JP2572130Y2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2572130Y2
JP2572130Y2 JP1991096494U JP9649491U JP2572130Y2 JP 2572130 Y2 JP2572130 Y2 JP 2572130Y2 JP 1991096494 U JP1991096494 U JP 1991096494U JP 9649491 U JP9649491 U JP 9649491U JP 2572130 Y2 JP2572130 Y2 JP 2572130Y2
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JP
Japan
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case
lower case
circuit board
intermediate member
upper case
Prior art date
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JP1991096494U
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JPH0548038U (ja
Inventor
宏之 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication of JPH0548038U publication Critical patent/JPH0548038U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は折畳み構造を有する
子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】電卓、電子手帳等の小型電子機器では機
器本体の構造に折畳み構造が採用されている。即ち、機
器本体を上ケースと下ケースとに分離し、ヒンジ部によ
り連結した構造である。図4は、このような従来の電子
手帳の外観構成を示す正面図である。同図に示すよう
に、電子手帳は表示部を有する上ケース10とキーボー
ドを有する下ケース11とに分離され、ヒンジ部12に
より連結されている。図5は図4におけるB−B間断面
図である。図5に示すように、ヒンジ部12は2つの回
転軸13,14により回転する2軸回転軸により構成さ
れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような小型電子機
器では、高機能化によって多数のスイッチが設けられて
おり、スイッチを増設するスペースがなくなってきてい
る。ところで、ヒンジ部の部分は上ケースと下ケースと
を連結するだけで、他の目的には使用されていない。そ
こで、このヒンジ部を有効利用すればスペースがないと
いう問題を解決できると考えられる。この考案は上記問
題を解消する為になされたもので、限られたスペースを
有効利用できる電子機器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は上記課題を解
決するために、表示部を備えた上ケースと、この上ケー
スに対し開閉可能に設けられ、上面にキーボードを備え
た下ケースと、この下ケースと前記上ケースとが開かれ
たときに、前記下ケースの上面と中間部材であるヒンジ
部の上面とが面一となるように、前記下ケースと前記上
ケースとの各一端縁側に配置されたヒンジ部と、このヒ
ンジ部の上面に設けられた押圧型のスイッチである押釦
スイッチと、を備え、前記押圧型のスイッチは、前記ヒ
ンジ部の上面と平行になるように当該ヒンジ部内に配置
された回路基板と、この回路基板の上方に設けられ、前
記ヒンジ部の上面と直交する方向から押圧されて、前記
回路基板上に形成された固定接点と電気的に接触される
キー接点とから構成されていることを特徴とする。
【0005】
【作用】この考案の作用は次の通りである。表示部を備
えた上ケースと、上面にキーボードを備えた下ケースと
のスペース以外の他のスペースである下ケースと上ケー
スとの各一端縁側に配置された中間部材の上面に押圧型
のスイッチを備えたために、電子機器のうちの限られて
いる範囲内のスペースを有効利用することができる。ま
た、中間部材の上面に設けられた押圧型のスイッチは、
前記中間部材の上面と平行になるように当該中間部材内
に配置された回路基板と、この回路基板の上方に設けら
れ、前記中間部材の上面と直交する方向から押圧され
て、前記回路基板上に形成された固定接点と電気的に接
触されるキー接点とから構成されているので、中間部材
の上面と直交する方向から押圧操作されて、キー接点を
回路基板上に形成された固定接点に対し確実に接触させ
ることができる。
【0006】
【実施例】図1は電子機器の外観構成を示す正面図であ
る。図2は図1におけるA−A断面図である。 図3は動
作を説明するための図である。 この図1〜図3に示すよ
うに、この実施例の電子機器は、表示部15を備えた上
ケース1と、この上ケース1に対し開閉可能に設けら
れ、上面2bにキーボード16を備えた下ケース2と、
この下ケース2と前記上ケース1とが開かれたときに、
前記下ケース2の上面2bと中間部材であるヒンジ部3
の上面3cとが面一となるように、前記下ケース2と前
記上ケース1との各一端縁側に配置されたヒンジ部3
と、このヒンジ部3の上面に設けられた押釦スイッチ4
と、を備えている。前記押釦スイッチ4は、前記ヒンジ
部3の上面3cと平行になるように当該ヒンジ部3内に
配置された回路基板6と、この回路基板6の上方に設け
られ、前記ヒンジ部3の上面3cと直交する方向から押
圧されて、前記回路基板6上に形成された1対の固定接
点と電気的に接触されるキー接点5とから構成されてい
る。 以下、この構成について詳述する。 図1に示すよう
に、電子手帳の機器本体は上ケース1と下ケース2とに
分割され、ヒンジ部3により連結されている。上ケース
1には表示部15が配置され、下ケース2にはキーボー
16が配置されている。ヒンジ部3には押釦スイッチ
4が設けられている。この押釦スイッチ4は例えば機器
の電源を切るOFFスイッチである。
【0007】図2は図1におけるA−A間断面図であ
る。同図に示すように、上ケース1と下ケース2とを連
結するヒンジ部3は2つの部分、即ち第1部分3aと第
2部分3bとにより構成されている。このヒンジ部3の
内部には押釦スイッチ4のキー接点5と回路基板6とが
設けられている。キー接点5は回路基板6上に設けられ
た1対の固定接点に接触してこれらを導通させる。ま
た、回路基板6の他面側には上ケース1の電子回路と下
ケース2の電子回路とを接続するフレキシブル配線フィ
ルム7が配置されている。ヒンジ部3は2つの回転軸
8,9により回転する2軸回転軸により構成されてい
る。また、下ケース2の一端部2aは後述するが、上ケ
ース1の閉動作に連動して押釦スイッチ4を押圧するよ
うな位置関係で形成されている。
【0008】次に、上記実施例の動作を説明する。図3
は上ケース1を開閉する動作を段階的に示す図である。
図3(A)は上ケース1と下ケース2とが180°開い
た状態を示し、図3(B)は上ケース1と下ケース2と
が約120°開いた状態を示し、図3(C)は上ケース
1と下ケース2とが90°開いた状態を示している。
【0009】まず、図3(A)に示すように上ケース1
と下ケース2とが180°の角度に開いた状態では、押
釦スイッチ4の上面は開放されている。従って、押釦ス
イッチ4は完全にOFFしており、この状態で下ケース
2に設けられたキーボードによる通常の動作が可能であ
る。
【0010】次に、図3(B)に示すように上ケース1
と下ケース2とが約120°の角度に開いた状態まで上
ケース1を閉じると、下ケース2の一端部2aが押釦ス
イッチ4の上面に始めて接触する。しかし、この状態で
は押釦スイッチ4に設けられたキー接点5は、まだ回路
基板6の固定接点に接触しておらず、スイッチング状態
ではない。
【0011】そして、図3(C)に示すように上ケース
1と下ケース2とが90°の角度に開いた状態まで上ケ
ース1を閉じると、下ケース2の一端部2aが押釦スイ
ッチ4を押圧してキー接点5を押し込む。これにより、
押釦スイッチ4に設けられたキー接点5が回路基板6の
固定接点に接触してこれらを導通させ、スイッチング状
態となる。従って、押釦スイッチ4がONして機器の電
源がOFFする。
【0012】なお、上記実施例では押釦スイッチ4を電
源OFFスイッチとしたが、これに限らず他のスイッチ
でもよく、ヒンジ部3に設けるスイッチは複数であって
もよい。
【0013】
【考案の効果】この考案によれば、表示部を備えた上ケ
ースと、上面にキーボードを備えた下ケースとのスペー
ス以外の他のスペースである下ケースと上ケースとの各
一端縁側に配置された中間部材の上面に押圧型のスイッ
チを備えたために、電子機器のうちの限られている範囲
内のスペースを有効利用することができる。また、中間
部材の上面に設けられた押圧型のスイッチは、前記中間
部材の上面と平行になるように当該中間部材内に配置さ
れた回路基板と、この回路基板の上方に設けられ、前記
中間部材の上面と直交する方向から押圧されて、前記回
路基板上に形成された固定接点と電気的に接触されるキ
ー接点とから構成されているので、中間部材の上面と直
交する方向から押圧操作されて、キー接点を回路基板上
に形成された固定接点に対し確実に接触させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】小型電子機器の外観を示す正面図である。
【図2】図1におけるA−A間断面図である。
【図3】動作を説明するための図である。
【図4】従来の小型電子機器の外観を示す正面図であ
る。
【図5】図4におけるB−B間断面図である。
【符号の説明】
1…上ケース 2…下ケース2b…下ケースの上面 3…ヒンジ部(中間部材) 3c…ヒンジ部の上面 4…押釦スイッチ(押圧型スイッチ) 5…キー接点 6…回路基板 7…フレキシブル配線フイルム 8、 9…回転軸15…表示部 16…キーボード

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部を備えた上ケースと、 この上ケースに対し開閉可能に設けられ、上面にキーボ
    ードを備えた下ケースと、 この下ケースと前記上ケースとが開かれたときに、前記
    下ケースの上面と中間部材の上面とが面一となるよう
    に、前記下ケースと前記上ケースとの各一端縁側に配置
    された中間部材と、 この中間部材の上面に設けられた押圧型のスイッチとを
    備え、 前記スイッチは、前記中間部材の上面と平行になるよう
    に当該中間部材内に配置された回路基板と、この回路基
    板の上方に設けられ、前記中間部材の上面と直交する方
    向から押圧されて、前記回路基板上に形成された固定接
    点と電気的に接触されるキー接点とから構成されている
    ことを特徴とする電子機器
JP1991096494U 1991-11-25 1991-11-25 電子機器 Expired - Lifetime JP2572130Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991096494U JP2572130Y2 (ja) 1991-11-25 1991-11-25 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

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JP1991096494U JP2572130Y2 (ja) 1991-11-25 1991-11-25 電子機器

Publications (2)

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JPH0548038U JPH0548038U (ja) 1993-06-25
JP2572130Y2 true JP2572130Y2 (ja) 1998-05-20

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ID=14166644

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JP1991096494U Expired - Lifetime JP2572130Y2 (ja) 1991-11-25 1991-11-25 電子機器

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Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48101539U (ja) * 1973-02-16 1973-11-29
JPS5524686Y2 (ja) * 1975-03-25 1980-06-13
JPS60191891U (ja) * 1984-05-29 1985-12-19 松下冷機株式会社 冷凍庫の庫内照明装置
JPH0811099B2 (ja) * 1986-10-24 1996-02-07 加藤電機株式会社 洋式便器の便蓋等の自動開閉装置
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JPH02134114A (ja) * 1988-11-16 1990-05-23 Sanyo Electric Co Ltd 調理器

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JPH0548038U (ja) 1993-06-25

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