JPH0916094A - 電動開閉装置 - Google Patents
電動開閉装置Info
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- JPH0916094A JPH0916094A JP16344595A JP16344595A JPH0916094A JP H0916094 A JPH0916094 A JP H0916094A JP 16344595 A JP16344595 A JP 16344595A JP 16344595 A JP16344595 A JP 16344595A JP H0916094 A JPH0916094 A JP H0916094A
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Abstract
実現する。 【構成】 圧縮ねじりコイルバネ13を用いて、圧縮荷
重により液晶ディスプレイ1を軸3に略平行な方向に一
方から付勢し、液晶ディスプレイ1に取付けた駆動歯車
5の端面をフェルト14に押し付け、軸3の回転方向へ
の負荷を発生させることにより、駆動モ−タ−部6のギ
ヤ列のバックラッシによる液晶ディスプレイ1の回動方
向のガタの電動開閉への影響を緩和する。また、ねじり
荷重により液晶ディスプレイ1を矢印B方向へ付勢する
ことにより、液晶ディスプレイ1の回動に必要なモ−メ
ントを軽減する。
Description
の表示部を駆動モーターにより開閉する電動開閉装置に
関するものである。
を用いて説明する。図2は従来の電動開閉装置の正面
図、図6は同装置を最大に開いた状態を示す側面図であ
る。図2及び図6において、1は液晶ディスプレイ、2
は液晶ディスプレイ1の下端に設けられたねじりコイル
バネ、3は液晶ディスプレイ1の軸、4は軸3の軸受
部、5は軸3の一端に取り付けられた駆動歯車、6は駆
動歯車5を駆動させる駆動モーター部、7は台座、8は
液晶ディスプレイ1の軸3の回転方向への軸負荷を発生
させる軸負荷部である。軸3は、台座7に固定された軸
受部4に保持されている。ねじりコイルバネ2の一端
は、液晶ディスプレイ1の下端側面に固定されており、
もう一端は一方の軸受部4に当接している。
断面図である。図3において、9は固定用ワッシャ、1
0は皿バネ、11はその一端が台座7に固定された板バ
ネである。以上のように構成された電動開閉装置につい
て、以下その動作について説明する。
ーター部6より駆動力が伝達され、軸3を回動軸にし
て、液晶ディスプレイ1が図6の矢印A及びB方向に回
動する。液晶ディスプレイ1の回動中、矢印B方向にね
じりコイルバネ2のねじり荷重が作用し、液晶ディスプ
レイ1の自重により発生する重量モーメントを打ち消
し、液晶ディスプレイの回動に必要なモーメントを低減
する。
液晶ディスプレイ1の自重の作用方向の転換位置1a付
近で、駆動モーター部6のギヤ列(図示せず)でのバッ
クラッシ(ギヤとギヤとの噛み合いにおけるガタ)によ
る液晶ディスプレイ1の回動方向のガタの分だけ、液晶
ディスプレイ1の自重により、液晶ディスプレイ1の回
動速度が一瞬速くなる現象が発生する。この現象を防ぐ
ために、軸負荷部8において、軸3の回転方向に軸負荷
を発生させ、液晶ディスプレイ1の回動が一瞬速くなる
現象を目立たなくする。
れたフランジ部3aを板バネ11で両側から挟み、皿バ
ネ10によって両側から付勢して、固定用ワッシャ9で
皿バネ10を保持することにより、板バネ11とフラン
ジ部3aとの間で、摩擦力を発生させ、軸3の回転方向
に軸負荷を発生させる。図4は従来の電動開閉装置の他
の構成の正面図を示すものである。図5は、図4の軸負
荷部の要部拡大断面図を示すものである。
は、ビス13を用いて板バネ12を軸3の上から付勢す
ることによって、板バネ12と軸3との当接部で摩擦力
を発生させ、軸3の回転方向への軸負荷を発生させる構
成になっている。
うな従来の電動開閉装置では、軸負荷部を設けるための
スペースが必要となり、装置が大型化してしまう。ま
た、軸負荷部を構成する板バネやワッシャなどの部品点
数も増加し、コストアップにつながるという問題点があ
った。
のであり、構成に必要なスペースや、部品点数を最小限
にとどめることができる電動開閉装置を提供するもので
ある。
に本発明の電動開閉装置は、表示部を駆動モータにより
開閉する電動開閉装置であって、表示部の下端にその回
動方向に対し直交する方向に設けられた軸と、軸の一端
に設けられた第1の軸受部と、第1の軸受部と表示部と
の間に軸と同軸に配された圧縮ねじりコイルバネと、軸
の他端に設けられた駆動歯車と、駆動モータの回転駆動
力を駆動歯車に伝達するフェルトとを備え、圧縮ねじり
コイルバネの圧縮荷重により表示部を軸に略平行な方向
に一方から付勢して駆動歯車をフェルトに押し当てて駆
動モータの回転駆動力で表示部を回動するものである。
じりコイルバネへ変更し、摩擦を発生する材料を追加す
るだけで、軸の回転方向への軸負荷を得ることができ、
軸負荷部を構成する為のスペースと部品点数を最小限に
とどめることができる。
照しながら説明する。図1は本実施例の電動開閉装置の
正面図である。図1において、従来と同一の構成要素に
は同一番号を付与してその説明は省略する。13は液晶
ディスプレイの下端側面に設けられ軸3と同軸に設けら
れた圧縮ねじりコイルバネ、14は駆動モ−タ−部6を
構成する部材に取り付けられたフェルトである。
閉装置について、その動作の説明をする。液晶ディスプ
レイ1は、圧縮ねじりコイルバネ13の圧縮荷重によ
り、軸3に略平行で矢印C方向に付勢され、駆動歯車5
の端面がフェルト14に押し当てられ、駆動歯車5の端
面とフェルト14との間で摩擦力が発生し、軸3の回転
方向への軸負荷を得る。本実施例では、軸3の回転方向
への軸負荷をより安定させるために、駆動歯車5のフェ
ルト14側の面に挽目加工を施している。また、液晶デ
ィスプレイ1の回動中、液晶ディスプレイ1を開く方向
に、圧縮ねじりコイルバネ13のねじり荷重が作用し、
液晶ディスプレイ1の自重により発生する重量モーメン
トを打ち消し、液晶ディスプレイの回動に必要なモーメ
ントを低減する。
を用いることで、圧縮荷重により液晶ディスプレイ1を
液晶ディスプレイ1の回転軸3に略平行な方向に一方か
ら付勢してフェルトに押し当て、回転軸の回転方向の軸
負荷を発生させ、電動開閉中の液晶ディスプレイ1の回
転方向のガタの影響を緩和すると共に、ねじり荷重を液
晶ディスプレイ1を開ける方向へ作用させ、液晶ディス
プレイ1の回動に必要なモーメントを低減することがで
きる。
て回転軸の回転方向への軸負荷を得ているが、フェルト
の代わりに別の摩擦力を生じる材料を用いてもよい。
ルバネを用いて、圧縮荷重により液晶ディスプレイを液
晶ディスプレイの回転軸に略平行な方向に一方から付勢
してフェルトに押し当てると共に、ねじり荷重により液
晶ディスプレイを開く方向へ付勢するように構成するこ
とにより、電動開閉中の液晶ディスプレイのガタの影響
の緩和と、液晶ディスプレイの回動に必要なモーメント
の低減を同時に実現でき、また軸負荷部を構成するため
のスペースと部品点数を最小限にとどめることができ、
コストダウンすることができるという優れた効果を有す
るものである。
図
大断面図
Claims (1)
- 【請求項1】 表示部を駆動モータにより開閉する電動
開閉装置であって、前記表示部の下端にその回動方向に
対し直交する方向に設けられた軸と、前記軸の一端に設
けられた第1の軸受部と、前記第1の軸受部と前記表示
部との間に前記軸と同軸に配された圧縮ねじりコイルバ
ネと、前記軸の他端に設けられた駆動歯車と、前記駆動
モータの回転駆動力を前記駆動歯車に伝達するフェルト
とを備え、前記圧縮ねじりコイルバネの圧縮荷重により
前記表示部を前記軸に略平行な方向に一方から付勢して
前記駆動歯車を前記フェルトに押し当てて前記駆動モー
タの回転駆動力で前記表示部を回動することを特徴とす
る電動開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16344595A JP3536439B2 (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 電動開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16344595A JP3536439B2 (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 電動開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0916094A true JPH0916094A (ja) | 1997-01-17 |
JP3536439B2 JP3536439B2 (ja) | 2004-06-07 |
Family
ID=15774026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16344595A Expired - Fee Related JP3536439B2 (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 電動開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3536439B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990075222A (ko) * | 1998-03-18 | 1999-10-15 | 윤종용 | 화면각도 조절을 위한 자동 캠 구조를 갖는모니터 |
KR19990075422A (ko) * | 1998-03-20 | 1999-10-15 | 윤종용 | 틸트 토크가 가변되는 힌지부를 갖는 평판디스플레이장치 |
KR100624846B1 (ko) * | 2005-02-18 | 2006-09-20 | 구본영 | 전동식으로 개폐되는 디스플레이장치 및 그 개폐 제어방법 |
KR100703160B1 (ko) * | 2001-02-19 | 2007-04-05 | 삼성전자주식회사 | 디스플레이장치 |
CN100407093C (zh) * | 2003-02-12 | 2008-07-30 | 广达电脑股份有限公司 | 液晶显示器模块支撑装置 |
-
1995
- 1995-06-29 JP JP16344595A patent/JP3536439B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990075222A (ko) * | 1998-03-18 | 1999-10-15 | 윤종용 | 화면각도 조절을 위한 자동 캠 구조를 갖는모니터 |
KR19990075422A (ko) * | 1998-03-20 | 1999-10-15 | 윤종용 | 틸트 토크가 가변되는 힌지부를 갖는 평판디스플레이장치 |
KR100703160B1 (ko) * | 2001-02-19 | 2007-04-05 | 삼성전자주식회사 | 디스플레이장치 |
CN100407093C (zh) * | 2003-02-12 | 2008-07-30 | 广达电脑股份有限公司 | 液晶显示器模块支撑装置 |
KR100624846B1 (ko) * | 2005-02-18 | 2006-09-20 | 구본영 | 전동식으로 개폐되는 디스플레이장치 및 그 개폐 제어방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3536439B2 (ja) | 2004-06-07 |
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Legal Events
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