JPS6249550A - デ−タ転送装置 - Google Patents

デ−タ転送装置

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JPS6249550A
JPS6249550A JP18850085A JP18850085A JPS6249550A JP S6249550 A JPS6249550 A JP S6249550A JP 18850085 A JP18850085 A JP 18850085A JP 18850085 A JP18850085 A JP 18850085A JP S6249550 A JPS6249550 A JP S6249550A
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JP
Japan
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data transfer
control word
transfer control
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data
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Application number
JP18850085A
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English (en)
Inventor
Fumiaki Ishibashi
石橋 文明
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication of JPS6249550A publication Critical patent/JPS6249550A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデータ転送装置に関し、特に、プログラムによ
り記憶装置に用意されたデータ転送制御語を入出力プロ
セッサによりアドレス等の変換を行い、再び記憶装置に
格納し、場合に応じてこの変換の途中でデータ転送装置
にデータ転送の開始を指示するような入出力システムに
用いられるデータ転送装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に上記のような入出力システムにおいて、記憶装置
よりのデータを外部のディスク等に書込み、または、外
部ディスク等からのデータを記憶装置に読出すような入
出力データ転送を行う場合には、データ転送装置を介し
て以下のように行われる。
まずシステム内の演算処理装置のプログラムにより、必
要とするデータ転送を指令するデータ転送制御語のリス
トが記憶装置内の特定のアドレス領域に生成格納される
。こうしてプログラムによって生成されたリスト中の各
データ転送制御語のデータを読出すべき記憶装置のアド
レスあるいはデータを書込むべき記憶装置のアドレス等
は論理アドレスを用いて指定されているので、この実行
に当たってはこれを実アドレスに変換する必要がある。
この変換はシステム中の入出力プロセッサにより担当さ
れ、前述のリスト中の各データ転送制御語は次々に実ア
ドレスに変換され、再び記憶装置内の特定領域に変換後
データ転送制御語のリストとして格納される。
こうして最初のリストのアドレス変換が終わると、まだ
次のリストが残っている場合においても、一般に入出力
プロセッサはデータ転送装置に対してデータの転送の開
始を指令する。転送開始を指令されたデータ転送装置は
、入出力プロセッサに指示された記憶装置のアドレスか
ら前述の最初のリスト中の変換後データ転送制御語を読
出し、たとえば、外部のディスク装置に対するデータの
書込みの場合には、この変換後データ転送制御語で指定
される記憶装置の転送開始アドレスから次々に指定され
た語数だけデータを読出し、これをデータ転送装置内に
設けられているデータ転送用バッファに転送格納する。
このデータ転送用バッファの内容はディスク制御装置に
よって必要な時点(ディスクに書込むべき位置が来た時
点)で読出されてディスクに書込まれる。このようにし
てリスト内の各変換後データ転送制御語で指定されるデ
ータ転送処理が次々に続けられる。
いま入出力プロセッサのデータ転送制御語のアドレス変
換処理能力に対しデータ転送装置のデータ転送処理が追
い着いた場合、すなわち、入出力プロセッサが次のリス
トのアドレス変換をまだ終了しないうちにデータ転送装
置が前のリストの変換後データ転送制御語のすべての処
理を終了し。
従って、この時点になっても変換後データ転送制御語の
次のリストが得られない場合、従来例においては、デー
タ転送用バッファにまだディスクに書込むべきデータが
残っており、かつ、変換終了を待つための時間的余裕が
あっても、この時点で転送を終了して、再度データ転送
の最初から以上述べた転送処理をやり直すようにしてい
る。これはディスクからデータを読出して記憶装置に書
込む場合も同様でデータ転送用バッファにまだディスク
から読出したデータを書込むべきバッファの空きが充分
あり、従って、次のリストのアドレス変換の終了を待つ
ための時間的余裕がある場合にも、この時点で転送を終
結し、再度データ転送の最初から転送処理をやり直すと
いう方式が用いられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように、従来例においては、入出力プロセッサのデ
ータ転送制御語のアドレス変換処理能力に対してデータ
転送装置の転送処理が追い着いた場合には、まだデータ
転送用バッファのバッファ量に充分余裕が有り、従って
時間的には、さらにアドレス変換後の終了を待つ時間的
余裕が有る場合にも、それに関係なくこの時点で処理を
終結し、再度最初からやり直すため、それだけ処理時間
の無駄を生じるという欠点を有している。
〔問題点を解決するための手段〕
このような欠点を除去するために本発明は、変換後デー
タ転送制御語を記憶装置から読出す読出命令を発生する
命令発生手段と、データ転送制御語の読出命令を記憶す
る命令記憶手段と、この読出命令により記憶装置から読
出された変換後データ転送制御語を受信する受信手段と
、受信手段で受信された変換後データ転送制御語内に設
けられた変換後データ転送制御語変換途中フラグの有無
を判定する第1判定手段と、書込みデータ転送または読
出しデータ転送に応じてデータ転送用バッファに予め定
められた値以上のバッファ量の余裕の有無を判定する第
2判定手段と、入出力プロセッサにより指示された変換
後データ転送制御語開始アドレスまたは命令発生手段が
変換後データ転送制御語の読出しを前記記憶装置に要求
する度毎に次の変換後データ転送制御語のアドレスに更
新された値を記憶するレジスタ手段と、レジスタ手段に
記憶された変換後データ転送制御語のアドレスを次の変
換後データ転送制御語のアドレスに更新する更新手段と
、第1判定手段により変換途中フラグが検出され、かつ
、第2判定手段によりバッファ量の余裕有りと判定され
た場合には命令記憶手段に記憶されている変換後データ
転送制御語の読出命令を読出し、命令発生手段が読出し
た読出命令に従い再度変換後データ転送制御語の読出命
令を発生するように制御する再試行制御手段と、前記第
1判定手段により変換途中フラグが検出され、かつ、第
2判定手段によりバッファ量余裕無しと判定された場合
にはデータ転送を終結するように制御する終結制御手段
とを設けるようにしたものである。
〔作用〕
本発明においては、入出力プロセッサのアドレス変換処
理に追いついてしまった場合にも、そこで直ちにデータ
転送処理を打ち切ることをせず、転送データバッファに
余裕が有りまだ時間的に待てる場合には、可能な限り長
く、入出力プロセッサのアドレス変換処理が終わりデー
タ転送処理が再開できるのを待つようにする。
〔実施例〕
本発明に係わるデータ転送装置の一実施例が適用された
入出力システムを第2図に示す。この入出力システムは
演算処理装置1.記憶装置2.入出力プロセッサ3.シ
ステム制御装置4.データ転送装置5および周辺制御装
置/周辺装置6がら構成される。
本発明に係わるデータ転送装置5の一実施例を第1図に
示す。このデータ転送装置5は受信手段としての受信回
路51.更新手段としての更新回路52.データアドレ
スレジスタ53.データ語数レジスタ54.レジスタ手
段としての制御語アドレスレジスタ55.命令発生手段
としての命令発生回路56.命令記憶手段57.第1判
定手段としての第1判定回路58.第2判定手段として
の第2判定回路59.データ転送用バッファ60、再試
行制御手段としての再試行制御回路61および終結制御
手段としての終結制御回路62を有している。更新回路
52はセレクタ521,522および演算器523を有
し、命令発生回路56はセレクタ561.メモリコマン
ドレジスタ562およびセレクタ563を有している。
また第2判定回路59はリードアドレスカウンタ591
゜ライトアドレスカウンタ592および比較器593を
有している。
なお、システム制御装置4は、演算処理装置1、記憶装
置2.入出力プロセッサ3およびデータ転送装置5の間
を接続するアドレスバスおよびデータバスの使用を必要
とする情報の転送に応じて制御するための装置である。
次に演算処理装置1のプログラムが記憶装置2の中のデ
ータを周辺制御装置/周辺装置6内のディスク装置(図
示されていない)に書込む場合の動作について説明する
。演算処理装置1のプログラムは、まず、必要とするデ
ータ転送を指令するデータ転送制御語を次々に生成し、
これを記憶装置2の予め定められている領域に格納した
後、入出力プロセッサ3に対してデータ転送のコマンド
を発行する。前述したように演算処理装置1のプログラ
ムによって生成された各データ転送制御語は、データ転
送を開始すべきデータの論理アドレスとその制御語によ
って転送されるべきデータの語数に関する情報を含んで
いる。そこでデータ転送のコマンドを受信した入出力プ
ロセッサ3は、記憶装置2の予め定められているアドレ
スから、これらデータ転送制御語を順番に読出し、この
中の論理アドレス部分を実アドレスに変換し、変換され
た変換後データ転送制御語としてから再び記憶装置2の
特定領域に順番に格納する。
こうして予め定められた1リスト分のデータ転送制御語
の変換が終わると、入出力プロセッサ3は、そのリスト
の最後の制御語として変換途中フラグを伴った転送終結
型データ転送制御語を書込み、第3図のステップ101
に示すように、この段階で入出力プロセッサ(IOP)
3はデータ転送装置5に対してデータ転送起動の指令を
行う。
次に入出力プロセッサ3は、次の1リスト分のアドレス
変換処理を行い、そのリストの最後の制御語として変換
途中フラグを伴った転送終結型データ転送制御語を書込
んだ後、前のリストの最後に書き込んだ変換途中フラグ
を伴った転送終結型データ転送制御語の変換途中フラグ
をリセットし、さらに、今回変換したリストの開始アド
レスへリンクするデータ転送制御語に書き変える。
このようにして入出力プロセッサ3は、次々に新しいリ
ストのアドレス変換を行うが、各リストの最後の制御語
は、次のリストの変換が終了するまでは、変更途中フラ
グを伴った転送終結型データ転送制御語が書込まれてお
り、次のリストの変換が終了すると、変換途中フラグは
リセットされ、次の変換が終了したリストの開始アドレ
スへリンクするデータ転送制御語に書き変えられる。
こうして入出力プロセッサ3は、次々にリストのアドレ
ス変換を行い、変換前の制御語に終結型データ転送制御
語が検出されるまで上述の変換動作を繰り返す。
なお、上記の変換されたデータ転送制御語の一例を第4
図に示す。この制御語は、第1ワード70と第2ワード
80の2語よりなり、第1ワード70には制御情報(書
込み、読出し等の制御を措定する情報)71と、この制
御語で行われるデータ転送の転送データが格納されてい
る、あるいは、転送データを格納すべき記憶装置の転送
開始アドレス(実アドレス)72とが指定されており、
また第2ワード80には、同様な制御情tFVi81と
この制御語によって転送されるべきデータの語数である
データ転送語数82とが指定されている。
また、前述の変換途中フラグを伴った転送終結型データ
転送制御語の場合には、第4図の第2ワード80のビッ
ト83が変換途中フラグとして「1」にセットされ、ま
た特定の制御情報によって、これが転送終結型データ転
送制御語であることが指定される。
次のリストの開始アドレスにリンクする転送制御語の場
合には、上述の変換途中フラグ83はリセットされ、第
1ワード70の転送開始アドレス72が次のデータ転送
制御語リストの開始アドレスを指示するポインタとして
設定される。
さて上述のように、入出力プロセッサ3が最初のリスト
のアドレス変換を終了した時点で、データ転送の起動を
指令されたデータ転送装置5は、これにより、以下のよ
うにしてデータ転送を実行する。
入出力プロセッサ3は、システム制御装置4を介してデ
ータ転送装置5に対してデータ転送起動を指令するとと
もに、すでにアドレス変換の終了したデータ転送制御語
の最初のリストの開始アドレスを指示するポインタを転
送する。このポインタは、第3図のステップ102に示
すように、更新回路52のセレクタ521を介して制御
語アドレスレジスタ(CWAR)55に格納される。次
いでステップ103に示すように、この制御語アドレス
レジスタ55の内容は、セレクタ522およびセレクタ
561を介してメモリコマンドレジスタ(MCR)56
2およびメモリ記憶手段(MCM)57にポインタの値
がセットされるとともに、制御語アドレスレジスタ55
の内容は、セレクタ522.演算器523.セレクタ5
21を介して、上記内容に演算器523で「2」が加え
られた値が制御語アドレスレジスタ55に設定される。
かくして制御語アドレスレジスタ55の内容は、次のデ
ータ転送制御語のアドレスを指示するポインタとして更
新されたことになる。
命令発生回路56は、メモリコマンドレジスタ562の
内容をセレクタ563を介して外部に送出し、これによ
り、このポインタが指示する記憶、装置2のアドレスか
らデータ転送制御語を読出す命令を発生する。これに応
答して記憶装置2から読出されたデータ転送制御語は、
システム制御装置4を介してデータ転送装置5の受信回
路51で受信され、セレクタ521を介して、その第1
ワードの転送開始アドレス部分がデータアドレスレジス
タ53に格納され、その第2ワードのデータ転送語数部
分がデータ語数レジスタ54に格納される。第1ワード
70の制御情報71の内容が周辺装置へのデータ書込み
動作であれば、データアドレスレジスタ53に格納され
た転送開始アドレスは、セレクタ522.セレクタ56
1を介してメモリコマンドレジスタ562に移送され、
これにより命令発生回路56は、記憶装置2に対し、こ
のアドレスからのデータの読出し転送を命令するデータ
転送命令を発生する。
一方更新回路52は、データアドレスレジスタ53の内
容に演算器523で「1」または「2」を加えた値とし
、これを再びデータアドレスレジスタ53に設定する。
かくしてデータアドレスレジスタ53の内容は、次の転
送データのアドレスを指示するように更新されたことに
なる。
さらに更新回路52は、データ語数レジスタ54の内容
を、同様に、セレクタ522.演算器523およびセレ
クタ521を介し、データ語数レジスタ54の内容から
演算器523で「1」または「2」を引いた値とし、こ
れを再びデータ語数レジスタ54に設定する。かくして
データ語数レジスタ54の内容は、現在のデータ転送制
御語で転送されるべきデータの中の残りのデータ語数を
指示するように更新されたことになる。
更新されたデータアドレスレジスタ53の内容は、次の
サイクルでメモリコマンドレジスタ562に移送され、
命令発生回路56により、次のデータ転送命令が発行さ
れる。またこれに伴って、データアドレスレジスタ53
およびデータ語数レジスタ54の内容は、更新回路52
により、次の転送データのアドレスと残りのデータの語
数とを指示するように更新される。
かくして以上のサイクルによるデータ転送命令の発行は
、データ語数レジスタ54の内容が示す残りのデータ語
数が「0」になるまで繰り返される。このデータ語数レ
ジスタ54の内容が「0」になると、更新回路52は、
次のデータ転送制御語のアドレスを保持している制御語
アドレスレジスタ55の内容を前述のようにしてメモリ
コマンドレジスタ562および命令記憶手段57に移送
し、命令発生回路56はこれを用いて次のデータ転送制
御語命令を発生する。また更新回路52は、前述のよう
にして、制御語アドレスレジスタ55の内容を「2」だ
け増して次のデータ制御語のアドレスを指示するように
更新する。
かくして記憶装置2から読出された次のデータ転送制御
語の第1ワード70の転送開始アドレス72の部分は、
データアドレスレジスタ53に格納され、また第2ワー
ド80のデータ転送語数82の部分はデータ語数レジス
タ54に格納され、前述と同様にして、この新しいデー
タ転送制御語で指定されるデータ転送が継続される。
一方、こうして命令発生回路56から発行される命令に
よって記憶装置2から次々に読出された転送データは、
システム制御装置4を介して、第3図のステップ104
に示すように、データ転送装置5の受信回路51で受信
され、ラインLWを介して、データ転送用バッファ60
に書込まれる。
ステップ104において、受信されたデータ転送制御語
は命令発生回路56からの読出命令によるものか否かを
判定し、否であればステップ104の動作を繰り返し、
その読出命令によるものであれば次のステップ105へ
移行する。
ステップ105において、変換途中フラグ83が「1」
か否かを判定し、rlJでなければステップ106へ移
行し、「1」であればステップ109へ移行する。
ステップ106において、転送終結型データ転送制御語
の措定によるデータ転送を、ステップ107に示すよう
に、データ転送語数がrQJになるまで実行し、データ
転送語数がrOJになったら、ステップ108に示すよ
うに、制御情報81によりデータ転送の終了か否かを判
断し、終了指示であればデータ転送を終了し、終了指示
でなければ次のリストのデータ転送制御語の転送のため
にステップ103へ戻る。
ステップ105において、変換途中フラグが「1」でデ
ータ転送途中の場合、ステップ109へ移行する。
データ転送用バッファ60に書込まれた転送データは、
先に書込まれたデータから順番にディスクの回転に応じ
て出される周辺制御装置/周辺装置6からの読出し要求
に応じて読出され、ディスクのしかるべき位置に書込ま
れる。
なお、データ転送用バッファ60は先入れ先出しのサイ
クリック構成を有するバッファで、次に書込むべきアド
レスは第2判定回路59のライトアドレスカウンタ59
2に保持されており、また次に読出されるべきデータの
アドレスは、リードアドレスカウンタ591に保持され
ており、この両方のカウンタの内容を比較器593で比
較することにより、第2判定回路59は、次のような情
報を出力する。すなわち、ディスクへの書込みのデータ
転送の場合には、第3図のステップ109.11Oに示
すように、データ転送用バッファ60中にディスクに書
込むべきデータ量が予め定めたしきい値(現在このしき
い値を2ワードとする)以上まだ残っている場合には、
バッファ余裕有りの情報を出力してステップ111へ移
行し、そうでない場合にはバッファ余裕無し情報を出力
してステップ113へ移行する。またディスクからの読
出しのデータ転送の場合には、ステップ112に示すよ
うに、データ転送用バッファ60中にディスクから読出
したデータを書込むべき空のメモリが予め定めたしきい
値(現在このしきい値を2ワードとする)以上まだ残っ
ているか否かを判定して、残っている場合には、バッフ
ァ余裕有りの情報を出力してステップ111へ移行し、
そうでない場合にはバッファ余裕無しの情報を出力して
ステップ113へ移行する。
前述のデータ転送が進んで、最初のリストのすべてのデ
ータ転送制御語による転送が終了し、この時点で入出力
プロセッサ3は、まだデータ転送制御語の次のリストの
アドレス変換を完了していないと仮定する。すると前述
のように、この最初のリストの最後には、変換途中フラ
グ83が「1」にセットされた転送終結型データ転送制
御語が格納されているため、この語が記憶装置2から読
出されて移送され、受信回路51で受信され、データ転
送装置5の内部に取り込まれる。このフラグを伴った制
御語は第1判定回路58によって識別され、この識別結
果は、再試行制御回路61および終結制御回路62に供
給される。
さてこの時点でデータ転送用バッファ60にディスクに
書込むべき転送データが2ワード以上残っている場合に
は、前述のように、第2判定回路59は、バッファ余裕
有りの情報を再試行制御回路61および終結制御回路6
2に供給している。
再試行制御回路61が前述のように第1判定回路58か
ら変更途中フラグを伴った転送制御語検出の情報を受け
、かつ、この時点で第2判定回路59からバッファ余裕
有りの情報を受けると、再試行制御回路61は、命令記
憶手段57および命令発生回路56に対し、以下のよう
な再試行を行うように制御する。すなわち、変換後デー
タ転送制御語の読出命令を発生する処理で、命令記憶手
段57に記憶されているデータ転送制御語読出命令を読
出し、セレクタ561を介し、メモリコマンドレジスタ
562に移送する。これにより、命令発生回路56が゛
再びリストの最後のデータ転送制御語を記憶装置2から
読出す命令を発行するように制御する。
かくしてデータ転送用バッファ60に2語以上のディス
クに書込むべき転送データが残っている間は、第3図の
ステップ111に示すように、リストの最後の同じデー
タ転送制御語が繰り返し読出され、これの変換途中フラ
グ83が「1」にセフトされている間は、第1判定回路
58で識別され、この同じデータ転送制御語の読出し動
作が繰り返される。
こうしている間に、入出力プロセッサ3のアドレス変換
処理が進んで次のリストのアドレス変換がすべて終了す
ると、前述の通り、このリストの最後のデータ制御語の
変換途中フラグ83はリセットされ、またこの第1ワー
ド70の転送開始アドレス72の部分には、次のリスト
の最初のデータ制御語のアドレスを指示するポインタが
格納されたデータ転送制御語に変更される。この変更さ
れた転送制御語が受信されると、第1判定回路58で識
別され、この結果、再試行制御回路61は、こうして変
更された第1ワードの転送開始アドレス部分にある上述
のポインタを制御語アドレスレジスタ55に格納し、デ
ータ転送の再起動を指示する。
こうして、データ転送用バッファ60中のディスクに書
込むべき転送データが空になる前に、最初のリストの場
合と全く同様にして次のリストのデータ転送制御語によ
るデータ転送が開始され、ディスクに対する書込み動作
は支障なく継続される。またもし、入出力プロセッサ3
による次のリストのアドレス変換が終了する前に(つま
り変換途中フラグ83を伴ったディスク転送制御語を受
信しているときに)、データ転送用バッファ60の内容
が予め定めたしきい値の2語以下になってしまい、第2
判定回路59がバッファ余裕無しの情報を出力すると、
・終結制御回路62がこれを識別し、ここでデータ転送
処理を打切り、第3図のステップ113に示すように、
これを周辺制御装置/周辺装置(PCU/PU)6に通
知し、また、ステップ114に示すように、入出力プロ
セッサ(IOP)3に割り込んでデータ転送処理の打切
りを通報する。この結果、ステップ115に示すように
、入出力プロセッサ3の障害処理に移行し、再び最初の
リストの始めからデータ転送をやり直すように動作する
。すなわち、この場合には、データ転送用バッファ60
に残されたデータに余裕がなくなり、たとえこの時点で
次のリストのアドレス変換が完了してこれによるデータ
転送が再開されても時間的に間に合わず新しい転送デー
タがデータ転送用バッファ60に補給される前にデータ
転送用バッファ60が空になり、ディスクに対する記録
に不連続を生じてしまうので、このデータ転送をうちき
って最初からやり直すことになるのである。
以上は記憶装置2からのデータを周辺制御装置/周辺装
置6にあるディスクに書込み場合について説明したが、
ディスクからデータを記憶装置2に読出す場合にもほぼ
同様な動作となる。ただしこの場合には、データ転送制
御語は、記憶装置2に書込むべきアドレスを指示し、ま
た第2判定回路59は、上述のように、データ転送用バ
ッファ60に予めきめたしきい値の2語以上のデータを
書込むべき空のメモリが残っている場合にはバッファ余
裕有りの情報を出力する。
以上述べたように、本実施例によると、データ転送装置
5の処理能力が入出力プロセッサ3のアドレス変換処理
に追い着いて、この結果、変換途中フラグ83を伴った
データ転送制御語が受信されても、データ転送用バッフ
ァ60に余裕があり、まだ時間的に間に合う場合には、
そこで直ちにデータ転送を打ち切ることがせず、可能な
かぎり長く入出力プロセッサ3のアドレス変換処理が終
わるのを待つようにし、これにより、データ転送を途中
で打ち切ることによる処理の無駄が生ずる確率をそれだ
け小さくすることができる。
なお以上は本発明の一実施例を示したもので、本発明は
以上の実施例に限定されるものではない。
たとえば、データ転送用バッファ60余裕をりのしきい
値として本実施例では書込みの場合には2ワ一ド分以上
の転送データが残っていること、また、読出しの場合に
は2ワ一ド分以上の書込みができる余裕があることとし
たが、これは−例であり、それぞれの場合に応じて適当
な値に決定されるべきである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、データ転送装置の処理能
力が入出力プロセッサのアドレス変換処理に追い着いて
変換途中フラグを伴ったデータ転送制御語が受信されて
も、データ転送用バッファに余裕があり、まだ時間的に
間に合う場合には、そこで直ちにデータ転送を打ち切る
ことがせず、可能なかぎり長く入出力プロセッサのアド
レス変換処理が終わるのを待つようにすることにより、
データ転送を途中で打ち切ることによる処理の無駄が生
ずる確率をそれだけ小さくすることができる効果がある
。これにより入出力システムの効率向上を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わるデータ転送装置の一実施例を示
す回路図、第2図はこの装置を適用した入出力システム
を示す系統図、第3図はこの装置のデータ転送動作の要
約を示すフローチャート、第4図は変換後のデータ転送
制御語の一例を示すワード図である。 1・・・・演算処理装置、2・・・・記憶装置、3・・
・・入出力プロセッサ、4・・・・システム制御装置、
5・・・・データ転送装置、6・・・・周辺制御装置/
周辺装置、51・・・・受信回路、52・・・・更新回
路、53・・・・データアドレスレジスタ、54・・・
・データ語数レジスタ、55・・・・制御語アドレスレ
ジスタ、56・・・・命令発生回路、57・・・・命令
記憶手段、58・・・・第1判定回路、59・・・・第
2判定回路、60・・・・データ転送用バッファ、61
・・・・再試行制御回路、62・・・・終結制御回路、
70・・・・第1ワード、71・・・・制御情報、72
・・・・転送開始アドレス、80・・・・第2ワード、
81・・・・制御情報、82・・・・データ転送語数、
83・・・・変換途中フラグ、521,522,561
,563・・・・セレクタ、523・・・・演算器、5
62・・・・メモリコマンドレジスタ、591・・・・
リードアドレスカウンタ、592・・・・ライトアドレ
スカウンタ、593・・・・比較器、LW・・・・ライ
ン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. プログラムにより記憶装置内に用意されたデータ転送制
    御語に対し入出力プロセッサによりアドレス等の変換を
    行い再び前記記憶装置に変換後データ転送制御語として
    格納し、場合に応じて前記変換途中でデータ転送の開始
    を行うデータ転送装置において、前記変換後データ転送
    制御語を前記記憶装置から読出す読出命令を発生する命
    令発生手段と、前記データ転送制御語の読出命令を記憶
    する命令記憶手段と、前記読出命令により前記記憶装置
    から読出された変換後データ転送制御語を受信する受信
    手段と、前記受信手段で受信された前記変換後データ転
    送制御語内に設けられた変換後データ転送制御語変換途
    中フラグの有無を判定する第1判定手段と、書込みデー
    タ転送または読出しデータ転送に応じてデータ転送用バ
    ッファに予め定められた値以上のバッファ量の余裕の有
    無を判定する第2判定手段と、前記入出力プロセッサに
    より指示された変換後データ転送制御語開始アドレスま
    たは前記命令発生手段が変換後データ転送制御語の読出
    しを前記記憶装置に要求する度毎に次の変換後データ転
    送制御語のアドレスに更新された値を記憶するレジスタ
    手段と、前記レジスタ手段に記憶された変換後データ転
    送制御語のアドレスを次の変換後データ転送制御語のア
    ドレスに更新する更新手段と、前記第1判定手段により
    前記変換途中フラグが検出され、かつ、前記第2判定手
    段により前記バッファ量の余裕有りと判定された場合に
    は前記命令記憶手段に記憶されている変換後データ転送
    制御語の読出命令を読出し前記命令発生手段が前記読出
    した読出命令に従い再度変換後データ転送制御語の読出
    命令を発生するように制御する再試行制御手段と、前記
    第1判定手段により前記変換途中フラグが検出され、か
    つ、前記第2判定手段により前記バッファ量余裕無しと
    判定された場合にはデータ転送を終結するように制御す
    る終結制御手段とを含むことを特徴とするデータ転送装
    置。
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