JP2570789B2 - ディジタル色信号復調回路 - Google Patents

ディジタル色信号復調回路

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はディジタル色信号復調回路に関し、特に、
色信号をそのバースト信号に位相同期した色福搬送波周
波数のクロック信号でサンプリングして標本化し、その
サプリングデータを2つの色差信号(R−Y,B−Y信
号)に振分けて極性反転し、それによって色差信号を出
力するようなディジタル色信号復調回路に関する。
[従来の技術] 第3図は従来のディジタル色信号復調回路を示す図で
ある。
まず、第3図を参照して、従来のディジタル色信号復
調回路の構成について説明する。A/D変換回路1にはア
ナログ色信号が与えられる。A/D変換回路1はこのアナ
ログ色信号をディジタル色信号に変換するものであっ
て、その変換出力をサンプルホールド回路3と4とに与
える。サンプルホールド回路3はディジタル色信号に含
まれるR−Y成分をサンプルホールドするものであり、
その出力は符号反転回路5に与えられる。符号反転回路
5はR−Y信号の符号を反転してディジタルR−Y信号
を出力する。また、サンプルホールド回路4はディジタ
ル色信号に含まれるB−Y成分をサンプルホールドする
ものであり、その出力を符号反転回路6に与える。符号
反転回路6はB−Y成分の符号を反転し、ディジタルB
−Y信号を出力する。
なお、色信号はPLL回路2にも与えられている。このP
LL回路2は入力された色信号のバースト信号に位相同期
したクロック信号を生成するものであって、色含搬送波
周波数fSCの4倍のA/Dクロック信号4fSCをA/D変換回路
1に与え、それぞれ周波数が2fSCであって1/2周期ずれ
たR−Yサンプルホールドクロック信号2fSCとB−Yサ
ンプルホールドクロック信号2fSCをそれぞれサンプルホ
ール回路3,4に与える。また、PLL回路2はそれぞれの周
波数がfSCであって周期がfSCに対して1/4周期ずれてい
るR−Y符号反転クロック信号とB−Y符号反転クロッ
ク信号を符号反転回路5,6に与える。
第4図は第3図の各部の波形図である。次に、第3図
および第4図を参照して、従来のディジタル色信号復調
回路の動作について説明する。第4図(a)に示すアナ
ログ色信号はA/D変換回路1に与えられる。A/D変換回路
1はPLL回路2から与えられる第4図(b)に示すよう
なA/Dクロック信号4fSCに基づいて標本化され、第4図
(c)に示すように、R−Y,B−Y,−(R−Y),−
(B−Y)のように2つの色差信号R−YとB−Yの情
報を含むA/D出力データを出旅する。なお、ここでは、
説明を簡略化するために、第4図では、色信号とそのバ
ースト信号に位相同期した種々のクロック信号と、それ
ぞれのクロック信号で処理された後のデータの関係を示
している。A/D変換回路1の出力はサンプルホールド回
路3,4に与えられる。サンプルホールド回路3は第4図
(d)に示すR−Yサンプルホールドクロック信号2fSC
に基づいて、A/D出力データをサンプルホールドし、第
4図(e)に示すようなR−Yデータを出力する。
同様にして、サンプルホールド回路4は第4図(f)
に示すB−Yサンプルホールドクロック信号2fSCに基づ
いて、A/D変換回路1の出力データをサンプルホールド
して第4図(g)に示すようなB−Yデータを出力す
る。R−Yデータは符号反転回路5に与えられ、B−Y
データは符号反転回路6に与えられる。符号反転回路5
は第4図(h)に示すR−Y符号反転クロック信号fSC
に基づいてR−Yデータの符号を反転して第4図(i)
に示すようなディジタルR−Y信号を出力する。同様に
して、符号反転回路6は第4図(j)に示すB−Y符号
反転クロック信号fSCに基づいて、B−Yデータの符号
を反転し、第4図(k)に示すようなディジタルB−Y
信号を出力する。
[発明が解決しようとする課題] 第5図は第4図に示した波形図の一部を拡大して示し
た図である。前述のごとく、第3図に示した従来のディ
ジタル色信号復調回路においては、入力されたアナログ
色信号に基づいて、ディジタルR−Y信号とディジタル
B−Y信号とを得ることができるが、A/D変換回路1の
入力ダイナミックレンジのセンター電位と、色信号のセ
ンター電位とが合っていなければ、符号反転回路5,6に
よる符号反転過程において、fSCレートでクロック成分
が漏れてしまい、正しい復調を行なうことができない。
より具体的に説明すると、アナログ色信号は青色,赤
色の色差信号を直角位相変調したものであり、色情報が
ないときの色信号電位がセンター電位と称されている。
通常は、色信号はセンター電位に対して対称に現われて
いる。このように、色信号がセンター電位に対して対称
であるため、このダイナミックレンジを十分に活かして
復調するためには、色信号のセンターとA/D変換回路1
のダイナミックレンジのセンターを合わせる必要があ
る。
ところが、第5図(a)の実線に示すアナログ色信号
と、点線で示すA/D変換回路1の入力電位のセンターと
がたとえばvだけずれていると、A/D変換回路1の出力
データは、第5図(c)に示す電位に比べて第5図
(c′)に示すように、vだけずれてしまう。このため
に、A/D変換回路1の出力データをサンプルホールド回
路3によってサンプルホールドすると、第5図(e′)
に示すように、センター電位がvだけずれてしまい、符
号反転回路5による符号反転過程において、第5図
(i′)に示すように、色含搬送波周波数成分がずれ分
の2倍となって符号反転出力に現われてしまう。このよ
うなセンター電位のずれをなくすためには、A/D変換回
路1に入力されるアナログ色信号の直流電位を微調整し
なければならず、調整作業が煩雑になるという問題点が
あった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、アナログ・デ
ィジタル変換器入力のダイナミックレンジを有効に用い
るために、アナログ色信号のセンター電位をアナログ・
ディジタル変換器入力のセンター電位におおよそ合わせ
ておくだけで正しい復調ができ、入力電位の微調整が不
要なディジタル色信号復調回路を提供することである。
[課題を解決するための手段] この発明は色信号をそのバースト信号に位相同期した
色副搬送波周波数のクロック信号に基づいて、アナログ
・ディジタル変換手段によってサンプリングして標本化
し、そのサンプリングデータを2つの信号に振分けて極
性反転し、色差信号を出力するディジタル色信号復調回
路であって、標本化された色信号の無信号時(たとえ
ば、水平帰線消去区間)におけるデータと、基準データ
(アナログ・ディジタル変換手段における入力範囲セン
ター値)の差分を求め、その差分を標本化されたデータ
に加減算するように構成したものである。
[作用] この発明におけるディジタル色信号復調回路は、色信
号のセンター電位とアナログ・ディジタル変換手段にお
ける入力センター値の差分を常に色信号に加減算するこ
とにより、得られたディジタル色信号は、色信号のセン
ター電位とアナログ・ディジタル変換手段における入力
センター値とが一致した状態で標本化されたディジタル
色信号と同等にすることができる。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例のブロック図である。第
1図において、この実施例は前述の第3図に示した従来
のディジタル色信号復調回路におけるA/D変換回路1の
出力とサンプルホールド回路3および4の間にサンプル
ホールド回路7と減算回路8と加減算回路9からなる帰
還回路10を設けたものであって、それ以外は前述の第3
図に示した構成と同じである。
サンプルホールド回路7は複合同期信号に含まれる水
平同期信号の立上がりのタイミングにおいてA/D変換回
路1によってディジタル信号に変換された色信号をサン
プリングし、次の水平同期信号の立上りのタイミングま
でそのデータを保持するものである。このサンプルホー
ルド回路7の出力は減算回路8に与えられる。減算回路
8にはA/D変換回路1における入力範囲のセンター値に
相当する基準値データが与えられている。そして、減算
回路8はサンプルホールドされたデータと基準値データ
との差分を抽出し、その差分を加減算回路9に与える。
加減算回路9はA/D変換回路1の出力であるディジタル
化された色信号から差分を加減算するものである。加減
算回路9の出力はサンプルホールド回路3,4に与えられ
る。
第2図は第1図の動作を説明するためのタイミング図
である。
次に、第1図および第2図を参照して、この発明の一
実施例の具体的な動作について説明する。A/D変換回路
1によって標本化された色信号はサンプルホールド回路
7と加減算回路9とに与えられる。サンプルホールド回
路7は第2図(b)に示す複合同期信号に含まれる水平
同期信号の立上がりのタイミングにおいてA/D変換回路
1の出力をサンプリングし、次の水平同期信号の立上が
りのタイミングまでそのデータをホールドする。つま
り、サンプルホールド回路7は1水平期間ごとに第2図
(c)に示すようにA/D変換回路1へ入力される色信号
センター電位を出力する。減算回路8はサンプルホール
ド回路7の出力データから基準値データを減算し、その
差分を加減算回路9に与える。加減算回路9はA/D変換
回路1の出力データから減算回路8が出力する差分を加
減算する。
つまり、加減算回路9によって色信号のセンター電位
とA/D変換回路1の入力センター電位のずれの分を常時
加減算することによって、加減算回路9から出力される
色信号は色信号のセンター電位とA/D変換回路1の入力
センター電位を常に一致させて入力されたときのディジ
タル色信号と同等なものとなる。そして、この加減算回
路9の出力がサンプルホールド回路3,4に与えられ、前
述の第3図の説明と同様にして、ディジタルR−Y信号
とディジタルB−Y信号とが出力される。
なお、上述の実施例におけるサンプルホールド回路7
は複合同期信号に含まれる水平同期信号の立上がりのタ
イミングにおいて色信号のセンター電位を一点でのみサ
ンプリングするようにしたが、たとえばこのタイミング
において色信号にノイズなどの成分があれば正確なセン
ター電位をサンプルホールドできなくなり、その区間は
正確な復調を行なうことができない。そこで、色信号の
センター電位の抽出は、水平帰線消去区間などのように
色信号が無信号の区間において、複数のデータをサンプ
リングしてその平均値をとるようにすればより安定に動
作する、 [発明の効果] 以上のように、この発明によれば、アナログ・ディジ
タル変換手段の入力の色信号のセンター電位を抽出し、
その抽出した値と基準値データとの差をディジタル色信
号に加減算することによって、アナログ・ディジタル変
換手段の入力のセンター電位と色信号のセンター電位が
一致した状態で標本化された色信号と同等なデータを得
ることができるので、色信号の直流電位の微調整を不要
にすることができ、安定なディジタル色信号復調回路を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図である。第2
図は第1図に示したディジタル色信号復調回路の動作を
説明するためのタイミング図である。第3図は従来のデ
ィジタル色信号復調回路のブロック図である。第4図お
よび第5図は第3図に示した従来のディジタル色信号復
調回路のタイミング図である。 図において、1はA/D変換回路、2はPLL回路、3,4,7は
サンプルホールド回路、5,6は符号反転回路、8は減算
回路、9は加減算回路、10は帰還回路を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】色信号をそのバースト信号に位相同期した
    色副搬送波周波数のクロック信号に基づいて、アナログ
    ・ディジタル変換手段によってサンプリングして標本化
    し、そのサンプリングデータを2つの信号に振分けて極
    性反転し、色差信号を出力するディジタル色信号復調回
    路において、 前記アナログ・ディジタル変換手段の出力信号のうち、
    色信号の無信号期間のデータを或る所定の期間だけ保持
    するデータ保持手段、 前記データ保持手段の出力と予め設定された基準データ
    との差を抽出する減算手段、および 前記アナログ・ディジタル変換手段の出力から前記第1
    の減算手段の出力信号を加減算する加減算手段を備え
    た、ディジタル色信号復調回路。
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