JPS5827064Y2 - ジドウニリンシヤヨウロ−タリエンジンノ レイキヤクソウチ - Google Patents

ジドウニリンシヤヨウロ−タリエンジンノ レイキヤクソウチ

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Publication number
JPS5827064Y2
JPS5827064Y2 JP1974144546U JP14454674U JPS5827064Y2 JP S5827064 Y2 JPS5827064 Y2 JP S5827064Y2 JP 1974144546 U JP1974144546 U JP 1974144546U JP 14454674 U JP14454674 U JP 14454674U JP S5827064 Y2 JPS5827064 Y2 JP S5827064Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
housing
bypass passage
passage
thermostat
Prior art date
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Expired
Application number
JP1974144546U
Other languages
English (en)
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JPS5167906U (ja
Inventor
孝勝 岡崎
哲三 藤川
Original Assignee
川崎重工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 川崎重工業株式会社 filed Critical 川崎重工業株式会社
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 一般に自動二輪車に於ては、エンジン全体に対しミッシ
ョンケースは下方に配置される。
そして自動二輪車にロータリエンジンを搭載する場合、
エンジンの全幅を一定範囲内に抑えることが要求され、
これに伴なって各種の補機類をミッションケースに取付
けることはよく知られている。
しかしながら水ポンプの冷却水通路は普通外部に設けた
配管により構成しているので、外観上も整備上も好まし
くない。
部品点数が増すためコスト高になり易く、水漏れその他
の故障の可能性も太きい。
本考案はラジェータへの往来を除く全ての冷却水通路を
、ミッションケース及びハウジンク内ニ一体的に設け、
ハウジングとミッションケースを固着することσこより
上記冷却水通路が自動的に連結されるようにして形態の
簡素化、保守点検の容易化を計ろうとするものである。
実施例を示す図面に関連して説明すると次の通りである
サイドハウジング1は内部に水ジャケット2,3及びバ
イパス通路4を一体に備え、水ジャケット3とバイパス
通路4の各最上位に設けた吐出口5、吸入口6は、サー
モスタット7を収容した室8に開口し、最下位に設けた
吸入口9と吐出口10は、ミッションケース11との接
合面12に開口し、それぞれミッションケース11の内
部に一体的に設けた水通路13,14に01Jング15
,16を介し液密を保持して連結されている。
水ジャケット2は例えば図示のサイドハウジング1の手
前側のセンターハウジング内及び更にその手前側のサイ
ドハウジング内の水ジャケット(共に図示せず)をへて
図示の上部水ジャケット3に連通し、このようにしてエ
ンジン本体内部の冷却水通路が形成されている。
サーモスタット7はサイドハウジング1に固着され、室
8内の水温が設定値以上になるとバイパス通路吸入口6
を閉塞する機能を有する。
17はサーモスタット室8に連通した水出ロバイブで、
ホースを介してラジェータに連結される。
水ポンプ19はミッションケース11内の最下部昏こ装
着され、インペラ20は渦巻室21内を占め、インペラ
20は中間軸22よりねじ歯車、かさ歯車のような動力
伝達機構(図示せず)をへて駆動される。
渦巻室21は出口が水通路13の最下部に連通し、水ポ
ンプ19の吸入口23と水通路14の吐出口24はミッ
ションケース11の下面に開口し、水入ロバイブ25及
びホースをへてラジェータに連通している。
なお26はエンジンの偏心軸、27.28.29はそれ
ぞれセンターハウジング上に於ける点火プラグ、排気口
、吸気口の位置を示す線である。
エンジン運転中は水ポンプ19もエンジンにより駆動さ
れ、インペラ20の回転により吸入口23から吸入され
た冷却水は、破線矢印で示すように水通路13、水ジャ
ケット2より図示されていないセンターハウジング、サ
イドハウジング等を冷却した後、再び図示の水ジャケッ
ト3に戻り、ハウジング最上部のサーモスタット室8に
達する。
室8内の水温が設定温度以下の場合は、サーモスタット
7は図示のようにバイパス通路吸入口6を開き、従って
冷却水はバイパス通路4,14から再び水ポンプ19の
吸入口23に戻り、エンジン内部の水ジャケット2,3
と水ポンプ19の間のみで循環する。
室8内の水温が設定値に達するとサーモスタット7がバ
イパス通路吸入口6を閉じ、冷却水は水出ロバイブ17
よりラジェータに供給され、そこで放熱して水入ロバイ
ブ25より水ポンプ19の吸入口23に戻される。
本考案による効果を列記すると; (1)ラジェータへの往来を除く全ての冷却水通路を、
ミッションケース11及びハウジング例えばサイドハウ
ジング1の内部に設け、ミッションケース11とハウジ
ング1を接合面12で合せて固着することにより、上記
冷却水通路を接合面12の部分に於て連結するようにし
たので、ミッションケース11、ハウジング1の外部に
張出した配管を可及的に減すことが出来、形態が簡素化
し、保守点検も容易になる。
組立工数の低減、部品点数の削減によるコストダウン効
果も大きい。
又補助的効果として、以下のものがある。
(2)バイパス通路4、水通路13.14等をそれぞれ
ハウジング1、ミッションケース11内に設けたので、
内部に於ける配管の外れや振動の虞れが無く、位置、姿
勢を正確に保つことが出来、故障が減少する。
(3)水ポンプ19をミッションケース11の最下部に
設けたので、水ポンプ19が冷却水路系の最も低い位置
を占めることになり、水ポンプ19が気泡を噛込んでも
直ちに吐出側の上部水路に送り出すので、ペーパーロッ
クの発生を防止することが出来る。
(4)水入ロバイブ25を1本しか必要としないので、
構造を簡単化し、コストを下げることができる。
すなわち水入ロバイブ25はラジェータ用のパイプ及び
水通路14の延長部に兼用されているので、上記パイプ
及び延長部を互に別体に構成する場合に比べ、構造を簡
単化することができる。
なお水通路14の下部をケース11内で湾曲させて吸入
口23につないだ場合でもパイプ25は1本ですみ、従
ってパイプ25部分の構造は簡単になるが、ミッション
ケース11の内部に湾曲した水通路14部分を一体に設
けることはケース11の鋳造及び機械加工技術上難しく
、従ってケース11の製造が困難になる。
上記製造技術に関連して本考案では通路1314の成形
が容易であるという利点を得ることができる。
すなわち通路13はケース11の上端面(接合面12)
からケース11の最下端部まで概ね上下に延び、通路1
4もケース11の上端面及び下端面の間を概ね上下に延
びているので、例えば通路14の下部を前述の如く大き
く湾曲させる場合に比べ、通路13.14の成形が容易
になり、ケース11を製造し易くなる。
上記構成及び効果を別の観点から説明すると、本考案で
は下向きに開口した水ポンプ吸入口23に対してパイプ
25の一部を利用して吐出口24を接続したので、吐出
口24を下向き(吸入口23と同方向)に開口させるこ
とができる。
すなわち本考案ではパイプ25を利用することにより、
通路14を概ね上下に延ばしてケース11の製造を容易
化することが可能になっている。
更に別の観点から説明すると、本考案では吸入口23を
インペラ20の軸と同芯に形成しであるので、ポンプ1
9の吸入効率が高く維持されている。
すなわち本考案ではパイプ25を利用して吐出口24と
吸入口23がつながれているので、吐出口24を下向き
に開口させてケース11の製造の容易化を図ることがで
き、しかも吸入口23を下向きに開口させてインペラ2
0と同芯に形成し、それによりポンプ効率を高めること
ができる。
水通路13が接合面12に於て水ジャケット2と連通し
ているので、渦巻室21から送り出された冷たい冷却水
が真先に接合面12の近傍を流れて接合面12を充分に
冷却する。
従って接合面12部分の熱膨張は小さくなり、サイドハ
ウジング1及び図示されていないインターメディエイト
ハウジングとミッションケース11との取付精度の狂い
を可及的に小さくすることができる。
(5)ロータリエンジンはその特殊性(燃焼室容積に対
する燃焼室表面積の比S/Vが大きく、移動燃焼室型で
ある)のためエンジンケース内の温度差が大きく、この
ため始動不良、回転の不安定、暖機時間がながくなる等
の問題が起るが、これを解決するための一手段として本
考案においてはボトムバイパス式サーモスタット7を用
いて暖機が終るまでは一切冷却水をラジェーターの方へ
回さないという方法を採用している。
すなわちハウジング1内にサーモスタット7により開閉
されるバイパス通路4を設け、冷却水の水温が設定温度
以下の場合、サーモスタット7がバイパス通路4を開き
、冷却水が水ジャケット2,3、バイパス通路4、水ポ
ンプ19の間のみで循環するようにしである。
なお、図示のサイドハウジング1がセンターハウジング
又はインターメゾイエ1トハウジングの場合であっても
同様の効果を期待することが出来る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案による冷却装置の縦断側面図である。 1・・・・・・サイドハウジング(ハウジングの例)、
2゜3・・・・・・水ジャケット、7・・・・・・サー
モスタット、17・・・・・・水出ロバイブ、4・・・
・・・バイパス通路、11・・・・・・ミッションケー
ス、12・・・・・・接合面、23・・・・・・水ポン
プ吸入口、19・・・・・・水ポンプ、21・・・・・
・渦巻室、13.14・・・・・・水通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジング1の水ジャケット2,3最上部をサーモスタ
    ット7を介して水出ロバイブ17に連結し、ハウジング
    1に上記サーモスタット7で開閉されるバイパス通路4
    を一体に設け、上記水ジャケット2,3とバイパス通路
    4をハウジング1の下側に位置するミッションケース1
    1との接合面12に開口し、ミッションケース1i内部
    の最下部に水ポンプ19の渦巻室21を設け、渦巻室2
    1の吸入口23をミッションケース11の下面に於てポ
    ンプ19の軸と略同芯に下向きに開口させ、該下面にラ
    ジェータを吸入口23に連通させる水入ロバイブ25を
    取り付け、水ポンプ出口と水ポンプ吸入口23近傍の水
    入ロバイブ25部分とをそれぞれミッションケース11
    内に概ね上下方向に延びる姿勢で一体に設けた水通路1
    3゜14をへて上記接合面12に於て水ジャケット2と
    バイパス通路4に連結し、冷却水の水温が設定温度以下
    の場合、サーモスタット7がバイパス通路4を開き、冷
    却水が水ジャケット2,3、バイパス通路4、水ポンプ
    19の間のみで循環するようにしたことる特徴とする、
    自動二輪車用ロータリエンジンの冷却装置。
JP1974144546U 1974-11-25 1974-11-25 ジドウニリンシヤヨウロ−タリエンジンノ レイキヤクソウチ Expired JPS5827064Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1974144546U JPS5827064Y2 (ja) 1974-11-25 1974-11-25 ジドウニリンシヤヨウロ−タリエンジンノ レイキヤクソウチ

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JP1974144546U JPS5827064Y2 (ja) 1974-11-25 1974-11-25 ジドウニリンシヤヨウロ−タリエンジンノ レイキヤクソウチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5167906U JPS5167906U (ja) 1976-05-29
JPS5827064Y2 true JPS5827064Y2 (ja) 1983-06-11

Family

ID=28429648

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1974144546U Expired JPS5827064Y2 (ja) 1974-11-25 1974-11-25 ジドウニリンシヤヨウロ−タリエンジンノ レイキヤクソウチ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4934907U (ja) * 1972-06-30 1974-03-27

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4934907U (ja) * 1972-06-30 1974-03-27

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JPS5167906U (ja) 1976-05-29

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