JP2990094B2 - フレーム同期回路 - Google Patents

フレーム同期回路

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JP2990094B2
JP2990094B2 JP9111780A JP11178097A JP2990094B2 JP 2990094 B2 JP2990094 B2 JP 2990094B2 JP 9111780 A JP9111780 A JP 9111780A JP 11178097 A JP11178097 A JP 11178097A JP 2990094 B2 JP2990094 B2 JP 2990094B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同期パターンを含
んだ一定長のシリアル信号から同期パターンを検出し、
同期確立を行うフレーム同期回路、特にそのシリアル信
号に、データ通信前の対向装置間のネゴシエーションを
行うためのネゴシエーションデータが含まれ、初段階の
ネゴシエーションが成功するまで同一パターンのシリア
ル信号から同期確立を行うフレーム同期回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のこの種のフレーム同期回路
の構成の一例を示すブロック図、図5は図4に示す回路
の各信号のタイムチャートを示す。図4において、1は
シリアル信号aをパラレル信号に変換するS/P変換回
路、2は変換されたパラレル信号から同期パターンを検
索する同期パターン検索回路、30は同期パターン検索
回路2の出力である同期パターン検出信号bに制御され
てフレーム長をカウントするフレーム同期カウンタ回
路、40は同期パターン検出信号bとフレーム同期カウ
ンタ回路30の出力であるフレーム同期カウンタ出力信
号cとの論理積をとる論理積回路、50はフレーム同期
カウンタ回路30より制御され、S/P変換回路1によ
り変換されたパラレル信号中のデータ信号を格納するデ
ータ格納レジスタである。
【0003】図4に示す従来のフレーム同期回路は、一
定長のフレーム構成を持つシリアル信号をS/P変換回
路1によりパラレル信号に変換し、同期パターン検索回
路2に入力する。同期パターン検索回路2はこのパラレ
ル信号を監視することにより、常に同期パターンを検索
し、同期パターン検出信号bを出力する。この同期パタ
ーン検出信号bにより制御されたフレーム同期カウンタ
回路30はフレーム長分をカウントする。このフレーム
同期カウンタ回路30の出力であるフレーム同期カウン
タ回路出力信号cと、フレームパターン検出信号bとの
論理積が論理積回路40で取られ、一致する場合には同
期確立を判断し、同期確立表示を示す信号eを出力す
る。そしてフレーム同期カウンタ回路30により、制御
されるデータ格納レジスタ50から受信データが抽出さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種のフレー
ム同期回路は以上のように構成され動作するが、以下の
ような問題点がある。例えば、一定長のフレーム構成を
持つシリアル信号として、図5(a)に示すようなシリ
アル信号が入力された場合を考えてみる。ここでシリア
ル信号aは同期パターンを含んだ対向装置間ネゴシエー
ションデータであり、シリアル信号aに含まれる同期パ
ターンを検出/同期確立し、ネゴシエーションデータ
(D・・・)を認識する必要がある。ここでシリアル信
号a中にフレーム同期パターンFと同一のパターンDn
が存在すると、図4の同期パターン検索回路2は、図5
(b)に示す誤った同期パターン検出信号を出力するこ
とになる。
【0005】そしてフレーム同期カウンタ回路30は、
この誤った位置の同期パターン検出信号bにより制御さ
れ、フレーム同期カウンタ回路出力信号cを出力する。
対向装置間ネゴシエーションデータであるシリアル信号
aは、シリアル信号aを受信する受信側装置がシリアル
信号a中に含まれるネゴシエーションデータを認識し、
送信側に対し最初のネゴシエーションが終了したことを
通知しない限り、シリアル信号a送信側の装置は、同じ
ネゴシエーション情報を含んだ同一のシリアル信号aを
送信し続ける。従って、最初のネゴシエーションデータ
の送受が正確に終了しないと、シリアル信号aは変化し
ないため、同期パターン検出信号bとフレームカウンタ
出力信号cとの論理積回路40による論理積で示される
同期確立表示信号eは、結果的に誤った表示となる。
【0006】また、誤ったネゴシエーションデータをデ
ータ格納レジスタ50に格納することとなり、そこから
取り出した受信データ(ネゴシエーションデータ)は無
意味なデータとなってしまう。そして、この受信データ
が対向装置間で考えられない無効データであると、通信
はその時点で切断され、ネゴシエーション失敗となる。
【0007】また偶然にも何らかの意味を持ったデータ
に見え、次段階のネゴシエーションを開始した場合であ
っても、変化したシリアル信号aの最初に同期確立と誤
認識した位置にあるデータパターンは、DnからDn’
に変化し、変化したDn’はフレーム同期パターンFと
は違うパターンとなるため、その時点で同期外れとな
り、ネゴシエーション失敗となる。ネゴシエーションが
失敗すると、再び初段階からネゴシエーションデータの
整合を繰り返す必要があり、再びフレーム同期パターン
Fと同一のデータパターンDnが存在するシリアル信号
aが受信側装置に入力されるため、上記の動作を繰り返
してしまい、結局何度も同期確立/ネゴシエーション動
作/ネゴシエーション失敗が繰り返され、最悪の場合に
は同期確立ができなくなる等の問題点があった。
【0008】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、シリアル信号中に同期パターンと同
一のデータパターンが存在し、誤同期しネゴシエーショ
ンに失敗した場合であっても再同期を確立し再ネゴシエ
ーションのための無駄な動作を繰り返すことのないフレ
ーム同期回路を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のフレーム同期回
路は、同期パターンを含んだ一定長のシリアル信号から
フレーム同期パターンを検出し同期確立を行うフレーム
同期回路において、最初のフレーム同期パターンと一致
するパターンを検出し第1の同期確立表示信号を出力す
る第1の同期信号出力回路と、前記第1の同期信号出力
回路で検出したパターンと異なる位置にあるフレーム同
期パターンと一致するパターンを検出し第2の同期確立
表示信号を出力する第2の同期信号出力回路とを備え、
前記第1の同期確立表示信号が同期外れであった場合
に、前記第2の同期確立表示信号を提供することを特徴
とする。従って常にフレーム同期確立を2系統で監視す
ることができる。
【0010】また、前記第1の同期信号出力回路および
前記第2の同期信号出力回路に加えて、前記第1の同期
信号出力回路,第2の同期信号出力回路で検出したパタ
ーンと異なる位置にあるフレーム同期パターンと一致す
るパターンを検出し第3の同期確立表示信号を出力する
第3の同期信号出力回路から、同様に動作して第nの同
期確立表示信号を出力する第n段までの同期信号出力回
路を備え、前記第1の同期確立表示信号が同期外れであ
った場合に、前記第2の同期確立表示信号を提供し、こ
の第2の同期確立表示信号が同期外れであった場合に、
第3〜第nの同期確立表示信号を順次提供することを特
徴とする。2系統の監視では十分でない場合、n系統で
監視する構成とできる。
【0011】また具体的な構成は、同期パターンを含ん
だ一定長のシリアル信号からフレーム同期パターンを検
出し同期確立を行うフレーム同期回路において、前記シ
リアル信号を入力しフレーム同期パターン長のパラレル
データに変換するS/P変換回路と、該S/P変換回路
のパラレルデータ出力を入力とし、同期パターンを検索
する同期パターン検索回路と、該同期パターン検索回路
の出力を入力とし、フレーム長をカウントするフレーム
同期カウンタAと、前記同期パターン検索回路の出力お
よび前記フレーム同期カウンタ回路Aの出力を入力と
し、第1の同期確立表示信号を出力する論理積回路A
と、前記同期パターン検索回路の出力および前記フレー
ム同期カウンタ回路Aの出力を反転した信号を入力とす
る論理積回路と、該論理積回路の出力および前記フレー
ム同期カウンタ回路Aの出力を入力とするフレーム同期
カウンタ回路Bと、前記同期パターン検索回路の出力お
よび前記フレーム同期カウンタ回路Bの出力を入力と
し、第2の同期確立表示信号を出力する論理積回路B
と、前記フレーム同期カウンタ回路Aに制御され、前記
S/P変換回路のパラレルデータ出力を数フレーム分格
納するデータ格納レジスタAと、前記フレーム同期カウ
ンタ回路Bに制御され、前記S/P変換回路のパラレル
データ出力を数フレーム分格納するデータ格納レジスタ
Bとを備え、前記第1の同期確立表示信号が同期外れで
あった場合に、前記第2の同期確立表示信号を提供する
と共に、必要に応じて前記データ格納レジスタBに格納
された数フレーム分の前記パラレルデータ出力を提供す
ることを特徴とする。
【0012】さらに複数系統とする場合、前記論理積回
路とフレーム同期カウンタ回路Bと論理積回路Bと前記
データ格納レジスタBとで構成される回路をさらにn段
まで備え、前記第1の同期確立表示信号が同期外れであ
った場合に、前記第2の同期確立表示信号を提供し、こ
の第2の同期確立表示信号が同期外れであった場合に第
3の同期確立表示信号を提供し・・・第n−1の同期確
立表示信号が同期外れであった場合に第nの同期確立表
示信号を提供し、必要に応じて、提供する同期確立表示
信号で格納されたデータ格納レジスタの数フレーム分の
前記パラレルデータ出力を提供することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は、本発明の実施形態を示すブ
ロック図であり、図において、1はシリアル信号aをパ
ラレル信号に変換するS/P変換回路、2は変換された
パラレル信号から同期パターンを検索する同期パターン
検索回路、3は同期パターン検索回路2の出力である同
期パターン検出信号bに制御されてフレーム長をカウン
トするフレーム同期カウンタ回路(A)、4は同期パタ
ーン検出信号bとフレーム同期カウンタ出力信号cを反
転させた信号との論理積を取る論理積回路、5はフレー
ム同期カウンタ出力信号cにより制御されるフレーム同
期カウンタ回路(B)、6は同期パターン検出信号bと
フレーム同期カウンタ回路(A)3の出力であるフレー
ム同期カウンタ出力信号cとの論理積をとる論理積回路
(A)、7は同期パターン検出信号bとフレーム同期カ
ウンタ回路B(5)の出力dとの論理積をとる論理積回
路(B)、8はフレーム同期カウンタ回路(A)3より
制御され、S/P変換回路1により変換されたパラレル
信号中のデータ信号を格納するデータ格納レジスタ
(A)、9はフレーム同期カウンタ回路B(5)より制
御され、S/P変換回路1により変換されたパラレル信
号中のデータ信号を格納するデータ格納レジスタ(B)
である。
【0014】なお、同期パターン検索回路2とフレーム
同期カウンタ回路(A)3と論理積回路(A)6とで第
1の同期信号出力回路が構成され、同期パターン検索回
路2と論理積回路4とフレーム同期カウンタ回路(B)
および論理積回路(B)7とで第2の同期信号出力回路
が構成され、同期確立表示信号(A)eを第1の同期確
立表示信号、同期確立表示信号(B)fを第1の同期確
立表示信号とも言う。
【0015】また、図2,図3は、図1に示す回路の各
信号のタイムチャートを示し、aはシリアル信号、bは
同期パターン検出信号、cはフレーム同期カウンタ回路
(A)の出力信号、dはフレーム同期カウンタ回路
(B)の出力信号、eは同期確立表示信号(A)、fは
同期確立表示信号(B)である。
【0016】次に動作について図1,図2を参照して説
明する。フレーム同期パターンを含んだフレーム構成を
持つシリアル信号として、図2の(a)に示すシリアル
信号aを考える。また、このシリアル信号a中にはフレ
ーム同期パターンFと全く同一のデータパターンDnを
含んでいるものとする。
【0017】シリアル信号aは、S/P変換回路1によ
りパラレル信号に変換され、同期パターン検索回路2に
入力される。同期パターン検索回路2は、パラレル信号
を常に検索し、フレームパターンを検出すると同期パタ
ーン検出信号bを出力する。
【0018】ここで、シリアル信号aにはフレーム同期
パターンFと全く同一のデータパターンDnが存在する
ため、同期パターン検索回路2は、フレーム同期パター
ンFの位置と、データパターンDnの位置で、同期フレ
ームを検出し、図2(b)に示す同期パターン検出信号
を出力する。そしてフレーム同期カウンタ回路(A)3
が同期パターン検出信号bのDnの位置のパルスに制御
され、図2の(c)に示すフレーム同期カウンタ回路出
力信号のようにフレーム長のカウントを開始する。この
フレーム同期カウンタ回路出力信号cは誤同期している
信号である。
【0019】論理積回路(A)6は同期パターン検出信
号bとフレーム同期カウンタ回路(A)3の出力信号c
の論理積をとり、図2の(d)に示す同期確立表示信号
(A)eを出力する。一方フレーム同期カウンタ回路
(B)5は、同期パターン検出信号bとフレーム同期カ
ウンタ回路(A)3の出力信号cの反転信号が論理積回
路4で論理積された信号に制御されているため、同期パ
ターン検出信号bのDnの位置では制御されずに、正確
な同期パターンFの位置に制御され、フレーム長をカウ
ントし、フレーム同期カウンタ回路(B)5の出力信号
dを出力する。論理積回路(B)7は、同期パターン検
出信号bとフレーム同期カウンタ回路(B)5の出力信
号dとの論理積をとり、同期確立表示信号(B)fを出
力する。
【0020】ネゴシエーション動作を行う上位の機能ブ
ロック(図示せず)では、同期確立表示信号(A)e、
同期確立表示信号(B)fの両方を監視しているが、回
路構成上、同期確立表示信号(B)eよりも同期確立表
示信号(A)fの方が早く同期確立表示信号を出力する
ため、ネゴシエーションデータは同期確立表示(A)e
により制御され、データ格納レジスタ(A)8に格納さ
れた受信データAをネゴシエーションデータとし、ネゴ
シエーション動作を開始する。
【0021】然しこの受信データAは、誤った同期確立
表示信号(A)eによりデータ格納レジスタ(A)8に
格納されたデータであるため、対向装置間においてネゴ
シエーションデータとしては無意味なデータである。従
ってネゴシエーション動作を行う上位の機能ブロック
で、この受信データAが無意味なデータであると認識し
た場合には、ネゴシエーション動作機能ブロックは、同
期確立表示信号(B)fで制御されるデータ格納レジス
タ(B)9に格納された受信データBをネゴシエーショ
ンデータとし、再度ネゴシエーション動作を行う。
【0022】この場合、同期確立表示信号(B)fは正
確に同期位置をとらえており、受信データBは正確なネ
ゴシエーションデータであるため、初段階のネゴシエー
ションを確立し、次段階のネゴシエーション動作へと移
行する。次段階のネゴシエーションは、始めから同期確
立表示信号(B)fによりデータ格納レジスタ(B)9
に格納された受信データBをネゴシエーションデータと
して行う。
【0023】仮に、最初のネゴシエーション動作におい
て、受信データAが意味のあるネゴシエーションデータ
に見えた場合には、引き続き次段階のネゴシエーション
動作に移行することになるが、シリアル信号aが変化す
ると、変化したシリアル信号aの最初に同期確立と誤認
識した位置にあるデータパターンがDnからDn’に変
化し、変化したDn’はフレーム同期パターンFとは違
うパターンとなるため、その時点で同期外れとなり、同
期確立表示信号(A)eは無効となる。しかしこの場
合、同期確立表示信号(B)fは正確な同期位置をとら
えているため無効とはならない。データ格納レジスタ
(B)9には、数フレーム分のデータを格納してあり、
この場合には1フレーム前のデータ格納レジスタ(B)
9に格納されたネゴシエーションデータを取り出し、初
段階のネゴシエーション動作を行い、次に変化した現在
の次段階ネゴシエーションデータによりネゴシエーショ
ン動作を行う。
【0024】次に図3を参照して、シリアル信号a中の
データパターンDnが同期パターンFと同一でない場合
について説明する。この場合、フレーム同期カウンタ
(A)3は、正確に同期パターンを検出した同期パター
ン検出信号bにより制御され、カウントを開始し、フレ
ーム同期カウンタ回路A出力信号cを出力する。論理積
回路(A)6は、同期パターン検出信号bとフレーム同
期カウンタ回路A出力信号cの論理積により、正確な同
期確立表示(A)eを出力する。このときフレームカウ
ンタ回路(B)5は、同期パターン検出信号bとフレー
ム同期カウンタ回路A出力信号cの反転信号の論理積に
より制御されているため、カウント動作は行われず、そ
の結果、同期確立表示信号(B)fには何も出力されな
い。ネゴシエーションは、同期確立表示信号(A)eに
より制御されデータ格納レジスタ(A)8に格納された
受信データAにより、正常に行われる。
【0025】上述の実施形態では、2系統でフレーム同
期確立を監視する構成としているが、これを3系統以上
のn系統に拡張することにより、さらに確実な同期確立
動作が実現できることは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明のフレーム同
期回路は、常に複数系統でフレーム同期確立を監視し、
各々の同期確立検出信号によってシリアル信号のネゴシ
エーションデータをデータレジスタ内に格納するする構
成としたので、シリアル信号中に同期パターンと同一の
データパターンが存在し、これにより初期に誤同期した
同期確立表示信号でネゴシエーション動作が開始された
場合でも、同期外れとなった時点で正常に同期している
同期確立表示信号により制御されたデータ格納レジスタ
内の受信データでネゴシエーション動作を開始でき、再
同期を確立し再ネゴシエーションの為の有効データを再
抽出するための無駄な動作が繰り返されて時間を要した
り、同期確立やネゴシエーションができないといった問
題を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1に示す回路の各信号のタイムチャートであ
る。
【図3】同じく図1に示す回路の各信号のタイムチャー
トである。
【図4】従来のこの種のフレーム同期回路の一例を示す
ブロック図である。
【図5】図4に示す回路の各信号のタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1 S/P変換回路 2 同期パターン検索回路 3 フレーム同期カウンタ回路(A) 4 論理積回路 5 フレーム同期カウンタ回路(B) 6 論理積回路(A) 7 論理積回路(B) 8 データ格納レジスタ(A) 9 データ格納レジスタ(B) 30 フレーム同期カウンタ回路 40 論理積回路 50 データ格納レジスタ a シリアル信号 b 同期パターン検出信号 c フレーム同期カウンタ回路(A)の出力信号 d フレーム同期カウンタ回路(B)の出力信号 e 同期確立表示信号(A) f 同期確立表示信号(B)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−235920(JP,A) 特開 平8−23329(JP,A) 特開 平5−191397(JP,A) 特開 平4−323928(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 7/08 H04J 3/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期パターンを含んだ一定長のシリアル
    信号からフレーム同期パターンを検出し同期確立を行う
    フレーム同期回路において、 最初のフレーム同期パターンと一致するパターンを検出
    し第1の同期確立表示信号を出力する第1の同期信号出
    力回路と、 前記第1の同期信号出力回路で検出したパターンと異な
    る位置にあるフレーム同期パターンと一致するパターン
    を検出し第2の同期確立表示信号を出力する第 2の同期信号出力回路と 前記シリアル信号を入力しフ
    レーム同期パターン長のパラレルデータに変換するS/
    P変換回路と、 該S/P変換回路のパラレルデータ出力を入力とし、同
    期パターンを検索する同期パターン検索回路と、 該同期パターン検索回路の出力を入力とし、フレーム長
    をカウントするフレーム同期カウンタAと、 前記同期パターン検索回路の出力および前記フレーム同
    期カウンタ回路Aの出力を入力とし、第1の同期確立表
    示信号を出力する論理積回路Aと、 前記同期パターン検索回路の出力および前記フレーム同
    期カウンタ回路Aの出力を反転した信号を入力とする論
    理積回路と、 該論理積回路の出力および前記フレーム同期カウンタ回
    路Aの出力を入力とするフレーム同期カウンタ回路B
    と、 前記同期パターン検索回路の出力および前記フレーム同
    期カウンタ回路Bの出力を入力とし、第2の同期確立表
    示信号を出力する論理積回路Bと、 前記フレーム同期カウンタ回路Aに制御され、前記S/
    P変換回路のパラレルデータ出力を数フレーム分格納す
    るデータ格納レジスタAと、 前記フレーム同期カウンタ回路Bに制御され、前記S/
    P変換回路のパラレルデータ出力を数フレーム分格納す
    るデータ格納レジスタBとを備え、 前記第1の同期確立表示信号が同期外れであった場合
    に、前記第2の同期確立表示信号を提供すると共に、必
    要に応じて前記データ格納レジスタBに格納された数フ
    レーム分の前記パラレルデータ出力を提供することを特
    徴とするフレーム同期回路。
  2. 【請求項2】 前記論理積回路とフレーム同期カウンタ
    回路Bと論理積回路Bと前記データ格納レジスタBとで
    構成される回路をさらにn段まで備え、 前記第1の同期確立表示信号が同期外れであった場合
    に、前記第2の同期確立表示信号を提供し、この第2の
    同期確立表示信号が同期外れであった場合に第3の同期
    確立表示信号を提供し・・・第n−1の同期確立表示信
    号が同期外れであった場合に第nの同期確立表示信号を
    提供し、必要に応じて、提供する同期確立表示信号で格
    納されたデータ格納レジスタの数フレーム分の前記パラ
    レルデータ出力を提供することを特徴とする請求項1に
    記載のフレーム同期回路。
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