JP2571818Y2 - リードフレームの加熱装置 - Google Patents

リードフレームの加熱装置

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JP2571818Y2
JP2571818Y2 JP1992020880U JP2088092U JP2571818Y2 JP 2571818 Y2 JP2571818 Y2 JP 2571818Y2 JP 1992020880 U JP1992020880 U JP 1992020880U JP 2088092 U JP2088092 U JP 2088092U JP 2571818 Y2 JP2571818 Y2 JP 2571818Y2
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JP
Japan
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lead frame
heating
preheating
suction
bonding
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Application number
JP1992020880U
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English (en)
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JPH0573946U (ja
Inventor
克彦 片島
Original Assignee
東芝メカトロニクス株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、リードフレームの加熱
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばワイヤボンディング装置において
は、リードフレームに載置された半導体ペレットの電極
とリードフレームのリードとをワイヤを用いて接続する
際に、予備工程として、ボンディング部位、すなわち電
極とリードとを所定の温度に加熱するようにしている。
【0003】以下、この加熱装置について図2を用いて
説明する。
【0004】図において、ペレット1が等ピッチ間隔で
搭載されたリードフレーム2は、1対のガイドレール3
に沿って間欠的に搬送されるようになっている。ガイド
レール3の下方には、不図示のワイヤボンディング手段
によるボンディング位置Xからその上流側の予熱位置Y
にかけての範囲に、ヒータブロック4が設けられる。こ
のヒータブロック4は、予熱テーブル5と加熱テーブル
6とから構成され、共にヒータ7により予め所定の温度
に加熱される。なお図中8は、加熱テーブル6に設けら
れた吸着孔を示し、不図示の真空ポンプ等の吸引手段に
連結管9を介して接続される。
【0005】そこでガイドレール3に沿って搬送される
リードフレーム2は、その最前部のアイランド部2aが
まず予熱位置Yに位置決めされる。この位置でリードフ
レーム2は、予熱テーブル5により所定の時間予熱され
る。そしてこの後の間欠搬送により、リードフレーム2
は、ボンディング位置Xへと搬送され位置決めされる。
ここでリードフレーム2のアイランド部2aは、吸着孔
8にて加熱テーブル6に吸着保持される。そしてこの位
置で、リードフレーム2は所定時間加熱されるととも
に、その後、不図示のボンディング手段によってワイヤ
ボンディングが施される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところが上記した従来
の加熱装置によれば、リードフレーム2が反り等の変形
を生じていた場合、リードフレーム2が予熱テーブル5
に密着できずにテーブル面から離れ、予熱テーブル5に
よって充分に予熱されないことがある。そして予熱不充
分のリードフレーム2は、ボンディング位置Xに送られ
た後、再度加熱テーブル6により加熱されるものの、予
め設定された所定の加熱時間内においてボンディング部
位が必要な温度まで達することができず、従ってボンデ
ィングされたワイヤに充分な接合力が得られずにボンデ
ィング不良を生じる、という問題が発生していた。
【0007】またリードフレーム2の変形等を考慮し
て、予熱時間を長くする試みがあるが、リードフレーム
2に変形等がなかった場合には、逆にリードフレーム2
を過熱してしまうこととなり、ペレット1を破壊してし
まうという問題を生じる。
【0008】本考案は、リードフレームを安定して所定
の温度に加熱することができる、リードフレームの加熱
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、ボンディング
位置に位置付けられたリードフレームを加熱する加熱テ
ーブルと、この加熱テーブルに対して前記リードフレー
ムの搬送方向上流側に設けられ前記リードフレームを予
熱する予熱テーブルと、この予熱テーブルと前記加熱テ
ーブルを所定の温度に加熱する加熱手段とを有するリー
ドフレームの加熱装置において、前記予熱テーブルに
記リードフレームのアイランド部を吸着するための吸着
部を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】本考案によれば、予熱テーブルに位置するリー
ドフレームのアイランド部は、この予熱テーブルに設け
られた吸着部にて吸着保持される状態で予熱テーブルに
密着させられ、リードフレーム、特にそのボンディング
部位が充分に予熱される。
【0011】
【実施例】本考案の実施例について図1を用いて説明す
る。
【0012】図1は、本考案をワイヤボンディング装置
に適用した場合の斜視図である。なお図2と同一部品に
は同一符号を付し、その説明は省略する。
【0013】図に示したワイヤボンディング装置におい
て、ガイドレール3の下方には、不図示のワイヤボンデ
ィング手段によるボンディング位置Xからその上流側の
予熱位置Yにかけての範囲に、ヒータブロック20が設
けられる。このヒータブロック20は、予熱テーブル2
1と加熱テーブル22とから構成され、共にヒータ23
により予め所定の温度に加熱される。
【0014】そして予熱テーブル21には吸着孔24
が、加熱テーブル22には吸着孔25が、それぞれ両テ
ーブル21、22上に位置付けられるリードフレーム2
のアイランド部2aに対応して設けられ、各吸着孔2
4、25は、連結管26を介して不図示の真空ポンプ等
の吸引手段に接続される。
【0015】次に作動について説明する。
【0016】ガイドレール3に沿って搬送されるリード
フレーム2は、その最前部のアイランド部2aがまず予
熱位置Yに位置決めされる。この位置でリードフレーム
2、特にそのアイランド部2a並びにその周辺に位置す
るリード部分が予熱テーブル21により所定の時間予熱
される。このとき、予熱テーブル21上に位置するアイ
ランド部2aは、吸着孔24により吸着保持される。そ
して所定時間の予熱後、吸引手段による吸引力が解除さ
れるとともに、リードフレーム2はガイドレール3に沿
って1ピッチ搬送され、予熱された最前部のアイランド
部2aはボンディング位置Xに位置決めされる。ここで
リードフレーム2のアイランド部2aは、吸着孔25に
て加熱テーブル22に吸着保持される。そしてこの位置
Xで、リードフレーム2は所定時間加熱されるととも
に、その後、不図示のボンディング手段によってワイヤ
ボンディングが施される。この時、予熱テーブル21に
おいては、1ピッチ下流側に位置するアイランド部2a
が吸着孔24によって吸着保持され、予熱がすでに開始
されている。
【0017】上記した実施例によれば、予熱テーブル2
1に吸着孔24を設け、この吸着孔24にてリードフレ
ーム2のアイランド部2aを吸着保持するようにしたの
で、例え反り等が生じているリードフレーム2であって
も、予熱テーブル21上にアイランド部2a並びに周辺
リードを密着させることができ、リードフレーム2を充
分に予熱することができる。従って加熱テーブル22上
において、リードフレーム2、特にそのボンディング部
位を確実に所定の温度に加熱することができ、ワイヤボ
ンディング作業においてワイヤに充分な接合力を与える
ことができる。
【0018】なお上記実施例において、予熱テーブル2
1と加熱テーブル22とを別体で形成した例で説明した
が、一体としたものであっても構わない。
【0019】また1つのヒータ23で、予熱テーブル2
1と加熱テーブル22との両者を加熱する例を説明した
が、予熱テーブル21と加熱テーブル22とに別々にヒ
ータを設けても構わない。この場合、予熱テーブル21
と加熱テーブル22とを独立して温度設定することが可
能なため、多様なリードフレーム2の加熱制御を行なう
ことができる。
【0020】また予熱テーブル21に設けた吸着孔24
の数を1つとした例で説明したが、吸着孔24の数は1
つに限定されるものではない。例えば、アイランド部2
aの各コーナー部に対応する位置にそれぞれ吸着孔を設
ければ、より確実にアイランド部2aを予熱テーブル2
2に密着させることができる。
【0021】また実施例においては、吸着部として吸着
孔を用いたが、例えば電磁石等を用いても良い。
【0022】さらに本考案は、実施例で説明したワイヤ
ボンディング装置の他、ペレットボンディング装置等、
リードフレームを予熱並びに加熱するものにおいて適用
できる。
【0023】
【考案の効果】本考案によれば、安定してリードフレー
ムを所定の温度に加熱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案をワイヤボンディング装置に適用した場
合の斜視図である。
【図2】従来のリードフレームの加熱装置を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 ペレット 2 リードフレーム 2a アイランド部 3 ガイドレール 20 ヒータブロック 21 予熱テーブル 22 加熱テーブル 23 ヒータ 24 吸着孔(吸着部) 25 吸着孔(吸着部) 26 連結管 X ボンディング位置 Y 予熱位置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボンディング位置に位置付けられたリー
    ドフレームを加熱する加熱テーブルと、この加熱テーブ
    ルに対して前記リードフレームの搬送方向上流側に設け
    られ前記リードフレームを予熱する予熱テーブルと、こ
    の予熱テーブルと前記加熱テーブルを所定の温度に加熱
    する加熱手段とを有するリードフレームの加熱装置にお
    いて、前記予熱テーブルに前記リードフレームのアイラ
    ンド部を吸着するための吸着部を設けたことを特徴とす
    るリードフレームの加熱装置。
JP1992020880U 1992-03-06 1992-03-06 リードフレームの加熱装置 Expired - Lifetime JP2571818Y2 (ja)

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JPH0573946U JPH0573946U (ja) 1993-10-08
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