JP2558933Y2 - 浴 槽 - Google Patents

浴 槽

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JP2558933Y2
JP2558933Y2 JP10448891U JP10448891U JP2558933Y2 JP 2558933 Y2 JP2558933 Y2 JP 2558933Y2 JP 10448891 U JP10448891 U JP 10448891U JP 10448891 U JP10448891 U JP 10448891U JP 2558933 Y2 JP2558933 Y2 JP 2558933Y2
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inspection
bathtub
recess
strainer
wall
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JP10448891U
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宏 伊庭
浩介 武井
昌己 白鳥
裕 葛西
俊実 北角
和夫 満田
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は浴槽、更に詳しくは槽部
内を照射する照明用器具を備えた浴槽に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、浴槽にはその槽部壁に照明取入窓
を開設すると共に、該照明取入窓から照射する照明具を
同槽部壁に取着し、照光によって槽部内に噴出する気泡
流や内部に装設したアームレスト等を顕著に目だたせて
入浴感や安全性の向上を図るものが知られている。ま
た、このような浴槽はバス水栓に連絡する給水、給湯管
等の配管をエプロン部と槽部壁との背後空間を利用して
配管している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、槽部壁に照明
具を設ける場合、槽部壁の耐水性を損なわない取付構造
が必要であり、高コストになってしまう。その上、頻繁
に行われる照明具の電球の取り替えやバス水栓のストレ
ーナーの交換時、洗浄時の脱着を大形なエプロン部をそ
の都度取り外して行わなければならず、作業性が非常に
悪い問題があった。そこで照明具に臨むエプロン部分に
点検口を、また上記ストレーナーに臨むエプロン部分に
点検口を各々設けて対処することも提案されるが、エプ
ロン部と槽部壁とが背後空間を隔てて大きく離間してい
る為、電球の取り替えは勿論のこと、ストレーナー脱着
時の操作が照明具、ストレーナーに接近した状態で行え
ず、顧客自身が行うには不適切である。
【0004】本考案は上記従来事情に鑑みてなされたも
ので、その目的とする処は浴槽用照明具の点検や電球の
交換を顧客自らが簡単に行うことができる浴槽を提供す
ることにある。他の目的とする処はバス水栓のストレー
ナーの点検、脱着を浴槽用照明具と同様に顧客自らが簡
単に行うことができる浴槽を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた技術的手段は、請求項1は槽部壁に設けた照明
取入窓に面するエプロン部部分一帯に点検蓋で開閉可能
に被蓋する点検用凹部を形成し、該点検用凹部の底面壁
部に照明取入窓に照射する浴槽用照明具を貫通状に固着
したことを要旨とする。また、請求項2は前記点検用凹
部と槽部壁との間にバス水栓に連絡する供給管類を配管
し、該供給管類の途中に配設されているバス水栓のスト
レーナーを点検用凹部の背後に配設し、該点検用凹部の
底面壁部に前記ストレーナーを点検する開閉可能な点検
口を設けたことを要旨とする。
【0006】
【作用】上記技術的手段によれば下記の作用がある。 (請求項1)エプロン板の一部に設けられた点検蓋を開
放するだけで浴槽用照明具の後半部が自ずと室内に臨
み、電球の交換、点検等の諸作業を可能にする。その
上、点検蓋を開放して点検用凹部の底面壁部の孔に貫通
状に取付けるだけで浴槽用照明具を所定位置に取付ける
ことができる。 (請求項2)ストレーナーに接近する点検口からそのス
トレーナーの交換、点検等の諸作業を行わせる。その
際、室内照明からの光と、前記浴槽用照明具から背後空
間に洩れる光によって内外からストレーナーを照らして
見やすくし、交換、点検等の諸作業を簡単にする。
【0007】
【考案の効果】本考案は以上のように照明取入窓に面す
るエプロン部一帯に、点検蓋で開閉可能に被蓋する点検
用凹部を形成すると共に浴槽用照明具をその点検用凹部
の底面壁部に貫通状に固着した構造にしているため、一
部に設けた点検蓋を開放する前作業だけで浴槽用照明具
の後半部を有する比較的大きな面積の点検用凹部が室内
に連通して開放される。従って、大形なエプロン板を外
すような面倒な前作業を要せず、また浴槽用照明具の電
球交換、点検等が室内に連通する広い点検用凹部内で行
え、顧客自らが電球交換、点検を行うのに最適な浴槽を
提供することができる。しかもエプロン板に浴槽用照明
具を取付けているため、槽壁部に浴槽用照明具を取付け
た場合のように浴槽部の耐水性を考慮した特別な取付構
造を採用する必要がなく、低コストで済むばかりか、気
泡浴槽のように振動の影響も受けることも無く信頼性の
向上が期待できる。また、点検用凹部を開放し、次に点
検用凹部の底面壁部の小さな蓋を開放すればストレーナ
ーに接近して点検口が開放されるから、ストレーナーの
点検、脱着も近い位置から簡単に行える。その際、エプ
ロン板背後にあるストレーナーを室内照明からの光と、
前記浴槽用照明具から背後空間に洩れる光で内外から照
らし見やすくし、ストレーナーの点検、脱着が顧客自ら
が行うに適した最適な浴槽を提供することができる。
【0008】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1乃至図3は本実施例浴槽を示している。
【0009】符号Bは浴室を示し、この浴室Bは詳述し
ないが、浴槽設置型床パン2からなる床板の周縁部に壁
パネル3aを立設して側周壁3を構成し、該側周壁3の
上部開放部を天井壁(図示せず)で被蓋して平面視方形
状に構築したユニットバスルームであり、一半部に浴槽
1を据付け、他半部を洗い場部4とし、更には洗い場部
4側の側壁部分にはL型カウンター5が突出状に設けら
れている。
【0010】浴槽1は気泡流生成用の装置(図示せず)
を備えた浴槽部1aや槽部壁1cにアームレスト(図示
せず)を有するタイプの浴槽部1aと、洗い場部4側の
長手上縁リム1a’と上記浴槽設置形床パン2における
床面中間部の土手部2aとの間を掛脱可能に被蓋するエ
プロン部1bとで構成され、短辺上縁リム1a”にバス
水栓6を装設し、且つ槽部壁1cとエプロン部1bとの
間の背後空間7を利用して上記バス水栓6に連絡する供
給管類(給水管、給湯管)8、8を配管し、槽部壁1c
において背後空間7に望む所望部分に照明取入窓9を付
設している。
【0011】照明取入窓9は後述する浴槽用照明具10か
らの照光を間接的に槽部壁1c内に照射して、気泡流に
混入する気泡が持つ干渉作用による美感やアームレスト
の装飾的美感を目だ出せる役目があり、槽部壁1cに開
設した光取入孔9aを無色透明または有色透明な板材9
bで水密状に閉塞して構成してある。
【0012】バス水栓6に連絡する供給管類(給水管、
給湯管)8、8のストレーナー100、100 は前記背後空
間7において、前記照明取入窓9に近接する位置に配設
してある。
【0013】エプロン部1bは上記照明取入窓9及びス
トレーナー100 、100 に臨む一帯を点検手段Cで構成し
ている。
【0014】点検手段Cは上記照明取入窓9及びストレ
ーナー100 、100 に臨む一帯であるエプロン部1b中間
部分に形成した点検用凹部11と、その点検用凹部11を開
閉可能に被蓋する点検蓋12と、上記点検用凹部11におい
て底面壁部11a’に形成した開閉可能なストレーナー10
0 、100 用の点検口13とから構成してある。
【0015】点検用凹部11は上記照明取入窓9及びスト
レーナー100 、100 に臨む一帯を洗い場部4に対して連
通状とするように、エプロン部1bを前後に空間を残し
て二分し、その前後エプロン部1b’、1b”間の空間
を閉塞するように前記長辺上縁リム1a’と土手部2a
との間に洗い場部4側を開放した薄箱体11aを掛止して
形成されている。
【0016】この薄箱体11aは図3に示すように、上下
縁部に、長辺上縁リム1a’、土手部2aに当接する折
り曲げ面部11a”、11a”を各々背後空間7方向へ折曲
形成し、該折り曲げ面部11a’、11a”を同上縁リム1
a’及び土手部2aに止着した挟持片14、14で挟持する
ことで洗い場部4側へ抜き差し可能に掛合してあり、そ
の最奥部である底面壁部11a’において前記照明取入窓
9に正対する部分には後部を内部空間内に位置させるよ
うに浴槽用照明具10が串差し状に固着されている。
【0017】ストレーナー100 、100 の点検口13は上記
薄箱体11aにおいて、同ストレーナーに正対する底面壁
部11a’に上記浴槽用照明具10に隣設して開設され、詳
述しないがパッキン材を裏打ちした蓋13aをネジ、ビス
等の手段で取着して開閉可能してある。
【0018】前記点検用凹部11を開閉する点検蓋12は前
後エプロン部1bの表面部と面一にして前記薄箱体11a
に対して掛脱可能にする。その掛脱手段は薄箱体11aと
同様に挟持片によるもの、ネジ止め、ビス止めによるも
の等、簡単に取り外せるものならば如何なる構造のもの
でも良い。
【0019】次に本実施例浴槽1の作用を簡単に説明す
ると、浴槽用照明具10の電球10aを交換する際、または
ストレーナー100 、100 を洗浄の為に外す際にはどちら
にしても、点検蓋12を外す。すると、洗い場部4内と薄
箱体11a内とが連通し、浴槽用照明10のケーシング10b
後半部及びストレーナー100 、100 の取り出し部である
蓋13aが点検用凹部11内に露呈する。電球10aを交換す
る場合には点検用凹部11内からケーシング10bの後蓋10
b’を取り外して行い。またストレーナー100、100 を
外す場合には蓋13aを開蓋して、近接して開放される点
検口13からその作業を行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例浴槽の使用状態を示す斜視図で、点検
蓋開放状態を示す。
【図2】図1の要部の正面図で一部切欠して示す。
【図3】図2の(3)−(3)線拡大断面図。
【符号の説明】
1 :浴槽 1c :槽部壁 1a :浴槽部 1b :エプロン部 6 :バス水栓 8、8 :供給管類 11 :点検用凹部 10 :浴槽用照明具 12 :点検蓋 100 、100 :ストレーナー 13 :点検口 11a’:底面壁部 9 :照明取入窓 7 :背後空間
フロントページの続き (72)考案者 葛西 裕 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番 1号 東陶機器株式会社内 (72)考案者 北角 俊実 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番 1号 東陶機器株式会社内 (72)考案者 満田 和夫 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番 1号 東陶機器株式会社内

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 槽部壁に設けた照明取入窓に面するエプ
    ロン部部分一帯に点検蓋で開閉可能に被蓋する点検用凹
    部を形成し、該点検用凹部の底面壁部に照明取入窓に照
    射する浴槽用照明具を貫通状に固着したことを特徴とす
    る浴槽。
  2. 【請求項2】 前記点検用凹部と槽部壁との間にバス水
    栓に連絡する供給管類を配管し、該供給管類の途中に配
    設されているバス水栓のストレーナーを点検用凹部の背
    後に配設し、該点検用凹部の底面壁部に前記ストレーナ
    ーを点検する開閉可能な点検口を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の浴槽。
JP10448891U 1991-12-18 1991-12-18 浴 槽 Expired - Lifetime JP2558933Y2 (ja)

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