JPH0542068B2 - - Google Patents

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JPH0542068B2
JPH0542068B2 JP23138885A JP23138885A JPH0542068B2 JP H0542068 B2 JPH0542068 B2 JP H0542068B2 JP 23138885 A JP23138885 A JP 23138885A JP 23138885 A JP23138885 A JP 23138885A JP H0542068 B2 JPH0542068 B2 JP H0542068B2
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optical card
shuttle
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Kenichi Suzuki
Kazuo Minora
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Canon Inc
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Publication of JPS6292274A publication Critical patent/JPS6292274A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は記録媒体に情報を記録し及び/または
記録媒体に記録されている情報を再生するための
装置に関するものであり、特にカード状またはシ
ート状等の記録媒体と該媒体に対し情報処理する
ためのヘツド部とが相対的に往復運動することに
より情報の記録及び/または再生を行なう情報記
録再生装置に関する。
この様な情報記録再生装置は光学的情報記録再
生装置や磁気的情報記録再生装置として好適に利
用される。
〔従来の技術及びその問題点〕
従来、光ビームを用いて情報を記録し且つかく
して記録された情報を光ビームを用いて再生する
ために用いられる記録媒体の形態として、カード
状、デイスク状、テープ状等各種のものが知られ
ている。なかでも、カード状に形成された光学的
情報記録媒体(以下、「光カード」と称す)は、
製造が容易で、携帯性が良く、アクセス性も良い
記録媒体として、大きな需要が見込まれている。
光カードにおいては、情報トラツクは直線状に
形成され、この様な情報トラツクはカード表面の
所定の領域にて平行に多数本配列されている。従
つて、光カードを記録媒体とする情報記録再生装
置においては、光ビームスポツトは光カード表面
上にて情報トラツクの方向に相対的に連続移動せ
しめられ、この際に情報の記録または再生が行な
われ、所定の距離の移動の後には光ビームスポツ
トは光カード表面上にて上記情報トラツクの方向
を横切る方向に相対的に所定距離移動せしめら
れ、この際には情報の記録または再生は行なわれ
ず、次いで再び上記情報トラツクの方向に相対的
に連続移動せしめられ、この際に情報の記録また
は再生が行なわれ、以下同様にして情報トラツク
の方向の相対的移動と該方向を横切る方向の相対
的移動とが交互に所望の回数繰返される。
以上の様な動作を行う情報記録再生装置とし
て、光カードを載置台(以下、「シヤトル」と称
す)上に保持し、該シヤトルを情報トラツクの方
向に往復移動させ、一方該光カードの情報トラツ
クに光ビームスポツトを形成するためのヘツド部
を情報トラツクを横切る方向に移動させる方式の
ものが考えられる。
しかして、光カードは一般に人間が携帯し、記
録再生の際には上記方式の装置のシヤトルの所定
の保持位置に送入させる操作を行ない更に該所定
の保持位置から取出す操作を行なう必要がある。
ところで、近年においては情報記録再生の速度
の向上が求められているので、上記方式の情報記
録再生装置においては、シヤトルが高速で往復移
動及び反転を行なう必要がある。従つて、シヤト
ルの重量が大きいと、高速化が困難となり、また
高速化をはかるためには駆動源として大出力のも
のが必要となる不利がある。
しかしながら、従来、この様なシヤトル重量増
の抑制と上記の様な光カード送入の際の位置決め
との双方に対し十分に配慮した装置は提案されて
いない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、上記の如き従来技術の問題点
を解決するものとして、情報記録媒体を載置台上
に保持せしめ該載置台を記録及び/または再生用
のヘツドに対し住復運動させて情報の記録及び/
または再生を行なう情報記録再生装置において、
情報記録媒体を載置台へと送入するときに該媒体
を載置台の媒体位置決め基準面のうちの少なくと
も1つへと押しつけるための手段が設けられてお
り、該押しつけ手段が該載置台以外の部材に取り
付けられていることを特徴とする、情報記録再生
装置が提供される。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら本発明の具体的実施
例を説明する。
第1図は本発明の情報記録再生装置の一実施例
を示す概略斜視図である。尚、本実施例は光学的
情報記録再生装置に適用されたものである。
第1図において、2はシヤトルであり、該シヤ
トルには光カードを載置するための平面部分4が
形成されている。光カードは該載置部4に対しY
方向に送入及び取出しされる。シヤトル2には光
カード送入・取出しの際及び所定位置に載置され
ている時に該光カードをZ方向に下向きに押圧す
るためのバネ性を有する部材6,8が形成されて
いる。更に、シヤトル2には光カード送入時のY
方向の位置決めのためのストツパー14が付設さ
れている。シヤトル2の一方の側方には2つの突
出部16,18が形成されており、各突出部には
それぞれ遮光板20,22が固定されている。突
出部16,18にはX方向に延びているピン26
が固設されている。突出部16,18にはY方向
に同軸の貫通孔が形成されており、ここには軸受
け28,30が取付けられている。シヤトル2の
他方の側方には2つのガイドローラ32,34が
付設されており、各ローラはZ方向に適宜の間隔
にて平行に配列されており、X方向の軸のまわり
に自由に回転することができる。
第1図において、36,38はガイド部材であ
り、それぞれY方向に延びている円柱状体からな
り、それらの両端はそれぞれ支持部材40,42
及び44,46により支持されている。該支持部
材はいづれも図示しないフレームに固定されてい
る。一方のガイド部材36は上記シヤトルに形成
された突出部16,18の軸受28,30と摺動
可能に嵌合せしめられている。他方のガイド部材
38は上記シヤトル2に付設されている2つのガ
イドローラ32,34間の高さに位置している。
そして、該ガイドローラがガイド部材38を挟持
してY方向に相対的に移動可能となつている。
尚、ガイド部材36と軸受28,30との接合及
びガイド部材38とガイドローラ32,34との
接合は、いづれもガイド軸36,38に対するシ
ヤトル2のY方向の往復運動が滑らかに行なわれ
る程度の最小限の遊びを有する。
第1図において、48はサーボモータであり、
該モータは支持部材50により支持されている。
該モータ48の駆動回転軸はX方向に延びてお
り、該軸にはプーリ52が取付けられている。
尚、モータ48にはその回転数を検出するための
タコジエネレータ54が付設されている。一方、
56はプーリであり、該プーリは上記プーリ56
と同じ高さにて支持部材58によりX方向のまわ
りに回転可能な様に取付けられている。上記2つ
のプーリ52,56の間にはベルト60が巻回さ
れており、また該ベルトの上側走行部分の一部が
上記シヤトル2の下面側に固定されている。尚、
上記支持部材50,58はいづれも図示しないフ
レームに固定されている。
第1図において、62,64,66はフオトカ
プラであり、上記シヤトル2がY方向に移動する
際に該シヤトルの突出部16,18に付設された
遮光板20,22が検出位置に到達したことを検
出するためのものである。
第1図において、68はカギ形のレバーであ
り、該レバーはその屈曲部において上記支持部材
40にX方向の軸のまわりに回動可能な様に支持
されている。該レバー68の水平部分はほぼY方
向に延びており、その先端部の下面側には傾斜面
70が形成されており、またその少し屈曲部側に
は凹部72が形成されている。該凹部は上記シヤ
トル2の突出部16に固設されたピン26の上面
にほぼ対応する形状を有し、且つ該ピンとほぼ同
じ高さに位置する。レバー68の垂直部分はほぼ
Z方向に延びており、そのほぼ中間の位置には伸
張バネ74の一端が接続されている。該バネの他
端は図示しないフレームに接続されている。ま
た、76は上記バネ74によるレバー68の回転
を係止せしめるためのストツパーであり、該スト
ツパーは支持部材40に固定されている。レバー
68の垂直部分の先端にはX方向に延びているピ
ン78が固設されており、該ピンの先端には連結
部材80の一端がX方向のまわりに回動自在に接
続されている。該連結部材はほぼ水平に位置して
おり、その他端はソレノイド82の作用部に接続
されている。かくして、ソレノイド82を作動さ
せることによりレバー68の垂直部分が伸張バネ
74の引張力に抗して引張られ、かくしてレバー
68はX方向のまわりに図中反時計回りに適宜の
角度回動せしめられ、その水平部分は上方へと移
動することになる。
第1図において、84,86はローラであり、
これらはいづれもX方向の軸のまわりに回動可能
な様に且つ同一の高さにて図示しないフレームに
取付けられている。88は駆動モータであり、そ
の駆動回転軸はX方向に延びており、該軸にはプ
ーリ90が取付けられている。該プーリ及びロー
ラ84,86の間にはベルト92が巻回されてい
る。94,96は押えローラであり、これらはい
づれもX方向の軸のまわりに回動可能な様に可動
板98の側面に取付けられている。ローラ94は
上記ローラ84の上方に位置しており、ローラ9
6はローラ86の上方に位置している。上記可動
板98は図示しないガイド手段に沿つてZ方向に
移動可能であり、またその両端にはそれぞれ伸張
バネ100,102の一端が接続されている。該
バネの他端は下方にて図示しないフレームに接続
されており、従つてローラ94,96は常時下方
へと引張られている。上記ローラ84,96の間
にてベルト92が水平に走行する方向はY方向で
あり、且つ、このベルト走行部分は上記シヤトル
2の光カード載置部4とほぼ同一の高さに存在す
る。
第1図において、103は光カード押しつけ手
段であり、該手段は上記可動板98のY方向の一
端部に付設されている。該押しつけ手段103は
板バネからなり、上記ベルト92の水平走行部分
の高さに位置し且つ該水平走行部分のY方向延長
上にまで突出している。
第1図において、104,106は光カードが
下方を通過するのを検知するためのセンサであ
り、該センサは上記ベルト92の水平走行部分よ
りも上方に位置している。また、108は光カー
ド挿入部であり、光カードをY方向に挿入するた
めの開口110が形成されている。該開口はX方
向に関して上記シヤトル2のカード載置部4とほ
ぼ対応する位置にあり、且つ上記ベルト92の水
平走行部分とほぼ同一の高さに位置し、Y方向に
貫通している。上記センサ104,106及び光
カード挿入部108は図示しないフレームに取付
けられている。
更に、第1図において、112は光ヘツド部で
あり、該ヘツド部は上記シヤトル2の光ヘツド載
置部4よりも上方に位置し、下方に向つて光ビー
ム114を投射することができる。尚、該ヘツド
部112は図示しないアクチユエータによりX方
向に往復移動可能な様に図示しないフレームに取
付けられている。
尚、第1図においては、シヤトル2の光カード
載置部4上に光カード120が載置保持されてお
り、且つ該光カード2は記録及び/または再生の
位置にある。光カード120はX方向及びY方向
にはそれぞれ2辺を有する矩形状であり、Z方向
に適宜の厚さを有する。該光カード120の表面
には記録領域122が設けられており、該領域に
はY方向に平行に多数の情報トラツク124が形
成されている。該記録領域122は上記カード押
さえ部材6,8の間の部分に存在する。光カード
120は、カード押さえ部材6,8により載置部
4上に押さえられている。Y方向にはカード挿さ
え部材6の下方の壁面に当接されており、またス
トツパー14にY方向端部を当接せしめられてお
り、これにより位置決めされている。
本実施例においてはシヤトル2の載置部4及び
カード押さえ部材の上記ローラ86,96と対向
する位置には切欠き部130が形成されており、
この部分において光カード120の隅部がシヤト
ル2から突出している。
次に、上記の如き本実施例装置の動作につき説
明する。
先ず、シヤトル2はその突出部16に付設され
たピン26がレバー68の水平部分に形成された
凹部72に係合する位置にある。この状態におい
て、シヤトル2の突出部16に付設された遮光板
20はフオトカプラ62の検出位置にある。更
に、この状態において、シヤトル2のカード載置
部4及びカード押さえ部材8の切欠き部130に
はローラ86,96が位置する。第2図はこの際
の切欠き部130とローラ96と光カード押しつ
け手段103との位置関係を示すための概略部分
平面図である。
次に、カード挿入部108の開口110に矢印
Aの向きに人間が光カードを挿入する。挿入され
た光カードの先端がセンサ104の検出位置に到
達し検出が行なわれると、制御部の指令により駆
動モータ88が作動せしめられプーリ90は矢印
Bの向きに回転し、該プーリ及びローラ84,8
6に巻回されているベルト92が走行する。該ベ
ルトの水平走行部分は矢印Aの向きに走行し、こ
れにつれてローラ94,96も回転する。光カー
ドが更に矢印Aの向きに挿入され、その先端が上
記ローラ84と94との間に到達すると、該光カ
ードは上記ベルト92の水平走行部分とローラ9
4とに挟持され図示しない案内手段に案内されて
矢印Aの向きに送られる。光カードは矢印Aの向
きに移動し、その先端はローラ86と96との間
を通過し、更に同一の高さにあるシヤトル2の光
カード載置部4上に進行する。この際、光カード
はカード押さえ部材6,8により載置部4上に押
えられるが、モータ88の駆動力及びバネ10
0,102の引張力に基づく光カード送入の力は
前記部材6,8の押圧力に基づく摩擦力に基づく
摩擦力よりも大きいので、光カードは更に進行
し、ついにはその先端がシヤトル2に付設された
ストツパー14に衝突する。この光カードの載置
部4上への進行に際しては、光カードは押しつけ
手段103によりX方向の一端縁が押されて対向
する他端縁がシヤトル2のカード押さえ部材6の
下方の壁面に押しつけられ、かくして光カードの
先端がストツパー14に衝突した時点においては
X,Y,Zの全ての方向に関する位置決めが完了
している。光上カードがストツパー14に衝突す
ると同時に光カードの後端がセンサ106の検出
位置に到達し検出が行なわれると、制御部の指令
により、駆動モータ88の回転が停止せしめら
れ、更にソレノイド82が作動せしめられレバー
68が図中反時計回りに回動せしめられて該レバ
ーの凹部72によるシヤトル2のピン26の係合
が解除され、次にサーボモータ48が駆動せしめ
られてベルト60が走行し、かくして該ベルトに
固定されているシヤトル2が矢印Aの向きに移動
する。ソレノイド82の作動はシヤトル2の移動
開始の後に停止される。尚、このシヤトル2の移
動開始時には光カードの後端の一部分がローラ8
6と96とによりベルト92を介して挟持されて
いるのであるが、光カードは既にシヤトル2の載
置部4上に押さえ部材6,8により押されている
ので、この摩擦力により光カード後端が上記ロー
ラ84,86,94,96及びプーリ90ならび
にベルト92を回転または走行させ、かくして光
カードは上記ローラ86と96との挟持による摩
擦力にうちかつて矢印Aの向きに移動するのであ
る。別法としては、この移動開始時に可動板98
を上方へと移動させ、プーリ96による光カード
の押圧を解除することにより摩擦力の低下をはか
ることが考えられる。
シヤトル2の移動開始とともに、タコジエネレ
ータ54の出力を検知し、制御部の指令によりモ
ータ50の回転数が所定値となる様にコントロー
ルされる。かくして一定速度にてシヤトル2を矢
印Aの向きに移動させる。シヤトル2の突出部1
8に付設された遮光板22がフオトカプラ66の
検出位置に到達し検出が行なわれると、制御部の
指令によりモータ48の回転数が下げられシヤト
ル2の移動速度が減じられ、ついには停止する。
該停止と同時に制御部の指令によりモータ48が
逆回転を開始し次第に回転数が上げられ、かくし
てシヤトル2は矢印Aの向きと逆の矢印A′の向
きに加速せしめられる。この向きの移動の際にも
上記矢印Aの向きの移動の場合と同様にタコジエ
ネレータ54の出力検知にもとづき制御部の指令
によりモータ48の回転数が所定値となる様にコ
ントロールがなされる。そして、上記遮光板22
がフオトカプラ66の検出位置に到達する頃には
上記矢印Aの向きの移動の際と同じ大きさの一定
の移動速度となつており、シヤトル2は以後この
一定速度にて移動する。シヤトル2の突出部16
に付設された遮光板20がフオトカプラ64の検
出位置に到達し検出が行なわれると、上記遮光板
22がフオトカプラ66の検出位置に到達した時
と同様にしてシヤトル2の矢印A′の向きの移動
の減速、停止及び矢印Aの向きの加速がなされ、
遮光板20がフオトカプラ64の検出位置に到達
する頃には上記と同様の一定速度にて矢印Aの向
きに移動する。以下、同様にしてシヤトル2はY
方向の往復運動を行なう。
以上の様な往復運動の間に光ヘツド部112か
ら光ビーム114が発せられ、これにより光カー
ド120の記録領域122に情報の記録が行なわ
れ、または該記録領域は記録されている情報の再
生が行なわれる。尚、この記録再生時には、シヤ
トル2のY方向の移動の反転時あるいはその前後
において光ヘツド部112はX方向に所定距離
(即ち、情報トラツク124のX方向間隔、また
はその整数倍の距離)移動せしめられ、かくして
光ビーム114は光カード120の所望の情報ト
ラツク124上にスポツトを形成し、順次走査が
行なわれる。
記録再生動作が終了した後には、遮光板20が
フオトカプラ64の検出位置に到達した後にモー
タ48の減速が行なわれ、該モータは遮光板20
がフオトカプラ62の検出位置に到達した時にち
ようど停止せしめられる様にコントロールされ
る。従つて、シヤトル2は矢印A′の向きに移動
して、その突出部16に付設せしめられたピン2
6がレバー68の水平部の傾斜部70に当接し、
バネ74の引張力に抗して該レバーを図中反転時
計回りに回転させ、ついには該ピン26はレバー
68の凹部72に対応する位置に到達しバネ74
の引張力により該凹部72に係合せしめられる。
この状態において、シヤトル2とローラ96とは
第2図に示される様な位置関係となり、シヤトル
2の切欠き部130に位置する光カード部分はロ
ーラ86と96とによりベルト92を介して挟持
せしめられる。一方、遮光板20がフオトカプラ
62の検出位置に到達し検出が行なわれると、制
御部の指令によりモータ88が矢印Bの向きと反
対の矢印B′の向きに回転せしめられ、かくして
ベルト92の水平走行部分は矢印A′の向きに走
行する。この駆動力によりローラ86と96との
間に挟持された光カードはシヤトル2の載置部4
上から押さえ部材6,8による押圧力等にもとづ
く摩擦力に抗して矢印A′の向きに引出される。
そして、光カードはベルト92上にてローラ9
6,94で押圧されつつ矢印A′の向きに移動し、
ついには挿入部108の開口110を通つて排出
され、この光カードを人間が矢印A′の向きに引
き抜く。センサ104が光カードの通過終了を検
知すると、制御部の指令によりモータ88が停止
せしめられる。
本実施例によれば、88〜102により主とし
て構成される光カード送入・引出し手段により光
カード120のシヤトル2上への送入及びシヤト
ル上からの光カードの取出しを自動的に一定の条
件で行なうことができ、特にシヤトル上の所定の
保持位置へ常に正確に光カードを送入することが
でき、また光カードを送入時や引出し時に損傷せ
しめることがない。
第3図は本発明の情報記録再生装置の第2の実
施例を示す概略部分斜視図であり、第4図はその
概略部分平面図である。本実施例も上記第1の実
施例と同様に光学的情報記録再生装置に適用され
たものである。尚、第3図においては第1図にお
けると同様の部材には同一の符号が付されてい
る。また、第3図及び第4図は上記第1実施例に
おける第2図と同じ状態を示す。
本実施例においては光カード送入・取出し手段
と光カード押しつけ手段とが上記第1の実施例と
異なる。
第3図及び第4図において、86′は図示しな
いフレームに取付けられた図示しない駆動モータ
のX方向の回転軸に固定されたローラである。ま
た、96′は押えローラであり、X方向からX−
Y面内である角度傾いた軸のまわりに回動自在な
様に可動板98′の一端部の側面に取付けられて
いる。ローラ96′は上記ローラ86′の上方に位
置している。上記可動板98′の他端部はローラ
96′の回転軸と平行な軸99′のまわりに回動可
能であり、該軸は図示しないフレームに取付けら
れている。上記可動板98′のほぼ中央には伸張
バネ102′の一端が接続されている。該バネの
他端は下方にて図示しないフレームに接続されて
おり、従つて可動板98′は軸99′のまわりに第
3図中時計回りに付勢されており、ローラ96′
は常時下方へと引張られている。上記ローラ8
6′と96′との接触位置の高さは上記シヤトル2
の光カード載置部4の高さとほぼ同一である。
以上により光カード送入・取出し手段と光カー
ド押しつけ手段とが構成される。即ち、、人間が
光カード挿入部から矢印Aの向きに光カードを挿
入し、該カードの先端がローラ86′と96′との
間に到達すると、駆動側ローラ86′の矢印Bの
向きの回転にもとづき光カードは該ローラ86′
と96′との間に挟持されて矢印Aの向きに移動
し、シヤトル2の載置部4上への送入が行なわれ
る。この送入時には、第4図に示される様に、光
カードを挟持する2つのローラのうち1つである
ローラ96′が該光カードとの接触部においてY
方向とある角度だけずれた斜め方向に走行するの
で、光カードはX方向の力を受けてシヤトル2の
カード押さえ部材6の下方の壁面に押しつけられ
て、かくして上記第1実施例におけると同様の位
置決めがなされる。一方、カード取出しはローラ
86′を矢印B′の向きに回転させることにより行
なわれる。
尚、本実施例においては上記第1実施例におけ
るセンサ104,106に対応するセンサを適宜
の位置に配置し第1実施例と同様な制御を行なう
ことができる。
本実施例において、ローラ86′を回転自在の
ローラとしローラ96′を駆動モータに固定し、
ローラ96′を駆動側としても同様の作用が実現
される。
第5図は本発明の情報記録再生装置の第3の実
施例を示す概略部分断面図である。本実施例は光
カード送入・取出し手段と光カード押しつけ手段
とが上記第2実施例と異なる。
第5図において、140はフレームであり、8
6″,96″はいづれも該フレームに対しX方向の
軸のまわりに回転可能に取付けられたローラであ
る。一方のローラ86″は図示しない駆動モータ
により回転せしめられ、また、その外周面はテー
パ状となつており、更に該ローラは弾性体からな
り変形可能である。
本実施例においては、ローラ86″と96″との
間に光カードが挟持されて駆動側のローラ86″
の回転によりカード送入がなされる際に、該ロー
ラの外周部のフレーム140に近い方の部分が弾
性変形及び回復し、これによりこの部分の周速が
フレーム140から比較的遠い位置にあるローラ
外周部のカード接触部分の周速よりも実質上大き
くなり、かくして上記第2の実施例と同様にして
光カード120に対しX方向の押しつけ力が作用
せしめられる。
本実施例において、ローラ86″と96″とを第
6図に示す様な形状及び配置することによつても
同様な作用が実現される。
上記の実施例によれば、光カード押しつけ手段
が光カード送入・取出し手段に取り付けられてい
るため、シヤトル2が光カード送入・取出しのた
めの位置にあるときには自動的に押し付け手段が
適正な配置をとる。また上記第2及び第3の実施
例においては光カード送入・取出し手段を構成す
る部材の一部が光カード押しつけ手段としても作
用するため、装置を構成する部品点数の増加を抑
制できる。
更に、上記実施例は記録媒体への情報の記録・
再生が光ビームを用いてなされるものについて説
明されているが、本発明には記録媒体への情報の
記録・再生がその他の方式のもの、たとえば磁気
的に記録媒体に対し情報の記録及び/または再生
を行なうものも含まれる。
(発明の効果) 以上のような本発明によれば、載置台上への記
録媒体の送入時に自動的に位置決めがなされるの
で正確な位置に記録媒体を載置することができ
る。また、本発明によれば、記録媒体押しつけ手
段が載置台外に取り付けられているので、載置台
の重量を増加させることにはならず、従つて比較
的小さな駆動力にて載置台を高速移動せしめて高
速移動せしめて高速の記録再生を行なうことが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の斜視図であり、第2図は
本発明装置の部分平面図である。第3図は本発明
装置の部分斜視図であり、第4図はその部分平面
図である。第5図及び第6図は本発明装置の部分
断面図である。 2…シヤトル、4…載置部、36,38…ガイ
ド部材、48,88…モータ、60,92…ベル
ト、68…レバー、82…ソレノイド、103…
カード押しつけ手段、108…カード挿入部、1
12…光ヘツド部、120…光カード、130…
切欠き部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 情報記録媒体を載置台上に保持せしめ該載置
    台を記録及び/または再生用のヘツドに対し住復
    運動させて情報の記録及び/または再生を行なう
    情報記録再生装置において、情報記録媒体を載置
    台へと送入するときに該媒体を載置台の媒体位置
    決め基準面のうちの少なくとも1つへと押しつけ
    るための手段が設けられており、該押しつけ手段
    が該載置台以外の部材に取り付けられていること
    を特徴とする、情報記録再生装置。 2 押しつけ手段が情報記録媒体を載置台へと送
    入するための手段に取り付けられている、特許請
    求の範囲第1項の情報記録再生装置。 3 押しつけ手段が情報記録媒体送入手段を構成
    する駆動ローラと該ローラに対し直接または間接
    に圧接せしめられるフリーローラとの組を有し、
    且つ該1組のローラの間を通つて情報記録媒体が
    送入され、該1組のローラの少なくとも一方が動
    作時において押しつけ力を生ぜしめる様な形状、
    構造及び/または配置をなしている、特許請求の
    範囲第2項の情報記録再生装置。
JP23138885A 1985-10-18 1985-10-18 情報記録再生装置 Granted JPS6292274A (ja)

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