JP6252840B2 - シャッター装置 - Google Patents

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本発明は、シャッター装置に関し、特にHAシステムを介した遠隔操作によって駆動することができるシャッター装置に関する。
近年、家庭内を総合的に管理するホームオートメーション(HA)システムが導入されている。HAシステムで管理する装置としては、例えばホームセキュリティー、テレモニタ、エネルギーコントロール、電動シャッターなどがある。HAシステムは、外出先からこれらの装置のオン・オフ制御(施錠・解錠)や運転状態を監視することができる。
ところで、HAシステムを介して電動シャッターを制御する場合には、全閉と全開(全閉以外)というように二つの状態の動作が規定されている(JEM1427)。そのため、電動シャッターが全閉、全開およびそれ以外の状態の3つ以上の状態を有する場合は標準的なHAシステムを介しては制御させることができない。
特許文献1には2値の信号線(HAシステムに相当)を用い多値的な動作状態を制御する方法が開示されている。特許文献2には2値の信号線を時分割多重化して多機能化を行い、HAシステムにも対応した装置が開示されている。特許文献1にはHAシステムとは記載されていないが、特許文献2と同じように2値の信号線において負荷(電動シャッター)のオン・オフ(開閉)を行う信号に加えてその他の制御を行う信号も重畳させる遠隔操作装置の構築が開示されている。
特許文献1および特許文献2では2値の信号線で多値的な動作を制御するために、時分割多重化を用いて電動シャッターのような制御対象とHAシステムとの間の通信を行う。時分割多重通信を行う場合、通信プロトコルを規定するなど制御が複雑になる。HAシステムの規格を用いた場合、拡張した制御内容やそれに対応した制御部が必要になる。そのため、多値的な動作を制御することができるように拡張されたHAシステムは拡張された制御内容を利用できる制御部がないHAシステムとの間で通信できないことになり、拡張した機能をも併せたすべての機能を利用しようとすると独自の制御装置を用意する必要がある。
特開平7−38968号公報 特開平6−303669号公報
本発明は、上記状況に鑑みてなされたもので、HAシステムに対して改造や拡張をせずに、HAシステムを介して3つ以上の状態をもつシャッターカーテンの動作をさせることができるシャッター装置を提供することを解決すべき課題とする。
(1)上記課題を解決するためのシャッター装置の発明の構成上の特徴は、開閉自在なシャッターカーテンと、
前記シャッターカーテンを駆動する駆動部と、
3つ以上の複数の所定の状態のうちの1つの状態になるように前記シャッターカーテンを動作させるように前記駆動部を制御する制御部と、
を有するシャッター装置であって、
前記複数の所定の状態は、前記複数の所定の状態のうちの1つ以上であり前記シャッターカーテンが全閉している状態に対応可能な状態である全閉グループおよび前記複数の所定の状態のうちの1つ以上であり前記全閉以外の状態に対応可能な状態である全閉以外グループのうちの少なくとも一方に分類され、
前記制御部は、
HA制御信号を受信し前記シャッターカーテンの開閉指示を判断する受信手段と、
シャッターカーテンを閉じる指示に対して前記全閉グループのうちの1つの状態を対応付け、シャッターカーテンを開く指示に対して前記全閉以外グループのうちの1つの状態を対応付けておく設定手段と、
前記シャッターカーテンを閉じる指示または前記シャッターカーテンを開く指示を前記受信手段から取得したときに前記設定手段により対応づけられた状態になるように前記シャッターカーテンを動作させるように前記駆動部を制御する駆動部制御手段と、
を有し、
前記シャッターカーテンは複数のスラットから構成され、
前記駆動部は前記複数のスラットのうちの少なくとも一部について隣接する前記スラット間にて隙間が形成するように駆動でき、
前記複数の所定の状態には、前記シャッターカーテンの下端に位置する座板が着地しており、前記隙間が形成できる前記スラットのうちの少なくとも一部において隙間が形成される防犯通風状態が含まれ、
前記防犯通風状態は前記全閉グループ及び前記全閉以外グループの双方に対応付けられることである。
つまり、シャッターカーテンがとりうる3つ以上の状態を全閉状態に対応可能なグループ(全閉グループ)と全閉以外の状態に対応可能なグループ(全閉以外グループ)とに分類しておき、HAシステムが、全閉にするか全閉以外の状態にするかの制御を行う際にどのような動作を行うかを使用者が予め対応づけておくことで3つ以上の状態をもつことができるシャッターカーテンを2つの状態の間でしか制御できないHAシステムにて使用者が望むように制御することが可能になる。
そのため使用者はHAシステムを用いて行う全閉と全閉以外とで行うそれぞれの制御に対して予め望む動作を割り当てておくことで複数のシャッターカーテンの状態から望みの動作を行わせることができる。
ここで、全閉している状態(全閉グループ)に対応可能な状態とはシャッターが全閉している状態と同等の性能をもつものである。全閉している状態と同等であるかどうかは防犯性、通風性、遮音性、遮光性などの諸性能から必要な性能を発揮できるかどうかを考慮して決定する。従って、HAシステムによりシャッターカーテンを全閉にしようと制御したときにシャッターカーテンの状態がその状態になったとしてもHAシステムの規定に矛盾せず、尚かつ、大きな問題が生じない状態である。
反対に全閉以外グループに対応可能な状態はシャッターが全閉している状態以外と同等の性能をもつものである。全閉している状態以外と同等であるかどうかは防犯性、通風性、遮音性、遮光性などの諸性能から必要な性能を発揮できるかどうかを考慮して決定する。ここで全閉している状態以外と同等であるか否かについての判断基準は、前述の全閉グループにおいて全閉している状態と同等であるかどうかの判断基準と同じ判断基準でも異なる判断基準でもいずれを選択しても良い。異なる判断基準を採用する例としては、全閉グループに属するかどうかは防犯性の有無により判断し、全閉以外グループに属するかどうかの判断は通風性の有無により判断するといったものである。
上述のような異なる性能に基づきグループを決定する場合には同一の動作状態が両方のグループに属することになっても良い。例えば、防犯通風状態は防犯性の有無では全閉グループに属すものとされ、通風性の有無では全閉以外グループに属するものとされ、双方のグループに属するものと扱われうる。
上述した事項に加え、更に、全閉グループと全閉以外グループとのどちらに対応づけるかを決めるのは前述したシャッターカーテンが発揮する諸性能に基づき行うが、基準となる諸性能としては使用環境の変動にあわせて変更することも出来る。
例えば外部から風や雨が入ってきても大きな問題にならないような場所に設置しているシャッター装置(風や雨の侵入により許容可能な程度にしか影響を受けないような場所であったり、シャッターカーテンの内側に設置された別の窓や扉により風雨が遮断できたりする場合)においては、防犯性を基準に全閉状態と同等であるかそうで無いかを判断することが考えられる。反対に風雨の侵入が問題になりうる場所に設置しているシャッター装置においては、通風性を基準に全閉状態と同等であるかそうで無いかを判断することが考えられる。
このようにシャッター装置の設置場所や設置環境、更には使用者の意図によりシャッターカーテンの状態をどのグループに属させるか判断する判断基準が決定できる。しかしながら、そのような判断基準は環境の変化により変更することも考えられる。例えば通常の状態においては風雨の影響が問題にならない場合であっても、シャッター装置の設置場所の天候により全閉している状態と同等であるか否かの判断基準が変わる場合も考えられる。例えば台風などが接近している場合には風雨の影響を考慮して通風性がない方が望ましい場合が考えられる。また、外の気温が非常に暑いか又は非常に寒いような場合に外気の導入が望ましく無い場合も考えられる。このような場合にはそれまで防犯性のみを考慮して全閉グループと全閉以外グループとに分類していたのを通風性をも考慮して分類を行うことも可能である。天候などは外部の情報源(インターネットサーバ、ラジオなどの通信装置)から取得することが可能である。その他の諸性能(遮光性、遮音性など)についてもシャッターカーテン内外の環境の変化により考慮したり考慮しなかったりすることができる。
このように双方のグループのうちのいずれに属するかについての判断基準が変わる場合にそれぞれのグループに属するシャッターカーテンの状態が変化する場合がある。その時に変化によりそのグループに属さなくなった状態を何れかのグループに対応づけていた場合には代替する状態(同じグループに属する他の状態から選択する。)に置き換えるようにする。
ここで、HA制御信号とは日本電気工業規格のJEM1427に準拠し、HA端子を有するHAシステムが送信する信号のことである。
制御部は、シャッターカーテンを閉じる指示に対して全閉グループのうちの1つの状態を対応付け、シャッターカーテンを開く指示に対して全閉以外グループのうちの1つの状態を対応付けておく設定手段を有する。更に、制御部はシャッターカーテンを閉じる指示または前記シャッターカーテンを開く指示を取得したときに設定手段により対応づけられた状態になるようにシャッターカーテンを動作させるように駆動部を制御する駆動部制御手段とを有する。そのため、HAシステムを介してシャッターカーテンの状態を変更する場合、シャッターカーテンを全閉または全開する以外の状態にすることができる。HAシステムは改造も拡張もされないため、特別なHAシステムを構築したり、プログラムしたりする必要がないので実装コストが抑えられる。また、その他のHAシステム機器との接続が可能であり、拡張性がある。
実施形態のシャッター装置の構成を示す概略図である。 実施形態のシャッター装置のシャッターカーテンが全閉状態の斜視図である。 実施形態のシャッター装置のシャッターカーテンがブラインド状態の斜視図である。 実施形態のシャッター装置の状態を全閉グループと全閉以外グループに分類した説明図である。 実施形態のシャッター装置でHAモニタ信号の全閉以外に対応させる設定をするための制御部の操作手順を示す流れ図である。 実施形態のシャッター装置でHAモニタ信号の全閉に対応させる設定をするための制御部の操作手順を示す流れ図である。 実施形態のシャッター装置でHAモニタ信号に対応させる設定をする際の表示部の具体例を示す説明図である。
(実施形態)
本発明の代表的な実施形態を図1〜図7を参照して説明する。本実施形態に係るシャッター装置10は、例えば図1に示すように、建築物の開口部(窓など)93に取り付けられる。
シャッター装置10は、モータ(駆動部)11と、モータ11によって回転駆動する巻き取り軸12と、縦方向に延びる平行に並走された2本のガイドレール部15と、ガイドレール部15に沿って昇降され昇降に伴い開閉されるシャッターカーテン13と、モータ11および巻き取り軸12を格納する格納ボックス16と、制御部2とを備える。制御部2は、例えば開口部93に近い室内の壁に取り付けられている。そして、シャッターカーテン13は、下端に位置する座板17と、座板17より上側の部分を構成する多数のスラット18とによって構成されている。スラット18は横長に延設されており、上下方向に複数個、並設・連結されている。シャッター装置10は、スラット18が巻き取り軸12に巻き取られたり巻き戻されたりするシャッター使用形態と、各スラット18がそれぞれ回動してシャッターカーテン13をブラインドとして使用するブラインド使用形態とに使い分けることができる。
シャッターカーテン13をシャッターとして使用する場合、モータ11は、シャッターカーテン13を巻き取り軸12に巻き取る巻き取り方向(矢印Y1方向:上昇)と、巻き取り軸12に巻き取られているシャッターカーテン13を巻き戻す巻き戻し方向(矢印Y2方向:下降)と、に回転可能とされている。シャッターカーテン13はモータ11の一方向の回転により上昇し、モータ11の他方向の回転により下降する。スラット18が全て巻き取られて窓93が外部に直接露出する状態がシャッターカーテン13の全開状態、スラット18が全て巻き下ろされて窓93が外部から隠れている状態(この時、座板17は着地している。)はシャッターカーテン13の全閉状態(図2参照)である。
そして、シャッターカーテン13をブラインドとして使用する場合、各スラット18はモータ11(別の駆動装置でも良い。)の駆動によって、上下方向で隙間のないシャッターカーテン13の全閉状態(図2参照)から、各スラット18間に隙間のあるブラインド状態(図3参照)に回動することができる。全閉状態のスラット18はほぼ鉛直方向に平行であり、ほぼ水平方向まで開回動できる。回動は、所定角度毎に回動し、角度を調整することができる。なお、所定角度としては5度、10度、15度、20度など、適宜、選択・設定できる。また、本実施形態のシャッター装置10は、座板17が着地しており、上側の数枚(例えば3枚)のスラット18だけが回動し、上側のスラット18間に隙間のある防犯通風状態とすることができる。
シャッターカーテン13を巻き取ったり、巻き戻したり、またスラット18をブラインドとして使用したりするには、制御部2の各操作用ボタン32〜38によって行うことができる。制御部2には、シャッターカーテン13の状態を変更するためのボタン32〜38以外に、各種の設定をするためのボタン41〜44や表示部31が配置されている。シャッター使用形態におけるシャッターカーテン13の開閉は、あけるボタン32、とまるボタン33、しめるボタン34によって行える。あけるボタン32およびしめるボタン34は、押すとあける動作またはしまる動作を続けるため、全開または全閉しない場合にはとまるボタン33によって開閉動作を止める。また、ブラインド使用形態におけるスラット18の回動は、ひらくボタン35、とじるボタン36によって行える。ひらくボタン35は所定角度ずつスラット18が回動するので、所望の角度になるまでひらくボタン35を押す。スラット18が最大角度まで回動した場合は、所定角度ずつとじる方向にスラット18が回動する。1度の操作でスラット18をとじる場合にはとじるボタン36を押す。その他に、シャッターカーテン13の状態を変更するボタンに、防犯通風モードボタン37とおまかせECOボタン38とがある。防犯通風モードボタン37を押した場合は、上述した防犯通風状態になる。おまかせECOボタン38を押した場合は、おまかせECO状態となる。おまかせECO状態とは、設置場所(建築物の緯度・経度や開口部93の東西南北方向)、季節、時間などに合わせてシャッターカーテン13が自動で開閉したり、スラット18が自動で回動したりする。おまかせECO状態にすることで、例えば、室外の明るさに合わせて全閉状態からブラインド状態にすることで照明を消灯したり、直射日光を遮断しつつ通風可能な状態にすることでエアコンの冷房の使用時間が削減できたり、日差しを室内に入れることで暖房機器の使用時間が削減できたりする。
各種の設定をするボタン41〜44は、例えば、シャッターカーテン13を予約した時間に自動で全開、全閉、ブラインド状態などに設定することができる。設定ボタン41は、設定を開始したり、決定したりする。完了ボタン42は、設定を完了したり、設定をキャンセルしたりする。+(プラス)ボタン43や−(マイナス)ボタン44は、設定の際の選択できる項目を移動したり、設定値(表示される数字)を変更したりする。表示部31には、設定されている内容が表示されたり、設定の際の内容が表示されたりする。
シャッター装置10は、HA(ホームオートメーション)システム7を介して、HEMS(ホームエネルギーマネージメントシステム)コントローラ81に接続している。HAシステム7はHEMSコントローラ81内にあり、シャッター装置10は制御部2がIFU(インターフェースユニット)82を経由してHAシステム7と通信することができる。HAシステム、IFUおよび制御部2は、日本電気工業規格のJEM1427に準拠している。なお、HAシステム7はシャッター装置10以外に、エアコン83やその他の家電機器と通信可能に接続されている。
シャッター装置10の制御部2は、上述したボタン32〜38、41〜44や表示部31の他に内部に、状態送信手段21、受信手段22を有する。状態送信手段21は、HAシステム7にシャッター装置10の状態として“全閉”または“全閉以外”のHAモニタ信号を送信する。受信手段22は、HAシステム7からのHA制御信号を受信し、シャッターカーテン13の開閉指示を判断する。HAシステムはIFUを介して制御部2からシャッター装置10の状態として“全閉”状態か“全閉以外”状態かのHAモニタ信号を受信する。また、HAシステムはIFUを介して制御部2にシャッター装置10の状態を反転するHA制御信号を送信する。HA制御信号は、トリガ信号(パルス信号)であり、HA制御信号を受け取った受信手段22は、シャッターカーテン13の状態が“全閉”であれば“全閉以外”、“全閉以外”であれば“全閉”に反転させる判断をする。
そして、シャッター装置10の制御部2は、更に設定手段23と駆動部制御手段24とを有する。設定手段23は、シャッターカーテン13を全閉する指示に対して全閉グループのうちの1つの状態を対応付け、シャッターカーテン13を全閉以外にする指示に対して全閉以外グループのうちの1つの状態を対応付ける。全閉グループには、図4に示すように、全閉状態と防犯通風状態とが分類される。全閉以外グループには、全開状態、ブラインド状態、防犯通風状態、おまかせECO状態が分類される。防犯通風状態は双方のグループに分類されている。また、全閉以外グループには、シャッターカーテン13が途中まで巻き取られている状態や、その状態でブラインド状態とするなどの特定の状態を含ませることもできる。特定の状態は、設定手段23による設定の前に、予め登録されているのが望ましい。また、ブラインド状態のスラット18の角度はデフォルト(最大角度:スラット18が略水平)以外の角度にしたい場合は設定手段23とは違う設定手段によって登録することができる。駆動部制御手段24は、“全閉”に相当する指示または“全閉以外”に相当する指示を受信手段22から取得したときに設定手段23により対応づけられた状態になるようにシャッターカーテン13を動作させるようにモータ11を制御する。
上述した状態送信手段21は、シャッターカーテン13の状態が全閉グループの状態の場合に、HAシステムに“全閉”に相当するHAモニタ信号を送信し、シャッターカーテン13の状態が全閉以外グループの状態の場合に、HAシステムに“全閉以外”に相当するHAモニタ信号を送信する。シャッターカーテン13が防犯通風状態の場合、デフォルトでは“全閉”のHAモニタ信号を送信するが、設定手段23によって防犯通風状態が“全閉以外”に設定されていれば“全閉以外”のHAモニタ信号を送信する。
次に、HAモニタ信号の“全閉”および“全閉以外”を設定手段23によって設定する一例を示す。設定には、制御部2のボタン41〜44を使用する。設定の流れを図5および図6の流れ図で示すとともに、表示部31の表示例が図7に図示されている。まず、“全閉以外”を設定する場合、設定ボタン41を押し(ステップS11)、表示部31が通常の表示(D10)から設定用の表示になったことを確認する(D11)。表示部31には、例えば「設定メニュー」と表示される。次に、+ボタン43、−ボタン44を押して、「通信」を選択する(設定ボタン41を押す:ステップS12)。「通信」を選択すると表示部31に「通信設定」、「あける設定」、「しめる設定」が表示される(D12)。「あける設定」を選択し(ステップS13)、表示部31には「通信あける設定」、「シャッターあける(全開状態)」、「ブラインドひらく(ブラインド状態)」、「防犯通風モード(防犯通風状態)」、「おまかせECO(おまかせECO状態)」が表示される(D13)。「シャッターあける」、「ブラインドひらく」、「防犯通風モード」、「おまかせECO」のうちのどれかを選択し(ステップS14)、完了ボタン42を押す(ステップS14)。
“全閉”を設定する場合、設定ボタン41を押し(ステップS21)、表示部31の表示(D11)から「通信」を選択し(ステップS22)、表示部31の表示(D12)の「しめる設定」を選択する(ステップS23)。表示部31には「通信しめる設定」、「シャッターしまる(全閉状態)」、「防犯通風モード(防犯通風状態)」が表示されている(D14)。「しめる設定」を選択した際、「あける設定」で「防犯通風モード」が選択されている場合(ステップS24)は、表示部31には「通信しめる設定」、「シャッターしまる」と表示されている(D15)。「あける設定」で「防犯通風モード」を選択していない場合には、「シャッターしまる」と「防犯通風モード」のどちらかを選択でき(ステップS25)、「あける設定」で「防犯通風モード」が選択されている場合には「シャッターしまる」しか選択できない(ステップS26)。なお、HAモニタ信号の“全閉”および“全閉以外”に対応させるデフォルトの設定は、“全閉”にシャッターカーテン13が全閉状態となる「シャッターしまる」、“全閉以外”にシャッターカーテン13が全開状態となる「シャッターあける」が設定されている。
HAシステム7を介してシャッター装置10を操作する際、デフォルトの全閉状態および全開状態以外に操作したい場合は、制御部2を操作し、設定手段23によって“全閉”と“全閉以外”を予め設定しておく。そして、制御部2から離れた場所にいて、直接、制御部2のボタンを操作せずにシャッター装置10の状態を変更する場合に、携帯電話やスマートフォンなどのHAシステム7に接続(通信)できる端末機から“全閉”または“全閉以外”を選択する。例えば、“全閉”が防犯通風状態、“全閉以外”がブラインド状態として設定されているとする。まず、HAシステム7では、シャッター装置10の開閉の指示を受け取ると、シャッター装置10の制御部2の状態送信手段21からシャッターカーテン13の状態が“全閉”か“全閉以外”か、HAモニタ信号を受け取る。状態送信手段21は、シャッターカーテン13が全閉グループの状態であれば“全閉”、全閉以外グループの状態であれば“全閉以外”のHAモニタ信号をHAシステム7に送信する。HAシステム7を介した指示が“全閉以外”で、シャッターカーテン13が全閉状態の場合、HAシステム7は状態送信手段21から“全閉”のHAモニタ信号を受け取り、シャッター装置10の制御部2の受信手段22にHA制御信号を送信する。HAシステム7を介した指示が“全閉以外”で、シャッターカーテン13が全閉以外状態の場合、HAシステム7はシャッター装置10の受信手段22にHA制御信号を送信しない。受信手段22は、HA制御信号を受信した場合に、シャッターカーテン13がHAモニタ信号の“全閉”の状態なので、シャッターカーテン13をHAモニタ信号の“全閉以外”の状態にすると判断する。そして、駆動制御手段24がHAモニタ信号の“全閉以外”に設定されたブラインド状態にシャッターカーテン13がなるように、モータ11を制御する。
状態送信手段21は、HAシステム7に対して常に状態を送信している。そのため、HAシステム7を介してシャッター装置10を操作し、最終的にシャッターカーテン13が目的の状態にならなかった場合(例えば動作が完了して然るべき一定時間経過後に判断する)、状態送信手段21の送信する信号は、HAシステム7の想定している信号と異なる。HAシステム7は、シャッター装置10が指示した状態と異なっているHAモニタ信号を受信すると、接続(通信)してきた端末機に異常が発生したことを送信する。
本実施形態のシャッター装置10は、全閉状態、全開状態以外にブラインド状態や防犯通風状態を有しているが、それら3つ以上の状態を全閉グループと全閉以外グループの2つに分類し、HAモニタ信号の“全閉”状態と“全閉以外”状態とに対応させる。そして、2つのグループからそれぞれ1つの状態を予めHAモニタ信号の“全閉”、“全閉以外”に設定しておくことで、HAシステム7を介したシャッター装置10への指示により、開閉以外の状態にシャッター装置10を動作させることができる。シャッター装置10(制御部2)およびHAシステム7間の信号は、JEM1427に準拠したHA制御信号およびHAモニタ信号であるため、JEM1427の規格を理解できればよい。つまり、特別な制御コマンドを実行できるように、HAシステム7あるいはIFU82を改造や拡張する必要がなく、特別な制御コマンドを実装する場合に比べてコストが抑えられる。また、JEM1427に準拠したHAシステムとの接続もでき、拡張性がある。
10・・・シャッター装置、
11・・・モータ(駆動部) 12・・・巻き取り軸 13・・・シャッター
14・・・スラット開度変更操作部 15・・・ガイドレール部
16・・・格納ボックス 17・・・座板 18・・・スラット
2・・・制御部 21・・・状態送信手段 22・・・受信手段 23・・・設定手段
24・・・駆動制御手段
7・・・HAシステム
81・・・HEMSコントローラ 82・・・IFU 83・・・エアコン
93・・・開口部

Claims (1)

  1. 開閉自在なシャッターカーテンと、
    前記シャッターカーテンを駆動する駆動部と、
    3つ以上の複数の所定の状態のうちの1つの状態になるように前記シャッターカーテンを動作させるように前記駆動部を制御する制御部と、
    を有するシャッター装置であって、
    前記複数の所定の状態は、前記複数の所定の状態のうちの1つ以上であり前記シャッターカーテンが全閉している状態に対応可能な状態である全閉グループおよび前記複数の所定の状態のうちの1つ以上であり前記全閉以外の状態に対応可能な状態である全閉以外グループのうちの少なくとも一方に分類され、
    前記制御部は、
    HA制御信号を受信し前記シャッターカーテンの開閉指示を判断する受信手段と、
    シャッターカーテンを閉じる指示に対して前記全閉グループのうちの1つの状態を対応付け、シャッターカーテンを開く指示に対して前記全閉以外グループのうちの1つの状態を対応付けておく設定手段と、
    前記シャッターカーテンを閉じる指示または前記シャッターカーテンを開く指示を前記受信手段から取得したときに前記設定手段により対応づけられた状態になるように前記シャッターカーテンを動作させるように前記駆動部を制御する駆動部制御手段と、
    を有し、
    前記シャッターカーテンは複数のスラットから構成され、
    前記駆動部は前記複数のスラットのうちの少なくとも一部について隣接する前記スラット間にて隙間が形成するように駆動でき、
    前記複数の所定の状態には、前記シャッターカーテンの下端に位置する座板が着地しており、前記隙間が形成できる前記スラットのうちの少なくとも一部において隙間が形成される防犯通風状態が含まれ、
    前記防犯通風状態は前記全閉グループ及び前記全閉以外グループの双方に対応付けられるシャッター装置。
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