JPH11289420A - 自動原稿読取装置 - Google Patents

自動原稿読取装置

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JPH11289420A
JPH11289420A JP10089931A JP8993198A JPH11289420A JP H11289420 A JPH11289420 A JP H11289420A JP 10089931 A JP10089931 A JP 10089931A JP 8993198 A JP8993198 A JP 8993198A JP H11289420 A JPH11289420 A JP H11289420A
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JP
Japan
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document
original
reading
roller
feeding
Prior art date
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Pending
Application number
JP10089931A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Ogata
和大 緒方
Kazunori Kubota
和憲 久保田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿を送りながら読み取る自動原稿読取装置
において、読取位置での原稿たるみによる読取精度の低
下を無くして高精度での読取を図る。 【解決手段】 複数の搬送用のローラを備えた原稿送り
装置と、原稿29をその送りと同時に読み取る原稿読取
装置とを備え、原稿読取装置100の原稿読取位置30
に対して原稿29搬送方向の上流側に配置された搬送ロ
ーラと下流側に配置された搬送ローラとの間に原稿の送
り速度差を与え、原稿読取位置30の近傍で発生する原
稿29のたるみの発生を防止可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば複写機、
ファクシミリ装置、イメージスキャナ、プリンタ等に使
用される自動原稿読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、イメージスキャ
ナ及びプリンタ等の画像処理装置には、原稿の情報を読
み取るための原稿読取装置と原稿を送るための原稿送り
装置が備えられる。これらの原稿読取装置と原稿送り装
置との組み合わせでは、原稿送りと読取とが同時に行わ
れ、原稿が移動しながら走査によって原稿情報が読み取
られる。
【0003】このような原稿の送りと読取とが同時進行
する方式のものでは、原稿の移動速度が変化すると、原
稿情報の読取に誤差を生じてしまう。このため、原稿が
原稿読取装置の読取り走査ポイントを抜けるときには、
原稿が常に等しい速度で抜けるようにすることが必要で
ある。
【0004】たとえば従来の一般的な装置では、読取光
学系に含まれたガラスを原稿のパス面に沿うように配置
し、原稿をこのガラスの表面を通過するように搬送路が
構成される。そして、この搬送路には、原稿を送るため
の複数のローラが設けられ、ガラスへの入側には原稿を
ガラスに対して安定してフィットさせるための補助ロー
ラを設け、出側には読取り後の原稿との摩擦によってこ
れを排出するための排出ローラが備えられる。
【0005】図6はこのような原稿送り装置の従来の搬
送構造を示す要部の概略図であり、原稿読取装置の光学
系に含まれたガラス51に沿うように原稿52の搬送路
が形成され、この搬送路には搬送ローラ53,補助ロー
ラ54,排出ローラ55がそれぞれ配置されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来構造で
は、搬送ローラ53の搬送速度と補助ローラ54と排出
ローラ55のそれぞれの周速は同じに設定され、それぞ
れの間の搬送速度差は零であった。このため、各ローラ
53〜55の仕上がり精度や摩耗等により速度差が生じ
た場合、読み取り位置直前すなわちガラス51に入る直
前の補助ローラ54を原稿後端が離れた瞬間に、原稿5
0をガラス51に押し付ける向きの作用力がなくなるこ
とがある。したがって、補助ローラ54と排出ローラ5
5との間で図に示すように原稿52にたるみが生じやす
くなる。
【0007】このような原稿52のたるみがあると、こ
のたるみが吸収されるまで原稿52は読取位置に停止す
ることになり、この停止の期間に原稿52の同一箇所が
読み取られる。したがって、原稿52には本来に無い情
報までもが読み取られてしまい、読取精度が低下すると
いう問題がある。
【0008】本発明において解決すべき課題は、原稿を
送りながら読み取る自動原稿読取装置において、読取位
置での原稿たるみによる読取精度の低下を無くして高精
度の読取を図ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の搬送用
のローラを備えた原稿送り手段と、この原稿送り手段か
ら供給された原稿をその送りと同時に読み取る原稿読取
手段を備えた自動原稿読取装置であって、前記原稿読取
手段に対して原稿搬送方向の上流側に配置された搬送ロ
ーラと下流側に配置された搬送ローラとの間に、原稿の
送り速度差を与えたことを特徴とする。
【0010】この構成によれば、原稿読取位置の近傍で
発生する原稿のたるみの発生を防止でき、原稿の読取精
度を高くすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、複数の搬
送用のローラを備えた原稿送り手段と、この原稿送り手
段から供給された原稿をその送りと同時に読み取る原稿
読取手段を備えた自動原稿読取装置であって、前記原稿
読取手段に対して原稿搬送方向の上流側に配置された搬
送ローラと下流側に配置された搬送ローラとの間に、原
稿の送り速度差を与えたものであり、原稿読取部近傍で
の原稿のたるみを防止できるという作用を有する。
【0012】請求項2記載の発明は、上流側に配置した
前記原稿搬送ローラの原稿送り速度に対して、下流側に
配置した前記原稿搬送ローラの原稿送り速度を大きくし
たことを特徴とする請求項1に記載の自動原稿読取装置
であり、原稿読取り部において常に原稿が搬送側に引っ
張られるので、原稿のたるみが緩和されるという作用を
有する。
【0013】請求項3記載の発明は、下流側に配置した
前記原稿搬送ローラの原稿送り速度を、前記上流側の原
稿搬送ローラの1つであって前記原稿読取手段の近傍上
流側に配された補助ローラの原稿送り速度より大きくし
たことを特徴とする請求項1記載の自動原稿読取装置で
あり、上記発明の作用効果を損なうことなく、原稿読取
手段から離れた上流側に配されている搬送ローラ系と下
流側に配された搬送ローラとを同一の駆動系とすること
が可能となるいう作用を有する。
【0014】図1は本発明の一実施の形態における自動
原稿読取装置の概略を示す外観斜視図である。
【0015】図1において、自動原稿読取装置100は
大別して原稿を自動送りしながら読み取らせるための原
稿搬送手段を有した自動原稿搬送部(以下、「ADF」
と記す)200と、原稿読取手段等を備えた原稿読取装
置300とから構成されている。ADF200は、複数
の原稿をセットするためのADFトレイ201と、セッ
トされた原稿を搬送口に対して規制する原稿ガイド20
2及び複数のローラ列を備える原稿搬送ローラ群(後述
する)から構成されたものである。また、原稿読取装置
300は原稿を読取るCCD等の光学系を備えている。
【0016】自動原稿読取装置100は、ADF200
と原稿読取装置300とが着脱自在である。マニュアル
操作で原稿を読み取らせる(所謂コピー)場合には、原
稿を直接原稿読取装置300の読取りガラス301上に
載せ、スタートキーの操作で、原稿読取手段が原稿の副
走査方向に移動しながら走査し原稿を読み取る。また、
複数の原稿を一度に自動送りにより読み取らせるとき
は、ADF200を原稿読取装置300に取り付けて使
用する。そして、ADFトレイ201に原稿を載せてス
タートキーを操作すると、積載された原稿が一枚づつ搬
送ローラ系により原稿読取部へ送られ、この原稿読取部
を通過することにより原稿情報が読み取られる。
【0017】図2はADF200と原稿読取装置300
の要部を示す縦断面図である。原稿読取装置300は、
原稿情報を読み取るために原稿に光をあてる光源1及び
その光によって反射された原稿情報を反射する反射板2
を有するキャリッジ3、このキャリッジ3によって得ら
れた原稿情報を反射する反射板4を備えたキャリッジ
5、これらのキャリッジ3,5によって得られた原稿情
報を集光するためのレンズ6、このレンズ6によって集
光された原稿情報を読み取るためのCCD7を光学系と
して備えたものである。そして、キャリッジ3,5を駆
動させるための駆動手段8、この駆動手段8の駆動力を
キャリッジ3,5に伝達する駆動ベルト9、キャリッジ
3,5の移動距離を一定比に保つための減速機構10を
駆動系として備えている。
【0018】図3は原稿送り装置100の詳細であって
原稿の先端が読取位置に到達した瞬間の断面図である。
【0019】原稿送り装置100は、原稿29を原稿送
り装置内に吸入するピッアップローラ11、原稿29を
ピックアップローラ11と接触させるために上下する原
稿積載台12、原稿積載台12を上下させるための原稿
積載台上下用カム13、原稿29がセットされているか
を判別するためのセンサーレバー14、このセンサーレ
バー14を検知するセンサー15、原稿積載台13の動
きを原稿積載台12に伝達するためのアーム16、原稿
積載台12をピックアップローラ11に押圧するための
バネ17、ア−ム16の上昇位置を規制するストッパー
18、吸入された原稿を原稿送り装置内へ搬入するため
のフィードローラ19、原稿が1枚ずつ搬入されるよう
に分離するための分離ローラ20、ピックアップローラ
11に駆動力を与えるためのカム駆動クラッチ21、原
稿29を安定して搬送するための搬送ローラ22、原稿
読取部の直前で原稿を確実に読取部に送るための補助ロ
ーラ23、原稿読取位置で原稿送り装置100と原稿読
取装置300の間の距離を一定に保つための弾性体24
及び読み取りガラス25、原稿を原稿送装置外へ排出す
るための排出ローラ26、原稿の先端を検知するための
センサーレバー27、センサーレバー27を検知するセ
ンサー28等により構成されている。
【0020】ここで、搬送ローラ22の送り速度をV2
2、補助ローラ23の送り速度をV23、排出ローラ2
6の送り速度をV26、読取部での原稿たるみ量をA、
送り方向の原稿サイズをBとすると以下の関係式が成り
立つように構成する。
【0021】V26=(A+B)/B×V25 V22=V26>V23 なお、V22=V26としているが、これは排出ローラ
26が搬送ローラ22によって駆動される従動ローラと
したためである。排出ローラ26を搬送ローラ22と別
駆動とすることによって、速度差(V22<V23<V
26)を与えるようにしてもよい。
【0022】以上の構成において、原稿29の先端が読
取位置すなわち、図3に示すように原稿29の先端がガ
ラス25に接触して図中に示す線分で示す原稿読取位置
30の上に到達した瞬間に読取装置は原稿情報の読取を
開始する。そして、搬送ローラ22による搬送力によっ
て、原稿29は図4に示すように排出ローラ26を抜け
て下流側へ押し出される。
【0023】このとき、補助ローラ23の搬送速度V2
3と排出ローラ26の搬送速度V26との間には、V2
6>V23の関係があるため、排出ローラ26と補助ロ
ーラ23との間のパスでは、原稿29は常に排出ローラ
26側に引っ張られる。したがって、原稿29にはたる
みが発生することはない。そして、図5に示すように原
稿29の後端が補助ローラ23を抜けた後でも、原稿2
9には図6で説明したようなたるみがないため、読取位
置で原稿29が一時的に停止するような現象がなくな
る。したがって、原稿29の先端から後端までの全てを
原稿読取装置300の光学系によって高い精度で読み取
ることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明では、原稿送り装置内の各搬送ロ
ーラの間に速度差を与えることにより、読取位置での原
稿のたるみの発生を防止でき、特に原稿の後端部で発生
していた読取不良を解消できるので、原稿の読取精度を
格段に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における自動原稿読取装
置の概略を示す外観斜視図
【図2】ADFと原稿読取装置の要部を示す縦断面図
【図3】原稿送り装置の詳細であって原稿の先端が読み
取り位置に到達した瞬間の断面図
【図4】原稿送り装置の詳細であって原稿が排出ローラ
を抜けている期間を示す断面図
【図5】原稿送り装置の詳細であって原稿の後端が補助
ローラを抜けた後の状態を示す断面図
【図6】ローラに速度差を持たせないときに発生する原
稿の撓みを説明するための要部の概略図
【符号の説明】
1 光源 2 反射板 3 キャリッジ 4 反射板 5 キャリッジ 6 レンズ 7 CCD 8 駆動手段 9 駆動ベルト 10 減速機構 11 ピックアップローラ 12 原稿積載台 13 原稿積載台上下用カム 14 レバー 15 センサー 16 アーム 17 バネ 18 ストッパー 19 フィードローラ 20 分離ローラ 21 カム駆動クラッチ 22 搬送ローラ 23 補助ローラ 24 弾性体 25 ガラス 26 排出ローラ 27 センサーレバー 28 センサー 29 原稿 30 原稿読取位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の搬送用のローラを備えた原稿送り手
    段と、この原稿送り手段から供給された原稿をその送り
    と同時に読み取る原稿読取手段を備えた自動原稿読取装
    置であって、前記原稿読取手段に対して原稿搬送方向の
    上流側に配置された搬送ローラと下流側に配置された搬
    送ローラとの間に、原稿の送り速度差を与えたことを特
    徴とする原稿読取装置。
  2. 【請求項2】上流側に配置した前記原稿搬送ローラの原
    稿送り速度に対して、下流側に配置した前記原稿搬送ロ
    ーラの原稿送り速度を大きくしたことを特徴とする請求
    項1記載の自動原稿読取装置。
  3. 【請求項3】下流側に配置した前記原稿搬送ローラの原
    稿送り速度を、前記上流側の原稿搬送ローラの1つであ
    って前記原稿読取手段の近傍上流側に配された補助ロー
    ラの原稿送り速度より大きくしたことを特徴とする請求
    項1記載の自動原稿読取装置。
JP10089931A 1998-04-02 1998-04-02 自動原稿読取装置 Pending JPH11289420A (ja)

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JP10089931A JPH11289420A (ja) 1998-04-02 1998-04-02 自動原稿読取装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7903296B2 (en) 2006-09-25 2011-03-08 Canon Kabushiki Kaisha Image scanner and control method thereof
US8059314B2 (en) 2006-09-20 2011-11-15 Canon Kabushiki Kaisha Image reading apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8059314B2 (en) 2006-09-20 2011-11-15 Canon Kabushiki Kaisha Image reading apparatus
US7903296B2 (en) 2006-09-25 2011-03-08 Canon Kabushiki Kaisha Image scanner and control method thereof
US8130424B2 (en) 2006-09-25 2012-03-06 Canon Kabushiki Kaisha Image scanner and control method thereof

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