JP2739790B2 - ディスクファイルのアクセス制御方式 - Google Patents

ディスクファイルのアクセス制御方式

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JP2739790B2
JP2739790B2 JP25331591A JP25331591A JP2739790B2 JP 2739790 B2 JP2739790 B2 JP 2739790B2 JP 25331591 A JP25331591 A JP 25331591A JP 25331591 A JP25331591 A JP 25331591A JP 2739790 B2 JP2739790 B2 JP 2739790B2
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英人 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロコンピュータシ
ステムにおけるディスクファイルのアクセス制御方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般にマイクロコンピュータシスムのデ
ィスクアクセス制御方式は、大別して二つあり、第1の
方式は操作者がスイッチ、キーボード等の外部入力装置
を使用してアクセスしたいファイル名、メモリの先頭番
地、終了番地、セーブ,ロードの区別等をキーインして
CPUのメモリ上に展開する方式がある。第2の方式は
フロッピディスクファイルの先頭等にメモリ上に展開す
る方式がある。第2の方式はフロッピディスクファイル
の先頭等にメモリの先頭番地,終了番地等の設定情報を
書き込んでおき、これらの設定情報をソフトウエアのフ
ローにしたがいCPUのメモリ上に展開する方式があ
る。
【0003】従来、この種のアクセス制御方式のうち第
2の方式につき、図6のフロッピディスクの記憶内容を
示す説明図、および図7のソフトウェアのフローチャー
トにより説明する。まず、従来のフロッピディスクの記
憶内容は図6に示すように、ディレクトリ領域21にフ
ァイル名23〜25を収録し、ファイル領域22の先頭
にそれぞれ処理開始番地、終了番地26、メモリ領域2
7、セーブ,ロード別の処理内容28、データの本体2
9等を収録している。ここでディレクトリ領域21の複
数個のファイル名は、通常、設定情報である処理開始番
地,終了番地、メモリ領域、処理内容とは直接関係のな
いデータのタイトルや一連番号を付与しているが一般的
である。
【0004】次にディスクファイルへのアクセスを制御
するソフトウェアの手順を図7により説明する。なお、
図7はディスクファイルへアクセスしてロード、又はセ
ーブを行う際の一般的なフローを示している。まず、ス
テップS21にて初期化後に、ステップS22にて図6
のディレクトリ領域21からファイル名のリストを読み
込み、表示部にファイル名を表示する。次にステップS
23にて所望のファイル名をカーソル等にて指定する。
次にステップS24にて指定したファイル名の設定情報
を図6のファイル領域22から読み込む。すなわち処理
開始番地,終了番地26によりメモリ領域27、処理内
容28等がCPUのメモリ上に展開される。次にステッ
ピプS25にてロード又はセーブの実行を読み込まれた
設定情報をもとに行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】こ従来のファイルのア
クセス制御方式は、第1の方式の外部入力による制御の
場合に、キーボード等の外部入力装置が必要となるの
で、装置構成が複雑になり、また全体として容積が大き
くなりすぎてしまう。さらに番地、読み書き等の設定を
人間がその度ごとに行うことになるので、操作ミスの可
能性が避けられない欠点がある。また第2の方式は、フ
ァイル本体の先頭部に番地情報が存在する必要があるの
で、その分のフィイル長の冗長やデータロード・セーブ
時の番地情報挿入、削除の処理を要し、ソフトがその分
複雑になってしまうという欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のディスクファイ
ルのアクセス制御方式は、CPUと、バスラインを介し
て前記CPUとのデータの授受を行うメモリと、ファイ
ル名を記憶するディレクトリ領域ならびにデータのファ
イル領域を有するフロッピディスクと、前記フロッピィ
ディスクを挿入して書き込み読み出しを行うとともに、
書き込み読み出し情報を前記メモリとの間でロード又は
セーブを行うディスクシステムとを備えたディスクファ
イルのアクセス制御方式において、前記ファイル名の名
称を前記メモリの処理開始番地,処理終了番地,メモリ
領域,セーブかロードかの処理内容を記載した名称とし
ているおよび前記ディスクシステムに操作者が設定する
ロード,セーブおよび照合処理の設定を行うDIPスイ
ッチと、操作者が前記DIPスイッチおよフロッピディ
スクを設定した後に動作させるスタートボタンとを有す
る。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の構成図である。1はコン
ピュータシステムの中央処理装置(以下CPUとい
う)、2,3,4はそれぞれメモリA,B,C、5はバ
スライン、6はディスクシステム、7は処理設定DIP
スイッチ、8はスタートボタン、9はストップボタン、
10はフロッピーディスクである。ここで本発明では従
来の構成に処理設定DIPスイッチ7を追加して、操作
者が所望する3種類の処理、すなわちロード処理選択
L、セーブ処理選択S、照合処理選択Vをスイッチによ
り選択し、ディスクシステム6経由CPU1に選択情報
として記憶させる。なお、この処理設定条件はロードL
と照合V、又はセーブSと照合Vは同時に設定可能であ
る。このスイッチ7により設定された情報をもとに後述
するソフトウェアの手順の中で照合処理を行うようなシ
ステムとしている。
【0008】図2はフロッピディスク10の内部構成で
あり、ディスク先頭からディレクトリー領域11、ファ
イル領域12が記憶されている。ディレクトリ領域11
には、後述するファイル名と設定情報とを兼用している
ファイル名が記憶されている。なお、設定情報として
は、処理開始番地、処理終了番地、メモリ領域(メモリ
A,B,Cの区別)セーブSかロードLかの処理内容を
ファイル名に織り込んでいる。ファイル領域12にはフ
ァイルA15とファイルB16等のデータ本体が記録さ
れている。
【0009】図3,図4は本実施例のファイルアクセス
制御方式のフローチャートである。処理を開始しようと
する前に予め処理設定DIPスイッチ7の設定を行って
おく。この処理設定DIPスイッチ7は、ファイル名で
設定されている処理内容(ロード、セーブ別)との確認
用であり処理が一致しているときのみ処理を行う。ここ
ではLとVがオンであるとする。ファイル名に処理設定
情報を書き込まれたファイルの入っているディスク10
を挿入しスタートボタンを押下する。ディスクシステム
6はまず処理設定用DIPスイッチ7の設定情報を読み
取り、何も設定されていない等の設定誤りをチェックす
る(図3のS2)。OKならばDIPスイッチ7のLが
オンである事を確認して(図3のS3)、ファイルロー
ド処理を行う(図3のS4〜S7)。Lがオフならばセ
ーブ処理ヘジャンプする(図3のS8)。まずS4では
ディスク10のディレクトリー領域11にアクセスす
る。S5ではファイルAのファイル名を読み込む。この
ファイル名より処理開始番地、終了番地、処理内容等の
設定情報を取得する。このファイル名より処理開始番
地、終了番地、処理内容等の設定情報を取得する。この
ファイル名による設定情報の例を図5に示す。図5の例
ではファイル名が“12345678.AAL”とする
と、このファイルの内容は、〔3〕メモリ領域がメモリ
Aであり、〔1〕処理開始番地が1234番地であり、
〔2〕処理終了番地5678番地であり、〔4〕処理内
容がロードである事を意味する。このシステムではファ
イル名で設定された処理とDIPスイッチの処理が一致
しているか、処理番地がメモリAの両域内であるか、処
理開始番地が処理番地より大きくなっていないか等のチ
ェックを行う(図3のS6)。チェックを行い誤りがな
ければ所定のロード処理を実行する(図3のS7)。こ
の後に次のファイルセーブ処理(図4の処理S8〜S1
2)のフローを必要により行うが、セーブ処理を独立に
行う場合もある。その後、予め設定したDIPスイッチ
7の設定及びファイル名の設定により照合処理が行われ
る。照合処理終了後、残りファイルが存在する場合には
プログラムの最初に戻り(図4の分岐丸2)同様の処理
を繰り返す。
【0010】
【発明の効果】以上説明した通り本発明は、設定情報が
全てファイル名に織り込まれていることと、処理設定D
IPスイッチを設けて操作者がロードかセーブか、また
照合処理の設定を行うことと、ソフトウェアのフローの
中でファイル名と処理設定DIPスイッチとの照合処理
を行うことにより、次のような多くの効果が得られる。
【0011】(1)設定の時のみ必要で、実装の実行時
には不要なキーボード等の外部入力装置の操作を省略で
きる。 (2)装置に不慣れな者でも、正しいファィル名設定情
報が書かれたディスクを手渡すだけで、ディスク挿入後
スタートボタンを押すだけで正しく処理が行われる。
【0012】(3)確認用のDIPスイッチの設定との
チェックを行うことにより、処理誤りの発生をさらに低
くできる。
【0013】(4)ファイル本体に処理設定情報を挿入
しないので、ファイル長が冗長になることが無い。また
エディタ等、特殊な操作無しに、パソコン上でもファイ
ル名の確認、変更等は簡単なコマンドで行えるので、処
理設定情報の変更は容易である。
【0014】(5)ファイル本体に処理設定情報を挿入
していないので、ファイルロードの際の情報削除、セー
ブの際の情報の挿入等の操作が不要で、その分プログラ
ムを簡単にすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】本実施例の要部のディスクの記憶内容の説明図
である。
【図3】本実施例の要部のソフトウェアの動作フローで
ある。
【図4】本実施例の要部のソフトウェアの動作フローで
ある。
【図5】本実施例の要部のファイル名の説明図である。
【図6】従来のディスクの記憶内容の説明図である。
【図7】従来例のディスクファイルのアクセス制御方式
におけるソフトウェアの動作フローである。
【符号の説明】
1 CPU 2 メモリA 3 メモリB 4 メモリC 5 バスライン 6 ディスクシステム 7 処理設定DIPスイッチ 8 スタートボタン 9 ストップボタン 10 フロッピディスク 11 ディレクトリ領域 12 ファイル領域 13 ファイルAのファイル名 14 ファイルBのファイル名 15 ファイルA 16 ファイルB

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUと、バスラインを介して前記CP
    Uとのデータの授受を行うメモリと、ファイル名を記憶
    するディレクトリ領域ならびにデータのファイル領域を
    有するフロッピディスクと、前記フロッピィディスクを
    挿入して書き込み読み出しを行うとともに、書き込み読
    み出し情報を前記メモリとの間でロード又はセーブを行
    うディスクシステムとを備えたディスクファイルのアク
    セス制御方式において、前記ファイル名の名称を前記メ
    モリの処理開始番地,処理終了番地,メモリ領域,セー
    ブかロードかの処理内容を記載した名称としていること
    を特徴とするディスクファイルのアクセス制御方式。
  2. 【請求項2】 前記ディスクシステムに操作者が設定す
    るロード,セーブおよび照合処理の設定を行うDIPス
    イッチと、操作者が前記DIPスイッチおよフロッピデ
    ィスクを設定した後に動作させるスタートボタンとを有
    することを特徴とする請求項1記載のディスクファイル
    のアクセス制御方式。
  3. 【請求項3】 前記CPUがディスクファイルとのアク
    セス制御を行う動作フローの中に前記DIPスイッチの
    設定情報と前記フロッピディスクに記憶されているファ
    イル名の設定情報とを照合し、少なくともロード,セー
    ブが共に設定されていないかどうかの判定を行った後
    に、ロード又はセーブの判定および照合処理実行の有無
    の判定を行う手順を含んでいることを特徴とする請求項
    1および請求項2記載のディスクファイルのアクセス制
    御方式。
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