JP2852676B2 - 軸ロック装置 - Google Patents
軸ロック装置Info
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- fixed
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- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
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- E05D11/00—Additional features or accessories of hinges
- E05D11/08—Friction devices between relatively-movable hinge parts
- E05D11/082—Friction devices between relatively-movable hinge parts with substantially radial friction, e.g. cylindrical friction surfaces
- E05D11/084—Friction devices between relatively-movable hinge parts with substantially radial friction, e.g. cylindrical friction surfaces the friction depending on direction of rotation or opening angle of the hinge
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- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/60—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for other use
- E05Y2900/606—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for other use for electronic devices
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は例えば、ラップトップタイプのワードプロセ
ッサ,パーソナルコンピュータのパネルディスプレイな
どのように、本枚に対して傾角調整を行う必要のある部
材に適用される軸ロック装置に関する。
ッサ,パーソナルコンピュータのパネルディスプレイな
どのように、本枚に対して傾角調整を行う必要のある部
材に適用される軸ロック装置に関する。
[従来の技術] パネルディスプレイなどの機器はオペレータに適合し
た角度に調整する必要があるところから、従来より軸ロ
ック装置が使用されて傾角の無段階調整が行われるよう
になっている。従来の軸ロック装置は、例えば特公昭63
−23407号あるいは実開平1−135397号に示されるよう
に、傾角調整を必要とする機器に直接又は間接的に取り
付けられる回転軸と、機器を支持する本体などの支持部
材に直接又は間接的に取り付けられる固定軸と、これら
回転軸および固定軸に密接状態で外挿されて回転軸の回
転をロックするコイルばねとを備えて構成されている。
機器は回転軸に作用するコイルばねの摩擦トルクによっ
て角度は保持される一方、この摩擦トルク以上の操作力
の作用により回動して傾角調整が行われるようになって
いる。
た角度に調整する必要があるところから、従来より軸ロ
ック装置が使用されて傾角の無段階調整が行われるよう
になっている。従来の軸ロック装置は、例えば特公昭63
−23407号あるいは実開平1−135397号に示されるよう
に、傾角調整を必要とする機器に直接又は間接的に取り
付けられる回転軸と、機器を支持する本体などの支持部
材に直接又は間接的に取り付けられる固定軸と、これら
回転軸および固定軸に密接状態で外挿されて回転軸の回
転をロックするコイルばねとを備えて構成されている。
機器は回転軸に作用するコイルばねの摩擦トルクによっ
て角度は保持される一方、この摩擦トルク以上の操作力
の作用により回動して傾角調整が行われるようになって
いる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら従来の軸ロック装置は、コイルばねが回
転軸および固定軸に外挿されるため、コイルばねが外側
に露出した構造となっている。このためコイルばねと回
転軸や固定軸との間に塗布されている潤滑油が外方に飛
散して周囲に付着するため、適用機器に悪影響を与えて
いる。また、コイルばねやコイルばねと各軸との間に埃
等が侵入し易く、この埃により作動不良を生じ易いもの
となっている。さらにはコイルばねの露出は外観的に好
ましいものではない。
転軸および固定軸に外挿されるため、コイルばねが外側
に露出した構造となっている。このためコイルばねと回
転軸や固定軸との間に塗布されている潤滑油が外方に飛
散して周囲に付着するため、適用機器に悪影響を与えて
いる。また、コイルばねやコイルばねと各軸との間に埃
等が侵入し易く、この埃により作動不良を生じ易いもの
となっている。さらにはコイルばねの露出は外観的に好
ましいものではない。
本発明はこれらの事情を考慮してなされたものであ
り、コイルばねが外側に露出することのない構造を有し
た軸ロック装置を提供することを目的としている。
り、コイルばねが外側に露出することのない構造を有し
た軸ロック装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成する本発明の軸ロック装置は、中空の
固定軸と、該固定軸に挿入される部分にスリットを有
し、この部分が固定軸に回転可能に挿入されて取り付け
られた回転軸と、前記固定軸に挿入された部分の回転軸
に巻き回される格好で、前記固定軸の内面に密接するよ
うに内挿されると共に少なくとも一端が前記回転軸のス
リットに掛止されたコイルばねとを備え、固定軸に対す
るコイルばねのロック力以上の負荷により前記固定軸と
の間で滑動することを特徴とする。
固定軸と、該固定軸に挿入される部分にスリットを有
し、この部分が固定軸に回転可能に挿入されて取り付け
られた回転軸と、前記固定軸に挿入された部分の回転軸
に巻き回される格好で、前記固定軸の内面に密接するよ
うに内挿されると共に少なくとも一端が前記回転軸のス
リットに掛止されたコイルばねとを備え、固定軸に対す
るコイルばねのロック力以上の負荷により前記固定軸と
の間で滑動することを特徴とする。
また、本発明の軸ロック装置は、前記コイルばねは複
数であり、その全部のコイルばねの巻き回し方向が同一
か、またはその一部のコイルばねの巻き回し方向が逆方
向であることを特徴とする。
数であり、その全部のコイルばねの巻き回し方向が同一
か、またはその一部のコイルばねの巻き回し方向が逆方
向であることを特徴とする。
[作 用] コイルばねは回転軸の外部で固定軸の内部に収納され
ており、外側に露出することなく、かつ固定軸の内面に
圧接して所定の作用を行うようになっている。
ており、外側に露出することなく、かつ固定軸の内面に
圧接して所定の作用を行うようになっている。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の実施例を具体的に
説明する。なお、各実施例において、同一要素は同一符
号を付して対応させることにより重複する説明を省略す
る。
説明する。なお、各実施例において、同一要素は同一符
号を付して対応させることにより重複する説明を省略す
る。
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例を示す。軸
ロック装置は傾角調整を必要とする機器(図示せず)を
本体に回動可能に支持する枢支部位に設けられるもので
あり、固定側の本体側に設けられる固定軸2と、傾角調
整が行われる機器側に設けられる回転軸3と、固定軸2
の中空の内面に密接するコイルばね4とを備えている。
固定軸2は側面「U」字形の固定ブラケット1に固着さ
れ、この固定ブラケット1が本体に直接又は間接に取り
付けられることにより、固定軸2の本体への取り付けが
行われている。本例においては固定ブラケット1の両側
の側辺部に固定軸2が固着されて支持されている。この
固定軸2は中空軸となっており、コイルばね4がその内
面から密接するように内挿されている。これによりコイ
ルばね4の外側への露出が防止されている。これに対し
回転軸3は段付きの軸に成形され、左端側の小径部3cが
固定軸2内に遊挿されている。そして固定軸2内に挿入
された先端部分には平座金6およびEリング7が取り付
けられて、回転軸3の抜け止めが行われている。また、
この回転軸3の小径部3cと固定軸2との間にはスペーサ
8が介挿されている。スペーサ8はコイルばね4を挟む
ように、その両側に設けられており、これによりコイル
ばね4の軸方向のずれ移動を防止すると共に、回転軸3
の小径部3cの軸受としても使われている。コイルばね4
は一端が自由端となっているが、他端が内方に延設され
てフック部4aとなっている。このフック部4aに対応する
回転軸3の小径部3cにはスリット3dが形成されており、
フック部4aはこのスリット3d内に挿入されて回転軸3と
の係合が行われている。
ロック装置は傾角調整を必要とする機器(図示せず)を
本体に回動可能に支持する枢支部位に設けられるもので
あり、固定側の本体側に設けられる固定軸2と、傾角調
整が行われる機器側に設けられる回転軸3と、固定軸2
の中空の内面に密接するコイルばね4とを備えている。
固定軸2は側面「U」字形の固定ブラケット1に固着さ
れ、この固定ブラケット1が本体に直接又は間接に取り
付けられることにより、固定軸2の本体への取り付けが
行われている。本例においては固定ブラケット1の両側
の側辺部に固定軸2が固着されて支持されている。この
固定軸2は中空軸となっており、コイルばね4がその内
面から密接するように内挿されている。これによりコイ
ルばね4の外側への露出が防止されている。これに対し
回転軸3は段付きの軸に成形され、左端側の小径部3cが
固定軸2内に遊挿されている。そして固定軸2内に挿入
された先端部分には平座金6およびEリング7が取り付
けられて、回転軸3の抜け止めが行われている。また、
この回転軸3の小径部3cと固定軸2との間にはスペーサ
8が介挿されている。スペーサ8はコイルばね4を挟む
ように、その両側に設けられており、これによりコイル
ばね4の軸方向のずれ移動を防止すると共に、回転軸3
の小径部3cの軸受としても使われている。コイルばね4
は一端が自由端となっているが、他端が内方に延設され
てフック部4aとなっている。このフック部4aに対応する
回転軸3の小径部3cにはスリット3dが形成されており、
フック部4aはこのスリット3d内に挿入されて回転軸3と
の係合が行われている。
以上の構成において、回転軸3に第3図のTS方向の力
が作用すると、この力はフック部4aからコイルばね4に
伝達される。コイルばね4に伝達されたTS方向の力はコ
イルばね4の縮径方向のため、コイルばね4と固定軸2
内面との間にスリップ(スリップトルク)が生じる。一
方、回転軸3に第3図のTL方向の力が作用した場合、こ
の力はフック部4aからコイルばね4に伝達される。この
TL方向の力はコイルばね4の拡径方向のため、コイルば
ね4と固定軸2内面との間に摩擦力(ロックトルク)が
生じる。回転軸3はこれらのトルクにより正逆いずれの
方向の回転も制御されるが、スリップトルクよりもロッ
クトルクの方が大きいため、このロックトルクにより回
転軸3の回転が拘束され、機器は一定の角度で保持され
る。従って回転軸3はこれらのトルクにより正逆いずれ
の方向の回転をも制御され、機器は任意の方向の、任意
の角度で保持される。そして、これらのトルクを上回る
回転トルクが回転軸3に作用するように機器を操作する
ことにより、回転軸3が回転するため、機器の傾角調整
を行うことができる。
が作用すると、この力はフック部4aからコイルばね4に
伝達される。コイルばね4に伝達されたTS方向の力はコ
イルばね4の縮径方向のため、コイルばね4と固定軸2
内面との間にスリップ(スリップトルク)が生じる。一
方、回転軸3に第3図のTL方向の力が作用した場合、こ
の力はフック部4aからコイルばね4に伝達される。この
TL方向の力はコイルばね4の拡径方向のため、コイルば
ね4と固定軸2内面との間に摩擦力(ロックトルク)が
生じる。回転軸3はこれらのトルクにより正逆いずれの
方向の回転も制御されるが、スリップトルクよりもロッ
クトルクの方が大きいため、このロックトルクにより回
転軸3の回転が拘束され、機器は一定の角度で保持され
る。従って回転軸3はこれらのトルクにより正逆いずれ
の方向の回転をも制御され、機器は任意の方向の、任意
の角度で保持される。そして、これらのトルクを上回る
回転トルクが回転軸3に作用するように機器を操作する
ことにより、回転軸3が回転するため、機器の傾角調整
を行うことができる。
また、コイルばね4が固定軸2内に挿入されるため、
外側に露出することがない。このため露出に起因する潤
滑油の周辺への飛散や埃付着による作動不良がなくなり
外観も向上する。また、コイルばね4はそのコイル外径
が固定軸2および内径が回転軸3に圧接するため、大き
なトルクを作用させることができ、作動も安定する。
外側に露出することがない。このため露出に起因する潤
滑油の周辺への飛散や埃付着による作動不良がなくなり
外観も向上する。また、コイルばね4はそのコイル外径
が固定軸2および内径が回転軸3に圧接するため、大き
なトルクを作用させることができ、作動も安定する。
第4図は第1実施例の変形例であり、コイルばね4と
して角線コイルが使用されたものである。
して角線コイルが使用されたものである。
第5図ないし第6図は本発明の第2実施例を示し、コ
イルばね4の両方の端部が内方に延設されてフック部4
a,4bとなっている。このフック部4a,4bは共に、回転軸
3の小径部3cに形成されたスリット3dに挿入されて、回
転軸3に掛止されている。この場合、第6図の拡大断面
に示すように、フック部4aと4bは回転軸3の軸方向にず
れた状態で回転軸3に掛止されるものである。
イルばね4の両方の端部が内方に延設されてフック部4
a,4bとなっている。このフック部4a,4bは共に、回転軸
3の小径部3cに形成されたスリット3dに挿入されて、回
転軸3に掛止されている。この場合、第6図の拡大断面
に示すように、フック部4aと4bは回転軸3の軸方向にず
れた状態で回転軸3に掛止されるものである。
このような構成では、第7図のTL1方向の力が回転軸
3に作用すると、その回転力がフック部4aからコイルば
ね4に伝達されてコイルばね4が拡径する。また、第7
図のTL2方向の力が回転軸3に作用すると、その回転力
がフック部4bからコイルばね4に伝達されてコイルばね
が拡径する。従って、いずれの方向の力によってもコイ
ルばね4は固定軸2内面と摩擦を生じるため、コイルば
ね4のロックトルクにより回転軸3の回転が制御され
る。このように本実施例において回転軸3の正逆両方向
の回転でロックトルクが生じるので、このロックトルク
を利用して正逆方向の機器の傾角保持を行うことができ
る。
3に作用すると、その回転力がフック部4aからコイルば
ね4に伝達されてコイルばね4が拡径する。また、第7
図のTL2方向の力が回転軸3に作用すると、その回転力
がフック部4bからコイルばね4に伝達されてコイルばね
が拡径する。従って、いずれの方向の力によってもコイ
ルばね4は固定軸2内面と摩擦を生じるため、コイルば
ね4のロックトルクにより回転軸3の回転が制御され
る。このように本実施例において回転軸3の正逆両方向
の回転でロックトルクが生じるので、このロックトルク
を利用して正逆方向の機器の傾角保持を行うことができ
る。
第8図は本発明の第3実施例を示す。この実施例では
2つのコイルばね4,4が固定軸2内面に密接するように
内挿されている。これらのコイルばね4,4は巻方向が逆
巻きとなっていると共に、一方の端部がそれぞれフック
部4a,4aとなって回転軸3に掛止されている。このよう
な構成では回転軸3の一方向への回転力が作用すると、
一方のコイルばね4が固定軸2との間にスリップトルク
が生じると共に、他方のコイルばね4が拡径して固定軸
2との間にロックトルクが生じる。これと反対方向への
回転力が作用した場合も同様であり、一方のコイルばね
4からロックトルクが生じ、他方のコイルばね4からス
リップトルクが生じる。従って回転軸3はロックトルク
とスリップトルクの総和によって正逆いずれの方向の回
転も制御されるため、機器の傾角保持が可能となってい
る。この場合、コイルばね4として同一の巻き方向のも
のを使用することも可能で、この場合には回転軸3の回
転方向により2つのコイルばね4,4のロックトルクの総
和またはスリップトルクの総和が作用して、正逆両方向
の回転軸3の回転を制御することができる。
2つのコイルばね4,4が固定軸2内面に密接するように
内挿されている。これらのコイルばね4,4は巻方向が逆
巻きとなっていると共に、一方の端部がそれぞれフック
部4a,4aとなって回転軸3に掛止されている。このよう
な構成では回転軸3の一方向への回転力が作用すると、
一方のコイルばね4が固定軸2との間にスリップトルク
が生じると共に、他方のコイルばね4が拡径して固定軸
2との間にロックトルクが生じる。これと反対方向への
回転力が作用した場合も同様であり、一方のコイルばね
4からロックトルクが生じ、他方のコイルばね4からス
リップトルクが生じる。従って回転軸3はロックトルク
とスリップトルクの総和によって正逆いずれの方向の回
転も制御されるため、機器の傾角保持が可能となってい
る。この場合、コイルばね4として同一の巻き方向のも
のを使用することも可能で、この場合には回転軸3の回
転方向により2つのコイルばね4,4のロックトルクの総
和またはスリップトルクの総和が作用して、正逆両方向
の回転軸3の回転を制御することができる。
第9図は第3実施例の変形例であり、4つのコイルば
ね4が固定軸に内挿されている。これらコイルばね4は
全てを同一の巻き方向としても良く、その一部を逆の巻
き方向としても良く、適宜選定することができる。これ
により種々のトルク特性を容易に得ることができるメリ
ットがある。
ね4が固定軸に内挿されている。これらコイルばね4は
全てを同一の巻き方向としても良く、その一部を逆の巻
き方向としても良く、適宜選定することができる。これ
により種々のトルク特性を容易に得ることができるメリ
ットがある。
[発明の効果] 以上の通り本発明は、コイルばねを固定軸と回転軸と
にかけて内挿し、又、固定軸に内挿して、その露出を防
止したため、コイルばねの露出に起因する潤滑油の飛
散,外観劣化,埃付着による作動不良などを全てなくす
ことができる効果を有する。
にかけて内挿し、又、固定軸に内挿して、その露出を防
止したため、コイルばねの露出に起因する潤滑油の飛
散,外観劣化,埃付着による作動不良などを全てなくす
ことができる効果を有する。
また、本発明のコイルばねの内接タイプではコイルば
ねの外周が軸の内面に圧接するのでコイルばねの内周が
軸の外面に圧接するものに比べて、ロックトルク及びス
リップトルクが大きくなるメリットがある。
ねの外周が軸の内面に圧接するのでコイルばねの内周が
軸の外面に圧接するものに比べて、ロックトルク及びス
リップトルクが大きくなるメリットがある。
第1図ないし第3図は第1実施例を示す断面図、VI−VI
線断面図および右側面図、第4図は第1実施例の変形例
を示す断面図、第5図は第2実施例の縦断面図、第6図
(a)は同上第5図のX−X線断面図、第6図(b)は
同上第6図(a)の要部拡大図、第7図は同上第2実施
例の右側面図、第8図は第3実施例を示す断面図、第9
図は第3実施例の変形例を示す断面図である。 1……固定ブラケット、2……固定軸、 3……回転軸、4……コイルばね、 4a,4b……フック部。
線断面図および右側面図、第4図は第1実施例の変形例
を示す断面図、第5図は第2実施例の縦断面図、第6図
(a)は同上第5図のX−X線断面図、第6図(b)は
同上第6図(a)の要部拡大図、第7図は同上第2実施
例の右側面図、第8図は第3実施例を示す断面図、第9
図は第3実施例の変形例を示す断面図である。 1……固定ブラケット、2……固定軸、 3……回転軸、4……コイルばね、 4a,4b……フック部。
Claims (2)
- 【請求項1】中空の固定軸と、該固定軸に挿入される部
分にスリットを有し、この部分が固定軸に回転可能に挿
入されて取り付けられた回転軸と、前記固定軸に挿入さ
れた部分の回転軸に巻き回される格好で、前記固定軸の
内面に密接するように内挿されると共に少なくとも一端
が前記回転軸のスリットに掛止されたコイルばねとを備
え、固定軸に対するコイルばねのロック力以上の負荷に
より前記固定軸との間で滑動することを特徴とする軸ロ
ック装置。 - 【請求項2】前記コイルばねは複数であり、その全部の
コイルばねの巻き回し方向が同一か、またはその一部の
コイルばねの巻き回し方向が逆方向であることを特徴と
する請求項1記載の軸ロック装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1340928A JP2852676B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 軸ロック装置 |
US07/634,232 US5211368A (en) | 1989-12-29 | 1990-12-27 | Angle adjusting device for a display device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1340928A JP2852676B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 軸ロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03204409A JPH03204409A (ja) | 1991-09-06 |
JP2852676B2 true JP2852676B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=18341588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1340928A Expired - Fee Related JP2852676B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 軸ロック装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5211368A (ja) |
JP (1) | JP2852676B2 (ja) |
Families Citing this family (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0559516U (ja) * | 1992-01-08 | 1993-08-06 | ブラザー工業株式会社 | 文書作成装置 |
US5540429A (en) * | 1993-12-30 | 1996-07-30 | Icon Health & Fitness, Inc. | Adjustable height basketball standard with telescoping tubes |
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