JP2568594Y2 - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP2568594Y2
JP2568594Y2 JP4309492U JP4309492U JP2568594Y2 JP 2568594 Y2 JP2568594 Y2 JP 2568594Y2 JP 4309492 U JP4309492 U JP 4309492U JP 4309492 U JP4309492 U JP 4309492U JP 2568594 Y2 JP2568594 Y2 JP 2568594Y2
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magnetic levitation
levitation
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勉 新谷
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神鋼電機株式会社
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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、搬送装置、詳しくは磁
気浮上台車がリニア誘導モータ(以下LIMという)を
使用した磁気浮上軌道に沿って搬送され、その磁気浮上
軌道の分岐部に2方向リニア誘導モータ(以下X−Y形
LIMという)とエアー浮上装置とを含む分岐装置が介
設された搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、LIM搬送装置として、例えば図
3に示されるものがある。図3において、1は磁気浮上
台車、2、4はLIM、3は磁気浮上軌道であり、磁気
浮上軌道3の途中に分岐装置が介設され、その分岐装置
はX−Y形LIM5及びエアー浮上装置6からなり、エ
アー浮上装置6の表面には多数のエアー吹出孔6aが設
けられている。上述の図3に示されたLIM搬送装置に
おいて、磁気浮上台車1は磁気浮上軌道3上においては
磁気浮上されるが、分岐装置の上方においてはエアー浮
上装置6によりエアー浮上される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、図3に示さ
れる上述の従来の搬送装置においては、磁気浮上台車が
磁気浮上からエアー浮上へ、或いは逆のエアー浮上から
磁気浮上への乗り移り時にエアー浮上への圧力による浮
上力が磁気浮上に干渉するため、磁気浮上台車が不安定
になったり、振動或いは最悪の場合落下することがある
という問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上述の問題を
解決するために、磁気浮上台車がLIMを使用した磁気
浮上軌道に沿って搬送され、その磁気浮上軌道の分岐部
にX−Y形LIMとエアー浮上装置とを含む分岐装置が
介設された搬送装置において、前記磁気浮上台車にセン
サを設けるとともに前記磁気浮上軌道の前記分岐装置に
近接した位置にそれぞれセンサ検出用ストライカを設
け、前記センサに連設された浮上案内制御部により前記
磁気浮上軌道上の磁気浮上と前記エアー浮上装置上のエ
アー浮上とを切り替えることができるようにした搬送装
置を提供しようとするものである。
【0005】
【作用】磁気浮上台車にセンサを設けるとともに磁気浮
上軌道の分岐装置に近接した装置にそれぞれセンサ検出
用ストライカを設けるようにしたので、磁気浮上台車が
磁気浮上からエアー浮上への乗り移り時にエアー浮上に
切り替わり、逆にエアー浮上から磁気浮上への乗り移り
時に磁気浮上に切り替わる。
【0006】
【実施例】以下、本考案による搬送装置の実施例につい
て、図1及び図2を参照して説明する。図1は本考案に
よる搬送装置の実施例の部分斜視図である。図1におい
て、図3と共通の部分については同一の符号を付し、そ
の共通部分については次のとおりである。1は磁気浮上
台車、2、4はLIM、3は磁気浮上軌道であり、磁気
浮上軌道3の途中に分岐装置が介設され、その分岐装置
はX−Y形LIM5及びエアー浮上装置6からなり、エ
アー浮上装置6の表面には多数のエアー吹出孔6aが設
けられている。
【0007】LIM2、4及びX−Y形LIM5につい
ては次に説明する。即ち、LIM2、4は製品の組み立
て搬送ライン等における磁気浮上台車1の搬送手段とし
て1次側進行磁界を発生する手段を具備し、2次側導体
を形成している磁気浮上台車1を駆動する普通の片側式
リニア誘導モータを指し、又、X−Y形LIM5はLI
M2、4を使用した磁気浮上軌道3の分岐部において方
向を相互に異にする複数の磁気浮上軌道がなす分岐部に
それぞれの磁気浮上軌道の搬送方向に向けて磁気浮上台
車1の移動を可能にする2方向1次側進行磁界を発生す
る手段を具備している2方向リニア誘導モータを指す。
2方向1次側進行磁界発生装置は、例えば、格子状スロ
ットを形成する上部1次側鉄心及び下部1次側鉄心と、
X軸方向に進行磁界を発生するX方向導体と、Y軸方向
に進行磁界を発生するY方向導体とから構成される。こ
のような構成において、2方向1次側進行磁界発生装置
の上部に磁気浮上台車が位置する際に、X方向巻線に三
相交流を供給すると磁気浮上台車の下面に取付けられた
2次側導体に対してX方向に推力が与えられ、これによ
り該磁気浮上台車がX方向に付勢されて該磁気浮上台車
はX方向に進行し、又、Y方向巻線に三相交流を供給す
ると磁気浮上台車の下面に取付けられた2次側導体に対
しY方向に推力が与えられ、これにより該磁気浮上台車
がY方向に付勢されて該磁気浮上台車はY方向に進行す
る。なお磁気浮上台車の方向及び速度を制動する場合
は、X方向巻線及びY方向巻線のそれぞれの巻線に流す
交流電流の位相を制御することによって進行磁界を作
り、該進行磁界の進行速度を任意に制御することによっ
て2次側導体の進行方向及び速度を制御することが可能
である。
【0008】本考案においては、図1に示すように、新
たに磁気浮上台車1に磁気浮上をON/OFFするため
のセンサ7が設けられるとともに、磁気浮上軌道3の分
岐装置に近接した位置にセンサ検出用ストライカ8、
9、10が設けられる。このセンサ7がセンサ検出用ス
トライカ8、9、10を検出することで、磁気浮上台車
1の浮上をON/OFFするように作用させる。図2は
図1におけるセンサ7が浮上案内制御部11に連設され
た状態の線図的説明図であって、図2において、センサ
7からの浮上ON/OFF指令が浮上案内制御部11に
伝達され、バッテリ12により制御されることが例示さ
れている。
【0009】
【考案の効果】本考案による搬送装置は、上述のように
構成されているので、エアー浮上部分或いは磁気浮上軌
道への乗り移りのタイミングをセンサとセンサ検出用ス
トライカとの組み合わせで検出し、磁気浮上をON/O
FFさせることで、エアー浮上と磁気浮上の干渉がなく
なり、安定した分岐装置が構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による搬送装置の実施例の部分斜視図で
ある。
【図2】図1におけるセンサが浮上案内制御部に連設さ
れた状態の線図的説明図である。
【図3】従来のLIM搬送装置の部分斜視図である。
【符号の説明】
1 磁気浮上台車 2、4 LIM 3 磁気浮上軌道 5 X−Y形LIM 6 エアー浮上装置 6a エアー吹出孔 7 センサ 8、9、10 センサ検出用ストライカ 11 浮上案内制御部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気浮上台車がリニア誘導モータ(LI
    M)を使用した磁気浮上軌道に沿って搬送され、その磁
    気浮上軌道の分岐部に2方向リニア誘導モータ(X−Y
    形LIM)とエアー浮上装置とを含む分岐装置が介設さ
    れた搬送装置において、前記磁気浮上台車にセンサを設
    けるとともに、前記磁気浮上軌道の前記分岐装置に近接
    した位置にそれぞれセンサ検出用ストライカを設け、前
    記センサに連設された浮上案内制御部により前記磁気浮
    上軌道上の磁気浮上と前記エアー浮上装置上のエアー浮
    上とを切り替えることができるようにしたことを特徴と
    する搬送装置。
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JPH0595932U JPH0595932U (ja) 1993-12-27
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