JP2569562Y2 - キャビネットの点検口用蓋体 - Google Patents
キャビネットの点検口用蓋体Info
- Publication number
- JP2569562Y2 JP2569562Y2 JP6710393U JP6710393U JP2569562Y2 JP 2569562 Y2 JP2569562 Y2 JP 2569562Y2 JP 6710393 U JP6710393 U JP 6710393U JP 6710393 U JP6710393 U JP 6710393U JP 2569562 Y2 JP2569562 Y2 JP 2569562Y2
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- Japan
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- cabinet
- lid
- wash basin
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- scale
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、洗面台や流し台等の
キャビネットまたはガスキャビネット等の配管接続が容
易となるキャビネットの点検口用蓋体に関する。
キャビネットまたはガスキャビネット等の配管接続が容
易となるキャビネットの点検口用蓋体に関する。
【０００２】
【従来技術とその課題】例えば、洗面台を所定位置に設
置し、給水管や給湯管または／および排水管等を配管接
続する場合、配管位置が現場毎に異なることから、従来
では、現場で位置合わせを行って、洗面台キャビネット
の背板部または底板部に開設された点検口の蓋体に開孔
しているのが現状である。
置し、給水管や給湯管または／および排水管等を配管接
続する場合、配管位置が現場毎に異なることから、従来
では、現場で位置合わせを行って、洗面台キャビネット
の背板部または底板部に開設された点検口の蓋体に開孔
しているのが現状である。
【０００３】この蓋体の開口位置の決定は、従来、洗面
台を設置する場所の基準となる壁からの距離を目安に、
この距離を蓋体の平面上で計測して展開し直す、という
作業が必要となることから、かかる作業が非常に煩雑で
あり、手間がかかる、という問題を有していた。
台を設置する場所の基準となる壁からの距離を目安に、
この距離を蓋体の平面上で計測して展開し直す、という
作業が必要となることから、かかる作業が非常に煩雑で
あり、手間がかかる、という問題を有していた。
【０００４】この考案は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、洗面台や流し
台等のキャビネットまたはガスキャビネット等のキャビ
ネットの配管接続作業を行う時に、当該キャビネットを
設置する場所の基準からの距離を容易に計測して配管開
孔を開設することができるキャビネットの点検口用蓋体
を提供しようとするものである。
ものであって、その目的とするところは、洗面台や流し
台等のキャビネットまたはガスキャビネット等のキャビ
ネットの配管接続作業を行う時に、当該キャビネットを
設置する場所の基準からの距離を容易に計測して配管開
孔を開設することができるキャビネットの点検口用蓋体
を提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案に係るキャビネットの点検口用蓋体は、キ
ャビネット本体の背板部或は底板部に開設された点検口
に着脱自在に装着される蓋体に、基準となる場所や位置
からの距離を示す目盛りを表示して構成したことを特徴
とするものである。この考案において、上記基準とされ
る場所や位置は、キャビネットが設置される場所の壁等
の建物躯体、或は、キャビネット自体が基準とされる２
通りが考えられる。
め、この考案に係るキャビネットの点検口用蓋体は、キ
ャビネット本体の背板部或は底板部に開設された点検口
に着脱自在に装着される蓋体に、基準となる場所や位置
からの距離を示す目盛りを表示して構成したことを特徴
とするものである。この考案において、上記基準とされ
る場所や位置は、キャビネットが設置される場所の壁等
の建物躯体、或は、キャビネット自体が基準とされる２
通りが考えられる。
【０００６】
【実施例】以下、添付図面に示す一実施例に基き、この
考案を詳細に説明する。
考案を詳細に説明する。
【０００７】図１と図２に示す実施例は、この考案を洗
面台に適用した場合を示しており、この実施例に係る洗
面台１は、キャビネット本体２と、このキャビネット本
体２の上部に取り付けられた洗面ボウル３と、から構成
されており、上記キャビネット本体２は、両側板部４，
５と背板部６及び底板部７とで箱形状に形成されてい
る。勿論、このキャビネット本体２の前面開口部には、
扉８が開閉自在に取り付けられている。尚、図２中符号
１５は、洗面ボウル３に取りつけられた水栓１６に連通
接続される給水管や給湯管を、符号１７は、洗面ボウル
３の排水口に連通接続される排水管を夫々示している。
面台に適用した場合を示しており、この実施例に係る洗
面台１は、キャビネット本体２と、このキャビネット本
体２の上部に取り付けられた洗面ボウル３と、から構成
されており、上記キャビネット本体２は、両側板部４，
５と背板部６及び底板部７とで箱形状に形成されてい
る。勿論、このキャビネット本体２の前面開口部には、
扉８が開閉自在に取り付けられている。尚、図２中符号
１５は、洗面ボウル３に取りつけられた水栓１６に連通
接続される給水管や給湯管を、符号１７は、洗面ボウル
３の排水口に連通接続される排水管を夫々示している。
【０００８】そして、上記背板部６及び底板部７には、
点検口９，１０が夫々開設されており、これら点検口
９，１０には、蓋体１１，１２が着脱自在に嵌合され、
その周縁部がビス１３等の止着具で固定されている。
点検口９，１０が夫々開設されており、これら点検口
９，１０には、蓋体１１，１２が着脱自在に嵌合され、
その周縁部がビス１３等の止着具で固定されている。
【０００９】蓋体１１，１２は、化粧合板やプラスチッ
ク板で形成されており、平面部１１ａ，１２ａと、この
平面部１１ａ，１２ａの裏面側から矩形枠状に突出形成
された係止片部１１ｂ，１２ｂと、から構成されてお
り、該係止片部１１ｂ，１２ｂを点検口９，１０に嵌装
係止する。
ク板で形成されており、平面部１１ａ，１２ａと、この
平面部１１ａ，１２ａの裏面側から矩形枠状に突出形成
された係止片部１１ｂ，１２ｂと、から構成されてお
り、該係止片部１１ｂ，１２ｂを点検口９，１０に嵌装
係止する。
【００１０】また、上記蓋体１１，１２の平面部１１
ａ，１２ａの裏面側には、基準となる場所や位置からの
距離を示す目盛り１４が表示されている。
ａ，１２ａの裏面側には、基準となる場所や位置からの
距離を示す目盛り１４が表示されている。
【００１１】この目盛り１４は、洗面台１が設置される
場所の壁からの距離を基準とする場合と、洗面台１自体
の左右中心線からの距離を基準とする場合の２通りが考
えられる。
場所の壁からの距離を基準とする場合と、洗面台１自体
の左右中心線からの距離を基準とする場合の２通りが考
えられる。
【００１２】例えば、図３に示すように、上記洗面台１
を設置場所の右壁ＲＷと背壁ＢＷに当接させて設置する
場合には、上記底板部７に装着される蓋板１２の目盛り
１４は、図４に示すように、２本の横線１４ａ，１４ｂ
を背壁ＢＷからの距離表示とし、４本の縦線１４ｃ，１
４ｄ，１４ｅ，１４ｆを右壁ＲＷからの距離表示とする
のが望ましい。
を設置場所の右壁ＲＷと背壁ＢＷに当接させて設置する
場合には、上記底板部７に装着される蓋板１２の目盛り
１４は、図４に示すように、２本の横線１４ａ，１４ｂ
を背壁ＢＷからの距離表示とし、４本の縦線１４ｃ，１
４ｄ，１４ｅ，１４ｆを右壁ＲＷからの距離表示とする
のが望ましい。
【００１３】また、図５に示すように、上記洗面台１を
設置場所の右壁ＲＷから所定間隔離して設置し、かつ、
背壁ＢＷに当接させて設置する場合には、上記底板部７
に装着される蓋板１２の目盛り１４は、図６に示すよう
に、２本の横線１４ａ，１４ｂを背壁ＢＷからの距離表
示とし、４本の縦線１４ｃ，１４ｄ，１４ｅ，１４ｆを
洗面台左右中心位置からの距離表示とするのが望まし
い。
設置場所の右壁ＲＷから所定間隔離して設置し、かつ、
背壁ＢＷに当接させて設置する場合には、上記底板部７
に装着される蓋板１２の目盛り１４は、図６に示すよう
に、２本の横線１４ａ，１４ｂを背壁ＢＷからの距離表
示とし、４本の縦線１４ｃ，１４ｄ，１４ｅ，１４ｆを
洗面台左右中心位置からの距離表示とするのが望まし
い。
【００１４】さらに、背板部６の点検口９に装着される
蓋体１１の目盛り１４としては、特に図示はしないが、
２本の横線を床からの距離表示とし、４本の縦線を洗面
台左右中心位置からの距離表示とするのが望ましい。
蓋体１１の目盛り１４としては、特に図示はしないが、
２本の横線を床からの距離表示とし、４本の縦線を洗面
台左右中心位置からの距離表示とするのが望ましい。
【００１５】勿論、この目盛り１４の表示態様は、図示
の態様に限定されるものではなく、例えば、より細かな
目盛り表示とし、或は、他の基準に対応させて表示する
こともできる。
の態様に限定されるものではなく、例えば、より細かな
目盛り表示とし、或は、他の基準に対応させて表示する
こともできる。
【００１６】このように、上記蓋体１１，１２を構成す
ることで、洗面台１を設置する現場において、該設置場
所の位置決めを行う場合には、基準となる壁からの距離
や洗面台中心位置或は床からの高さ寸法を計測し、この
計測データに基づき、配管開孔開設位置を、上記蓋体１
１，１２に表示された目盛り１４を目安として印付けし
た後、該蓋体１１，１２を取り外して配管開孔を開設
し、この開設された配管開孔に給水管・給湯管１５や排
水管１７等を挿通し、次に、給水管・給湯管１５や排水
管１７等を所定位置に連通接続した後、該蓋体１１，１
２を各点検口９，１０に嵌装し、その各周縁部をビス１
３で止着する。
ることで、洗面台１を設置する現場において、該設置場
所の位置決めを行う場合には、基準となる壁からの距離
や洗面台中心位置或は床からの高さ寸法を計測し、この
計測データに基づき、配管開孔開設位置を、上記蓋体１
１，１２に表示された目盛り１４を目安として印付けし
た後、該蓋体１１，１２を取り外して配管開孔を開設
し、この開設された配管開孔に給水管・給湯管１５や排
水管１７等を挿通し、次に、給水管・給湯管１５や排水
管１７等を所定位置に連通接続した後、該蓋体１１，１
２を各点検口９，１０に嵌装し、その各周縁部をビス１
３で止着する。
【００１７】尚、上記実施例では、この考案を、洗面台
に適用した場合を例にとり説明したが、この考案にあっ
てはこれに限定されるものではなく、流し台やガスキャ
ビネット等の点検口用蓋体にも適用できること勿論であ
る。
に適用した場合を例にとり説明したが、この考案にあっ
てはこれに限定されるものではなく、流し台やガスキャ
ビネット等の点検口用蓋体にも適用できること勿論であ
る。
【００１８】
【考案の効果】この考案に係るキャビネットの点検口用
蓋体は、以上説明したように構成されているので、キャ
ビネットの配管接続作業を行う時に、当該キャビネット
を設置する場所の基準からの距離を容易に認識して配管
開孔作業を行うことができる、という優れた効果を奏す
る。
蓋体は、以上説明したように構成されているので、キャ
ビネットの配管接続作業を行う時に、当該キャビネット
を設置する場所の基準からの距離を容易に認識して配管
開孔作業を行うことができる、という優れた効果を奏す
る。
【図１】この考案の一実施例に係る点検口用蓋体が装着
された洗面台を示す斜視図である。
された洗面台を示す斜視図である。
【図２】同洗面台の断面図である。
【図３】同洗面台を壁から離して設置する場合の配置状
態を示す平面説明図である。
態を示す平面説明図である。
【図４】図３に示す洗面台の設置態様の場合における底
板部に装着される蓋体の目盛り表示例を示す平面図であ
る。
板部に装着される蓋体の目盛り表示例を示す平面図であ
る。
【図５】洗面台を壁に当接させて設置する場合の配置状
態を示す平面説明図である。
態を示す平面説明図である。
【図６】図５に示す洗面台の設置態様の場合における底
板部に装着される蓋体の目盛り表示例を示す平面図であ
る。
板部に装着される蓋体の目盛り表示例を示す平面図であ
る。
１ 洗面台 ２ キャビネット本体 ６ 背板部 ７ 底板部 ９，１０ 点検口 １１，１２ 蓋体 １４ 目盛り １４ａ，１４ｂ 横線 １４ｃ，１４ｄ，１４ｅ，１４ｆ 縦線 ＢＷ 背壁 ＲＷ 右壁
Claims (1)
- 【請求項１】 キャビネット本体の背板部或は底板部に
開設された点検口に着脱自在に装着される蓋体に、設置
基準となる場所や位置からの距離を示す目盛りを表示し
たことを特徴とするキャビネットの点検口用蓋体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6710393U JP2569562Y2 (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | キャビネットの点検口用蓋体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6710393U JP2569562Y2 (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | キャビネットの点検口用蓋体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0730770U JPH0730770U (ja) | 1995-06-13 |
| JP2569562Y2 true JP2569562Y2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=13335228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6710393U Expired - Fee Related JP2569562Y2 (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | キャビネットの点検口用蓋体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2569562Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-22 JP JP6710393U patent/JP2569562Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0730770U (ja) | 1995-06-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |