JP2570096B2 - システム時刻一致方法及びシステム時刻一致装置 - Google Patents

システム時刻一致方法及びシステム時刻一致装置

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JP2570096B2
JP2570096B2 JP5124006A JP12400693A JP2570096B2 JP 2570096 B2 JP2570096 B2 JP 2570096B2 JP 5124006 A JP5124006 A JP 5124006A JP 12400693 A JP12400693 A JP 12400693A JP 2570096 B2 JP2570096 B2 JP 2570096B2
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clock
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圭吾 渡辺
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はネットワークにより接続
された複数コンピュータから構成されるネットワークシ
ステムにおいて、コンピュータがもつシステム時刻を他
のコンピュータのシステム時刻に反映し、一致させる方
法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークシステムを構成する
複数コンピュータ間のシステム時刻を一致させるようと
する場合、ネットワークシステムの任意のコンピュータ
のもつシステム時計の時刻を時刻データとして他のコン
ピュータに送信し、前記他のコンピュータでは受け取っ
た前記時刻データに前記時刻データの伝送に要した時間
を加味し、システム運転中に前記他のコンピュータのも
つシステム時計に設定するようになっている。
【0003】例えば特開昭63−213013号公報で
は、前記時刻データの伝送時間に最大伝送遅延時間を採
用、前記他のコンピュータのシステム時計への設定時刻
は、伝送電文中に指定した時刻に、ネットワーク全体で
同期をとって行う。
【0004】また特開平1−250119号公報では、
前記時刻データの伝送時間として時刻データ伝送直前に
実測した値を採用し、前記他のコンピュータのシステム
時計への設定時刻は、前記データの伝送終了後、即座に
行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のシステム時刻一
致方法では、通信回線を介して接続された複数コンピュ
ータにより構成されたネットワークシステムにおいて、
コンピュータ間でそのシステム時計の時刻を一致させる
方法では、各コンピュータがシステム運転中にシステム
時刻の修正を行うため、時刻の流れがとぎれたりまた二
重となる状態が発生する。この時、時刻により起動が行
われる処理が存在していると処理が起動されなかった
り、二度起動されたりすることになる。
【0006】本発明の課題は、このような問題を解決
し、時間の流れに矛盾を発生させず無理なくシステム時
刻を修正する方法及び装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、通信回
線を介して接続された第1のコンピュータと第2のコン
ピュータとにより構成されるコンピュータネットワーク
システムに用いられ、前記第1のコンピュータがもつ第
1のシステム時計の時刻に前記第2のコンピュータがも
つ第2のシステム時計の時刻を一致させるシステム時刻
一致方法において、前記第1のコンピュータは、前記通
信回線を介して、前記第1のコンピュータがもつ前記第
1のシステム時計の任意の時点での第1の時刻を前記第
2のコンピュータに送信し、前記第2のコンピュータ
は、前記第1の時刻と前記第2のコンピュータがもつ前
記第2のシステム時計から読み取った第2の時刻との差
を求め、この差を前記第1のシステム時計と前記第2の
システム時計との差分時間として記憶し、前記第2のコ
ンピュータのシステム再起動時の起動処理中に、前記差
分時間と前記第2のシステム時計から読み取った第3の
時刻との和を求め、この和を新システム時刻とし、前記
新システム時刻を前記第2のシステム時計に対して設定
し、さらに起動処理を継続し、無理なくコンピュータ間
の時刻を一致させることを特徴とするシステム時刻一致
方法が得られる。
【0008】更に本発明によれば、通信回線を介して接
続された第1のコンピュータと第2のコンピュータとに
より構成されるコンピュータネットワークシステムに用
いられ、前記第1のコンピュータがもつ第1のシステム
時計の時刻に前記第2のコンピュータがもつ第2のシス
テム時計の時刻を一致させるシステム時刻一致装置にお
いて、前記第1のコンピュータは、前記通信回線を介し
て、前記第1のコンピュータがもつ前記第1のシステム
時計の任意の時点での第1の時刻を前記第2のコンピュ
ータに送信する手段を有し、前記第2のコンピュータ
は、前記第1の時刻と前記第2のコンピュータがもつ前
記第2のシステム時計から読み取った第2の時刻との差
を求める手段と、この差を前記第1のシステム時計と前
記第2のシステム時計との差分時間として記憶する手段
と、前記第2のコンピュータのシステム再起動時の起動
処理中に、前記差分時間と前記第2のシステム時計から
読み取った第3の時刻との和を求める手段と、この和を
新システム時刻とし、前記新システム時刻を前記第2の
システム時計に対して設定し、さらに起動処理を継続す
る手段とを有し、無理なくコンピュータ間の時刻を一致
させることを特徴とするシステム時刻一致装置が得られ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の1実施例について図面を参照
して詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の1実施例のブロック図であ
り、通信回線18を介して接続された第1のコンピュー
タ1と第2のコンピュータ2とはそれぞれ、システム時
計11−1,11−2と、時刻読取手段12−1,12
−2と、差分時間計算手段13−1,13−2と、差分
時間記憶手段14−1,14−2と、設定時刻計算手段
15−1,15−2と、時刻設定手段16−1,16−
2と時刻送受信手段17−1,17−2とを有してい
る。
【0011】図2はコンピュータ2が有しているシステ
ム時計11−2の時刻をコンピュータ1が有しているシ
ステム時計11−1の時刻に合わせる際の処理の流れを
示した時系列処理説明図であり、以下各図を参照して本
実施例の動作を説明する。
【0012】コンピュータ2が有しているシステム時計
11−2の時刻をコンピュータ1が有しているシステム
時計11−1の時刻と一致させる場合、まずコンピュー
タ1の有しているシステム時計11−1より時刻読取手
段12−1により読み取り、これを標準システム時刻T
11とし時刻送受信手段17−1によりコンピュータ2に
対して、この標準システム時刻T11を送信する。
【0013】コンピュータ2では標準システム時刻T11
を時刻送受信手段17−2により受信し、差分時間計算
手段13−2において、時刻読取手段12−2により読
み取った時刻T21と時刻送受信手段17−2との差を求
め、これを差分時間ΔTと呼ぶ。
【0014】 ΔT=T21−T11 …(1) さらに差分時間記憶手段14−2において、差分時間計
算手段13−2で求めた差分時間ΔTを次回、システム
起動時まで記憶する。
【0015】システム停止を行い、再度システムを起動
する場合の起動処理時に行われる設定時刻計算手段15
−2において、時刻読取手段12−2読み取った時刻T
22と差分時間記憶手段14−2により記憶した誤差時間
ΔTの和を求め、これを新システム時刻T22′とする。
【0016】 T22′=T22+ΔT …(2) 時刻設定手段16−2において、設定時刻計算手段15
−2により求めた新システム時刻T22′をシステム時計
11−2に対して設定し、起動処理を継続する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ネット
ワークシステムを構成するコンピュータ間のシステム時
刻を、時間の流れに矛盾を発生させず、またシステム運
転中の処理に影響を与えることなく修正することができ
るので、システムの信頼性が飛躍的に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図。
【図2】本発明の実施例のフローチャート図。
【符号の説明】
1,2 コンピュータ 11−1,11−2 システム時計 12−1,12−2 時刻読取手段 13−1,13−2 差分時間計算手段 14−1,14−2 差分時間記憶手段 15−1,15−2 設定時刻計算手段 16−1,16−2 時刻設定手段 17−1,17−2 時刻送受信手段 18 通信回線
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−194940(JP,A) 特開 昭59−72547(JP,A) 特開 平2−59809(JP,A) 特開 平2−226410(JP,A) 特開 平4−175913(JP,A) 特開 平2−41513(JP,A) 特開 昭62−49555(JP,A) 特開 昭58−19587(JP,A) 特開 昭59−9732(JP,A) 特開 平4−182806(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して接続された第1のコン
    ピュータと第2のコンピュータとにより構成されるコン
    ピュータネットワークシステムに用いられ、前記第1の
    コンピュータがもつ第1のシステム時計の時刻に前記第
    2のコンピュータがもつ第2のシステム時計の時刻を一
    致させるシステム時刻一致方法において、 前記第1のコンピュータは、前記通信回線を介して、前
    記第1のコンピュータがもつ前記第1のシステム時計の
    任意の時点での第1の時刻を前記第2のコンピュータに
    送信し、 前記第2のコンピュータは、前記第1の時刻と前記第2
    のコンピュータがもつ前記第2のシステム時計から読み
    取った第2の時刻との差を求め、この差を前記第1のシ
    ステム時計と前記第2のシステム時計との差分時間とし
    て記憶し、前記第2のコンピュータのシステム再起動時
    の起動処理中に、前記差分時間と前記第2のシステム時
    計から読み取った第3の時刻との和を求め、この和を新
    システム時刻とし、前記新システム時刻を前記第2のシ
    ステム時計に対して設定し、さらに起動処理を継続し、
    無理なくコンピュータ間の時刻を一致させることを特徴
    とするシステム時刻一致方法。
  2. 【請求項2】 通信回線を介して接続された第1のコン
    ピュータと第2のコンピュータとにより構成されるコン
    ピュータネットワークシステムに用いられ、前記第1の
    コンピュータがもつ第1のシステム時計の時刻に前記第
    2のコンピュータがもつ第2のシステム時計の時刻を一
    致させるシステム時刻一致装置において、 前記第1のコンピュータは、前記通信回線を介して、前
    記第1のコンピュータがもつ前記第1のシステム時計の
    任意の時点での第1の時刻を前記第2のコンピュータに
    送信する手段を有し、 前記第2のコンピュータは、前記第1の時刻と前記第2
    のコンピュータがもつ前記第2のシステム時計から読み
    取った第2の時刻との差を求める手段と、この差を前記
    第1のシステム時計と前記第2のシステム時計との差分
    時間として記憶する手段と、前記第2のコンピュータの
    システム再起動時の起動処理中に、前記差分時間と前記
    第2のシステム時計から読み取った第3の時刻との和を
    求める手段と、この和を新システム時刻とし、前記新シ
    ステム時刻を前記第2のシステム時計に対して設定し、
    さらに起動処理を継続する手段とを有し、無理なくコン
    ピュータ間の時刻を一致させることを特徴とするシステ
    ム時刻一致装置。
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