JPH08202274A - 回転制限機構を有するディスプレイ装置。 - Google Patents

回転制限機構を有するディスプレイ装置。

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Publication number
JPH08202274A
JPH08202274A JP2743695A JP2743695A JPH08202274A JP H08202274 A JPH08202274 A JP H08202274A JP 2743695 A JP2743695 A JP 2743695A JP 2743695 A JP2743695 A JP 2743695A JP H08202274 A JPH08202274 A JP H08202274A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary damper
force
gear
main body
limiting force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2743695A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Amano
裕章 天野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Advantest Corp filed Critical Advantest Corp
Priority to JP2743695A priority Critical patent/JPH08202274A/ja
Publication of JPH08202274A publication Critical patent/JPH08202274A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転するディスプレイ部を有する装置におい
て、微小な回転力に対して容易に回転しないように大き
な制限力をシンプルな回転制限機構で実現する。 【構成】 ディスプレイ部11の側面にロータリダンパ
12の外部ギヤ12bに合わせた内歯車13を設け、外
部ギヤ12bにより回転軸11aの回転方向に対して制
限力を加えるロータリダンパ12を本体部10に固定
し、ロータリダンパ12は外部ギヤ12bに直結した内
部ギヤ12aを設けて、微小な回転力に対して大きな制
限力を有するオイル17を充填する構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転するディスプレイ
部を有する装置において、視角度を調整して見やすくす
るチルト機構の回転を制限する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の回転制限機構を有する装置
を、図3と図4と図5と図6を参照して説明する。本装
置の構成は、図6に示すように、本体部10とディスプ
レイ部11とロータリダンパ12とクラッチ16とで構
成している。ディスプレイ部11は図3に示すようにロ
ータリダンパ12の外部ギヤ12bに合わせた内歯車1
3を設けてあり、固定用ネジ12cで本体部10へ固定
されたロータリダンパ12により回転軸11aの回転方
向に対して制限力が加えられる。ロータリダンパ12は
図4に示すように、外部ギヤ12bに直結された内部ギ
ヤ12aの回転方向の動作に対して、充填されたオイル
17の粘性が制限力となる。ロータリダンパ12は図5
のAに示すように例えば5rpmの低速の回転では制限
力が小さく、例えば20rpmの高速の回転では大きな
制限力を持つ特殊なオイル17が充填されている。図3
に示すようにディスプレイ部11にあるキー11bを押
すときに対して働く微小な回転力に対して大きな制限力
をもたせるために、大きなサイズのロータリダンパ12
を使用している。微小な回転力に対してさらに制限力を
ふやすため、図6に示すように回転軸11aは回転方向
に摩擦力を有するクラッチ16を介して本体部10に固
定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記説明のように、デ
ィスプレイ部11にあるキー11bを押すときに働く微
小な回転力に対して容易に回転しないよう大きな制限力
をもたせるために、従来の特殊なオイルを使用したロー
タリダンパ12では大きなサイズのロータリダンパ12
を使用しなければならないし、微小な回転力に対してさ
らに制限力をふやすために回転軸11aに摩擦力を有す
るクラッチ16を追加しているので本体が大きくなり小
型化する際の障害となっていた。そこで、本発明が解決
しようとする課題は、回転するディスプレイ部11を有
する装置において、微小な回転力に対して容易に回転し
ないように、大きな制限力をシンプルな回転制限機構で
実現することを目的とする。
【0004】
【課題を解決する為の手段】図1から図5は、本発明に
よる解決手段を示している。上記課題を解決するため
に、本発明の構成では、ディスプレイ部11にロータリ
ダンパ12の外部ギヤ12bに合わせた内歯車13を設
け、回転軸11aの回転方向に対して制限力をもつロー
タリダンパ12を本体部10に固定する。ロータリダン
パ12はディスプレイ部11にあるキー11bを押すと
きの微小な回転力に対して,外部ギヤ12bに直結した
内部ギヤ12aのダンパとして従来は小さい制限力を有
する図5のAの特性をもつ極めて粘性の高い半固形状の
オイル17が充填されていたが、本発明では微小な回転
力に対して大きな制限力をもつ図5のBの特性を有する
オイル17を充填する構成手段にする。
【0005】
【作用】本発明に係わる回転制限機構は、ディスプレイ
部11のキー11bを押すときに対して働く微小な回転
力に対して、大きな制限力が働く極めて粘性の高い半固
形状のオイル17を充填しているので、キー11bを軽
く押しただけではディスプレイ部11が容易に回転しな
い機能がある。
【0006】
【実施例】
(実施例1)本発明の実施例1について、図1と図3と
図4と図5を参照して説明する。構成は、図1に示すよ
うに、本体部10と、ディスプレイ部11と、ロータリ
ダンパ12とで構成されている。図3に示すようにディ
スプレイ部11はロータリダンパ12の外部ギヤ12b
に合わせた内歯車13を設けてあり、本体部10に固定
されたロータリダンパ12により回転軸11aの回転方
向に対して制限力が加えられる。ロータリダンパ12は
図4に示すように、外部ギヤ12bに直結された内部ギ
ヤ12aの回転方向の動作に対して、充填されたオイル
17の粘性が制限力となる。ロータリダンパ12は図5
のBに示すような低速と高速での大きな制限力を持つ普
通のオイル17を充填する。これにより、ディスプレイ
部11のキー11bを押したときの微小な回転力に対し
てディスプレイ11cは回転しない。
【0007】(実施例2)本発明の実施例2について、
図2を参照して説明する。構成は実施例1と同じである
が、実施例2では本体部10にロータリダンパ12の外
部ギヤ(12b)に合わせた内歯車13を設けてあり、
ディスプレイ部11にロータリダンパ12を固定してい
る。
【0008】上記実施例1、2の図1と図2では、ロー
タリダンパ12は上下と左右に4個使用した図を示して
いるが、一個以上であれば良く、同様に実施できる。ま
た、ディスプレイ部11はディスプレイ11cやキー1
1bが無いパネルでも良く、同様に実施できる。
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、下記に記載されるような効果を奏する。ロ
ータリダンパ12に低速の回転で制限力の大きな極めて
粘性の高い半固形状のオイル17を充填して、小さいサ
イズのロータリダンパ12でも大きな制限力が得られる
ので本体部10を小型にできる利点がある。また、制限
力を増すためのクラッチ16を使用しなくても済むので
回転機構の構造をシンプルに実現できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の構成図である。
【図2】本発明の実施例2の構成図である。
【図3】ディスプレイ部とロータリダンパとの関係を示
す部分斜視図である。
【図4】ロータリダンパの断面図である。
【図5】本発明と従来のロータリダンパの回転速度に対
する制限力を示す特性比較図である。
【図6】従来の回転制御の構成図である。
【符号の説明】
10 本体部 11 ディスプレイ部 11a 回転軸 11b キー 11c ディスプレイ 12b 外部ギヤ 12a 内部ギヤ 12 ロータリダンパ 12c 固定用ネジ 13 内歯車 16 クラッチ 17 オイル A 従来のオイル特性 B 本発明のオイル特性

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイ部(11)が本体部(1
    0)に対して回転する装置において、 外部ギヤ(12b)に直結している内部ギヤ(12a)
    を有するロータリダンパ(12)を本体部(10)に固
    定して設け、 ディスプレイ部(11)にロータリダンパ(12)の外
    部ギヤ(12b)に噛み合わせた内歯車(13)を設
    け、 上記ロータリダンパ(12)の外部ギヤ(12b)に直
    結している内部ギヤ(12a)に対して、低速回転時の
    制限力が大きいオイル(17)を充填し、 以上を具備していることを特徴とした回転制限機構を有
    するディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 ロータリダンパ(12)の外部ギヤ(1
    2b)に噛み合わせた内歯車(13)を本体部(10)
    に設け、 ロータリダンパ(12)をディスプレイ部(11)に固
    定した、請求項1記載の回転制限機構を有するディスプ
    レイ装置。
  3. 【請求項3】 ロータリダンパ(12)の外部ギヤ(1
    2b)に直結している内部ギヤ(12a)に対して、極
    めて粘性の高い半固形状のオイル(17)を充填し、 請求項1記載の回転制限機構を有するディスプレイ装
    置。
JP2743695A 1995-01-24 1995-01-24 回転制限機構を有するディスプレイ装置。 Pending JPH08202274A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2743695A JPH08202274A (ja) 1995-01-24 1995-01-24 回転制限機構を有するディスプレイ装置。

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2743695A JPH08202274A (ja) 1995-01-24 1995-01-24 回転制限機構を有するディスプレイ装置。

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08202274A true JPH08202274A (ja) 1996-08-09

Family

ID=12221068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2743695A Pending JPH08202274A (ja) 1995-01-24 1995-01-24 回転制限機構を有するディスプレイ装置。

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JP (1) JPH08202274A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009195275A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Kyodo Printing Co Ltd 商品広告装置
US7768399B2 (en) 2004-12-07 2010-08-03 Inventory Systems Gmbh Holder for at least one object
US8823355B2 (en) 2009-02-19 2014-09-02 Inventory Systems Gmbh Feed device for the automatic shifting of objects and method for detecting a movement of a feed unit in a feed device

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2009195275A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Kyodo Printing Co Ltd 商品広告装置
US8823355B2 (en) 2009-02-19 2014-09-02 Inventory Systems Gmbh Feed device for the automatic shifting of objects and method for detecting a movement of a feed unit in a feed device

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040309