JPH087478Y2 - 折畳型電子機器 - Google Patents

折畳型電子機器

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JPH087478Y2
JPH087478Y2 JP1988088876U JP8887688U JPH087478Y2 JP H087478 Y2 JPH087478 Y2 JP H087478Y2 JP 1988088876 U JP1988088876 U JP 1988088876U JP 8887688 U JP8887688 U JP 8887688U JP H087478 Y2 JPH087478 Y2 JP H087478Y2
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    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
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    • E05D11/06Devices for limiting the opening movement of hinges
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D3/00Hinges with pins
    • E05D3/06Hinges with pins with two or more pins
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/14Mounting supporting structure in casing or on frame or rack
    • H05K7/16Mounting supporting structure in casing or on frame or rack on hinges or pivots
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、一組みのケースの各々の内部に収納され
た電子部品をフレキシブルな接続部材により電気的に接
続して折畳み可能となした卓上電子計算機等の折畳型電
子機器に関する。
[従来技術] 卓上電子計算機等の小型電子機器には折畳型をなした
ものがある。このように折畳型をなした電子機器におい
ては、その合成樹脂製の機器ケースはヒンジで結合され
た一組みのケースによって構成され、また、機器ケース
内に収納される種々の電子部品(例えば卓上電子計算機
の場合、キーボード、回路基板および液晶表示パネル
等)は各ケースに分散されて収納され、各ケースに分散
収納されたれ電子部品間はフレキシブルな接続部材(FP
C)により電気的に接続されるようになっている。
このような折畳型電子機器において、従来、一組みの
ケースを結合するヒンジは、各ケースの対向側部それぞ
れの両端に設けられた(一体形成)筒状のヒンジ部材、
およびこれら筒状のヒンジ部材の軸芯穴に回動可能に嵌
挿されたヒンジピンとによって構成されている。この場
合、各ケースは両端の各ヒンジのヒンジピンを中心とし
て回動可能になり、その回動によって両ケースを開けば
機器を使用状態とすることができ、一方、両ケースを閉
じれば機器不使用の折畳み状態とすることができる。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上記ヒンジを採用した従来の折畳型電子機器
の場合、両ケースが開かれた使用状態にあるとき、およ
び両ケースが折畳まれて不使用状態にあるときのいずれ
のときも、両ケース間にヒンジによる隙間が生じてしま
うので見栄えが悪いばかりでなく、その隙間からケース
内に配設されている上記接続部材(FPC)が外部に露出
する状態になるので、接続部材が外部要因によって損傷
を受けその接続機能が不能化する虞れがあった。
また、接続部材はその外部に露出しているヒンジピン
上部分において、開閉される各ケースの回動に伴って0
〜180度の範囲の折れ角で折り曲げが繰り返されるため
に多大の負荷がかかり、これにより内部の配線が断線す
る虞れもあった。また、上記ヒンジのヒンジ部材はケー
ス端面外に突出している上、このヒンジ部材に嵌挿され
るヒンジピンには普通スプリングピンが用いられている
ことから、機器の落下等によって外部の衝撃を受けると
ヒンジ部材に割れが生じ易かった。更に、ヒンジピンと
してスプリングピンを用いたヒンジは一旦両ケースを結
合してしまうとその解除が難しく、これがためにメイン
テナンス等を行なうとき両ケースを分離しようとしてヒ
ンジを損壊してしまうこともあった。
この考案は、上述の如き事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、各ケース間にヒンジによ
る隙間が生じなく、各ケース内に収納された電子部品を
電気的に接続するフレキシブルな接続部材の断線も機器
落下等によるヒンジ部材の割れもなく、各ケースの分離
も容易にできる構造とした折畳型電子機器を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、この考案に係る折畳型電子
機器にあっては、ヒンジ部材の幅方向両端に、2対の
支持部を回動中心として各ケースを夫々90度づつ開いた
際に各ケースの一側部に突出して設けられた第1の突条
部と当接してそれ以上の開き角度を阻止するための開き
角度阻止用の第1のフランジ部を設けるとともに、各ケ
ースを夫々90度づつ開いた状態から2対の支持部を回動
中心として各ケースを90度分づつ回動させて閉じた際に
各ケースの一側部に突出して設けられた第2の突条部と
当接してそれ以上の回動を阻止するための回動阻止用の
第2のフランジ部を設けるとともに、ヒンジ部材の厚
さ方向のほぼ中央部に、前記第1のフランジ部と前記第
2のフランジ部との間を挿通する貫通溝を設け、当該貫
通溝内には、フレキシブルな接続部材を挿通して当該接
続部材を介して前記電子部品を接続している。
[作用] かかる構成とされた折畳型電子機器の場合、一組みの
ケースが対向する一側部に配置されたヒンジ部材はケー
スが開かれたときも閉じられたときも各ケースを隙間な
く結合することができる。このため見栄えが良い上、各
ケース内部に収納された電子部品を電気的に接続してい
るフレキシブルな接続部材がケース外に露出することは
なく、従って、接続部材は外部要因により損傷を受ける
ことがない。また、ヒンジ部材はケース端から突出しな
いので機器の落下等によって外部の直接的な衝撃も受け
難い。また、各ケースはヒンジ部材の異なる固定凸部又
は固定凹部を中心に回動するので、その回動による接続
部材の折れ角は非常に小さく、このために内部の配線が
断線することもない。更に、ヒンジ部材は各ケースを結
合した後でもその回動凸部と回動凹部の係合を容易に解
くことができるので、メインテナンス等を行なう場合に
ヒンジ部材を損壊せずに各ケースの分離が行なえる。
[実施例] 以下、この考案を折畳型卓上電子計算機に適用した場
合の実施例について図面に基づき説明する。
〈第1実施例〉 第1図は第1実施例による折畳型卓上電子計算機の分
解斜視図を示し、第2図は同折畳型卓上電子計算機が開
かれた状態の要部拡大断面図を示し、第3図は同折畳型
卓上電子計算機が折畳まれた状態の要部拡大断面図を示
している。
これらの図面に示されるように、この第1実施例に係
る折畳型電子機器は、キーボード7、回路基板8、液晶
表示パネル9などの各々電子部品が備えられた一組のケ
ース2、3の相対向する一側部にヒンジ収納部12、13を
設け、このヒンジ収納部12、13に、幅方向の異なる位置
に2対の支持部である先端軸部43、44が設けられたヒン
ジ部材6を配置し、このヒンジ部材6に設けられた前記
2対の先端軸部43、44により前記各ケース2、3を夫々
回動可能に支持している。また、前記ヒンジ部材6の幅
方向両端には、前記各先端軸部43、44を回動中心として
前記各ケース2、3を夫々90度づつ開いた際に前記各ケ
ース2、3の一側部に突出して設けられた第1の突条部
である突条24、25と当接してそれ以上の開き角度を阻止
するための開き角度阻止用の第1のフランジ部であるフ
ランジ20、21を設けるとともに、前記各ケース2、3を
夫々90度づつ開いた状態から前記各先端部43、44を回動
中心として前記各ケース2、3を90度分づつ回動させて
閉じた際に前記各ケース2、3の一側部に突出して設け
られた第2の突条部である突条22A、23Aと当接してそれ
以上の回動を阻止するための回動阻止用の第2のフラン
ジ部であるフランジ22、23を設けている。さらに、前記
ヒンジ部材6の厚さ方向のほぼ中央部には、前記第1の
フランジ部であるフランジ20、21と前記第2のフランジ
部であるフランジ22、23との間に貫通溝である凹溝28、
28を設け、当該凹溝28、28内には、フレキシブルな接続
部材10を挿通して当該接続部材10を介して前記電子部品
を接続している。
以下、その構成を詳細に説明する。
すなわち、機器ケース1は、合成樹脂製の矩形をなし
た1組みのケース2、3によって構成され、それらの各
ケース2、3は更に上ケース4、5および下ケース
4′、5′によって構成されている。各ケース2、3は
合成樹脂製の長尺な矩形をなしたヒンジ部材6により結
合されている。一方(第1図において右方)のケース2
内には所定のデータを入力するためのキーボード7が収
納され、他方(第1図において左方)のケース3内には
キーボード7にて入力されたデータを処理する回路基板
8およびその処理された演算結果等を表示する液晶表示
パネル9が収納されている。この場合、キーボード7と
回路基板8、および回路基板8と液晶表示パネル9はそ
れぞれフレキシブルな接続部材(FPC)10、11によって
電気的に接続されている。
上記各ケース2、3の上ケース4、5および下ケース
4′、5′のそれぞれの対向する一側部にはヒンジ部材
6の収納するための長尺な矩形をなしたヒンジ収納部1
2、13が形成されている。これらヒンジ収納部12、13は
上ケース4、5および下ケース4′、5′にそれぞれ形
成された切欠部14、15および16、17が結合されて構成さ
れる。上ケース4、5の対向側部に形成されたヒンジ収
納部12には分解構造とされているヒンジ部材6の上側ヒ
ンジ18が収納され、下ケース4′、5′の対向側部に形
成されたヒンジ収納部13には下側ヒンジ19が収納され
る。この上側ヒンジ18および下側ヒンジ19は基本的形状
が対象形をなしている。すなわち、いずれも外観上はカ
マボコ型をなしており、その長手方向に沿う両側には両
者を結合するための水平状のフランジ20、21および22、
23が形成されている。この場合、上側ヒンジ18のフラン
ジ20、21の上面側端部には上ケース4、5の各切欠部1
4、15に形成されている突条24、25(第2図)と係合し
て各ケース2、3の開き角を規制するための突条26、27
が形成されている。また、上側ヒンジ18の下面側中央部
には上記キーボード7と回路基板8とを電気的に接続す
る接続部材10を沿ってさせるための浅い巾広の凹溝28が
形成されている。また、上側ヒンジ18の下面および下側
ヒンジ19の上面にはその長手方向の両端29、30および3
1、32を僅かに残して長尺な矩形をなした凹部33、34が
形成されている。この場合、下側ヒンジ19に形成されて
いる凹部34の長手方向の両端付近にはそれぞれねじ穴35
を有するボス36が一体的に形成されている。また、上側
ヒンジ18の下面の両端部29、30および下側ヒンジ19の上
面の両端部31、32にはそれぞれ長手方向に沿う一対の半
円状の溝37、38が形成され、上側ヒンジ18の両側のフラ
ンジ20、21および下側ヒンジ19の両側のフランジ22、23
の四隅にはそれぞれ両者を結合するボルト(図示せず)
の挿通穴39が形成されている。
上記の如く構成されている下側ヒンジ19はその凹部34
を上側に向けてヒンジ収納部13内に嵌め込み、その両側
のフランジ22、23がヒンジ収納部13のフランジ40、41上
に載置されている。このような下側ヒンジ19の上面の両
端に形成されている一対の溝37、38にはそれぞれU字状
に折曲されている金属製の軸(固定凸部)42が嵌め込ま
れている。この軸42はその先端軸部43、44が下ケース
4′、5′の各構成部16、17端に形成されている水平の
凹部(回動凹部)45、46に回動可能に差し込まれて、折
り曲げられている後端を凹部34に形成されているボス36
上に載置してそのねじ穴35に螺合するボルト47にて下側
ヒンジ19に固定されている。
また、上記の如く構成されている上側ヒンジ18はその
凹部33を下側に向けて両側のフランジ20、21を下側ヒン
ジ19の両側のフランジ22、23に重ね合わせ、それぞれの
挿通穴39に挿通される図示しない複数のボルトにて下側
ヒンジ19に一体的に結合されている。
キーボード7を収納している一方のケース2の上ケー
ス4の天板48には略全域に亘る大きさの矩形をなした開
口49が形成され、回路基板8および液晶表示パネル9を
収納している他方のケース3の上ケース5の天板50には
長尺な矩形をなした開口51が形成されている。このよう
な上ケース4、5は対応する下ケース4′、5′に重ね
合わされて図示しないビス等により締結されている。こ
のように上ケース4、5が下ケース4′、5′に固定さ
れると上側ヒンジ18はその突条26、27が構成部14、15に
形成された突条24、25に係合した状態でヒンジ収納部12
内に収納され、また、開口49にはキーボード7の操作部
が露出し、開口51には液晶表示パネル9の表示部が露出
する。
なお、例示のキーボード7は、多数の操作釦(キー)
52を有しているゴム製の操作ボンド53と、重ね合わされ
接着された2枚の絶縁性可撓シート54、55間に所定の間
隔を置いて対向配置された多数の可動接点と固定接点と
を有している接点シート56とから構成されている。この
場合、操作ボード53は接点シート56上に積層され接着固
定されている。このようなキーボード7は、操作釦52を
押圧操作すると、接点シート56が撓んでその押圧操作さ
れた操作釦52に対応する可動接点が固定接点と接触して
スイッチオン(データ入力)状態となり、操作釦52から
押圧力を除くと接点シート56の弾性復元により可動接点
が固定接点から離れてスイッチオフ状態になる。
このように構成されたキーボード7と回路基板8と液
晶表示パネル9はそれぞれフレキシブルな接続部材10、
11によって電気的に接続された状態とされ、ヒンジ部材
6の上側ヒンジ18を下ケース4′、5′のヒンジ収納部
13に収納された下側ヒンジ19に結合する前の段階で所定
の下ケース4′、5′内に収納される。その際、下ケー
ス4′内に収納されるキーボード7および下ケース5′
内に収納される回路基板8、液晶表示パネル9は何れも
下ケース4′、5′の底板57、58面に接着固定される。
そしてこの場合、キーボード7と回路基板8とを電気的
に接続する接続部材10は下側ヒンジ19の上面を横切るよ
うにして配設されており、下側ヒンジ19に上側ヒンジ18
をボルト結合する際に上側ヒンジ18の下面に形成されて
いる凹溝28に挿通される(第2図、第3図)。また、凹
溝28に挿通された接続部材10は上ケース4、5の構成部
14、15に形成された突条59、60にガイドされる(第2
図、第3図)ことになり、切欠部14、15の突条24、25と
上側ヒンジ18の突条26、27とが係合している部分に噛み
込まないようになっている。
上記の如く構成されている実施例の折畳型卓上電子計
算機においては、キーボード7を収納している一方のケ
ース2はヒンジ部材6の一方の軸部43を中心に回動し、
また、回路基板8および液晶表示パネル9を収納してい
る他方のケース3はヒンジ部材6の他方の軸部44を中心
に回動して第2図に示すように開き、或いは第3図に示
すように閉じて折畳むことができる。この場合、各ケー
ス2、3の対向側部には各ケース2、3が開かれたとき
(第2図)も各ケース2、3が折畳まれたとき(第3
図)もヒンジ部材6による隙間が生じない。従って、見
栄えがよいのみならず接続部材10はヒンジ部材6内(上
側ヒンジ18と下側ヒンジ19の間)を通されてケース外に
露出していないために外部要因によって損傷を受けるこ
とがない。また、ヒンジ部材6は各ケース2、3が開か
れたときも折畳まれたときもケース端から突出しないの
で機器の落下等によって外部の衝撃を直接的に受け難い
状態にある。また、各ケース2、3は異なる軸部42、43
を中心として回動するので、接続部材10の折れ角は0〜
90度の範囲に納められて非常に小さくなり、内部の配線
が断線するようなことがない。更に、ヒンジ部材6はボ
ルト47にて固定されている軸42を取り外せば分解できて
各ケース2、3を分離することができるので、メインテ
ナンス等を行なうときに損壊するようなことがない。
なお、上記実施例の場合、U字状に折曲した軸42を2
個使用した場合を示したが、直軸を4個使用しても、或
いはヒンジ部材6の長手方向の両端に至る長尺な直軸を
2個使用してもよい。
〈第2実施例〉 第4図は第2実施例による折畳型卓上電子計算機の要
部分解斜視図を示している。この実施例では下ケース
4′、5′のヒンジ収納部13の長手方向両端面(一方は
図示せず)にそれぞれ小径の円形をなした一対の突起
(回動凸部)61、62を一体的に形成する一方、下側ヒン
ジ19の凹部34両端(一方は図示せず)に左右の垂直壁6
3、64を一体的に形成して、これら垂直壁63、64の外面
に突起61、62に係合する図示しない一対の凹部(固定凹
部)を形成して、ヒンジ収納部13に下側ヒンジ19を収納
する際にそれらの突起61、62と凹部を係合させたもので
ある。従って、各ケース2、3はそれぞれ異なる突起6
1、62を中心として回動する。このように一対の突起6
1、62と一対の凹部との係合による場合、突起61、62を
下側ヒンジ19側(垂直壁63、64の外面)に設け、凹部を
下ケース4′、5′側(ヒンジ収納部13端面)に設ける
ようにしてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案に係る折畳型電子供給
によれば、各ケースの開閉時にあっても、ヒンジ部材
6の幅方向両端に設けた第1のフランジ部及び第2のフ
ランジ部と各ケースの一側部に突出して設けられた第1
の突条部及び第2の突条部との相互の働きにより、各ケ
ースの一側部とヒンジ部材の幅方向両端との間に隙間が
生じるのを確実に防止することができるばかりでなく、
ヒンジ部材の幅方向両端に設けられた第1のフランジ
部と第2のフランジ部との働きで、フレキシブルな接続
部材を両側から保護することとなるので、各ケースの開
閉時における接続部材の損傷等を未然に防止することが
できる等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はそれぞれこの考案の実施例を示し、第1図は第1
実施例による折畳型卓上電子計算機の分解斜視図、第2
図および第3図は同折畳型卓上電子計算機の要部拡大断
面図、第4図は第2実施例による折畳型卓上電子計算機
の要部分解斜視図である。 2、3……ケース、6……ヒンジ部材、7……キーボー
ド、8……回路基板、9……液晶表示パネル、10……接
続部材、42……軸(固定凸部)、43、44……先端軸部、
45、46……凹部(回動凹部)、61、62……突起(回動凸
部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々電子部品が備えられた一組のケースの
    相対向する一側部にヒンジ収納部を設け、このヒンジ収
    納部に、幅方向の異なる位置に2対の支持部が設けられ
    たヒンジ部材を配置し、このヒンジ部材に設けられた前
    記2対の支持部により前記各ケースを夫々回動可能に支
    持するとともに、前記ヒンジ部材の幅方向両端には、前
    記2対の支持部を回動中心として前記各ケースを夫々90
    度づつ開いた際に前記各ケースの一側部に突出して設け
    られた第1の突条部と当接してそれ以上の開き角度を阻
    止するための開き角度阻止用の第1のフランジ部を設け
    るとともに、前記各ケースを夫々90度づつ開いた状態か
    ら前記2対の支持部を回動中心として前記各ケースを90
    度分づつ回動させて閉じた際に前記各ケースの一側部に
    突出して設けられた第2の突条部と当接してそれ以上の
    回動を阻止するための回動阻止用の第2のフランジ部を
    設けるとともに、前記ヒンジ部材の厚さ方向のほぼ中央
    部には、前記第1のフランジ部と前記第2のフランジ部
    との間を挿通する貫通溝を設け、当該貫通溝内には、フ
    レキシブルな接続部材を挿通して当該接続部材を介して
    前記電子部品を接続したことを特徴とする折畳型電子機
    器。
JP1988088876U 1988-07-04 1988-07-04 折畳型電子機器 Expired - Lifetime JPH087478Y2 (ja)

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