JP2000076784A - 光ディスクコントローラ - Google Patents

光ディスクコントローラ

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JP2000076784A
JP2000076784A JP10247162A JP24716298A JP2000076784A JP 2000076784 A JP2000076784 A JP 2000076784A JP 10247162 A JP10247162 A JP 10247162A JP 24716298 A JP24716298 A JP 24716298A JP 2000076784 A JP2000076784 A JP 2000076784A
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JP
Japan
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data
comparison
control unit
series
buffer memory
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JP10247162A
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Inventor
Tadao Inoue
忠男 井上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ取り込み処理を中断後、再開してバッ
ファメモリ内に格納されるデータ系列を連結する場合
に、制御マイコンに対する負荷を軽減するとともにデー
タ取り込み処理を再開する際の応答処理時間を短縮す
る。 【解決手段】 光ディスク信号処理部109からデータ
を取り込んでバッファメモリ111内に格納する際に、
データ取り込み比較タイミング制御部113の制御信号
に基づいてデータ系列比較用バッファ回路104に比較
用データ系列として格納・更新する。データの取り込み
処理を中断した後、再開してバッファメモリ111内の
データ連結を行う場合に、データ系列比較部103はデ
ータ取り込み処理中にデータ系列比較用バッファ回路1
04に格納・更新された比較用データ系列を用いること
ができるため、従来のように制御マイコン110がバッ
ファメモリ111のデータをデータ系列比較用バッファ
回路104に設定する必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクから読
み出されたデータをバッファメモリに格納する処理と、
その格納されたデータをホストコンピュータ等の入出力
制御装置へ出力する処理とを行う光ディスクコントロー
ラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスクコントローラについて
図面を参照しながら説明する。図5は従来の光ディスク
コントローラの構成を示すブロック図である。従来の光
ディスクコントローラ501は、データ取り込み制御部
102、データ系列比較部103、データ系列比較用バ
ッファ回路104、DMA転送制御部105、メモリ制
御部106、データ出力制御部107およびマイコンイ
ンターフェース108(以下「マイコンI/F108」
と略す)により構成され、光ディスク信号処理部10
9、制御マイコン110、バッファメモリ111および
データ出力装置112と接続される。
【0003】光ディスク信号処理部109は、光ディス
クから読み出した信号に所定の処理(例えばEFM復
調、フレーム同期信号の検出、誤り検出・訂正制御等)
を施しデータ系列として出力するものである。データ取
り込み制御部102は、光ディスク信号処理部109か
ら出力されるデータ系列の取り込みおよびその制御(取
り込みの開始・停止・再開・終了等)を行うものであ
り、取り込まれたデータ系列はさらにメモリ制御部10
6を経由してバッファメモリ111に格納される。メモ
リ制御部106は、バッファメモリ111へのデータの
入力およびバッファメモリ111からのデータの出力の
制御を行うものである。データ出力制御部107は、バ
ッファメモリ111からメモリ制御部106を経由して
取り出されたデータ系列をデータ出力装置112へ出力
するとともにその制御(出力の開始・停止・再開・終了
等)を行うものである。データ出力装置112は、光デ
ィスクコントローラ501と接続されるホストコンピュ
ータやオーディオデータ再生装置等であり、データ出力
制御部107との間でデータ系列の送受信制御を行うも
のである。DMA転送制御部105は、メモリ制御部1
06とデータ取り込み制御部102、データ出力制御部
107との間のデータ系列の転送制御を行うものであ
る。データ系列比較部103は、データ系列比較用バッ
ファ回路104に設定された所定長(例えば96ビッ
ト)の比較用データ系列と、光ディスク信号処理部10
9からデータ取り込み制御部102に入力されるデータ
系列とのデータ比較を行うものであり、データ比較結果
をデータ取り込み制御部102へ出力する。
【0004】マイコン制御部110は、マイコンI/F
108を経由して、データ取り込み制御部102,DM
A転送制御部105,データ出力制御部107を制御す
る。例えば、データ取り込み制御部102に対してデー
タ取り込み要求,データ取り込み停止要求を発行し、D
MA転送制御部105に対してDMA転送要求,DMA
転送停止要求を発行し、データ出力制御部107に対し
てデータ出力要求,データ出力停止要求を発行する。さ
らに、マイコン制御部110は、バッファメモリ111
からメモリ制御部106,マイコンI/F108を経由
して所定長のデータ系列を取得し、それを比較用データ
系列としてデータ系列比較用バッファ回路104に設定
する。また、光ディスク信号処理部109からデータに
誤りがあったときにイベント発生等の通知を受けるとと
もに、光ディスク信号処理部109に対し所望の位置の
データから出力するように制御する。
【0005】以上のように構成された従来の光ディスク
コントローラ501の動作について説明する。最初に光
ディスクから必要なデータをバッファメモリ111内に
取り込むために制御マイコン110は、マイコンI/F
108を介してデータ取り込み制御部102やDMA転
送制御部105に対してデータ系列比較部103の出力
結果を参照しないモードでデータを取り込み、DMA転
送を行う要求を指示する。光ディスク信号処理部109
からのデータはデータ取り込み制御部102、メモリ制
御部106を経由してバッファメモリ111内に格納さ
れる。格納されたデータはメモリ制御部106、データ
出力制御部107を経由して順次データ出力装置112
に転送される。
【0006】バッファメモリ111へのデータ取り込み
中に、光ディスクの傷、欠陥や光ディスクドライブ装置
の振動等の影響で光ディスク信号処理部109からのデ
ータに誤りがあった場合や、バッファメモリ111に充
分なデータが格納されてこれ以上データを格納すること
が困難な場合には、メモリ制御部106、光ディスク信
号処理部109はこれらのイベント発生を制御マイコン
110に通知する。制御マイコン110はマイコンI/
F108を経由してデータ取り込み制御部102、DM
A転送制御部105に対しデータ取り込み停止要求、D
MA転送停止要求を発行し、一旦バッファメモリ111
へのデータ取り込みを停止させる。
【0007】その後、制御マイコン110はデータ取り
込みを再開するときに、前回のデータ取り込み動作中に
バッファメモリ111上に正しく格納されたデータ系列
のうちデータ連結を行う所定長のデータ系列をマイコン
I/F108、メモリ制御部106経由で取得し、デー
タ系列比較用バッファ回路104に設定する。さらに制
御マイコン110は、光ディスク信号処理部109に対
しデータ取り込みを停止させた付近からデータがデータ
取り込み制御部102に入力されるように制御を行うと
ともに、マイコンI/F108を介してデータ取り込み
制御部102やDMA転送制御部105に対して、光デ
ィスク信号処理部109から入力されたデータ系列とデ
ータ系列比較用バッファ回路104の比較用データ系列
とのデータ比較を行っているデータ系列比較部103か
らのデータ比較結果の情報に基づいてデータの取り込み
が開始できるように、データ取り込み、DMA転送を行
う要求を指示する。
【0008】データ取り込み制御部102は、データ系
列比較部103からのデータ比較結果の情報に基づいて
データの取り込みを開始し、入力データをメモリ制御部
106経由でバッファメモリ111内に格納させる。こ
れによりバッファメモリ111内には前回正しく取り込
まれたデータの続きに、正確に次のデータが連結された
データ系列を格納させることができ、メモリ制御部10
6、データ出力制御部107経由でデータ出力装置11
2に転送することを実現している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、データ取り込み処理を中断した後、再開す
る際に、制御マイコン110がデータ系列比較用バッフ
ァ回路104への設定データをバッファメモリ111を
アクセスして獲得する方法では、設定データを獲得する
までに時間を要し、さらにその間データ取り込み制御部
102、DMA転送制御部105に対してデータ取り込
み、データ転送処理を起動することができなくて、デー
タ取り込み処理に対する応答処理が遅れることになる。
このように、データ取り込み処理を再開する際に、デー
タ取り込み処理に対する応答処理時間が長くなるととも
に、制御マイコン110にとっても大きな負荷がかかる
ことになる。
【0010】本発明の目的は、データ取り込み処理を中
断後、再開してバッファメモリ内に格納されるデータ系
列を連結する場合に、制御マイコンに対する負荷を軽減
できるとともにデータ取り込み処理を再開する際の応答
処理時間を短縮できる光ディスクコントローラを提供す
ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の光ディス
クコントローラは、制御マイコンの指示により光ディス
クから読み出された信号をデータ系列として取り込んで
バッファメモリへ格納するデータ取り込み制御部と、制
御マイコンの指示によりバッファメモリに格納されたデ
ータ系列を読み出して出力するデータ出力制御部と、デ
ータ取り込み制御部に取り込まれるデータ系列を所定の
タイミングで所定長の比較用データ系列として格納し更
新するデータ系列比較用バッファ回路と、データ取り込
み制御部に取り込まれるデータ系列とデータ系列比較用
バッファ回路に格納された比較用データ系列とを比較す
るデータ系列比較部とを備え、制御マイコンの指示によ
りデータ取り込み制御部によるデータ系列の取り込みを
中断した後、再開する際に、データ系列比較部における
比較結果に基づいて、データ取り込み制御部により取り
込んだデータ系列のバッファメモリへの格納を再開する
ようにしている。
【0012】この構成によれば、バッファメモリへのデ
ータ取り込み処理中に、入力されたデータ系列を同時に
データ系列比較用バッファ回路に所定長の比較用データ
系列として格納し更新しておくため、取り込みを中断し
た後、再開する際に、データ系列比較部はデータ取り込
み処理中にデータ系列比較用バッファ回路に格納・更新
された比較用データ系列を用いることができるため、従
来のように制御マイコンがバッファメモリのデータをデ
ータ系列比較用バッファ回路に設定する必要がなく、バ
ッファメモリ内のデータ連結を行う際のデータ取り込み
処理に対する制御マイコンの負荷を軽減することができ
るとともに、データ取り込み処理を再開する際の応答処
理時間を短縮することができる。
【0013】請求項2記載の光ディスクコントローラ
は、請求項1記載の光ディスクコントローラにおいて、
データ系列比較用バッファ回路における比較用データ系
列を格納し更新するタイミングを、バッファメモリへ格
納する特定のバイト数毎としたことを特徴とする。この
ように、データ系列比較用バッファ回路における比較用
データ系列を格納し更新するタイミングを、バッファメ
モリへ格納する特定のバイト数毎すなわちセクタ単位毎
とすることで、バッファメモリ内のメモリマップ構成を
セクタ単位として扱う場合にセクタ単位毎のデータ連結
機能を実現することが可能となる。
【0014】請求項3記載の光ディスクコントローラ
は、請求項1記載の光ディスクコントローラにおいて、
データ取り込み制御部により取り込まれたデータ系列
を、バッファメモリへ格納するタイミングより遅らせ
て、データ系列比較用バッファ回路に比較用データ系列
として格納し更新することを特徴とする。このように、
データ取り込み制御部により取り込まれたデータ系列
を、バッファメモリへ格納するタイミングより遅らせ
て、データ系列比較用バッファ回路に比較用データ系列
として格納し更新することにより、データ取り込み処理
を即座に停止できない回路やシステム構成であっても、
データ系列比較用バッファ回路の内容を、バッファメモ
リに格納された正しいデータ系列部分と対応させること
ができる。したがって、バッファメモリ内にはデータ取
り込み処理を中断する前に正しく取り込まれたデータの
続きに、正確に次のデータが連結されたデータ系列を格
納させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態
の光ディスクコントローラの構成を示すブロック図であ
る。本実施の形態の光ディスクコントローラ101は、
データ取り込み制御部102、データ系列比較部10
3、データ系列比較用バッファ回路104、データ取り
込み比較タイミング制御部113、DMA転送制御部1
05、メモリ制御部106、データ出力制御部107お
よびマイコンインターフェース108(以下「マイコン
I/F108」と略す)により構成され、光ディスク信
号処理部109、制御マイコン110、バッファメモリ
111およびデータ出力装置112と接続される。
【0016】本実施の形態の光ディスクコントローラ1
01の特徴は、光ディスク信号処理109から出力され
たデータのバッファメモリ111へのデータ取り込み処
理中に、データ取り込み比較タイミング制御部113の
データ系列取り込み制御信号に基づいて、光ディスク信
号処理部109から出力されたデータをデータ取り込み
制御部102を経由して自動的にデータ系列比較用バッ
ファ回路104に取り込み、更新する機能を備えたもの
である。データ取り込み比較タイミング制御部113
は、所定のタイミングでデータ系列取り込み制御信号を
データ系列比較用バッファ回路104へ出力するように
している。なお、その他の構成については従来例と同様
であるので説明を省略する。
【0017】以上のように構成される本実施の形態の光
ディスクコントローラ101の動作について説明する。
最初に光ディスクから必要なデータをバッファメモリ1
11内に取り込むために制御マイコン110は、マイコ
ンI/F108を介してデータ取り込み制御部102や
DMA転送制御部105に対してデータ系列比較部10
3の出力結果を参照しないモードでデータ取り込み、D
MA転送を行う要求を指示する。光ディスク信号処理部
109からのデータは、データ取り込み制御部102、
メモリ制御部106を経由してバッファメモリ111内
に格納されるとともに、データ取り込み比較タイミング
制御部113のデータ系列取り込み制御信号に基づい
て、データ取り込み制御部102を経由してデータ系列
比較用バッファ回路104にも格納される。このデータ
系列比較用バッファ回路104には、所定長(例えば9
6ビット)のデータ系列が比較用データ系列として格納
される。バッファメモリ111に格納されたデータはメ
モリ制御部106、データ出力制御部107を経由して
順次データ出力装置112に転送される。
【0018】バッファメモリ111へのデータ取り込み
中に、光ディスクの傷、欠陥や光ディスクドライブ装置
の振動等の影響で光ディスク信号処理部109からのデ
ータに誤りがあった場合や、バッファメモリ111に充
分なデータが格納されてこれ以上データを格納すること
が困難な場合には、メモリ制御部106、光ディスク信
号処理部109はこれらのイベント発生を制御マイコン
110に通知する。制御マイコン110はマイコンI/
F108を経由してデータ取り込み制御部102、DM
A転送制御部105に対しデータ取り込み停止要求、D
MA転送停止要求を発行し、一旦バッファメモリ111
へのデータ取り込みを停止させる。
【0019】その後、制御マイコン110はデータ取り
込みを再開する場合に、従来のようにデータ系列比較用
バッファ回路104にデータを設定する必要はなく、光
ディスク信号処理部109に対しデータ取り込みを停止
させた付近からデータがデータ取り込み制御部102に
入力されるように制御を行うとともに、マイコンI/F
108を介してデータ取り込み制御部102やDMA転
送制御部105に対して、光ディスク信号処理部109
から入力されたデータ系列とデータ系列比較用バッファ
回路104の比較用データ系列とのデータ比較を行って
いるデータ系列比較部103からのデータ比較結果の情
報に基づいてデータの取り込みが開始できるように、デ
ータ取り込み、DMA転送を行う要求を指示する。
【0020】データ取り込み制御部102は、データ系
列比較部103からのデータ比較結果の情報に基づい
て、入力データをメモリ制御部106経由でバッファメ
モリ111内に格納させる。これによりバッファメモリ
111内にはデータ取り込み処理を中断(停止)する前
に正しく取り込まれたデータの続きに、正確に次のデー
タが連結されたデータ系列を格納させることができ、メ
モリ制御部106,データ出力制御部107経由でデー
タ出力装置112に転送することを実現している。
【0021】以上のように本実施の形態によれば、デー
タの取り込み処理を中断した後、再開してバッファメモ
リ111内のデータ連結を行う場合に、データ系列比較
部103はデータ取り込み処理中にデータ系列比較用バ
ッファ回路104に格納・更新された比較用データ系列
を用いることができるため、従来のように制御マイコン
110がバッファメモリ111のデータをデータ系列比
較用バッファ回路104に設定する必要がなく、バッフ
ァメモリ111内のデータ連結を行う際のデータ取り込
み処理に対する制御マイコン110の負荷を軽減するこ
とができるとともに、データ取り込み処理を再開する際
の応答処理時間を短縮することができる。
【0022】以下、本実施の形態において、バッファメ
モリ111へのデータ系列の取り込み処理中に、データ
系列比較用バッファ回路104に比較用データ系列が格
納され更新されるタイミングについて図2〜図4を参照
しながら説明する。図2,図3,図4はそれぞれ異なる
タイミングでデータ系列比較用バッファ回路104に比
較用データ系列が格納され更新される場合を示す。
【0023】図2は、データ取り込み制御部102によ
り取り込まれたデータ系列が、バッファメモリ111へ
格納されるのと同じタイミングで、データ系列比較用バ
ッファ回路104に比較用データ系列として格納され更
新される場合である。図2において、バッファメモリ1
11のデータブロックD0,D1にデータを格納し、次
のデータブロックD2の途中のデータNG検出位置20
2に格納されるべきデータの誤りが検出され、バッファ
メモリ111へのデータ取り込みを停止したときには、
データ系列比較用バッファ回路104には所定長の比較
用データ系列201が格納されており、データ取り込み
処理の再起動をかけることでデータ再バッファリング開
始位置203からのデータ取り込みを可能とする。
【0024】この場合、データNG検出位置202とデ
ータ再バッファリング開始位置203とは同じ位置とな
る。また、図3は、データ系列比較用バッファ回路10
4における比較用データ系列を格納し更新するタイミン
グを、バッファメモリ111へ格納される特定のバイト
数毎つまりセクタ単位毎とした場合である。
【0025】図3において、バッファメモリ111のデ
ータブロックD0,D1にデータを格納し、次のデータ
ブロックD2の途中のデータNG検出位置302に格納
されるべきデータの誤りが検出され、バッファメモリ1
11へのデータ取り込みを停止したときには、データ系
列比較用バッファ回路104には所定長の比較用データ
系列301が格納されており、データ取り込み処理の再
起動をかけることでデータ再バッファリング開始位置3
03からのデータ取り込みを可能とする。
【0026】この場合、バッファメモリ111内のメモ
リマップ構成をセクタ単位として扱う場合にセクタ単位
毎のデータ連結機能を実現することが可能となる。ま
た、図4は、データ取り込み制御部102により取り込
まれたデータ系列が、バッファメモリ111へ格納され
るタイミングより遅らせて、データ系列比較用バッファ
回路104に比較用データ系列として格納され更新され
る場合である。この場合、データ系列比較用バッファ回
路104へ比較用データ系列を格納し更新するタイミン
グをバッファメモリ111へ格納するタイミングより遅
らせるために、データ系列比較用バッファ回路104
は、比較用データ系列を格納し更新するタイミングを段
階的に調整できる機能を有するとともに、そのタイミン
グを制御マイコン110から任意に設定できるようにな
っている。
【0027】図4において、バッファメモリ111のデ
ータブロックD0,D1にデータを格納し、次のデータ
ブロックD2の途中のデータNG検出位置402に格納
されるべきデータの誤りが検出され、バッファメモリ1
11へのデータ取り込みを停止したときには、データ系
列比較用バッファ回路104には所定長の比較用データ
系列401が格納されており、データ取り込み処理の再
起動をかけることでデータ再バッファリング開始位置4
03からのデータ取り込みを可能とする。
【0028】この場合、データNG検出位置402と比
較用データ系列401との間にはオフセット404を持
っているので、データ誤り等の検出後にデータ取り込み
処理を即座に停止できない回路やシステム構成であって
も、データ系列比較用バッファ回路104の内容を、バ
ッファメモリ111に格納された正しく誤りのないデー
タ系列部分と対応させることができる。したがって、バ
ッファメモリ111内にはデータ取り込み処理を中断す
る前に正しく取り込まれたデータの続きに、正確に次の
データが連結されたデータ系列を格納させることができ
る。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明にによれば、バッフ
ァメモリへのデータ取り込み処理中に、入力されたデー
タ系列を同時にデータ系列比較用バッファ回路に所定長
の比較用データ系列として格納し更新しておくため、取
り込みを中断した後、再開する際に、データ系列比較部
はデータ取り込み処理中にデータ系列比較用バッファ回
路に格納・更新された比較用データ系列を用いることが
できるため、従来のように制御マイコンがバッファメモ
リのデータをデータ系列比較用バッファ回路に設定する
必要がなく、バッファメモリ内のデータ連結を行う際の
データ取り込み処理に対する制御マイコンの負荷を軽減
することができるとともに、データ取り込み処理を再開
する際の応答処理時間を短縮することができる。
【0030】また、データ系列比較用バッファ回路にお
ける比較用データ系列を格納し更新するタイミングを、
バッファメモリへ格納する特定のバイト数毎すなわちセ
クタ単位毎とすることで、バッファメモリ内のメモリマ
ップ構成をセクタ単位として扱う場合にセクタ単位毎の
データ連結機能を実現することが可能となる。また、デ
ータ取り込み制御部により取り込まれたデータ系列を、
バッファメモリへ格納するタイミングより遅らせて、デ
ータ系列比較用バッファ回路に比較用データ系列として
格納し更新することにより、データ取り込み処理を即座
に停止できない回路やシステム構成であっても、データ
系列比較用バッファ回路の内容を、バッファメモリに格
納された正しいデータ系列部分と対応させることができ
る。したがって、バッファメモリ内にはデータ取り込み
処理を中断する前に正しく取り込まれたデータの続き
に、正確に次のデータが連結されたデータ系列を格納さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の光ディスクコントローラ
の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の実施の形態においてデータ系列比較用
バッファ回路へ比較用データ系列を格納・更新するタイ
ミングの一例およびバッファメモリにデータ取り込み処
理を再開する場合のデータ連結について説明するための
図。
【図3】本発明の実施の形態においてデータ系列比較用
バッファ回路へ比較用データ系列を格納・更新するタイ
ミングの一例およびバッファメモリにデータ取り込み処
理を再開する場合のデータ連結について説明するための
図。
【図4】本発明の実施の形態においてデータ系列比較用
バッファ回路へ比較用データ系列を格納・更新するタイ
ミングの一例およびバッファメモリにデータ取り込み処
理を再開する場合のデータ連結について説明するための
図。
【図5】従来の光ディスクコントローラの構成を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
101 光ディスクコントローラ 102 データ取り込み制御部 103 データ系列比較部 104 データ系列比較用バッファ回路 105 DMA転送制御部 106 メモリ制御部 107 データ出力制御部 108 マイコンインターフェース 109 光ディスク信号処理部 110 制御マイコン 111 バッファメモリ 112 データ出力装置 113 データ取り込み比較タイミング制御部 201 比較用データ系列 202 データNG検出位置 203 データ再バッファリング開始位置 301 比較用データ系列 302 データNG検出位置 303 データ再バッファリング開始位置 401 比較用データ系列 402 データNG検出位置 403 データ再バッファリング開始位置 404 オフセット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御マイコンの指示により光ディスクか
    ら読み出された信号をデータ系列として取り込んでバッ
    ファメモリへ格納するデータ取り込み制御部と、 前記制御マイコンの指示により前記バッファメモリに格
    納されたデータ系列を読み出して出力するデータ出力制
    御部と、 前記データ取り込み制御部に取り込まれるデータ系列を
    所定のタイミングで所定長の比較用データ系列として格
    納し更新するデータ系列比較用バッファ回路と、 前記データ取り込み制御部に取り込まれるデータ系列と
    前記データ系列比較用バッファ回路に格納された比較用
    データ系列とを比較するデータ系列比較部とを備え、 前記制御マイコンの指示により前記データ取り込み制御
    部によるデータ系列の取り込みを中断した後、再開する
    際に、前記データ系列比較部における比較結果に基づい
    て、前記データ取り込み制御部により取り込んだデータ
    系列の前記バッファメモリへの格納を再開するようにし
    た光ディスクコントローラ。
  2. 【請求項2】 データ系列比較用バッファ回路における
    比較用データ系列を格納し更新するタイミングを、バッ
    ファメモリへ格納する特定のバイト数毎としたことを特
    徴とする請求項1記載の光ディスクコントローラ。
  3. 【請求項3】 データ取り込み制御部により取り込まれ
    たデータ系列を、前記バッファメモリへ格納するタイミ
    ングより遅らせて、データ系列比較用バッファ回路に比
    較用データ系列として格納し更新することを特徴とする
    請求項1記載の光ディスクコントローラ。
JP10247162A 1998-09-01 1998-09-01 光ディスクコントローラ Pending JP2000076784A (ja)

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JP10247162A JP2000076784A (ja) 1998-09-01 1998-09-01 光ディスクコントローラ

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