JP3253303B2 - コンテキスト切り換え装置及び方法 - Google Patents

コンテキスト切り換え装置及び方法

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JP3253303B2
JP3253303B2 JP51215194A JP51215194A JP3253303B2 JP 3253303 B2 JP3253303 B2 JP 3253303B2 JP 51215194 A JP51215194 A JP 51215194A JP 51215194 A JP51215194 A JP 51215194A JP 3253303 B2 JP3253303 B2 JP 3253303B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/461Saving or restoring of program or task context
    • G06F9/463Program control block organisation

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 1.産業上の利用分野 本発明はディジタル・プロセサに関するものであり、
特にコンテキストと呼ばれる、ディジタル・プロセサの
内部状態データをシステムへ及びシステムが転送する装
置及び方法に関するものである。
2.関連技術 汎用マイクロプロセサやカスタム・プロセサと同様、
ディジタル・プロセサは内部メモリ及びレジスタを有す
るものであるが、それらは、あらゆるタスクの処理を行
うとき広範囲に使用される。任意の時点のこれらレジス
タの内容はプロセサの現状態を表していると解釈でき
る。
VLSI RISC Architecture and Organization(「VLSI
RISCアーキテクチャと構成」Marcel Dekker社、1989年
出版)という本でステフェン・ファーバー(Stephen B.
Furber)はマルチタスク・コンピュータの発展に関して
論じている。以下は彼の議論の要約である。
最近までコンピュータは高価であったため、その能力
を最大限に利用しなければならないという圧力が非常に
強かった。一時に一つのプログラムしか走らせることが
出来ないというのは非効率的である。これは、使用して
いるプログラムは、使い得るメモリのほんの小さな部分
のみしか必要としないかもしれず、また中央処理装置
(CPU)は、ディスクからの情報を待ちながら長い間ア
イドルしているからである。もし2つのプログラムが存
在すれば、CPUはディスク転送が要求されるまで1つの
プログラムを処理し、転送が行われている間他のプログ
ラムに切り替わり、転送が完了すれば最初のものに戻る
ことが可能である。それによってCPUはより有効に使用
されることになる。実際上、数種のプログラムをいつで
も活動状態にしておき、データ使用の可能性、タスクの
優先順位等にしたがって、CPUはそれらのプログラム間
を切り換わる。これは、普通「マルチタスキング」と呼
ばれている。
低価格で適度な性能を持つパーソナル・コンピュータ
(PC)やワークステイションが出現するに至り、マルチ
タスキングはより普通のものになってきつつある。複数
のユーザーからのタスクを1台のマシンにロードするの
ではなく、1台のPC又はワークステーションが、1人の
ユーザーの複数のタスクを行うのに専用として使われる
ことが多い。この環境では、ユーザーがマシンを必要と
するまでそれは待機していることになる。何かをするこ
とを要求されればマシンは出来るかぎり迅速に対応し、
ユーザーがアイドルしないようにしなくてはならない。
PCがユーザーの仕事のより多くの部分に関与するよう
になり、またユーザーがPCに複数のタスクを同時に行う
ことを要求してきているため、マルチタスキングは以前
以上に普及するようになってきている。例えば、ユーザ
ーは、複数の書類とスプレッド・シートを同時に開いて
おき、一方マシンはバックグラウンドで電子メールを取
り扱い、最新の報告をプリントしているというものであ
る。このレベルの機能性のインプリメンテーションには
マルチタスキング・オペレーティング・システムが最善
の枠組みを与える。
既に述べたように、マルチタスキング・システムは、
いくつかのタスクを同一のプロセサで「同時」に処理す
ることを可能にする。実際には、マルチタスキング制御
ソフトウエアは、夫々のタスクにプロセサが費やす時間
を管理する。マルチタスキング制御ソフトウエア(「シ
ステム・ソフトウエア」とも呼ばれることがある)は、
現在行っているタスクを中断して、新しいタスクを処理
したり、前のタスクを完了したり、その処理を再開した
りできるようにする。現行タスクに対する現状態を記述
したプロセサの内部レジスタの内容は、コンテキスト保
存動作と呼ばれる動作でメモリに保存される。プロセサ
・レジスタの内容は、コンテキスト復元動作を実行する
ことにより処理しようとする新タスクの状態で置き換え
られる。あるタスクの実行を再開する時は、その前に、
そのタスクに割り込みが行われた以前のプロセサの状態
の復元を行う。一般的には外部メモリであるが、システ
ム・メモリは仮想メモリ・マネジャーにより普通管理さ
れる。
したがって、マルチタスキングには2つのことが必要
である。まず初めに、マルチタスキングは、柔軟性を得
るため、タスクをシステム・メモリの異なった部分、例
えば、異なった時点にロードすることが出来るようにし
なくてはならない。決まったセットのタスクを決まった
アドレスにロードするようなプロセサは非常に柔軟性に
乏しい。第2に、マルチタスキングは、後で割り当てら
れるメモリ量を知ることなくタスクを書き込むようなも
のでなくてはならない。後者の条件は従来の仮想メモリ
方式による最も容易に満たされ、前者は仮想メモリをイ
ンプリメントするのに用いるアドレス変換機構により満
足されるであろう。従来の技法を用いると、夫々のタス
クは、それが仮想メモリの全空間を所持しているかのよ
うに構築され、その後アドレスは拡張されて、変換を行
うのに必要なタスク識別子を含むようになる。
仮想メモリの如く、マルチタスキングをサポートする
ことはPCレベル以上の汎用コンピュータにはもはや必須
になっており、PCの処理能力がワークステーションのレ
ベルに近づくにつれPCでも重要になりつつある。従っ
て、もっと進んだ縮小命令セット・コンピューティング
(RISC)プロセサでさえ、もしRISCマシンがこのような
市場で競争するなら、その機能をサポートしなくてはな
らないのである。このことはプロセサ内で新たな複雑さ
を生じさせることになる。
これらの新たな複雑さやマルチタスキングのための切
り換えの増加は簡単な処理をサポートするオペレーティ
ング・システムの必要性を生む。従って、プロセサのコ
ンテキスト切り換え速度がさらに重要になってくるので
ある。例えば、マルチタスキング・グラフィックス・プ
ロセサでは、従来のコンテキスト切り換えシステムは非
常に遅いため、グラフィックス処理に固有な、ロバスト
な同時の数値タスクについて行くことが出来ない。それ
ゆえ、望まれるのは、必要なコンテキスト切り換え速度
を持ちマルチタスキング・アプリケーションについてい
ける自動ハードウエア・コンテキスト切り換えメカニズ
ムである。
発明の概要 本発明は、ディジタル・プロセスの内部状態データ、
即ち「コンテキスト」を外部メモリへ又はそれから転送
するシステム及び方法に関するものである。外部メモリ
へコンテキストを転送するのは「状態保存動作」と呼ば
れ、外部メモリからプロセサへコンテキストを転送して
戻すのは「状態復元動作」と呼ばれる。
本発明は、自動コンテキスト切り換えメカニズム(シ
ステム)及びその動作方法のハードウエア・インプリメ
ンテーションに関するものである。当システムは、使用
可能なシステム・メモリが取り扱える範囲で可能な限り
の多数の処理の間を高速にコンテキスト切り換えを行
う。ハードウエア構造及び状態データが保存されるフォ
ーマットにより、プロセサ内の内部状態及び機能ブロッ
クのサイズに関係なく、プロセサがその状態データを保
存することが可能になる。
コンテキスト保存、復元、又はコンテキスト保存/復
元(コンテキスト・スイッチとも呼ばれる)が開始する
と、直接メモリ・アクセス(DMA)コントローラがその
システムの機能ブロックに信号を送る。それに対応し
て、機能ブロックは、状態データを外部メモリに保存す
ることにより状態保存動作を行う。DMAはその後外部メ
モリから新しい状態を取り出し、それを機能ブロックに
送り状態復元動作を行う。
状態が保存されるフォーマットもまたプロセサ状態の
高速復元を可能にする。状態は、「状態プログラム」を
形成するために、1つのデータ・ブロック及び1つ又は
それ以上のレジスタ・ロード命令として保存される。状
態復元動作は単に外部メモリから状態プログラムを取り
出し実行することである。従って、状態プログラムは、
標準的プログラムと同様外部メモリから読み出され、実
行される。コンテキストを状態プログラムとして保存す
ることにより、システムが重要な情報を失うことなく1
つのコンテキストから他のコンテキストに高速に切り替
わることが可能になるのである。
本発明の、上述した、そしてその他の特長及び利点
は、添付の図面に示された当発明の好適な実施例の以下
のより具体的な説明から明らかになるであろう。
図面の簡単な説明 当発明は、添付の図面を参照することにより理解を増
すことが出来るであろう。
第1図は、本発明の自動コンテキスト切り換えシステ
ムの高レベルのブロック図である。
第2A〜2C図は、第1図のシステムによる状態プログラ
ムを記憶する外部メモリの一部分を示す代表例である。
第3図は、本発明の状態ブロックを示す。
第4図は、本発明のコンテキスト切り換え方法の代表
的フローチャートである。
図において、同一の要素又は同様の機能を持つ要素は
同じ数で表す。さらに、番号の一番左の数字は、その番
号が最初に出てくる図面の番号を表す。
発明の詳細な説明 本発明は、タスクを保存し、復元し、切り換える、コ
ンテキスト切り換えシステム及びその方法である。当シ
ステムは、外部メモリ、主メモリ又はシステム・メモリ
(マルチタスキング・プロセサの外部にあるいかなるメ
モリでもよい。以後、単にメモリと呼ぶ)に接続された
マルチタスキング・プロセサの部分である。当メモリは
複数のプロセサにより共用されてもよい。マルチタスキ
ング・プロセサは1つ又はそれ以上の機能ブロック(処
理ユニットもしくは処理モジュール、叉はマイクロコー
ド・ユニットと呼ばれることがある)を有するが、それ
らは、サブプロセサ即ちある特別なタスクを行うための
簡単なユニットであってもよい。機能ブロックはレジス
タを含んでいるが、それらは、ある1つのタスクが行わ
れている間のマルチタスキング・プロセサのコンテキス
トを表す状態データを記憶する。
本発明は、VLSIマルチタスキング・グラフィックス・
プロセサ・チップに関連させて議論される。しかし、本
発明が状態データを有する如何なるシステムにも適用で
きることは後に当業者に明確になるであろう。従って、
本発明はグラフィックス・プロセサだけに限ったもので
はない。プロセサ、CPU、ディジタル・プロセサという
用語はこの分野ではしばしば同意語として使われてい
る。以後プロセサという用語を用いるが、勿論当開示の
基礎をなす意味を変えることなく他の同様な用語に置き
換えることが出来る。
チップ、集積回路、半導体デバイス、マイクロエレク
トロニクス・デバイスという用語もこの分野ではしばし
ば同意語として使われている。本発明は当分野で一般に
理解されているように上記のものの全てに適用できる。
プロセサは命令を以下のごとく実行する。即ち、プロ
グラムの命令及びデータは内部直接メモリ・アクセス
(DMA)コントローラによりメモリから持ち込まれる
か、叉は外部装置から直接与えられる。本発明の好適な
実施例では、命令は、DMA内の一時プログラム・キュー
にロードされる。DMAはローカル命令を実行する。つま
り他の命令とデータを処理のため機能ブロックに渡す。
本発明の自動コンテキスト切り換えシステム100の高
レベルのブロック図を第1図に示す。プロセサは一般的
に101で示されている。プロセサは、DMAコントローラ10
2、入出力ユニット(IOU)118、及び機能ブロック・パ
イプライン(106、108、110で夫々示しているFB1、FB
2、...FBn)から成る。機能ブロック(マイクロコード
・ユニットとも呼ばれる)106〜110は特定のタスクを行
うのに用いられる。例えば、3−Dグラフィックス処理
システムでは、機能ブロック106〜110は、座標変換、ベ
クトルの正規化、クリッピング、ライティング等のタス
クを行う。
コンテキスト・キューと呼ばれる(ここに示していな
い)ハードウエア・データ・バッファはIOU118の中にあ
る。その代わりに、コンテキスト・キューは分離したブ
ロックであってもよいし、プロセサ101の他の部分に存
在してもよいが、このことは後で当業者には明らかにな
ろう。
IOU118は、双方向I/Oバス122を介して外部システム・
バス120にインタフェースする。IOU118は、外部システ
ム・バス120を内部データ・バス124に接続するが、それ
は今度はDMA102に接続されている。外部メモリ・バス12
1は外部メモリ116をバス120に接続する。
DMA102は、コンテキスト切り換えシステムと外界の間
の全てのトランザクションを監督する。DMA102には3つ
の主要な機能がある:(1)メモリから及びメモリへの
データ転送を制御する、(2)内部機能ブロックへの命
令の流れを制御する、そして(3)コンテキスト・スイ
ッチ動作を同期化する、というものである。DMAの機能
は、それを機能ブロックに分散させるような異なった方
法でインプリメントすることも可能である。
IOU118はコマンド/状態レジスタ(CSR;ここには示さ
れていない)を含む。CSRは、プロセサ(システム・ソ
フトウエア)やレジスタ・ロード命令により外部よりア
クセス可能である。プロセサは特定の状態条件に基づい
て割り込みを生成することが出来る。状態条件は、プロ
セサのエベントに基づき2つのビットとしてCSRに記憶
される。これらのビットはハードウエアによりセット叉
はリセットされる。コンテキスト切り換え動作は、(ど
ちらの場合でも)CSRに適切なビットをセットすること
から始まる。代表的な例を挙げると、保存ビットがセッ
トされるとコンテキスト保存が信号として出され、復元
ビットがセットされるとコンテキスト復元が信号として
出され、さらに、両方のビットがセットされるとコンテ
キスト切り換えが信号として出される。CSRの2つのビ
ットの選択はインプリメンテーションに特有なものであ
る。CSRの重要な面はハードウエアが正しい指令と共に
与えられるということである。より一般的なコマンド構
造でも差しつかえない。状態条件を信号化する他の同等
な技法は当業者に明らかになろう。
機能ブロックの内部状態データとDMAの内容の組み合
わせが任意の時間のプロセサの「コンテキスト」をな
す。機能ブロック・パイプラインのコンテキストは、使
用されないときにはそれを「状態プログラム」として記
憶しているメモリ内の「コンテキスト・データ・バッフ
ァ」からコピー及び復元することが出来る。DMA102はメ
モリ116へのポインタを含んでいるが、それらは、命令
やデータを取り出したりコンテキスト切り換えに用いら
れる。
DMA内の2つのポインタはコンテキスト・データ・バ
ッファの境界を決定する。これらは「保存」ポインタ及
び「終了」ポインタと呼ばれる。DMA内のそれ以外の2
つのポインタは命令取り出しの時に用いられる。システ
ム・ソフトウエアは、夫々のタスクにプロセサが費やす
時間量を制御する。それはタスクを管理するので、シス
テム・ソフトウエアは「書き込みポインタ」を更新す
る。書き込みポインタは、システム・ソフトウエアに新
しい命令をメモリのどこに追加するかを示す。DMAは
「フェッチ・ポインタ」を更新する。フェッチ・ポイン
タは、DMAに次の命令をどこから取り出すかを示す。フ
ェッチ・ポインタに関するより詳しい説明には、同一承
継人に係る、同時係属中の出願である1992年3月31日出
願の、「仮想FIFO周辺機器インタフェース」、米国出願
番号07/862,623を参照のこと。上記出願の開示は参照す
ることによりその記載内容が本明細書に組み込まれてい
るものとする。
状態プログラムは、一連のレジスタ・ロード命令及び
データを含むデータ構造である。状態プログラムを実行
することにより、それに対応する保存の前にレジスタに
あった値を復元することが出来る。機能ブロックは夫々
自分自身の状態プログラムを作り、それを、DMAの制御
下でIOUを介してメモリに転送する。
コンテキスト・データ・バッファの正確な順番及び内
容は、マイクロコード(もし用いていれば)及びハード
ウエアのインプリメンテーションに依存しているかも知
れない。コンテキスト情報はインプリメンテーションか
らインプリメンテーションへとポータブル(移植性のあ
る)でなければならないということはない。その理由
は、コンテキスト情報は一時的なものであるからであ
る。この一時情報は、決められたシステム中で且つ限ら
れた時間内にのみ用いられる。コンテキストは、別のハ
ードウエアでそれを用いることを意図して保存されるの
ではない。正確なサイズ、内容、及び順序は、ハードウ
エア、マイクロコード・バージョン、及び実行されてい
る現時点のグラフィックス動作に依存している。マイク
ロコードを用いて状態プログラムを作ることにより大き
な柔軟性を得ることが出来る。例えば、状態プログラム
のサイズを重要な状態レジスタの内容のみを保存するこ
とで最適化することが出来る。
DMAは、コンテキスト動作を開始する前に現データ・
ストリーム中の妥当な点にいつ到達したかを決定する。
本グラフィックス・プロセサの場合、その命令を完了す
るのに必要な全てのデータを機能プログラムが受け取っ
ていない時には、命令動作の途中で、機能プログラムに
割り込むことは出来ない。DMAは転送されるデータ・ワ
ード数を記録しているので、いつその流れに割り込むか
が分かるのである。
DMA102内のコンテキスト領域ベース・ポインタ(CAB
P)レジスタは、現在の状態(状態プログラムとして)
を保存するのに用いられるメモリ内のコンテキスト・デ
ータ・バッファのベース・アドレス(最下位ワード)を
保持する。DMA102内のコンテキスト復元ベース・ポイン
タ(CRBP)レジスタは、状態を復元するのに用いる状態
プログラム・データを記憶するコンテキスト・データ・
バッファのアドレスを保持する。システム・ソフトウエ
アはこれら2個のポインタを管理する。
もしCSRにRESTOREコマンドがロードされると、CRBPレ
ジスタが指す場所より始めて状態プログラムをメモリか
ら取り出すことにより復元がなされる。もしSAVEビット
及びSTOREビットの両方ともがセットされていれば、CAB
P及びCRBPの夫々を用いてプロセサは最初にその状態を
保存し、その後にそれを復元する。
もしチップが現在命令ストリームを実行していれば、
ハードウエアは、妥当な割り込み点に達するまで命令ス
トリームを処理し続け、それから先に進む。妥当な割り
込み点は、プロセサのハードウエア、ファームウエア、
システム・ソフトウエア等の独自のインプリメンテーシ
ョンによって決められる。
コンテキスト切り換え命令または割り込み信号に対応
して、DMA102は「コンテキスト保存(ContextSave)」
命令をバス114を通して最初の機能ブロック106に送る。
機能ブロック106は、それ自身の状態プログラムを作
り、それを、DMAの助けを得てIOUを介してメモリへ転送
する。
一旦機能ブロック106がその全ての状態データを転送
したら、そのコンテキスト保存命令は次の機能ブロック
108等に順次引き渡されていき、最後に最終機能ブロッ
ク110がその全てのデータを転送するまで続く。
「ロード」命令(即時ロード命令のような)は、機能
ブロックが状態データを転送するとき状態データと共に
記憶される。現在のインプリメンテーションでは1つの
ロード命令で一続きのレジスタをロードすることが出来
る。各ロード命令に対応した状態データが最終的にメモ
リ116から読まれるとき、そのロード命令が機能ブロッ
クにより実行されその対応する状態データが正しい機能
ブロックの正しい場所に記憶されるように、各ロード命
令はコード化される。当業者に明かになるように、その
ロード命令は、それに対応した機能ブロックのレジスタ
またはそれに類似なもののアドレスでコード化されなけ
ればならない。
最終機能ブロック110は、その状態データの転送を完
了したとき、状態データ終了信号130をDMAに送る。便宜
上、DMAは次に、全ての機能ブロックの後にその状態を
保存する。ハードウエアの簡単化のため、保存される最
終命令は、「復元終了命令」である。この命令は復元動
作(restore operation)の終了をDMAに示す。DMA102は
続いて、コンテキスト切り換え(Switch Context)割り
込み又は命令で指定されたプロセサの次の状態を復元す
る。この代わりに、DMAは、特定のアドレスをデコード
して復元動作の終了を決定することが出来る。さらに、
DMAは、その処理の始めにその情報を記憶し、それに全
ワード数を含めることも可能である。復元動作の終了を
同期化させる他の方法は、状態中のワード数を示す別の
レジスタを加えることである。DMAコントローラは、こ
のレジスタの情報を用い復元動作の終了を決めてもよ
い。
先に記憶されたプロセサの状態を復元する動作は適切
にも「復元化動作(restoring operation)」と呼ばれ
る。復元化動作は、非常に簡単で、コンテキスト・キュ
ーからではなく、所望の状態データが記憶されているメ
モリ116内のコンテキスト・データ・バッファから状態
プログラムを取り出し実行することから成る。
本発明の好適な実施例の1つでは、状態保存動作は機
能ブロックを1つづつ順番に行っていく。コンテキスト
保存命令のこの直列転送によってシステムの複雑さを減
少させることが出来る。他の非直列方式は余分なハード
ウエアとソフトウエアが必要となるかも知れない。記憶
されたプログラム及びロード命令又はそれと同類のもの
を用いるそのような方式は本発明のと範囲並びに精神に
入ると考えられる。
第2図は、第1図のシステムに従って、状態プログラ
ム208、210、212をそれぞれ形成する状態ブロックのグ
ループを記憶するのに指定されたメモリの代表的コンテ
キスト・データ・バッファ202、204、206を示してい
る。(状態ブロックに関してはさらに、第3図に関連し
て以下に述べられる。)各状態プログラムはプロセサ・
コンテキストに対応している。CABPポインタ214は、状
態プログラム212を受け取るよう割り当てられたメモリ1
16の1部にあるコンテキスト・データ・バッファ206を
指している。各状態プログラムは、1つ又はそれ以上の
ロード命令のシーケンシャルな順序づけと特定のコンテ
キストに関係する対応機能ブロックのパイプラインから
の状態データから成る。CRBPポインタ216は、状態プロ
グラム210を含むコンテキスト・データ・バッファ204の
始まりを指している。状態プログラム210はDMA102に送
られ、先のコンテキスト或いは予め決められたコンテキ
ストの構成を復元するために実行される。
コンテキスト・データ・バッファはひと続きになって
なくてもよいし、別々の状態プログラムが、メモリ内の
特定のアドレスの順番で記憶されている必要もない。シ
ステム・ソフトウエアが各コンテキスト・データ・バッ
ファの開始アドレスを記憶しているかぎり、それに対応
する状態プログラムのコンテキストを機能ブロック・パ
イプラインへ又はそれから容易に切り換えることが出来
る。
このデータが保存されるフォーマットは高速自動復元
動作を可能にする。各状態プログラムは、コンテキスト
を機能ブロックに復元するのに必要な全ての情報から成
っている。復元動作は、単に、一連のレジスタ・ロード
命令とデータから成る状態プログラムの実行を必要とす
るだけである。
外部メモリを用いることも考えられている。マルチタ
スキング・プロセサは、システムのメモリ領域にあるメ
モリを使用することが出来る。このデータはメモリ・ブ
ロックとして編成されている。ホストはメモリを割り当
て、DMAコントローラ内にポインタを設置する。それ
は、拡張した状態メモリ・ブロックを指し、マイクロコ
ードがその領域をスタックとして、つまり、例えば、デ
ータのオーバフロー収容の記憶域として、利用すること
が出来るようにする。原則的には、複数のメモリ・ブロ
ックが一つのコンテキストに割り当てられることも可能
である。
外部メモリを使用する2つの代表的な例を第2B図と第
2C図に示す。第2B図を参照して、状態プログラム208及
び210を示すメモリ・ブロックは、夫々拡張メモリ・ブ
ロック208′及び210′を含んでいる。拡張メモリの使用
に関するこの実施例では、拡張した状態メモリ・ブロッ
ク208′及び210′はひと続きになっている。第2C図に
は、拡張した状態メモリ・ブロック208″及び210″が、
夫々の状態プログラム208及び210から離れたメモリ・ロ
ケーションに記憶されているのを示している。
本発明のもう一つの特徴は、普通の命令ストリームに
よってCSRをロードすることが出来ることである。この
特徴によって、コンテキスト・スイッチ又は割り込みを
ストリームの最後に生成することが可能になり、このた
め、ストリームのコンテキストをスイッチ・アウト即ち
除去することが出来るようになる。
本発明は、条件付きコンテキスト切り換えをサポート
するよう拡張することが出来る。例えば、DMAのデータ
・バッファが空になったとき、条件付きコンテキスト・
スイッチが始まるようにすることが出来る。
第3図は状態ブロック300を図示している。状態ブロ
ック300は、レジスタAに対するレジスタ・ロード命令3
02を含んでいる。情報304がロード命令302に続き、合計
N個のデータ・ワードがそのロード命令に対応すること
を示している。残りのブロック306はそのN個のデータ
・ワードを表している。ロード命令技法を用いた他の構
成も可能である。コンテキストは、インプリメンテーシ
ョンを容易にするためまたハードウエアとソフトウエア
のオーバヘッドを最少にするため、一続きのプログラム
として状態ブロックに記憶される。しかし、本発明の範
囲から離れることなく異なった記憶技法及び階層を採用
してもよい。
コンテキストは、必ずしも、機能ブロックの全部のレ
ジスタである必要はない。例えば、ある機能ブロックが
中間タスクを行うのに用いる動作中のレジスタの内容を
保存する必要はない。というとは、機能ブロックは指定
されたタスクを行うのに全てのレジスタの情報は必要で
ないからである。各機能ブロックは、コンテキスト保存
メカニズム又は手段を備えるため、マイクロコード化さ
れるか、状態マシンによって制御されるか、さもなけれ
ば他の様式に構成されるかになっている。したがって、
各機能ブロックは、それが行っているタスクを知ってお
り、それゆえ、コンテキストをいつ切り換えるか、さら
に、後でそのタスクを継続するためそれに戻りそれを完
了するためにはどんなデータを保存しなくてはならない
かを決定できる。
この方法の1つの利点は各機能ブロックがどのレジス
タを保存するかを決定できることである。データの順番
はまたそれほど重要ではない。例えば、もしブロックが
内部マイクロコードを持っていれば、保存するレジスタ
の数を最適化するためにマイクロコードを適合させるこ
とが出来る。
第4図に本発明のコンテキスト切り換え方式の代表的
フローチャートを示す。
まず最初に、ブロック402に示すように、DMA102がコ
ンテキスト切り換え(SwitchContext)割り込み信号も
しくは命令を受け取る。ブロック404、406に夫々示すよ
うに、DMA102は次に、コンテキスト保存(ContextSav
e)命令を機能ブロック106に送り、それはそのコンテキ
ストをIOU118に転送する。条件ステートメント・ブロッ
ク408及びブロック410、406はコンテキスト保存命令を
残りの機能ブロックに順次送っていくことを図式的に表
している。ブロック410でコンテキスト保存命令が次の
機能ブロックに実際に送られる。
一旦全ての機能ブロックがそのコンテキストをIOUに
送ってしまうと、ブロック408の条件が“No"となり、ブ
ロック414で示すように、状態データ終了の信号がDMA10
2に送られる。DMA102は、ブロック416で示すように、そ
れ自身のコンテキストを記憶する。最後に、ブロック41
8で示すように、要求された状態プログラムがメモリ内
のコンテキスト・データ・バッファから取り出され処理
される。その後、ブロック420で示すように、「復元終
了」命令が処理される。それからコントロール・キュー
からの命令の通常の処理に戻る。
本発明の多くの実施例について上に述べたが、それら
は例として挙げられたものであり、限度を示すためのも
のではない。従って、本発明の精神の範囲は、上述した
いかなる典型的な実施例もその限界を与えるものではな
く、以下の特許請求範囲及びそれと同等のものに従って
のみ規定されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 プール グレン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94555 フリーモント,ウェブフット ルーブ 34039 (56)参考文献 特開 平3−53328(JP,A) 特開 平3−63827(JP,A) 特開 平4−178739(JP,A) 特開 平2−150948(JP,A) 特開 昭63−52240(JP,A) 特開 平4−288634(JP,A) 特開 平5−233319(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/46 G06F 13/28 G06F 9/38

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリに接続されたマルチタスク・プロセ
    サ内でタスクの保存、復元、及び切り換えの少なくとも
    1つを行うコンテキスト切り換えシステムであって、そ
    のシステムが、 第1の機能ブロックにプログラム命令を送る制御手段か
    ら成り、前記第1の機能ブロックは制御手段に接続さ
    れ、レジスタを有し、前記レジスタは、ある決められた
    時点でシステムのコンテキストを表す状態データを記憶
    し、 前記制御手段は保存又は切り換えのどちらか1つのコマ
    ンドを受け取り、それに応えてコンテキスト保存命令を
    生成し、前記コンテキスト保存命令を前記第1の機能ブ
    ロックに渡すように適合され、 前記コンテキスト保存命令を受け取ると、前記第1の機
    能ブロックは、レジスタ・ロード命令及び該システムの
    コンテキストを表す状態データからなる状態プログラム
    を前記コンテキストが後に復元可能なように生成し、前
    記状態プログラムを前記制御手段に渡し、そして 前記状態プログラムを受け取った後、前記制御手段はメ
    モリ内のコンテキスト・データ・バッファに前記状態プ
    ログラムを格納する ことを特徴とするコンテキスト切り換えシステム。
  2. 【請求項2】請求の範囲第1項に記載のシステムであっ
    て、 前記制御手段に接続した第2の機能ブロックからさらに
    成り、前記第2の機能ブロックは他のレジスタを有し、
    前記他のレジスタは、ある決められた時点でシステムの
    コンテキストを表す他の状態データを記憶し、 前記第1の機能ブロックは前記コンテキスト保存命令を
    前記第2の機能ブロックに渡し、 前記コンテキスト保存命令を受け取ると、前記第2の機
    能ブロックは、他のレジスタ・ロード命令を生成し、前
    記他のレジスタ・ロード命令及び前記状態データを該メ
    モリに格納するよう前記制御手段に渡す ことを特徴とするシステム。
  3. 【請求項3】請求の範囲第2項に記載のシステムであっ
    て、 前記制御手段に接続された少なくも1つのさらに他の機
    能ブロックからさらに成り、そして 前記コンテキスト・データ・バッファに格納するため、
    最後の機能ブロックが復元終了命令と共にその状態デー
    タを前記制御手段に渡すまで、前記コンテキスト保存命
    令は機能ブロックから機能ブロックに直列に渡される ことを特徴とするシステム。
  4. 【請求項4】請求の範囲第1項に記載のシステムであっ
    て、 前記制御手段が、コンテキスト領域ベース・ポインタを
    用い、メモリ内で前記状態プログラムを記憶する前記コ
    ンテキスト・データ・バッファのベース・アドレスを指
    定する ことを特徴とするシステム。
  5. 【請求項5】請求の範囲第1項のシステムであって、 前記状態プログラムが状態ブロックから成り、各状態ブ
    ロックは、前記レジスタ・ロード命令、それに対応する
    レジスタ・アドレス、及び状態データから成る ことを特徴とするシステム。
  6. 【請求項6】請求の範囲第1項に記載のシステムであっ
    て、 前記制御手段は、復元命令を受け、該メモリ内の予め決
    められたコンテキスト・データ・バッファのアドレスを
    指定するコンテキスト復元ベース・ポインタを用いるこ
    とによって、該メモリから予め決められた状態プログラ
    ムを取り出すようにさらに構成され、そして 前記予め決められた状態プログラムが、システムにより
    実行され、前記機能ブロックを予め決められたコンテキ
    ストに復元する ことを特徴とするシステム。
  7. 【請求項7】請求の範囲第1項に記載のシステムであっ
    て、 前記制御手段が直接メモリ・アクセス・コントローラで
    あることを特徴とするシステム。
  8. 【請求項8】請求の範囲第1項に記載のシステムであっ
    て、 プロセサがグラフィックス・プロセサであることを特徴
    とするシステム。
  9. 【請求項9】メモリに接続されたマルチクスキング・プ
    ロセサで用いるように適合され且つタスクを実行する1
    つ又はそれ以上の機能ブロックを有する、コンテキスト
    切り換えシステムに於いて、タスクを保存、復元、及び
    切り換える方法であって、機能ブロックはレジスタを有
    し、該レジスタは、ある決められた時点でシステムのコ
    ンテキストを表す状態データを記憶し、その方法が、 保存コマンド、切り換えコマンド、及び割り込み信号の
    中の1つを受け取り、それに対応してコンテキスト保存
    命令を生成するステップと、 前記コンテキスト保存命令を機能ブロックに渡すステッ
    プと、 前記コンテキスト保存命令を機能ブロックで受け取り、
    さらにそれに対応して、状態プログラムを生成するステ
    ップと、当該ステップにおける前記状態プログラムは、
    コンテキストが後に復元可能なように、1つ又はそれ以
    上のレジスタ・ロード命令及び該システムのコンテキス
    トを表す状態データを含み、そして 該メモリ内のコンテキスト・データ・バッファ領域に前
    記状態プログラムを記憶するステップと、 から成ることを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】請求の範囲第9項に記載の方法であっ
    て、 メモリ内で前記状態プログラムを記憶する前記コンテキ
    スト・データ・バッファのベース・アドレスを指定する
    コンテキスト領域ベース・ポインタを供給するステップ
    からさらに成ることを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】請求の範囲第10項に記載の方法であっ
    て、 前記状態ブロックを前記コンテキスト・データ・バッフ
    ァに記憶する前に前記状態ブロックをコンテキスト・キ
    ューに一時的に記憶するステップからさらに成ることを
    特徴とする方法。
  12. 【請求項12】請求の範囲第10項に記載の方法であっ
    て、 前記コンテキスト保存命令を、1つの機能ブロックから
    次のものへと直列に渡すステップとからさらに成り、そ
    して ここで一つの特定の機能ブロックの状態データは、前記
    コンテキスト保存命令が次の機能ブロックに渡される前
    にまず前記コンテキスト・キューに転送されることを特
    徴とする方法。
  13. 【請求項13】請求の範囲第11項に記載の方法であっ
    て、 復元命令を受け取るステップと、 前記復元命令に対応して、該メモリ内の前記予め決めら
    れたコンテキスト・データ・バッファのアドレスを指定
    するコンテキスト復元ベース・ポインタを用いることに
    よって、該メモリ内の予め決められたコンテキスト・デ
    ータ・バッファから予め決められた状態プログラムを取
    り出すステップと、そして 前記の予め決められた状態プログラムを実行し該機能ブ
    ロックを予め決められたコンテキストに復元するステッ
    プと、 からさらに成ることを特徴とする方法。
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