパネル(30)との間に設けられ前記シートバック(1
    2)を枢支した前記シートクッション(11)を昇降し所
    望の位置で保持するシート昇降装置(14)とを備え、前
    記シート昇降装置(14)はシートクッション(11)の底
    部に配設された一対の上部レール(16)と、フロアパネ
    ル(30)に固着されたベース(28)に配設され前記上部
    レール(16)に対向する下部レール(18)と、一端が前
    記上部レール(16)及び下部レール(18)に枢着され他
    端が前記下部レール(18)及び上部レール(16)に往復
    動可能に係合し交差角度の変化により前記上部レール
    (16)の高さを変更し得るように配設された一対の交差
    リンク(23)と、前記上部レール(16)と前記下部レー
    ル(18)の間に設けられ圧縮空気の給排により伸縮する
    空気ばね(26)とを備えた車両のシートにおいて、 前記ロック手段(41)が前記上部レール(16)に係合す
    る前記リンク(23)他端に連結され前記シートバック
    (12)の固定を解除可能なレバー(41b)を有し、 前記上部レール(16)に設けられたストッパ(27)が前
    記リンク(23)他端を前記上部レール(16)に固定可能
    に構成され、 前記シートバック(12)の枢支点が前記空気ばね(26)
    に圧縮空気が供給されて前記ベッド(15)上面より高い
    位置に達したときに前記ストッパ(27)が前記リンク
    (23)他端を固定しかつ前記レバー(41b)が前記シー
    トバック(12)の固定を解除するように構成されたこと
    を特徴とする車両のシート。
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