JPH06211350A - 非磁性パイプ内搬送装置 - Google Patents

非磁性パイプ内搬送装置

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Publication number
JPH06211350A
JPH06211350A JP5005731A JP573193A JPH06211350A JP H06211350 A JPH06211350 A JP H06211350A JP 5005731 A JP5005731 A JP 5005731A JP 573193 A JP573193 A JP 573193A JP H06211350 A JPH06211350 A JP H06211350A
Authority
JP
Japan
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carrier
magnetic
pipe
linear motor
magnet
Prior art date
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Pending
Application number
JP5005731A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Namikata
寿夫 南方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP5005731A priority Critical patent/JPH06211350A/ja
Publication of JPH06211350A publication Critical patent/JPH06211350A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G54/00Non-mechanical conveyors not otherwise provided for
    • B65G54/02Non-mechanical conveyors not otherwise provided for electrostatic, electric, or magnetic
    • B65G54/025Non-mechanical conveyors not otherwise provided for electrostatic, electric, or magnetic the load being magnetically coupled with a piston-like driver moved within a tube

Abstract

(57)【要約】 【目的】 急加速・急減速が可能でキャリアが重い場合
でも外部磁石の発熱が少なく制御の容易な非磁性パイプ
内搬送装置を得ること。 【構成】 非磁性パイプ11内にキャリア12を置き、
パイプ11外で移動する台車20にキャリア12を浮上
させる複合磁石22を設ける。キャリア12にリニアモ
ータの2次側導体となるアルミ板15を固定し、パイプ
11の外にリニアモータの1次側コイル16の複数を適
当間隔で配置する。台車20とキャリア12の進行方向
ずれ検出センサ23を設けてずれが発生したとき、ずれ
を補正する方向にリニアモータ推力を発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は内部を真空または窒素
ガス雰囲気にした非磁性パイプ内に磁気浮上させたキャ
リアを走行させて半導体ウエハなどのワークを搬送する
非磁性パイプ内搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示す従来技術において、1は非磁
性材料からなるパイプで内部は真空に保たれている。2
はパイプ1内に置かれたキャリアで、ワークを載せるア
ーム3を固定し、アーム3の後寄りには前後一対の磁性
体4を固定し、後端にウエイト5を固定してある。6は
パイプ外に配置した台車で適宜の移動手段によりパイプ
1に沿って走行し、上記磁性体4に対応する一対の浮上
用電磁石7と、この電磁石7とキャリア2の垂直方向の
位置を検出する位置検出センサ8からなり制御装置10
に接続されている。
【0003】上記従来技術の場合、外部の電磁石7とパ
イプ1内の磁性体4の吸引力を制御することによりパイ
プ1内のキャリア2を非接触に支持してパイプ2内に浮
上させ、台車6の走行とともに電磁石7を移動させるこ
とによりキャリア2を電磁石7に追随させてアーム3上
のワークを非接触で搬送する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来技術
においては、キャリア2が非接触な支持であるために、
急加速や急減速ができない。外部の電磁石7は常時電流
が流れているので、キャリア2の重量が大きくなると、
電流値も大きくする必要があるが、この場合発熱が問題
となる。
【0005】外部の電磁石7を2個以上設け、キャリア
2上の磁性体4も2個以上とし、個々の外部電磁石7が
台車6に固定されて自由度がない場合、一方の磁性体4
が一方の電磁石7に接近すると、他方の磁性体4と電磁
石7が離れることになって個々の電磁石7の制御が干渉
し合うので制御が困難となるなどの問題がある。
【0006】この発明の課題は上記のような従来技術の
問題点を解決して急発進・加減速・停止が可能で発熱が
少なく、制御の容易な非磁性パイプ内搬送装置を提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は非磁性パイプ内搬送装置のパイプ内に
置いたキャリアにリニアモータの2次側導体を取り付
け、上記非磁性パイプ外部にリニアモータの1次側コイ
ルを設置し、上記キャリアと上記外部磁石の進行方向ず
れを検出する進行方向ずれ検出センサを設け、このセン
サの信号により進行方向のずれを補正する方向にリニア
モータ推力を発生させて外部磁石とキャリアのずれを迅
速に修正する構成を採用した。また、外部磁石をリニア
モータ駆動の磁気浮上搬送車に搭載した構成のもの、非
磁性パイプ内のキャリアに取付けた磁性体の形を上記外
部磁石の鉄芯巾以下にした構成のもの、外部磁石を永久
磁石と電磁石の複合磁石として、キャリアの自重を永久
磁石で負担させ、浮上距離の外乱による変動分を補正す
る制御のみに電磁石を利用する制御装置を設けた構成の
もの、キャリアを2個以上の磁性体を取付けたものと
し、この各磁性体に対応する個々の外部磁石が他の外部
磁石に対し、垂直面で自由度を持つようにした構成のも
のなどを採用した。
【0008】
【作用】外部磁石とキャリアの発進あるいは停止時に外
部磁石とキャリアの位置がずれると、このずれが進行方
向ずれ検出センサにより検出される。
【0009】上記のようにずれが検出されると、キャリ
アの2次側導体とパイプ外の1次側コイルで構成された
リニアモータに推力が発生し、この推力によりずれを迅
速に修正する。
【0010】また、外部磁石を永久磁石と電磁石の複合
磁石とした場合は、キャリアの自重を永久磁石で負担さ
せ、また、浮上距離の変動などの外乱に対しては電磁石
を利用して制御することにより、電磁石に対する通電電
流量を少なくして外部電磁石は発熱量を少なくできる。
【0011】キャリアに2個以上の磁性体を取り付け、
外部磁石も2個以上として、この外部磁石に自由度をも
たせたものでは、それぞれの磁石が互に干渉しないの
で、制御が容易となる。
【0012】
【実施例】図1ないし図4に示す実施例1において、1
1は非磁性パイプで内部は真空または窒素ガス雰囲気に
保たれている。12はパイプ1内に置かれたキャリア
で、その上面前後に磁性体13を固定し、後端上に磁石
14を固定する。
【0013】また、上記キャリア12の下面にはリニア
モータの2次側導体に相当するアルミ板15を固定し、
パイプ11外の下方には上記リニアモータの1次側コイ
ル16の複数を適当間隔で配置する。
【0014】パイプ11外の上方には任意の駆動手段で
走行する台車20を設けるが、この台車20は図示例で
はレール21に沿って走行する懸垂形となっている。ま
た、台車20の下部には前記キャリア12上の磁性体1
3に対応する一対の複合磁石22と進行方向ずれ検出セ
ンサ23を固定する。
【0015】上記複合磁石22は図2、図3に示すよう
に、下向きコの字形の鉄芯24の両端に永久磁石25を
固定し、鉄芯24の外側に電磁コイル26を巻いたもの
で、前記キャリア12上の磁性体13の巾L1 は鉄芯2
4の巾L以下にする。また、上記ずれ検出センサ23は
図4のように、キャリア12の磁石14のN極とS極の
境界とセンサ23の中心とのずれを検出するもので市販
品であり、その出力電圧Vの変化を図5に示す。
【0016】図1の30は制御装置、31はインバータ
である。そして、上記進行方向ずれ検出センサ23によ
り検出したセンサ23と磁石14のずれにより発生した
出力電圧を制御装置30に伝送し、インバータ31を介
してリニアモータのコイル16を励磁し、キャリア12
に推力を与えて、センサ23の出力電圧が0になるよう
にキャリア12の位置を補正する。
【0017】台車20の走行とともにキャリア12が一
定速走行に移った後はセンサ23と磁石14のずれは生
じないと考えられるので、走行途中の位置にはリニアモ
ータは不要である。従って加減速・発進・停止部と走行
途中の適当間隔の位置にリニアモータ、すなわち、リニ
アモータの1次側コイル16を配置する。
【0018】図6は実施例2を示すもので、実施例1と
同じ部分は同一の符号を付けて説明を省略し、異なる部
分についてのみ説明する。この実施例はパイプ外の移動
手段として磁気浮上搬送車29を用いるもので、パイプ
1の上方に鉄レール32を配置し、その上方にリニアモ
ータの1次側コイル33を一定間隔で配置する。
【0019】また、搬送車29上にはリアクションプレ
ート34とその前後の浮上用電磁石35を設ける。な
お、図中36は搬送車29とキャリア12間の距離を検
出する距離検出センサである。
【0020】この例では搬送車29もキャリア12と同
様に非接触で走行するため、速度減衰はほぼ同等と考え
られる。このため、走行中の(加減速・発進・停止時以
外)の進行方向ずれは生じ難くなると考えられる。従っ
て走行途中のリニアモータの1次コイル16の数は実施
例1よりも少なくして粗い間隔で配置できる。また、搬
送車29も無接触走行であるため発塵も抑えられるので
クリーンルーム内に布設する場合に有利である。
【0021】なお上記台車20あるいは搬送車29に設
ける複合磁石22を台車20あるいは搬送車29の走行
方向に対する垂直面に沿って、一定の範囲でそれぞれ別
個に移動できるようにするとともに個々の電磁石を別個
に制御するようにした場合、個々の複合磁石22が互に
干渉しないので、個々の電磁石22の制御が容易とな
る。さらに、この各電磁石22を垂直面に自由とすると
ともに水平面に沿って一定範囲の自由度をもたせる場合
もある。
【0022】
【効果】この発明では台車とともに走行する複合磁石と
キャリアの間に進行方向のずれが生じた場合、リニアモ
ータによる推力が生じてずれを迅速に修正するので急加
速や急減速が容易となる。
【0023】また、キャリアの自重は永久磁石が負担
し、浮上距離の制御のみを電磁で行うようにしたので、
キャリアが重い場合でも電磁石への電流値を少なくして
発熱を抑えることができる。
【0024】さらに2個以上の外部磁石に一定範囲の自
由度を与えてあるので個々の磁石の干渉がなく、制御が
容易であるなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の一部縦断側面図
【図2】同上に用いる外部磁石と磁性体の断面図
【図3】同上の上面図
【図4】進行方向ずれ検出センサとキャリアおよび磁石
の拡大側面図
【図5】同上の出力電圧を示すグラフ
【図6】実施例2の一部縦断側面図
【図7】従来例を示す一部縦断側面図
【符号の説明】
11 非磁性パイプ 12 キャリア 13 磁性体 15 アルミ板(2次側導体) 16 1次側コイル 20 台車 22 複合磁石 23 進行方向ずれ検出センサ 24 鉄芯 25 永久磁石 26 電磁コイル 29 磁気浮上搬送車 32 鉄レール 33 1次側コイル 35 浮上用電磁石 36 距離検出センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性パイプ内に磁性体を取付けたキャ
    リアを置き、上記非磁性パイプ外には移動手段を持つ外
    部磁石を配置したパイプ内搬送装置において、上記キャ
    リアにリニアモータの2次側導体を取り付け、上記非磁
    性パイプ外部にリニアモータの1次側コイルを設置し、
    上記キャリアと上記外部磁石の進行方向ずれを検出する
    進行方向ずれ検出センサを設け、このセンサの信号によ
    り進行方向のずれを補正する方向にリニアモータ推力を
    発生させるようにしたことを特徴とする非磁性パイプ内
    搬送装置。
  2. 【請求項2】 上記外部磁石をリニアモータ駆動の磁気
    浮上搬送車に搭載したことを特徴とする請求項1記載の
    非磁性パイプ内搬送装置。
  3. 【請求項3】 上記非磁性パイプ内のキャリアに取付け
    た磁性体の形を上記外部磁石の鉄芯巾以下にしたことを
    特徴とする請求項1または2記載の非磁性パイプ内搬送
    装置。
  4. 【請求項4】 上記外部磁石を永久磁石と電磁石の複合
    磁石として、キャリアの自重を永久磁石で負担させ、浮
    上距離の外乱による変動分を補正する制御のみに電磁石
    を利用する制御装置を設けたことを特徴とする請求項1
    ないし3の何れかに記載の非磁性パイプ内搬送装置。
  5. 【請求項5】 上記キャリアを2個以上の磁性体を取付
    けたものとし、この各磁性体に対応する個々の外部磁石
    が他の外部磁石に対し、垂直面で自由度を持つようにし
    たことを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の
    非磁性パイプ内の搬送装置。
JP5005731A 1993-01-18 1993-01-18 非磁性パイプ内搬送装置 Pending JPH06211350A (ja)

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JPH06211350A true JPH06211350A (ja) 1994-08-02

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111674931A (zh) * 2020-06-20 2020-09-18 上海实路真空技术工程有限公司 用于真空系统之间样品管道输送的连续驱动装置
CN114391002A (zh) * 2021-09-08 2022-04-22 张鲁国 具有动力优化的管道运输系统及运输方法

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CN111674931A (zh) * 2020-06-20 2020-09-18 上海实路真空技术工程有限公司 用于真空系统之间样品管道输送的连续驱动装置
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