JP2572679Y2 - 穀物処理装置 - Google Patents
穀物処理装置Info
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- JP2572679Y2 JP2572679Y2 JP1992031838U JP3183892U JP2572679Y2 JP 2572679 Y2 JP2572679 Y2 JP 2572679Y2 JP 1992031838 U JP1992031838 U JP 1992031838U JP 3183892 U JP3183892 U JP 3183892U JP 2572679 Y2 JP2572679 Y2 JP 2572679Y2
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- grain
- screw conveyor
- gap
- cylinder
- vertical screw
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Description
【産業上の利用分野】本考案は、装置高さ方向を軸方向
として配置された筒体とこの筒体内に配置された竪スク
リューコンベヤとから成る揚穀機を備え、張込装置によ
って穀物を筒体の軸方向下端部内へ張り込み、張り込ま
れた穀物を揚穀機によって装置高さ方向上側へ向けて搬
送し、搬送されてきた穀物を装置内で循環させ、あるい
は装置外へ排出する等の処理を行い、例えば穀物を乾燥
処理、貯蔵処理、攪拌処理等するための穀物処理装置に
関する。
として配置された筒体とこの筒体内に配置された竪スク
リューコンベヤとから成る揚穀機を備え、張込装置によ
って穀物を筒体の軸方向下端部内へ張り込み、張り込ま
れた穀物を揚穀機によって装置高さ方向上側へ向けて搬
送し、搬送されてきた穀物を装置内で循環させ、あるい
は装置外へ排出する等の処理を行い、例えば穀物を乾燥
処理、貯蔵処理、攪拌処理等するための穀物処理装置に
関する。
【従来の技術】穀物処理装置、例えば穀物を乾燥処理及
び貯蔵処理するための穀物乾燥及び貯蔵装置が既に本件
出願人により案出されている(一例として、特願平3−
151768号公報参照)。この構造では、箱体状の装
置本体を備えており、この装置本体内には通気性を有す
る漏斗状の隔壁が配置されている。この隔壁内略中央部
には、揚穀機が配設されている。この揚穀機は装置本体
の高さ方向に沿って長い筒体状の揚穀筒と、この軸芯部
に配置された竪スクリューコンベヤと、から成る。これ
により、装置本体の側壁下部に配設された張込ホッパか
ら張り込まれた穀物又は隔壁に沿って流下する穀物を装
置本体の上部へと搬送するようになっている。また、揚
穀機の上端部には所定角度で傾斜配置された排出樋が接
続されており、この接続部付近に張込・循環及び排出の
いずれかに切り換えるための排出弁が開閉可能に配設さ
れている。排出弁によって揚穀機の揚穀筒上端部と排出
樋との接続部が開放された状態では搬送されてきた穀物
が装置外へ排出され、排出弁によって前記接続部が閉塞
された状態では搬送されてきた穀物が装置内(隔壁内)
へ放散されて集積・循環される。図4には、上述した構
造における揚穀機の下端部付近の拡大図が示されてい
る。揚穀筒100の下端部には図示しない張込ホッパと
接続された導穀路102が接続されており、両者は供給
口104によって連通されている。また、揚穀筒100
内には竪スクリューコンベヤ106が配置されており、
導穀路102を流下した穀物は竪スクリューコンベヤ1
06のスクリュー羽根106A間へ入り込むようになっ
ている。さらに、竪スクリューコンベヤ106のスクリ
ュー羽根106Aの外周縁を含む円筒状周面(仮想面)
と揚穀筒100の内周面との間には所定の隙間108が
形成されており、搬送される穀物を傷つけないようにな
っている。
び貯蔵処理するための穀物乾燥及び貯蔵装置が既に本件
出願人により案出されている(一例として、特願平3−
151768号公報参照)。この構造では、箱体状の装
置本体を備えており、この装置本体内には通気性を有す
る漏斗状の隔壁が配置されている。この隔壁内略中央部
には、揚穀機が配設されている。この揚穀機は装置本体
の高さ方向に沿って長い筒体状の揚穀筒と、この軸芯部
に配置された竪スクリューコンベヤと、から成る。これ
により、装置本体の側壁下部に配設された張込ホッパか
ら張り込まれた穀物又は隔壁に沿って流下する穀物を装
置本体の上部へと搬送するようになっている。また、揚
穀機の上端部には所定角度で傾斜配置された排出樋が接
続されており、この接続部付近に張込・循環及び排出の
いずれかに切り換えるための排出弁が開閉可能に配設さ
れている。排出弁によって揚穀機の揚穀筒上端部と排出
樋との接続部が開放された状態では搬送されてきた穀物
が装置外へ排出され、排出弁によって前記接続部が閉塞
された状態では搬送されてきた穀物が装置内(隔壁内)
へ放散されて集積・循環される。図4には、上述した構
造における揚穀機の下端部付近の拡大図が示されてい
る。揚穀筒100の下端部には図示しない張込ホッパと
接続された導穀路102が接続されており、両者は供給
口104によって連通されている。また、揚穀筒100
内には竪スクリューコンベヤ106が配置されており、
導穀路102を流下した穀物は竪スクリューコンベヤ1
06のスクリュー羽根106A間へ入り込むようになっ
ている。さらに、竪スクリューコンベヤ106のスクリ
ュー羽根106Aの外周縁を含む円筒状周面(仮想面)
と揚穀筒100の内周面との間には所定の隙間108が
形成されており、搬送される穀物を傷つけないようにな
っている。
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構造による場合、張り込まれた穀物が図4の矢印X方
向に沿ってスクリュー羽根106A間へと入り込んだ
後、装置本体上側へ向けて穀物が搬送されていく途中
で、その一部が隙間108を通って供給口104側へ戻
ってくる。従って、戻ってきた穀物は、再び図4の矢印
Y方向に沿って竪スクリューコンベヤ106のスクリュ
ー羽根106A間へと入り込み、その分だけ、穀物の張
込量が減少することになる。この結果、穀物の張込効率
が低下するという問題点が生じる。なお、この問題点は
隙間108をなくすことにより解決されるが、上述した
ように隙間108をなくすと竪スクリューコンベヤ10
6によって穀物が搬送される際に穀物に傷がつくという
問題点が生じるので好ましくない。本考案は上記事実を
考慮し、穀物に損傷を与えることなく搬送でき、しかも
張込効率を向上させることができる穀物処理装置を得る
ことが目的である。
た構造による場合、張り込まれた穀物が図4の矢印X方
向に沿ってスクリュー羽根106A間へと入り込んだ
後、装置本体上側へ向けて穀物が搬送されていく途中
で、その一部が隙間108を通って供給口104側へ戻
ってくる。従って、戻ってきた穀物は、再び図4の矢印
Y方向に沿って竪スクリューコンベヤ106のスクリュ
ー羽根106A間へと入り込み、その分だけ、穀物の張
込量が減少することになる。この結果、穀物の張込効率
が低下するという問題点が生じる。なお、この問題点は
隙間108をなくすことにより解決されるが、上述した
ように隙間108をなくすと竪スクリューコンベヤ10
6によって穀物が搬送される際に穀物に傷がつくという
問題点が生じるので好ましくない。本考案は上記事実を
考慮し、穀物に損傷を与えることなく搬送でき、しかも
張込効率を向上させることができる穀物処理装置を得る
ことが目的である。
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本考案
は、穀物を収容する穀槽内に装置高さ方向を軸方向とし
て配置されると共に軸方向下端部に設けられた連通口を
介して穀物の張込装置と連通された筒体と、この筒体内
に配置されると共に前記筒体の内周面との間に所定の隙
間を有し回転することにより穀物を装置高さ方向上側へ
向けて搬送する竪スクリューコンベヤと、から成る揚穀
機を備え、前記張込装置によって穀物を前記筒体の軸方
向下端部内へ張り込み、張り込まれた穀物を前記揚穀機
によって装置高さ方向上側へ向けて搬送し、搬送されて
きた穀物を装置内で循環させ、あるいは装置外へ排出す
る等の処理を行う穀物処理装置であって、前記隙間にお
ける前記連通口に対応する位置でかつ前記連通口が設け
られた位置を基準にして前記竪スクリューコンベヤの回
転方向下流側となる位置に、回転方向下流側へ向けて流
動する穀物を堰き止めて前記隙間に穀物を充填させる規
制手段を設けたことを特徴としている。
は、穀物を収容する穀槽内に装置高さ方向を軸方向とし
て配置されると共に軸方向下端部に設けられた連通口を
介して穀物の張込装置と連通された筒体と、この筒体内
に配置されると共に前記筒体の内周面との間に所定の隙
間を有し回転することにより穀物を装置高さ方向上側へ
向けて搬送する竪スクリューコンベヤと、から成る揚穀
機を備え、前記張込装置によって穀物を前記筒体の軸方
向下端部内へ張り込み、張り込まれた穀物を前記揚穀機
によって装置高さ方向上側へ向けて搬送し、搬送されて
きた穀物を装置内で循環させ、あるいは装置外へ排出す
る等の処理を行う穀物処理装置であって、前記隙間にお
ける前記連通口に対応する位置でかつ前記連通口が設け
られた位置を基準にして前記竪スクリューコンベヤの回
転方向下流側となる位置に、回転方向下流側へ向けて流
動する穀物を堰き止めて前記隙間に穀物を充填させる規
制手段を設けたことを特徴としている。
【作用】請求項1記載の本考案が備えている揚穀機は穀
物を収容する穀槽内に装置高さ方向を軸方向として配置
された筒体と、筒体内に配置されると共に筒体の内周面
との間に所定の隙間を有する竪スクリューコンベヤと、
から成る。この内、筒体は、その軸方向下端部に設けら
れた連通口を介して穀物の張込装置と連通されている。
従って、張込装置によって穀物を張り込むと、穀物は連
通口を介して筒体の軸方向下端部内へ張り込まれる。張
り込まれた穀物は、竪スクリューコンベヤが回転するこ
とにより装置高さ方向上側へ向けて搬送される。搬送さ
れた穀物は、必要に応じて穀槽内へ戻されて装置内で循
環し、あるいは穀槽内へ戻されずに装置外へ排出され
る。ここで、本考案では、上述した隙間における連通口
に対応する位置で、かつ、連通口が設けられた位置を基
準にして竪スクリューコンベヤの回転方向下流側となる
位置に、規制手段を設けたので、回転方向下流側へ向け
て流動してきた穀物はこの規制手段によって堰き止めら
れ、連通口付近の隙間に充填される。隙間に穀物が充填
されることにより、竪スクリューコンベヤによって装置
高さ方向上側へ向けて搬送されていった穀物の一部が隙
間を通って連通口側へ戻ってきても、充填された穀物に
よって竪スクリューコンベヤの軸芯側への侵入が阻止さ
れ、該軸芯側へ入り込むことは殆どなくなる。このた
め、張込量に対する竪スクリューコンベヤへの軸芯側へ
の供給量(即ち、搬送量全体に対する張込分の穀物の占
める割合)が、隙間を通って戻ってくる穀物の侵入が著
しく抑制された分だけ増加する。この結果、張込効率が
増加する。なお、筒体の内周面と竪スクリューコンベヤ
との間には従来通り隙間を存置しているので、穀物の搬
送時に穀物に損傷を与えることはない。
物を収容する穀槽内に装置高さ方向を軸方向として配置
された筒体と、筒体内に配置されると共に筒体の内周面
との間に所定の隙間を有する竪スクリューコンベヤと、
から成る。この内、筒体は、その軸方向下端部に設けら
れた連通口を介して穀物の張込装置と連通されている。
従って、張込装置によって穀物を張り込むと、穀物は連
通口を介して筒体の軸方向下端部内へ張り込まれる。張
り込まれた穀物は、竪スクリューコンベヤが回転するこ
とにより装置高さ方向上側へ向けて搬送される。搬送さ
れた穀物は、必要に応じて穀槽内へ戻されて装置内で循
環し、あるいは穀槽内へ戻されずに装置外へ排出され
る。ここで、本考案では、上述した隙間における連通口
に対応する位置で、かつ、連通口が設けられた位置を基
準にして竪スクリューコンベヤの回転方向下流側となる
位置に、規制手段を設けたので、回転方向下流側へ向け
て流動してきた穀物はこの規制手段によって堰き止めら
れ、連通口付近の隙間に充填される。隙間に穀物が充填
されることにより、竪スクリューコンベヤによって装置
高さ方向上側へ向けて搬送されていった穀物の一部が隙
間を通って連通口側へ戻ってきても、充填された穀物に
よって竪スクリューコンベヤの軸芯側への侵入が阻止さ
れ、該軸芯側へ入り込むことは殆どなくなる。このた
め、張込量に対する竪スクリューコンベヤへの軸芯側へ
の供給量(即ち、搬送量全体に対する張込分の穀物の占
める割合)が、隙間を通って戻ってくる穀物の侵入が著
しく抑制された分だけ増加する。この結果、張込効率が
増加する。なお、筒体の内周面と竪スクリューコンベヤ
との間には従来通り隙間を存置しているので、穀物の搬
送時に穀物に損傷を与えることはない。
【実施例】以下、図1〜図3を用いて、本考案に係る穀
物処理装置の一実施例である穀物乾燥及び貯蔵装置10
について説明する。図2及び図3に示されるように、穀
物乾燥及び貯蔵装置10は、箱体形状の装置本体12を
備えている。この装置本体12内には、その高さ方向中
間部に板材14Aを四角錐形状に組付けて形成した漏斗
体14が設けられており、この漏斗体14によって装置
本体12の内部空間がその高さ方向に仕切られている。
漏斗体14によって仕切られた装置本体12の内部空間
上側は穀槽13Aとされており、穀物16が集積されて
いる。漏斗体14の板材14Aには、複数の小孔18が
形成されており、後述する除湿常温風又は除湿低温風の
流入用とされている。また、漏斗体14によって仕切ら
れた装置本体12の内部空間下側は空調室13Bとされ
ており、ヒートポンプユニット46が収納されている。
ヒートポンプユニット46は図示しない駆動手段を備
え、この駆動手段によって作動するようになっている。
また、ヒートポンプユニット46は、図示しないファ
ン、凝縮器及び蒸発器を備えており、必要に応じて除湿
常温風又は除湿低温風を発生させることができる。装置
本体12の天井壁12Aには排気口37が設けられ、こ
の排気口37内には開閉可能な排気ダンパ38が設けら
れている。排気ダンパ38が開放された状態では装置本
体12の内気が排気され、排気ダンパ38が閉塞された
状態では装置本体12の内気は排気されない。なお、こ
の排気ダンパ38の開閉は、図示しない制御装置によっ
て制御されている。また、装置本体12の一側壁12B
には温度センサ40、湿度センサ42及び水分計44が
配設されている。これらの温度センサ40、湿度センサ
42及び水分計44はいずれも漏斗体14の上端部付近
に設けられている。温度センサ40は装置本体12内外
の温度及び穀物16の温度を検出している。湿度センサ
42は装置本体12内外の湿度を検出している。また、
水分計44は、非破砕式とされ、漏斗体14内の穀物1
6の水分値を所定時間毎に測定している。これらの温度
センサ40、湿度センサ42及び水分計44の検出値、
測定値は、図示しない制御装置へ出力されている。な
お、水分計44は、自動水分計でなくても簡易水分計で
もよい。漏斗体14内には、穀物乾燥及び貯蔵装置10
の高さ方向に長い円筒状の筒体としての揚穀筒20が配
置されている。揚穀筒20の上端部には、排出樋34の
一端部が接続されている。この排出樋34と揚穀筒20
の上端部との接続位置には、開閉可能な排出弁36が配
設されている。排出弁36が開放された状態(図2の二
点鎖線で示される状態)では、穀物16が排出樋34側
へと排出され、排出弁36が閉塞された状態(図2の実
線で示される状態)では、穀物16は穀槽13A(漏斗
体14)内へと放散される。また、揚穀筒20の軸方向
中間部には、飲み込み口22が形成されており、漏斗体
14の下部空間と連通されている。また、揚穀筒20の
下端部は台座24によって閉止されている。さらに、揚
穀筒20の下端部周面一部は開口されており、張込供給
口50とされている。この張込供給口50が形成された
位置には、所定の勾配で配置された導穀路26の一方の
端部が取り付けられている。すなわち、導穀路26の一
方の端部には互いに離反する方向へ屈曲されたフランジ
26A(図1参照)が形成されており、このフランジ2
6Aと揚穀筒20の周面一部に固着されたアングル状の
フランジ52がボルト54で締結されることにより、導
穀路26は揚穀筒20における張込供給口50の周辺に
取り付けられている。これにより、揚穀筒20は、張込
供給口50を介して導穀路26と連通されている。導穀
路26の上端部には、張込ホッパ28が開閉可能に取り
付けられている。なお、張込ホッパ28の開放状態(実
線で示された状態)のときに穀物16が投入され、張込
ホッパ28が閉塞状態(二点鎖線で示された状態)のと
きは穀物16は投入されない。なお、上述した導穀路2
6及び張込ホッパ28が、本考案における張込装置に相
当する。また、揚穀筒20の軸芯部には、装置本体12
の下部に配設されたモータ(図示省略)の駆動力を受け
て作動する竪スクリューコンベヤ32が配設されてい
る。この竪スクリューコンベヤ32は、軸32A及びこ
の軸32Aに設けられた複数のスクリュー羽根32Bを
備えており、図1の矢印Q方向を回転方向として回転す
る。軸32Aの上端部には、排出弁36に対応する位置
に半径方向へ突出する板56が固着されている。この板
56によって、軸方向上側へ搬送されてきた穀物16が
排出樋34側へと排出される。また、スクリュー羽根3
2Bのピッチは所定の等間隔とされている。このスクリ
ュー羽根32Bの外周縁を含む円筒状周面(仮想面)と
揚穀筒20の内周面との間には、長さP(図1参照)の
隙間58が形成されている。この隙間58は揚穀筒20
の軸長に亘って形成されており、この隙間58によって
穀物16の搬送時に穀物16に損傷を与えることを防止
している。なお、上述した竪スクリューコンベヤ32及
び揚穀筒20が、本考案における揚穀機に相当する。さ
らに、図1に示されるように、導穀路26の一方のフラ
ンジ26Aとフランジ52との間には、矩形平板状の戻
り規制板60が挟持されている。この規制手段としての
戻り規制板60が配置される位置は、正確には以下の通
りである。すなわち、高さ方向の位置は、隙間58にお
いて張込供給口50が形成された位置である。また、周
方向の位置は、竪スクリューコンベヤ32の回転方向
(図1の矢印Q方向)の下流側の位置である。また、戻
り規制板60の上下幅(高さ)は、張込供給口50の上
下幅よりも若干大きくしてある。なお、この戻り規制板
60は、ゴム又は鋼製とされている。以下に、本実施例
の作用を説明する。まず、穀物16を張り込む場合に
は、排出弁36が閉塞状態とされ、この状態で図示しな
いモータが駆動されて竪スクリューコンベヤ32が穀物
16を搬送可能な状態とされる。この状態で、張込ホッ
パ28が開放され、作業者によって穀物16が張り込ま
れる。投入された穀物16は導穀路26内を図1、図2
の矢印R方向へ流下して張込供給口50を通って揚穀筒
20の下端部内へと案内される。案内された穀物16
は、竪スクリューコンベヤ32のスクリュー羽根32B
間へ入り込むと共にスクリュー羽根32Bによってその
回転方向(図1の矢印Q方向)の下流側へと移動する。
この際、スクリュー羽根32B間から溢れ出て隙間58
に入り込んだ穀物16も、前記回転方向と同心方向(図
1の矢印S方向)の下流側へと移動する。ところが、回
転方向下流側には戻り規制板60が配置されているの
で、隙間58内にある穀物16の移動はこの戻り規制板
60によって停止される。従って、この部分の隙間58
に穀物16が充填される。この結果、竪スクリューコン
ベヤ32によって揚穀筒20の軸方向上側へ向けて搬送
されていった穀物16の一部がその途中あるいは上端部
付近でスクリュー羽根32B間から落下して張込供給口
50側へ戻ってきたとしても、軸32Aの下端側の隙間
58からスクリュー羽根32B間へ入り込むことは殆ど
できなくなる。従って、穀物16の張込量に対する竪ス
クリューコンベヤ32のスクリュー羽根32B間への供
給量(即ち、竪スクリューコンベヤ32の搬送量に対す
る張込分の穀物16が占める割合)が、隙間58を通っ
て戻ってくる穀物16の侵入を著しく抑制した分だけ、
増加する。このため、竪スクリューコンベヤ32の上端
部から穀槽13A(漏斗体14)内へ放散される穀物1
6の放散量が増加する。この結果、穀物16の張込効率
が向上する。なお、隙間58において張込供給口50側
の部分への穀物16の戻り分は、スクリュー羽根32B
の回転によりすべて図1の矢印S方向に沿って移動して
いくため、また張込中の穀物16によってもその侵入を
阻止されるため、張込効率には影響しない。穀物16が
所定の量に達するまで上述した張込作業が行われた後、
穀物16は装置本体12内で循環される。この循環過程
において、穀物16が所定の水分値(15〜16
(%))に達するまで乾燥運転が行われる。すなわち、
水分計44、温度センサ40、湿度センサ42によって
検出された穀物の水分値、外気温度、内気温度、外気湿
度等に基づいて、ヒートポンプユニット46から除湿常
温風(乾燥風)が漏斗体14側へ送給されて、穀物16
が乾燥処理される。なお、除湿常温風とする必要がない
場合には、ファンのみを作動させて、外気をそのまま導
入してもよい。また、この乾燥運転中は、穀物16を傷
つけないようにするため、竪スクリューコンベヤ32の
運転を約15分間回転した後約2時間45分停止するよ
うにしている。一方、穀物16の水分値が所定値に達す
ると、貯蔵運転が行われる。すなわち、ヒートポンプユ
ニット46によって除湿低温風(冷却風)とされた後、
そのまま穀槽13A内へ送給されて再び循環される。こ
れにより、装置本体12内の空気は低温適湿とされ穀物
16はこの環境下で貯蔵される。なお、除湿低温風とす
る必要がない場合には、ファンのみを作動させて、内気
をそのまま循環させてもよい。その必要すらなければ、
ファンも停止される。また、この貯蔵運転中は、竪スク
リューコンベヤ32の運転を停止するようにしている。
なお、付言すれば、一般に蒸発器を通った除湿低温空気
は絶対温度が低下し、凝縮器を通った高温空気は相対湿
度が低下する。それ故に、除湿された空気は、常温また
は高温になると穀物16を乾燥させる能力を有し、低温
になるとその能力を失う。この結果、穀物乾燥及び貯蔵
装置10を籾を対象にして使用すれば、米の食味と品質
を良好にすることができる。一方、穀物16を装置外へ
排出する場合には、排出弁36が開放状態とされる。こ
れにより、搬送されてきた穀物16は、排出樋34を通
って装置外へと排出される。このように本実施例では、
張込供給口50付近の位置でかつ竪スクリューコンベヤ
32の回転方向下流側となる位置に戻り規制板60を配
設したので、この部分の隙間58に穀物16を充填する
ことができ、軸方向上端側へ搬送されていった穀物16
が落下して戻ってきた場合にも、そのスクリュー羽根3
2B間への侵入を殆どなくすことができる。従って、竪
スクリューコンベヤ32の搬送量に対する張込分の穀物
16が占める割合を増加させることができ、穀物16の
張込効率を向上させることができる。なお、この場合に
おいても、隙間58を従来通り存置しているので、穀物
16の搬送時に穀物16に損傷を与えることもない。な
お、本実施例では、矩形平板状の戻り規制板60を用い
ているが、これに限らず、アングル状等の形状でもよ
く、確実に穀物16をこの部分の隙間58に充填するこ
とができる構成であればすべて適用することができる。
また、本実施例では穀物乾燥及び貯蔵装置10を対象と
して本考案を適用したが、これに限らず、攪拌機等に適
用してもよく、穀物16の張込・循環・排出(特に、張
込)が必要な穀物処理装置であればすべて適用すること
ができる。
物処理装置の一実施例である穀物乾燥及び貯蔵装置10
について説明する。図2及び図3に示されるように、穀
物乾燥及び貯蔵装置10は、箱体形状の装置本体12を
備えている。この装置本体12内には、その高さ方向中
間部に板材14Aを四角錐形状に組付けて形成した漏斗
体14が設けられており、この漏斗体14によって装置
本体12の内部空間がその高さ方向に仕切られている。
漏斗体14によって仕切られた装置本体12の内部空間
上側は穀槽13Aとされており、穀物16が集積されて
いる。漏斗体14の板材14Aには、複数の小孔18が
形成されており、後述する除湿常温風又は除湿低温風の
流入用とされている。また、漏斗体14によって仕切ら
れた装置本体12の内部空間下側は空調室13Bとされ
ており、ヒートポンプユニット46が収納されている。
ヒートポンプユニット46は図示しない駆動手段を備
え、この駆動手段によって作動するようになっている。
また、ヒートポンプユニット46は、図示しないファ
ン、凝縮器及び蒸発器を備えており、必要に応じて除湿
常温風又は除湿低温風を発生させることができる。装置
本体12の天井壁12Aには排気口37が設けられ、こ
の排気口37内には開閉可能な排気ダンパ38が設けら
れている。排気ダンパ38が開放された状態では装置本
体12の内気が排気され、排気ダンパ38が閉塞された
状態では装置本体12の内気は排気されない。なお、こ
の排気ダンパ38の開閉は、図示しない制御装置によっ
て制御されている。また、装置本体12の一側壁12B
には温度センサ40、湿度センサ42及び水分計44が
配設されている。これらの温度センサ40、湿度センサ
42及び水分計44はいずれも漏斗体14の上端部付近
に設けられている。温度センサ40は装置本体12内外
の温度及び穀物16の温度を検出している。湿度センサ
42は装置本体12内外の湿度を検出している。また、
水分計44は、非破砕式とされ、漏斗体14内の穀物1
6の水分値を所定時間毎に測定している。これらの温度
センサ40、湿度センサ42及び水分計44の検出値、
測定値は、図示しない制御装置へ出力されている。な
お、水分計44は、自動水分計でなくても簡易水分計で
もよい。漏斗体14内には、穀物乾燥及び貯蔵装置10
の高さ方向に長い円筒状の筒体としての揚穀筒20が配
置されている。揚穀筒20の上端部には、排出樋34の
一端部が接続されている。この排出樋34と揚穀筒20
の上端部との接続位置には、開閉可能な排出弁36が配
設されている。排出弁36が開放された状態(図2の二
点鎖線で示される状態)では、穀物16が排出樋34側
へと排出され、排出弁36が閉塞された状態(図2の実
線で示される状態)では、穀物16は穀槽13A(漏斗
体14)内へと放散される。また、揚穀筒20の軸方向
中間部には、飲み込み口22が形成されており、漏斗体
14の下部空間と連通されている。また、揚穀筒20の
下端部は台座24によって閉止されている。さらに、揚
穀筒20の下端部周面一部は開口されており、張込供給
口50とされている。この張込供給口50が形成された
位置には、所定の勾配で配置された導穀路26の一方の
端部が取り付けられている。すなわち、導穀路26の一
方の端部には互いに離反する方向へ屈曲されたフランジ
26A(図1参照)が形成されており、このフランジ2
6Aと揚穀筒20の周面一部に固着されたアングル状の
フランジ52がボルト54で締結されることにより、導
穀路26は揚穀筒20における張込供給口50の周辺に
取り付けられている。これにより、揚穀筒20は、張込
供給口50を介して導穀路26と連通されている。導穀
路26の上端部には、張込ホッパ28が開閉可能に取り
付けられている。なお、張込ホッパ28の開放状態(実
線で示された状態)のときに穀物16が投入され、張込
ホッパ28が閉塞状態(二点鎖線で示された状態)のと
きは穀物16は投入されない。なお、上述した導穀路2
6及び張込ホッパ28が、本考案における張込装置に相
当する。また、揚穀筒20の軸芯部には、装置本体12
の下部に配設されたモータ(図示省略)の駆動力を受け
て作動する竪スクリューコンベヤ32が配設されてい
る。この竪スクリューコンベヤ32は、軸32A及びこ
の軸32Aに設けられた複数のスクリュー羽根32Bを
備えており、図1の矢印Q方向を回転方向として回転す
る。軸32Aの上端部には、排出弁36に対応する位置
に半径方向へ突出する板56が固着されている。この板
56によって、軸方向上側へ搬送されてきた穀物16が
排出樋34側へと排出される。また、スクリュー羽根3
2Bのピッチは所定の等間隔とされている。このスクリ
ュー羽根32Bの外周縁を含む円筒状周面(仮想面)と
揚穀筒20の内周面との間には、長さP(図1参照)の
隙間58が形成されている。この隙間58は揚穀筒20
の軸長に亘って形成されており、この隙間58によって
穀物16の搬送時に穀物16に損傷を与えることを防止
している。なお、上述した竪スクリューコンベヤ32及
び揚穀筒20が、本考案における揚穀機に相当する。さ
らに、図1に示されるように、導穀路26の一方のフラ
ンジ26Aとフランジ52との間には、矩形平板状の戻
り規制板60が挟持されている。この規制手段としての
戻り規制板60が配置される位置は、正確には以下の通
りである。すなわち、高さ方向の位置は、隙間58にお
いて張込供給口50が形成された位置である。また、周
方向の位置は、竪スクリューコンベヤ32の回転方向
(図1の矢印Q方向)の下流側の位置である。また、戻
り規制板60の上下幅(高さ)は、張込供給口50の上
下幅よりも若干大きくしてある。なお、この戻り規制板
60は、ゴム又は鋼製とされている。以下に、本実施例
の作用を説明する。まず、穀物16を張り込む場合に
は、排出弁36が閉塞状態とされ、この状態で図示しな
いモータが駆動されて竪スクリューコンベヤ32が穀物
16を搬送可能な状態とされる。この状態で、張込ホッ
パ28が開放され、作業者によって穀物16が張り込ま
れる。投入された穀物16は導穀路26内を図1、図2
の矢印R方向へ流下して張込供給口50を通って揚穀筒
20の下端部内へと案内される。案内された穀物16
は、竪スクリューコンベヤ32のスクリュー羽根32B
間へ入り込むと共にスクリュー羽根32Bによってその
回転方向(図1の矢印Q方向)の下流側へと移動する。
この際、スクリュー羽根32B間から溢れ出て隙間58
に入り込んだ穀物16も、前記回転方向と同心方向(図
1の矢印S方向)の下流側へと移動する。ところが、回
転方向下流側には戻り規制板60が配置されているの
で、隙間58内にある穀物16の移動はこの戻り規制板
60によって停止される。従って、この部分の隙間58
に穀物16が充填される。この結果、竪スクリューコン
ベヤ32によって揚穀筒20の軸方向上側へ向けて搬送
されていった穀物16の一部がその途中あるいは上端部
付近でスクリュー羽根32B間から落下して張込供給口
50側へ戻ってきたとしても、軸32Aの下端側の隙間
58からスクリュー羽根32B間へ入り込むことは殆ど
できなくなる。従って、穀物16の張込量に対する竪ス
クリューコンベヤ32のスクリュー羽根32B間への供
給量(即ち、竪スクリューコンベヤ32の搬送量に対す
る張込分の穀物16が占める割合)が、隙間58を通っ
て戻ってくる穀物16の侵入を著しく抑制した分だけ、
増加する。このため、竪スクリューコンベヤ32の上端
部から穀槽13A(漏斗体14)内へ放散される穀物1
6の放散量が増加する。この結果、穀物16の張込効率
が向上する。なお、隙間58において張込供給口50側
の部分への穀物16の戻り分は、スクリュー羽根32B
の回転によりすべて図1の矢印S方向に沿って移動して
いくため、また張込中の穀物16によってもその侵入を
阻止されるため、張込効率には影響しない。穀物16が
所定の量に達するまで上述した張込作業が行われた後、
穀物16は装置本体12内で循環される。この循環過程
において、穀物16が所定の水分値(15〜16
(%))に達するまで乾燥運転が行われる。すなわち、
水分計44、温度センサ40、湿度センサ42によって
検出された穀物の水分値、外気温度、内気温度、外気湿
度等に基づいて、ヒートポンプユニット46から除湿常
温風(乾燥風)が漏斗体14側へ送給されて、穀物16
が乾燥処理される。なお、除湿常温風とする必要がない
場合には、ファンのみを作動させて、外気をそのまま導
入してもよい。また、この乾燥運転中は、穀物16を傷
つけないようにするため、竪スクリューコンベヤ32の
運転を約15分間回転した後約2時間45分停止するよ
うにしている。一方、穀物16の水分値が所定値に達す
ると、貯蔵運転が行われる。すなわち、ヒートポンプユ
ニット46によって除湿低温風(冷却風)とされた後、
そのまま穀槽13A内へ送給されて再び循環される。こ
れにより、装置本体12内の空気は低温適湿とされ穀物
16はこの環境下で貯蔵される。なお、除湿低温風とす
る必要がない場合には、ファンのみを作動させて、内気
をそのまま循環させてもよい。その必要すらなければ、
ファンも停止される。また、この貯蔵運転中は、竪スク
リューコンベヤ32の運転を停止するようにしている。
なお、付言すれば、一般に蒸発器を通った除湿低温空気
は絶対温度が低下し、凝縮器を通った高温空気は相対湿
度が低下する。それ故に、除湿された空気は、常温また
は高温になると穀物16を乾燥させる能力を有し、低温
になるとその能力を失う。この結果、穀物乾燥及び貯蔵
装置10を籾を対象にして使用すれば、米の食味と品質
を良好にすることができる。一方、穀物16を装置外へ
排出する場合には、排出弁36が開放状態とされる。こ
れにより、搬送されてきた穀物16は、排出樋34を通
って装置外へと排出される。このように本実施例では、
張込供給口50付近の位置でかつ竪スクリューコンベヤ
32の回転方向下流側となる位置に戻り規制板60を配
設したので、この部分の隙間58に穀物16を充填する
ことができ、軸方向上端側へ搬送されていった穀物16
が落下して戻ってきた場合にも、そのスクリュー羽根3
2B間への侵入を殆どなくすことができる。従って、竪
スクリューコンベヤ32の搬送量に対する張込分の穀物
16が占める割合を増加させることができ、穀物16の
張込効率を向上させることができる。なお、この場合に
おいても、隙間58を従来通り存置しているので、穀物
16の搬送時に穀物16に損傷を与えることもない。な
お、本実施例では、矩形平板状の戻り規制板60を用い
ているが、これに限らず、アングル状等の形状でもよ
く、確実に穀物16をこの部分の隙間58に充填するこ
とができる構成であればすべて適用することができる。
また、本実施例では穀物乾燥及び貯蔵装置10を対象と
して本考案を適用したが、これに限らず、攪拌機等に適
用してもよく、穀物16の張込・循環・排出(特に、張
込)が必要な穀物処理装置であればすべて適用すること
ができる。
【考案の効果】請求項1記載の本考案に係る穀物処理装
置は規制手段を設けたことにより、穀物に損傷を与える
ことなく搬送でき、しかも張込効率を向上させることが
できるという優れた効果を有する。
置は規制手段を設けたことにより、穀物に損傷を与える
ことなく搬送でき、しかも張込効率を向上させることが
できるという優れた効果を有する。
【図1】本実施例の主要部に係る戻り規制板を示す図2
の1−1線断面図である。
の1−1線断面図である。
【図2】図1の戻り規制板を備えた穀物乾燥及び貯蔵装
置を側方から見た断面図である。
置を側方から見た断面図である。
【図3】図2の斜視図である。
【図4】従来の張込供給口付近の構造を示す要部拡大断
面図である。
面図である。
10 穀物乾燥及び貯蔵装置(穀物処理装置) 13A 穀槽 16 穀物 20 揚穀筒(筒体、揚穀機) 26 導穀路(張込装置) 28 張込ホッパ(張込装置) 32 竪スクリューコンベヤ(揚穀機) 50 張込供給口(連通口) 58 隙間 60 戻り規制板(規制手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−124612(JP,A) 実開 昭58−147911(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 33/00 - 33/38 A01F 25/14
Claims (1)
- 【請求項1】 穀物を収容する穀槽内に装置高さ方向を
軸方向として配置されると共に軸方向下端部に設けられ
た連通口を介して穀物の張込装置と連通された筒体と、
この筒体内に配置されると共に前記筒体の内周面との間
に所定の隙間を有し回転することにより穀物を装置高さ
方向上側へ向けて搬送する竪スクリューコンベヤと、か
ら成る揚穀機を備え、 前記張込装置によって穀物を前記筒体の軸方向下端部内
へ張り込み、張り込まれた穀物を前記揚穀機によって装
置高さ方向上側へ向けて搬送し、搬送されてきた穀物を
装置内で循環させ、あるいは装置外へ排出する等の処理
を行う穀物処理装置であって、 前記隙間における前記連通口に対応する位置でかつ前記
連通口が設けられた位置を基準にして前記竪スクリュー
コンベヤの回転方向下流側となる位置に、回転方向下流
側へ向けて流動する穀物を堰き止めて前記隙間に穀物を
充填させる規制手段を設けたことを特徴とする穀物処理
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992031838U JP2572679Y2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 穀物処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992031838U JP2572679Y2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 穀物処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0589325U JPH0589325U (ja) | 1993-12-07 |
JP2572679Y2 true JP2572679Y2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=12342203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992031838U Expired - Lifetime JP2572679Y2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 穀物処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2572679Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6613635B2 (ja) * | 2015-06-05 | 2019-12-04 | 静岡製機株式会社 | 穀物貯留装置 |
CN107896653B (zh) * | 2017-11-28 | 2024-05-28 | 南京信息职业技术学院 | 一种粮食储仓 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6059690B2 (ja) * | 1981-07-13 | 1985-12-26 | 株式会社日立製作所 | 入力装置 |
JPS58147911U (ja) * | 1982-03-29 | 1983-10-04 | 辰本 韶弘 | 穀物乾燥機のコンベア構造 |
JPS6366588A (ja) * | 1986-09-09 | 1988-03-25 | 日本電気株式会社 | シミユレ−シヨンデ−タ入出力方式 |
-
1992
- 1992-05-14 JP JP1992031838U patent/JP2572679Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0589325U (ja) | 1993-12-07 |
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