JPH11245804A - 搬送システム - Google Patents

搬送システム

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JPH11245804A
JPH11245804A JP10053613A JP5361398A JPH11245804A JP H11245804 A JPH11245804 A JP H11245804A JP 10053613 A JP10053613 A JP 10053613A JP 5361398 A JP5361398 A JP 5361398A JP H11245804 A JPH11245804 A JP H11245804A
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Nobuo Yasui
信雄 安井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】主レール軌道の移動体の進行を妨げることなく
副レール軌道において、移動体を周回させることを可能
とし、移動体の進行順序に自由度を持たせる。 【解決手段】この搬送システムは、主レール軌道20と
副レール軌道22とを有する軌道構成となっており、こ
れらのレール軌道上を自走台車21が走行する。主レー
ル軌道20と副レール軌道22とが隣接する位置には、
シフタ23が図の上下方向に移動可能に設けられてい
る。シフタ23は軌道切換レール24と軌道切換レール
25とを有している。自走台車21を主レール軌道20
から副レール軌道22へ移動する場合には、自走台車2
1を載置した状態で軌道切換レール24が副レール軌道
22に移動し、これにより自走台車21が移動させられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷物を積載した自
動走行可能な移動体をレール軌道に沿って案内する搬送
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、荷物を積載した自走可能な移動体
を所定のレール軌道に沿って案内する搬送システムは、
例えば図1に示すようなレール軌道構成となっていた。
同図に示すように、この搬送システムは、ループ状に敷
設された主レール軌道1と、主レール軌道1から分岐し
て敷設された副レール軌道2とを備えている。これらの
主レール軌道1および副レール軌道2に沿って自走台車
4が図中矢印で示す方向に走行するようになっている。
【0003】主レール軌道1と副レール軌道2の分岐点
にはシフタ5aが設けられている。シフタ5aは、レー
ルが主レール軌道1と副レール軌道2との間を移動可能
に設けられたものであり、自走台車4を載置した状態で
主レール軌道1から副レール軌道2に移動し、これによ
り自走台車4が副レール軌道2に移動させられる。この
後、自走台車4は副レール軌道2に沿って走行し、シフ
タ5aは主レール軌道1に戻る。
【0004】さて、副レール軌道2には、ステーション
3が配設されており、ステーション3は、図の紙面垂直
方向である上下方向に移動可能になされている。このよ
うな搬送システムでは、レール軌道が天井に吊り下げら
れた状態、つまり作業者等の上方に敷設されている場合
が多い。このため、上述のように主レール軌道1から副
レール軌道2に移動させられた自走台車4はステーショ
ン3に収容された後、作業者のいる下方に移動させら
れ、荷物積み替え作業等の所定の作業が行われる。
【0005】所定の作業が終了した後、自走台車4を載
置したステーション3は上昇し、自走台車4は副レール
軌道2に戻される。そして、自走台車4は副レール軌道
2を走行した後、シフタ5bによって主レール軌道1に
戻される。
【0006】このように所定の作業を行う場合には、自
走台車4を主レール軌道1から副レール軌道2のステー
ション3に収容することによって、主レール軌道1を走
行する他の自走台車4の進行を妨げないようにしてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図1に示す搬
送システムでは、例えば副レール軌道2を2台の自走台
車4が走行している場合に、後を進行する自走台車4を
ステーション3に停止させた後に前を走行する自走台車
4をステーション3に停止させるには、前を走行する自
走台車4をシフタ5bにより一旦主レール軌道1に戻し
て主レール軌道1を走行させた後、シフタ5aによって
再度副レール軌道1に移動させる必要がある。このよう
な動作が行われると、主レール軌道1上の他の自走台車
4の走行が妨げられることがある。
【0008】また、2台の自走台車4が副レール軌道を
走行している場合に、後を走行する自走台車4を先に主
レール軌道1に戻すことができない。
【0009】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
ものであり、主レール軌道の移動体の進行を妨げること
なく副レール軌道において、移動体を周回させることに
より副レール軌道における移動体の進行順序に自由度を
持たせることが可能な搬送システムを提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1に記載の搬送システムは、自動走
行可能な移動体と、前記移動体を所定の軌道に沿って案
内するようにレールが敷設された主レール軌道と、前記
主レール軌道と異なる軌道に沿って前記移動体を案内す
るようにレールがループ状に敷設された副レール軌道
と、前記移動体を搭載して前記主レール軌道と前記副レ
ール軌道との間を移動可能に設けられ、前記主レール軌
道または前記副レール軌道に配置されているときには、
それぞれのレール軌道の一部を構成するレールとなり、
前記主レール軌道と前記副レール軌道との間で前記移動
体を移動させることが可能な軌道切換レールとを具備す
ることを特徴とする。
【0011】この構成によれば、副レール軌道がループ
状に敷設されているため、移動体を主レール軌道に戻す
ことなく、副レール軌道に沿って移動体を周回させるこ
とができる。従って、主レール軌道上の他の移動体の進
行を妨げることがない。
【0012】また、主レール軌道を進行する移動体が荷
物等を積載していない場合などには、この移動体を副レ
ール軌道に移動させて待機させることができる。従っ
て、主レール軌道には、必要な移動体のみを進行させる
ことが可能となり、主レール軌道において、移動体を円
滑に進行させることができる。
【0013】また、副レール軌道は、複数の移動体を周
回させることが可能であるため、副レール軌道を進行す
る移動体の進行順序に関わりなく、任意の順序にしたが
って移動体を主レール軌道に戻すことができる。つま
り、副レール軌道に移動させられた順序に関わりなく、
移動体の進行順序を入れ替えることが可能となり、移動
体の進行順序に自由度を持たせることができる。また、
複数の移動体を待機させる場合にも、それぞれの移動体
を任意の順序で主レール軌道に戻すことができるため、
待機する移動体毎に副レール軌道を設ける必要がなく、
レール軌道構成を簡易とすることができる。
【0014】また、軌道切換レールにより移動体を主レ
ール軌道から副レール軌道へ移動させた後、その移動体
を副レール軌道を周回させることにより、同一の軌道切
換レールで移動体を再び主レール軌道へ戻すことができ
る。従って、移動体を主レール軌道から副レール軌道へ
移動させるための軌道切換レールと副レール軌道から主
レール軌道へ移動させるための軌道切換レールとを個別
に設ける必要がなく構成を簡易とすることができる。
【0015】また、請求項2に記載の搬送システムは、
請求項1に記載の搬送システムにおいて、前記副レール
軌道には、所定の作業を行うために前記移動体が停止す
るステーションが設けられていることを特徴とする。
【0016】この構成によれば、移動体に荷物積載等の
所定の作業を行う場合には、この移動体は、ループ状に
敷設された副レール軌道に設けられたステーションに停
止することができる。従って、主レール軌道上で所定の
作業を行う必要がないため、主レール軌道を進行する他
の移動体の妨げとならない。また、ステーションにおい
て荷物を積載可能な移動体、つまり荷物を積載していな
い移動体や、ステーションに他の移動体が停止中に、こ
のステーションで降ろす荷物を積載した移動体などの複
数の移動体を副レール軌道で待機させることができる。
この場合、副レール軌道の移動体の進行順序に関わりな
く所望の移動体を先にステーションに停止させることが
できる。
【0017】また、請求項3に記載の搬送システムは、
請求項1または2に記載の搬送システムにおいて、前記
副レール軌道は、所定の作業を行うために前記移動体が
停止するステーションを複数有することを特徴とする。
【0018】この構成によれば、ループ状に敷設された
副レール軌道に複数の移動体が進行している場合に、前
を進行する移動体が複数のステーションを一旦通過して
周回することにより、後を進行する移動体は任意に選択
されたステーションに停止することが可能である。従っ
て、副レール軌道を進行する移動体の進行順序に関わり
なく、複数の移動体がそれぞれ任意のステーションに停
止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。 A.第1実施形態 まず、図2は本発明の第1実施形態に係る搬送システム
を示す平面図である。同図において、符号20は、この
搬送システムの主レール軌道を示す。主レール軌道20
は後述するシフタ23の部分のみが開放されたC字状に
レールが敷設されており、この主レール軌道20上を自
動走行可能な自走台車(移動体)21が図中矢印で示す
方向に走行するようになっている。このような自走台車
21の駆動方法としては、例えば主レール軌道20およ
び後述する副レール軌道22に沿って給電線を敷設し、
この給電線から自走台車21が非接触または接触で電力
を受け取って駆動力を発生する方法などがある。
【0020】主レール軌道20の図中の下方には、副レ
ール軌道22が敷設されている。副レール軌道22は、
U字状にレールが敷設されたレール軌道22a,22b
が対向するように配置されており、後述する軌道切換レ
ール24または軌道切換レール25とステーション30
がレール軌道22a,22bの間にそれぞれ配置される
ことによって副レール軌道22はループ状になされるよ
うになっている。これによって、自走台車21は副レー
ル軌道22上を周回することが可能となっている。
【0021】主レール軌道20と副レール軌道22とが
隣接する位置には、シフタ23が図の上下方向である水
平方向に移動可能に配設されている。シフタ23には、
軌道切換レール24と、軌道切換レール24と平行に配
置される軌道切換レール25が取り付けられており、軌
道切換レール24、軌道切換レール25はシフタ23の
移動に伴って移動するようになっている。
【0022】軌道切換レール24は、通常時は、図示の
ように主レール軌道20の一部を構成するレールとなっ
ており、これにより主レール軌道20はループ状になさ
れ、自走台車21は主レール軌道20上を周回すること
が可能となる。
【0023】主レール軌道20を走行中の自走台車21
を副レール軌道22に移動させるときには、軌道切換レ
ール24に自走台車21を載置した状態で、図示せぬ駆
動機構によりシフタ23が図3に示す位置に移動させら
れる。これによって軌道切換レール24上に載置された
自走台車21は、主レール軌道20から副レール軌道2
2に移動させられる。このとき、軌道切換レール24は
副レール軌道22の一部を構成するレールとなってい
る。このように自走台車21を移動させると、軌道切換
レール24は図2に示す位置に戻るようになっている。
【0024】軌道切換レール25は、通常時は、図示の
ように副レール軌道22の一部を構成するレールとなっ
ており、これにより副レール軌道22はループ状になさ
れ、自走台車21は副レール軌道22上を周回すること
が可能となる。軌道切換レール25に自走台車21を載
置した状態で、シフタ23を図2に示す位置に移動させ
ることによって、副レール軌道22から主レール軌道2
0に自走台車21を移動させることができる。
【0025】さて、副レール軌道22における2つのレ
ール軌道22a,22bの間には、ステーション30が
配設されている。ステーション30は、図の紙面垂直方
向である上下方向に移動可能になされており、通常時
は、図示のように副レール軌道22の一部を構成するレ
ールとなっている。
【0026】この搬送システムでは、主レール軌道20
および副レール軌道22は天井に吊り下げられた状態、
つまり作業者の上方に敷設されており、ステーション3
0が自走台車21を載置した状態で下方に移動すること
により、自走台車21が作業者の位置まで下降させられ
る。この状態で自走台車21に荷物を積載するといった
所定の作業が行われた後、ステーション30は副レール
軌道22の位置まで上昇し、これにより自走台車21は
副レール軌道22に戻される。
【0027】次に、本実施形態に係る搬送システムにお
いて、主レール軌道20を走行する自走台車21に荷物
積載等の所定の作業を行った後、再び主レール軌道20
に自走台車21を戻す場合の動作について説明する。
【0028】まず、図3に示すように、自走台車21を
軌道切換レール24上で停止させた後、主レール軌道2
0から副レール軌道22に軌道切換レール24を移動さ
せる。これにより自走台車21は主レール軌道20から
副レール軌道22に移動させられる。この後、シフタ2
3は元の位置に戻るため、主レール軌道20および副レ
ール軌道22が分断されることがない。従って、主レー
ル軌道20および副レール軌道22上の他の自走台車2
1の走行を妨げない。
【0029】この後、自走台車21は副レール軌道22
を矢印で示す方向に向けて走行し、ステーション30上
で停止する。そして、ステーション30が図の紙面奥側
である下方に移動し、作業者によって荷物積載等の所定
の作業が行われる。
【0030】作業者による所定の作業が終了した後、ス
テーション30は副レール軌道22の位置まで上昇し、
自走台車21が副レール軌道22に戻される。そして、
自走台車21が副レール軌道22に配置されている軌道
切換レール25の位置まで走行させられた後、軌道切換
レール25が主レール軌道20に移動することにより自
走台車21は主レール軌道20に戻される。この後、シ
フタ23は元の位置に戻るため、主レール軌道20およ
び副レール軌道22が分断されることがない。
【0031】このように本実施形態に係る搬送システム
では、自走台車21の主レール軌道20から副レール軌
道22への移動、および副レール軌道22から主レール
軌道20への移動を同一のシフタ23によって行うこと
ができるため、構成が簡易である。
【0032】また、例えば自走台車21が荷物を積載し
ていない場合などには、自走台車21を主レール軌道2
0から副レール軌道22へ移動させて、副レール軌道2
2を周回させた後、所定の位置に停止させて副レール軌
道22上に自走台車21を待機させることが可能とな
る。従って、主レール軌道20には必要な自走台車のみ
を走行させることができる。従って、主レール軌道20
において自走台車21の走行を円滑にすることができ
る。
【0033】ところで、図1に示すような従来の搬送シ
ステムにおいては、副レール軌道2に複数の自走台車4
を待機させた場合には、副レール軌道2に待機させた複
数の自走台車4の中で前を走行する自走台車4を主レー
ル軌道1に戻した後でなければ、後を走行する自走台車
4を主レール軌道1に戻すことができない。このような
場合にも、本実施形態に係る搬送システムでは、前を走
行する自走台車21を周回させることによって、後を走
行する自走台車21を先に主レール軌道20に戻すこと
ができる。従って、複数の自走台車21を待機させるた
めに、複数の副レール軌道を設ける必要がなくなり、搬
送システムにおけるレール軌道構成を簡易とすることが
できる。
【0034】また、副レール軌道22に複数の自走台車
21が走行している場合に、前を走行する自走台車21
を周回させることにより後を走行する自走台車21を先
にステーション30上に停止させて所定の作業を行うこ
とができる。このように副レール軌道22を走行する自
走台車21の走行順序に関わりなく、任意に選択された
自走台車21をステーション30に停止させることがで
きる。
【0035】B.第2実施形態 図4は、本発明の第2実施形態に係る搬送システムを示
す。本実施形態においては、第1実施形態における副レ
ール軌道22にステーション30a,30bが設けられ
ている。この搬送システムによれば、それぞれのステー
ション30a,30bに自走台車21を停止させること
ができ、2台の自走台車21に荷物積載等の所定の作業
を同時に行うことができる。
【0036】さらに、この搬送システムにおいては、副
レール軌道22がループ状に敷設されているため、自走
台車21を周回させることが可能である。従って、副レ
ール軌道22に2台の自走台車21a,21bが走行し
ている場合、前を走行する自走台車21aがステーショ
ン30a,30bを一旦通過して周回することにより、
後を走行する自走台車21bをステーション30aに、
前を走行する自走台車21aをステーション30bに停
止させることができる。
【0037】また、副レール軌道22の3箇所以上にス
テーションを設け、これらのステーションが図の紙面奥
側である下方に移動しているときに、副レール軌道22
の一部となる位置、すなわち移動する前のステーション
のそれぞれが配置されていた位置に配置される補助レー
ルを設けるようにしてもよい。このようにすれば、3台
以上の自走台車をその走行順序に関わりなく任意のステ
ーションに停止させることができる。
【0038】C.変形例 なお、上述した第1または第2実施形態に係る搬送シス
テムにおいては、図5に示すような変形が可能である。
同図に示すように、この搬送システムにおいては、副レ
ール軌道22は、湾曲したレール軌道52,53,5
4,55と、図中の左右側にそれぞれ配置されたシフタ
50,56とから構成されている。
【0039】シフタ50,56は、図示せぬ駆動機構に
より図の左右方向に移動可能になされている。また、シ
フタ50には軌道切換レール51aが、シフタ56には
軌道切換レール56aが取り付けられており、通常時は
図示のようにレール軌道52の端部側に軌道切換レール
51aが、レール軌道55の端部側に軌道切換レール5
6aがそれぞれ配置されるようになっている。
【0040】この構成の下、シフタ23により主レール
軌道20から副レール軌道22に移動させられた自走台
車21は、レール軌道52上を走行して軌道切換レール
51a上で停止する。この状態でシフタ50が図の左側
に移動することにより、軌道切換レール51aがレール
軌道54の端部側に移動する。この後、自走台車21は
レール軌道54上を走行してステーション30に停止
し、荷物積載等の作業が行われる。
【0041】荷物積載等の作業が終了した後、自走台車
21はレール軌道55上を走行した後、軌道切換レール
56a上で停止する。そして、シフタ56が図の左側に
移動することによって、軌道切換レール56bがレール
軌道53の端部側に移動する。この後、自走台車21は
レール軌道53上を走行し、シフタ23により主レール
軌道20に戻される。
【0042】この搬送システムでは、シフタ50、56
によって副レール軌道22をループ状に形成して自走台
車21が周回できるようにしている。このようにシフタ
50,56を設けることにより副レール軌道22を形成
するため、副レール軌道22を敷設するために必要とさ
れる領域を小さくすることができる。
【0043】また、図6に示すような変形も可能であ
る。同図に示すように、この変形例においては、軌道切
換レール24の図の上方に補助レール60が配置されて
いる。補助レール60はシフタ23の移動に伴って移動
するようになされており、軌道切換レール24が副レー
ル軌道22に移動した場合には、移動前の軌道切換レー
ル24が配置されていた位置に配置されるようになって
いる。この構成によれば、軌道切換レール24が自走台
車21を載置して副レール軌道22に移動した時にも、
補助レール60が主レール軌道20の一部となるため、
主レール軌道が分断されることがない。従って、主レー
ル軌道上を走行する自走台車21の走行を妨げない。
【0044】また、上述の実施形態においては、主レー
ル軌道20はループ状に敷設されていたが、これに限ら
ず任意の軌道に沿って敷設するようにしてもよく、例え
ば工場や病院などの2つの部屋の間に敷設するようにし
てもよい。
【0045】また、上述の実施形態ににおいては、ステ
ーション30は下方に移動可能に設けられていたが、ス
テーション30を上方に移動可能に設けるようにしても
よい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
主レール軌道の移動体の進行を妨げることなく副レール
軌道において、移動体を周回させることが可能となる。
従って、副レール軌道を進行する移動体の進行順序に自
由度を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の搬送システムを示す平面図である。
【図2】 本発明の第1実施形態に係る搬送システムを
示す平面図である。
【図3】 前記第1実施形態に係る搬送システムにおい
て、自走台車を主レール軌道から副レール軌道へ移動さ
せた場合を示す図である。
【図4】 本発明の第2実施形態に係る搬送システムを
示す平面図である。
【図5】 前記第1または第2実施形態に係る搬送シス
テムの変形例を示す図である。
【図6】 前記第1または第2実施形態に係る搬送シス
テムの他の変形例を示す図である。
【符号の説明】
20…主レール軌道、21…自走台車(移動体)、22
…副レール軌道、23…シフタ、24…軌道切換レー
ル、25…軌道切換レール、30…ステーション、30
a,30b…ステーション、50,56…シフタ、51
a,56a…軌道切換レール、60…補助レール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動走行可能な移動体と、 前記移動体を所定の軌道に沿って案内するようにレール
    が敷設された主レール軌道と、 前記主レール軌道と異なる軌道に沿って前記移動体を案
    内するようにレールがループ状に敷設された副レール軌
    道と、 前記移動体を搭載して前記主レール軌道と前記副レール
    軌道との間を移動可能に設けられ、前記主レール軌道ま
    たは前記副レール軌道に配置されているときには、それ
    ぞれのレール軌道の一部を構成するレールとなり、前記
    主レール軌道と前記副レール軌道との間で前記移動体を
    移動させることが可能な軌道切換レールとを具備するこ
    とを特徴とする搬送システム。
  2. 【請求項2】 前記副レール軌道には、所定の作業を行
    うために前記移動体が停止するステーションが設けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の搬送システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記副レール軌道は、所定の作業を行う
    ために前記移動体が停止するステーションを複数有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の搬送システム。
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