JP2904950B2 - 情報記録再生装置 - Google Patents
情報記録再生装置Info
- Publication number
- JP2904950B2 JP2904950B2 JP10045591A JP10045591A JP2904950B2 JP 2904950 B2 JP2904950 B2 JP 2904950B2 JP 10045591 A JP10045591 A JP 10045591A JP 10045591 A JP10045591 A JP 10045591A JP 2904950 B2 JP2904950 B2 JP 2904950B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
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- carrier
- release lever
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報記録再生装置に係
り、特に光カード等の情報カードをカード搬送台の上に
固定保持するカード押え装置に関する。
り、特に光カード等の情報カードをカード搬送台の上に
固定保持するカード押え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光カード等の情報カードを用いた情報記
録再生装置は、情報カードをカード搬送台の上に保持し
たままカード搬送台を光ヘッドに対して相対的に直交す
る方向に直線往復運動させ、情報カード上のデータトラ
ックを走査し情報の記録および再生を行うものである
(例えば特開昭64ー1183号公報参照)。
録再生装置は、情報カードをカード搬送台の上に保持し
たままカード搬送台を光ヘッドに対して相対的に直交す
る方向に直線往復運動させ、情報カード上のデータトラ
ックを走査し情報の記録および再生を行うものである
(例えば特開昭64ー1183号公報参照)。
【0003】この種の装置において情報カードは、情報
記録再生装置の前面に設けられたフロントマスクの入口
より挿入され、情報カードはカード挿入通路を通過して
カード搬送台の上の所定位置まで滑動しながら供給され
たのち、カード搬送台の上に固定保持されるようになっ
ている。
記録再生装置の前面に設けられたフロントマスクの入口
より挿入され、情報カードはカード挿入通路を通過して
カード搬送台の上の所定位置まで滑動しながら供給され
たのち、カード搬送台の上に固定保持されるようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】情報カードの使用の
際、情報カードをカード搬送台の上の所定位置に固定保
持するには、先ずフロントマスクの入口より情報カード
を挿入し、カード挿入通路を通してカード搬送台の上に
滑動させながら情報カードを供給し、次いで情報カード
をカード搬送台の上の所定位置に固定保持しなければな
らない。一方、情報カードを情報記録再生装置から取り
出す場合には、カード搬送台の上に固定保持されていた
情報カードの固定保持を解放して情報カードをカード搬
送台の上で滑動可能な状態にした後にフロントマスクの
カード挿入通路を通して情報カードを取り出さなければ
ならない。
際、情報カードをカード搬送台の上の所定位置に固定保
持するには、先ずフロントマスクの入口より情報カード
を挿入し、カード挿入通路を通してカード搬送台の上に
滑動させながら情報カードを供給し、次いで情報カード
をカード搬送台の上の所定位置に固定保持しなければな
らない。一方、情報カードを情報記録再生装置から取り
出す場合には、カード搬送台の上に固定保持されていた
情報カードの固定保持を解放して情報カードをカード搬
送台の上で滑動可能な状態にした後にフロントマスクの
カード挿入通路を通して情報カードを取り出さなければ
ならない。
【0005】このように、フロントマスクのカード挿入
通路を通して情報カードを出し入れする際には情報カー
ドがカード搬送台の上で円滑に移動できなければならな
い反面、情報カードの表面を光ヘッドで記録または再生
するときには情報カードがカード搬送台の上に固定保持
されていなければならない。
通路を通して情報カードを出し入れする際には情報カー
ドがカード搬送台の上で円滑に移動できなければならな
い反面、情報カードの表面を光ヘッドで記録または再生
するときには情報カードがカード搬送台の上に固定保持
されていなければならない。
【0006】そこで本発明の目的は、フロントマスクの
カード挿入通路を通過して供給される情報カードをカー
ド搬送台の上の所定位置に円滑に受け入れられると共に
記録または再生時に情報カードをカード搬送台上に固定
保持できるようにした情報記録再生装置を提供すること
にある。
カード挿入通路を通過して供給される情報カードをカー
ド搬送台の上の所定位置に円滑に受け入れられると共に
記録または再生時に情報カードをカード搬送台上に固定
保持できるようにした情報記録再生装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、情報を記録または再生する情報カードが
出し入れ可能なフロントマスクと、このフロントマスク
の出口端に近接した前進停止位置とそこから所定距離だ
け離れた後退停止位置との間を直線往復運動するカード
搬送台と、このカード搬送台に対して外側縁を片持ち支
持され自由端縁で情報カードを押圧保持するカード押え
板と、このカード押え板に先端を連結され、中間部に支
点を有する解放レバーと、前記カード搬送台の前進停止
位置近くで前記解放レバーの後端を押し下げ、前記カー
ド押え板の自由端縁を持ち上げる解放ストッパとを備え
ることを特徴としている。
に、本発明は、情報を記録または再生する情報カードが
出し入れ可能なフロントマスクと、このフロントマスク
の出口端に近接した前進停止位置とそこから所定距離だ
け離れた後退停止位置との間を直線往復運動するカード
搬送台と、このカード搬送台に対して外側縁を片持ち支
持され自由端縁で情報カードを押圧保持するカード押え
板と、このカード押え板に先端を連結され、中間部に支
点を有する解放レバーと、前記カード搬送台の前進停止
位置近くで前記解放レバーの後端を押し下げ、前記カー
ド押え板の自由端縁を持ち上げる解放ストッパとを備え
ることを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明によれば、カード搬送台がフロントマス
クに向かって移動し、前進停止位置の直前で解放レバー
の後端が固定の解放ストッパの係合面と接触を始める。
この状態からカード搬送台がさらにフロントマスクに近
接すると、解放レバーの後端が解放ストッパの係合面と
係合することによって押し下げられ、解放レバーは中間
の支点を中心として傾動し、解放レバーの自由端が持ち
上げられる。その結果、カード挿入通路を経て導入され
た情報カードはカード搬送台とカード押え板との隙間を
通してカード搬送台の上に円滑に導入され、所定位置に
受け入れられる。しかる後、カード搬送台が前進停止位
置から後退停止位置に向かって移動を開始すると、解放
レバーの後端と解放ストッパの係合面との係合状態が解
放され、カード押え板はばね力による復元作用によって
カード押え板の先端端が情報カードの表面を上から押圧
保持する状態となり情報カードが固定保持される。
クに向かって移動し、前進停止位置の直前で解放レバー
の後端が固定の解放ストッパの係合面と接触を始める。
この状態からカード搬送台がさらにフロントマスクに近
接すると、解放レバーの後端が解放ストッパの係合面と
係合することによって押し下げられ、解放レバーは中間
の支点を中心として傾動し、解放レバーの自由端が持ち
上げられる。その結果、カード挿入通路を経て導入され
た情報カードはカード搬送台とカード押え板との隙間を
通してカード搬送台の上に円滑に導入され、所定位置に
受け入れられる。しかる後、カード搬送台が前進停止位
置から後退停止位置に向かって移動を開始すると、解放
レバーの後端と解放ストッパの係合面との係合状態が解
放され、カード押え板はばね力による復元作用によって
カード押え板の先端端が情報カードの表面を上から押圧
保持する状態となり情報カードが固定保持される。
【0009】一方、情報カードを情報記録再生装置から
取り出す際に、情報カードを押圧保持したカード搬送台
が前進停止位置まで移動すると、解放レバーの後端が固
定の解放ストッパの係合面によって再度押圧され、情報
カードをカード搬送台上に押圧保持していた解放レバー
の先端が持ち上げられて押圧状態は解除されるので、カ
ード挿入通路を通って情報カードを円滑にフロントマス
クの外部へ取り出すことができる。
取り出す際に、情報カードを押圧保持したカード搬送台
が前進停止位置まで移動すると、解放レバーの後端が固
定の解放ストッパの係合面によって再度押圧され、情報
カードをカード搬送台上に押圧保持していた解放レバー
の先端が持ち上げられて押圧状態は解除されるので、カ
ード挿入通路を通って情報カードを円滑にフロントマス
クの外部へ取り出すことができる。
【0010】
【実施例】以下本発明による情報記録再生装置の一実施
例を図1乃至図7を参照して説明する。図7は、本発明
の一実施例による情報記録再生装置を示した斜視図であ
り、図の符号1は機台を示し、この機台1の四隅にはブ
ラケット2a,2b,2c,2dが立設され、これらの
間に一対のガイド軸3a,3bが水平面内を平行に架設
されている。これらのガイド軸3a,3bには、カード
搬送台4が滑動可能に装架され、カード搬送台4は前進
停止位置と後退停止位置との間を図示しないリニアモー
タによって、往復直線運動できるようになっている。カ
ード搬送台4の上の所定位置には情報カードとしての光
カード5が固定保持されるようになっている。
例を図1乃至図7を参照して説明する。図7は、本発明
の一実施例による情報記録再生装置を示した斜視図であ
り、図の符号1は機台を示し、この機台1の四隅にはブ
ラケット2a,2b,2c,2dが立設され、これらの
間に一対のガイド軸3a,3bが水平面内を平行に架設
されている。これらのガイド軸3a,3bには、カード
搬送台4が滑動可能に装架され、カード搬送台4は前進
停止位置と後退停止位置との間を図示しないリニアモー
タによって、往復直線運動できるようになっている。カ
ード搬送台4の上の所定位置には情報カードとしての光
カード5が固定保持されるようになっている。
【0011】また、機台1の一方の端の上方空間には、
支持ブラケット(図示省略)を介してフロントマスク6
が装架されている。このフロントマスク6の内側にはカ
ード挿入通路7が貫通して形成されており、このカード
挿入通路7はカード入口8とカード出口9とを有してい
る。光カード5はこのカード入口8から挿入され、カー
ド出口9から出てカード搬送台4の上に受け渡される。
フロントマスク6の一部には切欠口10が形成され、こ
の切欠口10内には、光カード5を挟持してカードに送
り運動を与えてカード搬送台4の上に光カード5を送り
込む送りローラセット11が組み込まれている。この送
りローラセット11は図示を省略した駆動モータとベル
トによって駆動される一対の駆動ローラ12、13と、
これらと協同してカードを挟持するピンチローラ14、
15とからなっている。したがって光カード5が挿入通
路7内へ所定の深さだけ挿入されると駆動モータが駆動
ローラ12、13を駆動し光カード5をカード出口9を
通ってカード搬送台4の方向に送り込む。
支持ブラケット(図示省略)を介してフロントマスク6
が装架されている。このフロントマスク6の内側にはカ
ード挿入通路7が貫通して形成されており、このカード
挿入通路7はカード入口8とカード出口9とを有してい
る。光カード5はこのカード入口8から挿入され、カー
ド出口9から出てカード搬送台4の上に受け渡される。
フロントマスク6の一部には切欠口10が形成され、こ
の切欠口10内には、光カード5を挟持してカードに送
り運動を与えてカード搬送台4の上に光カード5を送り
込む送りローラセット11が組み込まれている。この送
りローラセット11は図示を省略した駆動モータとベル
トによって駆動される一対の駆動ローラ12、13と、
これらと協同してカードを挟持するピンチローラ14、
15とからなっている。したがって光カード5が挿入通
路7内へ所定の深さだけ挿入されると駆動モータが駆動
ローラ12、13を駆動し光カード5をカード出口9を
通ってカード搬送台4の方向に送り込む。
【0012】またカード搬送台4の上方には、図示しな
い光ヘッドが設けられており、この光ヘッドはカード搬
送台4の往復直線運動の方向と直交する方向に図示しな
いリニアモータによって往復直線運動をする。この光ヘ
ッドは光カード5の情報を記録または再生するために光
カード5を照射するレーザ光源を有している。
い光ヘッドが設けられており、この光ヘッドはカード搬
送台4の往復直線運動の方向と直交する方向に図示しな
いリニアモータによって往復直線運動をする。この光ヘ
ッドは光カード5の情報を記録または再生するために光
カード5を照射するレーザ光源を有している。
【0013】なお、情報カードである光カード5は、そ
の中央部には情報が記録される情報領域16が設けら
れ、その情報領域16の両外側に情報の記録のされない
非情報領域17が設けられている。
の中央部には情報が記録される情報領域16が設けら
れ、その情報領域16の両外側に情報の記録のされない
非情報領域17が設けられている。
【0014】図7から明らかなように、カード搬送台4
の一側は、ガイド軸3aに滑動可能な2個のガイド軸受
18、19が取り付けられ、カード搬送台4の他側には
ガイド軸3bに滑動可能な1個のガイドスライダ20が
取り付けられている。カード搬送台4は、ガイド軸受1
8、19とガイドスライダ20を介してガイド軸3a、
3bに滑動可能に支持されている。ガイド軸受18、1
9が滑動するガイド軸3aの上には、2個のストッパブ
ッシュ21、22が設けられている。カード搬送台4が
フロントマスク6のカード出口9に最も接近した位置が
前進停止位置であって、この前進停止位置において、ガ
イド軸受18の端面がストッパブッシュ21を左方に押
動し、ストッパブッシュ21の左端がブラケット2aに
よって停止される。また、カード搬送台4がフロントマ
スク6のカード出口9から最も離れた位置が後退停止位
置であって、この後退停止位置において、ガイド軸受1
9の端面がストッパブッシュ22を右方に押動し、スト
ッパブッシュ22の右端面がブラケット2bによって停
止される。ちなみに、カード搬送台4は、前進停止位置
と後退停止位置との間を往復直線運動する。
の一側は、ガイド軸3aに滑動可能な2個のガイド軸受
18、19が取り付けられ、カード搬送台4の他側には
ガイド軸3bに滑動可能な1個のガイドスライダ20が
取り付けられている。カード搬送台4は、ガイド軸受1
8、19とガイドスライダ20を介してガイド軸3a、
3bに滑動可能に支持されている。ガイド軸受18、1
9が滑動するガイド軸3aの上には、2個のストッパブ
ッシュ21、22が設けられている。カード搬送台4が
フロントマスク6のカード出口9に最も接近した位置が
前進停止位置であって、この前進停止位置において、ガ
イド軸受18の端面がストッパブッシュ21を左方に押
動し、ストッパブッシュ21の左端がブラケット2aに
よって停止される。また、カード搬送台4がフロントマ
スク6のカード出口9から最も離れた位置が後退停止位
置であって、この後退停止位置において、ガイド軸受1
9の端面がストッパブッシュ22を右方に押動し、スト
ッパブッシュ22の右端面がブラケット2bによって停
止される。ちなみに、カード搬送台4は、前進停止位置
と後退停止位置との間を往復直線運動する。
【0015】カード搬送台4の後端には、光カード5の
出し入れ方向の位置決めをするカードストッパ23が取
り付けられている。また、カード搬送台4の一側には、
詳細な構成を後述するカード押え装置が設けられ、カー
ド搬送台4の他側にはカード溝板27が設けられてお
り、このカード溝板27とカード搬送台との間に光カー
ド5が滑動可能な溝27aが形成され、光カード5の非
情報領域17の部分がこの溝内を滑動できるようになっ
ている。
出し入れ方向の位置決めをするカードストッパ23が取
り付けられている。また、カード搬送台4の一側には、
詳細な構成を後述するカード押え装置が設けられ、カー
ド搬送台4の他側にはカード溝板27が設けられてお
り、このカード溝板27とカード搬送台との間に光カー
ド5が滑動可能な溝27aが形成され、光カード5の非
情報領域17の部分がこの溝内を滑動できるようになっ
ている。
【0016】次にカード押え装置の構成の詳細を図1を
参照して説明する。カード押え装置は、図1から明らか
なように、ほぼ短冊状のカード押え板26を有し、この
カード押え板26はその外側縁26aがカード搬送台4
に対して片持支持され、この固定部分の近くには長手方
向の全域にわたって半円弧状に折曲げ形成された可とう
部28が形成されている。カード押え板26の自由端縁
26bはカード搬送台4の中央に向かって延出し、カー
ド搬送台4の上面との間に光カード5が滑動可能な隙間
が形成されている。前記カード押え板26の中央上面に
は解放レバー29が配置され、この解放レバー29の前
端近くには細径の支軸30が横断して設けられ、この支
軸30の数箇所は、カード押え板26の上に間隔をおい
て固定された複数個の軸受ブロック31によって支えら
れている。前記解放レバー29の後端32は凹状に形成
されている。
参照して説明する。カード押え装置は、図1から明らか
なように、ほぼ短冊状のカード押え板26を有し、この
カード押え板26はその外側縁26aがカード搬送台4
に対して片持支持され、この固定部分の近くには長手方
向の全域にわたって半円弧状に折曲げ形成された可とう
部28が形成されている。カード押え板26の自由端縁
26bはカード搬送台4の中央に向かって延出し、カー
ド搬送台4の上面との間に光カード5が滑動可能な隙間
が形成されている。前記カード押え板26の中央上面に
は解放レバー29が配置され、この解放レバー29の前
端近くには細径の支軸30が横断して設けられ、この支
軸30の数箇所は、カード押え板26の上に間隔をおい
て固定された複数個の軸受ブロック31によって支えら
れている。前記解放レバー29の後端32は凹状に形成
されている。
【0017】一方、前記機台1のブラケット2cの一部
には解放ストッパ33が形成され、この解放ストッパ3
3には図4から明らかなように、前記解放レバー29の
後端32と係合可能な係合面34が形成されている。こ
の係合面34は、所定の勾配をもった傾斜面35からな
り、解放レバー29の後端32を漸次下方へ押し下げる
ように作用する。
には解放ストッパ33が形成され、この解放ストッパ3
3には図4から明らかなように、前記解放レバー29の
後端32と係合可能な係合面34が形成されている。こ
の係合面34は、所定の勾配をもった傾斜面35からな
り、解放レバー29の後端32を漸次下方へ押し下げる
ように作用する。
【0018】次に本発明による情報記録再生装置の作動
を説明する。図2において、ストッパブッシュ21はガ
イド軸受18によって押動されて図示しないブラケット
2aに止められており、カード搬送台4は前述した前進
停止位置にある。カード挿入通路7から挿入された光カ
ード5は、カード挿入通路7とカード搬送台4との両方
にまたがった位置にある状態が示されている。この状態
で図3に示すように送りローラセット11における駆動
ローラ12、13が矢視方向に駆動され、光カード5は
その一端がカードストッパ23によって止められるまで
カード搬送台4の上を滑動する。
を説明する。図2において、ストッパブッシュ21はガ
イド軸受18によって押動されて図示しないブラケット
2aに止められており、カード搬送台4は前述した前進
停止位置にある。カード挿入通路7から挿入された光カ
ード5は、カード挿入通路7とカード搬送台4との両方
にまたがった位置にある状態が示されている。この状態
で図3に示すように送りローラセット11における駆動
ローラ12、13が矢視方向に駆動され、光カード5は
その一端がカードストッパ23によって止められるまで
カード搬送台4の上を滑動する。
【0019】カード搬送台4が前進停止位置にあるとき
には、解放レバー29の後端32は解放ストッパ33の
係合面34と係合しており、この状態は図5において想
像線で示されている。なお、図示の実線は、カード搬送
台4が前進停止位置の領域の外にある場合を示してい
る。図6(a)(b)は、解放レバー29の後端32と
解放ストッパ33の係合面34とが係合する前の状態と
係合した後の状態を示している。図6(a)の状態はカ
ード押え板26の自由端縁26bが光カード5を押圧し
ている。一方、図6(b)の状態では、解放レバー29
の後端32は、係合面34と係合して支点部39を支点
にして押し下げられ、解放レバー29の前端部は、支軸
30を引き上げることによりカード押え板26の自由端
縁26bを持ち上げ、光カード5の押圧状態が解除され
る。
には、解放レバー29の後端32は解放ストッパ33の
係合面34と係合しており、この状態は図5において想
像線で示されている。なお、図示の実線は、カード搬送
台4が前進停止位置の領域の外にある場合を示してい
る。図6(a)(b)は、解放レバー29の後端32と
解放ストッパ33の係合面34とが係合する前の状態と
係合した後の状態を示している。図6(a)の状態はカ
ード押え板26の自由端縁26bが光カード5を押圧し
ている。一方、図6(b)の状態では、解放レバー29
の後端32は、係合面34と係合して支点部39を支点
にして押し下げられ、解放レバー29の前端部は、支軸
30を引き上げることによりカード押え板26の自由端
縁26bを持ち上げ、光カード5の押圧状態が解除され
る。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、カード搬送台の一側にカード押え板を片持支持
してカード搬送台の前進停止位置の直前でカード押え板
を解放し、その他の領域ではカード押え板の先端で情報
カードを押えるようにしたので、フロントマスクからの
情報カードを円滑に受入れると共に記録または再生時に
は情報カードをカード搬送台の上に確実に固定保持する
ことができる。
よれば、カード搬送台の一側にカード押え板を片持支持
してカード搬送台の前進停止位置の直前でカード押え板
を解放し、その他の領域ではカード押え板の先端で情報
カードを押えるようにしたので、フロントマスクからの
情報カードを円滑に受入れると共に記録または再生時に
は情報カードをカード搬送台の上に確実に固定保持する
ことができる。
【図1】本発明による情報記録再生装置の一部を示した
斜視図。
斜視図。
【図2】同情報記録再生装置を示した平面図。
【図3】同情報記録再生装置を湿した縦断面図
【図4】図3のB部分を拡大して示した横断面図。
【図5】同情報記録再生装置の解放レバーと解放ストッ
パとの係合状態を示した図1のAーA線に沿った横断面
図。
パとの係合状態を示した図1のAーA線に沿った横断面
図。
【図6】同情報記録再生装置の解放レバーと解放ストッ
パとの係合の前後の状態を示した縦断面図。
パとの係合の前後の状態を示した縦断面図。
【図7】本発明による情報記録再生装置を示した斜視
図。
図。
4 カード搬送台 5 情報カード 6 フロントマスク 26 カード押え板 29 解放レバー 33 解放ストッパ
Claims (1)
- 【請求項1】情報を記録または再生する情報カードが出
し入れ可能なフロントマスクと、このフロントマスクの
出口端に近接した前進停止位置とそこから所定距離だけ
離れた後退停止位置との間を直線往復運動するカード搬
送台と、このカード搬送台に対して外側縁を片持ち支持
され自由端縁で情報カードを押圧保持するカード押え板
と、このカード押え板に先端を連結され、中間部に支点
を有する解放レバーと、前記カード搬送台の前進停止位
置近くで前記解放レバーの後端を押し下げ、前記カード
押え板の自由端縁を持ち上げる解放ストッパとを備えて
なる情報記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10045591A JP2904950B2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 情報記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10045591A JP2904950B2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 情報記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04308987A JPH04308987A (ja) | 1992-10-30 |
JP2904950B2 true JP2904950B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=14274391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10045591A Expired - Lifetime JP2904950B2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 情報記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2904950B2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-05 JP JP10045591A patent/JP2904950B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04308987A (ja) | 1992-10-30 |
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