JP7073133B2 - バスバ連結構造及び連結バスバ - Google Patents

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Description

本発明は、バスバ連結構造及び連結バスバに関する。
従来、複数の接続対象物の間を電気的に接続させる電気接続部材の技術分野では、複数の導電性の連結体を連結させることで1つの連結バスバを形成する、という技術が知られている。この種の連結バスバは、例えば、下記の特許文献1及び2に開示されており、接続対象物毎に対応させた複数の電気接続部を有している。
特開2004-343829号公報 特開2009-77485号公報
ところで、上記特許文献1の連結バスバは、バスバ本体に複数のタブ材(電気接続部)を1つずつ挟み込んでいくものである。よって、この連結バスバは、組付け作業性について改善の余地があり、かつ、バスバ本体とタブ材との間の相対的な位置を保つ上でも改善の余地がある。また、上記特許文献2の連結バスバは、複数の電気接続部を有する部材をバスバ本体に組み付けるものであるが、その組付けに溶接作業又は加締め作業が必要になるので、組付け作業性について改善の余地がある。
そこで、本発明は、第1バスバと第2バスバとの間の簡便な組付けと位置保持とが可能なバスバ連結構造及び連結バスバを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成する為、本発明に係るバスバ連結構造は、導電性の第1バスバに設けた第1から第3の被押圧部と、互いに間隔を空けた直列配置状態で導電性の第2バスバに設け、前記第1から第3の被押圧部毎に係合して前記第1バスバとの間の連結を図る第1から第3の連結体と、前記第1バスバと前記第2バスバの相対的な位置を連結完了位置に保つ位置保持機構と、を備え、前記第1被押圧部と前記第2被押圧部は、同一の平面上で互いに間隔を空けて配置し、前記第3被押圧部は、前記第1被押圧部と前記第2被押圧部との間で、前記第1被押圧部及び前記第2被押圧部に対して各々間隔を空け、かつ、前記第1被押圧部及び前記第2被押圧部が配置されている前記平面に対して直交方向に間隔を空けて配置し、前記第1連結体は、前記第1被押圧部に対して押圧力を作用させる第1押圧部を有し、前記第2連結体は、前記第2被押圧部に対して前記第1押圧部と同じ方向に押圧力を作用させる第2押圧部を有し、前記第3連結体は、前記第3被押圧部に対して前記第1押圧部及び前記第2押圧部とは逆向きに押圧力を作用させる第3押圧部を有している。
また、上記目的を達成する為、本発明に係る連結バスバは、導電性の第1バスバと第2バスバとを備え、前記第1バスバは、同一の平面上で互いに間隔を空けて配置した第1被押圧部及び第2被押圧部と、前記第1被押圧部と前記第2被押圧部との間で、前記第1被押圧部及び前記第2被押圧部に対して各々間隔を空け、かつ、前記第1被押圧部及び前記第2被押圧部が配置されている前記平面に対して直交方向に間隔を空けて配置した第3被押圧部と、を有し、前記第2バスバは、互いに間隔を空けて直列配置し、前記第1から第3の被押圧部毎に係合して前記第1バスバとの間の連結を図る第1から第3の連結体を有し、前記第1連結体は、前記第1被押圧部に対して押圧力を作用させる第1押圧部を有し、前記第2連結体は、前記第2被押圧部に対して前記第1押圧部と同じ方向に押圧力を作用させる第2押圧部を有し、前記第3連結体は、前記第3被押圧部に対して前記第1押圧部及び前記第2押圧部とは逆向きに押圧力を作用させる第3押圧部を有し、前記第1バスバと前記第2バスバの間には、前記第1バスバと前記第2バスバの相対的な位置を連結完了位置に保つ位置保持機構を設けている
ここで、上記本発明に係るバスバ連結構造又は連結バスバにおいて、前記第1から第3の連結体は、前記第2バスバの主体から各々同一方向に突出させることで延在させ、かつ、その突出方向に沿って前記第1バスバに嵌合させることで前記第1から第3の被押圧部に各々係合させ、前記位置保持機構は、前記第1バスバと前記第2バスバの内の一方に設けた突出部と、その内の他方に設け、前記第1から第3の連結体と前記第1バスバとの間の嵌合方向に沿って前記突出部を挿入させる被挿入部と、を備え、前記突出部と前記被挿入部は、挿入完了状態のときに前記連結完了位置のまま前記第1から第3の連結体の直列配置方向で係止可能な状態となるように形成することを特徴としている。
また、上記本発明に係るバスバ連結構造又は連結バスバにおいて、前記第1から第3の連結体は、前記第2バスバの主体から各々同一方向に突出させることで延在させ、前記位置保持機構は、前記第1及び第2の連結体と前記第3連結体の内の一方の突出方向側の自由端から自らの押圧力の作用方向に突出させた突出部と、前記第1バスバに設け、前記連結完了位置のときに前記突出部が挿入されている被挿入部と、を備え、前記突出部と前記被挿入部は、挿入完了状態のときに前記連結完了位置のまま前記第1から第3の連結体の直列配置方向と延在方向とで各々係止可能な状態となるように形成することを特徴としている。
また、上記本発明に係るバスバ連結構造又は連結バスバにおいて、前記第1から第3の連結体は、前記第2バスバの主体から各々同一方向に突出させることで延在させ、かつ、直列配置方向に沿って前記第1バスバにスライド嵌合させることで前記第1から第3の被押圧部に係合させ、前記第1及び第2の連結体と前記第3連結体の内の一方は、突出方向側の自由端に、自らの押圧力の作用方向に突出させた突出部を有し、前記第1バスバは、前記第1及び第2の連結体と前記第3連結体の内の前記一方がスライド嵌合前に配置される切欠き部と、スライド嵌合前に前記切欠き部に配置された前記突出部が前記スライド嵌合によってスライド挿入される被挿入部と、を有し、前記位置保持機構は、前記突出部と前記被挿入部とで構成し、挿入完了状態のときに前記連結完了位置のまま前記第1から第3の連結体の直列配置方向と延在方向とで各々係止可能な状態となるように前記突出部と前記被挿入部とを形成することを特徴としている。
本発明に係るバスバ連結構造及び連結バスバは、第1バスバと第2バスバを嵌合させるだけで互いに連結させることができるので、組付け作業性に優れたものとなる。また、このバスバ連結構造及び連結バスバは、位置保持機構によって、第1バスバと第2バスバとの間の相対的な位置を連結完了位置のまま保持することができる。このように、本発明に係るバスバ連結構造及び連結バスバは、第1バスバと第2バスバとの間の簡便な組付けと位置保持とを両立させることができる。
図1は、実施形態のバスバ連結構造及び連結バスバを示す斜視図である。 図2は、実施形態のバスバ連結構造及び連結バスバを別角度から見た斜視図である。 図3は、実施形態のバスバ連結構造及び連結バスバを示す分解斜視図である。 図4は、実施形態のバスバ連結構造及び連結バスバを別角度から見た分解斜視図である。 図5は、変形例1のバスバ連結構造及び連結バスバを示す斜視図である。 図6は、変形例1のバスバ連結構造及び連結バスバを別角度から見た斜視図である。 図7は、変形例1のバスバ連結構造及び連結バスバを示す分解斜視図である。 図8は、変形例1のバスバ連結構造及び連結バスバを別角度から見た分解斜視図である。 図9は、変形例2のバスバ連結構造及び連結バスバを示す斜視図である。 図10は、変形例2のバスバ連結構造及び連結バスバを別角度から見た斜視図である。 図11は、変形例2のバスバ連結構造及び連結バスバを示す分解斜視図である。 図12は、変形例2のバスバ連結構造及び連結バスバを別角度から見た分解斜視図である。 図13は、変形例2におけるスライド嵌合前のバスバ連結構造及び連結バスバを示す斜視図である。 図14は、変形例2の第1バスバを示す平面図である。 図15は、変形例2のバスバ連結構造及び連結バスバを示す平面図である。 図16は、参考例のバスバ連結構造及び連結バスバを示す分解斜視図である。 図17は、参考例における収容前の連結バスバを収容室と共に示す斜視図である。 図18は、参考例における収容前の連結バスバを収容室と共に示す平面図である。 図19は、参考例における収容後の連結バスバを収容室と共に示す斜視図である。 図20は、参考例における収容後の連結バスバを収容室と共に示す平面図である。 図21は、参考例における収容前の半嵌合状態の連結バスバを収容室と共に示す斜視図である。 図22は、参考例における収容前の半嵌合状態の連結バスバを収容室と共に示す平面図である。 図23は、参考例における半嵌合状態が検知された際の連結バスバと収容室を示す平面図である。 図24は、参考例における収容前の連結バスバを目視窓付きの筐体と共に示す平面図である。 図25は、参考例のバスバ連結構造及び連結バスバを示す斜視図である。 図26は、参考例における収容後の連結バスバを目視窓付きの筐体と共に示す平面図である。 図27は、参考例における半嵌合状態が検知された際の連結バスバと目視窓付きの筐体を示す平面図である。
以下に、本発明に係るバスバ連結構造及び連結バスバの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[実施形態]
本発明に係るバスバ連結構造及び連結バスバの実施形態の1つを図1から図4に基づいて説明する。
図1から図4の符号1は、本実施形態の連結バスバを示す。その連結バスバ1は、複数の接続対象物(図示略)の間を電気的に接続させるものであり、例えば、電気接続箱等における絶縁性の筐体(図示略)の中に収容される。尚、接続対象物とは、例えば、リレーや回路保護部品等の電子部品、回転機等の負荷、二次電池等の電源などのことをいう。
具体的に、本実施形態の連結バスバ1は、導電性の第1バスバ10と第2バスバ20とを備え、これらが連結構造(バスバ連結構造)30を介して一体化されたものである(図1から図4)。
第1バスバ10と第2バスバ20は、金属等の導電性材料で成形する。この例示の第1バスバ10と第2バスバ20は、母材となる金属板に打ち抜き加工や折り曲げ加工等を施して成形される。ここでは、導電率が高く且つ原価の低い金属板(例えば、銅を原材料とするもの)で第1バスバ10を成形する。一方、第2バスバ20については、後述するように一部に弾性を持たせるので、導電率が高く且つ第1バスバ10よりも高弾性の金属板(例えば、銅合金を原材料とするもの)で成形する。
この例示の第1バスバ10は、平板状の主体11と、片体状の接続体12と、を有する(図1から図4)。主体11は、矩形に形成している。接続体12は、矩形に形成しており、主体11の短手方向における一方の端部11aの一端から同一の平面上で主体11の短手方向に沿って突出させている。この例示の第1バスバ10においては、接続体12を1つ設けている。この第1バスバ10は、その接続体12が有する貫通孔12aを介して電気接続箱等における筐体に保持させる。
この例示の第2バスバ20は、平板状の主体21と、複数の電気接続体22と、を有する(図1から図4)。主体11は、矩形に形成している。電気接続体22は、電子部品の電気接続体(図示略)との間で物理的且つ電気的に接続されるものであり、接続端子としての機能を成す。この例示の電気接続体22は、電子部品の電気接続体たる雄タブ状の相手方端子が挿入嵌合される音叉端子として形成している。この電気接続体22は、主体21の短手方向における一方の端部21aから同一の平面上で主体21の短手方向に沿って突出させている。それぞれの電気接続体22は、主体21の長手方向に沿って互いに間隔を空けて直列配置している。
第1バスバ10と第2バスバ20は、接続体12とそれぞれの電気接続体22の突出方向を同じ向きに合わせた状態で、バスバ連結構造30によって連結する。そのバスバ連結構造30は、第1バスバ10に設けた第1から第3の被押圧部13a-13c(図3及び図4)と、第2バスバ20に設けた第1から第3の連結体23A-23C(図1から図4)と、を備える。
第1から第3の被押圧部13a-13cは、互いに間隔を空けた直列配置状態で第1バスバ10に設けている。この例示の第1から第3の被押圧部13a-13cは、主体11の一方の端部11aにおけるそれぞれの平面11b,11cを部分的に利用する(図3及び図4)。第1被押圧部13aと第2被押圧部13bは、同一の平面11b上で互いに間隔を空けて配置する。一方、第3被押圧部13cは、第1被押圧部13aと第2被押圧部13bとの間で、第1被押圧部13a及び第2被押圧部13bに対して各々間隔を空け、かつ、第1被押圧部13a及び第2被押圧部13bが配置されている平面11bに対して直交方向に間隔を空けて配置する。この例示の第3被押圧部13cは、その平面11bとは逆側の平面11cに設ける。
第1から第3の連結体23A-23Cは、互いに間隔を空けた直列配置状態で第2バスバ20に設けており、第1から第3の被押圧部13a-13c毎に係合して第1バスバ10との間の連結を図る。この例示の第1から第3の連結体23A-23Cは、主体21の短手方向における他方の端部21bから主体21の短手方向に沿って電気接続体22とは逆向きに突出させている(図1から図4)。つまり、この第1から第3の連結体23A-23Cは、第2バスバ20の主体21から各々同一方向に突出させることで延在させている。第1から第3の連結体23A-23Cは、その突出方向に沿って第1バスバ10の主体11の一方の端部11aに嵌合させることで、第1から第3の被押圧部13a-13cに各々係合させる。
第1連結体23Aは、第1被押圧部13aに対して押圧力を作用させる第1押圧部23aを有する(図4)。第2連結体23Bは、第2被押圧部13bに対して第1押圧部23aと同じ方向に押圧力を作用させる第2押圧部23bを有する(図4)。第3連結体23Cは、第3被押圧部13cに対して第1押圧部23a及び第2押圧部23bとは逆向きに押圧力を作用させる第3押圧部23cを有する(図3)。つまり、第1から第3の連結体23A-23Cは、第1及び第2の連結体23A,23Bと第3連結体23Cとの間に第1バスバ10の主体11の一方の端部11aを挟み込み、その一方の端部11aに挟持力を作用させることによって、第1バスバ10を連結させる。よって、第1から第3の連結体23A-23Cは、第1及び第2の連結体23A,23Bと第3連結体23Cの内の少なくとも一方を主体21の平面21c,21dに対する直交方向にオフセットして(図3及び図4)、第1及び第2の連結体23A,23Bと第3連結体23Cとの間への一方の端部11aの挿入と挟み込みを可能にする。ここでは、第1及び第2の連結体23A,23Bをオフセットしている。
第1バスバ10と第2バスバ20は、相互間の連結完了位置にて、主体11の一方の端部11aにおける短手方向の端面と、主体21の他方の端部21bにおける短手方向の端面と、を対向配置させる。本実施形態では、その対向配置方向が第1バスバ10と第2バスバ20との間の嵌合方向となる。
ここで、第1から第3の連結体23A-23Cは、第1及び第2の連結体23A,23Bと第3連結体23Cの内の少なくとも一方に可撓性及び弾性を持たせる。この例示では、第1及び第2の連結体23A,23Bに可撓性及び弾性を持たせている。例えば、第1及び第2の連結体23A,23Bは、主体21の他方の端部21bから主体21の短手方向における電気接続体22とは逆向きで且つ一方の平面21c側に折り曲げて、その電気接続体22とは逆向きで且つ他方の平面21d側に折り返す。更に、第1及び第2の連結体23A,23Bは、その折り返した先で電気接続体22とは逆向きに延在させ、再び、その電気接続体22とは逆向きで且つ一方の平面21c側に折り曲げる。この片持ちの第1及び第2の連結体23A,23Bにおいては、その延在箇所の全部又は一部から各々押圧力を作用させる。よって、この第1及び第2の連結体23A,23Bにおいては、その延在箇所における一方の端部11aの一方の平面11bとの対向平面の全部又は一部を各々第1及び第2の押圧部23a,23bとして利用する。一方の端部11aの一方の平面11bでは、その第1及び第2の押圧部23a,23bに対向配置される箇所を各々第1及び第2の被押圧部13a,13bとする。
一方、第3連結体23Cは、主体21と同一の平面21c,21d上で、矩形の片体状のものとして形成している。この第3連結体23Cでは、主体21の平面21cと面一の平面を第3押圧部23cとして利用する。一方の端部11aの他方の平面11cでは、その第3押圧部23cに対向配置される箇所を第3被押圧部13cとする。
第1から第3の連結体23A-23Cにおいては、第1バスバ10の主体11の一方の端部11aの挿入が始まると共に第1及び第2の連結体23A,23Bが撓み始め、その一方の端部11aの挿入が完了すると、第1から第3の押圧部23a-23cから第1から第3の被押圧部13a-13cに対して各々押圧力を作用させる。第1バスバ10と第2バスバ20との間では、その第1から第3の連結体23A-23Cに対する一方の端部11aの挿入の完了によって、連結が完了する。このバスバ連結構造30は、その第1バスバ10と第2バスバ20の相対的な位置を連結完了位置に保つ位置保持機構40を備える(図1、図3及び図4)。
本実施形態の位置保持機構40は、第1バスバ10と第2バスバ20の内の一方に設けた突出部41と、その内の他方に設け、第1から第3の連結体23A-23Cと第1バスバ10との間の嵌合方向(以下、単に「嵌合方向」という。)に沿って突出部41を挿入させる被挿入部42と、を備える(図1、図3及び図4)。その突出部41と被挿入部42は、これらが挿入完了状態のときに連結完了位置のまま第1から第3の連結体23A-23C及び第1から第3の被押圧部13a-13cの直列配置方向で係止可能な状態となるように形成する。この例示では、突出部41を第2バスバ20に設け、被挿入部42を第1バスバ10に設けている。
第2バスバ20は、主体21の他方の端部21bから主体21の短手方向に沿って第1から第3の連結体23A-23Cと同じ向きに突出させた第1及び第2の突出体24,25を有する(図3)。この例示の第1及び第2の突出体24,25は、第1から第3の連結体23A-23Cと共に互いに間隔を空けて直列配置され、その直列配置方向で第1から第3の連結体23A-23Cを挟み込むように設ける。
第1突出体24は、主体21と同一の平面21c,21d上で他方の端部21bから第1から第3の連結体23A-23Cと同じ向きに突出させた矩形の片体状の第1片部24aを有する(図3)。その第1片部24aにおける主体21の平面21cと面一の平面24aは、連結完了位置のときに、第1バスバ10の主体11の一方の端部11aにおける他方の平面11cに接触させてもよく、その他方の平面11cに対して間隔を空けて対向配置させてもよい。前者の場合には、この平面24aから他方の平面11cに対して押圧力を作用させる。第1突出体24は、第1片部24aの嵌合方向に延在する1つの辺部から他方の平面11cに向けて突出させた矩形の片体状の第2片部24bを有する(図1及び図3)。この例示の第2片部24bは、第1片部24aの第1から第3の連結体23A-23C側の辺部から第1片部24aの平面24aに対して直交方向に突出させ、かつ、嵌合方向に延在させている。ここでは、この第2片部24bを位置保持機構40の突出部41として利用する。
第1バスバ10の主体11の一方の端部11aには、その突出部41(第2片部24b)が第1から第3の連結体23A-23Cと第1バスバ10との間の嵌合動作に連動して挿入され、連結完了位置のときに突出部41(第2片部24b)が挿入完了状態となるように、嵌合方向に延在させた矩形の切欠き14を形成する(図1から図4)。その切欠き14は、一方の端部11aにおける短手方向の端面(連結完了位置で主体21の他方の端部21bにおける短手方向の端面に対向配置される端面)から短手方向に沿って切り欠かれている。ここでは、この切欠き14を位置保持機構40の被挿入部42として利用する。
突出部41(第2片部24b)と被挿入部42(切欠き14)は、第1から第3の連結体23A-23C及び第1から第3の被押圧部13a-13cの直列配置方向における相互間の隙間の大きさを調整することによって、挿入完了状態のときに連結完了位置のままその直列配置方向で係止可能な状態となるように形成する。
第2突出体25は、第1突出体24と同様の第1片部25aと第2片部25bを有する(図3)。第1片部25aにおける主体21の平面21cと面一の平面25aは、連結完了位置のときに、第1バスバ10の主体11の一方の端部11aにおける他方の平面11cに接触させてもよく、その他方の平面11cに対して間隔を空けて対向配置させてもよい。また、第2片部25bは、位置保持機構40の突出部41として利用するものであり、第1片部25aの第1から第3の連結体23A-23C側の辺部から第1片部25aの平面25aに対して直交方向に突出させ、かつ、嵌合方向に延在させている。
第1バスバ10の主体11の一方の端部11aには、その突出部41(第2片部25b)が第1から第3の連結体23A-23Cと第1バスバ10との間の嵌合動作に連動して挿入され、連結完了位置のときに突出部41(第2片部25b)が挿入完了状態となるように、嵌合方向に延在させた矩形の切欠き15を形成する(図1から図4)。その切欠き15は、一方の端部11aにおける短手方向の端面(連結完了位置で主体21の他方の端部21bにおける短手方向の端面に対向配置される端面)から短手方向に沿って切り欠かれている。ここでは、この切欠き15を位置保持機構40の被挿入部42として利用する。
突出部41(第2片部25b)と被挿入部42(切欠き15)は、第1から第3の連結体23A-23C及び第1から第3の被押圧部13a-13cの直列配置方向における相互間の隙間の大きさを調整することによって、挿入完了状態のときに連結完了位置のままその直列配置方向で係止可能な状態となるように形成する。
以上示したように、本実施形態のバスバ連結構造30及び連結バスバ1は、第1バスバ10と第2バスバ20を嵌合させるだけで互いに連結させることができるので、組付け作業性に優れたものとなる。また、このバスバ連結構造30及び連結バスバ1においては、第1バスバ10と第2バスバ20を嵌合させる際に、位置保持機構40の突出部41(第2片部24b,25b)と被挿入部42(切欠き14,15)が嵌合のガイド機構としても動作する。よって、このバスバ連結構造30及び連結バスバ1は、この点からも組付け作業性に優れたものといえる。また、このバスバ連結構造30及び連結バスバ1は、位置保持機構40によって、第1から第3の連結体23A-23C及び第1から第3の被押圧部13a-13cの直列配置方向における第1バスバ10と第2バスバ20との間の相対的な位置を連結完了位置のまま保持することができる。このように、本実施形態のバスバ連結構造30及び連結バスバ1は、第1バスバ10と第2バスバ20との間の簡便な組付けと位置保持とを両立させることができる。
[変形例1]
図5から図8の符号2は、本変形例の連結バスバを示す。その連結バスバ2は、前述した実施形態の連結バスバ1と同じように、複数の接続対象物(図示略)の間を電気的に接続させるものであり、例えば、電気接続箱等における絶縁性の筐体(図示略)の中に収容される。
具体的に、本変形例の連結バスバ2は、導電性の第1バスバ110と第2バスバ120とを備え、これらが連結構造(バスバ連結構造)130を介して一体化されたものである(図5から図8)。
第1バスバ110及び第2バスバ120は、実施形態の第1バスバ10及び第2バスバ20と同じように、金属等の導電性材料で成形されたものであり、母材となる金属板に打ち抜き加工や折り曲げ加工等を施して成形される。ここでは、導電率が高く且つ原価の低い金属板で第1バスバ110を成形し、導電率が高く且つ第1バスバ110よりも高弾性の金属板で第2バスバ120を成形する。
この例示の第1バスバ110は、平板状の主体111と、片体状の接続体112と、を有する(図5から図8)。主体111は、矩形に形成している。接続体112は、矩形に形成しており、主体111の短手方向における一方の端部111aの両端から同一の平面上で主体111の短手方向に沿って1つずつ突出させている。この第1バスバ110は、その接続体112が有する貫通孔112aを介して電気接続箱等における筐体に保持させる。
この例示の第2バスバ120は、平板状の主体121と、複数の電気接続体122と、を有する(図5から図8)。主体121は、矩形に形成している。電気接続体122は、実施形態の電気接続体22と同じように、接続端子としての機能を成すものであり、音叉端子として形成している。この電気接続体122は、主体121の短手方向における一方の端部121aから同一の平面上で主体121の短手方向に沿って突出させている。それぞれの電気接続体122は、主体121の長手方向に沿って互いに間隔を空けて直列配置している。
第1バスバ110と第2バスバ120は、接続体112とそれぞれの電気接続体122の突出方向を同じ向きに合わせた状態で、バスバ連結構造130によって連結する。そのバスバ連結構造130は、第1バスバ110に設けた第1から第3の被押圧部113a-113c(図7及び図8)と、第2バスバ120に設けた第1から第3の連結体123A-123C(図5から図8)と、を備える。
第1から第3の被押圧部113a-113cは、互いに間隔を空けた直列配置状態で第1バスバ110に設けている。この例示の第1から第3の被押圧部113a-113cは、主体111の一方の端部111aにおけるそれぞれの平面111b,111cを部分的に利用する(図7及び図8)。第1被押圧部113aと第2被押圧部113bは、同一の平面111c上で互いに間隔を空けて配置する。一方、第3被押圧部113cは、第1被押圧部113aと第2被押圧部113bとの間で、第1被押圧部113a及び第2被押圧部113bに対して各々間隔を空け、かつ、第1被押圧部113a及び第2被押圧部113bが配置されている平面111cに対して直交方向に間隔を空けて配置する。この例示の第3被押圧部113cは、その平面111cとは逆側の平面111bに設ける。
第1から第3の連結体123A-123Cは、互いに間隔を空けた直列配置状態で第2バスバ120に設けており、第1から第3の被押圧部113a-113c毎に係合して第1バスバ110との間の連結を図る。この例示の第1から第3の連結体123A-123Cは、主体121の短手方向における他方の端部121bから主体121の短手方向に沿って電気接続体122とは逆向きに突出させている(図5から図8)。つまり、この第1から第3の連結体123A-123Cは、第2バスバ120の主体121から各々同一方向に突出させることで延在させている。第1から第3の連結体123A-123Cは、その突出方向に沿って第1バスバ110の主体111の一方の端部111aに嵌合させることで、第1から第3の被押圧部113a-113cに各々係合させる。
第1連結体123Aは、第1被押圧部113aに対して押圧力を作用させる第1押圧部123aを有する(図7)。第2連結体123Bは、第2被押圧部113bに対して第1押圧部123aと同じ方向に押圧力を作用させる第2押圧部123bを有する(図7)。第3連結体123Cは、第3被押圧部113cに対して第1押圧部123a及び第2押圧部123bとは逆向きに押圧力を作用させる第3押圧部123cを有する(図8)。つまり、第1から第3の連結体123A-123Cは、第1及び第2の連結体123A,123Bと第3連結体123Cとの間に第1バスバ110の主体111の一方の端部111aを挟み込み、その一方の端部111aに挟持力を作用させることによって、第1バスバ110を連結させる。よって、第1から第3の連結体123A-123Cは、第1及び第2の連結体123A,123Bと第3連結体123Cの内の少なくとも一方を主体121の平面121c,121dに対する直交方向にオフセットして(図7及び図8)、第1及び第2の連結体123A,123Bと第3連結体123Cとの間への一方の端部111aの挿入と挟み込みを可能にする。ここでは、第3連結体123Cをオフセットしている。
第1バスバ110と第2バスバ120は、相互間の連結完了位置にて、主体111の一方の端部111aにおける短手方向の端面と、主体121の他方の端部121bにおける短手方向の端面と、を対向配置させる。
ここで、第1から第3の連結体123A-123Cは、第1及び第2の連結体123A,123Bと第3連結体123Cの内の少なくとも一方に可撓性及び弾性を持たせる。この例示では、第3連結体123Cに可撓性及び弾性を持たせている。例えば、第3連結体123Cは、実施形態の第1及び第2の連結体23A,23Bと同様の形状に形成する。よって、この片持ちの第3連結体123Cにおいては、延在箇所の全部又は一部から各々押圧力を作用させるものとなり、その延在箇所における一方の端部111aの一方の平面111bとの対向平面の全部又は一部を第3押圧部123cとして利用する。一方の端部111aの一方の平面111bでは、その第3押圧部123cに対向配置される箇所を第3被押圧部113cとする。
一方、第1及び第2の連結体123A,123Bは、主体121と同一の平面121c,121d上で、矩形の片体状のものとして形成している。この第1及び第2の連結体123A,123Bでは、主体121の平面121cと面一の平面を各々第1及び第2の押圧部123a,123bとして利用する。一方の端部111aの他方の平面111cでは、その第1及び第2の押圧部123a,123bに対向配置される箇所を各々第1及び第2の被押圧部113a,113bとする。
第1から第3の連結体123A-123Cにおいては、第1バスバ110の主体111の一方の端部111aの挿入が始まると共に第3連結体123Cが撓み始め、その一方の端部111aの挿入が完了すると、第1から第3の押圧部123a-123cから第1から第3の被押圧部113a-113cに対して各々押圧力を作用させる。第1バスバ110と第2バスバ120との間では、その第1から第3の連結体123A-123Cに対する一方の端部111aの挿入の完了によって、連結が完了する。このバスバ連結構造130は、その第1バスバ110と第2バスバ120の相対的な位置を連結完了位置に保つ位置保持機構140を備える(図5、図7及び図8)。
本変形例の位置保持機構140は、第1及び第2の連結体123A,123Bと第3連結体123Cの内の一方の突出方向側の自由端から自らの押圧力の作用方向に突出させた突出部141と、第1バスバ110に設け、第1バスバ110と第2バスバ120とが連結完了位置のときに突出部141が挿入されている被挿入部142と、を備える(図5、図7及び図8)。その突出部141と被挿入部142は、これらが挿入完了状態のときに連結完了位置のまま第1から第3の連結体123A-123Cの直列配置方向と延在方向とで各々係止可能な状態となるように形成する。
この例示では、突出部141を第1及び第2の連結体123A,123Bに1つずつ設けている。その突出部141は、矩形の片体状に形成し、第1及び第2の連結体123A,123Bの自由端から第1及び第2の連結体123A,123Bの平面に対する直交方向に突出させている。
第1バスバ110の主体111の一方の端部111aには、それぞれの突出部141を個別に挿入可能な矩形の貫通孔114を2つ形成する(図5から図8)。ここでは、その貫通孔114を位置保持機構140の被挿入部142として利用する。
第1バスバ110と第2バスバ120との間では、それぞれの突出部141を主体111の一方の端部111aにおける平面111c側から各々の被挿入部142(貫通孔114)に引っ掛ける。しかる後、第1バスバ110と第2バスバ120との間では、第3連結体123Cが一方の端部111aを乗り越えて平面111b側に移動するように、それぞれの突出部141側を回動支点にして連結完了位置まで相対回転させる。
ここで、対になる突出部141と被挿入部142(貫通孔114)は、第1から第3の連結体123A-123C及び第1から第3の被押圧部113a-113cの直列配置方向における相互間の隙間の大きさを調整することによって、第1バスバ110と第2バスバ120との間の相対回転を許容しつつ、挿入完了状態のときに連結完了位置のままその直列配置方向で係止可能な状態となるように形成する。更に、この対になる突出部141と被挿入部142(貫通孔114)は、第1から第3の連結体123A-123Cの延在方向における相互間の隙間の大きさを調整することによって、第1バスバ110と第2バスバ120との間の相対回転を許容しつつ、挿入完了状態のときに連結完了位置のままその延在方向で係止可能な状態となるように形成する。
以上示したように、本変形例のバスバ連結構造130及び連結バスバ2は、第1バスバ110と第2バスバ120を相対回転させながら嵌合させるだけで互いに連結させることができるので、組付け作業性に優れたものとなる。また、このバスバ連結構造130及び連結バスバ2は、位置保持機構140によって、第1から第3の連結体123A-123C及び第1から第3の被押圧部113a-113cの直列配置方向における第1バスバ110と第2バスバ120との間の相対的な位置を連結完了位置のまま保持することができ、かつ、第1から第3の連結体123A-123Cの延在方向における第1バスバ110と第2バスバ120との間の相対的な位置を連結完了位置のまま保持することができる。このように、本変形例のバスバ連結構造130及び連結バスバ2は、第1バスバ110と第2バスバ120との間の簡便な組付けと位置保持とを両立させることができる。
[変形例2]
図9から図12の符号3は、本変形例の連結バスバを示す。その連結バスバ3は、前述した実施形態の連結バスバ1と同じように、複数の接続対象物(図示略)の間を電気的に接続させるものであり、例えば、電気接続箱等における絶縁性の筐体(図示略)の中に収容される。
具体的に、本変形例の連結バスバ3は、導電性の第1バスバ210と第2バスバ220とを備え、これらが連結構造(バスバ連結構造)230を介して一体化されたものである(図9から図12)。
第1バスバ210及び第2バスバ220は、実施形態の第1バスバ10及び第2バスバ20と同じように、金属等の導電性材料で成形されたものであり、母材となる金属板に打ち抜き加工や折り曲げ加工等を施して成形される。ここでは、導電率が高く且つ原価の低い金属板で第1バスバ210を成形し、導電率が高く且つ第1バスバ110よりも高弾性の金属板で第2バスバ220を成形する。
この例示の第1バスバ210は、平板状の主体211と、片体状の接続体212と、を有する(図9から図12)。主体211は、矩形に形成している。接続体212は、矩形に形成しており、主体211の短手方向における一方の端部211aの両端から同一の平面上で主体211の短手方向に沿って1つずつ突出させている。この第1バスバ210は、その接続体212が有する貫通孔212aを介して電気接続箱等における筐体に保持させる。
この例示の第2バスバ220は、平板状の主体221と、複数の電気接続体222と、を有する(図9から図12)。主体221は、矩形に形成している。電気接続体222は、実施形態の電気接続体22と同じように、接続端子としての機能を成すものであり、音叉端子として形成している。この電気接続体222は、主体221の短手方向における一方の端部221aから同一の平面上で主体221の短手方向に沿って突出させている。それぞれの電気接続体222は、主体221の長手方向に沿って互いに間隔を空けて直列配置している。
第1バスバ210と第2バスバ220は、接続体212とそれぞれの電気接続体222の突出方向を同じ向きに合わせた状態で、バスバ連結構造230によって連結する。そのバスバ連結構造230は、第1バスバ210に設けた第1から第3の被押圧部213a-213c(図11及び図12)と、第2バスバ220に設けた第1から第3の連結体223A-223C(図9から図12)と、を備える。
第1から第3の被押圧部213a-213cは、互いに間隔を空けた直列配置状態で第1バスバ210に設けている。この例示の第1から第3の被押圧部213a-213cは、主体211の一方の端部211aにおけるそれぞれの平面211b,211cを部分的に利用する(図11及び図12)。第1被押圧部213aと第2被押圧部213bは、同一の平面211c上で互いに間隔を空けて配置する。一方、第3被押圧部213cは、第1被押圧部213aと第2被押圧部213bとの間で、第1被押圧部213a及び第2被押圧部213bに対して各々間隔を空け、かつ、第1被押圧部213a及び第2被押圧部213bが配置されている平面211cに対して直交方向に間隔を空けて配置する。この例示の第3被押圧部213cは、その平面211cとは逆側の平面211bに設ける。
第1から第3の連結体223A-223Cは、互いに間隔を空けた直列配置状態で第2バスバ220に設けており、第1から第3の被押圧部213a-213c毎に係合して第1バスバ210との間の連結を図る。この例示の第1から第3の連結体223A-223Cは、主体221の短手方向における他方の端部221bから主体221の短手方向に沿って電気接続体222とは逆向きに突出させている(図9から図12)。つまり、この第1から第3の連結体223A-223Cは、第2バスバ220の主体221から各々同一方向に突出させることで延在させている。第1から第3の連結体223A-223Cは、直列配置方向に沿って第1バスバ210の主体211の一方の端部211aにスライド嵌合させることで、第1から第3の被押圧部213a-213cに各々係合させる。
第1連結体223Aは、第1被押圧部213aに対して押圧力を作用させる第1押圧部223aを有する(図11)。第2連結体223Bは、第2被押圧部213bに対して第1押圧部223aと同じ方向に押圧力を作用させる第2押圧部223bを有する(図11)。第3連結体223Cは、第3被押圧部213cに対して第1押圧部223a及び第2押圧部223bとは逆向きに押圧力を作用させる第3押圧部223cを有する(図12)。つまり、第1から第3の連結体223A-223Cは、第1及び第2の連結体223A,223Bと第3連結体223Cとの間に第1バスバ210の主体211の一方の端部211aを挟み込み、その一方の端部211aに挟持力を作用させることによって、第1バスバ210を連結させる。よって、第1から第3の連結体223A-223Cは、第1及び第2の連結体223A,223Bと第3連結体223Cの内の少なくとも一方を主体221の平面221c,221dに対する直交方向にオフセットして(図11及び図12)、第1及び第2の連結体223A,223Bと第3連結体223Cとの間への一方の端部211aの挿入と挟み込みを可能にする。ここでは、第1から第3の連結体223A-223Cを主体221の他方の端部221bに対して全てオフセットしているが、第1及び第2の連結体223A,223Bと第3連結体223Cとでオフセット量を変えている。
第1及び第2の連結体223A,223Bは、主体221の他方の端部221bから主体221の短手方向における電気接続体222とは逆向きで且つ他方の平面221d側に折り曲げて、その電気接続体222とは逆向きで且つ一方の平面221c側に折り返す。更に、第1及び第2の連結体223A,223Bは、その折り返した先で電気接続体222とは逆向きに延在させる。この片持ちの第1及び第2の連結体223A,223Bにおいては、その延在箇所の全部又は一部から各々押圧力を作用させる。よって、この第1及び第2の連結体223A,223Bにおいては、その延在箇所における一方の端部211aの他方の平面211cとの対向平面の全部又は一部を各々第1及び第2の押圧部223a,223bとして利用する。一方の端部211aの他方の平面211cでは、その第1及び第2の押圧部223a,223bに対向配置される箇所を各々第1及び第2の被押圧部213a,213bとする。
一方、第3連結体223Cは、実施形態の第1及び第2の連結体23A,23Bと同様の形状に形成する。よって、この片持ちの第3連結体223Cにおいては、延在箇所の全部又は一部から各々押圧力を作用させるものとなり、その延在箇所における一方の端部211aの一方の平面211bとの対向平面の全部又は一部を第3押圧部223cとして利用する。一方の端部211aの一方の平面211bでは、その第3押圧部223cに対向配置される箇所を第3被押圧部213cとする。
第1バスバ210と第2バスバ220は、相互間の連結完了位置にて、主体211の一方の端部211aにおける短手方向の端面と、主体221の他方の端部221bにおける短手方向の端面と、を対向配置させる。
ここで、第2バスバ220において、第1及び第2の連結体223A,223Bと第3連結体223Cの内の一方は、突出方向側の自由端に、自らの押圧力の作用方向に突出させた突出部224を有する(図9から図12)。そして、第1バスバ210は、その第1及び第2の連結体223A,223Bと第3連結体223Cの内の一方がスライド嵌合前に配置される切欠き部214と、スライド嵌合前に切欠き部214に配置された突出部224がスライド嵌合によってスライド挿入される被挿入部215と、を有する(図9から図12)。第1バスバ210と第2バスバ220は、第1から第3の連結体223A-223C及び第1から第3の被押圧部213a-213cの直列配置方向に沿ってスライド嵌合させる。
この例示では、突出部224を第1及び第2の連結体223A,223Bに1つずつ設けている。その突出部224は、矩形の片体状に形成し、第1及び第2の連結体223A,223Bの自由端(延在箇所における自由端)からその延在箇所の平面(つまり、第1及び第2の押圧部223a,223b)に対する直交方向に突出させている。
また、一対の切欠き部214と被挿入部215は、第1バスバ210の主体211の一方の端部211aに対して突出部224毎に1組ずつ設ける。
一方の切欠き部214は、第1から第3の連結体223A-223C及び第1から第3の被押圧部213a-213cの直列配置方向で、第1被押圧部213aに隣接させて配置する。この一方の切欠き部214は、一方の端部211aにおける短手方向の端面(連結完了位置で主体221の他方の端部221bにおける短手方向の端面に対向配置される端面)から短手方向に沿って切り欠かれている。この例示の一方の切欠き部214は、第1連結体223Aの挿入と配置とが可能になるよう矩形に形成している。他方の切欠き部214は、第1から第3の連結体223A-223C及び第1から第3の被押圧部213a-213cの直列配置方向で、第2被押圧部213bに隣接させて配置する。この他方の切欠き部214は、第1連結体223Aが一方の切欠き部214に配置されているときに、第2連結体223Bを配置しておくことができるように設ける。この他方の切欠き部214は、一方の端部211aにおける短手方向の端面(連結完了位置で主体221の他方の端部221bにおける短手方向の端面に対向配置される端面)から短手方向に沿って切り欠かれている。この例示の他方の切欠き部214は、第2連結体223Bの挿入と配置とが可能になるよう矩形に形成している。
一方の被挿入部215は、一方の切欠き部214側からスライド嵌合方向に向けて切り欠いた切欠きとして形成する。他方の被挿入部215は、他方の切欠き部214側からスライド嵌合方向に向けて切り欠いた切欠きとして形成する。それぞれの被挿入部215は、矩形に形成している。第1バスバ210の主体211の一方の端部211aでは、一方の被挿入部215に対する短手方向の端面(連結完了位置で主体221の他方の端部221bにおける短手方向の端面に対向配置される端面)側の壁体に第1被押圧部213aが形成されている。また、この一方の端部211aでは、他方の被挿入部215に対する短手方向の端面(連結完了位置で主体221の他方の端部221bにおける短手方向の端面に対向配置される端面)側の壁体に第2被押圧部213bが形成されている。
ここで、第1から第3の連結体223A-223Cは、第1及び第2の連結体223A,223Bと第3連結体223Cの内の少なくとも一方に可撓性及び弾性を持たせる。この例示では、第1から第3の連結体223A-223Cの全てに可撓性及び弾性を持たせている。
第2バスバ220は、第3連結体223Cの第3押圧部223cを第1バスバ210の主体211の一方の端部211aの平面211bに対向配置させた状態で、第1及び第2の連結体223A,223Bをそれぞれの被挿入部215に配置する(図13)。第2バスバ220は、それぞれの突出部224をそれぞれの被挿入部215にスライド挿入しながら、第1バスバ210に対してスライド嵌合させる(図9)。第1バスバ210と第2バスバ220との間では、それぞれの突出部224のそれぞれの被挿入部215へのスライド挿入を終えたときに、第1から第3の押圧部223a-223cが第1から第3の被押圧部213a-213cに各々対向配置される。よって、第1バスバ210と第2バスバ220との間では、そのときにスライド嵌合による連結が完了し、第1から第3の押圧部223a-223cから第1から第3の被押圧部213a-213cに対して各々押圧力が作用する。このバスバ連結構造230は、その第1バスバ210と第2バスバ220の相対的な位置を連結完了位置に保つ位置保持機構240を備える(図9から図12)。
本変形例の位置保持機構240は、対になる突出部224と被挿入部215とで構成する。よって、本変形例では、位置保持機構240が2箇所に設けられている。その突出部224と被挿入部215は、これらが挿入完了状態のときに連結完了位置のまま第1から第3の連結体223A-223Cの直列配置方向と延在方向とで各々係止可能な状態となるように形成する。この対になる突出部224と被挿入部215は、第1から第3の連結体223A-223C及び第1から第3の被押圧部213a-213cの直列配置方向における相互間の隙間の大きさを調整することによって、挿入完了状態のときに連結完了位置のままその直列配置方向で係止可能な状態となるように形成する。ここでは、被挿入部215の切欠き部214側に爪状の係止部215aを設ける(図14及び図15)。その係止部215aは、スライド挿入を終えた突出部224を係止する部位であり、その突出部224を被挿入部215の中に止める。更に、この対になる突出部224と被挿入部215は、第1から第3の連結体223A-223Cの延在方向における相互間の隙間の大きさを調整することによって、挿入完了状態のときに連結完了位置のままその延在方向で係止可能な状態となるように形成する。
以上示したように、本変形例のバスバ連結構造230及び連結バスバ3は、第1バスバ210と第2バスバ220をスライド嵌合させるだけで互いに連結させることができるので、組付け作業性に優れたものとなる。また、このバスバ連結構造230及び連結バスバ3は、位置保持機構240によって、第1から第3の連結体223A-223C及び第1から第3の被押圧部213a-213cの直列配置方向における第1バスバ210と第2バスバ220との間の相対的な位置を連結完了位置のまま保持することができ、かつ、第1から第3の連結体223A-223Cの延在方向における第1バスバ210と第2バスバ220との間の相対的な位置を連結完了位置のまま保持することができる。このように、本変形例のバスバ連結構造230及び連結バスバ3は、第1バスバ210と第2バスバ220との間の簡便な組付けと位置保持とを両立させることができる。
ところで、第1バスバ210と第2バスバ220は、スライド嵌合させることで、第1から第3の押圧部223a-223cと第1から第3の被押圧部213a-213cとの間が各々摺動する。従って、その間では、表面に存在している異物(例えば、酸化皮膜)が取り除かれる。特に、この例示では、他と比べて、第3押圧部223cと第3被押圧部213cとの間の摺動抵抗が大きいので、除去される異物の量が多くなる可能性がある。そこで、第1バスバ210には、その第3押圧部223cと第3被押圧部213cとの間の下方に、除去された異物を受け止める受け部216を形成している(図9から図12)。ここでは、主体211における短手方向で一方の端部211aとは逆側の端部211dに受け部216を形成する。例えば、その受け部216としては、その端部211dをU字状に折り曲げて形成される内方の空間部を利用する。これにより、このバスバ連結構造230及び連結バスバ3は、スライド嵌合に伴い発生した異物の四散を抑止することができる。尚、そのような受け部216は、前述した実施形態や変形例1の第2バスバ20,120に設けてもよい。
[参考例]
それぞれのバスバは、互いに連結完了位置まで嵌合させる(つまり、完全嵌合させる)ことで、互いの電気的な接続状態を保つことができる。一方、それぞれのバスバは、互いに連結完了位置まで嵌合させることができなければ、所謂半嵌合状態となり、互いの電気的な接続状態が保たれなくなってしまう可能性がある。従って、この技術分野では、連結バスバの半嵌合状態を検知できるようにしておくことが望ましい。
図16から図23には、その半嵌合状態の検知が可能な連結バスバ8を示している。
その連結バスバ8は、導電性の第1バスバ810と第2バスバ820とを備える(図16から図18)。
第1バスバ810は、矩形の平板状の主体811と、この主体811の1つの辺部に設けた第1から第3の連結体812A-812Cと、を有する(図16及び図17)。第1から第3の連結体812A-812Cは、その辺部に沿って、互いに間隔を空けて直列配置する。
一方、第2バスバ820は、矩形の平板状の主体821と、この主体821の短手方向における一方の辺部に設けた第1から第3の電気接続体822A-822Cと、その主体821の短手方向における他方の辺部に設けた第1から第3の連結体823A-823Cと、を有する(図16及び図17)。第1から第3の電気接続体822A-822Cは、雄タブ状に形成し、その一方の辺部に沿って、互いに間隔を空けて直列配置する。第1から第3の電気接続体822A-822Cは、その一方の辺部から主体821の短手方向へと互いに同じ向きに突出させる。第1から第3の連結体823A-823Cは、その他方の辺部に沿って、互いに間隔を空けて直列配置する。第1から第3の連結体823A-823Cは、その他方の辺部から第1から第3の電気接続体822A-822Cとは逆向きに突出させる。
この連結バスバ8においては、第1から第3の連結体812A-812Cと第1から第3の連結体823A-823Cとで、半嵌合状態の検知が可能なバスバ連結構造830を構成する(図16から図18)。
第1から第3の連結体812A-812Cは、各々、主体811の平面に対する直交方向に向けて開口させた半弧状に形成する。この例示では、第1及び第2の連結体812A,812Bを同一方向に開口させ、この第1及び第2の連結体812A,812Bの間に介在させた第3連結体812Cを第1及び第2の連結体812A,812Bとは逆向きに開口させる。
第1から第3の連結体823A-823Cには、可撓性及び弾性を持たせる。第1連結体823Aは、第1連結体812Aを半弧状の外壁面側から嵌め込む半弧状の嵌合部823aを有する(図16及び図17)。第2連結体823Bは、第2連結体812Bを半弧状の外壁面側から嵌め込む半弧状の嵌合部823bを有する(図16及び図17)。第3連結体823Cは、第3連結体812Cを半弧状の外壁面側から嵌め込む半弧状の嵌合部823cを有する(図16及び図17)。第1から第3の連結体823A-823Cにおいては、その嵌合部823a-823cを主体821の他方の辺部側に配置する。よって、第1から第3の連結体823A-823Cは、各々、その嵌合部823a-823cよりも突出している突出部823d-823fを有している(図16)。
このバスバ連結構造830においては、第1から第3の連結体823A-823Cの突出方向に沿って第1バスバ810と第2バスバ820とを相対移動させながら、第1から第3の連結体812A-812Cと第1から第3の連結体823A-823Cとを各々嵌合させる。その嵌合に際して、第1から第3の連結体812A-812Cは、突出部823d-823fを押動して第1から第3の連結体823A-823Cを各々撓ませながら、その第1から第3の連結体823A-823Cの嵌合部823a-823cに各々嵌め込まれていく。第1から第3の連結体823A-823Cは、主体821の他方の辺部側を支点にして第1から第3の連結体812A-812Cで主体811,821の平面に対する直交方向に押し広げられながら撓み、第1から第3の連結体812A-812Cが嵌合部823a-823cに嵌め込まれることで撓みが解消される。
この連結バスバ8は、電気接続箱等における筐体の収容室Baに収容する(図17から図20)。その収容室Baは、バスバ連結構造830における主体811,821の平面に対する直交方向の幅よりも広い空間を有する(図20)。従って、この連結バスバ8は、その収容室Baに収容することができる。
ここで、このバスバ連結構造830においては、半嵌合状態のときに、第1から第3の連結体823A-823Cが第1から第3の連結体812A-812Cで押し広げられた状態のままになっている(図21から図23)。つまり、このバスバ連結構造830においては、完全嵌合状態のときよりも半嵌合状態のときに、主体811,821の平面に対する直交方向の幅が拡張されている。よって、収容室Baは、その半嵌合状態のときのバスバ連結構造830の幅よりも狭い空間に形成する。これにより、連結バスバ8は、半嵌合状態のときに、バスバ連結構造830における第1から第3の連結体823A-823Cが収容室Baに入ることができずに手前で引っ掛かる(図22及び図23)。従って、このバスバ連結構造830及び連結バスバ8は、半嵌合状態を検知することができる。
また、半嵌合状態の検知は、図24に示す電気接続箱等における筐体Bの目視窓B1を利用して行ってもよい。その筐体Bには、導電性の第1バスバ910と第2バスバ920とを備える連結バスバ9が収容される(図24及び図25)。
第1バスバ910は、矩形の平板状の第1主体911と、この第1主体911の1つの辺部の両端に設けた2つの片体状の接続体912と、第1主体911に間隔を空けて対向配置した矩形の平板状の第2主体913と、この第2主体913の1つの辺部に間隔を空けて直列配置した4つの雄タブ状の電気接続体914と、第1主体911と第2主体913とを繋ぐ結合体915と、を有する(図25)。
第1主体911は、接続体が設けられている辺部を有する端部911aに、例えば、変形例1の第1から第3の被押圧部113a-113cと同様の第1から第3の被押圧部915a-915cを有する(図25)。
一方、第2バスバ920は、矩形の平板状の主体921と、この主体921の短手方向における一方の辺部921aに設けた5つの音叉端子状の電気接続体922と、その主体921の短手方向における他方の辺部921bに設けた第1から第3の連結体923A-923Cと、を有する(図25)。
第1から第3の連結体923A-923Cは、各々、変形例1の第3連結体123Cと同様のものとして形成されており、変形例1のときと同じように、第1バスバ910の一方の端部911aを挟み込んで、第1から第3の被押圧部915a-915cに押圧力を作用させる。この例示では、その第1から第3の被押圧部915a-915cと第1から第3の連結体923A-923Cとでバスバ連結構造930を構成している。
この連結バスバ9においては、第1バスバ910の一方の接続体912の自由端側の端部912aを半嵌合状態の検知に利用する(図24及び図25)。
例えば、筐体Bにおいては、完全嵌合状態の連結バスバ9が収容された際に、その接続体912の端部912aで目視窓B1が覆い尽くされるように、その目視窓B1を形成する(図26)。そして、その目視窓B1は、半嵌合状態の連結バスバ9が筐体Bに収容されているときに、接続体912の端部912aが目視されない又は接続体912の端部912aの一部分だけしか目視できないように形成する。この例示では、後者を例としてあげている(図27)。連結バスバ9は、そのようにして半嵌合状態を検知させることができる。
1,2,3 連結バスバ
10,110,210 第1バスバ
11b,111b,211b 平面
11c,111c,211c 平面
13a,113a,213a 第1被押圧部
13b,113b,213b 第2被押圧部
13c,113c,213c 第3被押圧部
14,15 切欠き
20,120,220 第2バスバ
21,121,221 主体
23A,123A,223A 第1連結体
23B,123B,223B 第2連結体
23C,123C,223C 第3連結体
23a,123a,223a 第1押圧部
23b,123b,223b 第2押圧部
23c,123c,223c 第3押圧部
24b,25b 第2片部
30,130,230 バスバ連結構造
40,140,240 位置保持機構
41,141,224 突出部
42,142,215 被挿入部
114 貫通孔
214 切欠き部

Claims (6)

  1. 導電性の第1バスバに設けた第1から第3の被押圧部と、
    互いに間隔を空けた直列配置状態で導電性の第2バスバに設け、前記第1から第3の被押圧部毎に係合して前記第1バスバとの間の連結を図る第1から第3の連結体と、
    前記第1バスバと前記第2バスバの相対的な位置を連結完了位置に保つ位置保持機構と、
    を備え、
    前記第1被押圧部と前記第2被押圧部は、同一の平面上で互いに間隔を空けて配置し、
    前記第3被押圧部は、前記第1被押圧部と前記第2被押圧部との間で、前記第1被押圧部及び前記第2被押圧部に対して各々間隔を空け、かつ、前記第1被押圧部及び前記第2被押圧部が配置されている前記平面に対して直交方向に間隔を空けて配置し、
    前記第1連結体は、前記第1被押圧部に対して押圧力を作用させる第1押圧部を有し、
    前記第2連結体は、前記第2被押圧部に対して前記第1押圧部と同じ方向に押圧力を作用させる第2押圧部を有し、
    前記第3連結体は、前記第3被押圧部に対して前記第1押圧部及び前記第2押圧部とは逆向きに押圧力を作用させる第3押圧部を有し、
    前記第1から第3の連結体は、前記第2バスバの主体から各々同一方向に突出させることで延在させ、かつ、その突出方向に沿って前記第1バスバに嵌合させることで前記第1から第3の被押圧部に各々係合させ、
    前記位置保持機構は、前記第1バスバと前記第2バスバの内の一方に設けた突出部と、その内の他方に設け、前記第1から第3の連結体と前記第1バスバとの間の嵌合方向に沿って前記突出部を挿入させる被挿入部と、を備え、
    前記突出部と前記被挿入部は、挿入完了状態のときに前記連結完了位置のまま前記第1から第3の連結体の直列配置方向で係止可能な状態となるように形成することを特徴としたバスバ連結構造。
  2. 導電性の第1バスバに設けた第1から第3の被押圧部と、
    互いに間隔を空けた直列配置状態で導電性の第2バスバに設け、前記第1から第3の被押圧部毎に係合して前記第1バスバとの間の連結を図る第1から第3の連結体と、
    前記第1バスバと前記第2バスバの相対的な位置を連結完了位置に保つ位置保持機構と、
    を備え、
    前記第1被押圧部と前記第2被押圧部は、同一の平面上で互いに間隔を空けて配置し、
    前記第3被押圧部は、前記第1被押圧部と前記第2被押圧部との間で、前記第1被押圧部及び前記第2被押圧部に対して各々間隔を空け、かつ、前記第1被押圧部及び前記第2被押圧部が配置されている前記平面に対して直交方向に間隔を空けて配置し、
    前記第1連結体は、前記第1被押圧部に対して押圧力を作用させる第1押圧部を有し、
    前記第2連結体は、前記第2被押圧部に対して前記第1押圧部と同じ方向に押圧力を作用させる第2押圧部を有し、
    前記第3連結体は、前記第3被押圧部に対して前記第1押圧部及び前記第2押圧部とは逆向きに押圧力を作用させる第3押圧部を有し、
    前記第1から第3の連結体は、前記第2バスバの主体から各々同一方向に突出させることで延在させ、
    前記位置保持機構は、前記第1及び第2の連結体と前記第3連結体の内の一方の突出方向側の自由端から自らの押圧力の作用方向に突出させた突出部と、前記第1バスバに設け、前記連結完了位置のときに前記突出部が挿入されている被挿入部と、を備え、
    前記突出部と前記被挿入部は、挿入完了状態のときに前記連結完了位置のまま前記第1から第3の連結体の直列配置方向と延在方向とで各々係止可能な状態となるように形成することを特徴としたバスバ連結構造。
  3. 導電性の第1バスバに設けた第1から第3の被押圧部と、
    互いに間隔を空けた直列配置状態で導電性の第2バスバに設け、前記第1から第3の被押圧部毎に係合して前記第1バスバとの間の連結を図る第1から第3の連結体と、
    前記第1バスバと前記第2バスバの相対的な位置を連結完了位置に保つ位置保持機構と、
    を備え、
    前記第1被押圧部と前記第2被押圧部は、同一の平面上で互いに間隔を空けて配置し、
    前記第3被押圧部は、前記第1被押圧部と前記第2被押圧部との間で、前記第1被押圧部及び前記第2被押圧部に対して各々間隔を空け、かつ、前記第1被押圧部及び前記第2被押圧部が配置されている前記平面に対して直交方向に間隔を空けて配置し、
    前記第1連結体は、前記第1被押圧部に対して押圧力を作用させる第1押圧部を有し、
    前記第2連結体は、前記第2被押圧部に対して前記第1押圧部と同じ方向に押圧力を作用させる第2押圧部を有し、
    前記第3連結体は、前記第3被押圧部に対して前記第1押圧部及び前記第2押圧部とは逆向きに押圧力を作用させる第3押圧部を有し、
    前記第1から第3の連結体は、前記第2バスバの主体から各々同一方向に突出させることで延在させ、かつ、直列配置方向に沿って前記第1バスバにスライド嵌合させることで前記第1から第3の被押圧部に係合させ、
    前記第1及び第2の連結体と前記第3連結体の内の一方は、突出方向側の自由端に、自らの押圧力の作用方向に突出させた突出部を有し、
    前記第1バスバは、前記第1及び第2の連結体と前記第3連結体の内の前記一方がスライド嵌合前に配置される切欠き部と、スライド嵌合前に前記切欠き部に配置された前記突出部が前記スライド嵌合によってスライド挿入される被挿入部と、を有し、
    前記位置保持機構は、前記突出部と前記被挿入部とで構成し、挿入完了状態のときに前記連結完了位置のまま前記第1から第3の連結体の直列配置方向と延在方向とで各々係止可能な状態となるように前記突出部と前記被挿入部とを形成することを特徴としたバスバ連結構造。
  4. 導電性の第1バスバと第2バスバとを備え、
    前記第1バスバは、同一の平面上で互いに間隔を空けて配置した第1被押圧部及び第2被押圧部と、前記第1被押圧部と前記第2被押圧部との間で、前記第1被押圧部及び前記第2被押圧部に対して各々間隔を空け、かつ、前記第1被押圧部及び前記第2被押圧部が配置されている前記平面に対して直交方向に間隔を空けて配置した第3被押圧部と、を有し、
    前記第2バスバは、互いに間隔を空けて直列配置し、前記第1から第3の被押圧部毎に係合して前記第1バスバとの間の連結を図る第1から第3の連結体を有し、
    前記第1連結体は、前記第1被押圧部に対して押圧力を作用させる第1押圧部を有し、
    前記第2連結体は、前記第2被押圧部に対して前記第1押圧部と同じ方向に押圧力を作用させる第2押圧部を有し、
    前記第3連結体は、前記第3被押圧部に対して前記第1押圧部及び前記第2押圧部とは逆向きに押圧力を作用させる第3押圧部を有し、
    前記第1バスバと前記第2バスバの間には、前記第1バスバと前記第2バスバの相対的な位置を連結完了位置に保つ位置保持機構を設け、
    前記第1から第3の連結体は、前記第2バスバの主体から各々同一方向に突出させることで延在させ、かつ、その突出方向に沿って前記第1バスバに嵌合させることで前記第1から第3の被押圧部に各々係合させ、
    前記位置保持機構は、前記第1バスバと前記第2バスバの内の一方に設けた突出部と、その内の他方に設け、前記第1から第3の連結体と前記第1バスバとの間の嵌合方向に沿って前記突出部を挿入させる被挿入部と、を備え、
    前記突出部と前記被挿入部は、挿入完了状態のときに前記連結完了位置のまま前記第1から第3の連結体の直列配置方向で係止可能な状態となるように形成することを特徴とした連結バスバ。
  5. 導電性の第1バスバと第2バスバとを備え、
    前記第1バスバは、同一の平面上で互いに間隔を空けて配置した第1被押圧部及び第2被押圧部と、前記第1被押圧部と前記第2被押圧部との間で、前記第1被押圧部及び前記第2被押圧部に対して各々間隔を空け、かつ、前記第1被押圧部及び前記第2被押圧部が配置されている前記平面に対して直交方向に間隔を空けて配置した第3被押圧部と、を有し、
    前記第2バスバは、互いに間隔を空けて直列配置し、前記第1から第3の被押圧部毎に係合して前記第1バスバとの間の連結を図る第1から第3の連結体を有し、
    前記第1連結体は、前記第1被押圧部に対して押圧力を作用させる第1押圧部を有し、
    前記第2連結体は、前記第2被押圧部に対して前記第1押圧部と同じ方向に押圧力を作用させる第2押圧部を有し、
    前記第3連結体は、前記第3被押圧部に対して前記第1押圧部及び前記第2押圧部とは逆向きに押圧力を作用させる第3押圧部を有し、
    前記第1バスバと前記第2バスバの間には、前記第1バスバと前記第2バスバの相対的な位置を連結完了位置に保つ位置保持機構を設け、
    前記第1から第3の連結体は、前記第2バスバの主体から各々同一方向に突出させることで延在させ、
    前記位置保持機構は、前記第1及び第2の連結体と前記第3連結体の内の一方の突出方向側の自由端から自らの押圧力の作用方向に突出させた突出部と、前記第1バスバに設け、前記連結完了位置のときに前記突出部が挿入されている被挿入部と、を備え、
    前記突出部と前記被挿入部は、挿入完了状態のときに前記連結完了位置のまま前記第1から第3の連結体の直列配置方向と延在方向とで各々係止可能な状態となるように形成することを特徴とした連結バスバ。
  6. 導電性の第1バスバと第2バスバとを備え、
    前記第1バスバは、同一の平面上で互いに間隔を空けて配置した第1被押圧部及び第2被押圧部と、前記第1被押圧部と前記第2被押圧部との間で、前記第1被押圧部及び前記第2被押圧部に対して各々間隔を空け、かつ、前記第1被押圧部及び前記第2被押圧部が配置されている前記平面に対して直交方向に間隔を空けて配置した第3被押圧部と、を有し、
    前記第2バスバは、互いに間隔を空けて直列配置し、前記第1から第3の被押圧部毎に係合して前記第1バスバとの間の連結を図る第1から第3の連結体を有し、
    前記第1連結体は、前記第1被押圧部に対して押圧力を作用させる第1押圧部を有し、
    前記第2連結体は、前記第2被押圧部に対して前記第1押圧部と同じ方向に押圧力を作用させる第2押圧部を有し、
    前記第3連結体は、前記第3被押圧部に対して前記第1押圧部及び前記第2押圧部とは逆向きに押圧力を作用させる第3押圧部を有し、
    前記第1バスバと前記第2バスバの間には、前記第1バスバと前記第2バスバの相対的な位置を連結完了位置に保つ位置保持機構を設け、
    前記第1から第3の連結体は、前記第2バスバの主体から各々同一方向に突出させることで延在させ、かつ、直列配置方向に沿って前記第1バスバにスライド嵌合させることで前記第1から第3の被押圧部に係合させ、
    前記第1及び第2の連結体と前記第3連結体の内の一方は、突出方向側の自由端に、自らの押圧力の作用方向に突出させた突出部を有し、
    前記第1バスバは、前記第1及び第2の連結体と前記第3連結体の内の前記一方がスライド嵌合前に配置される切欠き部と、スライド嵌合前に前記切欠き部に配置された前記突出部が前記スライド嵌合によってスライド挿入される被挿入部と、を有し、
    前記位置保持機構は、前記突出部と前記被挿入部とで構成し、挿入完了状態のときに前記連結完了位置のまま前記第1から第3の連結体の直列配置方向と延在方向とで各々係止可能な状態となるように前記突出部と前記被挿入部とを形成することを特徴とした連結バスバ。
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