JPH0713921A - Dmaコントローラ装置 - Google Patents

Dmaコントローラ装置

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JPH0713921A
JPH0713921A JP15506193A JP15506193A JPH0713921A JP H0713921 A JPH0713921 A JP H0713921A JP 15506193 A JP15506193 A JP 15506193A JP 15506193 A JP15506193 A JP 15506193A JP H0713921 A JPH0713921 A JP H0713921A
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JP
Japan
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transfer
dma
data
dma controller
host computer
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JP15506193A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Sumi
克宏 須見
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はホストコンピュータの負担を増大さ
せることなく、DMA転送モードを切り換え、これによ
ってシステム全体の処理能力を大幅に向上させる。 【構成】 PI/O装置2によってプロセスから出力さ
れるデータを収集したり、伝送インタフェース装置5に
よってLAN上のデータを取り込んで伝送データメモリ
装置4に一時記憶させたりするとともに、コントロール
メモリ部7によってホストコンピュータ3から出力され
る高速転送コマンドおよび低速転送コマンドを記憶し、
前記ホストコンピュータ3からDMA指令が出力された
とき、前記コントロールメモリ部7に記憶されている高
速転送コマンドおよび低速転送コマンドの内容に基づい
てDMAコントローラ装置6を動作させて前記PI/O
装置2と、前記伝送データメモリ装置4との間のDMA
転送を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はLANに接続されてプロ
セスデータの入出力を行なうリモートI/Oステーショ
ンなどで使用されるDMAコントローラ装置に係わり、
特にコントロールメモリ部を持ち、ホストコンピュータ
の介入なしに、伝送メモリ装置と、PI/O装置との間
の優先度を持ったDMA転送を行なうDMAコントロー
ラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】LANに接続され、プロセスデータの入
出力を行なうリモートI/Oステーションとして、従
来、図6に示すステーションが知られている。
【0003】この図に示すリモートI/Oステーション
101はプロセスから出力されるデータを収集するPI
/O装置102と、このリモートI/Oステーション1
01全体の動作を制御するホストコンピュータ103
と、このリモートI/Oステーション101によって収
集されたデータをLAN上に送出したり、このLAN上
のデータを取り込んだりするときの一時記憶装置として
使用される伝送データメモリ装置104と、前記ホスト
コンピュータ103からの指示に基づいて前記PI/O
装置102によって取り込まれたデータを前記伝送デー
タメモリ装置104にDMA転送したり、この伝送デー
タメモリ装置104によって取り込まれたデータを前記
PI/O装置102にDMA転送したりするDMAコン
トローラ装置105と、前記伝送データメモリ装置10
4に格納されているデータをLAN上に送出したり、こ
のLAN上のデータを取り込んで前記伝送データメモリ
装置104に格納したりする伝送インタフェース装置1
06とを備えている。
【0004】そして、PI/O装置102によってプロ
セスから出力されるデータを収集するとともに、ホスト
コンピュータ103からの指示に基づき、DMAコント
ローラ装置105を動作させて、前記PI/O装置10
2に記憶されているデータを伝送データメモリ装置10
4にDMA転送して一時記憶させ、伝送インタフェース
装置106によって前記伝送データメモリ装置104に
一時記憶されているデータをLAN上に送出させたり、
伝送インタフェース装置106によって前記LAN上の
データを取り込んで伝送データメモリ装置104に一時
記憶させた後、DMAコントローラ装置105によって
前記PI/O装置102にDMA転送させて一時記憶さ
せたりする。
【0005】この場合、このリモートI/Oステーショ
ン101においては、通常、PI/O装置102と、伝
送データメモリ装置104との間で、データ転送すると
きのモードとして、1つの転送周期内に全てのデータを
転送する高速転送モードと、1つの転送周期内にデータ
の一部を転送し、以後複数の転送周期に渡ってこの動作
を繰り返す低速転送モードと組み合わされて使用され
る。
【0006】これによって、システム上で、応答の緊急
性を求められるデータを効率良く処理し得るようにして
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
リモートI/Oステーション101では、ホストコンピ
ュータ103によってDMAコントローラ装置105を
制御して、このDMAコントローラ装置105に高速転
送モードまたは低速転送モードでPI/O装置102に
記憶されているデータを伝送データメモリ装置104に
DMA転送させたり、この伝送データメモリ装置104
に記憶されているデータをPI/O装置102にDMA
転送させたりするようにしているので、DMAコントロ
ーラ装置105のモードを切り換えるとき、ホストコン
ピュータ103によってDMAコントローラ装置105
に転送コマンドを転送してこのDMAコントローラ装置
105のモードなどを指定しなければならず、その分だ
けホストコンピュータ103の負担が大きくなってしま
うという問題があった。
【0008】本発明は上記の事情に鑑み、ホストコンピ
ュータの負担を増大させることなく、DMA転送モード
を切り換ることができ、これによってシステム全体の処
理能力を大幅に向上させることができるDMAコントロ
ーラ装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、LANに接続され、プロセスデータの入
出力を行なうリモートI/Oステーションに設けられる
DMAコントローラ装置において、DMA転送処理に先
だって設定されたDMA転送内容を取り込んで記憶する
DMA転送内容記憶部と、DMA転送を行なうとき、前
記DMA転送内容記憶部に記憶されているDMA転送内
容を判定し、この判定内容に基づいて少なくとも高速D
MA転送処理、低速転送処理、転送処理の中断、再開の
いずれかを行なってプロセスデータの入出力を行なうD
MAコントローラ本体とを備えたことを特徴としてい
る。
【0010】
【作用】上記の構成において、DMA転送処理に先だ
ち、DMA転送内容記憶部によってDMA転送内容が取
り込まれて記憶され、DMA転送を行なうとき、DMA
コントローラ本体によって前記DMA転送内容記憶部に
記憶されているDMA転送内容が判定されるとともに、
この判定内容に基づき少なくとも高速DMA転送処理、
低速転送処理、転送処理の中断、再開のいずれかが行な
われてプロセスデータの入出力が行なわれる。
【0011】
【実施例】図1は本発明によるDMAコントローラ装置
の一実施例を使用したリモートI/Oステーションの一
例を示すブロック図である。
【0012】この図に示すリモートI/Oステーション
1はPI/O装置2と、ホストコンピュータ3と、伝送
データメモリ装置4と、伝送インタフェース装置5と、
DMAコントローラ装置6とを備えており、PI/O装
置2によってプロセスから出力されるデータを収集した
り、伝送インタフェース装置5によってLAN上のデー
タを取り込んで伝送データメモリ装置4に一時記憶させ
たりするとともに、ホストコンピュータ3からの指示を
記憶し、前記ホストコンピュータ3からDMA指令が出
力されたとき、DMAコントローラ装置6を動作させて
前記PI/O装置2に記憶されているデータを伝送デー
タメモリ装置4にDMA転送させて一時記憶させ、伝送
インタフェース装置5によって前記伝送データメモリ装
置4に一時記憶されているデータをLAN上に送出させ
たり、前記伝送データメモリ装置4に一時記憶されてい
るデータを前記PI/O装置2にDMA転送させて一時
記憶させたりする。
【0013】PI/O装置2はプロセスから出力される
データを取り込む各種のインタフェース回路やこれらの
各インタフェース回路によって収集されたデータなどを
一時記憶するメモリ回路などを備えており、プロセスか
ら出力されるデータを収集してこれを一時記憶し、前記
DMAコントローラ装置6から読出し指令が出力された
とき、この読出し指令によって指定された番地に格納さ
れているデータを読出して前記DMAコントローラ装置
6に供給し、また前記DMAコントローラ装置6から書
込み指令が出力されたとき、この書込み指令とともに出
力されるデータを取り込んでこれを一時記憶する。
【0014】また、ホストコンピュータ3は前記リモー
トI/Oステーション1全体の動作を制御するコンピュ
ータであり、予め設定されているプログラムに基づいて
前記DMAコントローラ装置6に転送内容を示すデータ
を供給したり、前記DMAコントローラ装置6にDMA
転送処理を行なわせたりする。
【0015】また、伝送データメモリ装置4は前記DM
Aコントローラ装置6から出力される伝送対象となるデ
ータなどを取り込んで一時記憶するメモリ回路などを備
えており、前記DMAコントローラ装置6から出力され
る伝送対象となるデータを取り込んで一時記憶し、これ
を前記伝送インタフェース装置5に供給したり、この伝
送インタフェース装置5から出力されるデータを一時記
憶して前記DMAコントローラ装置6に供給したりす
る。
【0016】伝送インタフェース装置5はLANを介し
て通信先となる各機器と通信を行なうLANインタフェ
ース回路などを備えており、前記伝送データメモリ装置
4に格納されているデータを取込みながら、LAN上に
送出したり、このLAN上のデータを取り込んでこれを
前記伝送データメモリ装置4に供給したりする。
【0017】また、DMAコントローラ装置6はコンソ
ールメモリ部7と、DMAコントローラ本体8とを備え
ており、前記ホストコンピュータ3からの指示を記憶
し、前記ホストコンピュータ3からDMA指令が出力さ
れたとき、記憶している指示に基づいて前記PI/O装
置2によって取り込まれたデータを高速転送モードまた
は低速転送モードで前記伝送データメモリ装置4にDM
A転送したり、前記伝送データメモリ装置4によって取
り込まれたデータを高速転送モードまたは低速転送モー
ドで前記PI/O装置2にDMA転送したりする。
【0018】コンソールメモリ部7は前記DMAコント
ローラ本体8から出力される高速転送コマンドを記憶す
る複数の高速コマンド記述子9と、前記DMAコントロ
ーラ本体8から出力される低速転送コマンドを記憶する
複数の低速コマンド記述子10とを備えており、前記D
MAコントローラ本体8から書込み指令が出力されたと
き、この書込み指令とともに出力される高速転送コマン
ドや低速転送コマンドを取り込んで記憶し、前記DMA
コントローラ本体8から読出し指令が出力されたとき、
この読出し指令によって指定された記述子に格納されて
いる高速転送コマンドや低速転送コマンドを読み出して
これを前記DMAコントローラ本体8に供給する。
【0019】この場合、前記各高速コマンド記述子9は
各々、図2に示す如くデータの書込みまたは読出しのい
ずれかの指示内容が書き込まれるI/Oビット11と、
転送先アドレスや転送元アドレス、転送バイト数などが
書き込まれる転送アドレスエリア12とを備えており、
前記DMAコントローラ本体8によって読出し指定され
た高速コマンド記述子9のI/Oビット11に“1”が
書き込まれているとき、転送アドレスエリア12に内容
に基づいてデータの書込み転送が行われ、また前記I/
Oビット11に“0”が書き込まれているとき、データ
の読出し転送が行われる。
【0020】また、前記低速コマンド記述子10は各
々、図2に示す如くデータの書込みまたは読出しのいず
れかの指示内容が書き込まれるI/Oビット13と、中
断指示があるとき、“1”が書き込まれるNXビット1
4と、転送先アドレスや転送元アドレス、転送バイト数
などが書き込まれる転送アドレスエリア15とを備えて
おり、前記DMAコントローラ本体8によって読出し指
定された低速コマンド記述子10のI/Oビット13に
“1”が書き込まれているとき、転送アドレスエリア1
5に内容に基づいてデータの書込み転送が行われ、また
前記I/Oビット13に“0”が書き込まれていると
き、データの読出し転送が行われる。さらに、前記NX
ビット14に“1”が書き込まれているとき、転送の中
断が行われる。
【0021】また、DMAコントローラ本体8はコンソ
ールメモリ読取部20と、転送中断判別部21と、メモ
リ位置記憶部22と、処理再開部23と、データ転送部
24とを備えており、前記ホストコンピュータ3からの
指示を取り込むとともに、これを前記コンソールメモリ
部7に記憶させ、この後前記ホストコンピュータ3から
DMA指令が出力されたとき、前記コンソールメモリ部
7に記憶されている指示内容に基づいて前記PI/O装
置2によって取り込まれたデータを高速転送モードまた
は低速転送モードで前記伝送データメモリ装置4にDM
A転送したり、前記伝送データメモリ装置4に一時記憶
されているデータを前記PI/O装置2にDMA転送し
たりする。
【0022】コンソールメモリ読取部20は前記ホスト
コンピュータ3からの指示を取り込むとともに、これを
前記コンソールメモリ部7の各高速コマンド記述子9や
各低速コマンド記述子10に記憶させ、この後前記ホス
トコンピュータ3からDMA指令が出力されたとき、前
記処理再開部23の出力に基づいて前記コンソールメモ
リ部7の各高速コマンド記述子9や各低速コマンド記述
子10の内容を読み出してこれを転送中断判別部21
と、データ転送部24とに供給する。
【0023】転送中断判別部21は前記コンソールメモ
リ読取部20から供給される各低速コマンド記述子10
の内容を取り込むとともに、これらの各低速コマンド記
述子10のNXビット14が“1”になっているかどう
かをチェックし、これが“1”になっているとき、読み
出した低速コマンド記述子10の位置アドレスをメモリ
位置記憶部22に供給する。
【0024】メモリ位置記憶部22は予め設定されてい
る容量の記憶素子を備えており、前記転送中断判別部2
1から出力される低速コマンド記述子10の位置アドレ
スを取り込んで一時記憶し、次の転送時に、一時記憶し
ている低速コマンド記述子10の位置アドレスを読み出
してこれを処理再開部23に供給する。
【0025】処理再開部23は各転送サイクル毎に、高
速転送処理が終了した後、前記メモリ位置記憶部22に
中断されている低速コマンド記述子10の位置アドレス
が格納されているかどうかをチェックし、これが格納さ
れているとき、この位置アドレスを読み出して前記コン
ソールメモリ読取部20に供給する。
【0026】データ転送部24は前記ホストコンピュー
タ3から転送指示が出されたとき、前記コンソールメモ
リ読取部20から出力される各高速コマンド記述子9や
各低速コマンド記述子10の内容を取り込むとともに、
この内容に基づいて高速転送処理や低速転送処理を行な
う。
【0027】この場合、高速転送処理では、高速コマン
ド記述子9のI/Oビット11に“1”が書き込まれて
いるとき、この高速コマンド記述子9の転送アドレスエ
リア12の内容に基づいて前記伝送データメモリ装置4
からデータを読み出して前記PI/O装置2に書込み、
また前記高速コマンド記述子9のI/Oビット11に
“0”が書き込まれているとき、この高速コマンド記述
子9の転送アドレスエリア12の内容に基づいて前記P
I/O装置2からデータを読み出して前記伝送データメ
モリ装置4に書込む。
【0028】また、低速転送処理では、低速コマンド記
述子10のI/Oビット13に“1”が書き込まれてい
るとき、この低速コマンド記述子10の転送アドレスエ
リア15の内容に基づいて前記伝送データメモリ装置4
からデータを読み出して前記PI/O装置2に書込み、
また前記低速コマンド記述子10のI/Oビット13に
“0”が書き込まれているとき、この低速コマンド記述
子10の転送アドレスエリア15の内容に基づいて前記
PI/O装置2からデータを読み出して前記伝送データ
メモリ装置4に書込む。そして、前記低速コマンド記述
子10のNXビット14が“1”になっているとき、次
の転送サイクルまで、データの低速転送処理を中断す
る。
【0029】次に、図3に示すフローチャートおよび図
4、図5に示す模式図を参照しながら、この実施例の動
作を説明する。
【0030】まず、DMAコントローラ装置6は高速転
送処理および低速転送処理に先だって、装置各部を初期
化する(ステップST1)。
【0031】そして、ホストコンピュータ3からの転送
内容を示す指示が出力されたとき、DMAコントローラ
装置6のDMAコントローラ本体8によってこれが取り
込まれて、図4に示す如くコンソールメモリ部7の各高
速コマンド記述子9や各低速コマンド記述子10に記憶
される。
【0032】この後、前記ホストコンピュータ3からD
MA指令が出力されたとき、DMAコントローラ本体8
内の高速転送処理指示が初期化された後、図5に示す如
くこのDMAコントローラ本体8によって前記コンソー
ルメモリ部7の高速コマンド記述子9の内容が先頭番地
から順次、読出され、これらの各高速コマンド記述子9
の内容に基づいてPI/O装置2と、伝送データメモリ
装置4との間のDMA転送が行われる。
【0033】この場合、この高速コマンド記述子9のI
/Oビット11に“1”が書き込まれているとき、この
高速コマンド記述子9の転送アドレスエリア12の内容
に基づいて前記伝送データメモリ装置4からデータが読
み出されて前記PI/O装置2に書込まれ、また前記高
速コマンド記述子9のI/Oビット11に“0”が書き
込まれているとき、この高速コマンド記述子9の転送ア
ドレスエリア12の内容に基づいて前記PI/O装置2
からデータが読み出されて前記伝送データメモリ装置4
に書込まれる(ステップST3)。
【0034】そして、この高速転送処理が終了すれば
(ステップST4)、DMAコントローラ本体8内の低
速転送処理指示が初期化された後、このDMAコントロ
ーラ本体8によって前記コンソールメモリ部7の低速コ
マンド記述子10の内容が先頭番地から順次、読出さ
れ、この低速コマンド記述子10の内容に基づいてPI
/O装置2と、伝送データメモリ装置4との間のDMA
転送が行われる。
【0035】この場合、この低速コマンド記述子10の
I/Oビット13に“1”が書き込まれているとき、こ
の低速コマンド記述子10の転送アドレスエリア15の
内容に基づいて前記伝送データメモリ装置4からデータ
が読み出されて前記PI/O装置2に書込まれ、また前
記低速コマンド記述子10のI/Oビット13に“0”
が書き込まれているとき、この低速コマンド記述子10
の転送アドレスエリア15の内容に基づいて前記PI/
O装置2からデータが読み出されて前記伝送データメモ
リ装置4に書込まれる(ステップST6)。
【0036】そして、読み出した低速コマンド記述子1
0のNXビット14が“1”になっていれば(ステップ
ST7)、DMAコントローラ本体8は低速転送処理を
中断して前記低速コマンド記述子10の位置アドレス、
すなわち転送処理を中断したときの低速コマンド記述子
10の位置を一時記憶した後(ステップST8)、今回
の転送サイクルが終了するまで、待機状態にされる(ス
テップST9)。
【0037】この後、今回の転送サイクルが終了し、次
の転送サイクルになれば、DMAコントローラ本体8に
よって上述した高速転送処理が実行されてPI/O装置
2と、伝送データメモリ装置4との間のDMA転送が行
われる(ステップST2〜ST4)。
【0038】そして、この高速転送処理が終了すれば、
DMAコントローラ本体8によって一時記憶されている
位置アドレスに基づいて、コンソールメモリ部7の各低
速コマンド記述子10のうち、転送処理を中断した低速
コマンド記述子10の内容が読み出され、この低速コマ
ンド記述子10の内容に基づいて低速転送処理が行なわ
れる(ステップST5〜ST9)。
【0039】以下、各転送サイクル毎に、DMAコント
ローラ本体8によって上述した処理が繰り返されて、高
速転送処理と、低速転送処理とが行われる(ステップS
T2〜ST9)。
【0040】このようにこの実施例においては、PI/
O装置2によってプロセスから出力されるデータを収集
したり、伝送インタフェース装置5によってLAN上の
データを取り込んで伝送データメモリ装置4に一時記憶
させたりするとともに、ホストコンピュータ3からの指
示を記憶し、前記ホストコンピュータ3からDMA指令
が出力されたとき、DMAコントローラ装置6を動作さ
せて前記PI/O装置2に記憶されているデータを伝送
データメモリ装置4にDMA転送させて一時記憶させ、
伝送インタフェース装置5によって前記伝送データメモ
リ装置4に一時記憶されているデータをLAN上に送出
させたり、前記伝送データメモリ装置4に一時記憶され
ているデータを前記PI/O装置2にDMA転送させて
一時記憶させたりするようにしたので、ホストコンピュ
ータ3の負担を増大させることなく、1つの転送サイク
ル中でDMA転送モードを切り換ることができ、これに
よってシステム全体の処理能力を大幅に向上させること
ができる。
【0041】また、上述した実施例においては、高速D
MA転送の転送量を固定のn個にしているが、各高速コ
マンド記述子9に最終転送ビットを示すEDビットを付
加し、このEDビットの値に基づいてn個の転送途中で
転送処理を終了させるようにしても良い。
【0042】これによって、上述した実施例に比べて、
必要な数量の高速転送処理だけを効率良く行なうことが
できる。
【0043】また、上述した各実施例においては、ホス
トコンピュータ3からDMA転送開始指示を出してDM
Aコントローラ本体8にDMA転送処理を開始させるよ
うにしているが、ホストコンピュータ3からのDMA転
送開始指示なしで、DMAコントローラ本体8単独でD
MA転送処理を自動的に開始させるようにしても良い。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ホ
ストコンピュータの負担を増大させることなく、DMA
転送モードを切り換ることができ、これによってシステ
ム全体の処理能力を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるDMAコントローラ装置の一実施
例を使用したリモートI/Oステーションの一例を示す
ブロック図である。
【図2】図1に示すコントロールメモリ部の詳細な構成
例を示す模式図である。
【図3】図1に示すDMAコントローラ装置の動作例を
示すフローチャートである。
【図4】図1に示すDMAコントローラ装置の動作例を
示す模式図である。
【図5】図1に示すDMAコントローラ装置の動作例を
示す模式図である。
【図6】従来のDMAコントローラ装置を使用したリモ
ートI/Oステーションの一例を示すブロック図であ
る。
【図7】図6に示すDMAコントローラ装置で使用され
る高速転送モードと、低速転送モードとの組み合わせ例
を示す模式図である。
【符号の説明】
1 リモートI/Oステーション 2 PI/O装置 3 ホストコンピュータ 4 伝送データメモリ装置 5 伝送インタフェース装置 6 DMAコントローラ装置 7 コンソールメモリ部(DMA転送内容記憶部) 8 DMAコントローラ本体 9 高速コマンド記述子 10 低速コマンド記述子 11 I/Oビット 12 転送アドレスエリア 13 I/Oビット 14 NXビット 15 転送アドレスエリア 20 コンソールメモリ読取部 21 転送中断判別部 22 メモリ位置記憶部 23 処理再開部 24 データ転送部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LANに接続され、プロセスデータの入
    出力を行なうリモートI/Oステーションに設けられる
    DMAコントローラ装置において、 DMA転送処理に先だって設定されたDMA転送内容を
    取り込んで記憶するDMA転送内容記憶部と、 DMA転送を行なうとき、前記DMA転送内容記憶部に
    記憶されているDMA転送内容を判定し、この判定内容
    に基づいて少なくとも高速DMA転送処理、低速転送処
    理、転送処理の中断、再開のいずれかを行なってプロセ
    スデータの入出力を行なうDMAコントローラ本体と、 を備えたことを特徴とするDMAコントローラ装置。
JP15506193A 1993-06-25 1993-06-25 Dmaコントローラ装置 Pending JPH0713921A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004079583A1 (ja) * 2003-03-05 2004-09-16 Fujitsu Limited データ転送制御装置およびdmaデータ転送制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004079583A1 (ja) * 2003-03-05 2004-09-16 Fujitsu Limited データ転送制御装置およびdmaデータ転送制御方法

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