JP2570377Y2 - 車両の昇降用グリップ装置 - Google Patents
車両の昇降用グリップ装置Info
- Publication number
- JP2570377Y2 JP2570377Y2 JP1991015434U JP1543491U JP2570377Y2 JP 2570377 Y2 JP2570377 Y2 JP 2570377Y2 JP 1991015434 U JP1991015434 U JP 1991015434U JP 1543491 U JP1543491 U JP 1543491U JP 2570377 Y2 JP2570377 Y2 JP 2570377Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grip
- door
- passenger side
- side door
- front pillar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Passenger Equipment (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、昇降時に、身体を支え
るための車両の昇降用グリップ装置に関する。
るための車両の昇降用グリップ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、トラック等の車両には、フロン
トガラスと助手席側ドアの間のフロントピラーに、昇降
用グリップ装置が設けられている。
トガラスと助手席側ドアの間のフロントピラーに、昇降
用グリップ装置が設けられている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】然し乍ら、その昇降用
グリップ装置のグリップの一部が、ドライバの直接視界
の妨げとなっている。尚、関連する技術として、例え
ば、実開昭６４−２６５２８号公報がある。本考案は上
記に鑑みてなされたもので、グリップが未使用時にドラ
イバの直接視界の妨げとならない昇降用グリップ装置を
提供することを目的とする。
グリップ装置のグリップの一部が、ドライバの直接視界
の妨げとなっている。尚、関連する技術として、例え
ば、実開昭６４−２６５２８号公報がある。本考案は上
記に鑑みてなされたもので、グリップが未使用時にドラ
イバの直接視界の妨げとならない昇降用グリップ装置を
提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、フロントガラ
スと助手席側ドアの間のフロントピラーの内壁面の中央
部に、そのフロントピラーに沿って上下２箇所に取付け
たヒンジ及び戻しスプリングを介して門形状のグリップ
の基端が軸支され、グリップは、助手席側ドアが閉じた
時視界方向に向けて突出された状態と助手席側ドアが開
いた時視界方向にほぼ直角になっている状態との間で、
回動自在に構成され、前記助手席側ドアのドアサッシの
グリップ側面と接する位置又はグリップのドアサッシ側
面と接する位置に突起が設けられていることを特徴とす
る。
スと助手席側ドアの間のフロントピラーの内壁面の中央
部に、そのフロントピラーに沿って上下２箇所に取付け
たヒンジ及び戻しスプリングを介して門形状のグリップ
の基端が軸支され、グリップは、助手席側ドアが閉じた
時視界方向に向けて突出された状態と助手席側ドアが開
いた時視界方向にほぼ直角になっている状態との間で、
回動自在に構成され、前記助手席側ドアのドアサッシの
グリップ側面と接する位置又はグリップのドアサッシ側
面と接する位置に突起が設けられていることを特徴とす
る。
【０００５】
【作用】助手席側ドアを開くと、ドアサッシ又はグリッ
プに設けられた突起により戻しスプリングの反力で押さ
えられいたグリップが助手席側ドアの開きに追従する形
で外側に移動し、使用状態になる。一方、助手席側ドア
を閉めると、ドアサッシ又はグリップに設けられた突起
により戻しスプリングの反力に抗してグリップは室内内
方に移動し、ドライバの直接視界から見てフロントピラ
ー内に収まる格好となる。即ち、車両自体の死角内に収
まる。
プに設けられた突起により戻しスプリングの反力で押さ
えられいたグリップが助手席側ドアの開きに追従する形
で外側に移動し、使用状態になる。一方、助手席側ドア
を閉めると、ドアサッシ又はグリップに設けられた突起
により戻しスプリングの反力に抗してグリップは室内内
方に移動し、ドライバの直接視界から見てフロントピラ
ー内に収まる格好となる。即ち、車両自体の死角内に収
まる。
【０００６】
【実施例】以下、本考案を、図に基づき詳細に説明す
る。図１は、本考案の車両昇降用グリップ装置の一実施
例を示したものである。図において、１はフロントピラ
ーで、フロントガラス２と助手席側ドア３の間に設けら
れている。助手席側ドア３は、フロントピラー１側に回
動可能に取付けられている。フロントピラー１の室内側
には、そのピラーに沿って上下２箇所にヒンジ４及び図
２に示すように戻しスプリング５が設けられている。
る。図１は、本考案の車両昇降用グリップ装置の一実施
例を示したものである。図において、１はフロントピラ
ーで、フロントガラス２と助手席側ドア３の間に設けら
れている。助手席側ドア３は、フロントピラー１側に回
動可能に取付けられている。フロントピラー１の室内側
には、そのピラーに沿って上下２箇所にヒンジ４及び図
２に示すように戻しスプリング５が設けられている。
【０００７】そして、フロントピラー１の内壁面の中央
部には、ヒンジ４及び戻しスプリング５を介して門形状
のグリップ６の基端が軸支されている。グリップ６は、
助手席側ドア３が閉じた時視界方向に向けて突出された
状態と助手席側ドア３が開いた時視界方向にほぼ直角に
なっている状態との間で、回動自在に構成されている。
また、助手席側ドア３のドアサッシ７には、グリップ側
面６ａと接する位置に略球形の突起８が一体に設けられ
ている。かかる車両の昇降用グリップ装置によれば、助
手席側ドア３を開くと、ドアサッシ７の突起８に押さえ
られていたグリップ６が戻しスプリング５の反力により
助手席側ドア３の開きに追従する格好で外側に移動す
る。従って、グリップ６が使い易い使用状態に車両外側
に向けられる。
部には、ヒンジ４及び戻しスプリング５を介して門形状
のグリップ６の基端が軸支されている。グリップ６は、
助手席側ドア３が閉じた時視界方向に向けて突出された
状態と助手席側ドア３が開いた時視界方向にほぼ直角に
なっている状態との間で、回動自在に構成されている。
また、助手席側ドア３のドアサッシ７には、グリップ側
面６ａと接する位置に略球形の突起８が一体に設けられ
ている。かかる車両の昇降用グリップ装置によれば、助
手席側ドア３を開くと、ドアサッシ７の突起８に押さえ
られていたグリップ６が戻しスプリング５の反力により
助手席側ドア３の開きに追従する格好で外側に移動す
る。従って、グリップ６が使い易い使用状態に車両外側
に向けられる。
【０００８】一方、助手席側ドア３を閉めると、ドアサ
ッシ７に設けられた突起８により、グリップ６は戻しス
プリング５の反力に抗して室内内方に移動してドライバ
の直接視界からフロントピラー内に収まる格好となる。
従って、ドライバの直接視界の妨げとならなくなる。上
記実施例は、助手席側ドア３の開閉によってグリップ６
を作動させる突起８を助手席側ドア３側に設けている
が、突起８をグリップ６のドアサッシ側面７ａと接する
位置に設けても、同様に作動するものである。
ッシ７に設けられた突起８により、グリップ６は戻しス
プリング５の反力に抗して室内内方に移動してドライバ
の直接視界からフロントピラー内に収まる格好となる。
従って、ドライバの直接視界の妨げとならなくなる。上
記実施例は、助手席側ドア３の開閉によってグリップ６
を作動させる突起８を助手席側ドア３側に設けている
が、突起８をグリップ６のドアサッシ側面７ａと接する
位置に設けても、同様に作動するものである。
【０００９】また、フロントピラー１に設ける戻しスプ
リング５が外部に露出しているが、戻しスプリング５を
コイルばねにより形成してヒンジ４内に収納するように
してもよい。
リング５が外部に露出しているが、戻しスプリング５を
コイルばねにより形成してヒンジ４内に収納するように
してもよい。
【００１０】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、助
手席側ドアを閉めた時において、グリップはドライバの
直接視界からフロントピラー内に収まる格好となり、従
って、ドライバの直接視界の妨げにならならないという
効果を奏する。
手席側ドアを閉めた時において、グリップはドライバの
直接視界からフロントピラー内に収まる格好となり、従
って、ドライバの直接視界の妨げにならならないという
効果を奏する。
【図１】本考案の一実施例の斜視図である。
【図２】本考案の一実施例の使用状態を示す拡大断面図
である。
である。
１ フロントピラー ２ フロントガラス ３ 助手側ドア ４ ヒンジ ５ 戻しスプリング ６ グリップ ６ａ グリップ側面 ７ ドアサッシ ７ａ ドアサッシ側面 ８ 突起
Claims (1)
- 【請求項１】 フロントガラスと助手席側ドアの間のフ
ロントピラーの内壁面の中央部に、そのフロントピラー
に沿って上下２箇所に取付けたヒンジ及び戻しスプリン
グを介して門形状のグリップの基端が軸支され、 グリップは、助手席側ドアが閉じた時視界方向に向けて
突出された状態と助手席側ドアが開いた時視界方向にほ
ぼ直角になっている状態との間で、回動自在に構成さ
れ、 前記助手席側ドアのドアサッシのグリップ側面と接する
位置又はグリップのドアサッシ側面と接する位置に突起
が設けられていることを特徴とする車両の昇降用グリッ
プ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991015434U JP2570377Y2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 車両の昇降用グリップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991015434U JP2570377Y2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 車両の昇降用グリップ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04110631U JPH04110631U (ja) | 1992-09-25 |
| JP2570377Y2 true JP2570377Y2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=31902641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991015434U Expired - Lifetime JP2570377Y2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 車両の昇降用グリップ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2570377Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015101137A (ja) * | 2013-11-22 | 2015-06-04 | トーシンテック株式会社 | 車両用手摺り |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5975007A (ja) * | 1982-10-25 | 1984-04-27 | 株式会社泉精器製作所 | ブロ−ブラシおよびその製造方法 |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP1991015434U patent/JP2570377Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015101137A (ja) * | 2013-11-22 | 2015-06-04 | トーシンテック株式会社 | 車両用手摺り |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04110631U (ja) | 1992-09-25 |
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