JP2569999Y2 - ニューマチックガバナーの凍結防止装置 - Google Patents

ニューマチックガバナーの凍結防止装置

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JP2569999Y2
JP2569999Y2 JP1992039767U JP3976792U JP2569999Y2 JP 2569999 Y2 JP2569999 Y2 JP 2569999Y2 JP 1992039767 U JP1992039767 U JP 1992039767U JP 3976792 U JP3976792 U JP 3976792U JP 2569999 Y2 JP2569999 Y2 JP 2569999Y2
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hot water
governor
intake manifold
intake
water passage
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JP1992039767U
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JPH0592459U (ja
Inventor
一弘 松井
Original Assignee
日産工機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はニューマチックガバナー
の凍結防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のニューマチックガバナーの凍結防
止装置としては、図5に示すように、気化器3の下流部
と吸気マニホールド1の上流部との間にニューマチック
ガバナー2をガスケット12,11を介して設け、前記
ニューマチックガバナー2の側壁に温水通路14とその
入口141 、出口142 を、吸気マニホールド1の底壁
に温水通路15を設け、該温水通路15をその入口15
1 と出口152 を備えたカバープレート19によって被
蓋している。そして、前記ニューマチックガバナー2の
温水通路14の入口141 とシリンダヘッド(図示せ
ず)とがホース16を介して連結され、前記温水通路1
4の出口142 と吸気マニホールド1の温水通路15の
入口151 とがホース17を介して連結され、該温水通
路15の出口152 とウォーターポンプ(図示せず)と
がホース18により連結されている。なお、図5中、
4,5は吸気通路、10はガバナーバルブ、13はスロ
ットルバルブである。そして、エンジン冷却後の温水は
ホース16を介して温水通路14に、ホース17を介し
て温水通路15に導かれ、ホース18を介してウォータ
ーポンプに戻されるものであった。これにより、ニュー
マチックガバナー本体、吸気マニホールドの下部湾曲底
壁部を暖め、その凍結を防止して機関の安定性が高めら
れていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のニューマチックガバナーの凍結防止装置では、ニュ
ーマチックガバナー2の温水通路14と吸気マニホール
ド1の温水通路15とをホース17により連結したた
め、受熱面積が小さく熱効率が悪いという欠点があっ
た。又、部品点数が多く組み立て時間が長くなる欠点が
あった。本考案は、これら従来の欠点を解消するニュー
マチックガバナーを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、気化器3の下
端部にニューマチックガバナー2を挟んで吸気マニホー
ルド1を配置し、前記ニューマチックガバナー2と吸気
マニホールド1とに温水通路6,7を設けたニユーマチ
ックガバナー2の凍結防止装置において、前記ニューマ
チックガバナー2の温水通路6が、該ガバナー2の吸気
通路4に沿って形成され、また吸気マニホールド1の温
水通路7が、 該吸気マニホールド1の吸気通路5に沿
って形成されると共に、前記ニューマチックガバナー2
の温水通路6にフランジ接合部で直接連通し、かつ前記
吸気マニホールド1の温水通路7を入口側から出口側に
向けて漸次幅方向を拡大させて吸気マニホールド1の湾
曲底部付近まで延長したことを特徴とするニューマチッ
クガバナーの凍結防止装置である。
【0005】
【作用】機関が運転されると、冷機時、暖機時共に温水
がシリンダヘッドよりニューマチックガバナーの温水通
路、吸気マニホールドの温水通路内を吸気通路内の混合
気の流れに沿って流れ、効率良くニューマチックガバナ
ー本体および吸気マニホールドの吸気通路内壁が暖めら
れる。又、前記吸気マニホールドの温水通路を入口側か
ら出口側に向けて漸次幅方向を拡大させて吸気マニホー
ルドの湾曲底部付近まで延長したから、吸気マニホール
ドの湾曲底部はより一層効率良く暖められる。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を図1乃至図4に基づいて説
明すると、図1はニューマチックガバナーの凍結防止装
置の平面図、図2は図1のA−A線の断面図、図3は吸
気マニホールドの平面図、図4は水循環系システムを示
す斜視図で、気化器3の下流部と吸気マニホールド1の
上流部との間にニューマチックガバナー2をガスケット
11、11を挟んで取付ボルト孔21 、ねじ部11 を介
して取付ボルト(図示せず)により取り付けている。前
記ニューマチックガバナー2は、ガバナーバルブ10の
軸心(Y−Y)を吸気マニホールド1の吸入方向(X−
X)に対して約45°傾けて配置している。そして、ニ
ューマチックガバナー2には中央に設けられた吸気通路
4に沿う温水通路6およびその入口61 を形成し、前記
吸気マニホールド1には吸気通路5に沿い、ニューマチ
ックガバナー2の温水通路6にフランジ接合部で直接連
通する温水通路7およびその出口71 を形成している。
前記吸気マニホールド1の温水通路7は入口側から出口
側に向けて漸次幅方向を拡大させて吸気マニホールド1
の湾曲底部付近まで延長してある。そして、前記ニュー
マチックガバナー2の温水通路6の入口61 は、ニップ
ル8、ホース20を介してシリンダヘッド(図示せず)
に連通し、吸気マニホールド1の温水通路7の出口71
は、ニップル9、ホース21介してウォーターポンプ2
3に連通している。なお、図4中、22はサーモハウジ
ング、、24はウォーターインレット、25はウォータ
ーアウトレット、26はバイパスホースである。
【0007】そして、機関が運転されると、冷機時、暖
機時共に温水がシリンダヘッドよりホース20を介して
ニューマチックガバナー2の温水通路6、吸気マニホー
ルド1の温水通路7内を吸気通路4,5内の混合気の流
れに沿って流れ、ホース21を介してウォーターポンプ
23に戻り、循環することになる。この際、ニューマチ
ックガバナー2本体および吸気マニホールド1の吸気通
路内壁が暖められ、凍結が防止される。温水が吸気通路
4,5内の混合気の流れに沿って流れるので、受熱面積
が大きく、熱効率の大きいものとなる。又、ニューマチ
ックガバナー2の温水通路6と吸気マニホールド1の温
水通路7とを連結する配管が不要のため部品点数が少な
く、組み立ても容易にでき、装置全体がコンパクトなも
のとなる。又、前記吸気マニホールド1の温水通路7を
入口側から出口側に向けて漸次幅方向を拡大させて吸気
マニホールド1の湾曲底部付近まで延長したから、吸気
マニホールド1の湾曲底部はより一層効率良く暖められ
る。なお、ニューマチックガバナー2は、ガバナーバル
ブ10の軸心(Y−Y)を吸気マニホールド1の吸入方
向(X−X)に対して傾けて配置しているので、ホース
20,21の設置が簡単に行え、コンパクトなものとな
る。
【0008】
【考案の効果】本考案は、ニューマチックガバナーの温
水通路が該ガバナーの吸気通路に沿って形成され、吸気
マニホールドの温水通路が該マニホールドの吸気通路に
沿うと共に前記ニューマチックガバナーの温水通路にフ
ランジ接合部で直接連通してあるから、ニューマチック
ガバナー本体および吸気マニホールドの吸気通路内壁を
暖めるに際し、温水が吸気通路内の混合気の流れに沿っ
て流れるので、受熱面積が大きく、熱効率の大きいもの
とすることができる。又、ニューマチックガバナーの温
水通路と吸気マニホールドの温水通路とを連結する配管
が不要のため部品点数が少なく、組み立ても容易にで
き、装置全体がコンパクトなものとなる。又、前記吸気
マニホールドの温水通路を入口側から出口側に向けて漸
次幅方向を拡大させて吸気マニホールドの湾曲底部付近
まで延長したから、吸気マニホールドの湾曲底部はより
一層効率良く暖められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の凍結防止装置の平面図
【図2】図1のA−A線の断面図
【図3】吸気マニホールドの平面図
【図4】水循環系システムを示す斜視図
【図5】従来の凍結防止装置の縦断面図
【符号の説明】
1 吸気マニホールド 2 ニューマチックガバナー 3 気化器 4 吸気通路 5 吸気通路 6 温水通路 7 温水通路 8 ニップル 9 ニップル 10 ガバナーバルブ 11 ガスケット 12 ガスケット 13 スロットルバルブ 14 温水通路 15 温水通路 16 ホース 17 ホース 18 ホース 19 カバープレート 20 ホース 21 ホース 22 サーモハウジング 23 ウォーターポンプ 24 ウォーターインレット 25 ウォーターアウトレット 26 バイパスホース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02M 35/10 311 F02M 35/10 311B 35/104 102P

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気化器の下端部にニューマチックガバ
    ナーを挟んで吸気マニホールドを配置し、前記ニュ
    ーマチックガバナーと吸気マニホールに温水通路
    6、7をもうけたニユーマチックガバナーの凍結防止
    装置において、前記ニューマチックガバナーの温水通
    路6が、該ガバナー2の吸気通路に沿って形成され、
    また吸気マニホールドの温水通路が、該吸気マニホ
    ールドの吸気通路に沿って形成されると共に、前記
    ニューマチックガバナー2の温水通路6にフランジ接合
    部で直接連通し、かつ前記吸気マニホールド1の温水通
    路7を入口側から出口側に向けて漸次幅方向を拡大させ
    て吸気マニホールド1の湾曲底部付近まで延長したこと
    を特徴とするニューマチックガバナーの凍結防止装置。
  2. 【請求項2】前記ニューマチックガバナーにもうけら
    れたガバナーバルブ10の軸心を、吸気マニホールド
    の吸気方向に対して傾けて配置したことを特徴とする請
    求項記載のニューマチックガバナーの凍結防止装置。
JP1992039767U 1992-05-20 1992-05-20 ニューマチックガバナーの凍結防止装置 Expired - Lifetime JP2569999Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0592459U JPH0592459U (ja) 1993-12-17
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JPH0537005Y2 (ja) * 1987-05-14 1993-09-20

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JPH0592459U (ja) 1993-12-17

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