JP2571514B2 - ロータリ式二段駐車装置 - Google Patents

ロータリ式二段駐車装置

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JP2571514B2
JP2571514B2 JP5126462A JP12646293A JP2571514B2 JP 2571514 B2 JP2571514 B2 JP 2571514B2 JP 5126462 A JP5126462 A JP 5126462A JP 12646293 A JP12646293 A JP 12646293A JP 2571514 B2 JP2571514 B2 JP 2571514B2
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敏博 石井
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Ishii Hyoki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の自動車を二段の
列状に駐車させるように使用されるロータリ式二段駐車
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車を二段に駐車させるこ
とを可能となした二段駐車装置は存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】在来の二段駐車装置は
多くの自動車を駐車させることができなかったり、構造
が複雑で高価となったり、或いは自動車の出し入れに不
便を感じるなどの問題があった。
【0004】本発明はこれらの問題点を一挙に解消し得
るものとしたロータリ式二段駐車装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明においては、縦面に沿った細長状6角形の軌道上
に一対の無端状案内チェーンを対向状に並設すると共
に、これら案内チェーンの相互間で適当間隔毎に自動車
載置台を配置し、この載置台の一端部の各側をそれぞれ
の案内チェーンに軸着する一方、同載置台の他端部に水
平保持軌道手段で支持される複数の被支持部を設け、水
平保持軌道手段は案内チェーンに概ね沿わせて設けた固
定支持路と、この固定支持路の特定の切れ目で載置台を
支持するものとして定位置に設けた支持部材と、前記チ
ェーンの前後頂点に対応して位置させ且つ特定の前記被
支持部を掛止搬送するものとした搬送爪車とからなるも
のとなす。
【0006】
【作用】自動車載置台は一対の案内チェーンの周回移動
に連動して移動されると共に被支持部を水平保持軌道手
段に支持されて、水平状に保持される。特に案内チェー
ンの前後端をなす頂点付近では同台の水平を固定支持路
のみで保持することは困難となるため、搬送爪車が特定
の被支持部を掛止搬送して同台の水平を確実に保持す
る。
【0007】水平保持軌道手段において搬送爪車を除い
た部分が定位置に設けられた固定支持路と支持部材から
なることは、これら固定支持路などを搬送チェーンなど
で構成する場合に較べ本発明装置を構造簡易かつ安価と
なさしめる。
【0008】また自動車の出し入れにさいしては案内チ
ェーンが周回移動されるのであり、これにより特定の載
置台が自動車の出入り口に移動されるものとなる。
【0009】
【実施例】図1は本発明装置の一実施例を示す側面図、
図2は同装置の平面図、そして図3は同装置の一部拡大
側面図である。
【0010】図において、1a及び1bは縦面に沿った
細長状6角形の仮想軌道上に並設した一対の無端状の案
内チェーンで、具体的には装置フレームFにおける6角
形の各頂点をなす箇所に案内用のスプロケット2・・
・、3・・及び駆動用のスプロケット4、4を設け、こ
れらスプロケット2・・・、3・・、4・・に無端状の
案内チェーン1a、1bを掛け回してなる。このさい細
長状6角形の仮想軌道とは側面視形態が概ね6角形であ
るものを云い、特に前後端部(スプロケット3、4の位
置する部分)を外方へ三角状に張り出させた形態を特徴
とする。案内チェーン1a、1bはリンク式のものが最
適であるが、これと等価なワイヤロープなども包含する
ものである。二つの駆動用のスプロケット4、4は連結
軸4aで結合させ、同体に回転されるものとなす。各案
内チェーン1a、1bの下面にはこれに沿わせてチェー
ンガイド5・・・を設け、このガイド5・・・に案内チ
ェーン1a、1bへ作用する荷重を支持させる。
【0011】6・・・は方形状となした自動車載置台
で、一対の案内チェーン1a、1bの相互間で適当間隔
毎(図示例では同一間隔毎)に配置すると共に各台6の
一端部の各側をそれぞれの案内チェーン1a、1bに軸
7を介して止着し、一方同台6の他端部の各側には後述
の水平保持軌道手段で支持される複数の被支持部8・
・、9・・、10・・を設けてなる。図示例では第一の
被支持部8・・は載置台6の各側部から適当寸法張り出
させた棒体となしてあるが、これの先端に図示しないロ
ーラを設けこれを被支持部となすのがよい。第二の被支
持部9・・は載置台6の下面の一部であるところの所要
長さの平滑面(図2に斜線を付して示した部分)となし
てあり、また第三の被支持部10・・は載置台6の下面
両側部に設けた突片11に軸着してなるローラとなして
ある。また各載置台6の両側縁の特定位置には他の部材
との干渉を避けるため適当大きさの切欠12、12が設
けてある。
【0012】13a及び13bは各載置台6の三種の被
支持部8、9、10を支持するものとした水平保持軌道
手段で、各々の軌道手段13a、13bは案内チェーン
1a、1bの軌道に概ね沿わせて設けた固定支持路14
a、14b、14c、14dと、この固定支持路14
a、14b、14c、14dの特定の切れ目p1、p2
で載置台6を支持するものとして所要位置に設けた支持
部材15a、15bと、前記チェーン1a、1bの前後
頂点に対応して位置させ且つ特定の被支持部8・・を同
チェーン1a、1bの移動速度と同一の速度で掛止搬送
するものとした搬送爪車16a、16bとからなる。こ
こに、切れ目p1、p2は被支持部(棒体)8、8を案
内チェーン1a、1bに沿って移動させるさいに軸7の
通路として必要となるものである。各固定支持路14
a、14b、14c、14dは被支持部(棒体)8・・
を支持するものとなしてある。支持部材15aは装置フ
レームF、Fから載置台6の各側部下方となる位置まで
張り出させた棒体17、17の先端に設けてなる一対の
ローラとなし、且つ被支持部(棒体)8、8が切れ目p
1を通過する期間中、被支持部(平滑面)9、9を支持
するものとなしてあり、また一方の支持部材15bは装
置フレームF、Fと同体に設けた傾斜案内路となし、且
つ被支持部(棒体)8、8が切れ目p2を通過する期間
中、被支持部(ローラ)10、10を支持するものとな
してある。搬送爪車16a・・、16b・・は周囲に被
支持部(棒体)8を掛止するための爪を多数設け、これ
らの爪と固定支持路14a・・、14d・・とで被支持
部8を把握し得るものとなす一方、スプロケット3、4
とチェーン伝動機構18a、18bを介して連動連結さ
せたものとなしてある。
【0013】図中、INは自動車の入口、OUTは自動
車の出口である。Mは連結軸4aを任意に回転作動させ
るためのモータである。
【0014】次に本発明装置の使用例並びにその作用を
説明する。モータMが始動されて連結軸4aが特定の方
向へ回転すると、二つのスプロケット4、4が連動回転
され、一対の案内チェーン1a、1bはスプロケット2
・・・、3・・などに案内されて一定方向f1へ周回移
動される。
【0015】これにより各自動車載置台6は軸7、7を
介してその一端部を案内チェーン1a、1bと共に移動
されるのであり、また一方では搬送爪車16a・・、1
6b・・がチェーン伝動機構18a、18bを介して案
内チェーン1a、1bと連動回転される。
【0016】いま、図1中のp3の位置にある一つの載
置台6についてその作動を説明すると、この載置台6は
p3の位置では一端部を軸7、7を介して案内チェーン
1a、1bに支持されると共に他端部を被支持部(棒
体)8、8を介して固定支持路14aに支持され、水平
姿勢を保持される。この状態の下で案内チェーン1a、
1bが一定方向f1へ移動すると、載置台6はこの支持
状態を暫く保持されつつスプロケット3、3及び搬送爪
車16a、16aの位置する箇所へ向けて移動される。
【0017】そして載置台6がスプロケット3、3の位
置に達すると、案内チェーン1a、1bは同台6の一端
部を垂直近似方向へ移動させ、また固定支持路14a、
14aは同台6の他端部を被支持部(棒体)8、8を介
してやはり垂直近似方向へ案内するものとなり、このた
め案内チェーン1a、1bと固定支持路14a、14a
の関連だけでは、同台6は案内チェーン1a、1bの駆
動力を付与されても上方向へ円滑に移動するものとなら
ない。そこで、これを解消させるべく搬送爪車16a、
16aが作用するのであって、即ち搬送爪車16a、1
6aの爪間に達した被支持部(棒体)8、8を固定支持
路14a、14aとの関連で把握し、自身の回転力で上
方へ移動させ、次の固定支持路14b、14b上へ載せ
た後、これを解放する。この被支持部(棒体)8、8の
移動中、案内チェーン1a、1bも軸7、7を移動させ
るため、同台6は確実に水平姿勢を保持される。
【0018】この後、載置台6は案内チェーン1a、1
bと固定支持路14b、14bで水平姿勢に支持されつ
つ、案内チェーン1a、1bの駆動力で斜め上方へ移動
される。この移動の過程で軸7、7は固定支持路14
b、14bの切れ目p1を通過してさらに前方へ移動
し、一方では支持部材(ローラ)15aが切欠12、1
2を通過するものとなって、同台6は斜め方向から水平
方向へ前進移動されるものとなる。そして暫く水平方向
へ移動すると、被支持部(棒体)8、8が切れ目p1に
達するのであって、この状態では被支持部(棒体)8、
8はもはや同台6を支持することができない。しかし、
これに先んじて別の被支持部(平滑面)9、9が他の支
持部(ローラ)15aに支持された状態になるため、同
台6は被支持部(棒体)8、8が切れ目p1を通過する
間、やはり水平姿勢を保持されるものとなる。
【0019】被支持部(棒体)8、8が切れ目p1を通
過して次の固定支持路14c、14c上に達すると、載
置台6は今度は案内チェーン1a、1bと固定支持路1
4c、14cとで水平姿勢に支持されつつ、スプロケッ
ト4、4と搬送爪車16b、16bへ向けて前進移動さ
れる。
【0020】載置台6がスプロケット4、4と搬送爪車
16b、16bの位置に達すると同台6は垂直近似方向
へ移動されるため前述したと同様に案内チェーン1a、
1bと固定支持路14d、14dだけによる支持ではそ
の円滑な移動は行われない。そこで前述したところに準
じて搬送爪車16b、16bが被支持部(棒体)8、8
を固定支持路14d、14dとの関連で把握し、円滑に
同支持路14d、14d上に移動させるように作用す
る。
【0021】この後、載置台6は案内チェーン1a、1
bと固定支持路14d、14dで水平姿勢に支持されつ
つ、案内チェーン1a、1bと共に斜方向へ降下移動さ
れる。この降下移動の過程で被支持部(棒体)8、8が
固定支持路14d、14dの切れ目p2に達し、再び同
台6を支持することのできない状態となる。このため、
これに先んじてさらに別の被支持部(ローラ)10が支
持部材(傾斜路)15bに支持された状態となり、被支
持部(棒体)8、8が切れ目p2を通過する間、同台6
はやはり水平姿勢を保持される。このさい載置台6は案
内チェーン1a、1bと支持部材15bの案内力により
その移動方向を斜め方向から水平方向へ転換される。こ
うして被支持部(棒体)8、8が切れ目p2を通過して
固定支持路14a、14aに支持されると、載置台6は
案内チェーン1a、1bと固定支持路14a、14aで
水平姿勢に支持されて後進移動される。暫く後進移動す
ると軸7、7が固定支持路14d、14dの切れ目p2
を通過し、載置台6はさらに後進移動され、当初の位置
p3に復帰する。以後は同じ作動の繰り返しである。な
おモータMを逆転させると、載置台6は上記した作動の
逆を辿って周回移動されるものとなる。
【0022】自動車wを駐車させるさいはモータMを適
宜に回転させて希望する任意な載置台6をp3の位置に
移動させる。このさいモータMの回転方向は載置台6の
移動を短時間に行えるように選択すればよい。次いで自
動車wを入口INから載置台6上へ乗り入れて停止させ
るようにする。
【0023】一方、駐車させた自動車wを取り出すさい
は、やはりモータMを適宜に回転させて特定の載置台6
をp4の位置に移動させ、出口OUTから自動車wを乗
り出すようにする。
【0024】上記実施例において、自動車wの入口IN
や出口OUTは任意に設定し得るのであり、また載置台
6上の自動車の配列やその駐車可能台数も任意に決定す
ることができる。
【0025】本発明装置はその複数を上下方向へ段重ね
に配置して使用してもよいし、また横方向へ並設して使
用してもよい。
【0026】
【発明の効果】以上の如く構成した本発明によれば、例
えば狭小で細長いような場所などであっても多数の自動
車を比較的構造簡易でしかも安価な装置で駐車させるこ
とを可能となすほか、自動車の出し入れのさいの取扱い
とか保守点検を簡易に行わしめるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例を示す側面図である。
【図2】同装置の平面図である。
【図3】同装置の部分拡大図である。
【符号の説明】
1a及び1b 案内チェーン 6 載置台 7 軸 8及び9及び10 被支持部 13a及び13b 水平保持軌道手段 14a、14b、14c及び14d 固定支持路 15a及び15b 支持部材 16a及び16b 搬送爪車 p1及びP2 切れ目

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦面に沿った細長状6角形の軌道上に一
    対の無端状案内チェーン1a,1bを対向状に並設する
    と共に、これらチェーン1a,1bの相互間で適当間隔
    毎に自動車載置台6を配設し、この載置台6の一端部の
    各側をそれぞれのチェーンに軸着する一方、同載置台6
    の他端部に水平保持軌道手段13a,13bで支持され
    る複数の被支持部を8(棒体)、9(平滑面)、10
    (ローラ)を設け、水平保持軌道手段13a,13bは
    前記チェーンに概ね沿わせて設けた固定支持路14a,
    14b,14c,14dと、この固定支持路の特定の切
    れ目p1,p2で載置台6を支持するものとして定位置
    に設けた支持部材15a,15bと、前記チェーンの前
    後頂点に対応して位置させ且つ特定の前記被支持部を掛
    止搬送するものとした搬送爪車16a,16bとからな
    り、前記支持部材15aは装置フレームF,Fから載置
    台6の各側部下方となる位置まで張り出させた棒体1
    7,17の先端に設けてなる一対のローラとなし、且つ
    被支持部8,8が切れ目p1を通過する期間中、被支持
    部9,9を支持するものとなしてあり、また一方の支持
    部材15bは装置フレームF,Fと同体に設けた傾斜案
    内路となし、且つ被支持部8,8が切れ目p2を通過す
    る期間中、被支持部10,10を支持する構成となして
    あることを特徴としたロータリ式二段駐車装置。
JP5126462A 1993-04-16 1993-04-16 ロータリ式二段駐車装置 Expired - Lifetime JP2571514B2 (ja)

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JPH06299724A JPH06299724A (ja) 1994-10-25
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