JP2570312Y2 - 電動シャッター用制御装置 - Google Patents
電動シャッター用制御装置Info
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- JP2570312Y2 JP2570312Y2 JP1991014383U JP1438391U JP2570312Y2 JP 2570312 Y2 JP2570312 Y2 JP 2570312Y2 JP 1991014383 U JP1991014383 U JP 1991014383U JP 1438391 U JP1438391 U JP 1438391U JP 2570312 Y2 JP2570312 Y2 JP 2570312Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電動シャッター用制御装
置に係り、特にホームオートメーション信号によってシ
ャッターカーテンを開閉させる電動シャッター用制御装
置に関する。
置に係り、特にホームオートメーション信号によってシ
ャッターカーテンを開閉させる電動シャッター用制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅内にエレクトロニクス機器を導入
し、電灯線や電話回線を利用して種々の機能を果たさせ
るホームオートメーションシステムが提案されている。
このホームオートメーションシステムにおいて、機器を
制御するための制御信号、すなわちホームオートメーシ
ョン信号は単一の信号であるため、機器をオンオフする
等の単純な制御の場合には問題は生じないが、電動シャ
ッターのようにシャッターカーテンの状態に応じて制御
を変化させなければならない場合には、制御装置が複雑
になる、という問題が発生する。
し、電灯線や電話回線を利用して種々の機能を果たさせ
るホームオートメーションシステムが提案されている。
このホームオートメーションシステムにおいて、機器を
制御するための制御信号、すなわちホームオートメーシ
ョン信号は単一の信号であるため、機器をオンオフする
等の単純な制御の場合には問題は生じないが、電動シャ
ッターのようにシャッターカーテンの状態に応じて制御
を変化させなければならない場合には、制御装置が複雑
になる、という問題が発生する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記問題点を
解決すべくなされたもので、シャッターカーテンの状態
に拘らず単一のホームオートメーション信号によってシ
ャッターカーテンを開閉することができる簡単な構成の
電動シャッター用制御装置を提供することを目的とす
る。
解決すべくなされたもので、シャッターカーテンの状態
に拘らず単一のホームオートメーション信号によってシ
ャッターカーテンを開閉することができる簡単な構成の
電動シャッター用制御装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の考案はホームオートメーション信号に
よってシャッターカーテンを開閉させる電動シャッター
用制御装置において、シャッターカーテンが全閉位置に
あるか否かを示す全閉信号を出力する全閉信号出力手段
と、シャッターカーテンが下降中であるか否かを示す下
降中信号を出力する下降中信号出力手段と、を設け、前
記全閉信号出力手段により出力された全閉信号と前記下
降中信号出力手段により出力された下降中信号と、に基
づいて、シャッターカーテンが全閉または下降中の状態
でホームオートメーション信号が入力されたときにシャ
ッターカーテンを開放する信号を出力すると共に、シャ
ッターカーテンが全閉でなくかつ下降中でない状態でホ
ームオートメーション信号が入力されたときにシャッタ
ーカーテンを閉鎖する信号を出力するようにしたことを
特徴とする。また、請求項2記載の考案は、ホームオー
トメーション信号によってシャッターカーテンを開閉さ
せる電動シャッター用制御装置において、シャッターカ
ーテンが全閉位置にあるか否かを示す全閉信号を出力す
る全閉信号出力手段と、シャッターカーテンが下降中で
あるか否かを示す下降中信号を出力する下降中信号出力
手段と、前記全閉信号と前記下降中信号との論理和演算
を行うオア回路と、前記オア回路の出力信号と前記ホー
ムオートメーション信号との論理積演算を行うアンド回
路と、前記アンド回路の出力信号の否定演算を行ってシ
ャッターカーテンを開放する信号を出力するインバータ
と、前記アンド回路の出力信号と前記ホームオートメー
ション信号との排他的論理和演算を行った後に否定演算
を行ってシャッターカーテンを閉鎖する信号を出力する
イクスクルーシブノア回路と、を備えている。
に請求項1記載の考案はホームオートメーション信号に
よってシャッターカーテンを開閉させる電動シャッター
用制御装置において、シャッターカーテンが全閉位置に
あるか否かを示す全閉信号を出力する全閉信号出力手段
と、シャッターカーテンが下降中であるか否かを示す下
降中信号を出力する下降中信号出力手段と、を設け、前
記全閉信号出力手段により出力された全閉信号と前記下
降中信号出力手段により出力された下降中信号と、に基
づいて、シャッターカーテンが全閉または下降中の状態
でホームオートメーション信号が入力されたときにシャ
ッターカーテンを開放する信号を出力すると共に、シャ
ッターカーテンが全閉でなくかつ下降中でない状態でホ
ームオートメーション信号が入力されたときにシャッタ
ーカーテンを閉鎖する信号を出力するようにしたことを
特徴とする。また、請求項2記載の考案は、ホームオー
トメーション信号によってシャッターカーテンを開閉さ
せる電動シャッター用制御装置において、シャッターカ
ーテンが全閉位置にあるか否かを示す全閉信号を出力す
る全閉信号出力手段と、シャッターカーテンが下降中で
あるか否かを示す下降中信号を出力する下降中信号出力
手段と、前記全閉信号と前記下降中信号との論理和演算
を行うオア回路と、前記オア回路の出力信号と前記ホー
ムオートメーション信号との論理積演算を行うアンド回
路と、前記アンド回路の出力信号の否定演算を行ってシ
ャッターカーテンを開放する信号を出力するインバータ
と、前記アンド回路の出力信号と前記ホームオートメー
ション信号との排他的論理和演算を行った後に否定演算
を行ってシャッターカーテンを閉鎖する信号を出力する
イクスクルーシブノア回路と、を備えている。
【0005】
【作用】請求項1記載の考案は、シャッターカーテンの
状態を全閉または下降中の状態かその他の状態かに区分
し、シャッターカーテンを制御する。すなわち、シャッ
ターカーテンが全閉位置にあるか否かを示す全閉信号を
出力する全閉信号出力手段と、シャッターカーテンが下
降中であるか否かを示す下降中信号を出力する下降中信
号出力手段と、を設け、前記全閉信号出力手段により出
力された全閉信号と前記下降中信号出力手段により出力
された下降中信号と、に基づいて、シャッターカーテン
が全閉または下降中の状態でホームオートメーション信
号が入力されたときにはシャッターカーテンを開放する
信号を出力する。一方、シャッターカーテンが全閉でな
くかつ下降中でない状態でホームオートメーション信号
が入力されたときにはシャッターカーテンを閉鎖する信
号を出力する。このようにシャッターカーテンが全閉ま
たは下降中の状態か、その他の状態かの2つの状態に区
分してホームオートメーション信号によって制御してい
るため、ホームオートメーション信号が単一の信号であ
ってもシャッターカーテンの開放及び閉鎖を簡単な構成
で制御することができる。また、請求項2記載の考案
は、全閉信号出力手段によりシャッターカーテンが全閉
位置にあるか否かを示す全閉信号が出力され、下降中信
号出力手段によりシャッターカーテンが下降中であるか
否かを示す下降中信号が出力される。また、オア回路に
より上記全閉信号と上記下降中信号との論理和演算が行
われ、アンド回路により上記オア回路の出力信号とホー
ムオートメーション信号との論理積演算が行われ、イン
バータにより上記アンド回路の出力信号の否定演算が行
われてシャッターカーテンを開放する信号が出力され
る。従って、インバータからは、シャッターカーテンが
全閉状態または下降中であるか否かを示す信号がシャッ
ターカーテンを開放する信号として出力される。また、
イクスクルーシブノア回路により上記アンド回路の出力
信号とホームオートメーション信号との排他的論理和演
算が行われた後に否定演算が行われてシャッターカーテ
ンを閉鎖する信号が出力される。従って、イクスクルー
シブノア回路からは、シャッターカーテンが全閉状態で
なくかつ下降中でないか否かを示 す信号がシャッターカ
ーテンを閉鎖する信号として出力される。このように、
請求項2記載の考案によれば、シャッターカーテンが全
閉または下降中の状態か、その他の状態かの2つの状態
に区分してホームオートメーション信号によって制御し
ているため、2入力オア回路、2入力アンド回路、イン
バータ、及び2入力イクスクルーシブノア回路のみを用
いた簡単な構成によりシャッターカーテンの開放及び閉
鎖を制御することができる。
状態を全閉または下降中の状態かその他の状態かに区分
し、シャッターカーテンを制御する。すなわち、シャッ
ターカーテンが全閉位置にあるか否かを示す全閉信号を
出力する全閉信号出力手段と、シャッターカーテンが下
降中であるか否かを示す下降中信号を出力する下降中信
号出力手段と、を設け、前記全閉信号出力手段により出
力された全閉信号と前記下降中信号出力手段により出力
された下降中信号と、に基づいて、シャッターカーテン
が全閉または下降中の状態でホームオートメーション信
号が入力されたときにはシャッターカーテンを開放する
信号を出力する。一方、シャッターカーテンが全閉でな
くかつ下降中でない状態でホームオートメーション信号
が入力されたときにはシャッターカーテンを閉鎖する信
号を出力する。このようにシャッターカーテンが全閉ま
たは下降中の状態か、その他の状態かの2つの状態に区
分してホームオートメーション信号によって制御してい
るため、ホームオートメーション信号が単一の信号であ
ってもシャッターカーテンの開放及び閉鎖を簡単な構成
で制御することができる。また、請求項2記載の考案
は、全閉信号出力手段によりシャッターカーテンが全閉
位置にあるか否かを示す全閉信号が出力され、下降中信
号出力手段によりシャッターカーテンが下降中であるか
否かを示す下降中信号が出力される。また、オア回路に
より上記全閉信号と上記下降中信号との論理和演算が行
われ、アンド回路により上記オア回路の出力信号とホー
ムオートメーション信号との論理積演算が行われ、イン
バータにより上記アンド回路の出力信号の否定演算が行
われてシャッターカーテンを開放する信号が出力され
る。従って、インバータからは、シャッターカーテンが
全閉状態または下降中であるか否かを示す信号がシャッ
ターカーテンを開放する信号として出力される。また、
イクスクルーシブノア回路により上記アンド回路の出力
信号とホームオートメーション信号との排他的論理和演
算が行われた後に否定演算が行われてシャッターカーテ
ンを閉鎖する信号が出力される。従って、イクスクルー
シブノア回路からは、シャッターカーテンが全閉状態で
なくかつ下降中でないか否かを示 す信号がシャッターカ
ーテンを閉鎖する信号として出力される。このように、
請求項2記載の考案によれば、シャッターカーテンが全
閉または下降中の状態か、その他の状態かの2つの状態
に区分してホームオートメーション信号によって制御し
ているため、2入力オア回路、2入力アンド回路、イン
バータ、及び2入力イクスクルーシブノア回路のみを用
いた簡単な構成によりシャッターカーテンの開放及び閉
鎖を制御することができる。
【0006】
【実施例】図2にはホームオートメーションシステムと
接続した本実施例の制御ユニツトを備えた電動シャッタ
ーが示されている。シャッターカーテン12は、まぐさ
部14から床面16まで掛け渡された断面形状が略コ字
型のガイドレール18に両端部が案内されて上下動する
ように構成されている。このシャッターカーテン12の
上端部は巻取シヤフト20へ取付けられている。この巻
取シヤフト20がチェーン24を介してモータ(開閉
機)22によって回転されることにより、シャッターカ
ーテン12が巻取り、または引出され、シャッターカー
テン12が上下動される。
接続した本実施例の制御ユニツトを備えた電動シャッタ
ーが示されている。シャッターカーテン12は、まぐさ
部14から床面16まで掛け渡された断面形状が略コ字
型のガイドレール18に両端部が案内されて上下動する
ように構成されている。このシャッターカーテン12の
上端部は巻取シヤフト20へ取付けられている。この巻
取シヤフト20がチェーン24を介してモータ(開閉
機)22によって回転されることにより、シャッターカ
ーテン12が巻取り、または引出され、シャッターカー
テン12が上下動される。
【0007】ガイドレール18の上端部には、制御装置
34が配設されている。制御装置34には、信号線36
を介して操作器38が接続されている。この操作器38
には、シャッターカーテン12を上昇(開放)させるた
めの上昇用操作スイッチ40及びシャッターカーテン1
2を下降(閉鎖)させるための下降用操作スイッチ42
が設けられている。
34が配設されている。制御装置34には、信号線36
を介して操作器38が接続されている。この操作器38
には、シャッターカーテン12を上昇(開放)させるた
めの上昇用操作スイッチ40及びシャッターカーテン1
2を下降(閉鎖)させるための下降用操作スイッチ42
が設けられている。
【0008】また、モータ22の近傍にはシャッターカ
ーテン12の上限位置(全開位置)を検出する上限リミ
ットスイッチ46及び下限位置(全閉位置)を検出する
下限リミットスイッチ48を備えた位置検出ユニット3
2が取付けられている。この位置検出ユニット32は、
ギヤ33を介してモータ22によって回転されかつ雄ね
じが形成されたシャフトと、この雄ねじに螺合されシャ
フトの回転によりシャフトの軸方向に移動する移動ブロ
ックとで構成されており、移動ブロックの移動範囲の両
端位置に前記リミットスイッチ46、48が取付けられ
ている。従って、移動ブロックの移動範囲とシャッター
カーテン12の移動範囲とを対応させておけばシャッタ
ーカーテン12の全開及び全閉位置を検出することがで
きる。なお、これらの上限及び下限リミットスイッチ4
6、48は制御装置34へ接続され、移動ブロックによ
って押圧されたときオンされる。
ーテン12の上限位置(全開位置)を検出する上限リミ
ットスイッチ46及び下限位置(全閉位置)を検出する
下限リミットスイッチ48を備えた位置検出ユニット3
2が取付けられている。この位置検出ユニット32は、
ギヤ33を介してモータ22によって回転されかつ雄ね
じが形成されたシャフトと、この雄ねじに螺合されシャ
フトの回転によりシャフトの軸方向に移動する移動ブロ
ックとで構成されており、移動ブロックの移動範囲の両
端位置に前記リミットスイッチ46、48が取付けられ
ている。従って、移動ブロックの移動範囲とシャッター
カーテン12の移動範囲とを対応させておけばシャッタ
ーカーテン12の全開及び全閉位置を検出することがで
きる。なお、これらの上限及び下限リミットスイッチ4
6、48は制御装置34へ接続され、移動ブロックによ
って押圧されたときオンされる。
【0009】そして、制御装置34には、出力端が信号
線36に接続された制御ユニット50が接続されてい
る。制御装置34は、下限リミットスイッチ48がオン
しているときにハイレベルとなりかつ下限リミットスイ
ッチ48がオフしているときにローレベルとなる全閉信
号を制御ユニット50に出力すると共に、モータ22を
シャッターカーテンを閉鎖する方向に回転させていると
きにハイレベルとなりかつその他の場合にローレベルと
なる下降中信号を制御ユニット50に出力する。
線36に接続された制御ユニット50が接続されてい
る。制御装置34は、下限リミットスイッチ48がオン
しているときにハイレベルとなりかつ下限リミットスイ
ッチ48がオフしているときにローレベルとなる全閉信
号を制御ユニット50に出力すると共に、モータ22を
シャッターカーテンを閉鎖する方向に回転させていると
きにハイレベルとなりかつその他の場合にローレベルと
なる下降中信号を制御ユニット50に出力する。
【0010】次に図1を参照して制御ユニット50を詳
細に説明する。制御ユニット50は、一方の入力端に全
閉信号が入力されると共に他方の入力端に下降中信号が
入力されるオア回路52を備えている。オア回路52の
出力端はアンド回路54の一方の入力端に接続されてい
る。アンド回路54の他方の入力端は、ホームオートメ
ーション信号(HA信号)が入力されるようにホームオ
ートメーションシステムに接続されている。アンド回路
54の出力端はインバータ58を介して制御装置34と
上昇用操作スイッチ40とを接続する信号線36に接続
されると共に、イクスクルーシブノア回路56の一方の
入力端に接続されている。イクスクルーシブノア回路5
6の他方の入力端はHA信号が入力されるようにホーム
オートメーションシステムに接続され、イクスクルーシ
ブノア回路56の出力端は制御装置34と下降用操作ス
イッチ42とを接続する信号線36に接続されている。
細に説明する。制御ユニット50は、一方の入力端に全
閉信号が入力されると共に他方の入力端に下降中信号が
入力されるオア回路52を備えている。オア回路52の
出力端はアンド回路54の一方の入力端に接続されてい
る。アンド回路54の他方の入力端は、ホームオートメ
ーション信号(HA信号)が入力されるようにホームオ
ートメーションシステムに接続されている。アンド回路
54の出力端はインバータ58を介して制御装置34と
上昇用操作スイッチ40とを接続する信号線36に接続
されると共に、イクスクルーシブノア回路56の一方の
入力端に接続されている。イクスクルーシブノア回路5
6の他方の入力端はHA信号が入力されるようにホーム
オートメーションシステムに接続され、イクスクルーシ
ブノア回路56の出力端は制御装置34と下降用操作ス
イッチ42とを接続する信号線36に接続されている。
【0011】以下本実施例の制御ユニットの動作を説明
する。まず上昇用操作スイッチ40をオンさせると制御
装置34にローレベルの開信号が入力されシャッターカ
ーテンが上昇するように制御される。また下降用操作ス
イッチ42をオンさせると制御装置34にローレベルの
閉信号が入力されシャッターカーテンが下降するように
制御される。
する。まず上昇用操作スイッチ40をオンさせると制御
装置34にローレベルの開信号が入力されシャッターカ
ーテンが上昇するように制御される。また下降用操作ス
イッチ42をオンさせると制御装置34にローレベルの
閉信号が入力されシャッターカーテンが下降するように
制御される。
【0012】シャッターカーテンが全閉状態のときには
全閉信号がハイレベルになり、シャッターカーテンが下
降中のときには下降中信号がハイレベルになるため、シ
ャッターカーテンが全閉または下降中のときにはオア回
路52からハイレベルの信号が出力される。この状態で
HA信号がハイレベルになるとアンド回路54出力がハ
イレベルになり、インバータ58を介して制御装置34
にローレベルの開信号が入力されるため上昇用操作スイ
ッチ40をオンさせたのと同様にシャッターカーテンが
上昇される。このとき、イクスクルーシブノア回路56
の入力は両方ともハイレベルであるためイクスクルーシ
ブノア回路56の出力はハイレベルになり下降用操作ス
イッチ42をオフさせた状態と同様である。
全閉信号がハイレベルになり、シャッターカーテンが下
降中のときには下降中信号がハイレベルになるため、シ
ャッターカーテンが全閉または下降中のときにはオア回
路52からハイレベルの信号が出力される。この状態で
HA信号がハイレベルになるとアンド回路54出力がハ
イレベルになり、インバータ58を介して制御装置34
にローレベルの開信号が入力されるため上昇用操作スイ
ッチ40をオンさせたのと同様にシャッターカーテンが
上昇される。このとき、イクスクルーシブノア回路56
の入力は両方ともハイレベルであるためイクスクルーシ
ブノア回路56の出力はハイレベルになり下降用操作ス
イッチ42をオフさせた状態と同様である。
【0013】シャッターカーテンが全閉でなくかつ下降
中でないときには、オア回路52出力がローレベルにな
るためHA信号が入力されてもアンド回路54出力はロ
ーレベルのままであり、このためインバータ58を介し
てハイレベルの信号が制御装置34に供給されるので上
昇用操作スイッチ40をオフさせたのと同様である。ア
ンド回路54出力がローレベルの状態でHA信号がハイ
レベルになるとイクスクルーシブノア回路56出力がロ
ーレベルになり、この結果下降用操作スイッチ42をオ
ンさせたのと同様にローレベルの閉信号が入力されシャ
ッターカーテンは下降される。
中でないときには、オア回路52出力がローレベルにな
るためHA信号が入力されてもアンド回路54出力はロ
ーレベルのままであり、このためインバータ58を介し
てハイレベルの信号が制御装置34に供給されるので上
昇用操作スイッチ40をオフさせたのと同様である。ア
ンド回路54出力がローレベルの状態でHA信号がハイ
レベルになるとイクスクルーシブノア回路56出力がロ
ーレベルになり、この結果下降用操作スイッチ42をオ
ンさせたのと同様にローレベルの閉信号が入力されシャ
ッターカーテンは下降される。
【0014】以上説明したように本実施例によれば単一
の信号であるHA信号を用いてシャッターカーテンの状
態に応じてシャッターカーテンを開閉することができ
る。また本実施例の制御ユニットは論理回路によって構
成されているため制御装置34内に記憶されているプロ
グラムを変更する必要がなく、また新たにプログラムを
作成するときにはホームオートメーションシステムと接
続するために必要なプログラムのステップ数を減少させ
ることができる。さらにユニット化された制御ユニット
を用いているため既存の電動シャッターに組み込んでホ
ームオートメーションシステムと接続することが簡単に
なる。
の信号であるHA信号を用いてシャッターカーテンの状
態に応じてシャッターカーテンを開閉することができ
る。また本実施例の制御ユニットは論理回路によって構
成されているため制御装置34内に記憶されているプロ
グラムを変更する必要がなく、また新たにプログラムを
作成するときにはホームオートメーションシステムと接
続するために必要なプログラムのステップ数を減少させ
ることができる。さらにユニット化された制御ユニット
を用いているため既存の電動シャッターに組み込んでホ
ームオートメーションシステムと接続することが簡単に
なる。
【0015】次に、本考案をマイクロコンピュータによ
って制御する実施例の制御ルーチンを説明する。図3は
所定時間毎に実行される制御ルーチンを示すもので、ス
テップ70においてHA信号がハイレベルになったか否
かを判断する。HA信号がハイレベルになったと判断さ
れたときには、ステップ72において全閉信号がハイレ
ベルか否か、すなわちシャッターカーテンが全閉か否か
を判断し、全閉のときにはステップ76においてシャッ
ターカーテンを開放させる開信号を出力する。一方、全
閉でないときはステップ74において下降中信号がハイ
レベルか否か、すなわちシャッターカーテンが下降中か
否かを判断し、下降中のときにはステップ76において
開信号を出力する。一方ステップ74において下降中で
ないと判断されたときには、ステップ78においてシャ
ッターカーテンを閉鎖するための閉信号を出力する。
って制御する実施例の制御ルーチンを説明する。図3は
所定時間毎に実行される制御ルーチンを示すもので、ス
テップ70においてHA信号がハイレベルになったか否
かを判断する。HA信号がハイレベルになったと判断さ
れたときには、ステップ72において全閉信号がハイレ
ベルか否か、すなわちシャッターカーテンが全閉か否か
を判断し、全閉のときにはステップ76においてシャッ
ターカーテンを開放させる開信号を出力する。一方、全
閉でないときはステップ74において下降中信号がハイ
レベルか否か、すなわちシャッターカーテンが下降中か
否かを判断し、下降中のときにはステップ76において
開信号を出力する。一方ステップ74において下降中で
ないと判断されたときには、ステップ78においてシャ
ッターカーテンを閉鎖するための閉信号を出力する。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、シ
ャッターカーテンが全閉または下降中の状態か、それ以
外の状態かに分けて電動シャッターを制御するようにし
ているため、ホームオートメーションシステムによって
電動シャッターを制御することができる簡単な構成の制
御装置を提供することができる、という効果が得られ
る。
ャッターカーテンが全閉または下降中の状態か、それ以
外の状態かに分けて電動シャッターを制御するようにし
ているため、ホームオートメーションシステムによって
電動シャッターを制御することができる簡単な構成の制
御装置を提供することができる、という効果が得られ
る。
【図1】本実施例の回路図である。
【図2】本実施例の制御ユニットを備えた電動シャッタ
ーの概略図である。
ーの概略図である。
【図3】本考案の他の実施例の制御ルーチンを示す流れ
図である。
図である。
40 上昇用操作スイッチ 42 下降用操作スイッチ 50 制御ユニット
Claims (2)
- 【請求項1】 ホームオートメーション信号によってシ
ャッターカーテンを開閉させる電動シャッター用制御装
置において、シャッターカーテンが全閉位置にあるか否
かを示す全閉信号を出力する全閉信号出力手段と、シャ
ッターカーテンが下降中であるか否かを示す下降中信号
を出力する下降中信号出力手段と、を設け、前記全閉信
号出力手段により出力された全閉信号と前記下降中信号
出力手段により出力された下降中信号と、に基づいて、
シャッターカーテンが全閉または下降中の状態でホーム
オートメーション信号が入力されたときにシャッターカ
ーテンを開放する信号を出力すると共に、シャッターカ
ーテンが全閉でなくかつ下降中でない状態でホームオー
トメーション信号が入力されたときにシャッターカーテ
ンを閉鎖する信号を出力するようにしたことを特徴とす
る電動シャッター用制御装置。 - 【請求項2】 ホームオートメーション信号によってシ
ャッターカーテンを開閉させる電動シャッター用制御装
置において、 シャッターカーテンが全閉位置にあるか否かを示す全閉
信号を出力する全閉信号出力手段と、 シャッターカーテンが下降中であるか否かを示す下降中
信号を出力する下降中信号出力手段と、 前記全閉信号と前記下降中信号との論理和演算を行うオ
ア回路と、 前記オア回路の出力信号と前記ホームオートメーション
信号との論理積演算を行うアンド回路と、 前記アンド回路の出力信号の否定演算を行ってシャッタ
ーカーテンを開放する信号を出力するインバータと、 前記アンド回路の出力信号と前記ホームオートメーショ
ン信号との排他的論理和演算を行った後に否定演算を行
ってシャッターカーテンを閉鎖する信号を出力するイク
スクルーシブノア回路と、 を備えた電動シャッター用制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991014383U JP2570312Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 電動シャッター用制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991014383U JP2570312Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 電動シャッター用制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0514493U JPH0514493U (ja) | 1993-02-26 |
JP2570312Y2 true JP2570312Y2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=11859530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991014383U Expired - Fee Related JP2570312Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 電動シャッター用制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2570312Y2 (ja) |
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JP2664994B2 (ja) * | 1989-06-14 | 1997-10-22 | 立川ブラインド工業株式会社 | ブラインドの制御装置 |
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1991
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