JP3764313B2 - 押し釦スイッチおよびそれを用いた情報処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラップトップ型・ノート型・サブノート型・パームトップ型などの携帯可能な情報処理装置に好適に用いられる押し釦スイッチに関し、また該押し釦スイッチを用いた情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ワードプロセッサやパーソナルコンピュータなどの情報処理装置には、携帯可能な型としてラップトップ型・ノート型・サブノート型・パームトップ型などがある。これらの型の情報処理装置は、情報処理装置本体と、該本体に対して開閉可能に設けられる表示部とを備える。また、該情報処理装置の各種動作は押し釦スイッチなどからの電気的な出力信号に従って制御される。特開平5−325715号公報には従来の押し釦スイッチとして、一方向、たとえば垂直方向からのみの押下によってオン/オフを行う押し釦スイッチが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述の公報に開示された押し釦スイッチは一方向からしか押下することができず、情報処理装置の取付け場所によっては操作不可能となる。たとえば、押し釦スイッチを、情報処理装置本体の表示部に対向する面に、または表示部の情報処理装置本体に対向する面に設けた場合、表示部を閉じると押し釦スイッチの操作が不可能となる。
【0004】
本発明の目的は、3方向からの押下が可能で操作性の高い押し釦スイッチを提供することである。また、本発明の他の目的は、情報処理装置本体に対して表示部を開いたときおよび閉じたときのいずれであっても押下可能な押し釦スイッチを用いた情報処理装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、往復変位可能な突出片を有し、その突出長さに応じた異なる電気信号を出力するスイッチと、
前記スイッチを保持する押し釦本体部であって、該押し釦本体部は、保持したスイッチの突出片が突出する凸状の第1の表面と、第1表面に隣接する凸状の第2の表面と、第1表面に隣接するとともに第2表面に対向する凸状の第3の表面とを備え、
前記第1表面は、第2表面側端部の一方傾斜面と、第3表面側端部の他方傾斜面と、該一方および他方傾斜面間の中央部平面とから成り、
前記第2表面は、第1表面とは反対側端部の一方傾斜面と、第1表面側端部の他方傾斜面と、該一方および他方傾斜面間の中央部平面とから成り、
前記第3表面は、第1表面側端部の一方傾斜面と、第1表面とは反対側端部の他方傾斜面と、該一方および他方傾斜面間の中央部平面とから成る押し釦本体部と、
前記押し釦本体部を覆い、押し釦本体部に保持されたスイッチの突出片に当接する押し釦トップ部であって、
前記押し釦本体部の第1、第2および第3表面の各中央部平面と、押し釦トップ部の内面とがほぼ平行となる第1の態様、
前記押し釦本体部の第1、第2および第3表面の各一方傾斜面と、押し釦トップ部の内面とがほぼ平行となって接触する第2の態様、および
前記押し釦本体部の第1、第2および第3表面の各他方傾斜面と、押し釦トップ部の内面とがほぼ平行となって接触する第3の態様に変位可能な押し釦トップ部と、
前記押し釦本体部と押し釦トップ部との間に介在されて、押し釦トップ部を第1態様となるように付勢するばね部材とを含むことを特徴とする押し釦スイッチである。
【0006】
本発明に従えば、押し釦スイッチは、押し釦本体部の第1、第2および第3表面に対応した押し釦トップ部の各外面からいずれも押下可能であり、これによってスイッチをオン/オフすることができる。具体的に、押し釦スイッチを押下しないときは、ばね部材の作用によって押し釦トップ部は第1態様となり、たとえばこのときのスイッチの出力はオフである。また、押し釦本体部の第1表面に対応した押し釦トップ部の第1の外面内の第2外面側端部を押下すると、押し釦トップ部は第2態様となり、第3外面側端部を押下すると、第3態様となる。押し釦本体部の第2表面に対応した押し釦トップ部の第2の外面内の第1外面とは反対側端部を押下すると、押し釦トップ部は第2態様となり、第1外面側端部を押下すると、第3態様となる。押し釦本体部の第3表面に対応した押し釦トップ部の第3の外面内の第1外面側端部を押下すると、押し釦トップ部は第2態様となり、第1外面とは反対側端部を押下すると、第3態様となる。これらの各押下時のスイッチの出力はオンである。各押下を止めると、ばね部材の作用によって押し釦トップ部は第1態様に復帰し、スイッチの出力はオフとなる。したがって、本発明の押し釦スイッチは3方向からの押下が可能であり、高い操作性が得られる。
【0007】
また本発明は、前記押し釦トップ部の押し釦本体部側の内面とは反対側の外面であって、押し釦本体部の第1、第2および第3表面にそれぞれ対応した第1、第2および第3の外面には、突起が形成されていることを特徴とする。
【0008】
本発明に従えば、押し釦トップ部の第1、第2および第3の外面には突起が形成される。たとえば操作者の指による押下時、この突起に指が引っかかることによって、押し釦トップ部を第1、第2および第3態様に確実に変位することができる。
【0009】
また本発明は、情報処理装置本体と、該情報処理装置本体に対して開閉可能に設けられる表示部と、表示部の側部に設けられる上記の押し釦スイッチとを備える情報処理装置であって、該情報処理装置は前記押し釦スイッチから出力される電気信号に従って情報処理装置の動作が制御されることを特徴とする押し釦スイッチを用いた情報処理装置である。
【0010】
本発明に従えば、情報処理装置の表示部は情報処理装置本体に対して開閉可能に構成され、本発明の情報処理装置では表示部の側部に、上述したような3方向からの押下が可能な押し釦スイッチが設けられる。したがって、表示部を開いたときと閉じたときとのいずれであっても、押し釦スイッチを押下することが可能となる。すなわち、表示部を開いたときには、表示部の側部側からの押下と、情報処理装置本体側からの押下と、情報処理装置本体とは反対側からの押下との、3方向からの押下がすべて可能である。また、表示部を閉じたときには、少なくとも表示部の側部側からの押下が可能であり、場合によっては表示部の情報処理装置本体とは反対側からの押下が可能である。
【0011】
なお、このような押し釦スイッチは具体的に表示部の上側部、左側部および右側部端のうちの少なくともいずれか1箇所に設けられる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の一形態である押し釦スイッチ1の断面図である。図2はその平面図であり、図3はその正面図である。押し釦スイッチ1は、スイッチ2、スイッチ2を保持する押し釦本体部7、スイッチ2を保持した押し釦本体部7を覆う押し釦トップ部14および押し釦本体部7と押し釦トップ部14との間に介在されるばね部材21を含んで構成される。押し釦スイッチ1は、ワードプロセッサやパーソナルコンピュータなどの情報処理装置に設けられ、特に携帯可能なラップトップ型・ノート型・サブノート型・パームトップ型の情報処理装置の表示部に設けられる。
【0013】
スイッチ2は、往復変位可能な突出片3を有し、該突出片3の突出長さに応じた異なる電気信号を出力する。この電気信号は、信号線4によって情報処理装置の所定の電気回路(図示せず)に与えられる。押し釦本体部7は、情報処理装置の表示部のキャビネットの側面から延びて設けられる。具体的には、情報処理装置の表示部は一方キャビネット部35と他方キャビネット部36とによって表示パネルを挟持して成り、押し釦本体部7はこの他方キャビネット部36の側面から延びて設けられる。たとえば、押し釦本体部7の形状は略直方体であり、スイッチ2を保持する保持面8がその中央上部に設けられ、保持面8上に載置されたスイッチはねじ止めなどによって固定される。
【0014】
押し釦本体部7は、凸状の第1、第2および第3の表面9,10,11を備える。具体的に、第1表面9は、他方キャビネット部36から最も離れた表面であって、該他方キャビネット部36の側面と平行な表面であり、押し釦本体部7に保持されたスイッチ2の突出片3は該第1表面9から突出する。第2表面10は、第1表面9に隣接する表面であり、ここではキャビネットに平行な表面のうちの一方キャビネット部35側の表面である。第3表面11は、第1表面9に隣接するとともに第2表面10に対向する表面であり、ここではキャビネットに平行な表面のうちの他方キャビネット部36側の表面である。
【0015】
第1表面9は、第2表面10側端部の一方傾斜面9aと、第3表面11側端部の他方傾斜面9bと、一方傾斜面9aと他方傾斜面9bとの間の中央部平面9cとから成り、これによって緩やかな凸状を成す。第2表面10は、第1表面9とは反対側端部の一方傾斜面10aと、第1表面9側端部の他方傾斜面10bと、一方傾斜面10aと他方傾斜面10bとの間の中央部平面10cとから成り、これによって緩やかな凸状を成す。第3表面11は、第1表面9側端部の一方傾斜面11aと、第1表面9とは反対側端部の他方傾斜面11bと、一方傾斜面11aと他方傾斜面11bとの間の中央部平面11cとから成り、これによって緩やかな凸状を成す。
【0016】
押し釦トップ部14は、スイッチ2を保持した押し釦本体部7を第1表面9の側から覆う。これによって、押し釦トップ部14の内面15は、スイッチ2の突出片3に当接する。押し釦トップ部14は、押し釦本体部7に対して、次の第1、第2および第3の態様に変位することが可能である。すなわち、第1態様とは、押し釦本体部7の第1、第2および第3表面9,10,11の各中央部平面9c,10c,11cと、押し釦トップ部14の内面15とがほぼ平行となる態様である。第2態様とは、押し釦本体部7の第1、第2および第3表面9,10,11の各一方傾斜面9a,10a,11aと、押し釦トップ部14の内面15とがほぼ平行となって接触する態様である。第3態様とは、押し釦本体部7の第1、第2および第3表面9,10,11の各他方傾斜面9b,10b,11bと、押し釦トップ部14の内面15とがほぼ平行となって接触する態様である。
【0017】
ばね部材21は、押し釦本体部7の第1表面9に設けられたねじ穴23にねじ22によってねじ止めされて固定される。該ばね部材21は、押し釦トップ部14が上述の第1態様となるように、該押し釦トップ部14を付勢する。
【0018】
また、押し釦トップ部14の押し釦本体部7側の内面15とは反対側の外面であって、押し釦本体部7の第1、第2および第3表面9,10,11に対応した第1、第2および第3の外面16,17,18には、突起26〜32が設けられており、操作者の指による押下時に、指が突起26〜32に引っかかることによって、押し釦トップ部14を上述の第1、第2および第3態様に確実に変位可能としている。具体的に、第1外面16の中央部には突起26が形成され、第2外面17の中央部には突起29が形成され、第3外面18の中央部には突起31が形成され、第1外面16と第2外面17との間には突起27が形成され、第1外面16と第3外面18との間には突起28が形成され、第2外面17の第1外面16とは反対側の端部には突起30が形成され、第3外面18の第1外面16とは反対側の端部には突起32が形成される。突起26,29,31に比べて突起27,28,30,32は大きく形成される。
【0019】
なお、押し釦トップ部14の第1、第2および第3外面16,17,18以外の外面、すなわちキャビネット側の各外面には支持穴37が設けられ、該支持穴37に、たとえば他方キャビネット部36に設けられた支持用凸部38が嵌まり込んで、押し釦トップ部14が上述した第1、第2および第3態様に連続して変位可能なように、摺動可能に支持される。
【0020】
図4は、押し釦スイッチ1の第1、第2および第3の態様を説明するための断面図である。図5は、各態様におけるスイッチ2の接触状態を示す図である。ここで、前記スイッチ2は、3つの接点41a,41b,41cと、前記突出片3の変位に連動して移動する接触板42とを含んで構成される。接触板42は、各接点41a,41b,41cに接触可能に設けられる。各接点41a,41b,41cには、信号線4a,4b,4cがそれぞれ接続される。なお、信号線4a,4b,4cを総称して信号線4とする。
【0021】
まず、第1態様について説明する。図4(A)を参照して、第1態様とは押し釦スイッチ1を押下しないときの態様であり、前記ばね部材21の作用によって、押し釦本体部7の第1、第2および第3表面9,10,11の各中央部平面9c,10c,11cと、押し釦トップ部14の内面15とは、ほぼ平行となる。図5(A)を参照して、このとき、押し釦トップ部14の内面15に当接する長さに突出した突出片3に連動した接触板42は接点41bのみに接触し、スイッチ2からの出力はオフである。
【0022】
次に、第2態様について説明する。図4(B)を参照して、第2態様とは押し釦トップ部14の第1外面16内の突起26と突起27との間を押下したときの態様である。また、押し釦トップ部14の第2外面17内の突起29と突起30との間を押下したときの態様である。さらに、押し釦トップ部14の第3外面18内の突起28と突起31との間を押下したときの態様である。押し釦本体部7の第1、第2および第3表面9,10,11の各一方傾斜面9a,10a,11aと、押し釦トップ部14の内面15とは、ほぼ平行となって接触する。図5(B)を参照して、このとき、押し釦トップ部14の内面15に当接する長さに突出した突出片3に連動した接触板42は接点41aと接点41bとに接触し、スイッチ2からの出力はオンとなる。なお、押し釦トップ部14の押下を止めると、前記ばね部材21の作用によって、再び図4(A)の第1態様に復帰し、スイッチ2の接続状態は図5(A)のようになって、スイッチ2からの出力はオフとなる。
【0023】
次に、第3態様について説明する。図4(C)を参照して、第3態様とは押し釦トップ部14の第1外面16内の突起26と突起28との間を押下したときの態様である。また、押し釦トップ部14の第2外面17内の突起27と突起29との間を押下したときの態様である。さらに、押し釦トップ部14の第3外面18内の突起31と突起32との間を押下したときの態様である。押し釦本体部7の第1、第2および第3表面9,10,11の各他方傾斜面9b,10b,11bと、押し釦トップ部14の内面15とは、ほぼ平行となって接触する。図5(C)を参照して、このとき、押し釦トップ部14の内面15に当接する長さに突出した突出片3に連動した接触板42は接点41bと接点41cとに接触し、スイッチ2からの出力はオンとなる。なお、押し釦トップ部14の押下を止めると、前記ばね部材21の作用によって、再び図4(A)の第1態様に復帰し、スイッチ2の接続状態は図5(A)のようになって、スイッチ2からの出力はオフとなる。
【0024】
以上のように、押し釦スイッチ1では、押し釦本体部7の第1、第2および第3表面9,10,11に対応した押し釦トップ部14の第1、第2および第3の外面16,17,18のうちのいずれの外面からの押下であっても、スイッチ2をオン/オフすることが可能となる。すなわち、押し釦スイッチ1は、3方向からの押下による操作が可能となる。したがって、高い操作性を得ることが可能となる。
【0025】
図6は、前記押し釦スイッチ1を設けた情報処理装置51の平面図であり、図7はその側面図である。図8は、前記情報処理装置51の、表示部52を開いた状態を示す正面図である。情報処理装置51は、情報処理装置本体53と、該本体53に対して開閉可能に設けられる表示部52と、表示部52の側部54に設けられた前記押し釦スイッチ1とを備える。情報処理装置51では、前記押し釦スイッチ1から出力される電気信号に従って情報処理装置の動作が制御される。
【0026】
表示部52を閉じたときには、表示部52の側部54の側からの押下、すなわち図6中、矢符Aで示される方向からの押下と、表示部52の情報処理装置本体53とは反対側からの押下、すなわち図7中、矢符Bで示される方向からの押下とが可能である。また表示部52を開いたときには、表示部54の側部54の側からの押下、すなわち図8紙面中、右側からの押下と、情報処理装置本体53の側からの押下、すなわち図8紙面中、手前側からの押下と、情報処理装置本体53とは反対側からの押下、すなわち図8紙面中、奥側からの押下との、3方向からの押下がすべて可能である。
【0027】
図9は、前記押し釦スイッチ1を設けた他の情報処理装置55の、表示部56を閉じた状態を示す側面図であり、図10は表示部56を開いた状態を示す側面図である。情報処理装置55は、情報処理装置本体57と、該本体57に対して開閉可能に設けられる表示部56と、同じく該本体57に対して開閉可能に設けられる入力部58であって、表示部56に対しても開閉可能に設けられる入力部58と、表示部56の側部59に設けられた前記押し釦スイッチ1とを備える。情報処理装置55では、前記押し釦スイッチ1から出力される電気信号に従って情報処理装置の動作が制御される。
【0028】
表示部56および入力部58を閉じたときには、表示部56の側部59の側からの押下、すなわち図9紙面中、手前側からの押下が可能である。また表示部56および入力部58を開いたときには、表示部56の側部59の側からの押下、すなわち図10紙面中、手前側からの押下と、情報処理装置本体57の側からの押下、すなわち図10紙面中、右側からの押下と、情報処理装置本体57とは反対側からの押下、すなわち図10紙面中、左側からの押下との、3方向からの押下がすべて可能である。
【0029】
以上のように、前記押し釦スイッチ1を設けた情報処理装置51,55では、表示部52,56を開いたときと閉じたときとのいずれであっても、押し釦スイッチ1を押下することが可能となる。なお、押し釦スイッチ1は表示部52,56の上側部、右側部および左側部のうちの少なくともいずれか1箇所に設けることができる。
【0030】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、スイッチを保持する押し釦本体部の第1、第2および第3表面は一方傾斜面、他方傾斜面および中央部平面からそれぞれ成り、また押し釦本体部はばね部材を介して押し釦トップ部で覆われる。したがって、押し釦本体部の第1、第2および第3表面に対応した押し釦トップ部の第1、第2および第3の外面のうちのいずれの外面からの押下であっても、スイッチをオン/オフすることが可能となり、高い操作性を得ることができる。
【0031】
また本発明によれば、押し釦トップ部の第1、第2および第3の外面に突起を設けたので、押し釦トップ部を確実に第1、第2および第3態様とすることができる。
【0032】
また本発明によれば、情報処理装置本体に対して開閉可能な表示部を備える情報処理装置において、表示部の側部に上述したような3方向からの押下が可能な押し釦スイッチを設けたので、表示部を開いたときと閉じたときとのいずれであっても、押し釦スイッチを押下することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である押し釦スイッチ1の断面図である。
【図2】前記押し釦スイッチ1の平面図である。
【図3】前記押し釦スイッチ1の正面図である。
【図4】前記押し釦スイッチ1の第1、第2および第3の態様を説明するための断面図である。
【図5】前記第1、第2および第3態様におけるスイッチ2の接触状態を示す図である。
【図6】前記押し釦スイッチ1を設けた情報処理装置51の平面図である。
【図7】前記情報処理装置51の側面図である。
【図8】前記情報処理装置51の、表示部52を開いた状態を示す正面図である。
【図9】前記押し釦スイッチ1を設けた他の情報処理装置55の、表示部56を閉じた状態を示す側面図である。
【図10】前記他の情報処理装置55の、表示部56を開いた状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 押し釦スイッチ
2 スイッチ
3 突出片
7 押し釦本体部
8 保持面
9 押し釦本体部の第1の表面
9a,10a,11a 押し釦本体部の第1、第2および第3表面の一方傾斜面
9b,10b,11b 押し釦本体部の第1、第2および第3表面の他方傾斜面
9c,10c,11c 押し釦本体部の第1、第2および第3表面の中央部平面
10 押し釦本体部の第2の表面
11 押し釦本体部の第3の表面
14 押し釦トップ部
15 押し釦トップ部の内面
16 押し釦トップ部の第1の外面
17 押し釦トップ部の第2の外面
18 押し釦トップ部の第3の外面
21 ばね部材
26〜32 突起
51,55 情報処理装置
52,56 表示部
53,57 情報処理装置本体
54,59 表示部の側部
58 入力部

Claims (3)

  1. 往復変位可能な突出片を有し、その突出長さに応じた異なる電気信号を出力するスイッチと、
    前記スイッチを保持する押し釦本体部であって、該押し釦本体部は、保持したスイッチの突出片が突出する凸状の第1の表面と、第1表面に隣接する凸状の第2の表面と、第1表面に隣接するとともに第2表面に対向する凸状の第3の表面とを備え、
    前記第1表面は、第2表面側端部の一方傾斜面と、第3表面側端部の他方傾斜面と、該一方および他方傾斜面間の中央部平面とから成り、
    前記第2表面は、第1表面とは反対側端部の一方傾斜面と、第1表面側端部の他方傾斜面と、該一方および他方傾斜面間の中央部平面とから成り、
    前記第3表面は、第1表面側端部の一方傾斜面と、第1表面とは反対側端部の他方傾斜面と、該一方および他方傾斜面間の中央部平面とから成る押し釦本体部と、
    前記押し釦本体部を覆い、押し釦本体部に保持されたスイッチの突出片に当接する押し釦トップ部であって、
    前記押し釦本体部の第1、第2および第3表面の各中央部平面と、押し釦トップ部の内面とがほぼ平行となる第1の態様、
    前記押し釦本体部の第1、第2および第3表面の各一方傾斜面と、押し釦トップ部の内面とがほぼ平行となって接触する第2の態様、および
    前記押し釦本体部の第1、第2および第3表面の各他方傾斜面と、押し釦トップ部の内面とがほぼ平行となって接触する第3の態様に変位可能な押し釦トップ部と、
    前記押し釦本体部と押し釦トップ部との間に介在されて、押し釦トップ部を第1態様となるように付勢するばね部材とを含むことを特徴とする押し釦スイッチ。
  2. 前記押し釦トップ部の押し釦本体部側の内面とは反対側の外面であって、押し釦本体部の第1、第2および第3表面にそれぞれ対応した第1、第2および第3の外面には、突起が形成されていることを特徴とする請求項1記載の押し釦スイッチ。
  3. 情報処理装置本体と、該情報処理装置本体に対して開閉可能に設けられる表示部と、表示部の側部に設けられる請求項1または2記載の押し釦スイッチとを備える情報処理装置であって、該情報処理装置は前記押し釦スイッチから出力される電気信号に従って情報処理装置の動作が制御されることを特徴とする押し釦スイッチを用いた情報処理装置。
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