JP4211080B2 - 搬送システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、荷物を積載した自動走行可能な移動体をレール軌道に沿って案内する搬送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、荷物を積載した自走可能な移動体を所定のレール軌道に沿って案内する搬送システムは、例えば図1に示すようなレール軌道構成となっていた。同図に示すように、この搬送システムは、ループ状に敷設された主レール軌道1と、主レール軌道1から分岐して敷設された副レール軌道2とを備えている。これらの主レール軌道1および副レール軌道2に沿って自走台車4が図中矢印で示す方向に走行するようになっている。
【0003】
主レール軌道1と副レール軌道2の分岐点にはシフタ5aが設けられている。シフタ5aは、レールが主レール軌道1と副レール軌道2との間を移動可能に設けられたものであり、自走台車4を載置した状態で主レール軌道1から副レール軌道2に移動し、これにより自走台車4が副レール軌道2に移動させられる。この後、自走台車4は副レール軌道2に沿って走行し、シフタ5aは主レール軌道1に戻る。
【0004】
さて、副レール軌道2には、ステーション3が配設されており、ステーション3は、図の紙面垂直方向である上下方向に移動可能になされている。このような搬送システムでは、レール軌道が天井に吊り下げられた状態、つまり作業者等の上方に敷設されている場合が多い。このため、上述のように主レール軌道1から副レール軌道2に移動させられた自走台車4はステーション3に収容された後、作業者のいる下方に移動させられ、荷物積み替え作業等の所定の作業が行われる。
【0005】
所定の作業が終了した後、自走台車4を載置したステーション3は上昇し、自走台車4は副レール軌道2に戻される。そして、自走台車4は副レール軌道2を走行した後、シフタ5bによって主レール軌道1に戻される。
【0006】
このように所定の作業を行う場合には、自走台車4を主レール軌道1から副レール軌道2のステーション3に収容することによって、主レール軌道1を走行する他の自走台車4の進行を妨げないようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図1に示す搬送システムでは、例えば副レール軌道2を2台の自走台車4が走行している場合に、後を進行する自走台車4をステーション3に停止させた後に前を走行する自走台車4をステーション3に停止させるには、前を走行する自走台車4をシフタ5bにより一旦主レール軌道1に戻して主レール軌道1を走行させた後、シフタ5aによって再度副レール軌道1に移動させる必要がある。このような動作が行われると、主レール軌道1上の他の自走台車4の走行が妨げられることがある。
【0008】
また、2台の自走台車4が副レール軌道を走行している場合に、後を走行する自走台車4を先に主レール軌道1に戻すことができない。
【0009】
本発明は、上記の事情を考慮してなされたものであり、主レール軌道の移動体の進行を妨げることなく副レール軌道において、移動体を周回させることにより副レール軌道における移動体の進行順序に自由度を持たせることが可能な搬送システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に記載の搬送システムは、自動走行可能な移動体と、前記移動体を所定の軌道に沿って案内するようにレールが敷設された主レール軌道と、前記主レール軌道と異なる軌道に沿って前記移動体を案内するように敷設された複数のレール軌道からなる副レール軌道と、前記移動体を搭載して前記主レール軌道と前記副レール軌道との間を移動可能に設けられ、前記主レール軌道または前記副レール軌道に配置されているときには、それぞれのレール軌道の一部を構成するレールとなり、前記主レール軌道と前記副レール軌道との間で前記移動体を移動させることが可能な軌道切換レールと、レールを有し、当該レールに前記移動体を搭載した状態で、前記副レール軌道を構成するレール軌道の間を移動可能に設けられたシフタであって、当該レール軌道の間を移動することで前記副レール軌道をループ状に形成するシフタと、前記副レール軌道に設けられ、作業者が所定の作業を行うために前記移動体が停止するステーションとを具備することを特徴とする。
【0011】
この構成によれば、副レール軌道がループ状に敷設されているため、移動体を主レール軌道に戻すことなく、副レール軌道に沿って移動体を周回させることができる。従って、主レール軌道上の他の移動体の進行を妨げることがない。
【0012】
また、主レール軌道を進行する移動体が荷物等を積載していない場合などには、この移動体を副レール軌道に移動させて待機させることができる。従って、主レール軌道には、必要な移動体のみを進行させることが可能となり、主レール軌道において、移動体を円滑に進行させることができる。
【0013】
また、副レール軌道は、複数の移動体を周回させることが可能であるため、副レール軌道を進行する移動体の進行順序に関わりなく、任意の順序にしたがって移動体を主レール軌道に戻すことができる。つまり、副レール軌道に移動させられた順序に関わりなく、移動体の進行順序を入れ替えることが可能となり、移動体の進行順序に自由度を持たせることができる。また、複数の移動体を待機させる場合にも、それぞれの移動体を任意の順序で主レール軌道に戻すことができるため、待機する移動体毎に副レール軌道を設ける必要がなく、レール軌道構成を簡易とすることができる。
【0014】
また、軌道切換レールにより移動体を主レール軌道から副レール軌道へ移動させた後、その移動体を副レール軌道を周回させることにより、同一の軌道切換レールで移動体を再び主レール軌道へ戻すことができる。従って、移動体を主レール軌道から副レール軌道へ移動させるための軌道切換レールと副レール軌道から主レール軌道へ移動させるための軌道切換レールとを個別に設ける必要がなく構成を簡易とすることができる。
【0016】
さらに、この構成によれば、移動体に荷物積載等の所定の作業を行う場合には、この移動体は、ループ状に敷設された副レール軌道に設けられたステーションに停止することができる。従って、主レール軌道上で所定の作業を行う必要がないため、主レール軌道を進行する他の移動体の妨げとならない。また、ステーションにおいて荷物を積載可能な移動体、つまり荷物を積載していない移動体や、ステーションに他の移動体が停止中に、このステーションで降ろす荷物を積載した移動体などの複数の移動体を副レール軌道で待機させることができる。この場合、副レール軌道の移動体の進行順序に関わりなく所望の移動体を先にステーションに停止させることができる。
【0017】
また、請求項に記載の搬送システムは、請求項1に記載の搬送システムにおいて、前記副レール軌道には、前記ステーションが3以上設けられ、これらステーションは、通常時には前記副レール軌道の一部を構成するレールとなる一方、前記所定の作業が行われるときには前記副レール軌道の位置から前記作業者の位置まで移動し、前記ステーションが前記作業者の位置まで移動させられているときに、その移動前に当該ステーションが配置されている位置に配置され、前記副レール軌道の一部となる補助レールを具備することを特徴とする。
【0018】
この構成によれば、ループ状に敷設された副レール軌道に複数の移動体が進行している場合に、前を進行する移動体が複数のステーションを一旦通過して周回することにより、後を進行する移動体は任意に選択されたステーションに停止することが可能である。従って、副レール軌道を進行する移動体の進行順序に関わりなく、複数の移動体がそれぞれ任意のステーションに停止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
A.第1実施形態
まず、図2は本発明の第1実施形態に係る搬送システムを示す平面図である。同図において、符号20は、この搬送システムの主レール軌道を示す。主レール軌道20は後述するシフタ23の部分のみが開放されたC字状にレールが敷設されており、この主レール軌道20上を自動走行可能な自走台車(移動体)21が図中矢印で示す方向に走行するようになっている。このような自走台車21の駆動方法としては、例えば主レール軌道20および後述する副レール軌道22に沿って給電線を敷設し、この給電線から自走台車21が非接触または接触で電力を受け取って駆動力を発生する方法などがある。
【0020】
主レール軌道20の図中の下方には、副レール軌道22が敷設されている。副レール軌道22は、U字状にレールが敷設されたレール軌道22a,22bが対向するように配置されており、後述する軌道切換レール24または軌道切換レール25とステーション30がレール軌道22a,22bの間にそれぞれ配置されることによって副レール軌道22はループ状になされるようになっている。これによって、自走台車21は副レール軌道22上を周回することが可能となっている。
【0021】
主レール軌道20と副レール軌道22とが隣接する位置には、シフタ23が図の上下方向である水平方向に移動可能に配設されている。シフタ23には、軌道切換レール24と、軌道切換レール24と平行に配置される軌道切換レール25が取り付けられており、軌道切換レール24、軌道切換レール25はシフタ23の移動に伴って移動するようになっている。
【0022】
軌道切換レール24は、通常時は、図示のように主レール軌道20の一部を構成するレールとなっており、これにより主レール軌道20はループ状になされ、自走台車21は主レール軌道20上を周回することが可能となる。
【0023】
主レール軌道20を走行中の自走台車21を副レール軌道22に移動させるときには、軌道切換レール24に自走台車21を載置した状態で、図示せぬ駆動機構によりシフタ23が図3に示す位置に移動させられる。これによって軌道切換レール24上に載置された自走台車21は、主レール軌道20から副レール軌道22に移動させられる。このとき、軌道切換レール24は副レール軌道22の一部を構成するレールとなっている。このように自走台車21を移動させると、軌道切換レール24は図2に示す位置に戻るようになっている。
【0024】
軌道切換レール25は、通常時は、図示のように副レール軌道22の一部を構成するレールとなっており、これにより副レール軌道22はループ状になされ、自走台車21は副レール軌道22上を周回することが可能となる。軌道切換レール25に自走台車21を載置した状態で、シフタ23を図2に示す位置に移動させることによって、副レール軌道22から主レール軌道20に自走台車21を移動させることができる。
【0025】
さて、副レール軌道22における2つのレール軌道22a,22bの間には、ステーション30が配設されている。ステーション30は、図の紙面垂直方向である上下方向に移動可能になされており、通常時は、図示のように副レール軌道22の一部を構成するレールとなっている。
【0026】
この搬送システムでは、主レール軌道20および副レール軌道22は天井に吊り下げられた状態、つまり作業者の上方に敷設されており、ステーション30が自走台車21を載置した状態で下方に移動することにより、自走台車21が作業者の位置まで下降させられる。この状態で自走台車21に荷物を積載するといった所定の作業が行われた後、ステーション30は副レール軌道22の位置まで上昇し、これにより自走台車21は副レール軌道22に戻される。
【0027】
次に、本実施形態に係る搬送システムにおいて、主レール軌道20を走行する自走台車21に荷物積載等の所定の作業を行った後、再び主レール軌道20に自走台車21を戻す場合の動作について説明する。
【0028】
まず、図3に示すように、自走台車21を軌道切換レール24上で停止させた後、主レール軌道20から副レール軌道22に軌道切換レール24を移動させる。これにより自走台車21は主レール軌道20から副レール軌道22に移動させられる。この後、シフタ23は元の位置に戻るため、主レール軌道20および副レール軌道22が分断されることがない。従って、主レール軌道20および副レール軌道22上の他の自走台車21の走行を妨げない。
【0029】
この後、自走台車21は副レール軌道22を矢印で示す方向に向けて走行し、ステーション30上で停止する。そして、ステーション30が図の紙面奥側である下方に移動し、作業者によって荷物積載等の所定の作業が行われる。
【0030】
作業者による所定の作業が終了した後、ステーション30は副レール軌道22の位置まで上昇し、自走台車21が副レール軌道22に戻される。そして、自走台車21が副レール軌道22に配置されている軌道切換レール25の位置まで走行させられた後、軌道切換レール25が主レール軌道20に移動することにより自走台車21は主レール軌道20に戻される。この後、シフタ23は元の位置に戻るため、主レール軌道20および副レール軌道22が分断されることがない。
【0031】
このように本実施形態に係る搬送システムでは、自走台車21の主レール軌道20から副レール軌道22への移動、および副レール軌道22から主レール軌道20への移動を同一のシフタ23によって行うことができるため、構成が簡易である。
【0032】
また、例えば自走台車21が荷物を積載していない場合などには、自走台車21を主レール軌道20から副レール軌道22へ移動させて、副レール軌道22を周回させた後、所定の位置に停止させて副レール軌道22上に自走台車21を待機させることが可能となる。従って、主レール軌道20には必要な自走台車のみを走行させることができる。従って、主レール軌道20において自走台車21の走行を円滑にすることができる。
【0033】
ところで、図1に示すような従来の搬送システムにおいては、副レール軌道2に複数の自走台車4を待機させた場合には、副レール軌道2に待機させた複数の自走台車4の中で前を走行する自走台車4を主レール軌道1に戻した後でなければ、後を走行する自走台車4を主レール軌道1に戻すことができない。このような場合にも、本実施形態に係る搬送システムでは、前を走行する自走台車21を周回させることによって、後を走行する自走台車21を先に主レール軌道20に戻すことができる。従って、複数の自走台車21を待機させるために、複数の副レール軌道を設ける必要がなくなり、搬送システムにおけるレール軌道構成を簡易とすることができる。
【0034】
また、副レール軌道22に複数の自走台車21が走行している場合に、前を走行する自走台車21を周回させることにより後を走行する自走台車21を先にステーション30上に停止させて所定の作業を行うことができる。このように副レール軌道22を走行する自走台車21の走行順序に関わりなく、任意に選択された自走台車21をステーション30に停止させることができる。
【0035】
B.第2実施形態
図4は、本発明の第2実施形態に係る搬送システムを示す。本実施形態においては、第1実施形態における副レール軌道22にステーション30a,30bが設けられている。この搬送システムによれば、それぞれのステーション30a,30bに自走台車21を停止させることができ、2台の自走台車21に荷物積載等の所定の作業を同時に行うことができる。
【0036】
さらに、この搬送システムにおいては、副レール軌道22がループ状に敷設されているため、自走台車21を周回させることが可能である。従って、副レール軌道22に2台の自走台車21a,21bが走行している場合、前を走行する自走台車21aがステーション30a,30bを一旦通過して周回することにより、後を走行する自走台車21bをステーション30aに、前を走行する自走台車21aをステーション30bに停止させることができる。
【0037】
また、副レール軌道22の3箇所以上にステーションを設け、これらのステーションが図の紙面奥側である下方に移動しているときに、副レール軌道22の一部となる位置、すなわち移動する前のステーションのそれぞれが配置されていた位置に配置される補助レールを設けるようにしてもよい。このようにすれば、3台以上の自走台車をその走行順序に関わりなく任意のステーションに停止させることができる。
【0038】
C.変形例
なお、上述した第1または第2実施形態に係る搬送システムにおいては、図5に示すような変形が可能である。同図に示すように、この搬送システムにおいては、副レール軌道22は、湾曲したレール軌道52,53,54,55と、図中の左右側にそれぞれ配置されたシフタ50,56とから構成されている。
【0039】
シフタ50,56は、図示せぬ駆動機構により図の左右方向に移動可能になされている。また、シフタ50には軌道切換レール51aが、シフタ56には軌道切換レール56aが取り付けられており、通常時は図示のようにレール軌道52の端部側に軌道切換レール51aが、レール軌道55の端部側に軌道切換レール56aがそれぞれ配置されるようになっている。
【0040】
この構成の下、シフタ23により主レール軌道20から副レール軌道22に移動させられた自走台車21は、レール軌道52上を走行して軌道切換レール51a上で停止する。この状態でシフタ50が図の左側に移動することにより、軌道切換レール51aがレール軌道54の端部側に移動する。この後、自走台車21はレール軌道54上を走行してステーション30に停止し、荷物積載等の作業が行われる。
【0041】
荷物積載等の作業が終了した後、自走台車21はレール軌道55上を走行した後、軌道切換レール56a上で停止する。そして、シフタ56が図の左側に移動することによって、軌道切換レール56bがレール軌道53の端部側に移動する。この後、自走台車21はレール軌道53上を走行し、シフタ23により主レール軌道20に戻される。
【0042】
この搬送システムでは、シフタ50、56によって副レール軌道22をループ状に形成して自走台車21が周回できるようにしている。このようにシフタ50,56を設けることにより副レール軌道22を形成するため、副レール軌道22を敷設するために必要とされる領域を小さくすることができる。
【0043】
また、図6に示すような変形も可能である。同図に示すように、この変形例においては、軌道切換レール24の図の上方に補助レール60が配置されている。補助レール60はシフタ23の移動に伴って移動するようになされており、軌道切換レール24が副レール軌道22に移動した場合には、移動前の軌道切換レール24が配置されていた位置に配置されるようになっている。この構成によれば、軌道切換レール24が自走台車21を載置して副レール軌道22に移動した時にも、補助レール60が主レール軌道20の一部となるため、主レール軌道が分断されることがない。従って、主レール軌道上を走行する自走台車21の走行を妨げない。
【0044】
また、上述の実施形態においては、主レール軌道20はループ状に敷設されていたが、これに限らず任意の軌道に沿って敷設するようにしてもよく、例えば工場や病院などの2つの部屋の間に敷設するようにしてもよい。
【0045】
また、上述の実施形態ににおいては、ステーション30は下方に移動可能に設けられていたが、ステーション30を上方に移動可能に設けるようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、主レール軌道の移動体の進行を妨げることなく副レール軌道において、移動体を周回させることが可能となる。従って、副レール軌道を進行する移動体の進行順序に自由度を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の搬送システムを示す平面図である。
【図2】 本発明の第1実施形態に係る搬送システムを示す平面図である。
【図3】 前記第1実施形態に係る搬送システムにおいて、自走台車を主レール軌道から副レール軌道へ移動させた場合を示す図である。
【図4】 本発明の第2実施形態に係る搬送システムを示す平面図である。
【図5】 前記第1または第2実施形態に係る搬送システムの変形例を示す図である。
【図6】 前記第1または第2実施形態に係る搬送システムの他の変形例を示す図である。
【符号の説明】
20…主レール軌道、21…自走台車(移動体)、22…副レール軌道、23…シフタ、24…軌道切換レール、25…軌道切換レール、30…ステーション、30a,30b…ステーション、50,56…シフタ、51a,56a…軌道切換レール、60…補助レール

Claims (2)

  1. 自動走行可能な移動体と、
    前記移動体を所定の軌道に沿って案内するようにレールが敷設された主レール軌道と、
    前記主レール軌道と異なる軌道に沿って前記移動体を案内するように敷設された複数のレール軌道からなる副レール軌道と、
    前記移動体を搭載して前記主レール軌道と前記副レール軌道との間を移動可能に設けられ、前記主レール軌道または前記副レール軌道に配置されているときには、それぞれのレール軌道の一部を構成するレールとなり、前記主レール軌道と前記副レール軌道との間で前記移動体を移動させることが可能な軌道切換レールと、
    レールを有し、当該レールに前記移動体を搭載した状態で、前記副レール軌道を構成するレール軌道の間を移動可能に設けられたシフタであって、当該レール軌道の間を移動することで前記副レール軌道をループ状に形成するシフタと、
    前記副レール軌道に設けられ、作業者が所定の作業を行うために前記移動体が停止するステーションと
    を具備することを特徴とする搬送システム。
  2. 前記副レール軌道には、前記ステーションが3以上設けられ、
    これらステーションは、通常時には前記副レール軌道の一部を構成するレールとなる一方、前記所定の作業が行われるときには前記副レール軌道の位置から前記作業者の位置まで移動し、
    前記ステーションが前記作業者の位置まで移動させられているときに、その移動前に当該ステーションが配置されている位置に配置され、前記副レール軌道の一部となる補助レールを具備することを特徴とする請求項1記載の搬送システム。
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