JP2571835Y2 - カ−ド送り装置 - Google Patents

カ−ド送り装置

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JP2571835Y2
JP2571835Y2 JP1992073535U JP7353592U JP2571835Y2 JP 2571835 Y2 JP2571835 Y2 JP 2571835Y2 JP 1992073535 U JP1992073535 U JP 1992073535U JP 7353592 U JP7353592 U JP 7353592U JP 2571835 Y2 JP2571835 Y2 JP 2571835Y2
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card
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JP1992073535U
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JPH0630949U (ja
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淳司 大和
満雄 横沢
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Nidec Sankyo Corp
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Nidec Sankyo Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カ−ドを離間対向した
ロ−ラ間に挟んで搬送するカ−ド送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来カ−ドを離間対向したロ−ラ間に挟
んで搬送するカ−ド送り装置の中にはジッタ−対策のた
めに、図6及び実公昭61−37098 号公報のように、磁気
ヘッド位置の駆動ロ−ラ4と従動ロ−ラ7を除くカ−ド
搬送用駆動ロ−ラ3、5と従動ロ−ラ6、8の間隔αが
0.3〜0.4mmと離して配置されているものがあ
る。従って、このカ−ド送り装置では0.3mm以下の
薄い例えば0.2mmのプリペイドカ−ドや規格外の薄
いカ−ドなどでは挿入口から挿入しても内部で停止して
搬送出来なかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、カ−ドが規格外の薄いカ−ドでは挿入口から挿入
しても内部で停止して搬送出来ないことである。本考案
の目的は上記欠点に鑑み、規格外の薄いカ−ドが挿入口
から挿入されても、搬送されて戻されるカ−ド送り装置
を提案することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は、規定の厚さ
のカードを挟んで搬送できることとなる所定のの間隔を
おいて対向する駆動ローラと従動ローラを有するカード
送り装置において、駆動ローラ若しくは従動ローラに隣
接すると共にこの隣接するローラよりも大径で、かつそ
のローラと同径となるまで屈曲変形可能な軟らかい軟質
部を備え、大径の軟質部と該大径の軟質部と対向する側
のローラとの間の間隔を、規格外の薄いカードの厚さよ
り狭い間隔とし、その規格外の薄いカードを搬送すると
きは、軟質部がわずかに屈曲変形しつつ薄いカードに当
接し、隣接するローラは当接しない構成とし、規定の厚
さのカードを搬送するときは、駆動ローラと従動ローラ
とでその規定の厚さのカードを挟んで搬送できるように
軟質部が大きく屈曲変形して隣接するローラにもその規
定の厚さのカードが当接する構成としたことを要旨とす
るものである。
【0005】
【作用】厚い磁気カ−ド2が挿入口1aから挿入される場
合は、従動ロ−ラ又は駆動ロ−ラより大径の軟らかいゴ
ムなどからなる軟質部14、15が図2、図4(b)のよう
に屈曲されて磁気カ−ド2は駆動ロ−ラと従動ロ−ラと
で挟まれて走行される。薄い磁気カ−ド2′が挿入され
る場合は、図2、図4(c)のように軟質部14、15と駆
動ロ−ラ又は従動ロ−ラに挟まれて走行される。
【0006】
【実施例】以下、図示の実施例で本考案を説明する。図
1、図2は第1実施例で、図1(a)はカ−ド送り装置
の要部側面図で、(b)はカ−ド送り装置の要部平面
図、図2は動作例を示し、(a)はカ−ド搬送前の要部
説明図で、(b)は厚いカ−ドが搬送される要部説明図
で、(c)は薄いカ−ドが搬送される要部説明図であ
る。
【0007】 カード送り装置は、図1で基枠に磁気カ
ード2の挿入口1a、走行路1bが形成されて走行路1
bの下側には磁気ヘッド10、第1駆動ローラ3と第2
駆動ローラ4と第3駆動ローラ5が、又上側には第1従
動ローラ6と第2従動ローラ7と第3従動ローラ8がカ
ード送り方向にカード長よりも短い間隔で設けられてい
る。第1従動ローラ6と第2従動ローラ7と第3従動ロ
ーラ8は可動板9に一体保持され、第2従動ローラ7が
第1従動ローラ6と第3従動ローラ8よりもカード走行
路1b側に突出させてある。可動板9は基枠に固植され
複数のガイドピン11に複数の長孔9aを介して平行
上下動自在に案内され、基枠に固植されたピン12と折
曲片9bとの間に掛けたバネ13により下降付勢されて
いる。上記第1従動ローラ6と第3従動ローラ8の側面
には図1(a)、図2(a)のように、夫々第1従動ロ
ーラ6と第3従動ローラ8より大径の軟らかいゴムなど
からなる軟質部14、15が接着剤等で固定されてい
る。
【0008】第1駆動ロ−ラ3と第2駆動ロ−ラ4と第
3駆動ロ−ラ5の駆動軸16、17、18には夫々プ−リ19、
20、21が固定されてプ−リ19の小径部とプ−リ20の小径
部間、プ−リ20の大径部とプ−リ21の大径部間には夫々
ベルト22、23が掛けられて図示しない駆動源で各駆動ロ
−ラが連動回転される。上記第1駆動ロ−ラ3と第1従
動ロ−ラ6、第3駆動ロ−ラ5と第3従動ロ−ラ8は夫
々厚いカ−ドより狭い間隔α=0.3〜0.4mmで対
向されている。
【0009】厚い磁気カ−ド2が挿入される場合のカ−
ド送り装置の動作は、図1で磁気カ−ド2を挿入口1aか
ら挿入すると、図示しないカ−ドセンサが働いて駆動源
を動作させ第1駆動ロ−ラ3と第2駆動ロ−ラ4と第3
駆動ロ−ラ5が回転される。カ−ド2を第1駆動ロ−ラ
3と第1従動ロ−ラ6間まで入れれば、第1従動ロ−ラ
6を介して可動板9が少し上昇しカ−ド2は第1駆動ロ
−ラ3と第1従動ロ−ラ6間に挟まれて走行される。こ
の時第1従動ロ−ラ6の側面に固定された軟質部14は、
図2(b)のようにカ−ド2の上面に沿って屈曲され
る。又、この時第2駆動ロ−ラ4と第2従動ロ−ラ7間
はまだカ−ド厚さより狭い間隔で対向している。そして
カ−ド2が第2駆動ロ−ラ4と第2従動ロ−ラ7間まで
走行すると、カ−ド2が第2従動ロ−ラ7を介して可動
板9を更に上昇させて第1従動ロ−ラ6をカ−ド2から
離し第2駆動ロ−ラ4と第2従動ロ−ラ7間に挟ませ
る。
【0010】この動作はカ−ド送りロ−ラの切換えであ
り、カ−ド2が第2駆動ロ−ラ4と第2従動ロ−ラ7に
より送られて磁気ヘッド10に摺接走行して安定した情報
の記録再生が行われ、カ−ド2が第2駆動ロ−ラ4と第
2従動ロ−ラ7から離れる時、バネ13の力で可動板9が
少し下降し、カ−ド2は第3駆動ロ−ラ5と第3従動ロ
−ラ8間に挟まれて走行する。この時第3従動ロ−ラ8
の側面に固定された軟質部15は、図2(b)のようにカ
−ド2の上面に沿って屈曲される。
【0011】カ−ド通過式の場合はこのままカ−ドは走
行し、第3駆動ロ−ラ5と第3従動ロ−ラ8間から離れ
たところで停止し動作が終了する。一方カ−ド往復式の
場合は、ここで第1駆動ロ−ラ3と第2駆動ロ−ラ4と
第3駆動ロ−ラ5は逆転し上記と同様(逆方向にして)
の動作を終了する。勿論往復式の場合情報の記録・再生
は往復の一方或は両方と適宜選択設定すればよい。
【0012】次に薄い磁気カ−ド2′が挿入される場合
のカ−ド送り装置の動作は、図1で磁気カ−ドを挿入口
1aから挿入すると、図示しないカ−ドセンサが働いて駆
動源を動作させ第1駆動ロ−ラ3と第2駆動ロ−ラ4と
第3駆動ロ−ラ5が回転される。磁気カ−ドを第1駆動
ロ−ラ3と第1従動ロ−ラ6間まで入れれば、第1従動
ロ−ラ6より大径の軟質部14は、図2(c)のようにカ
−ド2′の上面に接触して第1駆動ロ−ラ3と大径の軟
質部14間に挟まれて走行される。この時カ−ド2′の厚
さに応じて軟質部14は屈曲される。又、この時は可動板
9は移動しない。カ−ド2′が第2駆動ロ−ラ4と第2
従動ロ−ラ7間まで走行すると、カ−ド2′の厚さによ
って第2従動ロ−ラ7を介して可動板9が上昇された
り、上昇されないまま走行され、第2駆動ロ−ラ4と第
2従動ロ−ラ7間に挟ませる。カ−ド2′が第2駆動ロ
−ラ4と第2従動ロ−ラ7により送られて磁気ヘッド10
に摺接走行されると、情報の記録再生が行われるが、異
種のカ−ドの場合は挿入口1aに戻されるか、そのまま走
行されて第3駆動ロ−ラ5と第3従動ロ−ラ8の側面に
固定された大径の軟質部15間に挟まれて図2(c)の状
態で走行される。
【0013】上記のようにカ−ド送り装置が構成される
と、カ−ドの厚さがそのカ−ドリ−ダの規定の厚さ以下
の規格外の薄いカ−ドであっても、内部で停止せず、搬
送されて戻される。
【0014】図3、図4は第2実施例で、図3(a)は
カ−ド送り装置の要部側面図で、(b)はカ−ド送り装
置の要部平面図、図4は動作例を示し、(a)はカ−ド
搬送前の要部説明図で、(b)は厚いカ−ドが搬送され
る要部説明図で、(c)は薄いカ−ドが搬送される要部
説明図である。
【0015】第2実施例では、第1駆動ロ−ラ3と第3
駆動ロ−ラ5の側面に図3(a)、図4(a)のよう
に、夫々第1駆動ロ−ラ3と第3駆動ロ−ラ5より大径
の軟らかいゴムなどからなる軟質部14、15が接着剤等で
固定されている。第2実施例の動作及び作用は第1実施
例と略同一である。
【0016】図5は変形例で、図5は構造と動作例を示
し、(a)はカ−ド搬送前の要部説明図で、(b)は厚
いカ−ドが搬送される要部説明図で、(c)は薄いカ−
ドが搬送される要部説明図である。
【0017】図5では従動ロ−ラ6の側面に段部6aで小
径部6bが形成されて、小径部6bの側面に従動ロ−ラ6よ
り大径の軟らかいゴムなどからなる軟質部14が接着剤等
で固定されている。
【0018】図5の変形例のように構成されると、特に
図5(b)のように厚いカ−ド2が搬送される時に、従
動ロ−ラ6の大径側の側面と軟質部14の間に隙間が出来
るので、軟質部14の屈曲が無理なく屈曲される。
【0019】
【考案の効果】 本考案は上述のように構成されたか
ら、カードの厚さがそのカードリーダの規定の厚さ以下
の規格外の薄いカードであっても、内部で停止せず、
送されることとなる。また、規定の厚さのカードが挿入
されると、軟質部の屈曲は隣接するローラによって制限
され、大きく屈曲することが防止されると共にこの規定
の厚さのカードの搬送は、主に両ローラで行われること
となる。このため、規定の厚さのカードに対しての搬送
動作を長期間安定したものとできる。しかも、軟質部の
変形量や摩粍量が大きくならず、薄いカードに対しての
搬送機能長期間維持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で、(a)はカ−ド送り装置の要部
側面図で、(b)はカ−ド送り装置の要部平面図であ
る。
【図2】同動作例を示し、(a)はカ−ド搬送前の要部
説明図で、(b)は厚いカ−ドが搬送される要部説明図
で、(c)は薄いカ−ドが搬送される要部説明図であ
る。
【図3】第2実施例で、(a)はカ−ド送り装置の要部
側面図で、(b)はカ−ド送り装置の要部平面図であ
る。
【図4】同動作例を示し、(a)はカ−ド搬送前の要部
説明図で、(b)は厚いカ−ドが搬送される要部説明図
で、(c)は薄いカ−ドが搬送される要部説明図であ
る。
【図5】変形例で、構造と動作例を示し、(a)はカ−
ド搬送前の要部説明図で、(b)は厚いカ−ドが搬送さ
れる要部説明図で、(c)は薄いカ−ドが搬送される要
部説明図である。
【図6】従来のカ−ド送り装置の要部側面図である。
【符号の説明】
2、2′ 磁気カ−ド 3、4、5 駆動ロ−ラ 6、7、8 従動ロ−ラ 14、15 軟質部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 規定の厚さのカードを挟んで搬送できる
    こととなる所定のの間隔をおいて対向する駆動ローラと
    従動ローラを有するカード送り装置において、前記駆動
    ローラ若しくは前記従動ローラに隣接すると共にこの隣
    接するローラよりも大径で、かつそのローラと同径とな
    るまで屈曲変形可能な軟らかい軟質部を備え、前記大径
    の軟質部と該大径の軟質部と対向する側のローラとの間
    の間隔を、規格外の薄いカードの厚さより狭い間隔と
    し、その規格外の薄いカードを搬送するときは、前記軟
    質部がわずかに屈曲変形しつつ前記薄いカードに当接
    し、前記隣接するローラは当接しない構成とし、前記規
    定の厚さのカードを搬送するときは、前記駆動ローラと
    前記従動ローラとでその規定の厚さのカードを挟んで搬
    送できるように前記軟質部が大きく屈曲変形して前記隣
    接するローラにもその規定の厚さのカードが当接する構
    成としたことを特徴とするカード送り装置。
JP1992073535U 1992-09-30 1992-09-30 カ−ド送り装置 Expired - Lifetime JP2571835Y2 (ja)

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JP1992073535U JP2571835Y2 (ja) 1992-09-30 1992-09-30 カ−ド送り装置

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Publication Number Publication Date
JPH0630949U JPH0630949U (ja) 1994-04-22
JP2571835Y2 true JP2571835Y2 (ja) 1998-05-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5253278U (ja) * 1975-10-14 1977-04-16
JPS59154679A (ja) * 1983-02-22 1984-09-03 Nippon Denso Co Ltd カ−ドリ−ダ装置

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JPH0630949U (ja) 1994-04-22

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