JP2572819B2 - 積層ブスバー配線板及びブスバー回路の取廻し方法 - Google Patents

積層ブスバー配線板及びブスバー回路の取廻し方法

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JP2572819B2 JP63188350A JP18835088A JP2572819B2 JP 2572819 B2 JP2572819 B2 JP 2572819B2 JP 63188350 A JP63188350 A JP 63188350A JP 18835088 A JP18835088 A JP 18835088A JP 2572819 B2 JP2572819 B2 JP 2572819B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車の電装回路の配線に用いる電気接続
箱において、その内部回路を構成するブスバー回路の取
廻しを容易にする積層ブスバー配線板及びブスバー回路
の取廻し方法に関する。
〔従来の技術〕
従来の積層ブスバー配線板は一般に第5図のような構
成を有する。
すなわち、1a,1b…はそれぞれ積層された絶縁基板、2
a,2b,2cは第5層の絶縁基板1eに配設されたブスバー回
路を示す。ブスバー回路2aはその平面部3および3′が
同じ高さで同一層内に配設され、平面部3,3′にはそれ
ぞれ下向きの端子4と上向きの端子4′が起立連成して
ある。そして、平面部3が他のブスバー回路2bと同一層
内で交差するような場合には、ブリッジ5を設ける等の
手段で回路の取廻しを行っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のブスバー回路2aは、上下反対方向の端子4,4′
の配列のために、ブリッジ5等の手段で取廻しを行って
いるが、これらはみな絶縁基板1a,1b…のスペース内で
処理しているために、他の回路と干渉し、その折曲加工
工数が多く、組付も複雑であり、取廻しが制限される。
本発明の課題は、かかる欠点を解消し、回路の取廻し
が容易で自由度が大きく、加工や組付も簡単にできる構
造をもつ積層ブスバー配線板及びブスバー回路の取廻し
方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記の課題を達成するため、本発明にあっては、複数
のブスバー回路と絶縁基板とを複数層に重ねて成る積層
ブスバー配線板において、前記複数のブスバー回路から
選ばれた一の層のブスバー回路と他の一の層のブスバー
回路とが、それぞれ積層絶縁基板の一側縁にのびる回路
部分と両回路部分を積層絶縁基板の前記側縁において一
体に結合する連結片とにより段違いブスバー回路として
連成されていることを特徴とする。
また、本発明の積層ブスバー配線板におけるブスバー
回路の取廻し方法は、複数のブスバー回路と絶縁基板と
を複数層に重ねて成る積層ブスバー配線板において、一
の層のブスバー回路に絶縁基板の一側縁に向けてのびる
回路部分を設け、該回路部分の自由縁部を積層絶縁基板
の前記側縁に沿って折曲して連結片を形成し、該連結片
に他の一の層の絶縁基板に配設されるブスバー回路を連
成することを特徴とする。
〔実施例〕
第1図は本発明の積層ブスバー配線板におけるブスバ
ー回路の基本構造を示す。すなわち、下向きの端子4を
もつ第1層絶縁基板1a下のブスバー回路10aと上向きの
端子4′をもつ第5層絶縁基板1e上のブスバー回路10b
とは、それぞれ積層絶縁基板1の側縁に向けてのびる回
路部分11と11′を有し、両回路部分11,11′は該板1の
側縁に沿う連結片12により結合されて一体となり、回路
部分11と11′とが高低差のある段違いブスバー回路10と
して形成されている。
第2図は第1図の変形例であって、連結片12を両側の
起立片12a,12a′と積層絶縁基板1の側縁に沿ってのび
る延設片12bとで構成し、延設片12bの長さを変えること
により、端子4,4′の位置変えや他のブスバー回路との
干渉を避けるようにしたものである。起立片12aと12a′
とはそれぞれ点線で示されるように一方を省略すること
ができる。この連結片12または起立片12a,12a′の高さ
は、高低差のあるブスバー回路10a,10bを配設すべき層
数によって自由に変えることができる。この段違いブス
バー回路10は、従来のものと同様に一枚の薄板金(綱
板)の打抜、折曲加工により容易に形成することができ
る。
第3図はブスバー回路の取廻しに本発明構造を採用し
た例である。第3層の絶縁基板1c上にブスバー回路2b,2
cと並んで配設されたブスバー回路10cは、積層絶縁基板
1の側縁に向けてのびる回路部分11′をもち、L型の連
結片12および回路部分11とにより第1層絶縁基板1a上の
ブスバー回路10dと一体に形成されている。
ブスバー回路10dは、回路10cとは高低差があり、第3
層上のブスバー回路2bとは同一層内では交差しない回路
部分11によって、パターンの自由な展開が可能である。
第4図は第3図の積層ブスバー配線板を電気接続箱の
アンダーカバー13とアッパーカバー14内に収容し、端子
4,4′を各カバー13,14のコネクタ挿着部15,16内に突出
させたものである。第1層の絶縁基板1aのブスバー回路
10dからみて、端子4′は第2,第3層の絶縁基板1b,1cを
貫通させる必要がなく、回路の取廻しおよび組立もより
簡単である。
〔作 用〕
第1図ないし第3図によって明らかなように、積層ブ
スバー配線板を構成する任意のブスバー回路、例えば第
2図のブスバー回路10bに対して積層絶縁基板1の側縁
に向けてのびる回路部分11,11′を設け、該回路部分の
自由縁部を折曲して該基板1の外側縁に沿う連結片12を
設け、該片12から所望の層の絶縁基板に配設すべきブス
バー回路10aを同様に回路部分11によって連成すること
により、同一層内の他のブスバー回路と干渉しない回路
および端子4,4′の形成が可能となる。
従って、回路の取廻しの自由度が増し、ブスバー回路
の製作および組立もより簡略化される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、積層絶縁基板
の外側に位置する連結片と該片から所望の層の絶縁基板
にのびる回路部分とを介してブスバー回路を形成するよ
うにしたから、回路の取廻しが容易で、自由度が大き
く、加工や組付も簡単な電気接続箱を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる積層ブスバー配線板の基本構造
を示す要部の斜視図、 第2図は第1図の変形例を示す要部の斜視図、 第3図は本発明の一実施例を示す要部の斜視図、 第4図は第3図の積層ブスバー配線板を要いた電気接続
箱の要部縦断面図、 第5図は従来のブスバーの取廻し例を示す要部の斜視図
である。 1……積層絶縁基板、1a,1b〜1e……絶縁基板、4,4′…
…端子、2a〜2c,10a〜10d……ブスバー回路、11,11′…
…回路部分、12……外部連結片、12a,12a′……起立
片、12b……延設片。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のブスバー回路と絶縁基板とを複数層
    に重ねて成る積層ブスバー配線板において、前記複数の
    ブスバー回路から選ばれた一の層のブスバー回路と他の
    一の層のブスバー回路とが、それぞれ積層絶縁基板の一
    側縁にのびる回路部分と両回路部分を積層絶縁基板の前
    記側縁において一体に結合する連絡片とにより段違いブ
    スバー回路として連成されていることを特徴とする積層
    ブスバー配線板。
  2. 【請求項2】複数のブスバー回路と絶縁基板とを複数層
    に重ねて成る積層ブスバー配線板において、一の層のブ
    スバー回路に絶縁基板の一側縁に向けてのびる回路部分
    を設け、該回路部分の自由縁部を積層絶縁基板の前記側
    縁に沿って折曲して連結片を形成し、該連絡片に他の一
    の層の絶縁基板に配設されるブスバー回路を連成するこ
    とを特徴とする積層ブスバー配線板におけるブスバー回
    路の取廻し方法。
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