JP2572063Y2 - 目地構造 - Google Patents

目地構造

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JP2572063Y2
JP2572063Y2 JP1992012457U JP1245792U JP2572063Y2 JP 2572063 Y2 JP2572063 Y2 JP 2572063Y2 JP 1992012457 U JP1992012457 U JP 1992012457U JP 1245792 U JP1245792 U JP 1245792U JP 2572063 Y2 JP2572063 Y2 JP 2572063Y2
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JP1992012457U
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JPH0562644U (ja
Inventor
嘉章 久保
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、収容箱取付用の孔を設
けた目地材を板体の目地に配設することにより、便利性
を高めうる目地構造に関する。
【0002】
【従来の技術】台所、浴室などの壁面には、該壁面を仕
上げるためにタイル等の板体が添設される。この板体の
添設にともなって該板体間に形成される目地には、従
来、木製や金物の目地棒が嵌着され目地処理が施されて
いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら従来の目
地棒は、単に目地処理をするための部材であって、特別
の機能を付加することは意図されていない。
【0004】本考案は、目地材を板体の外向き面から突
出させ、この突出部に孔を設けることを基本として、目
地材に収容箱を取付けでき、便利性を高めうる目地構造
の提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本考案の目地構造は、壁面に添設されるタイル等の板
体の目地に該板体の外向き面から突出する突出部を有す
る目地材を設けるとともに、前記突出部に、一定のピッ
チPを隔てて該突出部を貫通し、収容箱を、その下向き
の垂下片を挿入することにより取付ける孔を設けてい
る。
【0006】
【作用】板体の外向き面から突出する目地材の突出部に
孔を設け、この孔に収容箱を取付けることができる。こ
のように板体の目地処理を行う目地材に特別の機能を付
加し、その便利性を高めうる。
【0007】
【実施例】以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。図において本考案の目地構造は、壁面Wに添設され
るタイル等の板体2の目地3に該板体2の外向き面2A
から突出する突出部4を有する目地材5を設け、かつ前
記突出部4に、収容箱Aを取付けうる孔6を設けてい
る。
【0008】前記壁面Wは、図1に示すように、本実施
例では浴室Rの四方を囲むとともに、該壁面Wにその三
側面を沿わせて配設される浴槽20の上方、および側方
の壁面Wには、板体2が添設される。
【0009】板体2は、本実施例では、適宜の合成樹脂
を用いて成形された矩形の基板の外面に防水処理を施し
てなり、水平な目地3、いわゆる横目地を有して前記壁
面Wに貼着される。なお板体2としては、合成樹脂から
なるものの他、タイル張り等、種々のものを採用しう
る。
【0010】前記目地3には、該目地3を埋める目地材
5が取付けられる。目地材5は、前記板体2の巾L1よ
りも大なる巾L2を有した断面略矩形の長尺体であっ
て、その後端を前記壁面Wに当接させて前記目地3に嵌
着させることにより、目地材5は、板体2の外向き面2
Aから突出する水平な突出部4を有して目地3に取付け
られ、該目地3を目地処理する。なお目地材3として
は、木製の長尺体の表面に防水加工を施したもの、金属
製のものなどが用いられる。
【0011】前記突出部4には、一定のピッチP、例え
ば10cm前後の距離を隔てて複数の孔6…が貫通して穿
設されている。
【0012】又孔6…には、収容箱Aが着脱自在に取付
けられる。収容箱Aとしては、例えば図2に示すよう
に、該孔6に挿通しうる直径を有した針金状の金物など
から形成され、前記ピッチPを隔てて垂下する1対の垂
下片21、21と、該垂下片21、21の各上端から折
曲がるとともに孔6と目地材5の突出端との間の距離に
略等しい長さで水平にのびる水平片22、22と、該水
平片22、22の各先端から垂下する垂片23、23と
からなる係止部28、28に略コ字状の水平な受部24
を設けた収容箱A1が用いられる。
【0013】前記収容箱A1は、その係止部28、28
下向きの前記垂下片21、21を隣り合う前記孔6、
6に上方から挿入することにより、前記突出部4に係止
されて取付けられるとともに、その外方に張出す受部2
4は、例えばタオル掛けとして利用できる。
【0014】さらに収容箱Aとして、図3に示すように
小物を掛止しうるフック状の受部25を具えた収容箱A
2、図4に示すように前記ピッチPの間隔を隔てて形設
されるコ字状の係止部26、26と篭状の受部27とを
具えた石鹸などを収納しうる収容箱A3、図5に示すよ
うにピッチPの2倍の間隔を隔てて設けられた係止部2
9、29と篭状の受部30とを具えた比較的大きな物品
を収納しうる収容箱A4などを用いうる。
【0015】このように前記突出部4に一定のピッチP
で孔6…を隔設したため、この孔6に挿入しうる少なく
とも1つの下向きの垂下片と、該垂下片の上端から孔6
と目地材5の突出端との間の距離に略等しい長さで水平
にのびる水平片と、該水平片の外端から垂下する垂片と
からなる係止部に、種々の形状を有する受部を設けるこ
とにより、多種の収容箱Aを前記突出部4に取付けて利
用でき、便利性を高めうる。しかも該収容箱Aの取付け
は、孔6に係止部を係止させるだけでよく、使い勝手を
向上しうる。
【0016】なお本考案の目地構造は、浴室Rの他、台
所、化粧室など壁面に目地を有して板体が添設される種
々の部屋に採用されうる。又いわゆる縦目地に設けた垂
直な目地材の突出部の孔に適宜の係止部を有した収容箱
を取付けてもよい。
【0017】
【考案の効果】叙上の如く本考案の目地構造は、板体の
目地処理を行いかつ該板体の外向き面から突出する突出
部を有する目地材の前記突出部に、一定のピッチPを隔
てて該突出部を貫通し、収容箱の下向きの垂下片を挿入
することにより該収容箱を取付ける孔を設けたため、収
容箱を、その垂下片を前記突出部の前記孔に上から挿入
して容易に取付けうるとともに、例えば前記一定のピッ
チPの整数倍を隔てる前記垂下片を具えた種々の収容箱
を、希望する任意の位置に簡単に取付けでき、便利性を
高めうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】その要部を作用とともに拡大して示す部分斜視
図である。
【図3】収容箱の一例を示す斜視図である。
【図4】収容箱の一例を示す斜視図である。
【図5】収容箱の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 板体 2A 板体の外向き面 3 目地 4 突出部 5 目地材 6 孔21 垂下片 A、A1、A2、A3、A4 収容箱 W 壁面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁面に添設されるタイル等の板体の目地に
    該板体の外向き面から突出する突出部を有する目地材を
    設けるとともに、 前記突出部に、一定のピッチPを隔てて該突出部を貫通
    し、収容箱を、その下向きの垂下片を挿入することによ
    り取付ける孔を設けてなる目地構造。
JP1992012457U 1992-02-04 1992-02-04 目地構造 Expired - Lifetime JP2572063Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0562644U JPH0562644U (ja) 1993-08-20
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5333383U (ja) * 1976-08-28 1978-03-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
実公 昭53−33383

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