JP2571622Y2 - 回転式ディスプレイ装置 - Google Patents

回転式ディスプレイ装置

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JP2571622Y2
JP2571622Y2 JP6777992U JP6777992U JP2571622Y2 JP 2571622 Y2 JP2571622 Y2 JP 2571622Y2 JP 6777992 U JP6777992 U JP 6777992U JP 6777992 U JP6777992 U JP 6777992U JP 2571622 Y2 JP2571622 Y2 JP 2571622Y2
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case
upper lid
rotary drive
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正男 橋本
隆久 小出
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Seiko Clock Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、宝飾品等の展示に利用
する回転式ディスプレイ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の回転式ディスプレイ装置において
は、上端が開口している筒状のケースに、上蓋と回転駆
動機械体とターンテーブルとからなる回転駆動機構が挿
置されて、回転駆動機械体に腹巻き状に設けられている
弾性部材とケース内周面とが弾接して、その摩擦抵抗に
よって固定されていた。挿置状態において、弾性部材と
回転駆動機械体とは密着しており、また、弾性部材とケ
ースとは、装置全体を反転させても回転駆動機械体が滑
り落ちないように弾接していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】電池交換、故障等の場
合には回転駆動機械体をケースから取り出す必要がある
が、その場合に、従来のものは、回転駆動機械体がケー
スに対して不動で、指(爪)を引っ掛けるためのケース
とケース上端開口縁部に係止している上蓋との間隙が容
易につくれない構造となっていたため、回転駆動機械体
の着脱は、困難な作業であった。ケースから回転機械駆
動体を容易に取り出すようにするためには、ケース上端
開口縁部に係止している上蓋つば部に突起を設けたり、
あるいは、ケースに切り欠きを設けたりすることが必要
であり、回転ディスプレイ装置として、外見上の見栄え
が著しく劣るものとなる。
【0004】そこで本考案の目的は、回転式ディスプレ
イ装置において、上蓋つば部やケース上端開口縁部に取
り外しのための手段を設けることなく、回転駆動機械体
をケースから容易に取り出せるようにすることを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の回転式ディスプレイ装置は、上端が開口し
た筒状のケースと、ケース上端開口縁部に係止する上蓋
と、上蓋の裏面に垂下形成されたスペーサを介して一定
間隔をあけて保持され、かつケースの空隙に挿置されて
いる回転駆動機械体と、展示品を載置可能であり、かつ
上蓋の上方に位置して回転駆動機械体によって回転駆動
されるターンテーブルと、上蓋の裏面と回転駆動機械体
との間の間隙に位置し、かつ外周部がケースの内周面と
弾接する弾性部材とからなり、弾性部材の厚さが上蓋の
裏面と回転駆動機械体との間の間隙よりも小さく設定さ
れている。
【0006】
【実施例】以下、本考案の詳細を添付図面に示した好適
な実施例にそって説明する。
【0007】図1に、本考案の回転式ディスプレイ装置
を示す。上端が開口した筒状のケース1に、上蓋2が挿
置されている。回転駆動機械体3は、上蓋2の下面に取
付板4を介して取り付けられている。ターンテーブル5
は、上蓋2の上方に位置し、ターンテーブル5の裏面に
一体成形された軸部5aが上蓋2の中央部を貫通するこ
とによって回転駆動機械体3の回転軸3aとターンテー
ブル軸部5aとが連結されて回転が伝えられている。弾
性部材6は、上蓋2と回転駆動機械体3の間に挿置され
ている。
【0008】ケース1の形状について、本実施例におい
ては、ケース両端が開口した筒状のケースを図示してい
るが、本考案の装置の構造は、上端だけが開口した有底
筒状のものでも、両端開口した筒状のケース1と同様に
上蓋2の脱着が可能である。
【0009】上蓋2は、上蓋つば部2aがケース上端開
口縁部1aに係止するよう構成されている。上蓋つば部
2aは、ケース上端開口縁部1aに対して同径、あるい
は、僅かに小なる径をもって係止されており、挿置状態
は、外見上の問題等により、ケース上端開口縁部1aと
上蓋2が密着し、取り外しのための手段が何もない状態
である。なお、この上蓋2は、単純な平盤状のものであ
っても構わない。
【0010】回転駆動機械体3は、回転駆動機械体ケー
ス部に形成してある位置決め用穴3bが取付板4に突出
形成してある位置決めピン4aに嵌合することによって
位置決めされ、回転駆動機械体3のねじ止め用つば部3
cに設けられた穴を用いて取付板4にねじ7aにより取
り付けられている。取付板4の下面には、電池ボックス
4bが設けられており、駆動用の電池(図示せず)が挿
置される。取付板4は、取付板4に回転駆動機械体3が
挿置された状態で、上蓋2の下面に取り付けられてい
る。ここで、後述する弾性部材6を挿置する平行空間を
設けるため、上蓋2の裏面と取付板4との間には、スペ
ーサ2bが介される。スペーサ2bは、上蓋2に一体に
垂下形成されており、取付板4に設けられているねじ止
め用つば部4cの穴を用いて上蓋2の裏面のスペーサ2
bにねじ7bにより取り付けられている。
【0011】上蓋2に取付板4を介して取り付けられた
回転駆動機械体3から、上蓋2の方向に向けて回転軸3
aが伸びている。上蓋2の中央部には貫通穴2cが設け
られていて、上蓋2の上部に設置されるターンテーブル
5は、ターンテーブル5の裏面に設けてある軸5aが上
蓋2の中央貫通穴2cを通って回転駆動機械体3の回転
軸3aと連結することによって回転する。
【0012】上蓋2の裏面と回転駆動機械体3との間に
位置する弾性部材6は、前述の両者の間のスペーサ2b
によって設けられている平行空間に挿置される。そのた
め、弾性部材6は、このスペーサ2bを遊合状態で貫通
させる切り欠き6aが設けられている。ケース内周面1
bと弾接することによって、ケース1から上蓋2を挿置
状態に保つ弾性部材6としては、弾性部材6の外周面6
bとケース1の内周面1bとの間に働く摩擦抵抗が、ケ
ース1を除く他の部品の自重よりも大であるように設定
してある。なお、弾性部材6として、本実施例では、ウ
レタン等のフォーム材を使用している。
【0013】上記平行空間の幅は、弾性部材6の厚さよ
り寸法dだけ大きく設定されている。ここで、弾性部材
6は、上蓋2に対して平行空間内で遊合状態であるた
め、逆に弾性部材6に対して上蓋2はdだけ垂直方向に
移動可能な状態にあることになる。
【0014】回転駆動機械体3を下側にして上蓋2をケ
ース1に被せると、弾性部材6は、若干圧縮された状態
でケースの内周面1bを滑りながら、上蓋つば部2aが
ケース上端開口縁部1aに係止するまで挿入されてい
く。従って、図1の最終状態では、弾性部材6は、上蓋
2の裏面に密着した状態で、つまり、弾性部材6と回転
駆動機械体3との間にクリアランスdが存在する状態
で、ケース1の内周面1bに所望の摩擦結合力を持って
弾接していることになる。
【0015】以上が、本装置の全体構成であり、ターン
テーブル5が回転駆動機械体3より回転駆動され、ター
ンテーブル5上に載置された展示品(図示せず)が回転
しながら展示される。
【0016】図2に、本装置において、電池交換、故障
等により回転駆動機械体3をケース1から取り外す場合
の状態を示す。図2に示すように、ケース1を手に持
ち、ターンテーブル5を下に向けると、ケース1に弾接
している弾性部材6は移動せず、上蓋2および回転駆動
機械体3が図1に示す寸法dだけ下方に移動する。すな
わち、回転駆動機械体3が弾性部材6に密着した状態に
なり、それにより、上蓋つば部2aがケース上端開口縁
部1aから寸法dだけ離れることになって、ここに回転
駆動機械体3の取り出しのための引っ掛け可能な隙間d
が生じることになる。よって、例えば、手によって取り
出す場合に、この隙間dに指(爪)を引っ掛けることに
よって容易にケース1から回転駆動機械体3を取り外す
ことができる。
【0017】
【他の実施例】上記実施例では、回転駆動機械体3は、
取付板4を介すことによって上蓋2に取り付けられ、ま
た、取付板4に設けられている電池ボックス4bに電池
(図示せず)が挿置されている。ここで、回転駆動機械
体3において、その回転駆動機械体3のケース形状を変
更することによって、取付板4を介することなく上蓋2
に直接取り付けたり、電池ボックスを一体に形成してお
くことによって電池を直接挿置する構成をとることが可
能である。
【0018】
【考案の効果】本考案の構成によれば、回転式ディスプ
レイ装置において、ケースから回転駆動機械体を取り外
す際に、両者の境界である上蓋つば部やケース上端開口
縁部に取り外しのための手段を設けることなく、装置を
反転させることによって容易にケースから回転駆動機械
体を取り出すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の回転式ディスプレイ装置の断面図であ
る。
【図2】本装置を反転させた状態の断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 上蓋 3 回転駆動機械体 5 ターンテーブル 6 弾性部材 d 上蓋と弾性部材との間のクリアランス

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも上端が開口した筒状のケース
    と、 上記ケースの上端開口縁にそれと同径または僅かに小な
    る径をもって係止する上蓋と、 上記上蓋の裏面に垂下形成された脚部を介して、上記上
    蓋の裏面と一定間隙をあけて保持され、かつ上記ケース
    の空隙に挿置されている回転駆動機械体と、 展示品を載置可能であり、かつ上記上蓋の上方に位置し
    て上記回転駆動機械体によって回転駆動されるターンテ
    ーブルと、 上記上蓋の裏面と上記回転駆動機械体との間の上記間隙
    に位置し、かつ外周部が上記ケースの内周面と弾接して
    いる弾性部材と、からなり、 上記弾性部材の厚さが上記間隙よりも小さく設定されて
    いることを特徴とする回転式ディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記脚部は上記弾性
    部材を遊合状態で貫通していることを特徴とする回転式
    ディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、上記弾性部材の外周
    面と上記ケースの内周面との間に働く摩擦抵抗が、上記
    ケースを除く他の部品の自重よりも大であることを特徴
    とする回転式ディスプレイ装置。
JP6777992U 1992-09-29 1992-09-29 回転式ディスプレイ装置 Expired - Fee Related JP2571622Y2 (ja)

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JPH0631564U JPH0631564U (ja) 1994-04-26
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