JP2872039B2 - サイクリックディジタル情報伝送装置 - Google Patents

サイクリックディジタル情報伝送装置

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JP2872039B2
JP2872039B2 JP6092042A JP9204294A JP2872039B2 JP 2872039 B2 JP2872039 B2 JP 2872039B2 JP 6092042 A JP6092042 A JP 6092042A JP 9204294 A JP9204294 A JP 9204294A JP 2872039 B2 JP2872039 B2 JP 2872039B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データ伝送のレスポ
ンス遅れ時間を短縮するとともに誤りのあるディジタル
情報の出力を回避するサイクリックディジタル情報伝送
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は例えば特開平4−344750号
公報に示された従来のサイクリックディジタル情報伝送
装置を示す構成図であり、図において、1はディジタル
情報を伝送する送信装置、2は送信装置1から伝送され
たディジタル情報を受信する受信装置である。
【0003】また、3はパラレルデータであるディジタ
ル情報を入力する情報入力部、4は情報入力部3により
今回入力されたパラレルデータと前回入力されたパラレ
ルデータを比較するデータ比較部、4はデータ比較部3
がデータの不一致を検出した場合に限り、今回入力され
たパラレルデータをシリアルデータに変換し、そのシリ
アルデータをフレーム伝送するパラレルシリアル変換
器、6はパラレルシリアル変換器5からフレーム伝送さ
れたシリアルデータをパラレルデータに変換するシリア
ルパラレル変換器(データ受信部)、7はシリアルパラ
レル変換器6により変換されたパラレルデータであるデ
ィジタル情報を出力する情報出力部である。
【0004】次に動作について説明する。まず、情報入
力部3は、常時最新のディジタル情報(パラレルデー
タ)を入力しているが、データ伝送のレスポンス遅れ時
間を短縮するという観点から伝送するシリアルデータ数
を減らすべく、データ比較部4が、情報入力部3により
今回入力されたパラレルデータと前回入力されたパラレ
ルデータを比較し、データの不一致が検出された場合に
限り、パラレルシリアル変換器5が今回入力されたパラ
レルデータをシリアルデータに変換し、そのシリアルデ
ータをフレーム伝送する。
【0005】そして、シリアルデータが受信装置2にフ
レーム伝送されると、シリアルパラレル変換器6がその
シリアルデータをパラレルデータに変換し、情報出力部
7がそのパラレルデータを出力し、一連の処理を終了す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のサイクリックデ
ィジタル情報伝送装置は以上のように構成されているの
で、パラレルシリアル変換器5に変換されたシリアルデ
ータのうちまだ伝送されていない待機状態のシリアルデ
ータがある場合には、ディジタル情報の変化が検出され
ない限り待機状態のシリアルデータが増加しないためデ
ータ伝送のレスポンス遅れ時間が短縮されるが、ディジ
タル情報が変化しない時間がある程度継続すると、待機
状態のシリアルデータが全くなくなる結果、データ伝送
が中断されて受信装置2では同期探索状態になるため、
その後ディジタル情報に変化が生じてシリアルデータを
伝送しても、複数のフレームを受信して同期を確立し直
さなければフレームからシリアルデータを抽出すること
ができず、かえってデータ伝送のレスポンス遅れ時間が
長くなってしなう場合があるなどの問題点があった。
【0007】請求項1の発明は上記のような問題点を解
消するためになされたもので、ディジタル情報が変化し
ない時間がある程度継続する場合でも、データ伝送のレ
スポンス遅れ時間を短縮できるとともに、誤りのあるデ
ィジタル情報の出力を回避できるサイクリックディジタ
ル情報伝送装置を得ることを目的とする。
【0008】請求項2及び請求項3の発明は、伝送され
たディジタル情報に誤りがある可能性がある場合には、
そのディジタル情報を破棄できるサイクリックディジタ
ル情報伝送装置を得ることを目的とする。
【0009】請求項4の発明は、現時点から一定時間以
内の新しいディジタル情報のみ出力できるサイクリック
ディジタル情報伝送装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るサ
イクリックディジタル情報伝送装置は、フレーム伝送を
開始した後当該フレーム伝送が終了する前に、情報入力
部により入力されたパラレルデータをシリアルデータに
変換する処理を再開し、その変換する処理が当該フレー
ム伝送が終了する前に終了すれば、シリアルデータが有
効である旨を示すデータを次回フレーム伝送するフレー
ムに含め、その変換する処理が当該フレーム伝送が終了
する前に終了しなければ、シリアルデータが無効である
旨を示すデータを次回フレーム伝送するフレームに含
め、当該フレーム伝送が終了したら直ちにそのフレーム
をフレーム伝送するようにしたものである。
【0011】請求項2の発明に係るサイクリックディジ
タル情報伝送装置は、データ送信部からフレーム伝送さ
れたフレームにシリアルデータが無効である旨を示すデ
ータが含まれている場合には、情報出力部の出力を停止
するようにしたものである。
【0012】請求項3の発明に係るサイクリックディジ
タル情報伝送装置は、データ送信部からフレーム伝送さ
れたフレームにシリアルデータが無効である旨を示すデ
ータが含まれている場合には、異常検出信号を出力する
ようにしたものである。
【0013】請求項4の発明に係るサイクリックディジ
タル情報伝送装置は、データ送信部から1フレーム受信
する毎に変換処理を開始するデータ受信部の変換処理が
終了すると、データ受信部により変換されたパラレルデ
ータの読み込み処理を開始し、データ受信部が変換処理
を再開する前にパラレルデータの読み込み処理が終了し
た場合には、そのパラレルデータを情報出力部に出力す
る一方、データ受信部が変換処理を再開する前にパラレ
ルデータの読み込み処理が終了しない場合には、そのパ
ラレルデータを破棄するようにしたものである。
【0014】
【作用】請求項1の発明におけるサイクリックディジタ
ル情報伝送装置は、フレーム伝送を開始した後当該フレ
ーム伝送が終了する前に、情報入力部により入力された
パラレルデータをシリアルデータに変換する処理を再開
し、その変換する処理が当該フレーム伝送が終了する前
に終了すれば、シリアルデータが有効である旨を示すデ
ータを次回フレーム伝送するフレームに含め、その変換
する処理が当該フレーム伝送が終了する前に終了しなけ
れば、シリアルデータが無効である旨を示すデータを次
回フレーム伝送するフレームに含め、当該フレーム伝送
が終了したら直ちにそのフレームをフレーム伝送するデ
ータ送信部を設けたことにより、伝送されるディジタル
情報量が制限されるとともに、フレーム伝送が途切れる
ことなく行われる。また、受信装置では伝送されたシリ
アルデータが有効であるか否かを判断できるようにな
る。
【0015】請求項2の発明におけるサイクリックディ
ジタル情報伝送装置は、データ送信部からフレーム伝送
されたフレームにシリアルデータが無効である旨を示す
データが含まれている場合には、情報出力部の出力を停
止するデータ判定部を設けたことにより、誤りが存在す
る可能性があるディジタル情報を破棄できるようにな
る。
【0016】請求項3の発明におけるサイクリックディ
ジタル情報伝送装置は、データ送信部からフレーム伝送
されたフレームにシリアルデータが無効である旨を示す
データが含まれている場合には、異常検出信号を出力す
るデータ判定部を設けたことにより、誤りが存在する可
能性があるディジタル情報を破棄できるようになる。
【0017】請求項4の発明におけるサイクリックディ
ジタル情報伝送装置は、データ送信部から1フレーム受
する毎に変換処理を開始するデータ受信部の変換処理
が終了すると、データ受信部により変換されたパラレル
データの読み込み処理を開始し、データ受信部が変換処
理を再開する前にパラレルデータの読み込み処理が終了
した場合には、そのパラレルデータを情報出力部に出力
する一方、データ受信部が変換処理を再開する前にパラ
レルデータの読み込み処理が終了しない場合には、その
パラレルデータを破棄するデータ読込部を設けたことに
より、現時点から一定時間以内の新しいディジタル情報
のみ出力できるようになる。
【0018】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は請求項1及び請求項2の発明の一実施例に
よるサイクリックディジタル情報伝送装置を示す構成図
であり、図において、従来のものと同一符号は同一また
は相当部分を示すので説明を省略する。
【0019】11はフレーム伝送を開始した後当該フレ
ーム伝送が終了する前に、情報入力部3により入力され
たパラレルデータをシリアルデータに変換する処理を開
始し、その変換する処理が当該フレーム伝送が終了する
前に終了すれば、シリアルデータが有効である旨を示す
データを次回フレーム伝送するフレームに含め、その変
換する処理が当該フレーム伝送が終了する前に終了しな
ければ、シリアルデータが無効である旨を示すデータを
次回フレーム伝送するフレームに含め、当該フレーム伝
送が終了したら直ちにそのフレームをフレーム伝送する
データ送信部、12はパラレルシリアル変換器13から
出力される情報入力開始信号を入力すると、情報入力部
3により入力されたパラレルデータを読み込んで、その
パラレルデータをパラレルシリアル変換器13のメモリ
に書き込むパラレルデータ取込み部、13はパラレルデ
ータ取込み部12により書き込まれたパラレルデータを
シリアルデータに変換して同一フレームに含め、そのシ
リアルデータをフレーム伝送するとともに、フレームの
先頭を伝送してからT1時間経過後に情報入力開始信号
を出力するパラレルシリアル変換器である。
【0020】また、14はデータ送信部11からフレー
ム伝送されたフレームにシリアルデータが無効である旨
を示すデータが含まれている場合には、情報出力部7の
出力を停止するデータ判定部である。
【0021】次に動作について説明する。まず、情報入
力部3は、常時最新のディジタル情報(パラレルデー
タ)を入力しているが、データ伝送のレスポンス遅れ時
間を短縮するという観点から伝送するシリアルデータ数
を減らすべく、パラレルデータ取込み部12は、パラレ
ルシリアル変換器13から情報入力開始信号を出力され
たときに限り、情報入力部3に入力されたパラレルデー
タを読み込んで、そのパラレルデータをパラレルシリア
ル変換器13に書き込む処理を行う。
【0022】パラレルデータ取込み部12の動作をもう
少し具体的に説明すると(因に、図3はデータ送信部1
1の処理手順を示すフローチャートである)、図2に示
すように、パラレルシリアル変換器13は、フレームの
先頭を伝送してからT1時間経過後に情報入力開始信号
を出力するが、パラレルデータ取込み部12は、情報入
力開始信号が出力されたか否かを常時監視し、情報入力
開始信号が出力されるとパラレルデータの読み込みを開
始する(ステップST1,ST2)。そして、読み込ん
だパラレルデータをパラレルシリアル変換器13のメモ
リに書き込むと、パラレルシリアル変換器13がそのパ
ラレルデータをシリアルデータに変換する(ステップS
T3)。
【0023】そして、パラレルシリアル変換器13は、
情報入力開始信号を出力してからT2時間経過すると情
報入力開始信号の出力を停止するが、その時点におい
て、パラレルデータをシリアルデータに変換する処理が
終了していれば、例えばフレーム構成を図4のようにし
た場合、データ有効判定フラグを”1”にすることによ
って、次回伝送するフレームに含まれるシリアルデータ
(ディジタル情報)が有効である旨を明らかにする(ス
テップST4,ST5)。一方、その時点において、パ
ラレルデータをシリアルデータに変換する処理が終了し
ていなければ、データ有効判定フラグを”0”にするこ
とによって、次回伝送するフレームに含まれるシリアル
データ(ディジタル情報)が無効である旨を明らかにす
る(ステップST4,ST6)。
【0024】因に、図2の場合、ディジタル情報Aの変
換処理はT2時間経過する前に終了しているので、ディ
ジタル情報Aを含むフレームのデータ有効判定フラグ
は”1”となるが、ディジタル情報Bの変換処理はT2
時間経過する前に終了していないので、ディジタル情報
Bを本来伝送するフレームのデータ有効判定フラグは”
0”となる。
【0025】そして、パラレルシリアル変換器13は、
ディジタル情報Aの場合、T2時間経過する前に変換処
理が終了しているので、ディジタル情報Aをフレームに
含めて直ちにフレーム伝送するが(ステップST7)、
ディジタル情報Bの場合、T2時間経過する前に変換処
理が終了していないので、T2時間が経過した時点では
ディジタル情報Bをフレームに含められないため、前回
フレーム伝送したディジタル情報(図2の場合、ディジ
タル情報Aに相当する)をフレームに含めて直ちにフレ
ーム伝送する(ステップST7)。これにより、パラレ
ルデータ取込み部12がディジタル情報(パラレルデー
タ)の読み込みを開始してから(T2+T3)時間経過
後には、そのディジタル情報(シリアルデータ)の伝送
が終了することになる。
【0026】そして、送信装置1から受信装置2にフレ
ーム伝送されると、シリアルパラレル変換器6がシリア
ルデータをパラレルデータに変換するが、データ判定部
14は、フレーム伝送されたフレームに含まれるデータ
有効判定フラグをチェックすることにより、このフレー
ムに含まれているシリアルデータ(ディジタル情報)が
有効であるか無効であるかを判定する。そして、有効で
ある場合には、情報出力部7から変換されたパラレルデ
ータを出力させるが、無効である場合には、変換された
パラレルデータが情報出力部7から出力されるのを阻止
する。
【0027】以上より、この実施例1によれば、パラレ
ルシリアル変換器13から情報入力開始信号を出力され
たときに限り、情報入力部3に入力されたパラレルデー
タを読み込むようにしているので、伝送されるディジタ
ル情報量が制限され、データ伝送のレスポンス遅れ時間
を短縮することができる。また、ディジタル情報が一定
時間以上変化しなくてもフレーム伝送が途切れないの
で、従来のもののように再度同期をとり直す必要がな
く、同期確立のためにデータ伝送のレスポンス遅れ時間
が長くなるという事態が発生しなくなる。さらに、時間
内に変換処理が終了したか否かの情報(データ有効判定
フラグ)をフレームに含めるようにしたので、伝送され
てきたディジタル情報が最新のものであるか否かを判定
できるとともに、誤りが存在する可能性があるディジタ
ル情報の出力を回避することができる。
【0028】実施例2.上記実施例1では、T2時間経
過する前に変換処理が終了していない場合、前回伝送し
たディジタル情報をフレームに含めるようにしたが、例
えば、異常検出を示すデータをフレームに含めるように
してもよく、上記実施例1と同様の効果が得られる。
【0029】実施例3.上記実施例1では、パラレルシ
リアル変換器13が情報入力開始信号を出力してからT
2時間経過後に情報入力開始信号の出力を停止するよう
にしていたが、図5に示すように、パラレルシリアル変
換器13が変換処理を終了したとき、情報入力開始信号
の出力を停止させるようにしてもよく、上記実施例1と
同様の効果が得られる。
【0030】実施例4.上記実施例1では、データ送信
部11からフレーム伝送されたフレームにシリアルデー
タが無効である旨を示すデータが含まれている場合に
は、データ判定部14が情報出力部7の出力を停止する
ものについて示したが、図6に示すように、データ送信
部11からフレーム伝送されたフレームにシリアルデー
タが無効である旨を示すデータが含まれている場合に
は、データ判定部15が異常検出信号を出力するように
してもよい。これにより、外部装置は、誤りが存在する
可能性があるディジタル情報(受信装置2の情報出力部
7が出力するディジタル情報)を破棄することができる
ようになる。因に、この実施例4は請求項3の発明に対
応している。
【0031】実施例5. 図7は請求項4の発明の一実施例によるサイクリックデ
ィジタル情報伝送装置を示す構成図であり、図におい
て、16はデータ送信部11から1フレーム受信した時
点から受信したシリアルデータをパラレルデータに変換
する処理を開始するシリアルパラレル変換器(データ受
信部)、17はシリアルパラレル変換器16の変換処理
が終了すると、シリアルパラレル変換器16により変換
されたパラレルデータの読み込み処理を開始し、シリア
ルパラレル変換器16が変換処理を再開する前にパラレ
ルデータの読み込み処理が終了した場合には、そのパラ
レルデータを情報出力部7に出力する一方、シリアルパ
ラレル変換器16が変換処理を再開する前にパラレルデ
ータの読み込み処理が終了しない場合には、そのパラレ
ルデータを破棄するデータ読込部である。
【0032】次に動作について説明する。例えば、図8
の場合、ディジタル情報A及びディジタル情報Bの変換
処理は、いずれもT2時間経過する前に終了しているの
で、ディジタル情報A及びディジタル情報Bを含むフレ
ームが続けてフレーム伝送されている。
【0033】そして、シリアルパラレル変換器16は、
1フレームを受信した時点から受信したシリアルデータ
をパラレルデータに変換する処理を開始し、その変換処
理が終了すると、データ読込部17が、その変換された
パラレルデータの読み込みを開始する。そして、データ
読込部17は、シリアルパラレル変換器16が変換処理
を再開する前にその読み込みが終了した場合には(図2
の場合、ディジタル情報Aの読み込は変換処理が再開さ
れる前に終了している)、読み込んだパラレルデータを
情報出力部7から出力させるが、変換処理が再開する前
にその読み込みが終了しない場合には(図2の場合、デ
ィジタル情報Bの読み込は変換処理が再開される前に終
了していない)、そのパラレルデータを情報出力部7か
ら出力させずに破棄するようにしている。なお、読込遅
れ信号は、シリアルパラレル変換器16から常時出力さ
れているが、シリアルパラレル変換器16の変換処理が
再開される前に、データ読込部17の読み込み処理が終
了すると出力が停止され、情報出力部7は読込遅れ信号
の出力が停止されると、パラレルデータ(ディジタル情
報)を出力する。
【0034】これにより、パラレルデータ取込み部12
がパラレルデータの読み込みを開始してから一定時間
(T2+T3×2)以内の新しいディジタル情報のみが
情報出力部7から出力されるようになる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、フレーム伝送を開始した後当該フレーム伝送が終了
する前に、情報入力部により入力されたパラレルデータ
をシリアルデータに変換する処理を再開し、その変換す
る処理が当該フレーム伝送が終了する前に終了すれば、
シリアルデータが有効である旨を示すデータを次回フレ
ーム伝送するフレームに含め、その変換する処理が当該
フレーム伝送が終了する前に終了しなければ、シリアル
データが無効である旨を示すデータを次回フレーム伝送
するフレームに含め、当該フレーム伝送が終了したら直
ちにそのフレームをフレーム伝送するように構成したの
で、伝送されるディジタル情報量が制限されるととも
に、フレーム伝送が途切れることなく行われる結果、デ
ィジタル情報が変化しない時間がある程度継続する場合
でも、データ伝送のレスポンス遅れ時間を短縮すること
ができる効果がある。また、受信装置では伝送されたシ
リアルデータが有効であるか否かを判断できるため、誤
りのあるディジタル情報の出力を回避できる効果もあ
る。
【0036】請求項2の発明によれば、データ送信部か
らフレーム伝送されたフレームにシリアルデータが無効
である旨を示すデータが含まれている場合には、情報出
力部の出力を停止するように構成したので、誤りが存在
する可能性があるディジタル情報を破棄できる効果があ
る。
【0037】請求項3の発明によれば、データ送信部か
らフレーム伝送されたフレームにシリアルデータが無効
である旨を示すデータが含まれている場合には、異常検
出信号を出力するように構成したので、誤りが存在する
可能性があるディジタル情報を破棄できるようになる効
果がある。
【0038】請求項4の発明によれば、データ送信部か
ら1フレーム受信する毎に変換処理を開始するデータ受
信部の変換処理が終了すると、データ受信部により変換
されたパラレルデータの読み込み処理を開始し、データ
受信部が変換処理を再開する前にパラレルデータの読み
込み処理が終了した場合には、そのパラレルデータを情
報出力部に出力する一方、データ受信部が変換処理を再
開する前にパラレルデータの読み込み処理が終了しない
場合には、そのパラレルデータを破棄するように構成し
たので、現時点から一定時間以内の新しいディジタル情
報のみ出力できるようになる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1及び請求項2の一実施例による発明
のサイクリックディジタル情報伝送装置を示す構成図で
ある。
【図2】 送信装置1の処理手順を示すタイムーチャー
トである。
【図3】 データ送信部11の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図4】 フレームのデータ構成を示すフレーム構成図
である。
【図5】 送信装置1の処理手順を示すタイムーチャー
トである。
【図6】 請求項3の発明の一実施例によるサイクリッ
クディジタル情報伝送装置を示す構成図である。
【図7】 請求項4の発明の一実施例によるサイクリッ
クディジタル情報伝送装置を示す構成図である。
【図8】 送信装置1及び受信装置2の処理手順を示す
タイムーチャートである。
【図9】 従来のサイクリックディジタル情報伝送装置
を示す構成図である。
【符号の説明】 3 情報入力部、6,16 シリアルパラレル変換器
(データ受信部)、7情報出力部、11 データ送信
部、14,15 データ判定部、17 データ読込部。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パラレルデータであるディジタル情報を
    入力する情報入力部と、上記情報入力部により入力され
    たパラレルデータをシリアルデータに変換するととも
    に、そのシリアルデータを同一フレームに含め、そのシ
    リアルデータをフレーム伝送するデータ送信部と、上記
    データ送信部からフレーム伝送されたシリアルデータを
    パラレルデータに変換するデータ受信部と、上記データ
    受信部により変換されたパラレルデータを出力する情報
    出力部とを備えたサイクリックディジタル情報伝送装置
    において、上記データ送信部は、フレーム伝送を開始し
    た後当該フレーム伝送が終了する前に、上記情報入力部
    により入力されたパラレルデータをシリアルデータに変
    換する処理を再開し、その変換する処理が当該フレーム
    伝送が終了する前に終了すれば、シリアルデータが有効
    である旨を示すデータを次回フレーム伝送するフレーム
    に含め、その変換する処理が当該フレーム伝送が終了す
    る前に終了しなければ、シリアルデータが無効である旨
    を示すデータを次回フレーム伝送するフレームに含め、
    当該フレーム伝送が終了したら直ちにそのフレームをフ
    レーム伝送することを特徴とするサイクリックディジタ
    ル情報伝送装置。
  2. 【請求項2】 上記データ送信部からフレーム伝送され
    たフレームにシリアルデータが無効である旨を示すデー
    タが含まれている場合には、上記情報出力部の出力を停
    止するデータ判定部を設けたことを特徴とする請求項1
    記載のサイクリックディジタル情報伝送装置。
  3. 【請求項3】 上記データ送信部からフレーム伝送され
    たフレームにシリアルデータが無効である旨を示すデー
    タが含まれている場合には、異常検出信号を出力するデ
    ータ判定部を設けたことを特徴とする請求項1記載のサ
    イクリックディジタル情報伝送装置。
  4. 【請求項4】 上記データ送信部から1フレーム受信
    る毎に上記変換処理を開始するデータ受信部の変換処理
    が終了すると、上記データ受信部により変換されたパラ
    レルデータの読み込み処理を開始し、上記データ受信部
    が変換処理を再開する前にパラレルデータの読み込み処
    理が終了した場合には、そのパラレルデータを情報出力
    部に出力する一方、上記データ受信部が変換処理を再開
    する前にパラレルデータの読み込み処理が終了しない場
    合には、そのパラレルデータを破棄するデータ読込部を
    設けたことを特徴とする請求項1記載のサイクリックデ
    ィジタル情報伝送装置。
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