JPH064512Y2 - 電子機器のキ−ボ−ド装置 - Google Patents
電子機器のキ−ボ−ド装置Info
- Publication number
- JPH064512Y2 JPH064512Y2 JP1987065516U JP6551687U JPH064512Y2 JP H064512 Y2 JPH064512 Y2 JP H064512Y2 JP 1987065516 U JP1987065516 U JP 1987065516U JP 6551687 U JP6551687 U JP 6551687U JP H064512 Y2 JPH064512 Y2 JP H064512Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contacts
- contact
- insulating sheet
- keyboard
- large number
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Push-Button Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、電子機器のキーボード装置に関する。
従来の技術 第3図に示すように、例えば、電子秤30等の電子機器
においては、キーボード31はデータを入力する都度指
を触れるので、メンテナンス等他の目的で回路を閉じる
ために、キーボード以外に工具によりスイッチオンさせ
るタクトスイッチ(図示せず)等のスイッチを設けてい
る。一般には筐体32の側面等に孔33を形成し、この
孔33の内部にタクトスイッチを設け、必要な時にドラ
イバー等の工具をこの孔から挿入してタクトスイッチを
オンにする構造が採用されている。
においては、キーボード31はデータを入力する都度指
を触れるので、メンテナンス等他の目的で回路を閉じる
ために、キーボード以外に工具によりスイッチオンさせ
るタクトスイッチ(図示せず)等のスイッチを設けてい
る。一般には筐体32の側面等に孔33を形成し、この
孔33の内部にタクトスイッチを設け、必要な時にドラ
イバー等の工具をこの孔から挿入してタクトスイッチを
オンにする構造が採用されている。
考案が解決しようとする問題点 しかし、このようなものは、キーボードとは別にタクト
スイッチ及びこれを筐体32に取付ける取付部材を必要
とし、しかも、防水及び防塵対策のために不使用時には
孔33を閉塞する必要が有るため、構造が複雑化する問
題が有る。
スイッチ及びこれを筐体32に取付ける取付部材を必要
とし、しかも、防水及び防塵対策のために不使用時には
孔33を閉塞する必要が有るため、構造が複雑化する問
題が有る。
問題点を解決するための手段 同一面上に配列された多数の接点を有する絶縁板と、前
記接点のそれぞれに選択的に接触される多数の接点を有
する柔軟性の絶縁シートと、前記接点を囲撓する多数の
開口を有して前記絶縁板と前記絶縁シートとの間に挾持
されたスペーサとよりなるキーボードを有する電子機器
において、前記絶縁シートの一部に、前記接点に対向す
る小孔を有する硬質部材を固着する。
記接点のそれぞれに選択的に接触される多数の接点を有
する柔軟性の絶縁シートと、前記接点を囲撓する多数の
開口を有して前記絶縁板と前記絶縁シートとの間に挾持
されたスペーサとよりなるキーボードを有する電子機器
において、前記絶縁シートの一部に、前記接点に対向す
る小孔を有する硬質部材を固着する。
作用 したがって、データを入力する時は表面に配列された絶
縁シートの一部を指で押圧し所望の接点を接触させてデ
ータを入力するが、この時に硬質部材に覆われた部分は
誤って指に触れたとしても屈撓して接点が接触すること
がない。また、硬質部材の中心に形成された小孔に棒状
の工具等を挿入し、この工具等により絶縁シートを屈撓
させて接点を接触させるがことが可能となる。したがっ
て、硬質部材に覆われた接点をデータ入力用の接点以外
のタクトスイッチとして使用することが可能となる。
縁シートの一部を指で押圧し所望の接点を接触させてデ
ータを入力するが、この時に硬質部材に覆われた部分は
誤って指に触れたとしても屈撓して接点が接触すること
がない。また、硬質部材の中心に形成された小孔に棒状
の工具等を挿入し、この工具等により絶縁シートを屈撓
させて接点を接触させるがことが可能となる。したがっ
て、硬質部材に覆われた接点をデータ入力用の接点以外
のタクトスイッチとして使用することが可能となる。
実施例 この考案の一実施例を第1図及び第2図に基づいて説明
する。1は電子機器である電子秤で、この電子秤1の前
面にはキーボード2が設けられている。このキーボード
2はメンブレンキーと称せられるもので、第2図に示す
ように、同一面上に配列された多数の接点3を有する絶
縁板4と、接点3のそれぞれに選択的に接触される多数
の接点5を有する柔軟性の絶縁シート6と、接点3,5
を囲撓する多数の開口7を有して絶縁板4と絶縁シート
6との間に挾持されたスペーサ8とよりなる。しかし
て、絶縁シート6の一部には接点3,5に対向する小孔
9を有し外周縁がスペーサ8の開口7より大きい硬質部
材10が絶縁シート6に接合して固着されている。な
お、小孔9はドライバー程度の太さの棒状の工具11の
径よりやや大きい寸法に定められている。
する。1は電子機器である電子秤で、この電子秤1の前
面にはキーボード2が設けられている。このキーボード
2はメンブレンキーと称せられるもので、第2図に示す
ように、同一面上に配列された多数の接点3を有する絶
縁板4と、接点3のそれぞれに選択的に接触される多数
の接点5を有する柔軟性の絶縁シート6と、接点3,5
を囲撓する多数の開口7を有して絶縁板4と絶縁シート
6との間に挾持されたスペーサ8とよりなる。しかし
て、絶縁シート6の一部には接点3,5に対向する小孔
9を有し外周縁がスペーサ8の開口7より大きい硬質部
材10が絶縁シート6に接合して固着されている。な
お、小孔9はドライバー程度の太さの棒状の工具11の
径よりやや大きい寸法に定められている。
このような構成において、絶縁シート6は接点3,5の
真上の部分を押圧されることにより屈撓し、この屈撓部
分の接点5が接点3に接触し、これにより、データが入
力される。この時、硬質部材10の真上を指で押圧した
としても、この押圧力はスペーサ8にしか作用せず絶縁
シート6は屈撓しない。したがって、この硬質部材10
に覆われた部分の接点3,5は接触しない。そして、工
具11を小孔9に挿入し、この工具11により絶縁シー
ト6を屈撓させると硬質部材10に覆われた部分の接点
5が接点3に接触する。
真上の部分を押圧されることにより屈撓し、この屈撓部
分の接点5が接点3に接触し、これにより、データが入
力される。この時、硬質部材10の真上を指で押圧した
としても、この押圧力はスペーサ8にしか作用せず絶縁
シート6は屈撓しない。したがって、この硬質部材10
に覆われた部分の接点3,5は接触しない。そして、工
具11を小孔9に挿入し、この工具11により絶縁シー
ト6を屈撓させると硬質部材10に覆われた部分の接点
5が接点3に接触する。
このように、データ入力時には硬質部材10により覆わ
れた接点3,5が接触しないので、これらの接点3,5
をタクトスイッチとして利用することができ、したがっ
て、構造を簡略化することができる。
れた接点3,5が接触しないので、これらの接点3,5
をタクトスイッチとして利用することができ、したがっ
て、構造を簡略化することができる。
考案の効果 この考案は上述のように構成したので、データを入力す
る時は表面に配列された絶縁シートの一部を指で押圧し
所望の接点を接触させてデータを入力するが、この時に
絶縁シートの硬質部材に覆われた部分に誤って指を離れ
たとしてもその部分の屈撓作用を阻止して接点が接触す
ることを防止することができ、また、硬質部材の中心に
形成された小孔に棒状の工具等を挿入し、この工具等に
より絶縁シートを屈撓させて接点を接触させることがで
き、したがって、硬質部材に覆われた接点をデータ入力
用の接点以外のタクトスイッチとして使用することがで
き、これにより、電子機器側にタクトスイッチを設ける
必要性を無くし構造を簡略化することができる効果を有
する。
る時は表面に配列された絶縁シートの一部を指で押圧し
所望の接点を接触させてデータを入力するが、この時に
絶縁シートの硬質部材に覆われた部分に誤って指を離れ
たとしてもその部分の屈撓作用を阻止して接点が接触す
ることを防止することができ、また、硬質部材の中心に
形成された小孔に棒状の工具等を挿入し、この工具等に
より絶縁シートを屈撓させて接点を接触させることがで
き、したがって、硬質部材に覆われた接点をデータ入力
用の接点以外のタクトスイッチとして使用することがで
き、これにより、電子機器側にタクトスイッチを設ける
必要性を無くし構造を簡略化することができる効果を有
する。
第1図及び第2図はこの考案の一実施例を示すもので、
第1図は斜視図、第2図はキーボードの一部を拡大した
断面図、第3図は従来例を示す斜視図である。 1…電子秤(電子機器)、2…キーボード、3…接点、
4…絶縁板、5…接点、6…絶縁シート、7…開口、8
…スペーサ、9…小孔、10…硬質部材
第1図は斜視図、第2図はキーボードの一部を拡大した
断面図、第3図は従来例を示す斜視図である。 1…電子秤(電子機器)、2…キーボード、3…接点、
4…絶縁板、5…接点、6…絶縁シート、7…開口、8
…スペーサ、9…小孔、10…硬質部材
Claims (1)
- 【請求項1】同一面上に配列された多数の接点を有する
絶縁板と、前記接点のそれぞれに選択的に接触される多
数の接点を有する柔軟性の絶縁シートと、前記接点を囲
繞する多数の開口を有して前記絶縁板と前記絶縁シート
との間に挟持されたスペーサとよりなるキーボードを有
する電子機器において、前記絶縁シートの一部に、前記
接点に対向する小孔を有して外周縁が前記スペーサの前
記開口より大きい硬質部材を固着したことを特徴とする
電子機器のキーボード装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987065516U JPH064512Y2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 電子機器のキ−ボ−ド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987065516U JPH064512Y2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 電子機器のキ−ボ−ド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63172032U JPS63172032U (ja) | 1988-11-09 |
JPH064512Y2 true JPH064512Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=30902660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987065516U Expired - Lifetime JPH064512Y2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 電子機器のキ−ボ−ド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064512Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5942732A (ja) * | 1982-09-03 | 1984-03-09 | アルプス電気株式会社 | タツチ式入力装置 |
JPS6088431U (ja) * | 1983-11-22 | 1985-06-18 | パイオニア株式会社 | シ−トスイツチ |
-
1987
- 1987-04-30 JP JP1987065516U patent/JPH064512Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63172032U (ja) | 1988-11-09 |
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