JP4424819B2 - キースイッチ装置及びキーボード - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、押下操作されるキートップを有するキースイッチ装置に関する。さらに本発明は、そのようなキースイッチ装置を複数個備えたキーボードに関する。本発明は特に、携帯型情報機器に着脱自在に接続して使用されるキーボードに好適に適用できる。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子手帳、携帯情報端末(PDA)等の、手持操作可能な携帯型情報機器において、機器自体に入力装置としてのキーボードを備えずに、ペンや指を用いたタッチ操作及び手書操作により入力を行うものが知られている。この種のペン入力式の携帯型情報機器では、操作者によっては、特に文章等の大量の情報を入力する際の入力速度が、キーボード入力式の情報機器に比べて低下する場合がある。このような不都合に対処するために、ペン入力式の携帯型情報機器においても、専用の小型キーボードを選択的かつ着脱自在に接続して使用できるものが提案されている。
【0003】
ペン入力式の携帯型情報機器に接続して使用可能な小型キーボードとして、ノート型パーソナルコンピュータ等に付属するキーボードを、キー(すなわちキースイッチ装置のキートップ)の個数や配列を実質的に変えずにキーボード単体として独立させた構造のものがある。このような小型キーボードは、多数のキーの操作性を所望水準に維持できる範囲で、それらキーの寸法及び配置間隔を縮小することが要求されるので、それ自体、携帯型情報機器に比べて寸法や重量の点で携帯性に劣るものになる。また、この種の小型キーボードは、一般にコネクタ付ケーブルを介して携帯型情報機器に接続されるので、機器接続状態でキーボード自体を手持操作することは困難であり、したがって正確かつ円滑な入力操作を行うためには、机上や膝上に置いた状態で使用することが望ましい。
【0004】
これに対し、例えば特開平11−282608号公報に開示されるように、ノート型パーソナルコンピュータ等に付属するキーボードに比べて、キー数をさらに削減することで一層の小型化を図るとともに、コネクタ付ケーブルを用いずに、キーボード筐体に機械的に連結される接続部を介して携帯型情報機器に接続できる小型キーボードが提案されている。このような小型キーボードは、キー数の削減に対応して、キーの寸法及び配置間隔を過剰に縮小することなく、操作者の片手に容易に載せられる程度まで小型軽量化できるので、携帯性に非常に優れるものとなる。しかも、キーボード筐体が接続部を介して携帯型情報機器を支持できるので、キーボードを携帯型情報機器と一体的に片手で保持した状態で入力操作できる利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の手持操作可能な小型キーボードは、特にペン入力式の携帯型情報機器に選択的に接続される周辺装置として使用する場合に、携帯性及び操作性の点で極めて優れた機能を発揮するものである。しかし、キー数の削減に伴い、各キーによる文字入力の操作手順が、パーソナルコンピュータ等に付属する一般的なキーボードにおける入力操作手順とは異なるものにならざるを得ない。そこで、携帯型情報機器に接続した状態での手持操作が可能な程度まで小型軽量化できる携帯性に優れたキーボードにおいて、一般的なキーボードにおける操作手順と実質的同一の操作手順で文字入力可能なキー数及びキー配列を有するキーボードの開発、並びにそのようなキーボードの実現を可能にする小型で操作性に優れたキースイッチ装置の開発が要望されている。
【0006】
したがって本発明の目的は、押下操作されるキートップを有するキースイッチ装置において、キートップの操作性を損なうことなくキートップの設置に必要なスペースを削減できるキースイッチ装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、複数個のキースイッチ装置を備えたキーボードにおいて、一般的なキーボードにおける操作手順と実質的同一の操作手順による文字入力が可能なキー数及びキー配列を実現でき、しかも個々のキースイッチ装置のキートップの操作性を損なうことなく小型軽量化を促進できるキーボードを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、複数個のキースイッチ装置を備えたキーボードにおいて、一般的なキーボードにおける操作手順と実質的同一の操作手順による文字入力が可能なキー数及びキー配列を実現でき、しかも携帯型情報機器に接続した状態で手持操作できるキーボードを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、キートップを押下操作することにより電気回路を開閉するキースイッチ装置において、互いに独立動作可能に相互連結される複数のキートップと、複数のキートップに近接して配置され、それらキートップの動作に個別に対応して互いに異なる電気接点を開閉するスイッチ機構とを具備し、複数のキートップが軸を介して相対回動可能に相互連結され、複数のキートップの相互連結領域に、外力に抗して相互連結領域及び軸を支持する支持部が、複数のキートップの各々に形成されることを特徴とするキースイッチ装置を提供する。
【0009】
請求項に記載の発明は、請求項1に記載のキースイッチ装置において、複数のキートップの相互連結領域に、キースイッチ装置の外方へ突出する突起が、複数のキートップの各々に形成されるキースイッチ装置を提供する。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載のキースイッチ装置において、スイッチ機構が、複数のキートップを個別に弾性的に支持する複数の導電性ばね部材を備え、それら導電性ばね部材の各々が、複数のキートップの各々の動作に伴い弾性変形して電気接点を開閉するキースイッチ装置を提供する。
【0010】
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載のキースイッチ装置を複数個具備するキーボードを提供する。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のキーボードにおいて、複数個のキースイッチ装置をそれぞれの複数のキートップが少なくとも部分的に露出する状態に収容する筐体と、筐体に連結され、複数個のキースイッチ装置を携帯型情報機器に電気的に接続できる接続部とをさらに具備し、筐体が接続部を介して携帯型情報機器を着脱自在に支持できるように構成されるキーボードを提供する。
【0011】
請求項に記載の発明は、請求項に記載のキーボードにおいて、筐体に、それぞれを片手で握持可能な一対の握持部が設けられるキーボードを提供する。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のキーボードにおいて、一対の握持部が、筐体の互いに反対側の端部領域に設けられ、複数個のキースイッチ装置が、それぞれの複数のキートップをそれら握持部の間に配列して筐体に収容され、個々のキースイッチ装置の複数のキートップがそれらの相互連結領域を中心に、筐体の一対の握持部の間の略中央に位置する仮想二等分線の両側で規定された異なる2つの方向性のうちいずれかの方向性を呈するように、互いに並んで配置されるキーボードを提供する。
【0012】
請求項に記載の発明は、請求項に記載のキーボードにおいて、複数個のキースイッチ装置の複数のキートップが、筐体上で仮想二等分線に関して実質的線対称の配列形態を有するキーボードを提供する。
請求項に記載の発明は、筐体と、筐体に収容される複数個のキースイッチ装置とを具備するキーボードにおいて、筐体は、それぞれを片手で握持可能な一対の握持部を備え、複数個のキースイッチ装置の各々は、互いに独立動作可能に相互連結されて筐体から少なくとも部分的に露出する複数のキートップと、複数のキートップに近接して筐体に収容され、それらキートップの動作に個別に対応して互いに異なる電気接点を開閉するスイッチ機構とを備え、個々のキースイッチ装置の複数のキートップが、軸を介して相対回動可能に相互連結され、個々のキースイッチ装置の複数のキートップの相互連結領域に、指圧力に抗して相互連結領域及び軸を支持する支持部が、複数のキートップの各々に形成され、個々のキースイッチ装置の複数のキートップがそれらの相互連結領域を中心に、一対の握持部の各々を握持した手の指によって操作可能な位置で互いに並んで配置されることを特徴とするキーボードを提供する。
【0014】
請求項10に記載の発明は、請求項に記載のキーボードにおいて、個々のキースイッチ装置の複数のキートップの相互連結領域に、キースイッチ装置の外方へ突出する突起が、複数のキートップの各々に形成され、キースイッチ装置を操作する指で突起を触覚認識できるようになっているキーボードを提供する。
請求項11に記載の発明は、請求項9又は10に記載のキーボードにおいて、一対の握持部が、筐体の互いに反対側の端部領域に設けられ、複数個のキースイッチ装置の複数のキートップが、筐体上で一対の握持部の間の略中央に位置する仮想二等分線に関して実質的線対称の配列形態を有するキーボードを提供する。
【0015】
請求項12に記載の発明は、請求項11のいずれか1項に記載のキーボードにおいて、筐体に連結され、複数個のキースイッチ装置を携帯型情報機器に電気的に接続できる接続部をさらに具備し、筐体が接続部を介して携帯型情報機器を着脱自在に支持できるように構成されるキーボードを提供する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図面において、同一又は類似の構成要素には共通の参照符号を付す。
図面を参照すると、図1は本発明の一実施形態によるキースイッチ装置10の分解斜視図、図2はキースイッチ装置10の組立断面図である。キースイッチ装置10は、互いに独立動作可能に相互連結される一対のキートップ12、14と、それらキートップ12、14に近接して配置され、両キートップ12、14の動作に個別に対応して互いに異なる電気接点を開閉するスイッチ機構16とを備えて構成される。
【0017】
一対のキートップ12、14は、操作者による押下力を受ける操作面12a、14aをそれぞれに備える。それら操作面12a、14aは、互いに略同一の寸法及び形状を有し、両キートップ12、14を相互連結したときに互いに組み合わされて略長円形の平面形状を呈する。各キートップ12、14は、操作面12a、14aの円弧状外縁の反対側に、長円形の長軸方向へ略矩形状に延出する延長部分18、20を備える。それら延長部分18、20は、長軸方向に沿ったそれぞれの側面18a、20aで実質的に相互接触して、互いに相補的に組み合わされ、それにより両キートップ12、14の相互連結領域を構成する。
【0018】
図3に分解して示すように、一方のキートップ12の延長部分18には、その側面18aから長円形の短軸方向へ延びる円柱状の支軸22が突設される。他方のキートップ14には、その延長部分20の下面に、長円形の短軸方向へ延びて支軸22を摺動自在に受容する断面円弧状の軸受溝24が凹設される。一対のキートップ12、14は、それらの支軸22と軸受溝24との係合により、支軸22を中心として相対回動可能に相互連結される。
【0019】
スイッチ機構16は、一対のキートップ12、14の下方に配置されて両キートップ12、14を個別に弾性的に支持する一対の導電性ばね部材26と、それら導電性ばね部材26の下方に配置されて両導電性ばね部材26を固定的に担持する回路基板28とから構成される。各導電性ばね部材26は、それ自体の弾性変形によりばね性を発揮し得るドーム形状の金属片からなり、そのドーム頂部を対応のキートップ12、14側に向けて、各キートップ12、14と回路基板28との間に配置される。各導電性ばね部材26はそのドーム頂部の外面で、対応のキートップ12、14の裏面12b、14bに摺動自在に当接される。また、各導電性ばね部材26はその下端縁で、1枚の電気絶縁性のシート30に固定され、シート30が回路基板28の上面に固定的に載置される。シート30には、各導電性ばね部材26に対応する位置に、円形の開口部32が貫通形成される。
【0020】
回路基板28の上面には、図示しない電気回路の一部として、2組の接点34がパターン形成される。各組の接点(すなわち接点対)34は、シート30の各開口部32内に位置決めされて、各導電性ばね部材26の下方に互いに離隔して配置される。各導電性ばね部材26は、下記のように対応のキートップ12、14の回動動作に伴い弾性変形して、各接点対34を開閉するように作用する。
【0021】
例えばキートップ12の操作面12aに押下力が加わらないときには、キートップ12の下にある導電性ばね部材26は、そのドーム頂部外面でキートップ12を回路基板28から鉛直上方へ離れたストローク上限位置(初期位置)に付勢支持する。そして操作者の押下操作によりキートップ12が押下げられたときには、導電性ばね部材26はキートップ12に上方への弾性付勢力を及ぼしつつ、押し潰されるように変形する。キートップ12がストローク下限位置に到達すると、導電性ばね部材26はそのドーム頂部内面で接点対34に接触して接点対34を閉成する。キートップ12への押下力が解除されると、導電性ばね部材26が弾性的に復元し、そのドーム頂部が接点対34から離脱して接点対34を開成するとともに、キートップ12を初期位置へ復帰させる。
【0022】
キートップ14においても、操作面14aへの押下力の負荷及び解除により、キートップ14の下にある導電性ばね部材26が同様に作用して、他の接点対34を閉成及び開成する。なお、各キートップ12、14による接点開閉動作は、支軸22を中心とした回動動作であり、連結した他方のキートップ12、14から独立して遂行できる。
【0023】
上記構成において、各操作面12a、14aに押下力を負荷したときに、各キートップ12、14が支軸22を中心として円滑に回動動作できるようにするためには、押下力に抗して支軸22を所定位置に固定的に支持する必要がある。その目的で両キートップ12、14には、それらの延長部分18、20の末端に、それぞれ支軸22及び軸受溝24に隣接して下方へ突出する支持部すなわち脚36、38が形成される。それら脚36、38はそれぞれの先端で、回路基板28上に載置されたシート30に摺動自在に当接され、それにより両キートップ12、14の相互連結領域及び支軸22を、押下力に抗して回路基板28の上方所定位置に支持する。
【0024】
また、相互連結される一対のキートップ12、14は、それらの操作面12a、14aが相互連結領域を中心に互いに隣接して配置されるので、操作者が例えば指でいずれか一方のキートップ12、14の操作面12a、14aに押下力を負荷する際には、それら操作面12a、14aの境界領域を指で触覚認識できることが有利である。その目的で両キートップ12、14には、それらの延長部分18、20の上面に、上方へ突出する突起40、42が設けられる。それら突起40、42は、両キートップ12、14を相互連結したときに互いに組み合わされて、両操作面12a、14aの境界領域で上方に膨出する略楕円形の隆起部分を形成する。操作者は、押下操作時に指で突起40、42を触ることにより、両操作面12a、14aの境界領域を認識することができる。
【0025】
上記構成を有するキースイッチ装置10の操作方法の一例を、図4を参照して以下に説明する。
まず操作者は、所望の指でキースイッチ装置10の一対のキートップ12、14の組み合わされた突起40、42に触れ、一対の操作面12a、14aの境界領域を認識する(図4(a))。このとき、それら突起40、42を含むキートップ12、14の相互連結領域は、それぞれの脚36、38によって回路基板28の上方所定位置に固定的に支持される。この状態(すなわちホームポジション)から、例えばキートップ12を押下したいときには、指をキートップ12に接触させたままで操作面12a上に摺動式に移動させて、操作面12aに押下力を負荷する。それによりキートップ12は、対応の導電性ばね部材26の弾性付勢力に抗して支軸22を中心に下方へ回動し、ストローク下限位置で接点対34(図2)を閉じる(図4(b))。その後、指を引き上げてキートップ12の操作面12aから離せば、接点対34が開く。
【0026】
キートップ12に対応する接点対34を閉成した後に、指を操作面12aから引き上げずに、両突起40、42上のホームポジションに摺動式に戻しておくこともできる。このようにすれば、例えば次にキートップ14を押下したい場合に、ホームポジションから直ちに指を操作面14a上に摺動式に移動させて、キートップ14を押下操作することができる(図4(c))。
【0027】
上記構成を有するキースイッチ装置10によれば、一対のキートップ12、14を互いに独立動作可能に相互連結するとともに、それらキートップ12、14が個々に異なる接点対34を開閉する構成としたので、従来のキースイッチ装置を2個並設したものと同等の機能を有しつつ、2つのキートップ12、14の設置に必要なスペースを効果的に削減することができる。また、一対のキートップ12、14が支軸22を介して相対回動可能に相互連結される構成は、相互連結部の構造を簡略化でき、キートップ12、14自体も小型化できる利点がある。
【0028】
しかも、それらキートップ12、14の相互連結領域に、押下力に抗して相互連結領域を支持する脚36、38を形成したので、操作者が1本の指で、いずれか一方のキートップ12、14を容易かつ確実に押下操作できるとともに、両方のキートップ12、14を同時に押下することを未然に防止できる。さらに、一対のキートップ12、14の相互連結領域に、キースイッチ装置10の外方へ突出する突起40、42を設けたから、操作者が指で両操作面12a、14aの境界領域を容易に認識でき、それらキートップ12、14(機能的には2個のスイッチ)の間のホームポジションの確立により、各キートップ12、14を視認することなく正確に操作できる。
【0029】
本発明に係るキースイッチ装置は、上記実施形態以外の様々な構成を有することができる。例えば、3つ以上のキートップを互いに独立動作可能に相互連結するとともに、スイッチ機構がそれらキートップの動作に個別に対応して互いに異なる電気接点を開閉するように構成することができる。図5及び図6は、例として3つのキートップ44、46、48を互いに独立動作可能に相互連結した構成を示す。
【0030】
この実施形態では、各キートップ44、46、48は、基本的には前述した各キートップ12、14と同様の構成を有する。つまりそれらキートップ44、46、48は、1つの軸を介して相対回動可能に相互連結されるものであり、回動軸の一方の側に2つのキートップ44、46が並列配置され、両キートップ44、46の境界線の延長上で回動軸の他方の側に1つのキートップ48が配置される。さらに詳しくは、3つのキートップ44、46、48は、互いに相補的に組み合わされてそれらキートップ44、46、48の相互連結領域を構成する延長部分50、52、54をそれぞれに備える。並列側の一方のキートップ44の延長部分50には、その側面から長円形の短軸方向へ延びる円柱状の支軸56が突設され、他方のキートップ46の延長部分52には、その側面から同様に短軸方向へ延びて支軸56を摺動自在に受容する中空円筒状の軸受筒58が突設される。もう1つのキートップ48の延長部分54には、その下面に、長円形の短軸方向へ延びて軸受筒58を摺動自在に受容する断面円弧状の軸受溝60が凹設される。さらに、各キートップ44、46、48には、それらの相互連結領域に、外力に抗して相互連結領域を支持する脚62と、キースイッチ装置の外方へ突出する突起64とが形成されている。
【0031】
上記した3つのキートップ44、46、48に対し、図示しないがスイッチ機構は、例えばそれらキートップ44、46、48を個別に弾性的に支持する複数の導電性ばね部材26と、それら導電性ばね部材26の各々に対応して回路基板28上に形成される複数の接点対34とから構成することができる。このような構成を有するキースイッチ装置によっても、前述したキースイッチ装置10と同等の種々の作用効果が奏されることは理解されよう。
【0032】
なお、上記したキートップ12、14、44、46、48は、所望の樹脂材料から一体的に成形できる。また、前述した導電性ばね部材26と回路基板28上の接点対34とからなるスイッチ機構16に代えて、それぞれに接点を担持する一対のフレキシブル回路基板を重ね合わせたシート状スイッチ(例えばメンブレンスイッチと称する)と、キートップとメンブレンスイッチとの間に配置され、キートップの下降動作に伴い接点対を閉じるように作用する弾性作動部材とからなるスイッチ機構を採用することもできる。
【0033】
図7は、前述したキースイッチ装置10を複数個備える本発明の一実施形態によるキーボード70を示す。キーボード70は、複数個(図で30個)のキースイッチ装置10を、それぞれの一対のキートップ12、14の少なくとも操作面12a、14aが露出する状態に、所定の配列で収容する筐体72を備える。すなわちキーボード70は、互いに独立して操作できる計60個のキートップ12、14を筐体72の上面に配列させたものである。それらキースイッチ装置10における相互連結されたキートップ12、14は、連結状態でいずれも実質的同一の寸法及び形状を呈する。
【0034】
キーボード70では、前述したキースイッチ装置10における回路基板28及びシート30がいずれも、キーボード70に組み込まれる全てのキースイッチ装置10に対して共通する大判の回路基板及びシートとして形成され、この大判の回路基板が、筐体72の下板部材74上に固定的に支持される(図2)。また、個々のキースイッチ装置10の各キートップ12、14は、その操作面12a、14aよりも裏面12b、14bの方が若干大きく、それにより操作面12a、14aの外縁に沿って、外側へ張り出すフランジ部分76、78が形成されている。各キートップ12、14のフランジ部分76、78はその上面の張出面で、キーボード70の筐体72の上板部材80に係合して、キートップ12、14をストローク上限位置に係止する(図2)。
【0035】
筐体72の上板部材80には、個々のキースイッチ装置10のキートップ12、14がストローク上限位置にあるときに、それらの操作面12a、14aを上板部材80の外部に露出させる略長円形の複数(30)個の貫通穴82が形成されている。各貫通穴82は、各キートップ12、14のフランジ部分76、78に係合する段付周縁82a(図2)を有し、それにより各キートップ12、14の操作面12a、14aを上板部材80の上面から僅かに突出させ得るようになっている。なお上記構成においては、キートップ12、14がそのフランジ部分76、78と筐体72の上板部材80との係合によりストローク上限位置に係止されているときに、導電性ばね部材26が僅かに押し潰された状態で初期弾性復元力を生じていることが、非操作時のキートップ12、14のがたつきを排除する点で有利である。
【0036】
筐体72には、互いに反対側の端部領域に、それぞれを操作者の片手で握持可能な一対の握持部84が設けられる。それら握持部84は、図8に示すように、筐体72の下板部材74がその両側端領域で下方に膨出するとともに、上板部材80の両側端領域に段差無く連結されることにより形成された膨出曲面形状をそれぞれに有する。複数個のキースイッチ装置10は、それぞれの一対のキートップ12、14をそれら握持部84の間に配列して筐体72に収容される。このとき、個々のキースイッチ装置10の一対のキートップ12、14は、それらの相互連結領域を中心に、各握持部84を握持した手の指によって操作可能な位置で、互いに並んで配置される。
【0037】
さらに特定すれば、個々のキースイッチ装置10の一対のキートップ12、14は、それらの相互連結領域を中心に、筐体72の上板部材80上で一対の握持部84の間の略中央に位置する仮想二等分線86の両側で規定された異なる2つの方向性のうち、いずれかの方向性を呈するように、互いに並んで配置される。すなわち、両握持部84の間の仮想二等分線86の図で左側にある複数(15)個のキースイッチ装置10は、筐体72の上板部材80を上方から見たときに、それらのキートップ12、14がいずれも右上がりに傾斜した方向性を呈するように配置される。同様に、両握持部84の間の仮想二等分線86の図で右側にある複数(15)個のキースイッチ装置10は、それらのキートップ12、14がいずれも左上がりに傾斜した方向性を呈するように配置される。
【0038】
このようなキートップ12、14の配列形態は、操作者が片手で一方の握持部84を、その親指を上に向けた状態で握ったときに、その手の親指で、仮想二等分線86で分割されたいずれか近い側の複数(15)個のキースイッチ装置10を、容易に押下操作できるようにするためのものである。特に、操作者が操作対象のキートップ12、14を視認することなく親指入力できるようにするためには、複数個のキースイッチ装置10のキートップ12、14が、筐体72上で一対の握持部84の間の仮想二等分線86に関して実質的線対称の配列形態を有することがさらに有利である。しかし、本発明に係るキーボードは、搭載した複数個のキースイッチ装置の操作方法を限定するものでなく、したがって、上記配列を有する複数個のキースイッチ装置10を、親指入力以外の多様な方法(例えば一般的なキーボードにおける両手五指による打鍵入力方法)で入力操作できる。また、上記配列以外の多様な配列で、複数個のキースイッチ装置10を筐体72上に配置することができる。
【0039】
キーボード70はさらに、筐体72に連結され、複数個のキースイッチ装置10を携帯型情報機器88(図9)に電気的に接続できる接続部90を備える。接続部90は、携帯型情報機器88に着脱自在に接続可能なコネクタ92を内蔵して、筐体72の一対の握持部84の間に延びる一方(操作者から見て奥側)の外縁に沿って配置される。また接続部90は、コネクタ92を露出させる開口部分94を有する箱体であり、携帯型情報機器88に設置した接続相手のコネクタ(図示せず)をコネクタ92に適正に接続したときに、携帯型情報機器88の一部分が開口部分94を通して接続部90に受容されるようになっている。その結果、キーボード70の筐体72は、接続部90を介して携帯型情報機器88を着脱自在に支持できるように構成されている。
【0040】
好ましくは接続部90は、図示のように蝶着部96を介して筐体72に回動可能に連結される。蝶着部96は、筐体72の外縁に沿って延びる回動軸線の周りで接続部90を回動可能に支持するとともに、例えば公知の摩擦構造によって、接続部90を所望の回転角度位置に静止保持できるようになっている。このような構成によれば、操作者は、キーボード70を接続した携帯型情報機器88を手で保持することなく、例えばキーボード70の筐体72の両握持部84をそれぞれの手で握持した状態で、前述したように各キースイッチ装置10に対して親指入力を行うことができる。
【0041】
図10は、本発明の好適な実施形態による接続部90の構成を分解図で示す。この実施形態では、接続部90は、上下2枚のパネル98、100を組み合わせて構成され、下パネル98の内面略中央に、回路基板102に実装されたコネクタ92が固定されている。キーボード70の各キースイッチ装置10とコネクタ92とは、ケーブル104によって接続されている。下パネル98及び上パネル100の一側縁には、それぞれに複数の軸半体106、108が互いに離間して形成される。両パネル98、100を適正に組み合わせると、対応する下側の軸半体106と上側の軸半体108とが互いに協働して、複数の回動軸を形成する。それら回動軸は、筐体70の外縁に沿って設けられた複数の蝶着部96に回動可能に連結される。
【0042】
下パネル98及び上パネル100の他側縁110、112は、互いに協働して、携帯型情報機器88の一端のコネクタ設置部分を受け入れる開口部分94を構成する。コネクタ92は、下パネル98の他側縁110に隣接して配置され、開口部分94に携帯型情報機器88の一部分を挿入すると同時に、携帯型情報機器88のコネクタに摺動式に接続されるようになっている。両パネル98、100の間には、それらの左右両端にそれぞれ配置される一対のレバー114が、回動可能に挟持される。各レバー114は、回動軸となる軸ピン116を中心として、一端に形成される爪118と、他端に形成される板ばね120とを一体的に備える。
【0043】
各レバー114の板ばね120は、その自由端で接続部90の外面に係合して、他端の爪118が両パネル98、100によって画定される接続部90の内部空間に進入する回転方向へ、各レバー114を弾性的に付勢する。各レバー114には、軸ピン116に隣接して、接続部90の外部に露出する操作面122が設けられる。これら一対のレバー114は、通常は板ばね120の付勢作用により、双方の爪118が接続部90の内部空間に突入した位置に保持される。この状態で、携帯型情報機器88のコネクタ設置部分を開口部分94に挿入すると、各レバー114の爪118が携帯型情報機器88により押されて、各レバー114が板ばね120の付勢に抗して回動する。そして、携帯型情報機器88のコネクタが接続部90のコネクタ92に適正に接続された時点で、各レバー114の爪118が、板ばね120の付勢により携帯型情報機器88に設けた凹所(図示せず)にスナップ式に嵌入される。それにより携帯型情報機器88は、コネクタ92に電気的に接続されるとともに接続部92に機械的に支持された使用可能状態に係止保持される。携帯型情報機器88を接続部92から脱離する際には、両レバー114の操作面122を板ばね120の付勢に抗して押し込んで、爪118と携帯型情報機器88との係合を解除すればよい。
【0044】
上記構成を有するキーボード70は、キートップ12、14の設置に必要なスペースを効果的に削減可能なキースイッチ装置10を複数個組み込んだものであるから、各キートップ12、14の操作性を損なうことなく、キーボード70の小型軽量化を促進できる。この場合、キートップ12、14自体も小型化できるので、小型化された筐体72においても、パーソナルコンピュータ等に付属する従来の一般的なキーボードにおけるキー数と同等の個数のキートップ12、14を、従来のキー配列と同様の配列で設置できる。したがってキーボード70によれば、一般的なキーボードにおける操作手順と実質的同一の操作手順による文字入力を実施することができる。
【0045】
また、筐体72に、それぞれを操作者の片手で握持可能な一対の握持部84を設けるとともに、個々のキースイッチ装置10のキートップ12、14がそれらの相互連結領域を中心に、各握持部84を握持した手の指によって操作可能な位置で互いに並んで配置される構成としたから、携帯型情報機器88に接続した状態でキーボード70を手持操作することが可能になる。さらに、全てのキースイッチ装置10が、一対のキートップ12、14の相互連結領域に設けた突起40、42により、隣接する2キーの間のホームポジションを確立できるので、操作者が操作対象のキースイッチ装置10のキートップ12、14を視認することなく、正確に入力操作することができる。
【0046】
なお、キーボード70に接続できる携帯型情報機器88としては、電子手帳、携帯情報端末(PDA)、ペンコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ等の通称を有する種々の手持操作可能な情報機器が挙げられる。さらに、携帯電話、PHS等の移動電話において、情報端末として使用できる構成を有するものも、本発明に係るキーボードの使用対象機器である。
【0047】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、押下操作されるキートップを有するキースイッチ装置において、キートップの操作性を損なうことなく、キートップの設置に必要なスペースを削減することが可能になる。また、このようなキースイッチ装置を複数個備えた本発明に係るキーボードによれば、一般的なキーボードにおける操作手順と実質的同一の操作手順による文字入力が可能なキー数及びキー配列を実現でき、しかも個々のキースイッチ装置のキートップの操作性を損なうことなく小型軽量化を促進できる。さらに本発明によれば、一般的なキーボードにおける操作手順と実質的同一の操作手順による文字入力が可能なキー数及びキー配列を実現しつつ、携帯型情報機器に接続した状態で手持操作できるキーボードが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるキースイッチ装置の分解斜視図である。
【図2】図1のキースイッチ装置の組立断面図である。
【図3】図1のキースイッチ装置における一対のキートップの分解斜視図である。
【図4】図1のキースイッチ装置の操作方法の一例を示す図で、(a)指をホームポジションに置いた状態、(b)一方のキースイッチを押下した状態、及び(c)他方のキースイッチを押下した状態を示す。
【図5】本発明の他の実施形態によるキースイッチ装置で使用される3つのキートップの組立斜視図である。
【図6】図5に示す3つのキートップの分解斜視図である。
【図7】本発明の一実施形態によるキーボードの斜視図である。
【図8】図7のキーボードの概略正面図である。
【図9】図7のキーボードを携帯型情報機器に接続した状態を示す斜視図である。
【図10】本発明の好適な実施形態によるキーボードの接続部を分解して示す斜視図である。
【符号の説明】
10…キースイッチ装置
12、14、44、46、48…キートップ
16…スイッチ機構
22、56…支軸
24、60…軸受溝
36、38…脚
40、42…突起
58…軸受筒
70…キーボード
72…筐体
84…握持部
86…仮想二等分線
90…接続部
92…コネクタ

Claims (12)

  1. キートップを押下操作することにより電気回路を開閉するキースイッチ装置において、
    互いに独立動作可能に相互連結される複数のキートップと、
    前記複数のキートップに近接して配置され、それらキートップの動作に個別に対応して互いに異なる電気接点を開閉するスイッチ機構と、
    を具備し、
    前記複数のキートップが軸を介して相対回動可能に相互連結され、
    前記複数のキートップの相互連結領域に、外力に抗して該相互連結領域及び前記軸を支持する支持部が、前記複数のキートップの各々に形成されること
    を特徴とするキースイッチ装置。
  2. 前記複数のキートップの相互連結領域に、キースイッチ装置の外方へ突出する突起が、前記複数のキートップの各々に形成される請求項1に記載のキースイッチ装置。
  3. 前記スイッチ機構が、前記複数のキートップを個別に弾性的に支持する複数の導電性ばね部材を備え、それら導電性ばね部材の各々が、該複数のキートップの各々の動作に伴い弾性変形して前記電気接点を開閉する請求項1又は2に記載のキースイッチ装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載のキースイッチ装置を複数個具備するキーボード。
  5. 複数個の前記キースイッチ装置をそれぞれの前記複数のキートップが少なくとも部分的に露出する状態に収容する筐体と、該筐体に連結され、該複数個のキースイッチ装置を携帯型情報機器に電気的に接続できる接続部とをさらに具備し、該筐体が該接続部を介して携帯型情報機器を着脱自在に支持できるように構成される請求項に記載のキーボード。
  6. 前記筐体に、それぞれを片手で握持可能な一対の握持部が設けられる請求項に記載のキーボード。
  7. 前記一対の握持部が、前記筐体の互いに反対側の端部領域に設けられ、前記複数個のキースイッチ装置が、それぞれの前記複数のキートップをそれら握持部の間に配列して前記筐体に収容され、個々の該キースイッチ装置の該複数のキートップがそれらの相互連結領域を中心に、該筐体の該一対の握持部の間の略中央に位置する仮想二等分線の両側で規定された異なる2つの方向性のうちいずれかの方向性を呈するように、互いに並んで配置される請求項に記載のキーボード。
  8. 前記複数個のキースイッチ装置の前記複数のキートップが、前記筐体上で前記仮想二等分線に関して実質的線対称の配列形態を有する請求項に記載のキーボード。
  9. 筐体と、該筐体に収容される複数個のキースイッチ装置とを具備するキーボードにおいて、
    前記筐体は、それぞれを片手で握持可能な一対の握持部を備え、
    前記複数個のキースイッチ装置の各々は、互いに独立動作可能に相互連結されて前記筐体から少なくとも部分的に露出する複数のキートップと、該複数のキートップに近接して前記筐体に収容され、それらキートップの動作に個別に対応して互いに異なる電気接点を開閉するスイッチ機構とを備え、
    個々の前記キースイッチ装置の前記複数のキートップが、軸を介して相対回動可能に相互連結され、
    個々の前記キースイッチ装置の前記複数のキートップの相互連結領域に、指圧力に抗して該相互連結領域及び前記軸を支持する支持部が、前記複数のキートップの各々に形成され、
    個々の前記キースイッチ装置の前記複数のキートップがそれらの相互連結領域を中心に、前記一対の握持部の各々を握持した手の指によって操作可能な位置で互いに並んで配置されること、
    を特徴とするキーボード。
  10. 個々の前記キースイッチ装置の前記複数のキートップの相互連結領域に、該キースイッチ装置の外方へ突出する突起が、前記複数のキートップの各々に形成され、該キースイッチ装置を操作する指で該突起を触覚認識できるようになっている請求項に記載のキーボード。
  11. 前記一対の握持部が、前記筐体の互いに反対側の端部領域に設けられ、前記複数個のキースイッチ装置の前記複数のキートップが、該筐体上で該一対の握持部の間の略中央に位置する仮想二等分線に関して実質的線対称の配列形態を有する請求項9又は10に記載のキーボード。
  12. 前記筐体に連結され、前記複数個のキースイッチ装置を携帯型情報機器に電気的に接続できる接続部をさらに具備し、該筐体が該接続部を介して携帯型情報機器を着脱自在に支持できるように構成される請求項11のいずれか1項に記載のキーボード。
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