JP2569722Y2 - 硬貨包装装置 - Google Patents

硬貨包装装置

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JP2569722Y2
JP2569722Y2 JP1991045028U JP4502891U JP2569722Y2 JP 2569722 Y2 JP2569722 Y2 JP 2569722Y2 JP 1991045028 U JP1991045028 U JP 1991045028U JP 4502891 U JP4502891 U JP 4502891U JP 2569722 Y2 JP2569722 Y2 JP 2569722Y2
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JP
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coins
coin
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packaging
outer diameter
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JP1991045028U
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JPH0513902U (ja
Inventor
充史 田澤
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Laurel Bank Machine Co Ltd
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Laurel Bank Machine Co Ltd
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  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、硬貨を多数集積して包
装する硬貨包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、硬貨包装装置としては、特開昭6
2ー208314号公報に記載されたものが知られてい
る。これは、所定枚数集積された硬貨が送り込まれてく
ると、3本の包装ローラによって、この集積硬貨を挟持
しつつその周囲に包装紙を巻回しながら、包装紙の上下
単を加締爪によって加締るようにして、硬貨を棒状に包
装するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来は、包
装ローラが円筒状に形成されていたため(軸方向どの位
置においてもローラ径は一定であったため)、姿勢が不
安定な状態(例えば傾いた状態)で包装ローラ間に送り
込まれてきた集積硬貨が包装ローラにより挟持される
と、硬貨間に隙間が発生(集積されている硬貨と硬貨の
間に若干の隙間が生じてしまう)し、そのまま包装しよ
うとすると包装不良になってしまう問題があった。
【0004】本考案は上記問題点に鑑みなされたもの
で、硬貨間の隙間を解消することができ安定的に良好な
包装が可能となる硬貨包装装置の包装ローラを提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の請求項1記載の
硬貨包装装置は、集積状態の硬貨に包装紙を巻回する際
に、これら硬貨の集積方向に自体の軸方向が配された状
態でこれら硬貨の外周面に押し付けられてこれら硬貨を
挟持する包装ローラを備える硬貨包装装置であって、
記包装ローラに挟持されるべく前記包装ローラ間に送り
込まれた集積状態の硬貨の一端に当接するとともに該当
接位置が包装ローラの軸方向における端部より内側に配
置される硬貨受けが設けられ、 集積状態の硬貨に実質的
に接触する範囲を含む領域の前記包装ローラの外周面
が、前記硬貨受けに向うほど外径が小さくなるように傾
斜していることを特徴としている。また、本考案の請求
項2記載の硬貨包装装置は、集積状態の硬貨に包装紙を
巻回する際に、これら硬貨の集積方向に自体の軸方向が
配された状態でこれら硬貨の外周面に押し付けられてこ
れら硬貨を挟持する包装ローラを備える硬貨包装装置で
あって、 集積状態の硬貨に実質的に接触する範囲を含む
領域の前記包装ローラの外周面が、軸方向における両端
側の外径に対し中央側の外径が小さくなるように傾斜し
ていることを特徴としている。
【0006】
【作用】本考案の請求項1記載の硬貨包装装置によれ
ば、集積状態の硬貨に実質的に接触する範囲を含む領域
の包装ローラの外周面が、硬貨受けに向うほど外径が小
さくなるように傾斜しているため、各硬貨は、その集積
方向の力であって、包装ローラの外周面が傾斜する方向
(外径が小さくなる方向)に向う力を、硬貨受けの方向
包装ローラから受けることになる。よって、この集積
方向の力が、各硬貨が互に押し付け合うように作用する
ため、包装ローラによって集積硬貨を挟持するときに、
硬貨間にあった隙間を無くすことができる。
【0007】本考案の請求項2記載の硬貨包装装置によ
れば、集積状態の硬貨に実質的に接触する範囲を含む領
域の包装ローラの外周面が、軸方向における両端側の外
径に対し中央側の外径が小さくなるように傾斜している
ため、各硬貨は、その集積方向の力であって、包装ロー
ラの外周面が傾斜する方向(外径が小さくなる方向)に
向う力を、両端側から中央側に向けて包装ローラから受
けることになる。 よって、この集積方向の力が、各硬貨
が互に押し付け合うように作用するため、包装ローラに
よって集積硬貨を挟持するときに、硬貨間にあった隙間
を無くすことができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1,図2により
説明する。なお、本考案は、包装ローラに特徴を有し、
他の構成は従来と同様のものが使用できるので、包装ロ
ーラとその周辺構成のみ説明して、硬貨包装装置として
の他の構成の説明は省略する。図1は、互いに正三角形
の頂点を形成する位置に平行に三つ配設された包装ロー
ラ1,1,1をその軸方向(この場合、鉛直方向)から
見た図である。図2は、図1におけるA−A矢視図であ
る。
【0009】各包装ローラ1は、この場合、その軸線を
鉛直方向にして配置されており、図示していないリンク
機構により支持されて互いに近接離間するように水平移
動自在とされたものである。
【0010】そして、各包装ローラ1の外周は、硬貨に
当接して高い摩擦力を生じるゴム等の材料により形成さ
れたものであるが、集積状態の硬貨に実質的に接触する
範囲を含む領域が上側が下側よりも大きくなるように、
具体的には、図2に示す如く、上端の外径L1が下端の
外径L2よりも大きくなるようにして、外周面がその軸
線(鉛直線)に対して一様に若干傾斜する形状とされて
いる。この外径L1と外径L2の寸法差は、0.1mm以上
あることが好ましく、例えば、上端の外径L1が28m
mであれば、下端の外径L2は27.8mmとされてい
る。
【0011】なお、図2において符号2で示すものは、
各包装ローラ1の間の下方に配されて、各包装ローラ1
間に集積状態で送り込まれる硬貨Kの下面に当接する硬
貨受けである。この硬貨受け2は、硬貨Kとの当接位置
が包装ローラ1の軸方向における端部より内側に配置さ
れている。
【0012】上記包装ローラ1,1,1は、従来の硬貨
包装装置における包装ローラと同様に動作して、包装紙
を巻回すべくそれらの間に送り込まれた硬貨Kを挟持す
るものであるが、上記包装ローラ1,1,1であると、
送り込まれた各硬貨の間に隙間が存在していたとして
も、その隙間はこの挟持動作によって解消される。
【0013】すなわち、各包装ローラ1の外周は下方に
向って外径が小さくなるように傾斜しているので、これ
らにより挟持された硬貨はそれぞれ下方に向う力を受け
ることになり、この場合この下方に向う力と硬貨受け2
の反力によって各硬貨は互いに押し付け合うことにな
る。
【0014】このため、包装紙が巻回される際には、確
実に各硬貨は隙間無く密着した状態となり、良好な包装
が確実に行われるという効果がある。
【0015】なお、上記実施例は、各包装ローラ1の外
周が傾斜していることにより生じる力を、硬貨受け2に
より受け止めて、結果として各硬貨が互いに押し付け合
うように作用させたものであるが、このための構成は上
記実施例に限らず、例えば図3に示すような構成でもよ
い。
【0016】すなわち、集積状態の硬貨に実質的に接触
する範囲を含む領域の包装ローラの外周面が、軸方向
における両端側の外径に対し中央側の外径が小さくなる
ように傾斜し、具体的には、図3に示す包装ローラ3の
如く、両端の外径L3が中央部の外径L4よりも大きくな
るように外周が傾斜していてもよい。なお、この場合
も、外径L3と外径L4の寸法差は、0.1mm以上あるこ
とが好ましく、例えば、外径L3が28mmであれば、
外径L4は27.8mmとされていればよい。
【0017】この図3に示す実施例の場合には、集積状
態の硬貨Kの中で、上側の硬貨は下方に向う力を受け、
下側の硬貨は上方に向う力を受けるので、各硬貨が内側
に押されるようにしてやはり押し付け合うことになり、
図2に示す実施例と同様の効果が奏される。
【0018】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
の請求項1記載の硬貨包装装置によれば、集積状態の硬
貨に実質的に接触する範囲を含む領域の包装ローラの外
周面が、硬貨受けに向うほど外径が小さくなるように傾
斜しているため、各硬貨は、その集積方向の力であっ
て、包装ローラの外周面が傾斜する方向(外径が小さく
なる方向)に向う力を、硬貨受けの方向に包装ローラか
ら受けることになる。よって、この集積方向の力が、各
硬貨が互に押し付け合うように作用するため、包装ロー
ラによって集積硬貨を挟持するときに、硬貨間にあった
隙間を無くすことができる。 したがって、硬貨間に発生
した隙間が包装紙を巻回する前に解消されるので、常に
良好な硬貨の包装が可能となる。本考案の請求項2記載
の硬貨包装装置によれば、集積状態の硬貨に実質的に接
触する範囲を含む領域の包装ローラの外周面が、軸方向
における両端側の外径に対し中央側の外径が小さくなる
ように傾斜しているため、各硬貨は、その集積方向の力
であって、包装ローラの外周面が傾斜する方向(外径が
小さくなる方向)に向う力を、両端側から中央側に向け
て包装ローラから受けることになる。 よって、この集積
方向の力が、各硬貨が互に押し付け合うように作用する
ため、包装ローラによって集積硬貨を挟持するときに、
硬貨間にあった隙間を無くすことができる。 したがっ
て、硬貨間に発生した隙間が包装紙を巻回する前に解消
されるので、常に良好な硬貨の包装が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】包装ローラの平面図である。
【図2】第1の実施例を示すものであり、図1における
A−A線に沿う矢視断面図である。
【図3】第2の実施例を示すものであり、図1における
A−A線に沿う矢視断面図である。
【符号の説明】
1,3 包装ローラ 2 硬貨受け

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積状態の硬貨に包装紙を巻回する際
    に、これら硬貨の集積方向に自体の軸方向が配された状
    態でこれら硬貨の外周面に押し付けられてこれら硬貨を
    挟持する包装ローラを備える硬貨包装装置であって、前記包装ローラに挟持されるべく前記包装ローラ間に送
    り込まれた集積状態の硬貨の一端に当接するとともに該
    当接位置が包装ローラの軸方向における端部より内側に
    配置される硬貨受けが設けられ、 集積状態の硬貨に実質的に接触する範囲を含む領域の前
    記包装ローラの外周面が、前記硬貨受けに向うほど外径
    が小さくなるように傾斜している ことを特徴とする硬貨
    包装装置。
  2. 【請求項2】 集積状態の硬貨に包装紙を巻回する際
    に、これら硬貨の集積方向に自体の軸方向が配された状
    態でこれら硬貨の外周面に押し付けられてこれら硬貨を
    挟持する包装ローラを備える硬貨包装装置であって、 集積状態の硬貨に実質的に接触する範囲を含む領域の前
    記包装ローラの外周面が、軸方向における両端側の外径
    に対し中央側の外径が小さくなるように傾斜している
    とを特徴とする硬貨包装装置。
JP1991045028U 1991-06-14 1991-06-14 硬貨包装装置 Expired - Lifetime JP2569722Y2 (ja)

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JP1991045028U JP2569722Y2 (ja) 1991-06-14 1991-06-14 硬貨包装装置

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JP1991045028U JP2569722Y2 (ja) 1991-06-14 1991-06-14 硬貨包装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0513902U JPH0513902U (ja) 1993-02-23
JP2569722Y2 true JP2569722Y2 (ja) 1998-04-28

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ID=12707881

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5738691Y2 (ja) * 1978-07-21 1982-08-25
JPS5836646U (ja) * 1981-09-04 1983-03-10 三菱自動車工業株式会社 防振装置

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Publication number Publication date
JPH0513902U (ja) 1993-02-23

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