JP2571554Y2 - 天井収納はしご - Google Patents

天井収納はしご

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JP2571554Y2
JP2571554Y2 JP1992081116U JP8111692U JP2571554Y2 JP 2571554 Y2 JP2571554 Y2 JP 2571554Y2 JP 1992081116 U JP1992081116 U JP 1992081116U JP 8111692 U JP8111692 U JP 8111692U JP 2571554 Y2 JP2571554 Y2 JP 2571554Y2
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和久 大薗
芳男 津村
武 安村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、天井裏空間に設けられ
た収納室や部屋に出入りするための天井収納はしごに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように、天井1に形成
された略四角形の開口2の一側縁部に蓋板3が揺動開閉
自在に枢着され、蓋板3の上面側に格納及び伸長自在に
はしごユニット4が取付けられ、はしごユニット4にお
いて天井側に位置する固定はしご4aに対して床側に位
置する可動はしご4b,4cを伸縮自在に連結した天井
収納はしごにおいては、はしごユニット4が設置された
蓋板3の開閉動作を楽に行わせるために、蓋板3の端部
にガススプリングのようなバネ部材8が設置されてお
り、このバネ部材8によって蓋板3を閉じ方向に付勢し
て蓋板3を閉じる場合の操作を小さい力で楽に行うこと
ができるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところがこのような構
成のものにおいては、はしごユニット4の可動はしご4
b,4cを引き出す場合に先端側の可動はしご4cを持
って可動はしご4b,4cを回動させると蓋板3に作用
するはしごの重量が軽くなるためにバネ部材8にて閉じ
方向に付勢されている蓋板3が閉じ方向に浮き上がるこ
ととなり、危険であるという問題があった。
【0004】本考案はこのような問題を解消しようとす
るものであり、その目的とするところは、可動はしごの
操作時に蓋板が浮き上がったりするようなことのない天
井収納はしごを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、天井1に形成された略四角形の開口2の
一側縁部に蓋板3が揺動開閉自在に枢着され、蓋板3を
閉じ方向に付勢するバネ部材8を備え、蓋板3の上面側
に格納及び伸長自在にはしごユニット4が取付けられ、
はしごユニット4において天井側に位置する固定はしご
4aに対して床側に位置する可動はしご4b,4cを天
井床方向に伸縮自在に連結した天井収納はしごであっ
て、蓋板3を開状態で支持する支持リンク5をはしごユ
ニット4と天井側部分とにわたって起倒自在に架設し、
開状態の蓋板3の浮き上がりを防止するリンク状の浮き
上がり防止ストッパー6の一端を支持リンク5の途中に
回転自在に装着し、浮き上がり防止ストッパー6の他端
を蓋板3の上面に設けた受け具7から上方に突設した係
止突起7aに係脱自在に係止するようにしたものであ
る。
【0006】また、支持リンク5を天井側部分から突設
された上支持リンク5aと蓋板3から突設された下支持
リンク5bとで構成し、各支持リンクの先端を支持軸1
2によって回動自在に軸着し、この軸着部分において上
支持リンク5aまたは下支持リンク5bのいずれかに長
孔15を設けるようにしてもよい。
【0007】
【作用】しかして、蓋板3を開いた状態で支持リンク5
の途中に一端を回転自在に装着したリンク状の浮き上が
り防止ストッパー6の他端を蓋板3の上面の受け具7の
係止突起7aに係止することでバネ部材8の付勢による
開状態の蓋板3の浮き上がりが防止されるものであり、
可動はしご4b,4cの引き出し時に蓋板3が閉じ方向
に移動するようなことがない。また、上支持リンク5a
と下支持リンク5bとの軸着部分において上支持リンク
5aまたは下支持リンク5bのいずれかに長孔15を設
けるようにしてあると設置場所によって床と天井1との
間の高さ寸法が変化したような場合にも長孔15内で支
持軸12が移動することで支持リンクの長さ寸法が変化
して蓋板3の開き角度を変えることができる。
【0008】
【実施例】図1には天井収納はしごの全体構成が示され
ている。天井1には矩形状の開口2が設けられており、
この開口2縁に矩形状の開口枠10が取付けられてい
る。開口2を閉塞できる大きさの蓋板3は蓋板3の一辺
を開口枠10に枢着することにより開口2に装着されて
おり、蓋板3を上下に回動して開閉できるようになって
いる。
【0009】開口枠10に枢着された蓋板3の端部には
ブラケット11が取付けられており、ブラケット11に
は開口枠10の内側面に取付けられたガススプリングの
ようなバネ部材8が連結されている。このバネ部材8は
ブラケット11を介して蓋板3を閉じ方向に付勢するよ
うになっている。開口枠10の内側面からは支持リンク
5が突設されており、支持リンク5の先端は蓋板3の上
面に連結されている。支持リンク5は図2に示されるよ
うに上支持リンク5aと下支持リンク5bとで構成され
ており、それぞれ先端部が支持軸12によって回動自在
に連結されている。上支持リンク5aと下支持リンク5
bとの軸着部には回転方向規制部材(図示せず)が設け
られており、上支持リンク5aと下支持リンク5bとの
軸着部は図2中矢印にて示される方向にしか折れ曲がら
ないようになっている。下支持リンク5bの途中には
ンク状の浮き上がりストッパー6の一端が回転自在に装
着されており、リンク状の浮き上がり防止ストッパー6
の他端は蓋板3の上面に設けられた受け具7の係止突起
7aに係脱自在に係止されるようになっている。受け具
7は図3に示されるように中央に係止突起7aが設けら
れた取付け板7bを固着具13によって蓋板3の上面に
固着することで蓋板3に設けられている。
【0010】浮き上がり防止ストッパー6の端には浮
き上がり防止ストッパー6を指先で回動操作するための
操作片6aが設けられている。下支持リンク5の途中に
は下支持リンク5の長さ寸法を調整するための高さ調整
部材14が設けられている。はしごユニット4は蓋板3
に取付けられた固定はしご4aと、この固定はしご4a
の端部に軸着して連結された可動はしご4bと、可動は
しご4bの端部に軸着して連結された可動はしご4cと
で構成されている。固定はしご4aの片側には手摺り2
1が取付けられている。
【0011】しかして、はしごユニット4を使用すると
きは蓋板3を開いて蓋板3が傾斜した状態で浮き上がり
防止ストッパー6の他端を受け具7の係止突起7aに係
止し、はしごユニット4を構成する可動はしご4b,4
cを引き伸ばす。ここで、可動はしご4b,4cを引き
出すと蓋板3に作用するはしごユニット4の重量が軽く
なってバネ部材8にて蓋板3が閉じ方向に浮き上がるこ
ととなるが、受け具7に係止された浮き上がり防止スト
ッパー6によって浮き上がりが防止され、可動はしご4
b,4cの引き出しを安全に行うことができるものであ
る。また、はしごユニット4を使用しないときには可動
はしご4b,4cを畳んで浮き上がり防止ストッパー6
を受け具7より外し、蓋板3を閉塞してはしごユニット
4を天井裏に収納する。
【0012】図4は他の実施例を示しており、このもの
にあっては、支持軸12にて軸着される上支持リンク5
aと下支持リンク5bとの軸着部分において上支持リン
ク5aまたは下支持リンク5bのいずれかに長孔15を
設けるようにしてある。このように長孔15を設けるよ
うにしてあると、設置場所によって床16と天井1との
間の高さ寸法Lが変化したような場合にも長孔15内で
支持軸12が移動することで支持リンク5の長さ寸法が
変化することとなって蓋板3の開き角度を変えることが
でき、床16と天井1との間の高さ寸法Lの変化に対応
することができるものである。
【0013】
【考案の効果】本考案は上述のように、開状態の蓋板の
浮き上がりを防止するリンク状の浮き上がり防止ストッ
パーの一端を支持リンクの途中に回転自在に装着し、浮
き上がり防止ストッパーの他端を蓋板の上面に設けた受
け具から上方に突設した係止突起に係脱自在に係止して
あるので、可動はしごの引き出しによって蓋板に作用す
るはしごユニットの重量が軽くなってバネ部材にて蓋板
が閉じ方向に浮き上がるのを浮き上がり防止ストッパー
によって防止することができ、可動はしごの引き出しを
安全に行うことができるものであり、また蓋板を開いた
状態ではリンク状の浮き上がり防止ストッパーの他端が
蓋板の受け具の係止突起に係止して蓋板が閉じる方向に
動くのを確実に防止できるものであり、またリンク状の
浮き上がり防止ストッパーの他端を係止突起から容易に
外して係止を容易に解除できるものである。
【0014】また、請求項2記載のものにあっては、支
持リンクを天井側部分から突設された上支持リンクと蓋
板から突設された下支持リンクとで構成し、各支持リン
クの先端を支持軸によって回動自在に軸着し、この軸着
部分において上支持リンクまたは下支持リンクのいずれ
かに長孔を設けてあるので、設置場所によって床と天井
との間の高さ寸法が変化したような場合にも長孔内で支
持軸が移動することで支持リンクの長さ寸法が変化して
蓋板の開き角度を変えることができるものであり、床と
天井との間の高さ寸法の変化に対応することができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】浮き上がり防止ストッパーと支持リンクとの配
置状態を示す側面図である。
【図3】浮き上がり防止ストッパーと受け具との係止状
態を示す斜視図である。
【図4】他の実施例を示す側面図である。
【図5】従来例の側面図である。
【符号の説明】
1 天井 2 開口 3 蓋板 4 はしごユニット 4a 固定はしご 4b 可動はしご 4c 可動はしご 5 支持リンク 6 浮き上がり防止ストッパー 7 受け具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−59261(JP,A) 実開 昭60−120129(JP,U) 実開 昭60−146120(JP,U) 実開 昭63−186900(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E06C 9/12

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井に形成された略四角形の開口の一側
    縁部に蓋板が揺動開閉自在に枢着され、蓋板を閉じ方向
    に付勢するバネ部材を備え、蓋板の上面側に格納及び伸
    長自在にはしごユニットが取付けられ、はしごユニット
    において天井側に位置する固定はしごに対して床側に位
    置する可動はしごを天井床方向に伸縮自在に連結した天
    井収納はしごであって、蓋板を開状態で支持する支持リ
    ンクをはしごユニットと天井側部分とにわたって起倒自
    在に架設し、開状態の蓋板の浮き上がりを防止するリン
    ク状の浮き上がり防止ストッパーの一端を支持リンクの
    途中に回転自在に装着し、浮き上がり防止ストッパーの
    他端を蓋板の上面に設けた受け具から上方に突設した係
    止突起に係脱自在に係止して成る天井収納はしご。
  2. 【請求項2】 支持リンクを天井側部分から突設された
    上支持リンクと蓋板から突設された下支持リンクとで構
    成し、各支持リンクの先端を支持軸によって回動自在に
    軸着し、この軸着部分において上支持リンクまたは下支
    持リンクのいずれかに長孔を設けて成る請求項1記載の
    天井収納はしご。
JP1992081116U 1992-11-25 1992-11-25 天井収納はしご Expired - Fee Related JP2571554Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6059261A (ja) * 1983-09-07 1985-04-05 余合住金産業株式会社 収納梯子
JPS60120129U (ja) * 1984-01-23 1985-08-14 岩崎金属工業株式会社 天井用はしご装置
JPS60146120U (ja) * 1984-03-07 1985-09-28 大建工業株式会社 天井用はしごユニツト
JPS63186900U (ja) * 1987-05-25 1988-11-30

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