JP2000322971A - スイッチ及びスイッチを備える電子機器 - Google Patents

スイッチ及びスイッチを備える電子機器

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JP2000322971A
JP2000322971A JP11127605A JP12760599A JP2000322971A JP 2000322971 A JP2000322971 A JP 2000322971A JP 11127605 A JP11127605 A JP 11127605A JP 12760599 A JP12760599 A JP 12760599A JP 2000322971 A JP2000322971 A JP 2000322971A
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housing
moving
switch
unit
fixed
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JP11127605A
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Takashi Kayama
俊 香山
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄型化を図ることができるスイッチ及びスイ
ッチを備える電子機器を提供すること。 【解決手段】 筐体12の内部を移動する移動部44
と、筐体12の外部から押して筐体12の内部で移動部
44を移動させるための押圧部40とを有する操作部材
30,32と、筐体12の内部の固定部36と操作部材
30,32の移動部44の間に配置されて、移動部44
が押されるときに弾性力を発生する弾性部材58と、筐
体12の内部に配置されており、移動部44が筐体12
の内部で移動して押されることにより弾性変形し、移動
部44が離れると反転して元の形状に回復することで固
定部36の電気接点の操作を行う反転部材38と、を備
え、電気接点38B,38Cは、筐体12の内部に配置
された固定部36の電気接点であり、移動部44は固定
部36の配置の方向に沿って移動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチ及びスイ
ッチを備える電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器は、図9のような操作スイッチ
100を有している。この操作スイッチ100は、キー
トップ101とタクトスイッチ102を有している。キ
ートップ101は電子機器の筐体103の穴104には
め込まれており、キートップ101の端部は筐体103
に対して熱溶着部分105を用いて固定されている。筐
体103の内部には回路基板106が配置されており、
この回路基板106の上にはタクトスイッチ102が固
定されている。タクトスイッチ102は回路基板106
の回路パターンに対して電気的に接続されている。タク
トスイッチ102はキートップ101に対応して配置さ
れている。使用者がこのキートップ101をP方向に押
し下げることにより、タクトスイッチ102は基板10
1の電気的な接点をオン操作し、キートップ101を離
すことで、タクトスイッチ102は回路基板106の接
点をオフにするようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の操
作スイッチ100は、筐体103、キートップ101、
タクトスイッチ102及び回路基板106がZ方向に重
なる構造であり、大きな空間107が必要であり、操作
スイッチ100の薄型化が図れず、電子機器の小型化も
図れないという問題がある。またキートップ101は熱
溶着部分105を用いて筐体103に対して熱溶着する
必要があるために、小型化が困難である。そこで本発明
は上記課題を解消し、薄型化及びコストダウンを図るこ
とができるスイッチ及びスイッチを備える電子機器を提
供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、機器
の筐体に配置されるスイッチにおいて、前記筐体の内部
を移動する移動部と、前記筐体の外部から押して前記筐
体の内部で前記移動部を移動させるための押圧部とを有
する操作部材と、前記筐体の内部の固定部と前記操作部
材の前記移動部の間に配置されて、前記移動部が押され
るときに弾性力を発生する弾性部材と、前記筐体の内部
に配置されており、前記移動部が前記筐体の内部で移動
して押されることにより弾性変形し、前記移動部が離れ
ると反転して元の形状に回復することで前記固定部の電
気接点の操作を行う反転部材と、を備え、前記電気接点
は、前記筐体の内部に配置された前記固定部の電気接点
であり、前記移動部は前記固定部の配置の方向に沿って
移動されることを特徴とするスイッチである。
【0005】請求項1では、操作部材の押圧部を使用者
が押すことにより、移動部が筐体の内部を移動するよう
になっている。弾性部材は、筐体の内部の固定部と操作
部材の移動部の間に配置されて移動部が押される時に弾
性力を発生する。従って、押圧部が押されなくなると、
移動部はこの弾性部材の弾性力により元の状態に復帰す
る。反転部材は、移動部が筐体の内部で移動して押され
ることにより弾性変形し、反転部材は移動部が離れると
反転して元の状態に回復する。これにより反転部材は固
定部の電気接点の操作を行うことができる。電気接点は
筐体の内部に配置された固定部の電気接点であり、移動
部は固定部の配置方向に沿って移動されるようになって
いる。このことから、移動部は固定部の配置方向に沿っ
て移動する構造であるので、スイッチは構造的に薄型化
を図ることができる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のスイ
ッチにおいて、前記固定部は回路基板であり、前記反転
部材は、前記回路基板に固定されている。
【0007】請求項3の発明は、請求項2に記載のスイ
ッチにおいて、前記操作部材の前記押圧部は、前記筐体
の凹部内に配置されている。押圧部が筐体の凹部内に配
置されていることにより、機器を持ち歩く場合にこの押
圧部が不意に操作されてしまうのを防ぐことができる。
【0008】請求項4の発明は、請求項1に記載のスイ
ッチにおいて、前記弾性部材は、コイルバネまたは板バ
ネである。
【0009】請求項5の発明は、請求項1に記載のスイ
ッチにおいて、前記操作部材の前記移動部は、前記反転
部材を押すための突起部分を有する。請求項5では、移
動部の突起部分が反転部材を確実に押すことができる。
【0010】請求項6の発明は、スイッチを備える電子
機器であり、前記スイッチは、前記筐体の内部を移動す
る移動部と、前記筐体の外部から押して前記筐体の内部
で前記移動部を移動させるための押圧部とを有する操作
部材と、前記筐体の内部の固定部と前記操作部の前記移
動部材の間に配置されて、前記移動部が押されるときに
弾性力を発生する弾性部材と、前記筐体の内部に配置さ
れており、前記移動部が前記筐体の内部で移動して押さ
れることにより弾性変形し、前記移動部が離れると反転
して元の形状に回復することで前記固定部の電気接点の
操作を行う反転部材と、を備え、前記電気接点は、前記
筐体の内部に配置された前記固定部の電気接点であり、
前記移動部は前記固定部の配置の方向に沿って移動され
ることを特徴とするスイッチを備える電子機器である。
【0011】請求項6では、操作部材の押圧部を使用者
が押すことにより、移動部が筐体の内部を移動するよう
になっている。弾性部材は、筐体の内部の固定部と操作
部材の移動部の間に配置されて移動部が押される時に弾
性力を発生する。従って、押圧部が押されなくなると、
移動部はこの弾性部材の弾性力により元の状態に復帰す
る。反転部材は、移動部が筐体の内部で移動して押され
ることにより弾性変形し、反転部材は移動部が離れると
反転して元の状態に回復する。これにより反転部材は固
定部の電気接点の操作を行うことができる。電気接点は
筐体の内部に配置された固定部の電気接点であり、移動
部は固定部の配置方向に沿って移動されるようになって
いる。このことから、移動部は固定部の配置方向に沿っ
て移動する構造であるので、スイッチと電子機器は構造
的に薄型化を図ることができる。
【0012】請求項7の発明は、請求項6に記載のスイ
ッチを備える電子機器において、前記固定部は回路基板
であり、前記反転部材は、前記回路基板に固定されてい
る。
【0013】請求項8の発明は、請求項7に記載のスイ
ッチを備える電子機器において、前記操作部材の前記押
圧部は、前記筐体の凹部内に配置されている。
【0014】請求項9の発明は、請求項6に記載のスイ
ッチを備える電子機器において、前記弾性部材は、コイ
ルバネまたは板バネである。
【0015】請求項10の発明は、請求項6に記載のス
イッチを備える電子機器において、前記操作部材の前記
移動部は、前記反転部材を押すための突起部分を有す
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0017】図1は、本発明のスイッチを備える電子機
器の一例として、携帯型の情報端末の例を示している。
情報端末10は、入力デバイスとも呼んでおり、筐体1
2、表示部14、2つのスイッチ16,18を備えてい
る。筐体12は、上部12Aと下部12Bから構成され
ている。上部12Aには、表示部14が設けられてい
る。この表示部14としては、たとえば液晶表示装置
(LCD)を用いることができる。この表示部14に
は、スイッチ16,18を操作することにより、各種の
情報を表示させることができる。筐体12は、凹部2
0,22を有している。これらの凹部20,22は、筐
体12の長手方向の端面24側に並べて形成されてい
る。図1の例では、凹部20,22の大きさは同じであ
り、これらの凹部20,22には、それぞれ操作部材で
あるキートップ30,32が配置されている。
【0018】図2は、図1のスイッチ16,18におけ
るA−A線における断面構造例を示しており、図5は、
図1のスイッチ16,18におけるB−B線における断
面構造例を示している。図2では、キートップ30もし
くは32が押されていない開放状態を示しているが、図
3では、キートップ30あるいは32がユーザによりE
方向に押された状態を示している。
【0019】次に、図2と図3を参照して、スイッチ1
6とスイッチ18の構造について説明する。図2と図3
において、筐体12の上部12Aと下部12Bの間に
は、回路基板36が固定されている。回路基板36の上
面と上部12Aの内面の間にはわずかな空間が形成され
ているとともに、回路基板36の下面と下部12Bの内
面との間にもわずかな空間が形成されている。筐体12
の上部12Aと下部12Bは、たとえばプラスチックあ
るいは放熱性の優れた金属等により作ることができる。
回路基板36の上面36Aには、反転板38が、取付部
材40により固定されている。この回路基板36の取付
部材40と反転板38等の構造例が、図4に示してあ
る。図4の回路基板36の上面36A側には、電気接点
38Bと38Cが形成されている。反転板38は、押さ
れることにより弾性変形する部材であり、たとえばプラ
スチックあるいは金属により作ることができる。この反
転板38は断面でみてほぼ半円形であり、縁部分38D
がシート状の取付部材40により、電気接点38B,3
8Cの接続部分に対応するように配置されている。反転
板38は、図2に示すキートップ30あるいはキートッ
プ32がE方向に押された時に、電気接点38B,38
Cをショートして電気的接触を果たすとともに、クリッ
ク感を発生させる機能を有している。
【0020】次に、図2と図3を参照して、キートップ
30,32について説明する。キートップ30,32の
構造は同じであり、キートップ30,32はそれぞれ別
々の反転板38,38に対応して位置している。キート
ップ30,32は押圧部40と移動部44を有してい
る。押圧部40のたとえば3つの面には、滑り止め部4
0A,40B,40Cが形成されている。これらの滑り
止め部40A〜40Cは、凹凸部分である。このように
滑り止め部40A〜40Cを形成することにより、使用
者が指でこのスイッチのキートップ30あるいは32を
操作する場合に、滑らずに確実にE方向に押し込むこと
ができる。押圧部40の細い部分46は、筐体12の上
部12Aと下部12Bのガイド穴48に通っている。こ
の細い部分46は移動部44に一体になっている。細い
部分46はガイド穴48によりE方向にスライド可能に
なっている。
【0021】図5に示すように、移動部44は、F方向
に関して移動しないようにしてしかもE方向に直線移動
可能になっている。すなわち移動部44は、筐体12の
ガイド部51によりE方向に沿って直線移動するように
ガイドされている。従って移動部44がE方向に移動す
る際に、移動部44の動作がF方向に触れてしまうよう
なことがない。E方向、F方向は直交する方向である。
【0022】図2と図3に示すように移動部44は、ほ
ぼU字型あるいはC字型形状を有している。移動部44
は突起部分50を有している。この突起部分50は、移
動部44がE方向に移動する際に、反転板38の頂部を
図3のように押し付けて弾性変形させる機能を有してい
る。移動部44に対して固定部である回路基板36と、
この移動部44の内底部分54の間には、弾性部材とし
ての一例として圧縮コイルバネ58が配置されている。
この圧縮コイルバネ58の弾性力により、図2に示すよ
うに、押圧部40が使用者の指によりE方向に押されて
いない場合には、移動部44のストッパ部60が筐体1
2の内面に突き当たるようにして停止状態にある。
【0023】これに対して、図3に示すように使用者が
押圧部40をE方向に押し込むと、移動部44は回路基
板36に対して圧縮コイルバネ58の弾性力に抗して押
し込まれることから、押圧部40のストッパ部62が筐
体12の外面に突き当たるようになっている。このよう
にストッパ部62が筐体12の外面に突き当たる状態で
は、移動部44の突起部分50が反転板38の頂部を図
4に示すようにP方向に押し付けることから、図4の反
転板38は電気接点38B,38Cを押して両者をショ
ートして電気的に接続する。
【0024】次に、上述したようなスイッチ16,18
の操作例について説明する。図1の筐体12は、たとえ
ば机の上において、使用者がスイッチ16,18のキー
トップ30,32を適宜押すことにより、押圧部40の
位置は図2の状態から図3の状態に変化する。すなわち
押圧部40がE方向に押されると、押圧部40と一体的
に移動部44がE方向に沿って、つまり回路基板36と
筐体12の長手方向に沿って、筐体12の内部において
移動する。この場合に移動部44は、筐体12の上部1
2Aの内面と下部12Bの内面にガイドされながらE方
向に安定してスライドする。押圧部40がE方向に押さ
れた状態では、圧縮コイルバネ58が弾性力を発揮する
が、使用者が指でこの圧縮コイルバネ58の弾性力に抗
して移動部44を押し込むことにより、突起部分50が
反転板38の頂部を図4のP方向に押し込む。これによ
り、図4の反転板38は回路基板36の電気接点38B
と38Cをショートして接触させることからオン状態を
実現する。
【0025】次に、使用者が押圧部40から指を離すこ
とにより、圧縮コイルバネ58の弾性力により押圧部4
0及び移動部44が一体的に図2のようにE1方向に復
帰する。移動部44は図3の状態から図2の状態に復帰
することから、突起部分50は反転板38から離れる。
従って反転板38は図4の復帰状態になり、電気接点3
8B,38Cの電気的な接続を解除する。つまり電気接
点のオフ状態を実現する。このように押圧部40がE方
向に押されたり、逆に押圧部40から力が開放されて押
圧部40がE1方向に移動する場合に、細い部分46が
筐体12のガイド穴48にガイドされるとともに、移動
部44が筐体12の内面においてガイドされる。しかも
図5に示すように移動部44は筐体12のガイド部50
に沿ってもガイドされる。このことから、押圧部40と
移動部44は、図2のE,E1方向及び図2のG方向及
び図5のF方向に触れてしまうようなことがなくなり、
突起部分50は確実に反転板38をP方向に押し下げる
ことができる。
【0026】突起部分50が反転板38をP方向に押し
下げたりあるいは反転板38から離れる時には、反転板
38が押された状態から反転して図4に示す元の状態に
復帰することから、使用者の指にはクリック感を得るこ
とができる。このように、使用者が指でスイッチ16,
18の少なくとも一方もしくは両方のキートップ30,
32を操作することにより、確実に電気接点のオンオフ
操作を行うことができる。そして使用者の指をキートッ
プから離せば、圧縮コイルバネ58の弾性力により元の
状態に確実に復帰させる。キートップ30,32はE方
向、すなわち筐体12の長手方向と回路基板36の長手
方向に沿って移動する形式になっているので、筐体12
のG方向に関する薄型化を図ることができる。以上のよ
うにして、本発明の実施の形態におけるスイッチはいわ
ゆる小型で薄型のモーメンタリースイッチとして機能す
ることができる。このような図1に示すような携帯型の
情報端末10では、スイッチ16,18は使用者が片手
の指を用いて操作することができる。
【0027】次に、図1の携帯型の情報端末10は、さ
らに好ましくは赤外線発生部70を備えている。図6
は、携帯型の情報端末10と、いわゆるノートブック型
のコンピュータの例を示している。小型のコンピュータ
74は、表示部76、本体78を有している。本体78
は表示部76に対してヒンジ80により連結されてお
り、表示部76は本体78に対して開閉可能になってい
る。本体78はキーボード82と赤外線受光部84を備
えている。赤外線受光部84は、携帯型の情報端末10
の赤外線発生部70から発生する赤外線信号IRを受光
するようになっている。
【0028】図7は、図6のコンピュータ74と携帯型
の情報端末10の構成例を示している。コンピュータ7
4の本体78においては、赤外線受光部84が、ヘルプ
機能制御部86に接続されている。ヘルプ機能制御部8
6は、データ入出力処理制御部88と表示制御部90に
接続されている。データ入出力処理制御部88は表示制
御部90に接続され、表示制御部90は表示部76に接
続されている。キーボード82は、データ入出力処理制
御部88に接続されている。ヘルプ機能制御部86は、
使用者の要求に応じて、ヘルプ情報を発生する部分であ
る。
【0029】図8は、図6の携帯型の情報端末10のス
イッチ16,18を操作した場合に、図6のコンピュー
タ74において発揮できる機能の一例を示している。図
8において状態Aのようにスイッチ16,18がともに
押されていない場合には、スイッチがオフであるので、
コンピュータ74の表示部76の表示画面ではそのまま
の状態を維持している。状態Bにおいて、スイッチ16
がオフ状態でありスイッチ18がオン状態になると、図
6のコンピュータ74の表示部76の表示している画面
のページが前のページに1ページ戻ることになる。図8
の状態Cにおいては、スイッチ16がオン状態であり、
スイッチ18がオフ状態である場合には、図6のコンピ
ュータ74の表示部76の表示している画面のページが
1ページ進む。図8の状態Dにおいては、スイッチ1
6,18がともにオン状態であるので、図7のヘルプ機
能制御部86がデータ入出力処理制御部88及び表示制
御部90に信号を供給して、表示部76にはヘルプ画面
を表示させる。このようにして使用者は、赤外線信号I
Rを用いて、コンピュータ74の表示画面の変更等を、
簡単かつ片手操作で確実に行うことができる。
【0030】以上説明したように本発明のスイッチを備
える電子機器及びスイッチでは、使用者が操作する場合
にキートップ30,32が回路基板36と筐体12の長
手方向に沿って平行に移動する構造であるので、筐体1
2の薄型化及び小型化を図りコストダウンを実現でき
る。本発明の実施の形態では、スイッチを備える電子機
器として、携帯型の情報端末を例に挙げているが、これ
に限らず、他の種類の情報機器、表示装置、通信機器等
各種の分野の機器に本発明のスイッチが適用できる。ま
た筐体に設けるスイッチの数は2つに限らず1つあるい
は3つ以上であっても勿論構わない。弾性部材としての
圧縮コイルバネに代えて、板バネを配置することも可能
である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スイッチや電子機器の薄型化及びコストダウンを図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチを備える電子機器の一例とし
て携帯型の情報端末の例を示す斜視図。
【図2】図1のA−A線における断面図であり、キート
ップが押されていない状態を示す図。
【図3】キートップが押された状態を示す図。
【図4】反転板及び電気接点の一例を示す図。
【図5】スイッチ付近のB−B線における断面図。
【図6】図1の携帯型の情報端末が、コンピュータに対
してワイヤレスで通信する例を示す図。
【図7】図6の携帯型の情報端末とコンピュータの構成
例を示す図。
【図8】複数のスイッチの発揮する機能例を示す図。
【図9】従来の操作スイッチを示す断面図。
【符号の説明】
10・・・携帯型の情報端末(電子機器)、12・・・
筐体、16,18・・・スイッチ、30,32・・・キ
ートップ(操作部材)、36・・・回路基板(固定
部)、38・・・反転板(反転部材)、40・・・押圧
部、44・・・移動部、50・・・突起部分、58・・
・圧縮コイルバネ(弾性部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E360 AA02 AB04 AB12 AB23 AB24 AB42 BA02 BB04 BC03 BC06 BC16 EA13 EC13 ED03 ED23 ED29 GA03 GA08 GA52 GB22 GB46 5G006 AA02 AB25 AC08 AZ01 BA01 BA02 BA07 BB01 BB03 BC03 BC04 CB01 CB03 CB06 CD02 CD05 DB03 FB04 LC02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器の筐体に配置されるスイッチにおい
    て、 前記筐体の内部を移動する移動部と、前記筐体の外部か
    ら押して前記筐体の内部で前記移動部を移動させるため
    の押圧部とを有する操作部材と、 前記筐体の内部の固定部と前記操作部材の前記移動部の
    間に配置されて、前記移動部が押されるときに弾性力を
    発生する弾性部材と、 前記筐体の内部に配置されており、前記移動部が前記筐
    体の内部で移動して押されることにより弾性変形し、前
    記移動部が離れると反転して元の形状に回復することで
    前記固定部の電気接点の操作を行う反転部材と、を備
    え、 前記電気接点は、前記筐体の内部に配置された前記固定
    部の電気接点であり、前記移動部は前記固定部の配置の
    方向に沿って移動されることを特徴とするスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記固定部は回路基板であり、前記反転
    部材は、前記回路基板に固定されている請求項1に記載
    のスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記操作部材の前記押圧部は、前記筐体
    の凹部内に配置されている請求項2に記載のスイッチ。
  4. 【請求項4】 前記弾性部材は、コイルバネまたは板バ
    ネである請求項1に記載のスイッチ。
  5. 【請求項5】 前記操作部材の前記移動部は、前記反転
    部材を押すための突起部分を有する請求項1に記載のス
    イッチ。
  6. 【請求項6】 スイッチを備える電子機器であり、 前記スイッチは、 前記筐体の内部を移動する移動部と、前記筐体の外部か
    ら押して前記筐体の内部で前記移動部を移動させるため
    の押圧部とを有する操作部材と、 前記筐体の内部の固定部と前記操作部の前記移動部材の
    間に配置されて、前記移動部が押されるときに弾性力を
    発生する弾性部材と、 前記筐体の内部に配置されており、前記移動部が前記筐
    体の内部で移動して押されることにより弾性変形し、前
    記移動部が離れると反転して元の形状に回復することで
    前記固定部の電気接点の操作を行う反転部材と、を備
    え、 前記電気接点は、前記筐体の内部に配置された前記固定
    部の電気接点であり、前記移動部は前記固定部の配置の
    方向に沿って移動されることを特徴とするスイッチを備
    える電子機器。
  7. 【請求項7】 前記固定部は回路基板であり、前記反転
    部材は、前記回路基板に固定されている請求項6に記載
    のスイッチを備える電子機器。
  8. 【請求項8】 前記操作部材の前記押圧部は、前記筐体
    の凹部内に配置されている請求項7に記載のスイッチを
    備える電子機器。
  9. 【請求項9】 前記弾性部材は、コイルバネまたは板バ
    ネである請求項6に記載のスイッチを備える電子機器。
  10. 【請求項10】 前記操作部材の前記移動部は、前記反
    転部材を押すための突起部分を有する請求項6に記載の
    スイッチを備える電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015079400A (ja) * 2013-10-17 2015-04-23 Necパーソナルコンピュータ株式会社 タッチパッド構造及び電子機器
WO2016181616A1 (ja) * 2015-05-08 2016-11-17 シャープ株式会社 電子機器

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