JP2669143B2 - プログラマブルコントローラのプログラミング装置 - Google Patents

プログラマブルコントローラのプログラミング装置

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JP2669143B2 JP2311156A JP31115690A JP2669143B2 JP 2669143 B2 JP2669143 B2 JP 2669143B2 JP 2311156 A JP2311156 A JP 2311156A JP 31115690 A JP31115690 A JP 31115690A JP 2669143 B2 JP2669143 B2 JP 2669143B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、プログラマブルコントローラのプログラ
ミング装置に関し、さらに詳しくは、シーケンスプログ
ラムのデバッグを行う際に、シーケンスプログラムに加
えられる変更が仮の変更かバグの修正かを判別し、仮の
変更であるときは変更箇所を自動的に元に戻すことが出
来るプログラマブルコントローラのプログラミング装置
に関する。
[従来の技術] 第6図は、従来のプログラマブルコントローラのプロ
グラミング装置の要部構成を示すブロック図である。
このプログラミング装置(21)は、中央処理装置(CP
U)(22)、内部メモリ(23)、ビデオコントローラ(2
4)により制御されるCRT表示装置(25)、フロッピィデ
ィスクドライブコントローラ(26)により制御されて、
フロッピィディスク(以下、FDという)(28)へのデー
タの書き込みとFD(28)からのデータの読み出しを行な
う2台のフロッピーディスクドライブ(以下、FDDとい
う)(27)、および中央処理装置(22)に指令を送るた
めのキーボード(29)を備えている。
中央処理装置(22)と、内部メモリ(23)、ビデオコ
ントローラ(24),FDDコントローラ(26)およびキーボ
ード(29)との間の信号の伝達は、バス(30)を介して
行なわれる。
内部メモリ(23)には、システムプログラムエリア
(23a)とシーケンスプログラムエリア(23b)が設けて
あり、システムプログラムエリア(23a)にはプログラ
ミング装置(21)を制御するシステムプログラムが格納
される。シーケンスプログラムエリア(23b)には、作
成したシーケンスプログラムが格納される。
中央処理装置(22)は、システムプログラムエリア
(23a)に格納されたシステムプログラムに従って、全
体の作動を制御する。
プログラミング装置(21)を用いて作成されたシーケ
ンスプログラムは、いったんFD(28)に記録され、その
後、そのシーケンスプログラムを用いてプログラマブル
コントローラを作動させ、正しく処理が実行されるか否
かを確認する。正しく処理されなければ、シーケンスプ
ログラムの誤りを発見してそれを除去する。
このシーケンスプログラムのデバッグ操作は、従来、
以下の手順で行なっている。
まず、シーケンスプログラムを記録したFD(28)をプ
ログラミング装置(21)のFDD(27)にセットし、記録
されているシーケンスプログラムを読み出す。読み出さ
れたシーケンスプログラムは、第7図に示すように、内
部メモリ(23)のシーケンスプログラムエリア(23b)
に、ステップ番号1からステップ番号mまで順に格納さ
れる。
次に、このシーケンスプログラムを用いてプログラマ
ブルコントローラを実際に作動させ、制御対象が所望の
作動をするか否かをチェックする。
その結果、例えば、シーケンスプログラムのステップ
番号2および3の命令の変更が必要と判断した場合、ま
ず、キーボード(29)を操作してステップ番号2および
3を指定し、両ステップ番号の命令を内部メモリ(23)
から読み出してCRT表示装置(25)に表示させる。次
に、プログラミング装置(25)に表示させる。次に、プ
ログラミング装置(21)を書込みモードに設定した後、
CRT表示装置(25)で見ながらキーボード(29)に操作
して命令を変更する。
この操作により、変更後の命令が、シーケンスプログ
ラムエリア(23b)に格納されているシーケンスプログ
ラムのステップ番号2および3の位置に書き込まれ、シ
ーケンスプログラムは変更後の内容に書き換えられる。
そこで、書き換えられたシーケンスプログラムにより
再度プログラマブルコントローラを作動させ、作動をチ
ェックする。
変更箇所が他もある場合は、上記と同じ操作を繰り返
す。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来の方法では、シーケンスプログラムに変更を
加えて作動チェックを行なうと、変更前の内容な失われ
てしまう。このため、作動チェックの後、変更前の内容
に戻したいと考えた場合には、変更をしたときと同様
に、ステップ番号2および3の命令を表示装置(25)に
表示させ、プログラミング装置(21)を書込みモードに
してからキーボード(29)を操作して、手入力で元の内
容に戻す必要がある。
また、変更後の命令を内部メモリ(23)に書き込む前
に、変更前の内容を忘れないようにメモを取っておく必
要もある。
従って、上記従来の方法では、デバッグ操作に手間が
かかるだけでなく、変更前の内容に戻す際に操作を誤っ
て変更前の内容とは異なるものになる恐れもある。
そこで、この発明の目的は、シーケンスプログラムの
デバッグ操作を簡易に行なうことが出来ると共に、誤り
のないシーケンスプログラムを確実に作成することが出
来るプログラマブルコントローラのプログラミング装置
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] この発明のプログラマブルコントローラのプログラミ
ング装置は、ステップ番号に対応して内容が記述された
シーケンスプログラムを記憶する第1記憶手段と、前記
第1記憶手段に記憶しているシーケンスプログラムの少
なくとも一部を読み出して変更を加えることが出来るシ
ーケンスプログラム変更手段と、加えた変更が仮の変更
であるか否かを指示する指示手段と、シーケンスプログ
ラムの読み出した部分の変更前の内容を記憶しうる第2
記憶手段と、前記第2記憶手段に記憶した内容をステッ
プ番号で管理する記憶内容管理手段と、加えた変更が仮
の変更であることが前記指示手段に指示されたら、前記
変更前の内容が前記第2記憶手段に既に記憶されている
か否かを前記記憶内容管理手段の情報に基づいて判定
し、その判定が是であれば、前記第2記憶手段への記憶
は行なわず、否であれば、前記変更前の内容を前記第2
記憶手段に記憶するように制御する記憶制御手段と、加
えた変更が仮の変更である場合は、前記第2記憶手段に
記憶している内容を前記第1記憶手段のシーケンスプロ
グラムの対応箇所に書き込んでから出力し、加えた変更
が仮の変更でない場合は、変更後の内容を前記第1記憶
手段のシーケンスプログラムの対応箇所に書き込んでか
ら出力するように制御する制御手段とを具備してなるこ
とを特徴とする。
[作用] この発明のプログラマブルコントローラのプログラミ
ング装置では、第1記憶手段に記憶したシーケンスプロ
グラムの変更すべき部分を読み出して変更を加える際
に、指示手段によりこの変更が仮のものである旨を指示
すると、読み出した部分の変更前の内容が既に記憶され
ている場合を除いてその変更前の内容を第2記憶手段に
記憶してから、変更後の内容を第1記憶手段のシーケン
スプログラムに書き込む。なお、第2記憶手段に記憶さ
れた内容は、記憶内容管理手段がシーケンスプログラム
のステップ番号により管理するから、少ないデータ量
で、効率的に管理を行なえる。
作動チェックが終了してシーケンスプログラムをFD等
に格納する際には、加えた変更が仮のものである場合
は、第2記憶手段に記憶した変更前の内容を第1記憶手
段のシーケンスプログラムの対応箇所に書き込み、シー
ケンスプログラムを変更前の内容に戻してから出力す
る。
加えた変更が仮のものでない、すなわちバグの修正で
ある場合は、第1記憶手段の変更後のシーケンスプログ
ラムをそのまま出力する。
そこで、指示手段により仮の変更である旨を指示して
おけば、出力時に、変更前の内容がシーケンスプログラ
ムに自動的に書き込まれるため、作動チェック後に手入
力で変更前の内容に戻す必要がなくなる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を添付図面に基づいて説明
する。なお、これによりこの発明が限定されるものでは
ない。
第2図は、この発明をプログラマブルコントローラの
プログラミング装置に適用した実施例の要部構成を示す
ブロック図、第1図は、同装置の内部メモリの構成を示
す概念図である。
このプログラミング装置(1)は、第6図に示した従
来のプログラミング装置(21)と同じように、中央制御
装置(2)、内部メモリ(3)、ビデオコントローラ
(4)により制御されるCRT表示装置(5)、FDDコント
ローラ(6)により制御されてFD(8)への書込みとFD
(8)からの読出しを行なう2台のFDD(7)、および
キーボード(9)を備えている。
内部メモリ(3)には、シーケンスプログラムエリア
(3a)とシーケンスプログラムエリア(3b)の他に、プ
ログラム待避エリア(3c)とステップ番号読出しエリア
(3d)とステップ番号記憶テーブル(3e)が設けてあ
る。
システムプログラムエリア(3a)には予めプログラミ
ング装置(1)を制御するシステムプログラムが格納さ
れており、シーケンスプログラムエリア(3b)には、プ
ログラマブルコントローラを制御するシーケンスプログ
ラムが記憶される。
シーケンスプログラムエリア(3b)は、第1記憶手段
を構成する。
プログラム待避エリア(3c)には、シーケンスプログ
ラムエリア(3b)に格納されたシーケンスプログラムの
一部を読み出して変更する際に、変更前の内容が待避し
て記憶される。その動作は、変更後の内容がシーケンス
プログラムに書き込まれる前に行なわれる。
例えば、第1図のように、ステップ番号2および3の
命令が読み出された場合には、それらの変更前の命令が
記憶されることになる。
プログラム待避エリア(3c)は、第2記憶手段を構成
する。
ステップ番号読出しエリア(3d)には、シーケンスプ
ログラムエリア(3b)のシーケンスプログラムの変更を
行なう場合に、シーケンスプログラムの読み出された部
分の先頭ステップ番号が読み出される。その動作は、変
更後の内容がシーケンスプログラムに書き込まれる前に
行なわれる。
第1図の場合では、ステップ番号2が読み出される。
ここでは、読み出された部分の先頭ステップ番号を読
み出しているが、他のステップ番号を読み出すようにし
てもよく、要は、読み出した部分の位置が特定できれば
足りる。
ステップ番号記憶テーブル(3e)には、ステップ番号
読出しエリア(3d)に読み出された先頭ステップ番号が
記憶される。この先頭ステップ番号データは、読み出さ
れた順に配置される。ステップ番号記憶テーブル(3e)
は、記憶内容管理手段を構成する。
キーボード(9)および中央制御装置(2)は、シー
ケンスプログラム変更手段を構成し、キーボード(9)
は指示手段を構成し、中央制御装置(2)は記憶制御手
段および制御手段を構成する。
次に、以上の構成を持つプログラミング装置(1)の
デバッグ時の動作を、第4図および第5図に基づいて説
明する。
第4図は、シーケンスプログラムの1ブロックに変更
を加えてから内部メモリ(3)に書き込むまでの手順を
示すフローチャートである。
ステップN1では、シーケンスプログラムを記録したFD
(8)をFDD(7)にセットし、シーケンスプログラム
を内部メモリ(3)に読み込ませる。
ステップN2では、キーボード(9)を操作し、シーケ
ンスプログラムの変更しようとするブロックを読み出し
てCRT表示装置(5)に表示させ、表示された内容を見
ながら適宜変更を加える。
そこで、プログラミング装置(1)は、まず最初に、
内部メモリ(3)への書き込みができるモード(書込み
モード)になっているか否かを判定する(ステップS
1)。
書込モードになっていなければ、何も処理を行なわな
い。
書込みモードになっていれば、次にステップに進み、
キーボード(9)から所定のキー入力があったか否かを
判定する(ステップS2)。このキー入力は、現在行なっ
ているシーケンスプログラムの変更が仮のものであるこ
とを示すものである。キー入力がない場合は、現在行な
っている変更がバグの修正であることを意味する。
この指示用キーとしては、キーボード(9)上の任意
のキーを指定できる。
キー入力がない場合は、現在行なっているシーケンス
プログラムの変更がバグの修正であると判断し、ステッ
プS9に進んで、変更した内容をシーケンスプログラムエ
リア(3b)に書き込む。これにより、シーケンスプログ
ラムは変更後の内容に書き換えられ、変更前の内容は失
われる。
キー入力があった場合は、以後に書き込む命令が仮の
変更であると判断し、フラグをONにする(ステップS
3)。
キー入力があった場合は、次に、読み出しているブロ
ックの先頭ステップ番号をステップ番号読出しエリア
(3d)に読み出す(ステップS4)。
続いて、読み出された先頭ステップ番号とステップ番
号記憶テーブル(3e)に記憶されているステップ番号と
を比較し(ステップS5)、一致するデータがあるか否か
を判定する(ステップS6)。
一致するデータがない場合は、読み出された先頭ステ
ップ番号をステップ番号記憶テーブル(3e)に記憶し
(ステップS7)、さらに、そのステップ番号から始まる
1ブロックをプログラム待避エリア(3c)に待避させる
(ステップS8)。
そこで、変更を加えたブロックを内部メモリ(3)に
書き込む(ステップS9)。これにより、シーケンスプロ
グラムエリア(3b)のシーケンスプログラムが変更後の
内容に書き換えられる。
一致するデータがある場合は、ステップS7およびS8の
処理を行なわずに、変更を加えたブロックを内部メモリ
(3)に書き込む(ステップS9)。
以上で、変更されたシーケンスプログラムが内部メモ
リ(3)に格納される。
上記の動作を、第3図を用いてより詳細に説明すると
次に通りである。
ステップ番号記憶テーブル(3e)の各位置には、最初
すべて0を記憶させておく。
まず、シーケンスプログラムのステップ番号bとそれ
に続く1ブロックの命令Pbを変更する場合、それが仮の
変更である旨を示すキー入力があれば、先頭のステップ
番号bをステップ番号読出しエリア(3d)に読み出し、
さらにステップ番号記憶テーブル(3e)に記憶している
ステップ番号と比較する。
この変更は最初の変更であり、同じステップ番号は存
在しないため、ステップ番号bをステップ番号記憶テー
ブル(3e)に記憶する。また、プログラム待避エリア
(3c)に、ステップ番号bとそれに続く1ブロックの命
令Pbを記憶する。
その後、シーケンスプログラムエリア(3b)のステッ
プ番号bを先頭とする1ブロックの箇所に、変更した命
令Qbを書き込む。
次に、ステップ番号aとそれに続く1ブロックで変更
があると、上記と同様にして、ステップ番号記憶テーブ
ル(3e)に先頭ステップ番号aを記憶し、プログラミン
グ待避エリア(3c)に命令Paを待避する。その後、シー
ケンスプログラムエリア(3b)のステップ番号aを先頭
とする1ブロックの箇所に、変更した命令Qaを書き込
む。
続いて、ステップ番号cでバグを発見して修正した場
合、キー入力がされないので、ステップ番号cの記憶と
その命令Pcの待避を行なわずに、変更した命令Qcを書き
込む。
さらに、ステップ番号dの命令Pdを仮に変更する場
合、ステップ番号aおよびbの場合とまったく同様に、
ステップ番号dおよびその命令Pdの記憶と、命令Qdの書
込みが行なわれる。
続いて、再びステップ番号aとそれに続く1ブロック
で変更があると、ステップ番号aが再びステップ番号読
出しエリア(3d)に読み出され、ステップ番号記憶テー
ブル(3e)に記憶されているステップ番号と比較され
る。今度は、ステップ番号aがステップ番号記憶テーブ
ル(3e)に記憶されているため、ステップ番号aおよび
その命令Qaの記憶処理(ステップS7、S8)を実行しない
で、変更後の命令Raを書き込む。
これは、最初の命令Paがすでにプログラム待避エリア
(3c)に存在しているため、ステップS7およびS8を実行
すると、最初の命令Paが書き換えられてしまうからであ
る。
以上のようにして、シーケンスプログラムエリア(3
b)には、ステップ番号aを先頭とするブロックの位置
に命令Raが、ステップ番号bを先頭とするブロックの位
置に命令Qbが、ステップ番号cの位置に命令Qcが、ステ
ップ番号dの位置に命令Qdが書き込まれる。また、プロ
グラム待避エリア(3c)には、命令Pb,Pa,Pdが記憶され
る。
なお、キー入力がない場合、すなわち変更がバグ修正
のための変更である場合は、変更後のシーケンスプログ
ラムのステップ番号が変化していないかどうかを確認す
るのが好ましい。
これは、バグ修正前のシーケンスプログラムのENDの
ステップ番号を、ステップ番号記憶テーブル(3e)に予
め記憶しておき、バグ修正後のシーケンスプログラムの
ENDのステップ番号をENDステップ読出しエリア(3f)
(第3図参照)に読み出して、両ステップ番号を比較す
ることにより行なうことが出来る。
比較の結果、ステップ番号記憶テーブル(3e)に記憶
しているステップ番号が、ENDステップ読出しエリア(3
f)に読み出したステップ番号と異なっている場合、バ
グ修正のための変更を行ったステップ番号をステップ番
号読出しエリア(3d)に読み出し、ステップ番号記憶テ
ーブル(3e)と比較する。ステップ番号読出しエリア
(3d)に読み出したステップ番号より大きなステップ番
号がステップ番号記憶テーブル(3e)より見つかったな
らば、その値に、ENDステップ読出しエリア(3f)に読
み出したENDステップ番号とステップ番号記憶テーブル
(3e)に記憶しているENDステップ番号との差を加算ま
たは減算し、得られた値でステップ番号記憶テーブル
(3e)のステップ番号を書き換える。また、次の比較動
作に備えて、ステップ番号記憶テーブル(3e)に記憶し
ているENDステップ番号は、ENDステップ読出しエリア
(3f)に読み出したENDステップ番号で書き換えてお
く。
第5図は、デバッグ後のシーケンスプログラムをFD
(8)に格納する手順を示すフローチャートである。
デバッグ完了後のシーケンスプログラムをFD(8)に
記憶する場合、プログラミング装置(1)をFD(8)へ
の書込みが出来る状態にし、ファイル名をキーボード
(9)より入力した後、FD(8)への出力を行なう。
その際、プログラミング装置(1)は、まず、シーケ
ンスプログラムに仮の変更があったか否かを判定する。
これは、フラグがONになっているか否かにより判定でき
る(ステップS21)。
フラグがONになっている場合は、ステップ番号記憶テ
ーブル(3e)に記憶しているステップ番号を先頭から順
次読み出す(ステップS22)。また、このステップ番号
の読み出しと共に、対応する各ステップの命令もプログ
ラム待避エリア(3c)から順次読み出しておく。
例えば、第3図において、ステップ番号記憶テーブル
(3e)からb,a,dの順にステップ番号を読み出すとする
と、ステップ番号bの読み出しと同時にその命令Pbを読
み出し、次いでステップ番号aの読み出しと同時にその
命令Paを読み出す、というように、ステップ番号とその
ステップ番号に対応する命令を対にして順次読み出すの
である。
次に、シーケンスプログラムエリア(3b)をサーチ
し、そこに記憶しているシーケンスプログラムについ
て、ステップ番号記憶テーブル(3e)から読み出したス
テップ番号に該当するステップ番号を見出す(ステップ
S24)。そして、ステップS22で読み出した命令をそこに
書き込む(ステップS25)。
第3図でいえば、ステップ番号b,a,dの変更前の命令P
b,Pa,Pdを、シーケンスプログラムエリア(3b)の対応
するステップ番号の箇所にそれぞれ書き込むことにな
る。
ステップS22〜S25の手順を、ステップ番号記憶テーブ
ル(3e)からすべてのステップ番号を読み出すまで繰り
返す。
読み出しが完了すると、シーケンスプログラムエリア
(3b)のシーケンスプログラムを、FD(8)に出力する
(ステップS26)。
こうして、バグ修正箇所以外の変更部分を自動的に元
の内容に戻して記憶することが出来る。
フラグがOFFのときは、ステップS22〜S25の処理を行
なわずに、ファイル名を入力後、直ちにシーケンスプロ
グラムエリア(3b)の変更後のシーケンスプログラムを
FD(8)に出力する(ステップS26)。
FD(8)への記録が終了すると、プログラム待避エリ
ア(3c)とステップ番号記憶テーブル(3e)をクリアす
る(ステップS27)。また、同時にフラグもOFFにする。
以上説明した実施例では、デバッグのためにシーケン
スプログラムに加えられる仮の変更を記憶する場合に適
用しているが、仮の変更を行なう前にキー入力を実施す
れば、その後に行なわれる任意の変更を記憶しておくこ
とが出来る。
[発明の効果] この発明のプログラミング装置は、シーケンスプログ
ラムのデバッグ操作を簡易に行なうことが出来ると共
に、誤りのないシーケンスプログラムを確実に作成する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明をプログラマブルコントローラのプロ
グラミング装置に適用した実施例の内部メモリの構成を
示す概念図、第2図は同プログラミング装置の要部構成
を示すブロック図、第3図は内部メモリの各エリアにス
テップ番号とその命令を記憶する手順を示す説明図、第
4図はシーケンスプログラムの変更した内容を内部メモ
リに書き込む手順を示すフローチャート、第5図はデバ
ッグ後に内部メモリのシーケンスプログラムをFDに格納
する手順を示すフローチャート、第6図は従来のプログ
ラマブルコントローラのプログラミング装置の要部構成
を示すブロック図、第7図は従来のプログラミング装置
の内部メモリの構成を示す概念図である。 図において、(1)はプログラミング装置、(2)は中
央制御装置、(3)は内部メモリ、(3a)はシステムプ
ログラムエリア、(3b)はシーケンスプログラムエリ
ア、(3c)はプログラム待避エリア、(3d)はステップ
番号読出しエリア、(3e)はステップ番号記憶テーブ
ル、(4)はビデオコントローラ、(5)はCRT表示装
置、(6)はFDDコントローラ、(7)はFDD、(8)は
FD、(9)はキーボード、(10)はバスである。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステップ番号に対応して内容が記述された
    シーケンスプログラムを記憶する第1記憶手段と、 前記第1記憶手段に記憶しているシーケンスプログラム
    の少なくとも一部を読み出して変更を加えることが出来
    るシーケンスプログラム変更手段と、 加えた変更が仮の変更であるか否かを指示する指示手段
    と、 シーケンスプログラムの読み出した部分の変更前の内容
    を記憶しうる第2記憶手段と、 前記第2記憶手段に記憶した内容をステップ番号で管理
    する記憶内容管理手段と、 加えた変更が仮の変更であることが前記指示手段に指示
    されたら、前記変更前の内容が前記第2記憶手段に既に
    記憶されているか否かを前記記憶内容管理手段の情報に
    基づいて判定し、その判定が是であれば、前記第2記憶
    手段への記憶は行なわず、否であれば、前記変更前の内
    容を前記第2記憶手段に記憶するように制御する記憶制
    御手段と、 加えた変更が仮の変更である場合は、前記第2記憶手段
    に記憶している内容を前記第1記憶手段のシーケンスプ
    ログラムの対応箇所に書き込んでから出力し、加えた変
    更が仮の変更でない場合は、変更後の内容を前記第1記
    憶手段のシーケンスプログラムの対応箇所に書き込んで
    から出力するように制御する制御手段と を具備してなることを特徴とするプログラマブルコント
    ローラのプログラミング装置。
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