JPH069943B2 - 車両用シ−ト装置 - Google Patents

車両用シ−ト装置

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JPH069943B2
JPH069943B2 JP61311165A JP31116586A JPH069943B2 JP H069943 B2 JPH069943 B2 JP H069943B2 JP 61311165 A JP61311165 A JP 61311165A JP 31116586 A JP31116586 A JP 31116586A JP H069943 B2 JPH069943 B2 JP H069943B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は自動車などの車両における座席シートを、ドラ
イバーや同乗者の体型に応じて自動的に移動せしめる装
置に関するものである。
<従来技術> 従来、此種の装置はロックを手動で外してバネの張力に
反して手動で移動させたり、カムやギヤーを用いて摘み
やレバーを操作して移動させるいわゆる手動式は油圧シ
リンダー、エアーシリンダー、電動モーターなどを用い
て自動的に移動させていた。したがって手動の場合は、
バネの張力に反して移動させるため、多大な力を要し、
しかも摘みやレバーを各別に操作しなければならない不
便があった。又、自動の場合はシリンダーやモーターな
どが高価で、装置全体が大がかりで構造的にも複雑で、
しかも途中で停止させることが出来ない不便があり、
又、ストッパーなどの安全装置がない為、急ブレーキや
衝突その他思わぬ外力などによって、時として動いてし
まい安全性、及び快適性に欠けるものであった。
<解決しようとする問題点> 本発明が解決しようとする問題点は前記従来技術に鑑み
て、高価なシリンダーやモーターを用いることなく経済
性に富みかつ自動的に移動出来、ロック機構を作動させ
て所望の位置に停止させ安全性及び快適性を有するもの
を提供せんとするものである。
<問題点を解決するための手段> 本発明は上記問題点を解決するために、座席の上下動、
前後動及び背もたれの起伏をエアーバック式主ベローズ
で行い、かつこれらのベローズより小容量のエアーバッ
ク式サブベローズで、ロック機構を作動させ、これら主
ベローズとサブベローズとをスイッチ操作で自動的に行
うようにしたものである。
<作 用> エアーバック式主ベローズに圧縮空気を送入して膨張さ
せ、その膨張によって座席が移動又は背もたれが起伏
し、エアーバック式サブベローズにも同時に圧縮空気を
送入し、掛止具又はロックピンを掛脱して所望の位置に
停止させる。
<実施例> 本発明の実施の一例を図面について説明すると、座席
(A)及び背もたれ(B)は各種のサポートを内蔵又は内蔵
しない此種技術分野において周知と構造及び形態のもの
であり、シートが前後に摺動する固定レール(1)を取付
床面(C)に所定の間隔をおいて設置し、床面(C)と座席
(A)下面との間を中間ベース(2)で上下二段構成とし、
その上段側を上下動機構とし、下段側を前後動機構とす
ると共に背もたれ(B)に起伏機構を連設せしめる。
上下動機構は前記中間ベース(2)と座席下面との間に、
上下動用エアーバック式主ベローズ(3)を設けると共
に、この主ベローズよりも小容量と上下動用エアーバッ
ク式サブベローズ(3′)を設け、該主ベローズ(3)の伸
張、すなわち空気供給源(D)からの送気で膨張させ、こ
れにより座席(A)を上昇し、送気を停止するとその位置
で停止し、空気を抜くことにより降下し、前記送気と同
時にサブベローズ(3′)にも送気されてこのサブベロー
ズ(3′)を膨張させロックを脱すと共に主ベローズ(3)
への送気を停止した時にはサブベローズ内の空気は抜け
ロックを作動させるものであり、座席(A)の両側には中
空支持枠(4)を固定し、この中空支持枠(4)内に交叉脚
(5)の平行上枠(6)を摺動自在に嵌挿すると共に交叉脚
(5)の平行下枠(7)を座席スライド枠(13)に載置固定せ
しめ、主ベローズ(3)の伸縮によって交叉脚(5)がパン
タグラフ状に伸縮し、平行上枠(6)が中空支持枠(4)内
を摺動しながら上下動し、任意の高さで停止させるため
に中空支持枠(4)と平行上枠(6)にはロック機構を形成
する。すなわち、第5図及び第6図に示す如く、中空支
持枠(4)に掛止具(8)を設けると共に平行上枠(6)には
ラック(10)を形成し、このラック(10)に掛脱する掛止片
(9)を掛止具(8)に設け、掛止具(8)とサブベローズ
(3′)とをワイヤー(11)で連結する。掛止具(8)はバネ
圧で上枠(6)に圧接されており掛止片(9)は常時ラック
(10)に掛合し停止状態であるが、サブベローズ(3′)の
膨張によって、すなわち主ベローズ(3)へ送気と同時に
サブベローズ(3′)にも送気され、この膨張によってワ
イヤー(11)が引張られ掛止片(9)はラック(10)から脱れ
平行上枠(6)は摺動可能いわゆる上下動可能状態とな
り、前述の如く主ベローズ(3)の膨張にともなって上昇
し送気中はサブベローズ(3′)の膨張状態を保持してい
るが、主ベローズ(3)への送気を停止するとサブベロー
ズ(3′)内の空気は抜け収縮してワイヤー(11)は元に戻
り掛止片(9)がラック(10)に掛合し、主ベローズ(3)へ
の送気を停止した位置、すなわち高さで停止する。
次に、前後動機構は前記中間ベース(2)の下面に前後動
用エアーバック式主ベローズ(12)を設けると共に、この
主ベローズ(12)よりも小容量の前後動用エアーバック式
サブベローズ(12′)を設け、上下動用機構と同様に、主
ベローズ(12)に空気供給源(D)から送気により膨張し前
進し、送気を停止するとその場所で停止し、空気を抜く
と後退する。この主ベローズ(12)への送気と同時にサブ
ベローズ(12′)にも送気されて膨張し、ロックを脱し、
主ベローズ(12)の膨張にともなって前進するけれども送
気を停止した時にはサブベローズ(12′)内の空気は抜け
収縮してロックを作動し、前述の如く、前進も停止す
る。
取付床面(C)には所定の間隔をおいて両側に固定レール
(1)を設置しており、この固定レール(1)に前記した座
席スライド枠(13)を摺動自在に載置し、両側のスライド
枠(13)にわたって中間ペース(2)を架設し、前述の如く
床面と座席と下面との間を二段構成としている。座席ス
ライド枠(13)には交叉脚(5)の平行下枠(7)を載置固定
し、スライド枠(13)と一体に交叉脚(5)も移動する。ス
ライド枠(13)と固定レール(1)とには所定の場所で停止
させるためにロック機構を設けるもので上下動用のロッ
ク機構と同様に第8図に示す如く、スライド枠(13)に掛
止具(14)を設け、固定レール(1)にはラック(15)を形成
し、このラック(15)に掛脱する掛止片(16)を掛止具(14)
に設け、掛止具(14)とサブベローズ(12′)とをワイヤー
(17)で連結する。掛止具(14)はバネ圧でスライド枠(13)
に圧接しており、掛止片(16)はラック(15)に掛合し停止
状態であるが、サブベローズ(12′)の膨張によってワイ
ヤー(17)が引張られ掛止片(16)はラック(15)から脱れ座
席スライド枠(13)は摺動可能いわゆる前後進可能な状態
となる。
又、固定レール(1)に支持軸(18)を設け、この支持軸(1
8)に駆動ギヤー(19)とストロークを大きくするためにギ
ヤー(19)より大径の増幅ギヤー(20)を同軸状に設け、駆
動ギヤー(19)には駆動チエン(21)の一端を固定して巻回
し、該チエン(21)の他端を主ベローズ(12)の下端に固定
すると共に、増幅ギヤ(20)には引張チエン(22)の一端を
固定して巻回し、該チエン(22)の他端をスライド枠(13)
に固定する。これにより主ベローズ(12)が膨張すると駆
動チエン(21)が下方へ引張られ駆動ギヤー(19)を回転さ
せると同軸状の増幅ギヤー(20)も回転し引張チエン(22)
でスライド枠(13)が摺動し、座席(A)が前進する。固定
レール(1)とスライド枠(13)とには引きつけ用スプリン
グ(23)を張架し、このスプリング(23)でスライド枠(13)
には後退状態の力が常時加わっており、主ベローズ(12)
の空気を抜くと該スプリング(23)の引張力によってスラ
イド枠(13)は後退する(図示とは逆に主ベローズが膨張
すると後退し、スプリングで前進する様に形成すること
も出来ることは当然である)。
次に背もたれ(B)の起伏機構について述べると背もたれ
(B)は座席(A)の後方でかつ背もたれ(B)の下部に設け
た枢軸(24)を支点として起伏するもので、該枢軸(24)に
倒伏用リンク(25)及び起立用リンク(26)とロックギヤー
(27)を軸着し、倒伏用リンク(25)には倒伏用エアーバッ
ク式主ベローズ(28)を、又起立用リンク(26)には起立用
エアーバック式主ベローズ(29)を夫々連結し、両ベロー
ズ(28)(29)の伸縮を逆サイクル状とすると共に、両主ベ
ローズ(28)(29)よりも小容量の起伏用エアーバック式サ
ブベローズ(30)を設けて前記ロックギヤー(27)にバネ圧
で掛合するロックピン(31)とワイヤー(32)で連結せしめ
る、これら主ベローズ(28)(29)は硬質プラスチック又は
金属など強靭な材料で、特に受圧面を耐圧状とした筒体
すなわち内筒(33)内に収納して伸縮自在に外筒(34)を被
嵌せしめており、両筒(33)(34)は常時縮少状態に作用さ
れるようにスプリング(35)を張架し、ベローズ(28)(29)
は、このスプリング(35)に抗して伸張し膨張するもの
で、倒伏用主ベローズ(27)が膨張すると起立用主ベロー
ズ(28)は収縮し、起立用主ベローズ(28)が膨張すると倒
伏用主ベローズ(27)は収縮するものであり、この膨張に
よって外筒(34)に連結したアーム(36)を押し出し、アー
ム(36)の先端と倒伏用リンク(25)及び起立用リンク(26)
との間に介在せしめた例えば第9図に示すようなリンク
機構(25′)(26′)によって枢軸(24)を回転させ背もたれ
(B)を起伏せしめる。これは前記の上下動及び前後動機
構と同様に倒伏用主ベローズ(28)又は起立用主ベローズ
(29)に空気供給源(D)から送気すると膨張し、同時に起
伏用サブベローズも膨張してワイヤー(32)を引張りロッ
クピン(31)を作動してロックギヤー(27)との掛合を脱し
倒伏又は起立が可能状態となり、倒伏用主ベローズ(28)
又は起立用主ベローズ(29)が膨張するにしたがって背も
たれ(B)は起伏するが、これら両ベローズ(28)(29)への
送気を停止すると起伏用サブベローズ(30)の空気が抜
け、バネ圧でロックピン(31)は元に戻りロックギヤー(2
7)と掛合して倒伏又は起立は停止する。尚、図面ではロ
ックギヤー(27)が枢軸(24)の両側に設けているが一方の
みに設け、他を従来の手動ロックとすることは可能であ
る。
上記各種のベローズ、すなわち、上下動用エアーバック
式主ベローズ(3)、同サブベローズ(3′)、前後動用エ
アーバック式主ベローズ(12)、同サブベローズ(12′)、
倒伏用エアーバック式主ベローズ(28)、起立用エアーバ
ック式主ベローズ(29)、起伏用サブベローズ(30)はター
ポリンで空気供給源から圧力空気を送ることにより膨張
するエアーバック体いわゆる伸縮体に形成したもので、
例えばポリエステル又はポリアミドのような非伸縮性と
高張力性とを兼ね備える太さ50〜100ミクロンの糸で織
ったメッシュ数70〜200の布材を、幾分硬めの熱可塑性
軟質ウレタン樹脂や塩化ビニル樹脂のような二枚の熱可
塑性合成樹脂シートで挾み、この両熱可塑性合成樹脂シ
ート同志を全面的に熱溶着して三者を一体にした成形用
シートでエアーバック状の伸縮体に形成したものであ
り、図示していないが、収縮用のバネが設けてある。各
サブベローズ(3′)(12′)(30)はそれらの主ベローズ(3)
(12)と(28)(29)よりも小容量であって、主ベローズより
も早く膨張又は収縮して掛止具(8)(14)ロックピン(31)
の掛合を脱し、その後多少の時差によって主ベローズが
膨張又は収縮して上下動又は前後動或いは起伏等の作動
が生じる。
これらの各種のベローズは例えば第14図に示す如くコン
プレッサー、ポンプ、ボンベなどの空気供給源(D)に三
方電磁弁(SV)及び調圧弁(R)を介して連結しており
(起伏用の場合には強力な圧力を得るため第13図に示す
如く調圧弁を介さない場合もある)、スイッチボックス
(SW)からの信号で各ベローズに圧力空気を送入又は送
出する。第14図には一段と制御系統しか略図化していな
いが各ベローズ毎に分岐されていることは当然である。
三方電磁弁(SV)は入口、出口、排気口と三つの開口を
有し、通電開で入口→出口→ベローズへと空気を送り、
排気口は閉となっており、停電閉で入口は閉じベローズ
から出口→排気口へと空気は抜けベローズは収縮する。
次に作動要領について説明すると、先ず上下動について
は初めに、上動スイッチを入れて上下動用主ベローズ
(3)とサブベローズ(3′)とに送気する。
サブベローズ(3′)が早く膨張して掛止具(8)の掛止具
(9)が平行上枠(6)のラック(10)から脱れ、次に主ベロ
ーズ(3)も膨張し、上昇する。主ベローズへの送気を止
めると上昇は停止すると同時にサブベローズの空気が抜
け前記掛止片(9)とラック(10)とが掛合する。これが所
望する高さ迄達していない時は再度、これを繰返すが、
高すぎる場合には下動スイッチを入れてサブベローズ
(3′)を膨張させて掛止片(9)とラック(10)との掛合を
脱し徐々に主ベローズ(3)の空気を抜き、所定の高さで
停止させ掛止片(9)をラック(10)に掛合させる。
又、前後動も、同様で前後動用主ベローズ(12)とサブベ
ローズ(12′)とに送気し、掛止具(14)の掛止片(16)が固
定レール(1)のラック(15)から脱れ主ベローズの膨張に
より前進するが、送気を停止すると前進も停止も停止し
同時にサブベローズ(12′)の空気が抜け掛止片(16)とラ
ック(15)が掛合する。これが所望の位置でない時、再度
前進させるには同様の操作を繰り返すが、前進しすぎの
場合には後退スイッチ操作によって、先ずサブベローズ
(12′)を膨張させ掛止片(16)とラック(15)とを脱し、主
ベローズ(12)の空気を徐々に抜き所定位置で停止させ
る。
更に背もたれと起伏であるが、前述した倒伏用及び、起
立用ベローズへの送気及び停止を繰り返すことによって
可能である。
すなわち倒伏しすぎた場合には起立用を操作し、起立し
すぎた場合には倒伏用の操作を徐々に行う。
尚、図面では座席(A)及び背もたれ(B)には体型に応じ
て各部分を微調整するためのサイドサポート、サイサポ
ート、ランバーサポート、ヘッドレストなどの各種とサ
ポートを記載していないが、これを内蔵させることは任
意であり、しかも該サポートをエアーバック式として空
気供給源から空気を送り込み適度な圧力によって調整出
来るように組み込むことも出来、それらのスイッチボッ
クスを運転席の近くに設けることによって、各種の操作
が容易となる。
更に図示した実施例は本発明の一例であり、これに限定
することなく要旨を変更しない範囲において他の形態の
ものも含むものである。
<効 果> 本発明はエアーバック式ベローズを用いて座席を昇降、
前後進及び背もたれを起伏するようにしたから従来の如
く、高価な装置を不要とし極めて経済的であると共に掛
止具やロックピンによって所定の位置で停止させかつロ
ックされるから安全であり、これらの操作もベローズへ
の圧力空気の送り込みや送り出しをスイッチ操作で自動
的に行い得て、それらの装置全体がきわめて簡単な構造
となる。
又、主ベローズに対してサブベローズを小容量としてい
るために同時に圧力空気を送り込んでも早く膨張しこれ
と連結してある掛止具やロックピンが、早目に掛脱する
ことになる。したがって主ベローズの作動に対しての遅
延タイマー等が不要であり、その経済効果も大となる。
又、各種とベローズに空気を送り込んだり、送り出した
りするのに三方電磁弁を用いているから空気供給源とベ
ローズとをエアーホースで連結し、スイッチ操作で容易
に行えるものである。
更に、固定レールに座席スライド枠を前後摺動自在に載
置し、このスライド枠に中間ベースを架設し座席の下面
と取付床面との間を二段構成とし、上側を上下動機構
と、下側を前後動機構として、それぞれエアーバック式
主ベローズを設けているから、ドライバーや同乗者の体
型に応じて容易に座席を移動させることが出来ると共
に、上下動機構においては交叉脚がパンタグラフ状に伸
縮して支持枠と平行上枠とが掛合して座席を支持するか
ら衝撃等にも耐えるものであり、座席を上下動させた状
態で前後動も可能で逆に前後動させながら上下動も可能
であり極めて有効なものである。
背もたれの起伏機構においても枢軸に倒伏用と起立用と
の二つのリンクを軸着し、それぞれにエアーバック式主
ベローズを連結して、そのサイクルを逆にしているか
ら、起伏が無理なく出来、スムーズであり、その主ベロ
ーズを内筒内に収納し伸縮自在に外筒を被覆せしめたか
ら、抵抗が加わっても安全でより確実に伸縮することが
出来るものである。
よって経済的で、かつ自動的に上下動と前後動並びに起
伏動が出来、しかも所望と位置に停止させ安全性と快適
性とを備えたシートを提供することが出来るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明車両用シート装置の一実施例を示すもの
で、第1図は正面図、第2図は側面図、第3図は(3)−
(3)線に沿える拡大断面図、第4図は座席を上昇させた
状態の側面図、第5図は中空支持枠と平行上枠との掛合
部の一部切欠せる拡大側面図、第6図は(6)−(6)線に沿
える断面図、第7図は座席を前進させた状態の側面図で
一部切欠する。第8図は(8)−(8)線に沿える拡大断面
図、第9図は起伏機構の斜視図、第10図はロックギヤー
とロックピンとの掛脱状態の拡大図、第11図及び第12図
は倒伏用主ベローズ又は起立用主ベローズの収縮及び膨
張状態の断面図、第13図は該ベローズの斜視図、第14図
は送気系統及び制御系統の略式図である。 図中、(A)は座席、(B)は背もたれ、(C)は取付床面、
(D)は空気供給源、(SV)は三方電磁弁、(1)は固定レ
ール、(2)は中間ベース、(3)は上下動用エアーバック
式主ベローズ、(3′)は同サブベローズ、(4)は中空支
持枠、(5)は交叉脚、(6)は平行上枠、(7)は平行下
枠、(8)は掛止具、(12)は前後動用エアーバック式主ベ
ローズ、(12′)は同サブベローズ、(13)は座席スライド
枠、(14)は掛止具、(24)は枢軸、(25)は倒伏用リンク、
(26)は起立用リンク、(27)はロックギヤー、(28)は倒伏
用エアーバック式主ベローズ、(29)は起立用エアーバッ
ク式主ベローズ、(30)は同サブベローズ、(31)はロック
ピン、(33)は内筒、(34)は外筒である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座席の下部に中間ベースを介して上側に上
    下動用エアーバック式主ベローズを、下側に前後動用エ
    アーバック式主ベローズとを夫々設け、この主ベローズ
    よりも小容量のエアーバック式サブベローズを夫々主ベ
    ローズに対応して設け、取付床面の固定レールに座席ス
    ライド枠を載置し、このスライド枠と固定レールとを掛
    止せしめる掛止具をスライド枠に設けて前後動用サブベ
    ローズと連結し、座席を支持する中空支持枠の中に交叉
    脚の上下に設けた平行上枠を摺動自在に嵌挿しかつ交叉
    脚の平行下枠を前記座席スライド枠に截置し、平行上枠
    と中空支持枠とを掛止せしめる掛止具を中空支持枠に設
    けて上下動用サブベローズと連結し、更に、背もたれの
    枢軸に倒伏用リンク及び起立用リンクとロックギヤーと
    を軸着し、エアーバック式ベローズを内筒内に収納して
    伸縮自在に外筒を被嵌せしめて倒伏用ベローズと起立用
    ベローズとしかつ両ベローズの伸縮を逆サイクルとして
    前記両リンクと夫々連結し、倒伏用及び起立用両ベロー
    ズよりも小容量の起伏用エアーバック式サブベローズを
    ロックギヤーに掛合するロックピンと連結せしめ、更に
    種々のベローズと空気供給源とを三方電磁弁を介して連
    接し、上下動用主ベローズで座席を上下動させ、前後動
    用主ベローズで座席を前後動させ、更に倒伏用ベローズ
    及び起立用ベローズで背もたれを倒伏及び起立させ、各
    サブベローズで掛止具及びロックピンを作動させて座席
    及び背もたれを所望の位置に停止するようにしたことを
    特徴とする車両用シート装置。
JP61311165A 1986-12-29 1986-12-29 車両用シ−ト装置 Expired - Lifetime JPH069943B2 (ja)

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JPH08276564A (ja) * 1994-11-09 1996-10-22 Ichinose Internatl:Kk 自動ロータリスクリーン捺染機及びそれのスクリーン洗浄方法

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