JPH0622080A - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JPH0622080A
JPH0622080A JP4172172A JP17217292A JPH0622080A JP H0622080 A JPH0622080 A JP H0622080A JP 4172172 A JP4172172 A JP 4172172A JP 17217292 A JP17217292 A JP 17217292A JP H0622080 A JPH0622080 A JP H0622080A
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JP
Japan
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image sensor
flexible belt
roller
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Pending
Application number
JP4172172A
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English (en)
Inventor
Takatsugu Sue
隆次 須江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0622080A publication Critical patent/JPH0622080A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファクシミリ装置等における原稿読取装置の
読み取り位置有効範囲を拡大するとともに、原稿搬送性
能を向上させる。 【構成】 例えば、密着イメージセンサ2、押圧ローラ
6等を備えた原稿読取装置において、押圧ローラ6の外
周面に接して配置され、原稿読み取り位置4で密着イメ
ージセンサ2に押圧される可撓性ベルト5を設け、読み
取り位置4への進入口に、ガイドローラ8、可撓性ベル
ト5、および押圧ローラ6によって滑らかな傾斜路を形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置等の
原稿読取装置に関し、特に読み取り位置有効範囲の拡大
および原稿搬送性能の向上に好適な原稿読取装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、密着イメージセンサを使用した原
稿読取装置では、図2に示すように、押圧ローラ1は、
読み取り位置4に原稿9を搬送する機能と原稿9を密着
イメージセンサ2に押しつけて密着させる機能とをもっ
ていた。この構成においては、読み取り部と原稿9の密
着性を増すために、ある値以上の圧力が必要である。圧
力のかかった状態においては、押圧ローラ1は図3に示
すように、つぶれた形態となり、そのフラット部分のう
ち、有効圧力部分が読み取り有効範囲ということにな
る。また、図4に示すように、密着イメージセンサ2等
の部材は、あるレベルで反っているので、センサ全面に
渡って有効範囲を確保するためには、局部的に加圧する
場合に比べて、反っている分、押圧ローラ(全面ロー
ラ)1’は余計に加圧しなければならない。例えば、図
2に示した構成において、原稿が読み取り位置4に到達
していない場合、押圧ローラ1と読み取り部(通常ガラ
ス)は直接に接触しているので、原稿9が間に介在する
場合に比べて明らかに摩擦力は大きい。これは、駆動力
の容量増大につながる。そこで、このような摩擦力の増
加を防ぐため、図5に示すように、低摩擦部材3を密着
イメージセンサ2と押圧ローラ1の間に設けることが考
えられる。この場合、有効読み取り範囲は減少し、摩擦
部材3の厚さ分だけ原稿が読み取り面から浮くことにな
る。従って、押圧ローラ1は正確な搬送をする必要があ
り、精度の出し難い一定レベル以下の硬度のものは使用
できない。また、図2のように、ローラ構成で搬送する
場合、自動および手動でA方向に挿入された原稿9は、
押圧ローラ1と密着イメージセンサ2間にて圧力が発生
している部分について有効に搬送される。この際、原稿
先端は押圧ローラ1に突き当たり、それに沿って進入す
るが、必ずしも平らな原稿が水平に挿入されるわけでは
なく、有効圧力位置に達するまでにタイムラグが生じ
る。また、後端は有効圧力位置が過ぎても、密着イメー
ジセンサ2上にあり完全には排出されない。
【0003】次に、この種の装置に関するものについて
述べる。例えば、特公昭60−19705号公報に記載
されているように、CCD(Charge Coupled Devices)を
用いた縮小光学系型の画像読取装置において、ローラに
板バネ等の押圧手段を装備し、その近傍で画情報を読み
取ることにより、装置の小型化およびコスト低減をはか
るとともに、センサ走査面とレンズとの間を一定に保つ
ことが提案されている。また、特開平2−268560
号公報に記載されている装置では、密着イメージセンサ
を読み取り手段とした原稿読取装置において、読み取り
ローラに位置決め用凹凸部を設け、読み取り位置の精度
を確保することが提案されている。また、特開平2−2
70472号公報に記載されている原稿搬送装置では、
駆動制御手段によって前段搬送手段を単独駆動させ、後
段搬送手段に原稿を確実に引き継ぐ工夫がなされてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の特公昭
60−19705号公報に記載されている装置では、有
効読み取り範囲が狭くなるという問題がある。また、ロ
ーラ押圧手段と読み取り手段が近く、かつ、近い位置で
ないと読み取り性能を発揮できないので、この位置から
ずれると、押圧手段によって原稿が遮られたり、原稿が
浮いてピントボケを起こすことが考えられる。また、特
開平2−268560号公報に記載されている装置で
は、原稿読み取り位置の精度を確保するために、特別の
手段を要し、構成が複雑になる。また、特開平2−27
0472号公報に記載されている装置では、読み取り手
段に対してローラ押圧方式を採用しているため、原稿先
端が読み取り手段により搬送されるタイミングに遅れま
たは変動が発生する。このため、搬送手段の動きに制約
を設けることになる。本発明の目的は、このような問題
点を改善して、読み取り位置有効範囲を拡大し、原稿搬
送性能を向上させることが可能な原稿読取装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の原稿読取装置は、原稿の画情報を読み取る
手段(例えば、密着イメージセンサ2等)と、その読み
取り手段へ原稿を搬送する手段(例えば、押圧ローラ6
等)とを備え、その搬送手段には、原稿読み取り位置で
押圧ローラおよび読み取りセンサ(例えば、密着イメー
ジセンサ2)に接触するように配置された可撓性ベルト
(例えば、可撓性ベルト5)を備えたことに特徴があ
る。
【0006】
【作用】本発明においては、読み取り手段に対し、押圧
手段(硬度の低いローラまたは部分押圧ローラ)は可撓
性ベルトを介して原稿を押圧する。これにより、原稿搬
送精度を確保する手段と押圧手段とを分離できるので、
読み取り位置有効範囲は拡大する。また、上記可撓性ベ
ルトは、読み取り位置以外の原稿搬送路にも接触してお
り、その位置でも搬送力を持つので、このベルトが形成
する傾斜路により、挿入された原稿を読み取り位置まで
確実に搬送し、排出することができる。従って、原稿搬
送性能も向上する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図1は、本発明の一実施例における原稿読取装置の
構成図、図6は本発明の一実施例における可撓性ベルト
の密着性を示す図である。本実施例の基本構成は、密着
イメージセンサ2、ゴム等で構成された可撓性ベルト
5、押圧ローラ6、原動ローラ7、ガイドローラ8から
なる。なお、駆動手段(図示せず)は、従来のもの(押
圧ローラを駆動させるモータ等)を用いる。可撓性ベル
ト5は、原稿ローラ7により必要な搬送速度で移動され
る。また、密着イメージセンサ2の読み取り位置4の部
分において、押圧ローラ6により可撓性ベルト5は密着
イメージセンサ2に押圧される。さらに、可撓性ベルト
5は、センサ読み取り位置4以外にもセンサ端部10で
密着イメージセンサ2と接触している。なお、センサ端
部10ではなく、別の部材(例えば、板バネ11)を可
撓性ベルト5に接触させてもよい。この場合、後段(矢
印B方向)への原稿搬送をより確実に行なうことができ
る。
【0008】次に、本実施例の原稿読取装置の動作につ
いて述べる。図1に示した矢印A方向から原稿が挿入さ
れ、可撓性ベルト5に到達すると、密着イメージセンサ
2の読み取り位置4に導びかれる。ここで、原稿は、可
撓性ベルト5を介して押圧ローラ6により密着イメージ
センサ2に押圧され、画情報が読み取られる。この密着
イメージセンサ2は、ライン型の読み取り素子で原稿搬
送方向と直角の方向は自己走査をする。従って、密着イ
メージセンサ2の自己走査と原稿搬送によりページの走
査が形成される。本実施例では、可撓性ベルト5を介在
させることにより、図6に示すように、センサ部材が反
っている場合でも、密着イメージセンサ2との密着性を
低い圧力で良好に保つことができる。また、駆動手段
(原動ローラ7、可撓性ベルト5等)が押圧手段(押圧
ローラ6)と別になっているため、押圧ローラ6に高精
度は必要なく、読み取り面接位置はフラットベルトであ
るから、有効読み取り面(読み取り位置有効範囲)を拡
大することができる。なお、図6では、部分ローラの例
を示したが、全面ローラを用いた場合でも、硬度を柔ら
かくすることができるため、圧力を増さずに済む。さら
に、可撓性ベルト5により、原稿進入口(読み取り位置
4への進入口)に滑らかな傾斜路が形成されているた
め、読み取り位置へ原稿が到達する際の前後端のタイム
ラグを減少させることができ、原稿搬送性能の向上に役
立つ。こうして、原稿読み取りが終了すると、原稿は可
撓性ベルト5とセンサ端部10により確実に排出され
る。なお、本実施例では、読み取り手段として密着イメ
ージセンサ2を用いているが、代わりにCCD縮小光学
系型で読み取り手段が構成しても、同様の効果が得られ
る。その場合、可撓性ベルト5と接触するのはコンタク
トガラスである。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、原稿読取装置の読み取
り位置有効範囲を拡大するとともに、原稿搬送性能を向
上させることができる。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における原稿読取装置の構成
図である。
【図2】従来の原稿読取装置の構成図である。
【図3】従来の原稿読取装置における押圧ローラの読み
取り有効範囲を示す図である。
【図4】従来の原稿読取装置におけるセンサ部材の反り
を示す図である。
【図5】従来の原稿読取装置における押圧ローラの摩擦
力低減方法を示す図である。
【図6】本発明の一実施例における可撓性ベルトの密着
性を示す図である。
【符号の説明】
1 押圧ローラ 1’ 押圧ローラ 2 密着イメージセンサ 3 低摩擦部材 4 読み取り位置 5 可撓性ベルト 6 押圧ローラ 7 原動ローラ 8 ガイドローラ 9 原稿 10 センサ端部 11 板バネ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画情報を読み取る手段と、押圧ロ
    ーラを含む原稿搬送手段とを備えた原稿読取装置におい
    て、該搬送手段には、原稿読み取り位置で押圧ローラお
    よび上記読み取り手段に接触する可撓性ベルトを備えた
    ことを特徴とする原稿読み取り装置。
JP4172172A 1992-06-30 1992-06-30 原稿読取装置 Pending JPH0622080A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4172172A JPH0622080A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 原稿読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4172172A JPH0622080A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 原稿読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0622080A true JPH0622080A (ja) 1994-01-28

Family

ID=15936909

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4172172A Pending JPH0622080A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 原稿読取装置

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JP (1) JPH0622080A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0911517A2 (en) 1997-10-24 1999-04-28 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Swash plate type compressor
US6383621B1 (en) 1998-11-26 2002-05-07 Konica Corporation Thermal transfer image forming material
JP2005089116A (ja) * 2003-09-18 2005-04-07 Ricoh Co Ltd 自動原稿送り装置及びこれを用いた画像形成装置
DE19880312B4 (de) * 1997-02-14 2005-06-16 Taiho Kogyo Co., Ltd., Toyota Taumelscheibenkompressor

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EP0911517A2 (en) 1997-10-24 1999-04-28 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Swash plate type compressor
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