JP2568286Y2 - 摩擦ロック装置 - Google Patents

摩擦ロック装置

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JP2568286Y2
JP2568286Y2 JP1990004322U JP432290U JP2568286Y2 JP 2568286 Y2 JP2568286 Y2 JP 2568286Y2 JP 1990004322 U JP1990004322 U JP 1990004322U JP 432290 U JP432290 U JP 432290U JP 2568286 Y2 JP2568286 Y2 JP 2568286Y2
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D11/00Additional features or accessories of hinges
    • E05D11/08Friction devices between relatively-movable hinge parts

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はラップトップタイプのパーソナルコンピュー
タ、ワードプロセッサなどのディスプレイ装置の角度調
整や回転蓋の角度調整に適用することができる摩擦ロッ
ク装置に関する。
[従来の技術] 上述のようなラップトップタイプの電子機器では、そ
のディスプレイ装置を見易い角度に保持する必要があ
り、ディスプレイ装置の回転を摩擦力によってロックす
る摩擦ロック装置が従来より使用されている。
第13図はこの摩擦ロック装置の従来例を示す。Ω形状
の弯曲板20と平板状の基板21との間に、軸体23が挟まれ
ている。軸体23はその外周面が弯曲板20内面と基板21の
上面とに接触した状態で回転するようになっており、弯
曲板20および基板21をねじ24で締結することにより装置
が組み立てられている。この摩擦ロック装置は例えば、
ディスプレイ装置の枢支部位に設けられるものであり、
軸体23をディスプレイ装置に連結する一方、基板21(又
は弯曲板20)を電子機器の本体に固定することにより、
軸体23と基板21および弯曲板20との間に生じる摩擦力で
ディスプレイ装置の傾角保持を行うようになっている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、摩擦ロック装置では軸体23と弯曲板20およ
び基板21とが経時的に摩耗を生じ易く、この摩耗によっ
て、これらの間に生じる摩擦力が減少する。ところが従
来装置では、組付がねじ24によって行われて、この摩耗
に追従できないため、回転ロック力が経時的に低下する
問題を有している。
本考案はこのような事情を考慮してなされたものであ
り、摩耗が生じても一定の摩擦力を維持することがで
き、安定した回転ロック力を得ることが可能な摩擦ロッ
ク装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本考案は、軸体と、軸体を相
対的に回転可能に保持し、縮小することによって軸体を
締付けるギャップを有する保持部材と、保持部材のギャ
ップを縮小する方向に付勢する圧接ばねとを備えている
ことを特徴とする摩擦ロック装置。
この場合、前記保持部材は軸体と接触する突起部を有
しても良く、あるいは軸体を包囲するように二つ折りに
しても良い。
さらに、前記保持部材は平板状の基板とΩ形状の弯曲
板との組み合わせによって構成したり、又は対向組み付
けされる2のΩ形状の弯曲板によって構成しても良い。
[作用] 軸体と保持部材との相対回転は、これらの間に生じる
摩擦力でロックされるが、保持部材がギャップを有し、
ばねにより、一定の圧接状態を維持するようになってお
り、摩耗に追従して安定した回転ロック力が得られる。
[実施例] 以下、本考案を図面に示す実施例により具体的に説明
する。なお、各実施例において、同一の要素は同一の符
号で対応させて、重複する説明を省略する。
第1図〜第5図は本考案の第1実施例を示し、軸体1,
保持部材2およびばね4を有して構成されている。保持
部材2は筒部2aの両端にフランジ部2b,2bが一体的に連
設され、筒部2a内に軸体1が相対回転可能に挿入されて
いる。この軸体1の挿入状態に対して保持部材2のフラ
ンジ部2b,2bはある程度のギャップを有した状態で重合
されている。そして、この保持部材2はベース板3上に
載置されて、下方のフランジ部2b,およびベース板3に
ねじ5が螺合されている。この場合上方のフランジ部2b
にはねじ5が単に貫通しているだけである。前記ばね4
はこのねじ5の頭部と上方のフランジ部2bとの間に介挿
されるようにねじ5の軸部に外挿されている。また、保
持部材2の筒部2a内面には突起6,6が突出形成されてい
る。この突起6,6は上下方向から軸体1の外周面に当接
するように、その先端面が円弧状となっており、突起6,
6を介して軸体1と保持部材2との接触が図られてい
る。このような構造では、突起6,6と軸体1との間に摩
擦力が生じ、この摩擦力で軸体1の相対回転がロックさ
れる。前記ばね4は上方のフランジ部2bに当接すること
により、そのばね力で保持部材2を弾発しており、保持
部材2の突起6,6は良好な弾発力Fで軸体1に圧接され
ている。
以上の構成において、軸体1を例えば、ディスプレイ
装置に連結する一方、ベース板3を電子機器の本体に固
着することにより、突起6,6と軸体1との間に生じる摩
擦力で軸体1の回転がロックされ、ディスプレイ装置の
傾角保持が行われる。この場合、軸体1はその正逆両方
向の回転に対して、同一の摩擦力で回転ロックが行われ
る。そして、軸体1および突起6,6に摩耗が生じても、
これらがばね4により圧接状態を維持するようになって
いるため、長期の間、安定したロック力を作用させるこ
とができ、耐久性が向上する。
第6図および第7図はこの実施例の変形例を示し、軸
体1に軸方向の貫通穴7が形成されている。この貫通穴
7には電子機器の配線用コードを挿通させることがで
き、これにより電子機器の配線構造が簡素化され、配線
作業も容易となるメリットがある。
第8図〜第12図は本考案の第2実施例を示し、軸体1
が長尺に形成され、この軸体1の延長部分に捩りばね8
が外挿されている。この外挿状態において捩りばね8の
一端側のフック部8aは軸体1の軸端に形成されたフック
スリット9内に挿入されて掛止されると共に、他端側の
フック部8bはベース板3に切欠き形成されたフックスリ
ット10内に挿入されて掛止されている。なお、かかる捩
りばね8はトルクを有しない全開状態でセットされるも
のである。
このような構成において、第12図に示す矢印T1方向の
回転力が軸体1に作用すると、軸体1と保持部材2の突
起6,6との間の摩擦力に加えて、捩りばね8のばね力が
作用するため、回転ロック力が大きくなる。
次で、T2方向の回転力が作用するときは、軸体1と突
起6,6との間の摩擦力から捩りばね8のばね力を差し引
いた力で回転ロックが行われるため、ロック力が小さく
なる。これにより、回転方向に応じて軸体1のロック力
の大きさが異なるようになっている。このような本実施
例では、例えばロック力が小さくても良いディスプレイ
装置の直立状態およびロック力を大きく必要とするディ
スプレイ装置の伏臥状態などに合わせた適用ができるた
め、機器の特性に応じた特性を得ることができる。
本考案では、さらに変更が可能である。例えば保持部
材として、第13図に示すような弯曲板および基板を組み
合わせても良く、2枚の弯曲板を対向組み付けしても良
い。また、保持部材の突起を左右に形成しても良く、突
起を形成しなくても良い。さらには保持部材を回転側、
軸体を固定側としてもよい。
[考案の効果] 以上の通り本考案は、ばねにより軸体と保持部材とが
一定の圧接状態を維持するため、摩耗が生じても一定の
摩擦力を保持することができ、耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1〜第5図は本考案の第1実施例の側面図、断面図、
正面図、底面図、右側面図、第6図および第7図はその
変形例の側面図及び断面図、第8図〜第12図は第2実施
例の側面図、断面図、正面図、底面図、右側面図、第13
図は従来例の側面図である。 1……軸体、2……保持部材、4……ばね、6……突
起。

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸体と、軸体を相対的に回転可能に保持
    し、縮小することによって軸体を締付けるギャップを有
    する保持部材と、保持部材のギャップを縮小する方向に
    付勢する圧接ばねとを備えていることを特徴とする摩擦
    ロック装置。
  2. 【請求項2】前記保持部材は前記軸体と接触する突起部
    を有している請求項第(1)記載の摩擦ロック装置。
  3. 【請求項3】前記保持部材は前記軸体を包囲するように
    二つ折りされている請求項第(1)記載の摩擦ロック装
    置。
  4. 【請求項4】前記保持部材は平板状の基板とΩ形状の弯
    曲板との組み合わせによって構成される請求項第(1)
    記載の摩擦ロック装置。
  5. 【請求項5】前記保持部材は対向組み付けされる2のΩ
    形状の弯曲板によって構成される請求項第(1)記載の
    摩擦ロック装置。
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