JPH0546641A - オンラインデータ引継ぎ方式 - Google Patents

オンラインデータ引継ぎ方式

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JPH0546641A
JPH0546641A JP3230902A JP23090291A JPH0546641A JP H0546641 A JPH0546641 A JP H0546641A JP 3230902 A JP3230902 A JP 3230902A JP 23090291 A JP23090291 A JP 23090291A JP H0546641 A JPH0546641 A JP H0546641A
Authority
JP
Japan
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transaction log
file
address
management
record
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Application number
JP3230902A
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English (en)
Inventor
Tadatsugu Asano
只嗣 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH0546641A publication Critical patent/JPH0546641A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取引ログファイルが満杯にならなくてもその
取引ログファイルから取引ログレコードを読み込むこと
を可能にする。 【構成】 テーブル展開部21は、これから取引ログレ
コードを格納する取引ログファイル90の管理レコード
を取引ログ管理ファイル80から取引ログアドレス管理
部50に展開する。テーブル更新部22は、取引ログア
ドレス管理部50に基づいて一定時間間隔で取引ログ管
理ファイル80を更新する。書込みアドレス決定部31
は、取引ログアドレス管理部50を参照して書込みアド
レスを決定する。読込みアドレス決定部61は、取引ロ
グレコードを一定時間間隔で読み込む際に、取引ログ管
理ファイル80を参照して読込み可能な範囲を決定す
る。読込みアドレス解放部63は、取引ログ入力部62
による読込みを反映して取引ログ管理ファイル80を更
新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオンラインデータ引継ぎ
方式に関し、特にオンライン処理にて発生する取引ログ
レコードを取引ログ処理プログラム(取引ログレコード
を処理するバッチ処理プログラム)に引き渡すデータ引
継ぎを行うオンラインデータ引継ぎ方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のオンラインデータ引継ぎ
方式は、例えば図8に示すように構成されていた。すな
わち、図8に示す従来のオンラインデータ引継ぎ方式の
一例は、オンライン処理にて発生する取引ログレコード
を格納する取引ログファイル1010および1020
と、取引ログファイル1010および1020が取引ロ
グレコードで満杯となっているか否か等を管理する取引
ログ管理ファイル1030と、オンライン処理にて取引
ログレコードの書込み要求を行う取引ログ書込み要求プ
ログラム1040と、取引ログレコードを取引ログファ
イル1010および1020に書き込む取引ログ書込み
プログラム1050と、取引ログファイル1010およ
び1020から取引ログレコードを読み込む取引ログ読
込みプログラム1060と、取引ログ読込みプログラム
1060にて読み込まれた取引ログレコードを処理する
バッチ処理プログラムである取引ログ処理プログラム1
070とを含んで構成されている。
【0003】次に、図8に示す従来のオンラインデータ
引継ぎ方式の動作について説明する。
【0004】取引ログ書込み要求プログラム1040か
ら取引ログ書込みプログラム1050に取引ログレコー
ド書込み要求が発行されると、取引ログ書込みプログラ
ム1050は取引ログファイル1020に取引ログレコ
ードを書き込む(取引ログ管理ファイル1030を参照
してこの時点で取引ログファイル1010が満杯であり
取引ログファイル1020が満杯でないことを確認して
この書込みを行う)。ここで、この書込みにより取引ロ
グファイル1020が取引ログレコードによって満杯と
なった場合には、取引ログ書込みプログラム1050は
その旨を示す値(情報)を取引ログ管理ファイル103
0に格納する。
【0005】取引ログ読込みプログラム1060は、取
引ログ管理ファイル1030を参照し、満杯となった取
引ログファイルが存在するか否かを検索する。満杯とな
った取引ログファイルが存在する場合には(ここでは、
取引ログファイル1010が満杯となっているものとす
る)、取引ログ読込みプログラム1060は、その取引
ログファイル1010から取引ログレコードを読み込
み、当該取引ログレコードを取引ログ処理プログラム1
070に渡す。満杯となった取引ログファイルが存在し
ない場合には、取引ログ読込みプログラム1060は、
一定時間待ち合わせて再度取引ログ管理ファイル103
0を参照し、満杯となった取引ログファイルが存在する
か否かを検索する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のオンラ
インデータ引継ぎ方式では、取引ログファイルが満杯と
なった時点で取引ログレコードの読込みが可能となる
(取引ログファイルが満杯でない場合にはその取引ログ
ファイルから取引ログレコードを読み込むことができな
い)ので、取引ログファイル単位でしか取引ログ処理プ
ログラムに取引ログレコードを引き渡すことができない
(したがって、取引ログ処理プログラムは任意の時点で
取引ログレコードの処理を行うことができない)という
欠点があった。
【0007】本発明の目的は、上述の点に鑑み、取引ロ
グファイルが満杯にならなくてもその取引ログファイル
から取引ログレコードを読み込むことが可能になるオン
ラインデータ引継ぎ方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のオンラインデー
タ引継ぎ方式は、各取引ログファイルの管理レコードを
格納する取引ログ管理ファイルと、取引ログファイルの
管理レコードの初期値を前記取引ログ管理ファイルに設
定する取引ログ管理ファイル初期設定部と、現時点にお
ける取引ログレコードの格納対象である取引ログファイ
ルの管理レコード中の情報を管理する取引ログアドレス
管理部と、オンライン処理の開始時と取引ログファイル
が取引ログレコードで満杯になった時とにこれから取引
ログレコードを格納するための取引ログファイルの管理
レコード中の情報を前記取引ログ管理ファイルから前記
取引ログアドレス管理部に展開するテーブル展開部と、
一定時間間隔で前記取引ログアドレス管理部に基づいて
前記取引ログ管理ファイルを更新するテーブル更新部
と、取引ログレコード書込み要求の発行時に前記取引ロ
グアドレス管理部を参照して取引ログレコードを書き込
むべき取引ログファイルおよび書込みアドレスを決定し
その決定を反映して前記取引ログアドレス管理部を更新
する書込みアドレス決定部と、この書込みアドレス決定
部により決定された書込みアドレスによって特定される
取引ログファイル内の領域に取引ログレコードを書き込
む取引ログ出力部と、この取引ログ出力部により取引ロ
グファイルに書き込まれた取引ログレコードを一定時間
間隔で読み込む際に前記取引ログ管理ファイルを参照し
て読込み可能な範囲を決定する読込みアドレス決定部
と、この読込みアドレス決定部により決定された読込み
可能な範囲によって特定される取引ログファイル内の領
域から取引ログレコードを読み込み取引ログ処理プログ
ラムにその取引ログレコードを引き渡す取引ログ入力部
と、この取引ログ入力部による取引ログレコードの読込
みを反映して前記取引ログ管理ファイルを更新する読込
みアドレス解放部とを有する。
【0009】
【作用】本発明のオンラインデータ引継ぎ方式では、取
引ログ管理ファイルが各取引ログファイルの管理レコー
ドを格納し、取引ログ管理ファイル初期設定部が取引ロ
グファイルの管理レコードの初期値を取引ログ管理ファ
イルに設定し、取引ログアドレス管理部が現時点におけ
る取引ログレコードの格納対象である取引ログファイル
の管理レコード中の情報を管理し、テーブル展開部がオ
ンライン処理の開始時と取引ログファイルが取引ログレ
コードで満杯になった時とにこれから取引ログレコード
を格納するための取引ログファイルの管理レコード中の
情報を取引ログ管理ファイルから取引ログアドレス管理
部に展開し、テーブル更新部が一定時間間隔で取引ログ
アドレス管理部に基づいて取引ログ管理ファイルを更新
し、書込みアドレス決定部が取引ログレコード書込み要
求の発行時に取引ログアドレス管理部を参照して取引ロ
グレコードを書き込むべき取引ログファイルおよび書込
みアドレスを決定しその決定を反映して取引ログアドレ
ス管理部を更新し、取引ログ出力部が書込みアドレス決
定部により決定された書込みアドレスによって特定され
る取引ログファイル内の領域に取引ログレコードを書き
込み、読込みアドレス決定部が取引ログ出力部により取
引ログファイルに書き込まれた取引ログレコードを一定
時間間隔で読み込む際に取引ログ管理ファイルを参照し
て読込み可能な範囲を決定し、取引ログ入力部が読込み
アドレス決定部により決定された読込み可能な範囲によ
って特定される取引ログファイル内の領域から取引ログ
レコードを読み込み取引ログ処理プログラムにその取引
ログレコードを引き渡し、読込みアドレス解放部が取引
ログ入力部による取引ログレコードの読込みを反映して
取引ログ管理ファイルを更新する。
【0010】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0011】図1は、本発明のオンラインデータ引継ぎ
方式の一実施例の構成を示すブロック図である。本実施
例のオンラインデータ引継ぎ方式は、取引ログ管理ファ
イル80に管理レコード(取引ログファイル90毎に存
在する取引ログファイル90を管理するためのレコー
ド)の初期値を設定する取引ログ管理ファイル初期設定
部10と、テーブル展開部21およびテーブル更新部2
2からなるテーブルアクセス部20と、書込みアドレス
決定部31および取引ログ出力部32からなる取引ログ
書込み部(取引ログ書込みプログラム)30と、オンラ
イン処理にて発生する取引ログレコードの出力要求(取
引ログレコード書込み要求)を行う取引ログ書込み要求
プログラム40と、取引ログファイル90に書き込まれ
た取引ログレコードの書込みアドレスをメモリ上で管理
する取引ログアドレス管理部50と、読込みアドレス決
定部61,取引ログ入力部62および読込みアドレス解
放部63からなる取引ログ読込み部(取引ログ読込みプ
ログラム)60と、オンライン処理にて発生する取引ロ
グレコードを処理するバッチ処理プログラムである取引
ログ処理プログラム70と、取引ログ管理ファイル80
と、オンライン処理にて発生する取引ログレコードを格
納する取引ログファイル90(取引ログファイル90は
複数存在しうる)とを含んで構成されている。
【0012】図2は、取引ログ管理ファイル80の構成
を示す図である。取引ログ管理ファイル80は、各取引
ログファイル90の管理レコードを格納している(図2
は取引ログファイル90−1および90−2という2個
の取引ログファイル90が存在する場合の構成を示して
いる)。
【0013】図3は、取引ログ管理ファイル80内の管
理レコードの構成を示す図である。この管理レコード
は、管理対象の取引ログファイル90を示すファイル名
81と、当該取引ログファイル90の開始アドレス82
と、当該取引ログファイル90の終了アドレス83と、
当該取引ログファイル90に最近に書き込まれた取引ロ
グレコードのアドレスを示す書込みアドレス84と、当
該取引ログファイル90から最近に読み込まれた取引ロ
グレコードのアドレスを示す読込みアドレス85と、当
該取引ログファイル90のオンライン処理における状態
を示すオンライン書込みステータス86とから構成され
ている。なお、オンライン書込みステータス86には、
「未使用」(当該取引ログログファイル90に取引ログ
レコードが未だ書き込まれていない状態),「書込み
中」(当該取引ログログファイル90に取引ログレコー
ドが書き込まれている途中の状態)および「書込み済
み」(当該取引ログログファイル90が取引ログレコー
ドで満杯になった状態)のいずれかの値(情報)が設定
される。
【0014】図4は、取引ログアドレス管理部50の構
成を示す図である。取引ログアドレス管理部50は、現
時点でオンライン処理により取引ログレコードが書き込
まれている取引ログファイル90を示すファイル名51
と、当該取引ログファイル90の開始アドレス52と、
当該取引ログファイル90の終了アドレス53と、当該
取引ログファイル90に最近に書き込まれた取引ログレ
コードのアドレスを示す書込みアドレス54とから構成
されている。
【0015】図5〜図7は、本実施例のオンラインデー
タ引継ぎ方式の具体的な動作を説明するための図であ
る。
【0016】次に、このように構成された本実施例のオ
ンラインデータ引継ぎ方式の動作について説明する。
【0017】取引ログ管理ファイル初期設定部10は、
各取引ログファイル90をアクセスして各取引ログファ
イル90の開始アドレスおよび終了アドレスを取得し、
取引ログ管理ファイル80に各取引ログファイル90の
管理レコードを書き込む。このときに、各管理レコード
内の開始アドレス82には取得した開始アドレスを設定
し、終了アドレス83には取得した終了アドレスを設定
し、書込みアドレス84には開始アドレス82より1つ
前のアドレスを設定し、読込みアドレス85には書込み
アドレス84と同じアドレスを設定し、オンライン書込
みステータス86には「未使用」を設定する(以上の設
定が管理レコードの初期値の設定である)。
【0018】テーブルアクセス部20内のテーブル展開
部21は、オンライン処理の開始時または取引ログ書込
み部30内の書込みアドレス決定部31から呼び出され
た時(後述参照)に、取引ログ管理ファイル80から各
取引ログファイル90の管理レコードを読み込んで検索
し、オンライン処理にて取引ログレコードが書き込まれ
ていない取引ログファイル90を1つ検出し、その取引
ログファイル90の管理レコード中の書込みアドレス情
報(ファイル名81,開始アドレス82,終了アドレス
83および書込みアドレス84)を取引ログアドレス管
理部50内のファイル名51,開始アドレス52,終了
アドレス53および書込みアドレス54に展開し、当該
管理レコード中のオンライン書込みステータス86に
「書込み中」を設定する。
【0019】テーブル更新部22は、ある一定時間間隔
で取引ログアドレス管理部50を参照し、その時点で取
引ログアドレス管理部50に格納されているファイル名
51および書込みアドレス54を得て、取引ログ管理フ
ァイル80に格納されている管理レコードの中で当該フ
ァイル名51を持つ管理レコードを検出し、その管理レ
コード中の書込みアドレス84を当該書込みアドレス5
4の値で更新する。また、テーブル更新部22は、いず
れかの取引ログファイル90が満杯になった時に取引ロ
グ書込み部30から呼び出され、取引ログ管理ファイル
80に格納されている管理レコードの中で満杯となった
取引ログファイル90の管理レコード(取引ログファイ
ル90を管理する管理レコード)を検出し、その管理レ
コード中のオンライン書込みステータス86に「書込み
済み」を設定する。
【0020】取引ログ書込み部30内の書込みアドレス
決定部31は、取引ログ書込み要求プログラム40から
取引ログレコード書込み要求が発行された時に、取引ロ
グアドレス管理部50を参照し、書込みアドレス54に
1を加算した値と終了アドレス53の値とを比較する。
この比較で前者が後者以下の場合には、書込みアドレス
決定部31は当該アドレス(書込みアドレス54に1を
加算した値)を書込みアドレス54に設定する。また、
前者が後者よりも大きい場合(現時点での取引ログファ
イル90が取引ログレコードで満杯の場合)には、書込
みアドレス決定部31は、テーブル展開部21を呼び出
して新たな取引ログファイル90の管理レコード(オン
ライン書込みステータス86が「未使用」である管理レ
コード)中の書込みアドレス情報を取引ログアドレス管
理部50に展開させ、展開された書込みアドレス情報中
の書込みアドレス54に1を加算した値(開始アドレス
52と同じ値になる)を書込みアドレス54に設定す
る。
【0021】取引ログ出力部32は、書込みアドレス決
定部31で決定された書込みアドレス54で特定される
取引ログファイル90内の領域に、取引ログ書込み要求
プログラム40からの取引ログレコード書込み要求に係
る取引ログレコードを書き込む。
【0022】取引ログ読込み部60内の読込みアドレス
決定部61は、ある一定時間間隔で取引ログ管理ファイ
ル80から各取引ログファイル90の管理レコードを読
み込んで検索し、オンライン書込みステータス86が
「書込み中」または「書込み済み」となっている管理レ
コードを検出する。オンライン書込みステータス86が
「書込み中」となっている管理レコードを検出した場合
には、読込みアドレス決定部61はその管理レコード中
の書込みアドレス84と読込みアドレス85とを比較す
る。この比較で前者が後者よりも大きい場合には、読込
みアドレス決定部61は、その管理レコードに対応する
取引ログファイル90からの取引ログレコードの読込み
が可能と判定し、読込み可能な範囲を「読込みアドレス
85に1を加算したアドレスから書込みアドレス84ま
で」と決定する。上述の比較で前者が後者以下の場合に
は、読込みアドレス決定部61は、その管理レコードに
対応する取引ログファイル90からの取引ログレコード
の読込みが不可能と判定し、取引ログレコードの読込み
を一定時間待ち合わせる。また、オンライン書込みステ
ータス86が「書込み済み」となっている管理レコード
を検出した場合には、読込みアドレス決定部61は、そ
の管理レコードに対応する取引ログファイル90からの
取引ログレコードの読込みが可能と判定し、読込み可能
な範囲を「読込みアドレス85に1を加算したアドレス
から終了アドレス83まで」と決定する。
【0023】取引ログ入力部62は、読込みアドレス決
定部61により決定された読込み可能な範囲の取引ログ
レコードを取引ログファイル90から読み込み、当該取
引ログレコードを取引ログ処理プログラム70に引き渡
す。
【0024】読込みアドレス解放部63は、取引ログ入
力部62により読み込まれた取引ログファイル90内の
取引ログレコード(最近に読み込まれた取引ログレコー
ド)のアドレスを取引ログ管理ファイル80内の当該取
引ログファイル90の管理レコード中の読込みアドレス
85に設定する。
【0025】次に、図5〜図7の参照等により、このよ
うに構成された本実施例のオンラインデータ引継ぎ方式
の具体的な動作について説明する。
【0026】第1に、取引ログ管理ファイル初期設定部
10の処理について説明する。
【0027】図5は、取引ログファイル90が2個存在
する場合(それぞれを取引ログファイル90−1および
取引ログファイル90−2とする)の取引ログ管理ファ
イル初期設定部10の実行時における各取引ログファイ
ル90−1および90−2とそれぞれを管理する管理レ
コード(取引ログファイル90−1に対応するファイル
名81を「ファイル名81−1」で示し、取引ログファ
イル90−2に対応するファイル名81を「ファイル名
81−2」で示す。他の符号についても同様)との関連
を示す図である。
【0028】取引ログ管理ファイル初期設定部10は、
次のような処理を行う。
【0029】 取引ログファイル90−1をアクセス
し、取引ログレコードの書込みが可能な先頭のアドレス
「a」を開始アドレス82−1に設定し、取引ログレコ
ードの書込みが可能な最終のアドレス「a+100」を
終了アドレス83−1に設定する。
【0030】 開始アドレス82−1から1を減算し
た値「a−1」を書込みアドレス84−1に設定し、書
込みアドレス84−1と同じ値「a−1」を読込みアド
レス85−1に設定し、「未使用」をオンライン書込み
ステータス86−1に設定することにより、取引ログフ
ァイル90−1の管理レコードの生成を終了する。
【0031】 取引ログファイル90−2をアクセス
し、取引ログファイル90−2の管理レコードを生成す
る。すなわち、取引ログファイル90−1の管理レコー
ドに関する処理と同様な処理を行い、開始アドレス82
−2に「b」を設定し、終了アドレス83−2に「b+
100」を設定し、書込みアドレス84−2に「b−
1」を設定し、読込みアドレス85−2に「b−1」を
設定し、オンライン書込みステータス86−2に「未使
用」を設定する。
【0032】第2に、オンライン処理の開始後における
テーブルアクセス部20および取引ログ書込み部30の
処理について説明する。
【0033】 テーブルアクセス部20内のテーブル
展開部21は、取引ログ管理ファイル80内の管理レコ
ードを参照し、オンライン書込みステータス86に「未
使用」が設定されている管理レコードを検出し(ここで
は、図5に示す取引ログファイル90−1の管理レコー
ドが検出されるものとする)、その管理レコード中のオ
ンライン書込みステータス86−1を「書込み中」に変
更し、その管理レコード中のファイル名81−1,開始
アドレス82−1,終了アドレス83−1および書込み
アドレス84−1を取引ログアドレス管理部50内のフ
ァイル名51,開始アドレス52,終了アドレス53お
よび書込みアドレス54に展開する。
【0034】 取引ログ書込み要求プログラム40か
ら取引ログレコード書込み要求の発行があると、取引ロ
グ書込み部30内の書込みアドレス決定部31は、取引
ログアドレス管理部50内の書込みアドレス54に1を
加算する(書込みアドレス54の値は「a−1+1=
a」となる)。書込みアドレス決定部31は、加算結果
の値「a」と終了アドレス53の値「a+100」とを
比較して前者が後者より小さいので取引ログファイル9
0−1への取引ログレコードの書込みが可能と判定し、
書込みアドレス54に加算結果の値「a」を設定し、取
引ログ出力部32を呼び出す。
【0035】 取引ログ出力部32は、書込みアドレ
ス決定部31で決定された書込みアドレス54の「a」
で特定される取引ログファイル90−1内の領域に取引
ログレコードを書き込む。
【0036】図6は、以上の〜のようにして取引ロ
グレコードが1つ書き込まれた後の取引ログファイル9
0−1と取引ログアドレス管理部50との関連を示す図
である。
【0037】 このような状態で一定時間が経過する
と、テーブルアクセス部20内のテーブル更新部22が
起動される。テーブル更新部22は、取引ログアドレス
管理部50を参照し、ファイル名51に格納されている
値(取引ログファイル90−1のファイル名)と同じ値
を持つ管理レコード(取引ログファイル90−1の管理
レコード)を取引ログ管理ファイル80から検出し、そ
の管理レコード中の書込みアドレス84−1に取引ログ
アドレス部50内の書込みアドレス54の値「a」を格
納する。
【0038】第3に、上述のようなテーブルアクセス部
20および取引ログ書込み部30の処理が行われた後に
おける取引ログ読込み部60の処理について説明する。
【0039】 取引ログ読込み部60内の読込みアド
レス決定部61は、取引ログ管理ファイル80を参照
し、オンライン書込みステータス86が「書込み中」ま
たは「書込み済み」となっている管理レコード(ここで
は取引ログファイル90−1の管理レコードが該当す
る)を検出し、その管理レコード中の書込みアドレス8
4−1の値「a」と読込みアドレス85−1の値「a−
1」とを比較して前者が後者よりも大きいので取引ログ
ファイル90−1内の取引ログレコードの読込みが可能
であると判定し、読込み可能な範囲(読込みアドレス8
5−1の値に1を加算した値「a−1+1=a」から書
込みアドレス84の値「a」までの範囲)を決定する。
【0040】 取引ログ入力部62は、読込みアドレ
ス決定部61により読込みが可能と判定された取引ログ
ファイル90−1内の読込み可能な範囲における取引ロ
グレコード(アドレスが「a」の取引ログレコード)を
読み込み、その取引ログレコードを取引ログ処理プログ
ラム70に引き渡す。
【0041】 読込みアドレス解放部63は、取引ロ
グ入力部62により読み込まれた取引ログレコードの最
終のもの(最近に読み込まれた取引ログレコード)のア
ドレスの値「a」を取引ログ管理ファイル80内の取引
ログファイル90−1の管理レコード中の読込みアドレ
ス85−1に設定する。
【0042】図7は、以上の〜のようにして取引ロ
グレコードが読み込まれた後の取引ログファイル90−
1とその管理レコードとの関連を示す図である。
【0043】第4に、取引ログファイル90−1が取引
ログレコードで満杯になった(取引ログアドレス管理部
50内の書込みアドレス54の値が「a+100」にな
った)後に、取引ログ書込み要求プログラム40から取
引ログレコード書込み要求が発行された時におけるテー
ブルアクセス部20および取引ログ書込み部30の処理
について説明する。
【0044】 取引ログ書込み部30内の書込みアド
レス決定部31は、取引ログアドレス管理部50内の書
込みアドレス54の値に1を加算し、その値「a+10
0+1」と終了アドレス53の値「a+100」とを比
較して前者が後者よりも大きいのでテーブルアクセス部
20内のテーブル更新部22を呼び出す。
【0045】 テーブル更新部22は、取引ログアド
レス管理部50を参照し、満杯となった取引ログファイ
ル90(取引ログファイル90−1)のファイル名51
を得て、そのファイル名51と等しい値をファイル名8
1に持つ管理レコード(取引ログファイル90−1の管
理レコード)を取引ログ管理ファイル80から検出し、
その管理レコード中のオンライン書込みステータス86
−1に「書込み済み」を設定し、テーブル展開部21を
呼び出す。
【0046】 テーブル展開部21は、取引ログ管理
ファイル80からオンライン書込みステータス86が
「未使用」となっている管理レコード(ここでは取引ロ
グファイル90−2の管理レコードが該当する)を検出
し、オンライン書込みステータス86−2に「書込み
中」を設定し、取引ログアドレス管理部50内のファイ
ル名51,開始アドレス52,終了アドレス53および
書込みアドレス54に取引ログファイル90−2の管理
レコード中のファイル名81−2,開始アドレス82−
2,終了アドレス83−2および書込みアドレス84−
2を展開する。
【0047】 これにより、取引ログ書込み部30内
の取引ログ出力部32は取引ログアドレス管理部50内
の書込みアドレス54の値「b−1」に1を加算したア
ドレス「b」で特定される取引ログファイル90−2内
の領域に取引ログレコードを書き込み、書込みアドレス
決定部31は取引ログアドレス管理部50内の書込みア
ドレス54に「b」を設定する。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、オンライ
ン処理にて取引ログファイルに書き込まれた取引ログレ
コードのアドレス(書込みアドレス)を一定時間間隔で
取引ログ管理ファイルに書き込むこと等により、取引ロ
グファイルが満杯にならなくとも一定時間間隔でその取
引ログファイル内の取引ログレコードを読み込むことが
でき、取引ログ処理プログラムにその取引ログレコード
の引渡しを行うことが可能になる(したがって、取引ロ
グ処理プログラムは任意の時点で取引ログレコードの処
理を行うことができる)という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1中の取引ログ管理ファイルの構成を示す図
である。
【図3】図2に示す取引ログ管理ファイル内の取引ログ
ファイルの管理レコードの構成を示す図である。
【図4】図1中の取引ログアドレス管理部の構成を示す
図である。
【図5】図1に示すオンラインデータ引継ぎ方式の具体
的な動作を説明するための図である。
【図6】図1に示すオンラインデータ引継ぎ方式の具体
的な動作を説明するための図である。
【図7】図1に示すオンラインデータ引継ぎ方式の具体
的な動作を説明するための図である。
【図8】従来のオンラインデータ引継ぎ方式の一例の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 取引ログ管理ファイル初期設定部 20 テーブルアクセス部 21 テーブル展開部 22 テーブル更新部 30 取引ログ書込み部 31 書込みアドレス決定部 32 取引ログ出力部 40 取引ログ書込み要求プログラム 50 取引ログアドレス管理部 51 ファイル名 52 開始アドレス 53 終了アドレス 54 書込みアドレス 60 取引ログ読込み部 61 読込みアドレス決定部 62 取引ログ入力部 63 読込みアドレス解放部 70 取引ログ処理プログラム 80 取引ログ管理ファイル 81 ファイル名 82 開始アドレス 83 終了アドレス 84 書込みアドレス 85 読込みアドレス 86 オンライン書込みステータス 90 取引ログファイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各取引ログファイルの管理レコードを格
    納する取引ログ管理ファイルと、 取引ログファイルの管理レコードの初期値を前記取引ロ
    グ管理ファイルに設定する取引ログ管理ファイル初期設
    定部と、 現時点における取引ログレコードの格納対象である取引
    ログファイルの管理レコード中の情報を管理する取引ロ
    グアドレス管理部と、 オンライン処理の開始時と取引ログファイルが取引ログ
    レコードで満杯になった時とにこれから取引ログレコー
    ドを格納するための取引ログファイルの管理レコード中
    の情報を前記取引ログ管理ファイルから前記取引ログア
    ドレス管理部に展開するテーブル展開部と、 一定時間間隔で前記取引ログアドレス管理部に基づいて
    前記取引ログ管理ファイルを更新するテーブル更新部
    と、 取引ログレコード書込み要求の発行時に前記取引ログア
    ドレス管理部を参照して取引ログレコードを書き込むべ
    き取引ログファイルおよび書込みアドレスを決定しその
    決定を反映して前記取引ログアドレス管理部を更新する
    書込みアドレス決定部と、 この書込みアドレス決定部により決定された書込みアド
    レスによって特定される取引ログファイル内の領域に取
    引ログレコードを書き込む取引ログ出力部と、 この取引ログ出力部により取引ログファイルに書き込ま
    れた取引ログレコードを一定時間間隔で読み込む際に前
    記取引ログ管理ファイルを参照して読込み可能な範囲を
    決定する読込みアドレス決定部と、 この読込みアドレス決定部により決定された読込み可能
    な範囲によって特定される取引ログファイル内の領域か
    ら取引ログレコードを読み込み取引ログ処理プログラム
    にその取引ログレコードを引き渡す取引ログ入力部と、 この取引ログ入力部による取引ログレコードの読込みを
    反映して前記取引ログ管理ファイルを更新する読込みア
    ドレス解放部とを有することを特徴とするオンラインデ
    ータ引継ぎ方式。
JP3230902A 1991-08-19 1991-08-19 オンラインデータ引継ぎ方式 Pending JPH0546641A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990079453A (ko) * 1998-04-06 1999-11-05 김영환 개인 휴대 통신 시스템 망관리 장치의 로그 관리 방법
US7244924B2 (en) 2000-07-14 2007-07-17 Omron Corporation Transparent optical component for light emitting/receiving elements

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